JP3473910B2 - デンプンエステルの線状ポリエステルとの混合物 - Google Patents

デンプンエステルの線状ポリエステルとの混合物

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、熱および圧力により、良好な寸法安定性お
よび物理特性を有する物品に成形することができる分解
性ポリマー組成物に関する。これらの組成物は、少なく
とも約50%のアミロース含有率を有するエステル化デン
プンと、線状ポリエステルを含む。
発明の背景 デンプンを水の存在において加圧下に加熱して、形造
られた物品の製造に適した溶融体を形成しうることは公
知である。このようなデンプンを基礎とする形造られた
物品は、高い相対湿度条件において比較的劣る物理的性
質、および比較的低い湿度条件において比較的高い脆化
傾向という欠点を示すことがある。
上述のデンプンの代わりに、低い置換度を有し、水ま
たはグリセリンで可塑化したデンプンエステルを用いる
ことによって、このような問題を解消する試みは、物質
の溶融特性を向上させるが、相対湿度が低いまたは高い
ときの特性は、ほとんど変わらずにそのままになってい
る。
本発明の目的は、上述の欠点を、少なくとも部分的に
解消することである。
発明の概要 本発明によって、エステル化デンプンと線状ポリエス
テルを含む組成物が提供される。
デンプンエステルは、デンプンのC2〜C22エステルか
らなる群、好ましくはデンプンの酢酸エステル、デンプ
ンのプロピオン酸エステル、デンプンの酪酸エステル、
デンプンのペンタン酸エステルおよびデンプンのヘキサ
ン酸エステルならびにそれらの混合物からなる群より選
ぶことができる。
線状ポリエステルは、公知の線状ポリエステル、たと
えばヒドロキシカルボン酸から誘導されるものや、二塩
基酸とジオールとの組合せから誘導されるものから選ぶ
ことができる。
本発明に用いられるようなエステル化デンプンは、そ
れぞれ既知のアミロース含有率をもつ、じゃがいも、
米、タピオカ、とうもろこし(corn)、えんどう豆、ラ
イ麦、オート麦および小麦から得られるようなデンプン
から製造することができる。本発明のひとつの実施態様
においては、デンプンエステルは、乾燥デンプンの含有
量に対して少なくとも約50重量%のアミロース含有率を
有するデンプンから誘導される。
組成物は、増量剤;充填剤;樹木に由来する物質;マ
グネシウム、アルミニウム、ケイ素およびチタンの酸化
物;アルカリおよびアルカリ土類金属の塩;潤滑剤;離
型剤;酸除去剤;可塑剤;UV安定剤;着色剤;難燃剤;
酸化防止剤;熱安定剤ならびにそれらの混合物からなる
群より選ばれる1種以上の要素をさらに含むことができ
る。
本発明はさらに、たとえば、びん、より糸、シート、
フィルム、包装材、パイプ、チューブ、ふた、カップ、
棒、積層フィルム、大袋、袋、カッター、薬品カプセ
ル、発泡体、粒状物および粉末からなる群より選ばれる
物品に成形される組成物を提供する。
本発明はさらに、押出し、射出成形、圧縮成形、成
膜、ブロー成形、真空成形、熱成形、押出し成形、同時
押出し、発泡、異型押出しおよびそれらの組合せからな
る群より選ばれる処理方法によって、このような物品に
造形する組成物を提供する。
本発明はさらにまた、熱と圧力によって、良好な寸法
安定性と物理的性質を有する物品に形成できる組成物を
提供する。これらの組成物は、エステル化デンプンと線
状ポリエステルを含む。本発明の好ましい実施態様は、
エステル化デンプンが、乾燥デンプンの重量に対して少
なくとも約50%のアミロース含有率を有するデンプンか
ら誘導されるものである。これらの組成物から成形され
た物品は、低い相対湿度でも脆化する傾向がなく、高い
相対湿度でも良好な機械的性質を有している。
本発明によって、可塑剤の添加が排除される。すなわ
ち、組成物は低分子量の可塑剤の添加なしに成形でき、
