JP3487628B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP3487628B2
JP3487628B2 JP01945594A JP1945594A JP3487628B2 JP 3487628 B2 JP3487628 B2 JP 3487628B2 JP 01945594 A JP01945594 A JP 01945594A JP 1945594 A JP1945594 A JP 1945594A JP 3487628 B2 JP3487628 B2 JP 3487628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関し、
特に、待機状態における消費電力を低減する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、CRT等と比較して薄
く軽量であって、かつ、消費電力が小いためにバッテリ
−の供給電力で動作する携帯型の情報機器等に幅広く用
いられている。
【0003】しかし、このような携帯型情報機器の、バ
ッテリ−による動作可能時間の長時間化が望まれてい
る。また、一方では、携帯型情報機器の、よりいっそう
の小型化がのぞまれており、このためにはバッテリ−も
小型化する必要がある。
【0004】そして、このような命題を実現する上で
は、情報機器に用いられる液晶表示装置の低消費電力化
を図ることが望ましい。
【0005】ここで、液晶表示装置の低消費電力化を図
る従来の技術としては、たとえばパ−ソナルコンピュ−
タでキ−ボ−ド等を長時間操作しないとき、すなわち、
待機状態にある場合に、装置の電源を遮断する技術が知
られている。
【0006】また、液晶表示装置に関するものではない
が、NIKKEI ELECTRONICS NO590号 (1993年9月13日 発
行)に記載されているように、CRTを用いた表示装置
において、待機状態にある場合に、偏向回路や高圧回路
への電力の供給を遮断して装置の低消費電力化を図る技
術が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記待機の消費電力の
低減を図る各技術によれば、待機状態時には、表示装置
の表示が行われなくなるので、その時点における情報機
器の状態を視認できないという問題点ある。
【0008】そこで、本発明は、待機状態にある場合に
低消費電力で、表示を行うことのできる液晶表示装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、待機を指示された期間中、表示制御部におい
て、非待機状態とは異なる画素データおよびタイミング
信号を発生させ、前記画素データおよびタイミング信号
を出力することを特徴とする液晶表示装置の消費電力の
低減技術を提供する。
【0010】また、前記目的達成のために、本発明は、
待機を指示された期間中、電圧制御部において、非待機
状態に発生させる階調電圧の数より少ない階調電圧を発
生させることを特徴とする液晶表示装置の消費電力低減
技術を提供する。
【0011】
【作用】本発明に係る消費電力低減方法によれば、液晶
マトリクスパネルに印加する信号電圧の変化周期を長く
したり、信号電圧の電圧レベルを小さくすることにより
液晶マトリクスパネルへ流出入する電流を低減すること
により、消費電力を低減する。また、このように、信号
電圧の変化周期を長くしたり、信号電圧の電圧レベルを
小さくしても、利用者が視認可能な程度の表示は確保さ
れるので、利用者は、この表示より情報機器の状態を視
認できる。なお、このようにすると、表示の品質は、待
機状態期間において劣化するが、待機状態は、利用者が
利用していない期間であるので、使用上問題が生じるこ
とはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る情報機器の実施例につい
て説明する。
【0013】まず、以下に提示する各実施例について共
通する情報機器、液晶表示装置の構成および動作につい
て説明する。
【0014】図1に、本実施例に係る情報機器の外観を
示す。
【0015】図中、1000は情報機器、2は液晶表示
装置の表示部、3000はフロッピディスクドライバの
フロッピ−ディスク挿入口、4000は入力ペン、50
00はキ−スイッチ群、6000はパワ−セ−ブスイッ
チ、7000はパワ−スイッチである。図示するよう
に、液晶表示装置は情報機器1000内に組み込まれて
いる。
【0016】図2に、情報機器1の内部構成を示す。
【0017】図中、1001はCPU、1002はCP
U1が実行するプログラムを記憶したROM、1003
はプログラムの実行に用いるRAM、1004はバッテ
リ−、10は液晶表示装置、1005は液晶表示装置の
表示を制御する液晶表示装置、1006は表示装置に表
示する表示内容を規定するデータを格納するV−RA
M、1007はパワ−セ−ブスイッチ6000やキ−ス
イッチ群5000等との間のインタフェ−ス回路、10
08はフロッピ−ディスクドライブとの間のインタフェ
−ス回路、1009は表示制御装置10との間の制御信
号2003のインタフェ−ス回路、1010は入力ペン
4000との間のインタフェ−ス回路である。
【0018】また、液晶表示装置10は、表示部2と光
源4と駆動制御回路2005とを備えている。
【0019】さて、このような構成において、入力ペン
4000は、表示部2上に置かれたときに、表示部2上
の座標を、たとえば、表示部2に印加される電圧を検知
すること等により検出する。
