JP3482096B2 - エアー吸引式給紙装置 - Google Patents

エアー吸引式給紙装置

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JP3482096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電写真式複写機
等の画像形成装置に設けられるエアー吸引式給紙装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】積層された用紙に空気流を吹き付け、そ
の上層用紙を浮上・分離させ、真空吸着手段によって最
上層の用紙を吸引・搬送するようにしたエアー吸引式の
給紙装置は、例えば特開平5−286596号公報に記
載されている。
【0003】この装置では、給送用張架ベルトと最上部
の用紙との間に上下に可動の押さえ部材を配置し、この
押さえ部材によって、その最上部の用紙とその下の用紙
との間で、前方から吹き込まれた空気流を阻止させ、空
気を膨張させることにより両用紙の確実な分離を図ろう
としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置のように、押さえ部材を設ける場合でも、用紙の
後端を揃えるために、別途、用紙の後端揃え板を前後に
位置調整自在に設ける必要があり、そのため、装置のス
ペースが制約され、装置の設計の自由度が低下し、ま
た、部品点数が増え、コスト高になる難点があった。
【0005】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
簡易な構成により用紙の後端揃えと用紙の押えとを兼用
できるようにしたエアー吸引式給紙装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、用紙載台上に積層された上層部の用紙の前端部に対
して吹付手段によって空気流を吹き付けて用紙を浮上さ
せると共に、最上層の用紙を吸引手段で吸引して搬送す
るようにした画像形成装置のエアー吸引式給紙装置にお
いて、前記吹付手段によって吹き付けられた空気流
紙後端揃え板の上端部で反転させ下方に向けることが
できるように、前記用紙載台の後部に立設される用紙後
端揃え板の上端部が給紙方向に向けて湾曲状または折曲
状に形成されてなることを特徴としている。
【0007】用紙載台上に積層された用紙の上層部に吹
き込まれた空気流が用紙後端揃え板に当接してその湾曲
面または折曲面に沿って反転し最上層の用紙の後端を押
さえ込み、最上層の用紙とその下の用紙との間で空気を
膨張させ、用紙が効果的にさばかれ、重送が防止され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明のエアー吸引式給紙
装置の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。図
1はエアー吸引式給紙装置の断面図、図2は要部拡大図
で、これらの図において、符号1は昇降操作される用紙
載台、2は吹付手段、3は用紙搬送手段、4は用紙搬送
手段3の内部に設けられた吸引手段であり、その用紙載
台1の後部には、用紙Pの後端を揃えるための用紙後端
揃え板5が給紙方向にスライド自在に立設されている。
【0009】その用紙後端揃え板5の上端部は、給紙方
向に向けて傾斜し、かつ、その先端部が湾曲状に形成さ
れ、吹付手段2によって用紙Pの上層部に吹き込まれた
空気流が、その用紙後端揃え板5に当接してその傾斜面
51から湾曲面52に沿って反転して下方に放出され、
用紙Pの後部上面を押え込む。従って、最上層の用紙P
とその下の用紙Pとの間で、空気が膨張し、用紙Pが効
果的にさばかれ、重送が防止される。
【0010】用紙後端揃え板5の下部は装置本体100
の底面に給紙方向に設けた案内部材によって案内され、
用紙Pのサイズに応じた位置に固定できるようになって
おり、用紙載台1の後部に開設した矩形状の開口1a
(図3参照)に遊嵌し、給紙位置に挙上された用紙載台
1上の用紙Pの上層部の後端が、傾斜面51に当接して
やや前方に押し出される状態となるようにその高さが設
定されている。
【0011】用紙Pは、当初、下方の用紙補給位置にあ
る用紙載台1(図1の2点鎖線参照)に積層載置された
時点では、用紙後端揃え板5の垂直面53にその後端が
当接して、垂直に積層された状態となっているが、給紙
動作の開始時に、用紙載台1が上方に挙上されると、上
層部の用紙Pの後端が、前述のように、傾斜面51と当
接して、図2で拡大して図示されるように、その上層部
の用紙Pがやや前方に押し出されるのである。
【0012】このように、やや前方に斜めに積層された
状態では、各用紙P,P間に吹付手段2からの空気流が
入り込みやすくなり、各用紙P,P間のさばきが効果的
になされ、最上層の用紙Pとその下の用紙Pとの分離だ
けでなく、それより下の用紙Pも前もって充分にさ
れた状態となっているため、前述の押え込み動作と相ま
って、給紙時における重送の防止が確実なものとなる。
【0013】上述の用紙後端揃え板5の上端部に形成さ
れる湾曲面52は空気流を下方に向けることができるよ
うに形成されていればよく、折曲状に形成されてもよ
く、また、傾斜面51では図示のように用紙Pの上層部
をやや斜めに前方へ向けて押し出すように形成されるの
が好ましいが、垂直面53から湾曲面52に連なっても
よく、要するに、前方から吹き込まれは空気流を用紙後
端揃え板5の上端部で下方に向けて用紙Pの後部を押え
込めるように、その上端部が湾曲状または傾斜状に形成
されていればよい。
【0014】上述の吹付手段2は、断面が矩形状に形成