成形された製品の性質、特に高いまたは低い相対湿度に
おける寸法安定性を増大させ、同時に優れた生分解性を
保っている。そのうえ、本発明の組成物の成分の混合性
は優れており、良好な加工特性を導き出している。
本発明はさらに、ここに記載されるような溶融体であ
る本発明の組成物を形成する方法であって、好ましくは
少なくとも約1.5の置換度と、好ましくは少なくとも約5
0%のアミロース含有率とを有するエステル化デンプン
を、ここに記載されるような線状ポリエステルの存在に
おいて高温に加熱し、そのように加熱した組成物を、均
質な溶融体が得られるまで可塑化することを含む方法を
提供する。
本発明はさらに、溶融体を形成する工程における、こ
こに記載されるポリエステルの、エステル化デンプンに
対する可塑剤としての用途に関する。
以下の説明を、付随する実施例および添付された請求
の範囲と組み合わせることにより、本発明はさらに明ら
かにされるであろう。
発明の詳細な説明 本発明によって、エステル化デンプンと線状ポリエス
テルを含む溶融体から得られる組成物が提供される。
エステル化デンプンは、デンプンのC2〜C22エステル
からなる群より選択され、好ましくはデンプンのC2〜C8
エステルである。
エステル化デンプンは、デンプンの酢酸エステル、デ
ンプンのプロピオン酸エステル、デンプンの酪酸エステ
ル、デンプンのペンタン酸エステルおよびデンプンのヘ
キサン酸エステル;あるいはそれらの混合物であること
が特に好ましい。最も好ましいものは、アルキルカルボ
ニル残基中に2個を越える炭素原子を有するエステルで
ある。
デンプンエステルは、少なくとも2種の異なるタイプ
のエステル残基を同じ分子中に含む混合エステルであっ
てもよい。同じ分子に結合した酢酸エステル、プロピオ
ン酸エステル、酪酸エステル、ペンタン酸エステル、ヘ
キサン酸エステル、ヘプタン酸エステルおよびオクタン
酸エステルの残基からなる群より選ばれる少なくとも2
種の要素を含むような混合デンプンエステルが好まし
い。
特に好ましいデンプンジエステルは、同じ分子に結合
した、酢酸エステル基とプロピオン酸エステル基、酢酸
エステル基と酪酸エステル基、およびプロピオン酸エス
テル基と酪酸エステル基を含む。
そのうえ、該デンプンエステルは、少なくとも2種の
異なるデンプンエステル類の物理的な混合物でもよい。
デンプンの酢酸エステル、デンプンのプロピオン酸エス
テル、デンプンの酪酸エステル、デンプンのペンタン酸
エステルおよびデンプンのヘキサン酸エステルからなる
群より選ばれる、異なる置換度をもつ少なくとも2種の
要素を含むデンプンエステル類のこのような物理的混合
物;または、その少なくとも1種の要素が同じまたは異
なる置換度を有する、それによって各要素が前記のデン
プンエステル類の異なる群から選ばれる少なくとも2種
の要素が、最も好ましい。
デンプン混成ジエステルの場合、デンプンエステルに
含まれるエステル基のタイプの比率は大きく変えること
ができるが、約1:1〜約1:20の範囲であり、好ましくは
1:10〜約1:20の範囲、より好ましくは1:15〜約1:20の範
囲である。このことは、もし意図が実質的にデンプン酢
酸エステルを製造することであれば、該デンプン酢酸エ
ステルは、主として酢酸エステル基と、存在する全エス
テル基に対して約5〜約20モル%のプロピオン酸エステ
ル基とを含有することを意味する。一方、もし意図が実
質的にデンプンプロピオン酸エステルを製造することで
あれば、酢酸エステル基または他のエステル基は、存在
する全エステル基に対して約5〜約20%の量存在するで
あろう。混成エステル類は、酢酸エステルおよびプロピ
オン酸エステルに対しては重要度がより高く、C4〜C22
エステル残基のデンプンエステルに対しては重要度がよ
り低い。エステル化デンプンの総置換度は、置換のタイ
プに依存せずに、約1.5〜約2.9であり、約1.8〜約2.9で
あることがより好ましい。最も好ましい置換度は、約1.
