JP2001168560A - 電子回路ユニット - Google Patents

電子回路ユニット

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JP2001168560A
JP2001168560A JP34754299A JP34754299A JP2001168560A JP 2001168560 A JP2001168560 A JP 2001168560A JP 34754299 A JP34754299 A JP 34754299A JP 34754299 A JP34754299 A JP 34754299A JP 2001168560 A JP2001168560 A JP 2001168560A
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    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電力部品の熱を効率的に外部に放熱しなが
らも、マイコン等の制御回路素子にはその熱を伝えにく
くする。 【解決手段】 筐体12を、開口部17aを有する第1
分割筐体17、その開口部17a部分に設けられる第2
分割筐体18、蓋部19を接合して構成する。このと
き、第1分割筐体17と第2分割筐体18との間に断熱
材20を挟む。大電力部品15を実装した第1の基板1
3を、第1分割筐体17に熱的接続状態に取付け、マイ
コン16を含む制御回路を実装した第2の基板14を、
第2分割筐体18に熱的接続状態に取付ける。第1分割
筐体17及び第2分割筐体18の外壁部に、放熱フィン
21及び22を夫々設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費電力の大きな
大電力部品やマイコンを含む制御回路等の電子部品を、
筐体内に収納して構成される電子回路ユニットに関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば自動車に搭載さ
れるECU等の電子回路ユニットは、電子部品が実装さ
れた回路基板を、保護用の筐体内に収納して構成されて
いる。この場合、回路基板上に実装される電子部品に
は、パワートランジスタ等の消費電力の大きな(発熱の
大きな)ものがあり、その発熱が自身あるいは比較的熱
に弱い他の電子部品(マイコン等)に悪影響を与えない
ような放熱構造が必要となる。ちなみに、一例をあげる
と、大電力半導体素子の耐熱温度が150℃であるのに
対し、制御回路に使用されるマイコンのような半導体素
子の動作保証温度は110℃となっている。
【0003】図6は、従来の電子回路ユニットの代表的
な放熱構造を例示している。即ち、筐体1は、例えばア
ルミニウム等の熱伝導性の良い材料から、矩形箱状に構
成され、その下面開口部が蓋部2により塞がれるように
なっている。この筐体1の上壁下面部には、図で右側に
位置して、消費電力の大きな大電力部品3を実装した基
板4(熱伝導性の良いセラミック基板)が、その裏面側
を全体を接着して取付けられている。一方、筐体1の上
壁下面部の図で左側に位置して突設された基板取付部1
aに、マイコン5等を実装したプリント配線基板等の制
御回路基板6が、ねじ止めにより取付けられるようにな
っている。また、筐体1の上面には、アルミニウム製の
放熱フィン7が設けられている。かかる構成により、大
電力部品3から発生する熱が、基板4を介して筐体1に
伝達され、さらに放熱フィン7に伝達されて外部に放熱
されるようになっている。
【0004】しかしながら、上記従来構成では、大電力
部品3からの熱が筐体1全体に伝達されるため、その熱
が制御回路基板6ひいてはマイコン5にも伝達されやす
くなり、マイコン5が高温となる不具合がある。従っ
て、大電力部品3の熱を効率的に外部に放熱することが
できながらも、同じ筐体1内に存在するマイコン5等の
制御回路素子にはその熱を伝えにくくするような放熱構
造の開発が望まれるのである。
【0005】尚、このような放熱構造の一例として、例
えば特開平9−8483号公報には、放熱フィンを有す
る放熱部材に添設された発熱性の電子部品を、遮蔽面を
有する支持板により覆うことにより、筐体の内部の空気
の対流(及び熱輻射)による他の部品への熱伝導を防止
することが開示されている。ところが、このものでは、
