JP3469475B2 - 鉄道車両用半導体冷却装置 - Google Patents

鉄道車両用半導体冷却装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両床下に設
置される半導体冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両床下に設置される車両駆動用の
電力変換装置は、鉄道架線から入力される電力を半導体
素子のスイッチングにより変換し、車両駆動用の電動機
を制御するもので、半導体素子より発生する熱を効率良
く外気へ逃がす為、電力変換装置の構成要素として半導
体冷却装置は重要な役割をもつ。
【0003】半導体冷却装置は、半導体素子とその周辺
回路部品を収納し、冷却の手段として冷却器を有したも
ので、冷却器は半導体素子の取り付く受熱部分と装置外
部ヘ排熱を行う放熱部とから成るが、鉄道車両床下に設
置される車両駆動用では、冷却器の放熱部が車両床下の
車両側方側となるよう設置され、自然冷却により放熱部
から大気へ熱放散する方式をとることが多い。
【0004】これは、放熱部の冷却を自然冷却として送
風機を使用しないことで、機器のメンテナンス作業が不
要となることを目的としており、車両側方側へ配置する
の理由は、車両床下へ排熱がこもることなく車両走行時
の走行風を受けやすくすることを考慮したものである。
【0005】具体的な構成を図を用いて説明する。
【0006】図23(a)〜(c)に従来装置を示す。
図23(a)は従来装置を示す斜視図で車体に取り付い
ている状態を示す。図23(b)は図23(a)中のA
23−A23線に沿う断面、つまり枕木長手方向の断面
図である。図23(c)は図23(a)の水平方向の断
面(装置平面図)である。
【0007】冷却器1は複数個の半導体素子2が取り付
く受熱部3と大気へ熱放散する放熱部4′とで構成され
る。半導体素子2とその周辺部品は汚損等の無い環境と
する為、冷却器1の受熱部3の少なくとも半導体素子2
の取り付く部分は装置の密閉部へ収納される必要があ
る。一方、放熱部4′は装置の開放部へ配置し効率良く
大気へ熱放散する必要がある。
【0008】さらに車両床下にこの排熱がこもり床下の
配線、配管等を暖める事がないように、放熱部4′が車
体側方側となるよう構成されている。
【0009】受熱部3から放熱部4′へ効率良く熱輸送
する為、冷却器1は冷媒の相変化を利用したヒートパイ
プ方式が採用されることが多い。すなわち、受熱部3に
はヒートパイプ5の一方の端部が埋め込まれ、もう一方
側には多数枚の放熱フィン6が取り付けられる。ヒート
パイプ5は受熱部3側が下方となるよう傾けて設置さ
れ、ヒートパイプ5内部に封入された冷媒は受熱部3側
で半導体素子2から発生する熱により蒸発し、放熱フィ
ン6側で凝縮して大気へ熱放散をおこなうことになる。
凝縮した冷媒はヒートパイプ5内部を重力により受熱部
3側へともどるサイクルをくりかえす。
【0010】放熱フィン6は自然冷却により大気へ熱放
散を行う為、地面に対しほぼ垂直に設置され、放熱フィ
ン6間を上昇気流が通りやすくなっている。
【0011】ヒートパイプ5は放熱フィン6を貫通して
接続されるのでほぼ水平となるが、前述の如く蒸発部側
を若干下方に傾け、放熱フィン6側で凝縮した冷媒が受
熱部3側へもどるようになっている。
【0012】以上により構成される半導体冷却装置は電
力変換装置の箱体7に、半導体素子実装部は箱体7の内
部(密閉部)に、冷却器の放熱部4′は箱体7の外部
(開放部)となるよう、受熱部3を境として取り付けら
れる。電力変換装置の箱体7は鉄道車両の車体8の床下
に放熱部4′が車体側方側となる向きに艤装される。又
車体床下には電力変換装置等の機器が艤装可能なスペー
スとして艤装限界9があり、冷却器1を含め装置はこの
艤装限界9内に取り付けられることになる。艤装限界9
は一般に下方コーナー部が面取りされた形となってい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】鉄道車両の床下に設置
される半導体冷却装置では、車両走行時の走行風を大気
側への熱放散効率向上に利用することが考えられるが、
従来装置では放熱部4′が装置の車側側に設置されてい
るにもかかわらず、多数枚の放熱フィン6が車体中央側
(冷却器受熱部側)から車体側方側(冷却器先端側)へ
と所定のビッチで並んで取り付いており、走行風がはい
りこむ奥側となる冷却器受熱部側の放熱フィン間には走
行風がはいりこみにくい構造となっていた。
【0014】つまり、冷却器の最も先端の放熱フィンに
は走行風があたるが、それより内側の冷却器根元側の放
熱フィンには先端の放熱フィンにさえぎられて走行風が
はいりこみにくく有効に走行風を利用できない欠点があ
った。
【0015】冷却器がレール方向に複数個並ぶ場合は、
特に車両進行方向後方側の冷却器では放熱部の根元側へ
走行風が流れにくい構成である。
【0016】また、冷却器内部に冷媒を封入し、気密接