8〜約2.5である。デンプンエステル類の例を表1に示
す。
混成デンプンエステルの例を表2に示す。
本発明の範囲内では、エステル化デンプンを製造する
のに、市販されているどのようなタイプのデンプンを、
たとえばじゃがいも、米、タピオカ、とうもろこし(ma
ize)、えんどう豆、ライ麦、オート麦、大麦および小
麦から選択される天然のデンプンを用いてもよい。デン
プンのアミロース含有率が少なくとも約50重量%である
ことが好ましく、これよりも高く、通常は乾燥デンプン
の含有量に対して約70重量%を越えることが好ましい。
高度に好適なデンプンは、遺伝学的に改質された高ア
ミロースコーンデンプンである、National Starch and
Chemical社(Bridgewater,New Jersey 08807,USA)から
入手しうる、約70%のアミロース含有率を有するHylon
VII(登録商標)である。続いて、このようなデンプン
を、少なくとも1.5、好ましくは1.8の置換度にエステル
化、たとえばアセチル化またはプロピオニル化する。
特に好適なエステル化された高アミロースデンプン
は、2.4までの置換度にアセチル化またはプロピオニル
化、好ましくはプロピオニル化されたHylon VIIであ
る。
特に好適なエステル化された高アミロースデンプンの
混成エステルは、酢酸エステルおよびプロピオン酸エス
テルの1:10の比率、好ましくは1:15〜1:20の比率であ
る。
本発明で用いられるような線状ポリエステルは、ヒド
ロキシルカルボン酸から誘導されたタイプでもよい。前
記のヒドロキシルカルボン酸は、一般式: HO−(CnH2n)−COOH (1) (式中、nは1〜21、好ましくは1〜7、より好ましく
は1、2、3、4または5の整数である)に相当する。
このような酸は、たとえばグリコール酸(n=1)、
乳酸(n=2で、ヒドロキシル基がα−位置に結合して
いる)、ヒドロキシ酪酸およびヒドロキシイソ酪酸(n
=3)、ならびにヒドロキシル基が末端位置に結合して
いるヒドロキシ吉草酸(n=4)およびヒドロキシカプ
ロン酸(n=5)である。
このようなヒドロキシカルボン酸から誘導されるタイ
プの線状ポリエステルの製造方法は、この技術分野で知
られている。
これらのヒドロキシカルボン酸の多くは、環状エステ
ル、すなわちラクトンを形成することが知られており、
相当するポリエステルを製造するのに好ましく用いられ
ている。たとえばヒドロキシカルボン酸は、6−カプロ
ラクトンとして知られる環状エステルを形成し、それは
同様に重合させることができる。このようなラクトン類
は公知である。このようなポリラクトンの好ましいもの
はポリ(6−カプロラクトン)である。
本発明で用いられているような、二塩基酸とジオール
との組合せからから誘導される線状ポリエステルは、次
の一般式: (式中、Rは2、4または6個の炭素原子をもつ脂肪族
炭化水素残基であり;R′は2〜22個の炭素原子をもつ脂
肪族の飽和または不飽和の2価の炭化水素残基である)
と記されてよい。
好ましい線状ポリエステルの例は、次の式: (式中、xは2(ポリ(エチレンコハク酸エステ
ル))、またはxは4(ポリ(エチレンアジピン酸エス
テル))である)と記すことができる。
本発明で用いられるような線状ポリエステルは、今ま
でに述べたように、ヒドロキシカルボン酸もしくはその
ような酸の混合物から、または相当するラクトンもしく
はそのようなラクトンの混合物から誘導してもよい。線
状ポリエステルは、異なるポリエステルのタイプの物理
的混合物であってもよい。このような線状ポリエステル
の例としては、ポリ(3−プロピオラクトン)、ポリ
(5−バレロラクトン)、ポリ(6−カプロラクト
ン)、ポリ(6−デカラクトン)、ポリ(7−エナント
ラクトン)、ポリ(8−カプリロラクトン)、ポリ(12
−ラウロラクトン)、ポリ(15−ペンタデカラクト
ン)、ポリ(ヒドロキシ酪酸エステル)、ポリ(ヒドロ
キシ吉草酸エステル)などがある。これらのうち好まし
いものは、ポリ(3−プロピオラクトン)、ポリ(5−
バレロラクトン)、ポリ(6−カプロラクトン)、ポリ
(ヒドロキシ酪酸エステル)、ポリ(ヒドロキシ吉草酸
エステル)およびポリ(ヒドロキシ酪酸エステル−コ−
吉草酸エステル)ならびにそれらの混合物である。さら
により好ましいものは、ポリ(5−バレロラクトン)、
ポリ(6−カプロラクトン)、ポリ(ヒドロキシ酪酸エ
ステル)、ポリ(ヒドロキシ吉草酸エステル)およびポ
リ(ヒドロキシ酪酸エステル−コ−吉草酸エステル)な
らびにそれらの混合物である。最も好ましいものは、ポ
