JPH0974623A - 放熱器の取付構造 - Google Patents

放熱器の取付構造

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JPH0974623A
JPH0974623A JP7246972A JP24697295A JPH0974623A JP H0974623 A JPH0974623 A JP H0974623A JP 7246972 A JP7246972 A JP 7246972A JP 24697295 A JP24697295 A JP 24697295A JP H0974623 A JPH0974623 A JP H0974623A
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JP
Japan
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heat sink
heat
control panel
chassis
control board
Prior art date
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Pending
Application number
JP7246972A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takada
勉 高田
Hitoshi Kawaguchi
均 川口
Susumu Shimizu
進 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Publication of JPH0974623A publication Critical patent/JPH0974623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱源と電子装置等が内蔵された制御盤におい
て、熱源の熱を電子装置等に与えることなく盤外に排出
することができる放熱器の取付構造を提供する。 【解決手段】 制御盤がシャーシ5とケース等で構成さ
れて、そのシャーシ5に配線器具類と制御機器類とが取
付けられ、制御盤内に熱源があり、その熱源を制御盤外
に放出するためのヒートシンク3が、制御盤の外に取付
けられて、そのヒートシンク3と制御盤との間に空隙A
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放熱器の取付構造に
係り、特にインバータ等の熱源を備えた制御盤における
放熱器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来例のインバータの熱放散を
ヒートシンクにて行う制御盤である。図5(A)はその
底面を示し、(B)は側面を示す。この制御盤は、一例
としてポンプをインバータで速度制御するための盤であ
り、熱源となるインバータ1と、各種リレー等の制御機
器類6,7と、配線器具類とが収納されている。
【0003】制御盤シャーシ5に電源取り込み用の孔8
を設け、シャーシ5と制御盤ケース4で箱の構造をなし
ている。制御盤シャーシ5の内部にヒートシンク3を取
付け、そのヒートシンク3にインバータ1を取付けて、
インバータの熱をヒートシンク3のフィンを介して、制
御盤の内部である大気中に放出する。制御盤内部には漏
電遮断器6、補助リレー又は制御機器7等の各種電子装
置が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御盤
内の熱源、例えばインバータの熱を、制御盤内で放出す
ると、その熱が制御盤内にこもり、制御盤に放熱のため
の空気孔2を制御盤周囲に数多くあける必要があった。
その数多くの空気孔2より、空気の出入りがあるため
に、空気に含まれている、ほこりと水分が、制御盤内に
入り込む。ほこりと水分は、制御盤内の機器類に、特に
電力半導体素子と、それに使用されている、コンデンサ
ーと抵抗等の回路素子に付着し、各種部品自体の絶縁劣
化を促進させる。
【0005】また、各種部品が搭載されている基板のパ
ターン間にも、そのほこりと水分が付着し、湿度が高い
場合などは、付着されたほこりでその湿度が吸い込ま
れ、基板の配線パターン間を短絡させ、電子回路の誤動
作を引起すという問題がある。
【0006】図6は他の従来例の制御盤を示す。インバ
ータ用のヒートシンクを制御盤内に取り込むことによっ
て生じる上述の問題点を避けるために、熱源、例えばイ
ンバータ1に取付けるヒートシンク3を制御盤の外囲器
外に出す工夫がされている。しかしながら、インバータ
の発熱が、ヒートシンク全体に伝達されるが、制御盤
(シャーシ5)とヒートシンク3とが密着していると、
逆にヒートシンクに伝達された熱が再び制御盤内に伝達
され、制御盤内の温度が上昇し、電子装置などの動作許
容温度を越えたり、又は常に温度が高くなるために、電
子部品の劣化及び、寿命が短くなるという問題がある。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、熱源と電子装置等が内蔵された制御盤において、熱
源の熱を電子装置等に与えることなく盤外に排出するこ
とができる放熱器の取付構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の放熱器の取付構造は、制御盤がシャー
シとケース等で構成されて、そのシャーシに配線器具類
と制御機器類とが取付けられ、制御盤内に熱源があり、
その熱源を制御盤外に放出するためのヒートシンクが、
制御盤の外に取付けられて、そのヒートシンクと制御盤
との間に空隙を設けたことを特徴とする。
【0009】又、制御盤のシャーシの一部を折り曲げ加
工し、内部より外部に突き出し、その突出部にヒートシ
ンクの裏面が当たり、空隙を形成したことを特徴とす
る。
【0010】前述した構成からなる本発明によれば、ヒ
ートシンクと制御盤シャーシとの間に適当な隙間(空
隙)を設けてある構造のため、 このヒートシンクの背面と制御盤のシャーシとの間に
空気が存在しており、断熱の作用が空気にはあるので、
ヒートシンクの熱は、再び制御盤内に逆流することはな
い。 シャーシとヒートシンクとが適当な空隙を保つよう配
置されていると、漏電遮断機等の取付ボルトがヒートシ
ンク側に、突き出ている場合でも、ヒートシンクに当た
ることなく、取付が可能である。
【0011】シャーシの一部に折曲げ突出部を設け、ヒ
ートシンクに当接させて空隙を形成した構造とすること
により、 スペーサを別途必要とすることなく、そのままシャー