続をするので、気密度不良による冷媒漏れでの冷却器異
常温度上昇が引き起こす素子破壊が起きないよう、冷却
器には高い信頼性が要求される。
【0017】さらに、冷媒には通常、水あるいはパーフ
ロロカーボン系の冷媒が使用されるが、低温環境下での
冷媒凍結による冷却不能、環境問題対応等の理由から、
冷媒を不要とした冷却方式の適用が、冷却器構成の簡素
化の点からも望ましい。
【0018】本発明は上記問題点を解消し、車両走行風
を有効に利用した冷却性能の向上した小形軽量の半導体
冷却装置を提供することを目的としたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明では鉄道車両の床
下に設置される車両駆動用電力変換装置において、車両
走行時の走行風を有効に冷却器部に取り入れ、冷却器放
熱フィン間をこの走行風が流れるよう冷却器を構成した
もので、冷媒の相変化を利用した熱輸送手段を使わず
に、冷却器を部品種類、数の少ない簡略な冷却器とし信
頼性向上、簡易な製造方法を可能にしたものである。
【0020】請求項1に対応する半導体冷却装置は、冷
却器の放熱フィン部分は電力変換装置の車体側方側にあ
り、冷却器の1つの内面に,複数個の半導体素子を平面
的に(実質的に面接触させた状態で)取り付け、その面
はその下方が車体中央側、上方が車体側方側となるよう
垂直から傾けて設置されており、冷却器の反対の面(外
面)は大気へ熱放散する為の多数の放熱フィンが上下方
向に所定間隔を存して形成されており、各放熱フィンは
形状がほぼ平板状の同一外形の板フィンで、ほぼ水平に
上下に並んで配置され、車両走行時、冷却装置に対して
空気が相対的に動き、放熱フィンが水平な向きとして構
成してあるので、空気抵抗が小さく有効に放熱フィン間
を空気が流れ、半導体素子の発熱を大気ヘ熱放散するこ
とができる。かつ、車両走行風が充分に得られないとき
も上下に並んだ放熱フィンは上方にいくにしたがって、
車体側方側へつきだして設置されていることになるの
で、自然冷却時の上昇気流に対しても有効な放熱フィン
といえる。これら放熱フィンは先端側が上方となるよう
傾けた場合、上下の放熱フィン間の空気は車両進行方向
だけでなく、上方にも流れることが可能で、自然冷却時
の冷却効果を高める効果をもつ。
【0021】請求項2に対応する半導体冷却装置は、冷
却器の放熱フィン部分は電力変換装置の車体側方側に
り、冷却器の1つの内面に複数個の半導体素子を平面的
に取り付け、その外面は大気へ熱放散する為の多数の放
熱フィンが所定間隔で形成されており、各放熱フィンは
形状がほぼ平板状の板フィンで、ほぼ水平に上下に並ん
で構成しており、車両走行時、冷却装置に対して空気が
相対的に動き、放熱フィンが水平な向きとして構成して
あるので、空気抵抗が小さく有効に放熱フィン間を空気
が流れ、半導体素子の発熱を大気ヘ良好に熱放散するこ
とができる。これら放熱フィンは先端側が上方となるよ
う傾けた場合、上下の放熱フィン間の空気は車両進行方
向だけでなく、上方にも流れることが可能で、自然冷却
時の冷却効果を高める効果をもつ。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項1又は2において、冷却器にはインバータ回路ある
いはコンバータ回路の一相分の半導体素子が取り付けら
れ、この冷却器を3個あるいは2個横に並べ、放熱フィ
ン部分は相毎にまとまって、となりの放熱フィン部分と
は間隔があくよう構成したもので、この空隙部分を上下
に空気が流れることが可能となり、請求項2同様、自然
冷却時の放熱効果も確保される。
【0026】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項1又は2において、インバータ回路あるいはコンバ
ータ回路の上アーム側の半導体素子を一方の冷却器に取
り付け、もう一方の冷却器には下アーム側の複数相の半
導体素子を取り付け、冷却器を近接して並べて構成する
ことで、冷却器を分割した前項同様の効果に加えて、一
個の冷却器にとりつく半導体素子群の片側の電位が共通
となる為、電気的接続が容易に行える。
【0027】なお、請求項において、前記半導体素子
は対向する2面が電極面となる平形形状の素子で、下ア
ーム側の半導体素子はその負極側を前記冷却器に向けて
セラミックス板等の絶縁物をはさまずに、直接取り付け
るものであってもよい。この場合、前項で説明したよう
に半導体素子の片側が同じ電位となり、下アーム側では
それがアース電位であることから絶縁不要の構成が可能
となる。
【0028】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項において、下アーム側の半導体素子を取り付けた
冷却器は、上アーム側の半導体素子を取り付けた冷却器
よりも小さく、電力変換装置の車体側方側に下アーム側
の冷却器を下に、上アーム側の冷却器を上に、上下に並
べて配置したもので、下アーム側は冷却器と半導体素子