筐体内部における熱伝達はある程度防ぐことはできるも
のの、筐体自体を伝わる熱による影響の方が圧倒的に大
きく、また、支持板(遮蔽面)自体が高温となってそこ
からの熱輻射などの虞もあり、さほどの効果は期待でき
ないものとなっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、筐体内に大電力部品やマイコンを含む
制御回路等を収納して構成されるものにあって、大電力
部品の熱を効率的に外部に放熱することができながら
も、マイコン等の制御回路素子にはその熱を伝えにくく
することができる電子回路ユニットを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子回路ユニッ
トは、電子部品が収納される筐体を、大電力部品が搭載
される第1分割筐体と、この第1分割筐体と分離されマ
イコンを含む制御回路が搭載される第2分割筐体とを、
断熱材を挟んで接合して構成したところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
【0008】これによれば、大電力部品から発生する熱
は、筐体のうち大電力部品に熱的に接続された第1分割
筐体から外部に放熱される。一方、マイコンを含む制御
回路から発生する熱は、筐体のうち第2分割筐体から外
部に放熱される。このとき、第1分割筐体と第2分割筐
体とは、断熱材により熱的に分断されているので、より
高温となる第1分割筐体からの熱が、第2分割筐体ひい
ては制御回路に伝達されることを抑えることができ、そ
れらの間に温度勾配が生ずる。従って、大電力部品の熱
を効率的に外部に放熱することができながらも、マイコ
ン等の制御回路素子にはその熱を伝えにくくすることが
できる。この結果、マイコン等の制御回路素子に対する
熱による悪影響の発生を効果的に防止することができ、
信頼性の向上を図ることができるという優れた効果を奏
する。
【0009】この場合、大電力部品と、マイコンを含む
制御回路とを、1枚の基板上に搭載することもできる
が、大電力部品を、第1の基板に搭載して第1分割筐体
の内面側に熱的接続状態に取付けると共に、制御回路
を、第2の基板に搭載して第2分割筐体の内面側に熱的
接続状態に取付ける構成とすることができる(請求項2
の発明)。これによれば、第1の基板と第2の基板と
を、別々つまり熱的に非接続状態に設けることにより、
それら基板間での直接的な熱伝達を抑えることができ
る。
【0010】このとき、第2の基板の裏面部の導体パタ
ーンを露出させると共に、その裏面部を第2分割筐体の
内面部に接触させた状態で取付けるようにすれば(請求
項3の発明)、熱伝導性の良い導体パターンを介して、
第2の基板と第2分割筐体とが熱的に接続されるように
なって第2の基板からの放熱性をより高めることができ
る。尚、第2の基板の裏面側の導体パターンひいては第
2分割筐体を、グランド電位とすることがより望まし
い。
【0011】そして、第1分割筐体の外面部及び第2分
割筐体の外面部に、夫々放熱フィンを設けるようにする
こともできる(請求項4の発明)。これによれば、第1
分割筐体と第2分割筐体との熱的分断状態を維持したま
ま、夫々の放熱効果を高めることができる。
【0012】また、第1分割筐体と第2分割筐体との接
合端部を、断熱材を挟んでラップした形態とするように
しても良く(請求項5の発明)、これにより、筐体全体
としての電磁ノイズに対するシールド効果を高めること
ができる。さらには、制御回路の周囲部を、第2分割筐
体に熱的接続状態で取付けられた遮蔽板により覆うよう
にしても良く(請求項6の発明)、これにより、筐体内
部の空間における対流等の熱伝達も抑えることができ、
より効果的となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したいくつ
かの実施例について、図1ないし図5を参照しながら説
明する。 <第1の実施例>図1は、本発明の第1の実施例(請求
項1,2,4,5に対応)に係る電子回路ユニット11
の構成を概略的に示している。
【0014】この電子回路ユニット11は、後述する筐
体12内に、第1の基板13及び第2の基板14を収納
して構成される。前記第1の基板13は、例えば熱伝導
性の良いセラミック基板からなり、その表面(図では下
面)に、消費電力の大きな例えばパワートランジスタ等