【0020】また、CPU1001は、入力ペン400
0の検出した座標やキ−スイッチ群5000のキ−の入
力に応じてプログラムを実行し、その実行結果に応じて
液晶表示装置10の表示部2に表示する内容を決定し、
表示内容を規定する画像データをV−RAM1006に
書き込む。表示制御装置1005は、V−RAM100
6に格納され画像データ2002を、液晶表示装置10
における表示に必要な同期信号群2001と共に、液晶
表示装置10に送る。
【0021】また、CPU1001は、インタフェ−ス
回路1007を介してパワ−セ−ブスイッチ6がオンさ
れたことを検出した場合や、一定期間以上、入力ペン4
の座標の検出やキ−スイッチ群5000のキ−の入力が
無かったことを検出した場合に、パワ−セ−ブモ−ドへ
の移行を指示するパワ−セ−ブ制御信号2003をイン
タフェ−ス回路1009を介して、液晶表示装置10に
送る。
【0022】さて、バッテリ1004はパワ−スイッチ
がオンにセットされると液晶表示装置10を含む情報機
器1000の各部に所定の電圧の電力を供給する。
【0023】次に、図3に、液晶表示装置10の内部構
成を示す。
【0024】図示するように、信号駆動回路1、走査駆
動回路3、表示制御回路5、電圧制御回路6、光源4、
インタ−フェイス回路7、表示部2で構成されている。
信号駆動回路1、走査駆動回路3、表示制御回路5、電
圧制御回路6、インタ−フェイス回路7が、図2に示し
た駆動制御回路2005に相当する。
【0025】ここで、本実施例では、表示部2として液
晶マトリクスパネルを想定する。液晶マトリクスパネル
2は、図4に示するように、1画素がTFT(薄膜トラ
ンジスタ−)13と液晶14とで構成される。また、T
FT13のゲ−ト電極には、走査線12a〜12dが接
続され、ドレイン電極には、信号線11a〜11cが接
続される。
【0026】さて、インタフェ−ス回路7には、表示制
御装置1005より、表示部2に表示する画像データ2
002が入力される。また、同期信号群2001に含ま
れる同期信号として、垂直同期信号、水平同期信号、画
像データ2002に同期したクロック信号が入力され、
パワ−セ−ブ制御信号2003がインタフェ−ス回路1
009を介してCPU1001より入力される。ここ
で、画像データ2002は、ラスタスキャン方式に従っ
た順番で入力される。垂直同期信号は、表示する画像の
1フレ−ム周期毎に出力されるパルス信号であり、水平
同期信号は1ライン走査期間毎に出力されるパルス信号
である。
【0027】インタフェ−ス回路7は、これらの信号
を、表示制御回路5に渡す。
【0028】表示制御回路5は、画像データ2002、
同期信号2001、パワ−セ−ブ制御信号2003よ
り、これらに相当する装置内部用の信号である画像デー
タDATA、垂直同期信号VSYNC、水平同期信号H
SYNC、パワ−セ−ブ制御信号PSを生成し、信号駆
動回路1に、生成した垂直同期信号VSYNC、水平同
期信号HSYNC、クロック信号DCLK、画像データ
DATAを送り、走査駆動回路3に、水平同期信号HS
YNC、垂直同期信号VSYNCを送り、電圧制御回路
6に、後述する極性反転駆動法の実現に必要となる同期
信号(VSYNC、HSYNCの一方または両方)とク
ロック信号DCLKを送り、電圧制御回路6、信号駆動
回路1、走査駆動回路3、光源4にパワ−制御信号PS
を送る。
【0029】ただし、以下に示す実施例によっては、一
部の信号を送る必要のない場合もある。
【0030】ここで、図5に、通常モ−ド時(非パワ−
セ−ブ動作モ−ド時)の垂直同期信号VSYNC、水平
同期信号HSYNC、クロック信号DCLK、画像デー
タDATAのタイミング(図5a)と、これによって規
定される表示画面(図5b)の対応を示しておく。図5
aに示すタイミングは、インタフェ−ス回路7に入力す
る垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号、画像デ
ータのタイミングに一致する。
【0031】さて、電圧制御回路6は、バッテリ100
4より供給される電源を用いて、走査駆動用電圧を発生
し走査駆動回路3に送る。また、信号駆動用電圧を発生
し信号駆動回路1に送る。
【0032】走査駆動回路3は、図6に示すように、水
平同期信号HSYNCに同期して、順次、その並びの順
に異なる走査線12a〜12dに、電圧制御回路6から
送られた走査駆動用電圧に応じた走査電圧Vg1〜Vg
nを印加する。また、垂直同期信号VSYNCが入力す
る毎に、初めの走査線12aより以上の動作を繰り返
す。すなわち、走査電圧は、ライン毎に、順次、値Vg
hになりTFTは1ライン毎にオン状態になる。
【0033】一方、信号駆動回路1は、1ライン分の画
像データを格納可能なラッチ群を2群備えている。ま
た、信号線11a〜11cに、それぞれ接続した、1ラ
イン分の画像データ数と同数の出力回路を備えている。
初めのラッチ群は、画像データDATAをクロック信号
DCLKに同期して順次1ライン分ラッチし、水平同期
信号HSYNCに同期して、ラッチした1ライン分の画
像データDATAを第2のラッチ群に1ライン分並列に
転送し、転送された1ライン分の画像データを次のライ
ンの画像データの転送を受けるまでの間保持し、それぞ
れ異なる出力回路に並列に出力する。この間、第1のラ
ッチ群は、次のラインの画像データを、前のラインと同
様に順次取り込む。結果、図6に示すように、信号電圧
Vd1〜Vdmが印加される。
【0034】各出力回路は、受け取った画像データの値
と、電圧制御回路6から送られた信号駆動用電圧に応じ
て、信号電圧Vd1〜Vdmを接続した信号線に印加す