の間に入る介在物(セラミックス板、接続導体等)が不
要となる為、上アームに比べこの部分での温度差が小さ
くなり、冷却器が小形化できることになる。一方、鉄道
車両の床下の装置設置可能スペース(艤装限界)は、一
般に、断面形状で下方が面取りされたものであり、下側
に下アーム側の小形の方の冷却器を配置することで、艤
装限界を有効に活用した部品配置が可能となる。
【0029】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項において、2個の冷却器はー方は電力変換装置の
車体側方側に、もう一方の冷却器は電力変換装置の下方
に、それぞれの半導体素子が電力変換装置内部で近接す
るよう冷却器を配置したもので、冷却上は、走行風が有
効に活用できる電力変換装置の下方と車体側方とに冷却
器を配置することで、いずれも良好に冷却でき、それぞ
れの冷却器に取り付けられた半導体素子は電力変換装置
内部でそれぞれの端子が直近で接続できるよう立体的な
近接配置が可能となる。
【0030】
【0031】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項1又は2において、放熱フィンは先端側の幅が根元
側の幅よりも小さくなっており、先端側の温度の低い側
よりも、発熱源である半導体素子に近い根元側の温度の
高い側の方が、冷却に寄与するところ大であるため、フ
ィン効率を考慮したフィン形状である。加えて、この冷
却器が横に並んだ時を考えると、となりあう冷却器の先
端部分での間隔が大きいことで、この部分より走行風が
放熱フィン根元側へ流れ込むことも期待でき冷却効率が
良くなる。
【0032】
【0033】
【0034】また請求項1又は2において、放熱フィン
には一部分を一辺を残して切り込みを入れ90度以下の
角度で上方に折り曲げた形状の切り起こしを設ければ、
放熱フィンの上下方向に空気が移動することが可能であ
るのに加え、フィン表面積を減らすことなく穴を設けた
ことになるので、冷却効率がさらに向上することにな
る。さらにこのものにおいて、切り起こしは折れ線とな
る一辺より切り込み部分が放熱フィン先端側で、切り起
こしの面は車両進行方向に対して平行にすれば、切り起
こし部分は半導体素子に近い側つまり高温側が接続され
たまま、残り部分を切り起こすので、放熱フィンを伝わ
る熱の流れに有効的であり、この部分での冷却効率が高
い。またこのものにおいて、放熱フィンに設けられた切
り起こしは隣り合う上下の放熱フィンで異なる位置とす
れば、請求項と同様、下からの空気の移動は上の放熱
フィン表面を流れながら穴を通って上ヘと移動していく
ので放熱フィンの冷却効率はさらに向上する。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項1又は2において、放熱フィンは板の内部に冷媒の
流路が形成されその流路には作動液が封入されたもの
で、冷却器形状はこれまで述べてきた単なる板状の放熱
フィンの場合と同じような形であるが、放熱フィンの先
端まで根元側と温度差がつくことなくフィン効率の良い
冷却器となる。
【0039】請求項に対応する半導体冷却装置は、請
求項1又は2において、半導体素子の取り付く冷却器の
ベース部分は厚みが一様でなく、半導体素子の取り付く
面は平面であるが、その反対の面つまり放熱フィン側の
面が平らでなく、半導体素子の取り付いている部分の中
心部分が最も厚みが大きく、半導体素子から離れた位置
ではそれより厚みが小さくなるようにしたもので、半導
体素子取り付けベース部分の温度勾配を考慮し、放熱フ
ィンのフィン効率を高めるよう半導体素子から遠ざかっ
た部位(半導体素子との温度勾配が大きく温度は低い)
ではベース部分の厚みを薄くしてその部分に取り付く放
熱フィンと半導体素子の温度勾配を大きくすることなく
効率的に冷却できる。加えて、平形形状の半導体素子を
冷却器に向かって押圧する場合、冷却器には曲げ応力が
かかるが、ベース部分の中央が厚いことからたわみも軽
減され、半導体素子の圧接力分布が一様になる利点もも
つ。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】請求項10に対応する半導体冷却装置は、
請求項1または2において、半導体素子は対向する2面
が電極面となる平形形状の素子で、片面を冷却器に押圧
されるが、半導体素子のもう一方の面には主冷却器に比
ぺ小形の補助放熱フィンをはさみこんだもので、半導体
素子から発生する発熱量が一定でなく、瞬時的な過負荷
(ピーク損失)時にその過負荷による瞬時的な温度上昇
を抑制する機能をもつ。
【0046】請求項11に対応する半導体冷却装置は、
請求項10において、補助放熱フィンは主冷却器の放熱
フィンと直交する向きすなわち上下方向にフィン間を空
気が流れる形状としたもので装置密閉部はその密閉部内
を移動する空気の流れに合わせたフィン形状とし補助放
熱フィンの性能を向上してより半導体素子の温度上昇を