リ(6−カプロラクトン)、ポリ(ヒドロキシ酪酸エス
テル−コ−吉草酸エステル)およびそれらの混合物であ
る。
本発明で用いられるような、二塩基酸とジオールとの
組合せから誘導される線状ポリエステルの例は、ポリ
(エチレンコハク酸エステル)、ポリ(エチレンアジピ
ン酸エステル)およびそれらの混合物である。このポリ
エステルのタイプの好ましいものは、ポリ(エチレンコ
ハク酸エステル)である。
これらの線状ポリエステルは、一般に、10,000より大
きい重量平均分子量を有する。たとえば、ポリ(カプロ
ラクトン)は、約10,000〜約250,000の重量平均分子量
を有していてよい。
本発明に用いられるような線状ポリエステルは、組成
物中に、該組成物の重量に対して10から95重量%の量存
在してもよいが、組成物中に、該組成物の重量に対して
20〜75重量%の量存在することが好ましい。最も好まし
くは、線状ポリエステルが全組成物の約25〜55%の量存
在する。用いられるそれぞれの線状ポリエステルについ
て、濃度を最適化することは、当業者の知識の範囲内で
ある。
たとえば、ポリ(6−カプロラクトン)は、組成物中
に、該組成物の重量に対して10〜95重量%の量存在して
もよく、好ましくは全組成物の重量に対して20〜75重量
%の量存在する。最も好ましくは、ポリ(6−カプロラ
クトン)は、全組成物の約25〜55重量%の量存在する。
特に最も好ましい組成物は、本発明によると、約1.1
〜1.5、最も好ましくは1.37の置換度を有するHylon−VI
Iプロピオン酸エステルと、組成物中に、全組成物に対
して少なくとも35重量%、好ましくは少なくとも50重量
%の量存在するポリカプロラクトンとを含む。
本発明に用いられる可塑剤としては、グリセリントリ
アセタート、クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸ト
リエチル、クエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ
ブチル、フタル酸ジエチル、グリセリントリベンゾアー
ト、N−エチル−o,p−トルエンスルホンアミド、セバ
シン酸ジメチル、セバシン酸ジブチル、ペンタエリトリ
トールテトラアセタート、ペンタエリトリトールテトラ
ベンゾアートおよびコハク酸ジエチルであるが、これら
に限定されない。
これらの好ましいものは、グリセリントリアセター
ト、アセチルクエン酸トリエチル、クエン酸トリエチ
ル、クエン酸トリブチル、セバシン酸ジメチル、N−エ
チル−o,p−トルエンスルホンアミドおよびコハク酸ジ
エチルである。そして最も好ましいものは、グリセリン
トリアセタート、N−エチル−o,p−トルエンスルホン
アミドおよびアセチルクエン酸トリエチルである。
本発明で用いられるような可塑剤は、組成物中に、該
組成物の重量に対して1〜50重量%の量存在してもよい
が、組成物中に、好ましくは該組成物の重量に対して3
〜40重量%の量存在する。最も好ましくは、該可塑剤
は、全組成の約5〜30重量部の量存在する。用いられる
それぞれの線状ポリエステルについて、濃度を最適化す
ることは、当業者の知識の範囲内である。
たとえば、N−エチル−o,p−トルエンスルホンアミ
ドは、組成物中に、該組成物の重量に対して1〜50重量
%の量存在してよく、好ましくは全組成物の重量に対し
て約3〜40重量%の量存在する。最も好ましくは、N−
エチル−o,p−トルエンスルホンアミドは全組成物の約
5〜30重量%存在する。
本発明による組成物はさらに、全組成物の60重量%ま
での量、好ましくは35重量%までの量、そして最も好ま
しくは25重量%までの量の、1種またはそれ以上の疎水
性の熱可塑性ポリマーを含むことができる。好ましい下
限は、全組成物の5重量%であり、好ましくは8重量%
である。好ましいものは、ヒドロキシル、エーテル、酸
またはエステル基のような極性値を含有するようなポリ
マーである。このようなポリマーは、好ましくはエチレ
ン/酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン/ビニルア
ルコール共重合体(EVOH)、エチレン/アクリル酸共重
合体(EAA)、エチレン/アクリル酸エチル共重合体(E
EA)、エチレン/メタクリル酸エステル共重合体(EM
A)のようなエチレン、プロピレンまたはイソブチレン
の共重合体からなる群より選ばれる。
組成物は、増量剤;充填剤;樹木に由来する物質;マ
グネシウム、アルミニウム、ケイ素およびチタンの酸化
物;アルカリおよびアルカリ土類金属の塩;潤滑剤;離