されたダクト7の一端側に空気流を発生させるブロア8
が接続されてなり(図3参照)、そのダクト7が最上部
位置にある用紙載台1の前面に沿うような位置に固定配
置され、その内側の壁面に吹付口6,…が開設されると
共に、その上壁面には重送防止用の吹上口9,…が開設
されており、その他端側は閉止されている。
【0015】一方、用紙載台1は、巻掛電動機構10
(図4参照)により、給紙状態(用紙残量)に応じて自
動的に昇降操作され、常に、最上層の用紙Pが吹付口
6,…と対応する高さ位置になるように保持される。そ
の位置制御は、最上層の用紙Pの高さ位置をセンサ11
で検知し、その検出信号に基づいて駆動源を制御駆動さ
せることによりおこなわれる。なお、上述のセンサ11
は接触式であっても非接触式であってもよく、また、そ
の設置位置は用紙Pの最上層を検知できる位置であれば
適宜に選択されてよく、用紙載台1の前部に設けてもよ
い。
【0016】巻掛電動機構10は、駆動源に接続された
プーリ13と、各従動プーリ14〜17と、テンション
プーリ18,19とに、エンドレスワイヤ20が巻装さ
れてなり、そのエンドレスワイヤ20の2ヶ所がブラケ
ット21,22によって用紙載台1に固定されており、
その用紙載台1が最下部位置(図示省略)から図示の中
間位置を経て吹付口6と対応する最上部位置(図1参
照)まで逐次給紙の状態に応じて段階的に移動操作され
るようになっている。なお、巻掛電動機構10に代えて
例えば電動スクリューで用紙載台1を移動操作させても
よい。
【0017】用紙搬送手段3は、駆動プーリ31と従動
プーリ32との間に巻装される孔付きのベルト33と、
その内部に設けられた吸引手段4とよりなり、その吸引
手段4は、吸引源となるサクションポンプ34にバキュ
ームボックス35が接続されてなり、そのバキュームボ
ックス35の下部に開設した開口36,37から空気を
吸い上げ、孔付きベルト33の底面に用紙Pを真空吸着
する。
【0018】用紙載台1に積層されて給紙位置にある用
紙Pの上層部は、前述のように、真空吸着されやすい状
態にさばかれており、また、その最上部の用紙Pの後部
が下方へ向かう空気流で押えられ、次の用紙Pとの間に
吹き込まれた空気が膨張し、両用紙Pが分離されるた
め、別途、用紙抑え部材は不要となる。一方、吸着され
た用紙Pが搬送される過程では、吹上口9,…から吹き
上げられる空気流によってエアーカーテンが形成され、
その真空吸着された用紙Pよりも下の用紙Pの先端がそ
のエアーカーテンによって前進を阻止され、前述したさ
ばきの効果と相まって、より確実な重送防止が図られ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエアー吸
引式給紙装置によれば、用紙載台の後部に立設される用
紙後端揃え板の上端部を、吹付手段によって吹き付けら
れた空気流を用紙後端揃え板の上端部で反転させ、下方
に向けることができるように、給紙方向に向けて湾曲状
または折曲状に形成し、吹付手段によって吹き付けられ
た空気流がその用紙後端揃え板の上端部で反転し、給紙
適正位置にある最上層の用紙の後部上面を押さえ込むよ
うにしたので、別途、用紙押え部材は不要となり、最上
層の用紙とその下の用紙との間で空気が膨張し、効果的
にさばかれ、重送を防止できる。
【0020】また請求項2記載のように、用紙後端揃え
板の上端部を、給紙方向に向けて傾斜させることによっ
て、給紙動作の開始時に、用紙載台が上方に挙上される
と、上層部の用紙の後端が、前述のように、傾斜面と当
接して、図2で拡大して図示されるように、その上層部
の用紙がやや前方に押し出されるのである。このよう
に、やや前方に斜めに積層された状態では、各用紙間に
吹付手段からの空気流が入り込みやすくなり、各用紙間
のさばきが効果的になされ、最上層の用紙とその下の用
紙との分離だけでなく、それより下の用紙も前もって充
分にさばかれた状態となっているため、前述の押え込み
動作と相まって、給紙時における重送の防止が確実なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアー吸引式給紙装置の一実施形態を
示す断面図である。
【図2】同用紙後端揃え板の要部拡大図である。
【図3】同吹付手段と用紙載台の斜視説明図である。
【図4】同エアー吸引式給紙装置の構成図である。
【符号の説明】
1…用紙載台、2…吹付手段、4…吸引手段、5…用紙
後端揃え板、P…用紙。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙載台上に積層された上層部の用紙の
    前端部に対して吹付手段によって空気流を吹き付けて用
    紙を浮上させると共に、最上層の用紙を吸引手段で吸引
    して搬送するようにした画像形成装置のエアー吸引式給
    紙装置において、前記吹付手段によって吹き付けられた
    空気流用紙後端揃え板の上端部で反転させ下方に向
    けることができるように、前記用紙載台の後部に立設さ
    れる用紙後端揃え板の上端部が給紙方向に向けて湾曲状
    または折曲状に形成されてなることを特徴とするエアー
    吸引式給紙装置。
  2. 【請求項2】 用紙後端揃え板の上端部は、給紙方向に
    向けて傾斜し、かつ、その先端部が、前記吹付手段によ
    って吹き付けられた空気流を用紙後端揃え板の上端部で
    反転させ、下方に向けることができるように、給紙方向
    に向けて湾曲状または折曲状に形成されてなる請求項1
    記載のエアー吸引式給紙装置。
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