抑制することを可能にしている。
【0047】請求項12に対応する半導体冷却装置は、
請求項10において、補助放熱フィンは半導体素子の一
方の電極取り出し用として電気的に接続され、導体を兼
用したもので、部品点数の削減につながる。
【0048】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)(請求項
1,に対応) (構成) 図1(a)に本発明の第1の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を示し、図1(b)に図1(a)中のA1−
A1線に沿う断面図(半導体冷却器の縦断面図)を示
す。
【0049】冷却器1aは電力変換装置の箱体7に取り
付けられ、その箱体7の内部側は密閉部、外部側は開放
部となる。冷却器1aは半導体素子2の取り付く受熱部
3aと放熱部4とからなり、放熱部4は多数枚(複数
枚)の放熱フィン6aにより構成される。
【0050】受熱部3aはその下方が車体中央側、その
上方が車体側方側となるよう箱体7に対し傾いて取り付
けられる。冷却フィン6aはほぼ平板状の板フィン形状
で、多数枚が所定の間隔でほぼ水平に受熱部3aに接続
された形で構成される。受熱部3aと放熱部4は金属材
料により一体に成形されていてもよい。車体8に対して
は放熱フィン6aが車体側方側となるよう配置され、艤
装限界9内におさまるよう艤装される。
【0051】本実施形態では、1個の冷却器1aにはイ
ンバータ回路1相分の半導体素子2が実装され、この冷
却器1aが3個並んで3相のインバータ回路を構成す
る。車両の前後方向に3個並んだ冷却器1aの放熱部4
は、互いに間隔をあけて並ぶよう受熱部3aの幅(レー
ル長手方向の寸法)よりも放熱フィン6aの幅は小さく
構成されている。 (作用)半導体素子2より発生する熱は受熱部3aを介
して放熱フィン6aに熱伝導され、放熱フィン6aの表
面から大気へと熱放散される。車両駆動用の電力変換装
置では、当然、半導体素子2から熱が発生するのは車両
走行時であり、車両停止時は半導体素子2は通電されな
いので損失を発生することはない。車両走行時は車両に
対して走行風が車体床下に取り付けられた装置に対し流
れる。つまり、周囲から空気が流れ込むことになる。走
行風は、車両走行時、車両の周囲の空気が車両と相対的
に動くことで車両及び、車両と一体になって運動する物
(車両床下に設置された機器類)に対して、はたらくも
のである。
【0052】この走行風は、車両走行時、放熱フィン6
a間を流れることになり、放熱フィン6aの表面では空
気流速が(自然対流のみの時と比較し)速くなり、熱伝
達率が向上し放熱フィン6aの放熱性能が向上する。放
熱フィン6aは水平な向きであるため、走行風はフィン
6aの先端から根元側へはいりこんでくることが可能
で、従来、ヒートパイプを使った冷却器では先端側の放
熱フィンに遮られて根元側の放熱フィンには流れにくか
った走行風が本実施形態では放熱フィンの向きが水平で
あることから根元側まで流れ込み放熱フィン6aの全域
にわたって走行風を利用できる。
【0053】又、車両が低速で走行時は、充分な走行風
が得られず、放熱フィン6aから大気へは自然対流によ
る放熱が支配的になる場合があるが、冷却器1aは相毎
に分割して構成してあり、放熱フィン6aがとなりあう
放熱フィン6aとの間に間隔を設けているので、この部
分を自然対流時の上昇気流が通り、放熱フィン6aヘ空
気が流れ込み自然対流による放熱を行うことが可能であ
る。
【0054】さらに、放熱フィン6aは上方の放熱フィ
ンになるにしたがって、より車体側方側へ設置されてお
り、自然対流による空気の流れは下方から上方へ向かう
際に放熱フィン6aに沿って流れ、自然対流時の上昇気
流に対しても放熱フィン6aは有効に大気へ熱放散可能
である。 (効果)本実施形態によれば、車両走行時の走行風が有
効に放熱フィン6a間を流れることでフィン効率が向上
し、冷却器の小形化、高性能化が可能である。
【0055】フィン効率が向上することで、冷媒の相変
化を利用した冷却器(放熱フィン全域を同一温度として
フィン効率を向上する)とする必要がなくなり、冷媒を
使わない冷却器が可能となる。冷媒には耐凍結性が要求
されたり、耐環境性が要求されたりするが、本実施形態
の冷却器にはそういった問題が皆無となる。又、冷媒を
封入する為の気密接続部分がなくなり、冷媒漏れの管理
が不要となる。
【0056】冷却器構成部品は大幅に削減され、信頼性
が向上する利点もある。
【0057】受熱部が傾斜して装置の箱体に取り付くこ
とで、半導体素子の取り付く面を、垂直に取り付く場合
と比較して広くとれ、半導体素子の実装スペースが充分
とれることで、半導体素子の取付にも自由度の多い設計
が可能である。 (第2の実施の形態)(請求項2,に対応) (構成) 図2(a)に本発明の第2の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図2(b)に図2(a)のA2−A2線