る。
【0035】以上、本実施例で提示する各実施例につい
て共通する情報機器、液晶表示装置の構成および動作に
ついて説明した。以下、このような構成の液晶表示装置
10において、表示を確保しながら、消費電力を低減す
るための各実施例について説明する。
【0036】まず、第1の実施例について説明する。
【0037】本第1実施例では、表示制御装置5は、イ
ンタフェ−ス回路7よりパワ−セ−ブ信号を受けとる
と、出力する水平同期信号HSYNCの周期を通常モ−
ド時の2倍とすると共に、パワ−セ−ブ信号PSにより
パワ−セ−ブ動作モ−ドを走査駆動回路3と信号駆動回
路1に指示する。なお、このような水平同期信号HSY
NCの周期の変更は、後述するように表示制御回路8
に、パワ−セ−ブ信号PSがオンを示す場合に、出力す
る水平同期信号HSYNCの周波数を、インタフェ−ス
回路7より入力する水平同期信号の周波数の1/2に分
周する分周回路を設けることにより実現することができ
る。または、パワ−セ−ブ信号PSがオンを示す場合
に、インタフェ−ス回路7より入力する水平同期信号に
位相同期して、これの1/2の周波数の信号を水平同期
信号HSYNCとして出力する発振器を備えるようにし
てもよい。
【0038】走査駆動回路3は、図7に示すように、表
示制御回路3の出力する水平同期信号HSYNCの周期
毎に、順次、Vg1とVg2、Vg3とVg4といった
ように、2本の走査信号づつ走査電圧値Vghを印加す
る。このような2本の走査信号毎の走査電圧の印加は、
たとえば、走査駆動回路3に、それぞれが異なる走査信
号線に接続した走査信号本数分の出力回路と、HSYN
Cを計数し、VSYNCによってリセットされるカウン
タと、カウンタのカウント値を、パワ−セ−ブ信号PS
の値に応じてデコ−ドするデコ−ダとを備え、デコ−ダ
のデコ−ド値に従い、出力回路を順番に有効化すること
等により実現することができる。ここで出力回路は、有
効化された場合に、電圧制御回路6より供給される走査
電圧を対応する走査信号線に出力する回路である。
【0039】さて、一方、信号駆動回路1では、第1の
ラッチ群が奇数番目のラインの画像データを取り込むこ
とにより満杯の状態になると、入力する偶数番目のライ
ンの画像データを廃棄する動作を繰り返す。第1のラッ
チ群に取り込まれた奇数番目のラインの画像データは、
次の偶数番目のラインの画像データの入力の終了時に入
力する水平同期信号HSYNCによって第2のラッチ群
に取り込まれ、次の水平同期信号HSYNC入力まで保
持され、出力回路に出力される。結果、各信号線に印加
される電圧は、通常モ−ドの2倍の周期で更新されるこ
とになる。
【0040】このようにすることにより、液晶マトリク
ス2のTFTをオン状態にする期間が2倍になる。ま
た、これに合わせて信号電圧Vd1〜Vdmのレベルが
変化する周期も2倍になる。したがい、液晶マトリクス
2、信号駆動回路、電圧制御回路6等の消費電力を低減
することができる。
【0041】一方、液晶マトリクス2に表示される画像
の解像度は、垂直方向について通常モ−ド時の1/2と
なるが、パワ−セ−ブモ−ド時は、利用者が作業を行っ
ていない期間であるので実用上問題となることはない。
【0042】なお、表示制御回路8は、垂直同期信号V
SYNC、動作クロックDCLK、画像データDATA
については、インタフェ−ス回路7から入力信号を、そ
のまま出力する。
【0043】ところで、図8に示すように、パワ−セ−
ブモ−ド時にも、走査電圧Vg1、Vg2..は通常モ
−ドと同様に印加し、表示制御回路5が、信号駆動回路
1に与える水平同期信号HSYNCの周期のみを2倍に
することにより、信号電圧のみを2ライン毎にレベルが
変化させるようにしてもよい。このようにしても、信号
電圧のレベルが変化する周期を2倍化でき、第1の実施
例と、ほぼ同様の効果を達することができる。
【0044】なお、さらに、クロック信号DCLKの周
期を2倍とし、信号駆動回路1において、1画素データ
おきに画像データを第1のラッチ群に取り込み、第1の
ラッチ群のn番目のラッチから第2のラッチ群の2n−
1番目と、2n番目のラッチに並列にデータを、水平同
期信号HSYNCに同期して転送するようにしてもよ
い。このようなクロック信号DCLKの周期の周期の変
更は、表示制御回路8に、パワ−セ−ブ信号PSがオン
を示す場合に、出力するクロック信号DCLKの周波数
を、インタフェ−ス回路7より入力する動作クロック信
号の周波数の1/2に分周する分周回路を設けることに
より実現することができる。もちろん、インタフェ−ス
回路7より入力する動作クロック信号の周波数の1/2
の周波数のクロックを、インタフェ−ス回路7より入力
する動作クロック信号に位相同期して生成する発振器を
備えるようにしてもよい。
【0045】このようにすると、表示の水平方向の解像
度も1/2となるが、前述したようにパワ−セ−ブモ−
ド時は、利用者が作業を行っていない期間であるので実
用上問題となることはない。また、信号駆動回路1の第
1のラッチ群の動作周波数が、通常モ−ド時の1/2と
なるので消費電力を低減することができる。
【0046】なお、本実施例では、パワ−セ−ブモ−ド
時、走査駆動回路3、信号駆動回路1の駆動/動作周波
数を1/2に変更したが、これは、1/4等の他の比率
とするようにしてもよい。
【0047】以下、第2の実施例について説明する。
【0048】前記第1の実施例では、走査駆動回路3、
信号駆動回路1の駆動/動作周波数を落し、インタフェ
−ス回路7に入力した画像データによって表示される画