の大電力部品15が実装されている。また、前記第2の
基板14は、例えばセラミック基板からなり、その表面
(図では下面)に、マイコン16等が実装されて制御回
路が構成されるようになっている。
【0015】さて、前記筐体12について述べる。この
筐体12は、第1分割筐体17及び第2分割筐体18並
びに蓋部19を有してなり、それらが結合されることに
より全体として矩形箱状に構成される。そのうち、第1
分割筐体17は、熱伝導性の良い金属例えばアルミニウ
ムからなり、下面が開放した矩形箱状をなすと共に、そ
の上壁部には、図で左側に位置して矩形状の開口部17
aが形成されている。また、その開口部17aの内周縁
部分に、下面側において薄肉な部分が内側に延出する延
出部17bを一体に有している。
【0016】これに対し、前記第2分割筐体18は、や
はりアルミニウムからなり、前記開口部17aに対応し
た大きさの矩形板状に構成されていると共に、その外周
縁部分に、上面側において薄肉な部分が外側に延出する
延出部18aを一体に有している。この第2分割筐体1
8は、前記第1分割筐体17の開口部17a部分に、断
熱材20を挟んで嵌込まれた状態に接合されている。前
記断熱材20は、例えば発泡樹脂あるいは発泡ゴム等か
らなり、第1分割筐体17及び第2分割筐体18との接
合は、例えば接着剤により行なわれるようになってい
る。また、この状態では、上下方向に見て、第1分割筐
体17の延出部17bの内周縁部と、第2分割筐体18
の延出部18aの外周縁部とが断熱材20を挟んでラッ
プした形態とされるようになっている。
【0017】そして、前記第1の基板13は、前記第1
分割筐体17の上壁の内面部(下面部)のうち右側部位
に、その裏面側(図で上面側)全体が例えば接着される
ことにより、熱的接続状態に取付けられている。このと
き、前記第1分割筐体17の上壁部の外面側には、図で
右側つまり前記第1の基板13の取付け部分に対応し
て、例えばアルミニウム製の第1の放熱フィン21が取
付けられている。一方、前記第2の基板14は、前記第
2分割筐体18の下面側に、その裏面側(図で上面側)
全体が例えば接着されることにより、熱的接続状態に取
付けられている。このとき、前記第1分割筐体18の上
面部には、やはりアルミニウム製の第2の放熱フィン2
2が取付けられている。
【0018】尚、前記蓋部19は、前記第1分割筐体1
7の下端部に、例えば複数本のねじ23により取付けら
れ、該第1分割筐体17の下面側を塞ぐようになってい
る。また、図示はしないが、前記第1の基板13と第2
の基板14との間、さらにそれらと外部接続用のコネク
タ(図示せず)との間は、例えばフレキシブル基板やフ
ラットワイヤ、ワイヤボンディング、コネクタピンのス
ルーホール半田付け等の周知の接続技術により電気的に
接続されるようになっている。
【0019】上記のように構成された電子回路ユニット
11においては、発熱量の大きい大電力部品15から発
生する熱は、第1の基板13から第1分割筐体17更に
は第1の放熱フィン21に良好に伝達(拡散)され、第
1分割筐体17及び第1の放熱フィン21から外部空気
中へ放熱される。一方、マイコン16を含む制御回路か
ら発生する熱は、第2の基板14から第2分割筐体18
更には第2の放熱フィン22に良好に伝達され、外部空
気中へ放熱される。
【0020】このとき、第1分割筐体17と第2分割筐
体18とは、断熱材20により熱的に分断されているの
で、より高温となる第1分割筐体17からの熱が、第2
分割筐体18に伝わりにくくなり、言い換えれば、熱伝
導が平衡状態となった時の温度分布をみると、断熱材2
0を挟んで第1分割筐体17と第2分割筐体18との間
に温度勾配が生ずる。これにより、動作保証温度が比較
的低いマイコン16が(例えば大電力部品15の耐熱温
度が150℃であるのに対し、マイコン16の動作保証
温度は110℃)、大電力部品15の発熱の影響を受け
にくくなり、高温となることはない。
【0021】また、第1分割筐体17及び第2分割筐体
18の夫々に放熱フィン21及び22が設けられている
ので、相互に独立した状態で良好な放熱効果を得ること
ができる。さらには、第1分割筐体17と第2分割筐体
18との接合部分において、それらの一部がラップした
形態とされているので、筐体12全体としての電磁ノイ
ズに対するシールド効果を高めることができる。尚、大