に沿う断面図(半導体冷却器の縦断面図)を示す。
【0058】本実施形態でも第1の実施形態と同様、放
熱部4が車体側方側となるよう、冷却器1bが電力変換
装置の箱体7に取り付けられ、受熱部3bの半導体素子
2の取り付く内側の面の反対側の面(外面側)には多数
枚の放熱フィン6bが設けられる。受熱部3bは本実施
形態では垂直に箱体7に取り付けられ、これにほぼ平板
状の板フィン形状の多数枚の放熱フィン6bが所定の間
隔で水平に設けられている。放熱フィン6bは金属材料
によって受熱部3bと一体に成形されていてもよい。
【0059】本実施形態でも、1個の冷却器1bにはイ
ンバータ回路1相分の半導体素子2が実装され、この冷
却器1bが3個並んで3相のインバータ回路を構成す
る。車両の前後方向に3個並んだ冷却器1bの放熱部4
は、互いに間隔をあけて並ぶよう受熱部3bの幅(レー
ル方向の寸法)よりも放熱フィン6bの幅は小さく構成
されている。 (作用)半導体素子2から発生する熱は受熱部3bを介
して放熱フィン6bに熱伝導により伝わり、第1の実施
形態と同様、車両走行時の走行風が放熱フィン6b間を
流れることで放熱フィン6bから大気への放熱性能が向
上する。又、これも第1の実施形態と同様に、冷却器1
bは相毎に分割して構成してあり、放熱フィン6bがと
なりあう放熱フィン6bとの間に間隔を設けているの
で、この部分を自然対流時の上昇気流が通り、放熱フィ
ン6bへ空気が流れ込み自然対流による放熱を行うこと
が可能であるので、車両の低速走行時で走行風が充分に
得られない場合は、自然対流効果により放熱フィン6b
から大気への熱放散が行われる。 (効果)第1の実施形態と同様、走行風を利用し、放熱
フィン6bのフィン効率が向上することで、冷却器の小
形化、高性能化が達成でき、冷媒を使わない冷却器が可
能となる。
【0060】又、本実施形態では半導体素子の取り付く
面は垂直で、箱体内部の密閉部は長方形断面のスペース
が与えられることになり、この部分に収納される半導体
素子周辺回路部品がデッドスペースの少ない効率のよい
実装が可能である。
【0061】さらに冷却器の放熱フィンは受熱部に対し
て直角に設置されるので、冷却器自体の形状もシンプル
で製造しやすい形状である。 (第3の実施の形態)(請求項2,に対応) (構成) 図3(a)に本発明の第3の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図3(b)に図3(a)のA3−A3線
に沿う断面図(半導体冷却器の縦断面図)を示す。
【0062】本実施形態では冷却器1cの放熱部4は箱
体7の下方に配置される。受熱部3cの片側(箱体7の
内面側)に半導体素子2が取り付けられ、その反対の面
(箱体7の外面側)に放熱フィン6cが受熱部3cに対
し直角に多数枚設けられるのは第2の実施形態と同様で
ある。放熱フィン6cは他の全ての実施形態と同様に放
熱フィン6cは受熱部3cと一体に成形されているとよ
い。 (作用)車体床下の艤装限界9内の最下方は地面に最も
近く走行風が最も有効に活用できる。つまり走行風は、
車両走行時、車両の周囲の空気が車両と相対的に動くこ
とで車両及び、車両と一体になって運動する物(車両床
下に設置された機器類)に対して流れるものであるが、
静止している地面との間が最も空気が相対的に動くこと
になる。
【0063】本実施形態では放熱フィン6c間を車両走
行時の地面との相対的な空気の動きによる走行風が流れ
放熱フィン6cのフィン効率が向上する。 (効果) 走行風によるフィン効率の向上によって、冷却器の小形
化、高性能化が可能になるが、走行風を最も得やすい艤
装限界最下部にこの放熱部分があることで、その効果は
前述の実施形態以上の効果がある。 (第4の実施の形態)(請求項に対応) 図4(a)に本発明の第4の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図4(b)に半導体冷却器単体の斜視図
を示す。
【0064】本実施形態では、冷却器1dは第2の実施
形態と同様に箱体7にとりつけられるが、冷却器1dの
車体側方側の面には丸棒形状(ピンフィン)の放熱フィ
ン6dが多数本、所定の間隔で受熱部3dに垂直に縦横
に並んでいる。この場合、放熱フィン6dは地面に対し
てほぼ水平となる。
【0065】本実施形態では、放熱フィン6d間を水平
方向、上下方向の何れにも空気が流れることが可能とな
り、走行風での冷却、車両低速走行時の自然対流何れの
場合でも、放熱フィン6dは有効に放熱可能なフィン形
状である。 (第5の実施の形態)(請求項に対応) 図5(a)に本発明の第5の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図5(b)に半導体冷却器単体の斜視図
を示す。
【0066】本実施形態では多数の幅の狭い板状の放熱
フィン6eが受熱部3eに垂直に所定の間隔で縦横に並
んだ構成の冷却器1eが箱体7に取り付けられる。第4