像の解像度を落して表示することにより消費電力を低減
した。本実施例では、パワ−セ−ブモ−ド時、インタフ
ェ−ス回路7に入力した画像データを用いずに、内蔵し
たパタ−ンジェネレ−タによって所定の画像を生成し、
これを表示する。
【0049】図9に、本第2実施例に係る表示制御回路
5の構成を示す。
【0050】図示するように、本第2実施例では、表示
制御回路5に、選択回路19a〜19dからなる選択回
路群19、発振回路22、パタ−ンジェネレ−タ20、
コントロ−ル回路21を備える。
【0051】コントロ−ル回路21は、発振回路22の
出力する基本クロックを用いて、インタフェ−ス回路か
ら入力する直同期信号、水平同期信号、動作クロックの
周波数比と、周波数比が等しい3つの信号VSYNC
(IN)、HSYNC(IN)、DCLK(IN)を生
成する。パタ−ンジェネレ−タ20は、実際には、画像
データを記憶したメモリであり、DCLK(IN)に同
期して、たとえば、図10に示すような所定の画像パタ
−ンを示す画像データを出力する。
【0052】選択回路19a〜19dは、通常モ−ド
時、インタフェ−ス回路7から入力する垂直同期信号、
水平同期信号、動作クロック、画像データを、そのま
ま、VSYNC、HSYNC、DCLK、DATAとし
て出力し、パワ−セ−ブモ−ド時には、コントロ−ル回
路21から入力するタイミング信号VSYNC(I
N)、HSYNC(IN)、DCLK(IN)を、VS
YNC、HSYNC、DCLKとして出力し、パタ−ン
ジェネレ−タ20から入力するDATA(IN)をDA
TAとして出力する。
【0053】ここで、コントロ−ル回路21の出力する
VSYNC(IN)、HSYNC(IN)、DCLK
(IN)の周波数は、インタフェ−ス回路から入力する
直同期信号、水平同期信号、動作クロックの周波数よ
り、液晶マトリクス2の表示の視認性を大きく損なわな
い程度に小さい周波数を用いることができる。したが
い、各部の駆動/動作周波数を通常モ−ド時に比べ小さ
くすることができるので、消費電力を低減することがで
きる。
【0054】なお、コントロ−ル回路21の出力するV
SYNC(IN)、HSYNC(IN)、DCLK(I
N)のうち、HSYNC(IN)とDCLK(IN)の
インタフェ−ス回路7から入力する水平同期信号、動作
クロックに対する周波数比を、VSYNC(IN)のイ
ンタフェ−ス回路7から入力する垂直同期信号に対する
周波数比の、たとえば1/2とし、走査駆動回路3で前
記第1実施例(図7参照)と同様に2走査信号線づつ駆
動するようにすれば、垂直方向の解像度は通常モ−ド時
に比べ1/2となるが、図7に示したものと同様に、走
査駆動回路3、信号駆動回路1の駆動/動作周波数をさ
らに遅くすることができ、さらに消費電力を低減でき
る。なお、この場合は、パタ−ンジェネレ−タ20に
は、あらかじめ表示する画像を垂直方向について1/2
に縮小した画像データを記憶しておくようにする。
【0055】または、パワ−セ−ブモ−ド時に、信号駆
動回路1に与えるHSYNC(IN)とDCLK(I
N)のインタフェ−ス回路7から入力する水平同期信
号、動作クロックに対する周波数比を、VSYNC(I
N)のインタフェ−ス回路7から入力する垂直同期信号
に対する周波数比の、たとえば1/2とすれば、前記第
1実施例において図8に示したものと同様に、信号駆動
回路1の駆動/動作周波数を遅くすることができ、さら
に消費電力を低減できる。この場合も、パタ−ンジェネ
レ−タ20には、あらかじめ表示する画像を垂直方向に
ついて1/2も縮小した画像データを記憶しておくよう
にする。
【0056】また、さらに、DCLK(IN)のインタ
フェ−ス回路7から入力する動作クロックに対する周波
数比を、HSYNC(IN)のインタフェ−ス回路7か
ら入力する水平同期信号に対する周波数比の、たとえば
1/2とし、先に説明したように信号駆動回路1におい
て、1画素データおきに画像データを第1のラッチ群に
取り込み、第1のラッチ群のn番目のラッチから第2の
ラッチ群の2n−1番目と、2n番目のラッチに並列に
データを、水平同期信号HSYNC(IN)に同期して
転送するようにすれば、水平方向も解像度も通常モ−ド
時の1/2となるが、信号駆動回路1の駆動/動作周波
数を、さらに遅くすることができ、さらに消費電力を低
減できる。この場合は、パタ−ンジェネレ−タ20に
は、あらかじめ表示する画像を垂水平方向についても1
/2に縮小した画像データを記憶しておくようにする。
【0057】さて、以上のように、本第2実施例では、
パワ−セ−ブ動作モ−ド時には、図10に示したような
所定の画像パタ−ンを表示するが、パタ−ンジェネレ−
タ20よりの画像パタ−ンの読み出しタイミングに対す
る、タイミング信号HSYNC(IN)、VSYNC
(IN)、DCLK(IN)の発生タイミングを逐次ず
らしていくことによって、画像パタ−ンが表示画面上を
移動するようにしてもよい、このようにすることによ
り、利用者が、パワ−セ−ブ状態をたやすく認識でき
る。また、同一位置に長時間に渡り表示することによっ
て引き起こされるTFTを構成する膜の特性変化や液晶
材料の特性変化に起因する明るさの変化、残像等の画質
の劣化を低減できる。
【0058】なお、本第2実施例では、図9に示した表
示制御回路において、通常モ−ド時とパワ−セ−ブ動作
モ−ド時のVSYNC、HSYNC、DCLKの切り替
えを、発振器とコントロ−ル回路21と選択回路群19
を設けることにより実現したが、これは、図11に示す
ように通常モ−ド時に分周を行わずに、パワ−セ−ブモ
−ド時に、インタフェ−ス回路7から入力する水平同期