電力部品15が搭載される第1の基板13と、マイコン
16を含む制御回路が搭載される第2の基板14とを別
々つまり熱的に非接続状態に設けたので、基板13,1
4間での直接的な熱伝達も抑えることができる。
【0022】このように本実施例によれば、筐体12内
に大電力部品15やマイコン16を含む制御回路等を収
納して構成されるものにあって、従来例で述べたような
大電力部品3からの熱が筐体1全体に伝達されてマイコ
ン5に悪影響を与える虞のあるものと異なり、大電力部
品15の熱を効率的に外部に放熱することができながら
も、マイコン16等の制御回路素子にはその熱を伝えに
くくすることができる。この結果、マイコン16(制御
回路)に対する熱による悪影響の発生を効果的に防止す
ることができ、信頼性の向上を図ることができるという
優れた効果を得ることができるものである。
【0023】<第2の実施例>図2は、本発明の第2の
実施例(請求項1,4,5に対応)に係る電子回路ユニ
ット31の構成を概略的に示している。尚、以下に述べ
る各実施例においては、上記第1の実施例(あるいは前
に述べた実施例)と同一部分については、同一符号を付
して詳しい説明を省略し、異なる点を中心に述べること
とする。
【0024】この第2の実施例に係る電子回路ユニット
31が、上記第の1実施例の電子回路ユニット11と異
なるところは、次の点にある。即ち、この電子回路ユニ
ット31は、筐体32内に1枚の基板33(例えばセラ
ミック基板)を収納して構成されている。前記基板33
の表面(図で下面)には、図で右端側に位置して大電力
部品15が実装され、図で左端側に位置してマイコン1
6等の制御回路が実装されている。
【0025】一方、前記筐体32は、第1の放熱フィン
21を有した第1分割筐体17、この第1分割筐体17
の開口部17a部分に断熱材20を挟んで設けられるア
ルミニウム製の第2分割筐体34、並びに下面を塞ぐ蓋
部19を結合して全体として矩形箱状に構成されるので
あるが、この場合、前記第2分割筐体34は、その上面
に第2の放熱フィン35を一体に有して構成されてい
る。
【0026】前記基板33は、この筐体32の上壁部内
面に例えばその裏面全体を接着することにより設けられ
るのであるが、このとき、基板33のうち前記マイコン
16の搭載部分(図で左側)が第2分割筐体34に熱的
に接続され、基板33のうち前記大電力部品15の搭載
部分(図で右側)が第1分割筐体17(第1の放熱フィ
ン21)に熱的に接続された状態とされる。
【0027】このように構成された電子回路ユニット3
1によれば、上記第1の実施例と同様に、大電力部品1
5の熱を効率的に外部に放熱することができながらも、
第1分割筐体17と第2分割筐体34とは、断熱材20
により熱的に分断されているので、より高温となる第1
分割筐体17からの熱が、第2分割筐体34ひいてはマ
イコン16に伝わりにくくなり、この結果、マイコン1
6(制御回路素子)に対する熱による悪影響の発生を効
果的に防止することができる。
【0028】そして、特に本実施例では、1枚の基板3
3で済むので、部品数が少なくなると共に基板間の接続
が不要となって構成が簡単となり、また、部品実装作業
の効率化も図ることができる。さらには、第2分割筐体
34に第2の放熱フィン35を一体に設けたことによっ
ても、部品数の削減を図ることができる。尚、第1分割
筐体17に第1の放熱フィン21を一体に設けるように
しても良いことは勿論である。
【0029】<第3の実施例>図3は、本発明の第3の
実施例(請求項1,2,4に対応)に係る電子回路ユニ
ット41を示している。この実施例では、筐体42は、
下面が開口した矩形箱状をなす第1分割筐体43と、そ
の下面を塞ぐ蓋として機能する第2分割筐体44とを、
断熱材45を挟んで例えば接着により接合して構成され
る。また、前記第1分割筐体43の上面部には、第1の
放熱フィン46が設けられ、第2分割筐体44の下面部
には、第2の放熱フィン47が設けられている。尚、分
割筐体43,44及び放熱フィン46,47は、全てア
ルミニウム製とされる。
【0030】そして、前記筐体42内には、大電力部品
15を実装した第1の基板48が、その裏面部を前記第
1分割筐体43の上壁下面部に接着して設けられている
と共に、マイコン16などの制御回路を実装した第2の
基板49が、その裏面部を前記第2分割筐体44の上面
部に接着して設けられている。尚、基板48,49は共