の実施形態同様、放熱フィン6e間を水平方向、上下方
向の何れにも空気が流れることが可能で、走行風での冷
却、車両低速走行時の自然対流何れの場合でも、放熱フ
ィン6eは有効に放熱可能なフィン形状である。 (第6の実施の形態)(請求項に対応) 図6(a)に本発明の第6の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図6(b)に半導体冷却器単体の斜視図
を示す。
【0067】本実施形態の冷却器1fは、幅の狭い板状
のフィンをその途中で90度ひねることにより、放熱フ
ィン6fを構成している。符号6f′はひねり部を示し
ている。すなわち、受熱部3f側(根元側)は放熱フィ
ン6fは垂直向きで、先端側は水平向きとなるよう多数
の放熱フィン6fが所定の間隔で受熱部3fに取り付け
られ、冷却器1fを構成している。
【0068】本実施形態でも第4,5の実施形態と同
様、走行風冷却、自然対流冷却の何れにも対応可能な冷
却器としているが、特に走行風の流れやすい放熱フィン
先端側ではフィンは水平方向で走行風の妨げとならぬ向
きとし、自然対流はフィンの温度上昇により発生する上
昇気流によるもので、発熱源に近いフィン根元側がより
自然対流効果があることから、フィン根元は垂直方向の
フィンの向きとし、自然対流効果を充分活かす構成とし
ている。さらに放熱フィン6fの中間のひねり部分に空
気が流れるとそのフィン曲面部分で乱流を促進する効果
も得られる。 (第7の実施の形態)(請求項4,5に対応) (構成) 図7(a)に本発明の第7の実施形態が適用される回路
図を、図7(b)に本発明の第7の実施形態の半導体冷
却器の断面図を示す。
【0069】本実施形態は、図7(a)に示すように、
半導体素子2aが2個直列に接続され、その両端が電源
の正極、負極に接続され、中間点が出力としてモータヘ
接続される半導体スイッチング回路(1相分)が並列に
3相接続されたインバータ回路からなる電力変換装置で
ある。
【0070】図7(b)に示すように、本実施形態で
は、車体8の床下に艤装される電力変換装置の箱体7に
取り付く冷却器は上下2段に分かれて、車体側方側に放
熱部がくるよう設置される。本実施形態では、半導体素
子2aは対向する2面が電極面となる平形半導体素子
で、この電極面を冷却器に押圧して冷却を行う。
【0071】上側の冷却器1gの受熱部3gには電力変
換回路の上アーム側の半導体素子2aが、下側の冷却器
1hの受熱部3hには電力変換回路の下アーム側の半導
体素子2aが押圧される。上アーム側の半導体素子2a
は受熱部3gとの間に、熱伝導良好なセラミックス絶縁
板10と導体11を挟んで押圧され、下アーム側の半導
体素子2aはその負極側が受熱部3hに絶縁することな
く直接押圧される。
【0072】上側の冷却器1g、下側の冷却器1hとも
受熱部3g、3hの車体側方側にはそれぞれ放熱フィン
6g、6hが多数枚構成されるが、その大きさは上側の
冷却器1gの放熱フィン6gの方が、下側の冷却器1h
の放熱フィン6hよりも大きい。(放熱フィン高さが高
い。又は放熱フィン枚数が多い。) (作用)上アーム側の半導体素子2aから発生する熱は
導体11とセラミックス絶縁板10を介して冷却器1g
の受熱部3gに熱伝導され、放熱フィン6gより大気ヘ
熱放散され、下アーム側の半導体素子2aより発生する
熱は直接、冷却器1hの受熱部3hに熱伝導され、放熱
フィン6hより大気へ熱放散される。前述の実施形態と
同様、走行風を利用し大気への熱放散が効率良く行われ
る。
【0073】上アーム側の半導体素子2aと下アーム側
の半導体素子2aとは許容される温度上昇値は同一であ
るが、下アーム側は冷却器1hと半導体素子2aとの間
に介在するものがなく、冷却器1hに要求される放熱性
能は、上アーム側の冷却器1gと比較し同一性能でなく
低い性能でも許容される。
【0074】そこで、下アーム側の放熱フィン6hは、
上アーム側の放熱フィン6hと比較して、フィン高さを
低く、又はフィン枚数を少なくする等の方法により放熱
部4の小形化が可能となる。
【0075】一方、下アーム側の半導体素子2aの負極
側は電力変換回路の最もマイナス側の電位、すなわちア
ース電位であり、本実施形態の(構成)で述べたよう
に、冷却器1hに押圧するに際し、電気的絶縁の必要性
が無く、半導体素子2aは直接、冷却器1hの受熱部3
hに押圧でき、その受熱部3hは直接、箱体7へ取付可
能である。(複数相の下アーム側の半導体素子を相互に
絶縁することなく同一電位の冷却器にとりつけることも
勿論可能である。)上アーム側の半導体素子2aと冷却
器1gの受熱部3gとの間では電気的絶縁を確保するた
めセラミックス絶縁板10が介在され、絶縁沿面距離を
考慮して受熱部3g自体が、下アーム側の受熱部3hよ
りも大きくなる。(言い換えれば設置可能な放熱フィン
枚数は上アーム側の冷却器のほうが多い) さらに、艤装限界9と放熱フィン6g、6hとの関係を
考えると、上アーム側の放熱フィン6gの方が配置上も