型剤;酸除去剤;UV安定剤;着色剤;難燃剤;抗酸化
剤;熱安定剤ならびにそれらの混合物をさらに含むこと
ができる。
本発明の組成物はさらに、じゃがいも、米、タピオ
カ、とうもろこし(corn)、えんどう豆、ライ麦、オー
ト麦および小麦から選ばれる天然のデンプンまたは化学
的に改質した(エステル化されていない)デンプンを含
むことができる。
好ましい熱安定剤および離型剤は、それぞれ、ブチル
化ヒドロキシトルエンおよびステアリルステアロアミド
であり、これらは、組成物中に、全処方に対してそれぞ
れ約0.1〜約2.5%および約0.1〜約1.5%の量で存在する
ことができる。
本発明の組成物は、次のようにして製造することがで
きるが、それに限定されない。それぞれの混合物の成分
を、Henschelミキサーのような好適な強力な混合機で予
備混合し;25mm Berstoff共回転ツインスクリュー押出
し機を用いて十分に加熱して溶融混合し;押出し物を、
熱可塑性プラスチックのコンパウンディングに代表的に
見出される装置で、冷却してペレット化する。
本発明による組成物は、たとえば、びん、より糸、シ
ート、フィルム、包装材、パイプ、チューブ、ふた、カ
ップ、棒、積層フィルム、大袋、袋、カッター、薬品カ
プセル、発泡体、粒状物および粉末からなる群より選ば
れる物品に形成することができる。下記の実施例はま
た、本発明の組成物の、押出しおよび射出成形性を立証
しており、それは押出し、射出成形、圧縮成形、成膜、
ブロー成形、真空成形、加熱成形、押出し成形、同時押
出し、発泡、異形押出しおよびそれらの組合せからなる
群より選ばれる加工法によって、このような物品に形成
することができる。
ASTM(ASTMタイプI)引張試験用の棒状試験片を、商
業用の熱可塑性材料に好適な型を用いる1.0オンスArbur
g 170 CMD射出成形機によって成形した。
すべての試料を、相対湿度10%、50%および90%なら
びに25℃で2週間養生した。
すべての機械的試験を、ASTM D−638のプロトコー
ルによって実施した。水分含有量は、カール・フィッシ
ャー滴定法で測定した。
実施例の機械的性質を、表3および表4にまとめた。
本発明は、以下の実施例から、さらに明らかになるであ
ろう。
実施例1 混合物は、置換度2.4の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル80.0%と、低分子量(平均分子量約40,0
00)のポリ(6−カプロラクトン)20.0%からなり、Bo
eson(モノ、ジおよびトリグリセリドの混合物)1.0%
とレシチン(ホスファタイド)0.5%で安定化され、潤
滑された。相対湿度が上昇しても、この材料は、予期し
なかったことに、その剛性の多くを保持していた。
実施例2 混合物は、置換度2.4の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル74.1%と、低分子量(平均分子量約40,0
00)のポリ(6−カプロラクトン)25.9%からなり、実
施例1に開示されたのと同じタイプのもので安定化さ
れ、潤滑された。相対湿度が上昇しても、この材料は、
その剛性の多くを保持していた。低分子量ポリ(6−カ
プロラクトン)のおよそ5%の増加により、機械的性質
への有害な影響なしに、満足な成形物品を作るのに必要
な射出成形圧力を著しく減少した。
実施例3〜6 混合物は、置換度2.4の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル60〜75%の間と、高分子量(平均分子量
約70,000)のポリ(6−カプロラクトン)25〜40%の間
からなり、全処方に対してブチル化ヒドロキシトルエン
0.5%とステアリルステアロアミド0.3%で安定化され、
潤滑された。相対湿度が上昇しても、この材料は、その
剛性の多くを保持していた。ガラス転移温度は高分子量
ポリ(6−カプロラクトン)の量の増加によって著しく
は変わらなかったが、堅牢さと延性は、剛性と硬さへの
有害な影響なしに著しく増した。
実施例7 混合物は、置換度2.3の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル70%、高分子量(平均分子量約70,000)
のポリ(6−カプロラクトン)25%、およびN−エチル
−o,p−トルエンスルホンアミド5%からなり、実施例
3〜6に開示されたのと同じタイプと量の添加剤で安定
化され、潤滑された。N−エチル−o,p−トルエンスル
ホンアミドの添加が、機械的性質への有害な影響、また
は相対湿度の変化への感受性なしに満足な成形物品を作