にセラミック基板からなる。また、基板48,49間
は、図示しないフレキシブル基板などにより、電気的接
続が図られるようになっている。
【0031】このような構成によれば、上記第1の実施
例と同様に、第1分割筐体43と第2分割筐体44とが
断熱材45により熱的に分断されているので、より高温
となる第1分割筐体43からの熱が、第2分割筐体44
ひいてはマイコン16に伝わりにくくなり、大電力部品
15の熱を効率的に外部に放熱することができながら
も、マイコン16等の制御回路素子にはその熱を伝えに
くくすることができる。そして、第1分割筐体43(第
1の放熱フィン46)及び第2分割筐体44(第2の放
熱フィン47)の夫々について放熱面積を大きくとるこ
とができるので、外部への放熱効果により優れるものと
なる。また、基板48,49が上下に配置されるので、
筐体42自体のコンパクト化を図ることもできる。
【0032】<第4の実施例>図4は、本発明の第4の
実施例(請求項1,2,4,5に対応)に係る電子回路
ユニット51を示している。この実施例が上記第3の実
施例と異なる点は、筐体52を構成する、下面が開口し
た矩形箱状の第1分割筐体53と、その下面を塞ぐ蓋状
の第2分割筐体54との接合部分の構成にある。
【0033】即ち、前記第1分割筐体53の下端部に
は、全周に渡って、下面側に開口する幅広の溝部53a
が断面逆U字状に形成されており、一方、前記第2分割
筐体54の上面部外周辺部には、上方に立上がってその
溝部53a内に嵌り込む突片部54aが形成されてい
る。そして、第2分割筐体54と第1分割筐体53と
は、前記突片部54aを溝部53a内に下方から差込む
と共に、それらの間に断面逆U字状をなす断熱材55を
挟んだ状態で、例えば接着により接合されるようになっ
ている。このとき、第1分割筐体53の下端部と、第2
分割筐体54の上端部(突片部54a)とは、側方(周
囲方向)から見て二重にラップする形態とされる。
【0034】このような構成によれば、上記第3の実施
例と同様に、第1分割筐体53からの熱が、第2分割筐
体54ひいてはマイコン16に伝わりにくくなり、大電
力部品15の熱を効率的に外部に放熱することができな
がらも、マイコン16等の制御回路素子にはその熱を伝
えにくくすることができる等の効果を得ることができ
る。そして、それに加えて、第1分割筐体53と第2分
割筐体54との接合部分において、それらの一部がラッ
プした形態とされているので、筐体52全体としての電
磁ノイズに対するシールド効果を高めることができると
いった利点を得ることができる。
【0035】<第5の実施例>図5は、本発明の第5の
実施例(請求項1,2,4,5.6に対応)に係る電子
回路ユニット61の構成を示している。この実施例が、
上記第1の実施例の電子回路ユニット11と異なる点
は、第2の基板14の下面側(マイコン16を含む制御
回路)を、例えば金属製の遮蔽板62により覆うように
した構成にある。この遮蔽板62は、第2の基板14よ
りも一回り大きな、上面が開放した矩形箱状をなし、そ
の上端部が、例えば図示しない金属製のねじにより第2
分割筐体18の下面に熱的接続状態で取付けられるよう
になっている。
【0036】これによれば、上記第1の実施例と同等の
作用・効果が得られることに加え、第2の基板14を遮
蔽板62で覆ったことによって、筐体12の内部の空気
の対流(及び熱輻射)によって、大電力部品15からの
熱がマイコン16を含む制御回路に伝達することを防ぐ
ことができ、しかも、遮蔽板62が高温となっても、そ
の熱を、第2分割筐体18及び第2の放熱フィン22か
ら良好に放熱することができるものである。
【0037】<他の実施例>尚、上記した実施例では、
各基板としてセラミック基板を採用したが、基板として
は合成樹脂をベース材料としたプリント基板を採用して
も良い。この場合、基板の裏面部の導体パターン(銅な
ど)を露出させると共に、その裏面部を分割筐体の内面
部に接触させた状態で取付けるようにすることができ
(請求項3に対応)、これによれば、熱伝導性の良い導
体パターンを介して、基板と分割筐体とが熱的に接続さ
れるようになって基板からの放熱性をより高めることが
できる。このとき、基板の裏面部の導体パターンをでき
るだけ大きな面積となるように形成することが好まし
く、また、その導体パターンひいては分割筐体を、グラ