上側に配置され、艤装限界9の下側のコーナー部との関
係からフィン高さも上アーム側の放熱フィン6gの方
が、下アーム側の放熱フィン6hよりもフィン高さが高
くできる(車体側方側にのばせる)。
【0076】前述のように、上アーム側と下アーム側と
では冷却器1g、1hに要求される放熱性能は異なり、
上アーム側の方が下アーム側よりも高い放熱性能を有し
ていることが必要で、構成上必然的に許容される冷却器
の大きさと条件が合致する。又、車両低速走行時の走行
風が不充分な条件下での冷却性能を考えても、上方側に
位置する冷却器1gは少なからずその下方に位置する冷
却器1hの排風温度上昇の影響をうけることからも上方
の冷却器の方が大きく構成できることは望ましい。 (効果) 車両走行時の走行風を有効に利用して冷却器の小形、高
性能化が実現できることは、これまで述べてきた実施形
態と同様であるが、本実施形態では、平形素子を使用し
た際の効率的な半導体素子の冷却器への設置方法を提供
しており、半導体冷却装置全体の小形化、高性能化(む
だのない構成)が可能となる。加えて、車体側方側(比
較的、触手が予想される部位)はアース電位部品で構成
されるので、製品安全上も好ましい。 (第8の実施の形態)(請求項に対応) (構成) 図8(a)に本発明の第8の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す斜視図を、図8(b)に図8(a)のA8―A8線
に沿う断面図(半導体冷却器の縦断面図)を示す。
【0077】本実施形態は、第7の実施形態と同様に、
半導体素子2aは平形素子で、上アーム側と下アーム側
とで冷却器を分割して構成するが、上アーム側、下アー
ム側両方共、半導体素子2aは電気的絶縁無しで直接、
冷却器1i,1jの受熱部3i,3jに押圧される。
【0078】下アーム側の半導体素子2aは、第7の実
施形態で述べたと同じ理由からその負極側を直接冷却器
1jの受熱部3jに押圧され、箱体7に対しては車体側
方側にその放熱部4が配置されるよう冷却器1jが設置
される。
【0079】一方、上アーム側の半導体素子2aも下ア
ーム側と同様に、直接、冷却器1iの受熱部3iに押圧
されるが、冷却器1iは箱体7に対しては、絶縁物12
を介して絶縁取付され、放熱部4が下方となるよう箱体
7の下部に設置される。又、下アーム側の半導体素子2
aは、複数相を有する電力変換回路で全ての相において
冷却器の電位はアース電位となり、同一の冷却器への集
約が可能であり、上アーム側の半導体素子2aもその正
極側を冷却器1iの受熱部3iへ押圧すれば、複数相に
おいて同一電位となり、冷却器の集約は可能であること
は言うまでもない。 (作用)車両走行時の走行風が有効に活用できる部位で
ある車体側方側と下方側とに冷却器1i,1jの放熱フ
ィン6i,6jが設置されており、何れの冷却器でも放
熱フィン間を走行風が流れることで有効に冷却可能であ
ることはこれまで述べてきた実施形態と同様である。
【0080】電気的絶縁に関しては、下アーム側の半導
体素子2aについてはその冷却器側電位はアース電位で
あり、冷却器1jの放熱フィン6jが車体側方側に位置
していることは、第7の実施形態と同様である。一方、
上アーム側の半導体素子2aを直接、冷却器に押圧した
ことで、冷却器1iは電位をもつが、箱体7に対しては
絶縁物12で絶縁取付されており、設置事故の心配はな
い。又、箱体7の下部に取り付くことで、触手の恐れの
ない車体下方側へ冷却器1iが配置することになるの
で、製品安全を配慮した製品となる。 (効果) 車両走行時の走行風利用による冷却については、これま
で述べてきた実施形態と同様の効果があるが、加えて、
平形素子で構成する際の部品点数の削減(セラミックス
絶縁板不要)、上アーム、下アーム両方の半導体素子の
冷却器への直接取付による冷却器の小形化が可能であ
る。さらに、箱体7内部で上アーム側、下アーム側の半
導体素子が立体配置となり、電気的接続がより短い導体
で接続可能になり、素子回りの立体インダクタンス実装
が可能となる。 (第9の実施の形態)(請求項1,2に対応) 図9に本発明の第9の実施形態の半導体冷却器の断面図
を示す。
【0081】本実施形態は、冷却器1kの受熱部3kに
半導体素子2が取り付けられ車体側方側に放熱部4がく
るよう構成されているが、冷却器1kの放熱フィン6k
は水平ではなく、その先端側が上方となるよう傾いて構
成されている。
【0082】車両走行時の走行風利用に加え、放熱フィ
ン6k間の空気が放熱フィン表面に沿って上方、先端側
へ流れやすくしていることで、自然冷却時の冷却効果を
向上したものである。 (第10の実施の形態)(請求項に対応) 図10に本発明の第10の実施形態の半導体冷却器が電
力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示
す斜視図を示す。
【0083】本実施形態は、冷却器1lを複数個並べて
箱体7に設置したものであり、放熱フィン6lは板状の