るのに必要な射出成形圧力を、著しく減少した。
実施例8 混合物は、置換度2.3の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル70%と、ヒドロキシ酪酸エステルホモポ
リマー30%からなり、実施例3〜6で開示されたと同じ
タイプと量の添加剤で安定化され、潤滑された。
実施例9 混合物は、置換度2.3の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル70%と、ヒドロキシ酪酸エステル−ヒド
ロキシ吉草酸エステル共重合体からなり、実施例8で開
示されたのと同じタイプと量の添加剤で安定化され、潤
滑された。
実施例10 混合物は、置換度2.3の高アミロースデンプンプロピ
オン酸エステル70%と、ポリ(エチレンコハク酸エステ
ル)30%からなり、実施例8で開示されたのと同じタイ
プと量の添加剤で安定化され、潤滑された。
本発明を上記の実施例のみに限定することを意図する
ものではなく、さらに多くの変化とそれらについての改
良は、添付された請求の範囲から規定される本発明の範
囲から外れることなく、当業者にとって可能であること
が、認められるであろう。
フロントページの続き (72)発明者 タターカ,ポール アメリカ合衆国、ニュージャージー 07869、ランドルフ、センター・グロー ブ・ロード 44、アパートメント0―35 (56)参考文献 特開 平4−90339(JP,A) 特開 昭52−29884(JP,A) 特開 平5−39381(JP,A) 特開 平5−239265(JP,A) 二国二郎,「デンプンハンドブッ ク」,日本,朝倉書店,1961年 1月15 日,p.210−211,p.618−619 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 3/00 - 3/20 C08L 67/00 - 67/08

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デンプンエステルの少なくとも1種と線状
    ポリエステルを含む溶融体から得られる組成物であっ
    て、 デンプンエステルは、(C2〜C22)デンプンエステルか
    らなる群より選択され、ここでデンプンエステルの置換
    度は、1.5〜2.9であり; 線状ポリエステルは、平均分子量10,000〜250,000を有
    し、(i)一般式: HO−(CnH2n)−COOH (1) (式中、nは1〜21の整数である)の脂肪族ヒドロキシ
    カルボン酸モノマーから得られるか、または(ii)二酸
    とジオールの組み合わせから誘導され、下記式: HO−〔R−O−C(O)−R'−C(O)−O −R−O−C(O)−R'−C(O)O〕− (式中、Rは、炭素原子2、4または6個を有する脂肪
    族炭化水素残基であり;そしてR'は、炭素原子2〜22個
    を有する脂肪族飽和または不飽和二価炭化水素残基であ
    る)に対応する、組成物。
  2. 【請求項2】デンプンエステルが、(C2〜C8)デンプン
    エステルからなる群より選択される、請求項1記載の組
    成物。
  3. 【請求項3】デンプンエステルが、デンプンの酢酸エス
    テル、デンプンのプロピオン酸エステル、デンプンの酪
    酸エステル、デンプンのペンタン酸エステルおよびデン
    プンのヘキサン酸エステル、ならびにそれらの混合物か
    らなる群より選択される、請求項1または2記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】デンプンエステルが、(C3〜C8)デンプン
    エステルからなる群より選択される、請求項1または3
    記載の組成物。
  5. 【請求項5】デンプンエステルが、同じデンプン分子に
    結合している少なくとも2種の異なるエステル残基を含
    有する、請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】混合デンプンエステルが、同じデンプン分
    子に結合している、酢酸エステルとプロピオンエステル
    基、または酢酸エステルと酪酸エステル基、またはプロ
    ピオンエステルと酪酸エステル基を含む、請求項5記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】デンプンエステルの置換度が1.8〜2.9であ