ンド電位とすることがより望ましい。
【0038】また、上記各実施例では、筐体からの放熱
を外部の空気中に行なう構成としたが、電子回路ユニッ
トを、別の構造物に熱的接触状態に設けてその構造物へ
放熱する構成としても良く、また水冷式としたり、ある
いはファン装置からの冷却風により強制的に放熱する構
成としても良い。筐体だけでも十分な放熱性が得られる
ならば、放熱フィンは省略しても良い。筐体内に、合成
樹脂等のポッティング材を充填するようにしても良い。
【0039】さらには、基板の分割筐体への取付けは、
ねじ止めなどを採用しても良く、第1分割筐体及び第2
分割筐体(更には断熱材)の接合も、例えば合成樹脂製
のねじ等により行なう構成としても良い。一部の部品
を、基板を用いずに筐体に直接的に装着することも可能
である。その他、筐体を3つ以上のパーツに分割するよ
うにしても良く、この場合基板も3枚以上設けることが
でき、また、筐体や断熱材の材質、形状等についても種
々の変形例が考えられる等、本発明は要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電子回路ユニット
の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す電子回路ユニット
の縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例を示す電子回路ユニット
の縦断面図
【図4】本発明の第4の実施例を示す電子回路ユニット
の縦断面図
【図5】本発明の第5の実施例を示す電子回路ユニット
の縦断面図
【図6】従来例を示す電子回路ユニットの縦断面図
【符号の説明】
図面中、11,31,41,51,61は電子回路ユニ
ット、12,32,42,52は筐体、13,48は第
1の基板、14,49は第2の基板、15は大電力部
品、16はマイコン、17,43,53は第1分割筐
体、18,34,44,54は第2分割筐体、20,4
5,55は断熱材、21,46は第1の放熱フィン、2
2,35,47は第2の放熱フィン、33は基板、62
は遮蔽板を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費電力の大きな大電力部品や、マイコ
    ンを含む制御回路等を、筐体内に収納して構成される電
    子回路ユニットであって、 前記筐体は、前記大電力部品が搭載される第1分割筐体
    と、この第1分割筐体と分離され前記マイコンを含む制
    御回路が搭載される第2分割筐体とを有し、それら両分
    割筐体を断熱材を挟んで接合して構成されることを特徴
    とする電子回路ユニット。
  2. 【請求項2】 前記大電力部品は第1の基板に搭載され
    て前記第1分割筐体の内面側に熱的接続状態に取付けら
    れていると共に、前記マイコンを含む制御回路は第2の
    基板に搭載されて前記第2分割筐体の内面側に熱的接続
    状態に取付けられていることを特徴とする請求項1記載
    の電子回路ユニット。
  3. 【請求項3】 前記第2の基板は、その裏面部に導体パ
    ターンが露出していると共に、その裏面部を前記第2分
    割筐体の内面部に接触させた状態で取付けられることを
    特徴とする請求項2記載の電子回路ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第1分割筐体の外面部及び第2分割
    筐体の外面部に、夫々放熱フィンが設けられていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子
    回路ユニット。
  5. 【請求項5】 前記第1分割筐体と第2分割筐体との接
    合端部は、前記断熱材を挟んでラップされた形態とされ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    の電子回路ユニット。
  6. 【請求項6】 前記制御回路の周囲部は、前記第2分割
    筐体に熱的接続状態で取付けられた遮蔽板により覆われ
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の電子回路ユニット。
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