信号、動作クロックを、それぞれ、あらかじめ定めた分
周比で分周する分周回路23a、23b、23cよりな
る分周回路群23を設けることにより実現するようにし
てもよい。
【0059】以下、液晶表示装置の第3の実施例につい
て説明する。
【0060】本第3実施例では、液晶マトリクスパネル
2を、ライン毎極性反転駆動法によっての駆動する。す
なわち、図12に示すように、水平ライン毎に、信号電
圧の極性を反転して液晶マトリクスパネルの画素に印加
する。このような信号電圧の印加は、電圧制御回路6に
おいて、入力するHSYNC、DCLKを用いて、信号
駆動回路に供給する電圧の極性を水平ライン毎に反転す
ることにより実現する。
【0061】また、本第3実施例では、液晶マトリクス
パネル2として、階調表示可能なものを用いる。各画素
の表示階調は、信号駆動回路1より与えられる信号電圧
の値によって制御される。液晶マトリクスパネル2の構
成は、図4に示したものと同様である。
【0062】図13には、ライン毎極性反転駆動法によ
って信号線に印加される各階調に対応する信号電圧Vd
と、共通電極に印加される電圧Vcomの波形を示した
ものである。図示するように、共通電極に印加される電
圧Vcomは、ラインごとに極性が反転し、信号電圧V
dも、電圧Vcomとの間の電圧差の絶対値を保よう
に、極性が反転する。なお、走査電圧のOFF電圧は、
共通電圧Vcomと同相で同一振幅値である。また、黒
から白へ到る5階調に対応する信号電圧は、中間調2を
境として極性が反転する。
【0063】さて、図4に示した液晶マトリクスパネル
2では、信号電極(ドレイン電極)と共通電極間の電位
差が最小、信号電極と走査電極(ゲ−ト電極)間の電位
差が最小で、さらに、共通電極と信号電極の電位差が最
小になる3つの条件を満足した場合に最も消費電力が低
くなる。これは、各電極間に寄生容量があるためにこの
寄生容量を介して過渡電流が流れるためである。
【0064】ここで、図13より理解されるように、こ
のような過渡電流が最小になるのは白表示の場合であ
る。したがい、パワ−セ−ブ動作モ−ド時には画面の全
面を白表示にするのが望ましい。しかし、これでは、装
置の動作状態を視認できなくなってしまう。そこで、本
実施例では、パワ−セ−ブ動作モ−ド時には図14に示
すように、所定のパタ−ンを表示する。そして、その上
で、背景の明るさを白色もしくは白に近い中間調表示、
パタ−ン部は背景部より暗い階調の中間調表示にするよ
うにする。このようなパタ−ンの表示は、前記第2実施
例と同様にして行うことができる。
【0065】なお、このようにすると、背景が明るく見
えるために、光源4に与える電圧を低減、あるいは、光
源を流れる電流を制限し輝度を低くするようにしてもよ
い。これによって、表示装置の消費電力をさらに低減す
ることがきる。また、特に、液晶マトリクスパネル2が
反射型、透過型兼用の場合は、光源4の電源を遮断して
しまうようにしても良い。
【0066】また、本第3実施例は、液晶に電圧が印加
されていない時に最も明るくなるノ−マリホワイトモ−
ドの液晶マトリクスパネル2についてのものであるが、
液晶に電圧が印加されていない時に最も暗くなるノ−マ
リブラックモ−ドの液晶マトリクスパネル2を用いる場
合は、逆に背景の明るさを黒色もしくは黒に近い中間調
表示、パタ−ン部は背景部より明るい階調の中間調表示
にするようにすればよい。
【0067】また、カラ−表示可能な液晶マトリクスパ
ネル2を用いる場合は、パタ−ンはRGB3色のうちの
1色についての背景部より明るい中間調表示にするよう
にしてもよい。
【0068】また、本第3実施例は、ライン毎極性反転
駆動法のみならず、図15に示したような画素毎に極性
を反転する駆動法、図16に示したような極性を反転
し、さらにライン毎に極性を反転する駆動法、フレ−ム
毎に極性を反転する駆動法、もしくは、これらを組み合
わせた駆動法についても同様に適用することができる。
また、液晶マトリクスパネル2の階調数は5階調でなく
とも、同様に適用することができる。
【0069】以下、本発明の第4の実施例について説明
する。
【0070】本第4実施例では、前記第3実施例と同様
に、液晶マトリクスパネル2として、階調表示可能なも
のを用いる。
【0071】図17に、本実施例に係る電圧制御回路6
の構成を示す、図示するように、電圧制御回路6は、選
択回路24、25、階調回路26を備えている。
【0072】パワ−セ−ブモ−ド動作時、選択回路24
は、表示制御回路5よりパワ−セ−ブ制御信号PSが入
力されると、階調回路26へ供給する電源VDRの電源
電圧をVN1からVS1に切り替える。同様に、選択回
路25は、信号駆動回路1へ供給する電源をVN2から
VS2にきり替える。電源電圧の大小の関係は、VN1
>VS1,VN2>VS2である。すなわち、パワ−セ
−ブモ−ド動作時は、階調回路26及び信号駆動回路1
に与える電圧を低下させる。なお、階調回路26及び信
号回路1の電源を同時に低下させないで何れか一方のみ
を低下させるようにしても良い。
【0073】階調回路26は、選択回路より与えられた
電源電圧を所定の比率で分圧し、電圧V1〜Vkを出力
する。VN1>VS1であるから、電圧V1〜Vkは、
パワ−セ−ブモ−ド動作時、VS1/VN1の比率で小
さくなることになる。なお、階調電圧V1〜Vkは、前
述した液晶マトリクスパネル2の駆動法(ライン毎極性
反転駆動法、画素毎極性反転駆動法、フレ−ム毎極性反
転駆動法)に合わせて、一定周期毎に極性が反転するよ
うにしてもよい。
【0074】次に、図18に、本第4実施例に係る信号
回路1の構成を示す。