    る、請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】デンプンエステルの置換度が1.8〜2.5であ
    る、請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物。
  9. 【請求項9】デンプンエステルが、乾燥デンプンの重量
    に対して少なくとも50重量%のアミロース含有率を有す
    るデンプンから誘導される、請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】デンプンエステルが、乾燥デンプンの重
    量に対して少なくとも70重量%を超えるアミロース含有
    率を有するデンプンから誘導される、請求項1記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】脂肪族ヒドロキシカルボン酸モノマーの
    nが、1、2、3、4または5の整数である、請求項1
    記載の組成物。
  12. 【請求項12】該ヒドロキシカルボン酸モノマーが、グ
    リコール酸(n=1)、乳酸(n=2)(ここで、ヒド
    ロキシル基はα位置に結合している)、ヒドロキシ酪
    酸、ヒドロキシイソ酪酸(n=3)、ヒドロキシ吉草酸
    (n=4)、ヒドロキシカプロン酸(n=5)(ここ
    で、それぞれの場合、ヒドロキシ基が末端位置に結合し
    ているか、またはヒドロキシカプロン酸が環状エステル
    の形態である)からなる群より選択される、請求項11記
    載の組成物。
  13. 【請求項13】ポリエステルが、ポリ(3−プロピオラ
    クトン)、ポリ(5−バレロラクトン)、ポリ(6−カ
    プロラクトン)、ポリ(6−デカラクトン)、ポリ(7
    −エナントラクトン)、ポリ(8−カプロラクトン)、
    ポリ(12−ラウロラクトン)、ポリ(15−ペンタドデカ
    ノラクトン)、ポリ(ヒドロキシ酪酸エステル)、ポリ
    (ヒドロキシ吉草酸エステル)またはポリ(ヒドロキシ
    酪酸エステル−co−吉草酸エステル)である、請求項1
    記載の組成物。
  14. 【請求項14】線状ポリエステルが、ポリ(エチレンコ
    ハク酸エステル)、ポリ(エチレンアジピン酸エステ
    ル)またはそれらの混合物である、請求項1記載の組成
    物。
  15. 【請求項15】該ポリマーがポリ(6−カプロラクト
    ン)である、請求項1記載の組成物。
  16. 【請求項16】ポリエステルが、組成物の重量に対して
    10〜95重量%の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  17. 【請求項17】ポリエステルが、組成物の重量に対して
    20〜75重量%の量で存在する、請求項1記載の組成物。
  18. 【請求項18】可塑剤;増量剤;充填剤;樹木に由来す
    る物質;マグネシウム、アルミニウム、ケイ素およびチ
    タンの酸化物;アルカリおよびアルカリ土類金属塩;潤
    滑剤;離型剤;酸除去剤;UV安定剤;着色剤;難燃剤;
    抗酸化剤;熱安定剤;ならびにそれらの混合物からなる
    群より選択される要素を更に含有する、請求項1記載の
    組成物。
  19. 【請求項19】ジャガイモ、米、タピオカ、トウモロコ
    シ(corn)、エンドウ豆、ライ麦、オート麦、大麦、ト
    ウモロコシ(maize)および/または小麦デンプンに由
    来する天然のデンプンおよび/または化学的に改質され
    ている(エステル化されていない)デンプンを更に含
    む、請求項1〜18のいずれか1項記載の組成物。
  20. 【請求項20】疎水性熱可塑性ポリマーの1種以上を、
    全組成物の60重量%までの量で更に含む、請求項1記載
    の組成物。
  21. 【請求項21】少なくとも1.37の置換度と70%のアミロ
    ース含有量を有するデンプンのプロピオン酸エステル、
    および組成物の少なくとも35重量%の量のポリカプロラ
    クトンを含む、請求項1記載の組成物。
  22. 【請求項22】少なくとも50重量%の量のポリカプロラ
    クトンを含む、請求項21記載の組成物。
  23. 【請求項23】溶融体の形態である、請求項1記載の組
    成物。
  24. 【請求項24】造形品の形態である、請求項1記載の組
    成物。
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