シにヒートシンクを取り付けることができる。 このため、スペーサ取付の手間がいらないだけでな
く、スペーサ自体が不要であるので、経済的である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例について
図1乃至図4を参照しながら説明する。尚、各図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0013】図1(A)(B)は、本発明の一実施例の
制御盤を示す。制御盤シャーシ5、制御盤カバー4で制
御盤の外囲器が構成され、その制御盤内に、インバータ
1、漏電遮断器6、補助リレー又は制御機器7等が内蔵
されている。ヒートシンク3は制御盤の外囲器外に取付
けられ、制御盤シャーシ5との間に空隙Aが設けられて
いる。シャーシ5の底面に電線引込用孔8があけられて
いる。ヒートシンク3には、インバータ1の電力素子を
収納した発熱部分1aがヒートシンク3に固着されてい
る。ヒートシンク3は図1の円Bで囲まれた所に示すよ
うに突出部又はスペーサを介してシャーシに取付けられ
ている。従って、ヒートシンク3は、インバータ1で生
じる熱を排出して、シャーシ5と発熱部分1aとの間
は、空隙が設けられており、シャーシ5は発熱部分1a
から熱的に絶縁されている。
【0014】図2は、図1に示す制御盤のシャーシ5と
ヒートシンク3との取付状態を示している。図2は、シ
ャーシ5とヒートシンク3との間にスペーサ10を間挿
して、ボルト9で固定した場合を示す。スペーサ10は
例えばプラスチック片であり、シャーシ5と水冷ヒート
シンク3との間に接着材で固定されている。
【0015】図3は、制御盤のシャーシ5に、ヒートシ
ンク3が適当な隙間を保つように、スペーサ12をボル
ト9に挿入し、制御盤内部よりボルト9で取付けてい
る。そのヒートシンク3に熱源、例えばインバータ1の
発熱部分1aを取付、インバータからの熱を、ヒートシ
ンクに伝達させ、制御盤外に熱の放出が出来るようにな
っている。又、このように、シャーシ5とヒートシンク
3が適当な隙間を保つようされていると、図3に示され
ているように、漏電遮断機6の取付ボルト11がヒート
シンク3側に突き出ている場合でも、ヒートシンク3に
当たることなく、取付が可能である。
【0016】図4は、制御盤のシャーシ5に、ヒートシ
ンク3が適当な隙間を保つように、シャーシ5に凸部1
0を設けたシャーシ構造を示している。シャーシ5の一
部に折り曲げ加工による内部より外部に突出する部分を
設け、ヒートシンク3の裏面がその突出部に当接するよ
うにしたので、制御盤シャーシとの間に空隙Aが設けら
れる。係るシャーシの一部の折曲げ加工による突出部を
利用することで、特別のスペーサの取付を要することな
く、空隙Aを形成できる。又、折曲げ加工は、プレス等
によるシャーシの全体的な成形の隙にその一部として容
易に行うことができる。空隙Aにより、ヒートシンク3
の熱がシャーシに伝達されないため、ヒートシンクの熱
がシャーシに逆流しない。
【0017】
【発明の効果】ヒートシンクと制御盤との間に適当な隙
間(空隙)を設けてある制御盤の構造により、 このヒートシンクの背面と制御盤のシャーシとの間に
空気が存在しているために、断熱の作用が空気にはある
ので、ヒートシンクの熱は、再び熱が制御盤内に逆流す
ることはない。シャーシとヒートシンクが適当な隙間を
保つようされていると、例えば、漏電遮断機の取付ボル
トがヒートシンク側に、突き出ている場合でも、ヒート
シンクに当たることなく、取付が可能である。
【0018】又、スペーサとなるシャーシの突出部がシ
ャーシと一体構造であるため、 取付ける場合は、一般の取付と同じであるので容易で
ある。 スペーサ取付の手間がいらないだけでなく、スペーサ
自体が不要であるので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の制御盤の説明図であり、
(A)は上面から見た図であり、(B)は側面から見た
図である。
【図2】シャーシとヒートシンクの配置を示す説明図で
あり、スペーサを間挿した状態を示す。
【図3】シャーシとヒートシンクの配置を示す説明図で
あり、スペーサをボルトに挿入した状態を示す。
【図4】シャーシに折曲げ突状部を形成した説明図であ
る。
【図5】従来のヒートシンクを内蔵した制御盤の説明図
であり、(A)は上面から見た図であり、(B)は側面
から見た図である。
【図6】従来のヒートシンクを固定した制御盤の説明図
であり、(A)は上面から見た図であり、(B)は側面
から見た図である。
【符号の説明】
1 インバータ 3 水冷ヒートシンク 4 カバー 5 シャーシ 6 漏電遮断器 7 補助リレー又は制御機器 9,11 ボルト 10,12 スペーサ 13 突出部 A 空隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤がシャーシとケース等で構成され
    て、そのシャーシに配線器具類と制御機器類とが取付け
    られ、制御盤内に熱源があり、その熱源を制御盤外に放
    出するためのヒートシンクが、制御盤の外に取付けられ
    て、そのヒートシンクと制御盤との間に空隙を設けたこ
    とを特徴とする放熱器の取付構造。
  2. 【請求項2】 制御盤のシャーシの一部を折り曲げ加工
    し、内部より外部に突き出し、その突出部にヒートシン
    クの裏面が当たり、空隙を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の放熱器の取付構造。
JP7246972A 1995-08-31 1995-08-31 放熱器の取付構造 Pending JPH0974623A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287130A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Nitto Electric Works Ltd 分電盤
CN102801112A (zh) * 2012-08-09 2012-11-28 常州市盈能电气有限公司 排水型电柜除湿器
JP2014116402A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Kansai Electric Power Co Inc:The 自動電圧調整装置
CN114094476A (zh) * 2021-11-13 2022-02-25 深圳诺博医疗科技有限公司 电源箱以及医疗推车

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