【0075】図示するように、信号回路1は、前述した
ように、画像データDATAをクロック信号DCLKに
同期して順次1ライン分ラッチするラッチ群と、転送さ
れた1ライン分の画像データを次のラインの画像データ
の転送を受けるまでの間保持し、出力回路28に並列に
出力する第2のラッチ群を含んだ論理回路部27と、出
力回路28を有している。
【0076】また、図19(a)に示すように、各出力
回路28は、論理回路部27からおくられた画像データ
の値をデコ−ドするデコ−ダ2810と、デコ−ド値に
応じて、階調回路26より送られた電圧V1〜Vkの、
いずれかを選択するアナログセレクタを備えたセレクタ
部2800と、アナログセレクタ2800で選択された
電圧を、選択回路24より供給された電源電圧VDR
(VN2またはVS2)用いて増幅し、対応する信号電
極に与えるドライバ回路2801を有している。
【0077】なお、信号回路1の出力回路28のセレク
タ部は、図19(b)に示すように、論理回路部27か
らおくられた画像データの値をデコ−ドするデコ−ダ2
810と、デコ−ド値に応じて、階調回路26より送ら
れた電圧V1〜Vkを分圧する分圧回路2890と、分
圧された電圧の、いずれかを選択するアナログセレクタ
2800を備えた構成としてもよい。
【0078】また、出力回路28は、さまざまな構成法
が可能であり、図19(c)に示すように論理回路部2
7からおくられた画像データの値をデコ−ドするデコ−
ダ2810と、デコ−ド値に応じて、毎クロック信号D
CLKのタイミングで電源電圧VDRをホ−ルドするサ
ンプルホ−ルド回路2820と、ホ−ルドした電源電圧
VDRを制御入力(たとえば、ゲ−ト電圧)として、階
調回路26より送られた電圧V1〜Vkの、いずれかを
選択出力するトランジスタ(たとえば、FET)283
0などによって構成することもできる。
【0079】いずれの場合も、画像データ値が同じであ
れば、出力回路28の出力電圧は、階調回路26より送
られた電圧V1〜Vkと電源電圧VDRによって決定さ
れることになる。
【0080】さて、以上のような構成によって、信号電
極に印加される信号電圧Vdと信号回路1に与えられる
電源電圧VDRの波形は、非パワ−セ−ブ動作モ−ド時
と、パワ−セ−ブ動作モ−ド時で、図20に示すように
変化する。
【0081】図中、(a)が非パワ−セ−ブ動作モ−ド
時を、(b)がパワ−セ−ブ動作モ−ド時を表してい
る。
【0082】図示するように、パワ−セ−ブ動作モ−ド
時は、非パワ−セ−ブ動作モ−ド時に比べ低下させられ
た、階調電圧V1〜Vk、電源電圧VDRの影響で、低
い信号電圧が信号電極に与えられる。したがい、消費電
力も非パワ−セ−ブ動作モ−ド時に比べ低下する。
【0083】なお、この場合には、パワ−セ−ブ動作モ
−ド時は、非パワ−セ−ブ動作モ−ド時に比べ輝度が低
いもしくは高い表示が行なわれることになるが、パワ−
セ−ブ動作モ−ド時は、利用者が作業を行なっていない
期間であるので問題となることはない。
【0084】なお、通常、走査駆動回路3は走査線を順
次、供給された電源を用いて駆動するドライバ回路を備
えているので、パワ−セ−ブモ−ド動作時は、このドラ
イバ回路に供給する電源電圧を低下させるようにして
も、本第4実施例と同様に消費電力の低減を図ることが
できる。
【0085】以下、本発明に係る液晶表示装置の第5の
実施例について説明する。
【0086】図17に、本第5実施例に係る電圧制御回
路6の構成を示す、図示するように、電圧制御回路6
は、階調回路26を備え、階調回路26階調電圧発生
回路26aから26eを備えている。
【0087】各階調電圧発生回路26a〜26eは、非
パワ−セ−ブ動作モ−ド時、図22(a)に示すV1〜
Vkの階調電圧を発生する。また、パワ−セ−ブ動作モ
−ド時には図22(b)に示すV1〜Vの階調電圧を
発生する。
【0088】すなわち、V1とV2のみを変化させ、他
の出力電圧は、変化しないように一定電圧(Vc)とす
る。
【0089】なお、図には、ライン毎極性反転駆動法に
よって、水平走査時間ta毎に電圧の極性を変化する場
合について示した。
【0090】また、本第5実施例では、図9に示した、
パタ−ンジェネレ−タ20を備えた表示制御回路5によ
って、液晶マトリクスパネルに所定のパタ−ンを表示す
る。
【0091】そして、たとえば図19(a)に示した出
力回路28において、パタ−ンを表示する部分は、V
1、V2の電圧が選択され、その他の部分は、V3〜V
kの何れかの電圧が選択されるように、あらかじめパタ
−ンジェネレ−タ20の出力する画像データの値を与え
ておく。
【0092】これによって、図23に示すパタ−ンを表
示すると、図24に示すように、背景部2300は、一
定電圧のレベルで駆動され、パタ−ンを表示する部分2
301は、V1とV2の電圧で駆動される。
【0093】なお、本第5実施例に係る電圧制御回路6
は、図25に示すように構成してもよい。
【0094】図示するように、電圧制御回路6は、階調
回路26、階調回路41、階調制御回路42、スイッチ
回路35を備えている。
【0095】階調回路26は、供給される電源電圧と水
平同期信号HSYNCより図22(a)に示す、水平走
査期間毎に極性の反転するV1〜Vkの階調電圧を発生
し、階調回路41は、供給される電源電圧と水平同期信
号HSYNCより図22(b)に示す水平走査期間毎に
極性の反転するV1〜Vkの階調電圧を発生する。
【0096】階調制御回路42は、スイッチ回路35を
制御し、非パワ−セ−ブモ−ド動作時には、階調回路2
6の出力電圧を選択して信号駆動回路1に与え、パワ−
セ−ブモ−ド動作時には、階調回路41の出力電圧を選
択して信号駆動回路1に与える。
【0097】また、階調制御回路42は、非パワ−セ−
ブモ−ド動作時には、階調回路41の動作を停止し、パ
ワ−セ−ブモ−ド動作時には、階調回路26の動作を停
止する。動作の停止は、たとえば、電源の供給の停止も
しくは、生成する電圧の極性の反転に用いている水平同
期信号HSYNCやクロック信号DCLKの供給の停止
等により行なうことができる。
【0098】なお、本第5実施例において、V1とV2
のみを変化させ、他の出力電圧はV1とV2より小さな
振幅の電圧とするようにしてもよい。
【0099】また、V1のみを変化させ、他の出力電圧
は一定、もしくはV1より小さな振幅の電圧とし、単純
に文字などをV1で駆動され、背景をその他の電圧で駆
動するようにしてもよい。
【0100】このようにすることにより、一般的に差動
増幅器や抵抗及びコンデンサ−などで構成される階調回
路の消費電力を低減できる。さらに、信号駆動回路1に
入力する電圧を一定にもしくは振幅を小さくすることに
よって、信号駆動回路1や液晶マトリクスパネル2にお
ける浮遊容量等による電流を低減でき消費電力を低減で
きる。
【0101】以上のように本発明に係る液晶表示装置の
各実施例によれば、一定の表示を行ないがらパワ−セ−
ブ動作モ−ド時の消費電力を低減することができる。
【0102】なお、以上の実施例では、デジタルデータ
である画像データに応じて信号駆動回路1が液晶マトリ
クスパネルを駆動する液晶表示装置について示したが、
直接アナログ画像信号に応じて信号駆動回路1が液晶マ
トリクスパネルを駆動するような装置においては、第4
実施例における信号駆動回路1を、図26に示すように
構成してもよい。
【0103】すなわち、入力するアナログ画像信号28
50を、データクロックに相当するサンプルクロック信
号2804に同期してサンプルホ−ルドする信号電極数
分のサンプルホ−ルド回路2803と、サンプルクロッ
ク信号に基づいて、順次循環的に各サンプルホ−ルド回
路2803のサンプリング動作許可信号を与える論理回
路部2805と、それぞれサンプルホ−ルド回路毎に設
けられ、サンプルホ−ルドされた電圧を選択回路24よ
り供給された電源電圧(VN2またはVS2)用いて増
幅し、対応する信号電極に与えるドライバ回路2801
より構成するようにしてもよい。なお、このように直接
アナログ画像信号に応じて信号駆動回路1が液晶マトリ
クスパネルを駆動する場合において、ライン毎やフレ−
ム毎に極性を反転して駆動する場合には、この極性の反
転のタイミングに同期して、駆動法信号駆動回路1に与
えるアナログ画像信号の極性を反転すると共にアナログ
画像信号電圧を共通電圧相当分シフトする回路を設ける
ようにすればよい。
【0104】また、前記第6実施例において、図26に
示した信号駆動回路1を用いて直接アナログ画像信号に
応じて信号駆動回路1が液晶マトリクスパネルを駆動す
る場合は、図24に示した信号電圧を信号駆動回路1が
出力するような、アナログ画像信号を生成するようにパ
タ−ンジェネレ−タ20を構成すればよい。
【0105】なお、以上の実施例では、液晶表示装置1
0は、CPU1001よりパワ−セ−ブ制御信号200
3を受け取ったとき、パワ−セ−ブ動作モ−ドに移行し
たが、液晶表示装置自身が、情報機器1000の利用状
況を判断して、自動的にパワ−セ−ブ動作モ−ドに移行
するようにしてもよい。これは、たとえば、液晶表示装
置10内に画像データを1フレ−ム分格納するフレ−ム
バッファを設け、フレ−ムバッファの画像データと入力
する画像データの一致判定をすることにより、連続する
2フレ−ム間の変化を逐次求めていき、所定のフレ−ム
数変化がない場合には、現在利用者によって利用されて
いないものと判断して自動的にパワ−セ−ブ動作モ−ド
に移行するようにすること等により実現できる。また、
パワ−スイッチの状態を直接読み込んでパワ−セ−ブ動
作モ−ドに移行するようにしてもよい。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、本発明
は、待機状態にある場合に低消費電力で、表示を行うこ
とのできる液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る情報機器の外観を示す図
である。
【図2】本発明の実施例に係る情報機器の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例に係る液晶表示装置の構成を示
すブロック図である。
【図4】液晶マトリクスパネルの構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の実施例に係る液晶表示装置の通常モ−
ド時の動作を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る液晶表示装置の通常モ−
ド時の駆動電圧波形を示すタイミング図である。
【図7】本発明の実施例に係る液晶表示装置のパワ−セ
−ブモ−ド時の第1の駆動電圧波形を示すタイミング図
である。
【図8】本発明の第1実施例に係る液晶表示装置のパワ
−セ−ブモ−ド時の第2の駆動電圧波形を示すタイミン
グ図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る第1の表示制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施例に係るパワ−セ−ブモ−
ド時のパタ−ン表示のようすを示した図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る第2の表示制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図12】ライン毎極性反転駆動法によって画素に印加
される電圧の極性を示す図である。
【図13】ライン毎極性反転駆動法によって信号線に印
加される各階調に対応する信号電圧を示すタイミング図
である。
【図14】本発明の第3実施例に係るパワ−セ−ブモ−
ド時のパタ−ン表示のようすを示した図である。
【図15】画素毎極性反転駆動法によって画素に印加さ
れる電圧の極性を示す図である。
【図16】画素毎極性反転駆動法とライン毎極性反転駆
動法を組み合わせた駆動法によって画素に印加される電
圧の極性を示す図である。
【図17】本発明の第4実施例に係る電圧制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第4実施例に係る信号駆動回路の構
成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第4実施例に係る出力回路の構成を
示すブロック図である。
【図20】本発明の第4実施例に係る信号駆動電圧波形
を示すタイミング図である。
【図21】本発明の第5実施例に係る電圧制御回路の第
1の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の第5実施例に係る電圧制御回路の出
力電圧波形を示すタイミング図である。
【図23】本発明の第5実施例に係るパワ−セ−ブモ−
ド時のパタ−ン表示のようすを示した図である。
【図24】本発明の第5実施例に係る液晶表示装置のパ
ワ−セ−ブモ−ド時の駆動電圧波形を示すタイミング図
である。
【図25】本発明の第5実施例に係る電圧制御回路の第
2の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の実施例に係る出力回路の他の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 信号駆動回路 2 液晶マトリクスパネル 3 走査駆動回路 4 光源 5 表示制御回路 6 電圧制御回路 7 インタフェ−ス回路
フロントページの続き (72)発明者 葛貫 壮四郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平5−145872(JP,A) 特開 平3−221984(JP,A) 特開 平5−344371(JP,A) 特開 昭63−261229(JP,A) 特開 平3−182793(JP,A) 特開 平7−84238(JP,A) 特開 平4−32383(JP,A) 特開 平4−284490(JP,A) 特開 昭61−92952(JP,A) 実開 平3−8349(JP,U) 実開 昭63−45587(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 - 3/36 G09G 3/18 G02F 1/13 - 1/141

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜トランジスタが夫々設けられた複数の
    画素を水平方向及びこれに交差する垂直方向に備えた液
    晶マトリクスパネルと、 前記複数の画素の前記垂直方向に並ぶ夫々の群に設けら
    れた前記薄膜トランジスタに、画素データを送る信号駆
    動部と、 前記複数の画素の前記水平方向に並ぶ夫々の群に設けら
    れた前記薄膜トランジスタの走査電極に、走査電圧を印
    加する走査駆動部と、 前記画素データ、および、該画素データを前記信号駆動
    部に取り込み又は該信号駆動部から前記液晶マトリクス
    パネルに出力させるタイミング信号を、外部回路から受
    けるインタフェースと、 前記インタフェースの後段に設けられる表示制御部とを
    備え、 前記表示制御部は、前記インタフェースから受ける前記
    画素データとは別の画素データを発生させるパターン・
    ジェネレータと、 前記前記インタフェースから受ける前記タイミング信号
    とは別のタイミング信号を発生させるコントロール回路
    と、 外部からの信号により、前記信号駆動部に送られる画素
    データおよびタイミング信号を、前記インタフェースか
    ら受ける画素データおよびタイミング信号、または、前
    記パターン・ジェネレータで発生される画素データおよ
    びコントロール回路で発生させるタイミング信号のいず
    れかに設定する選択回路とを有し、 前記タイミング信号にはクロック信号を含み、前記コン
    トロール回路で発生される前記クロック信号は、前記イ
    ンタフェースから受けるクロック信号に比べて低い周波
    数を示すことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記パターン・ジェネレータで発生される
    画素データは、前記インタフェースから受ける画素デー
    タより低い解像度であることを特徴とする請求項1に記
    載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記外部からの信号は、前記液晶表示装置
    に待機期間を指示する信号であることを特徴とする請求
    項1乃至2のいずれかに記載の液晶表示装置。
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