フィンを水平にある間隔で設置しているが、放熱フィン
6lの先端側の幅は根元側(受熱部3l側)の幅よりも
小さく、それぞれの冷却器1lの放熱フィン6l間に、
車体側方へいくにしたがって広くなる間隔を設けたもの
である。
【0084】この間隔部分により、車両低速時の充分な
走行風が得られない状態での自然冷却効果を増している
のは、第1の実施形態で既に述べた通りであるが、加え
て、走行風の放熱フィンへの取り込みに関しても隣り合
う放熱フィン間の間隔が車体側方側ほど広くなっている
ので、冷却器の受熱部側、根元側の放熱フィン部分にま
で走行風が入り込みやすいという利点がある。又、放熱
フィンのフィン効率からも、先端側は根元側に比べて冷
却に寄与する度合いは低く、その意味からも効率的なフ
ィン形状となる。 (第11の実施の形態) 図11に本発明の第11の実施形態の半導体冷却器単体
の斜視図を示す。
【0085】本実施形態は、冷却器1mの放熱フィン6
mに穴13を設けた例である。
【0086】車両走行時の走行風利用に関しては、これ
まで述べてきた実施形態と同様の効果があり、受熱部3
m側から伝わる熱を効果的に放熱できるが、加えて穴1
3を放熱フィン6mに設けたことで、放熱部4を自然対
流時の上昇気流も通ることになり、車両低速走行時、走
行風が充分得られない場合の性能低下を防止するもので
ある。さらに、本実施形態では、上下に隣り合う放熱フ
ィン6mで穴13の位置が同一ではなくずれていること
から、上昇気流が放熱フィン6mの表面を流れながら上
側へと流れていくので放熱フィン6mの放熱効果は向上
する。 (第12の実施の形態) 図12に本発明の第12の実施形態の半導体冷却器単体
の斜視図を示す。
【0087】本実施形態では、冷却器1nの放熱フィン
6nに切り起こし14を設け、第11の実施形態と同様
の自然対流時の冷却効果を向上したものである。切り起
こし14は放熱フィンの一部分を一辺を残してくりぬ
き、その部分のみを放熱フィン6nに対し曲げたもの
で、本実施形態では、四角形の1辺を残してくりぬき、
切り起こし14を構成している。
【0088】半導体素子から発生する熱は当然、放熱フ
ィン6nの根元側すなわち受熱部3n側から熱伝導によ
りフィン先端側へと熱輸送されるので、切り起こし14
はフィン根元側の1辺を残し、フィン先端側を曲げるほ
うが放熱フィン6nの熱輸送上効率が良い。又、この切
り起こし14により放熱フィン6nに設けられたくりぬ
き部分(穴14n)を空気が上昇することになるが、こ
の空気の流れを遮らずに効率良くフィン表面を通るよう
にする為、切り起こし14は上方に90度以下の角度で
曲げている。90度以下の角度としているのは、走行風
がフィン根元側へ流れ込むことも考慮し、それに対して
抵抗とならぬよう配慮したためである。
【0089】本実施形態では第11の実施形態と同様、
放熱フィン群を上下に空気が流れることが可能となり、
自然冷却時の冷却性能も確保される。さらに切り起こし
14は単なる穴と違って放熱面積が減少しないので、さ
らに冷却効果が向上するという利点がある。又、本実施
形態では切り起こし14は放熱フィン6nの同一箇所に
設けた例としているが、第11の実施形態と同様、上下
に隣り合う放熱フィン6nで切り起こし14の位置を異
なる位置として、上方に移動する空気を効率良くフィン
表面を流れるような構成も可能である。 (第13の実施の形態) 図13に本発明の第13の実施形態の半導体冷却器単体
の斜視図を示す。
【0090】本実施形態では、冷却器1oの放熱フィン
6oに、受熱部3o寄りの根元側から先端へつながるス
リット15を設けたものである。本実施形態でも、この
スリット15の部分が第11の実施形態での穴13、第
12の実施形態での切り起こし14のくりぬき部分の穴
14nと同様、空気を上下方向に流す役目をもつことに
なり、自然冷却時での放熱性能の確保につながる。 (第14の実施の形態) 図14に本発明の第14の実施形態の半導体冷却器単体
の斜視図を示す。
【0091】本実施形態の冷却器1pでは、第13の実
施形態の構成に加えて、スリット15により分割される
放熱フィン6pを受熱部3p寄りのスリット15の根元
部分から部分的に曲げた形状とし、その曲げ角度は隣り
合う分割された放熱フィン部分で異なる角度としてい
る。この場合、第13の実施形態で説明した効果に加え
て、放熱フィン6pの曲げにより角度の異なる分割され
たフィン部分での乱流効果があり、さらに放熱性能は向
上する。 (第15の実施の形態) 図15に本発明の第15の実施形態の半導体冷却器単体
の斜視図を示す。
【0092】本実施形態では、冷却器1qの多数枚の放
熱フィン6qの先端側を熱伝導良好な棒16(例えばア
ルミニウム合金あるいは銅などに代表される金属製丸
棒)で接続することによって、放熱フィン6qの多数枚
に対し温度上昇値を均一化する効果がある。
【0093】半導体素子から発生する熱は熱伝導により
受熱部3qを介して放熱フィン6qに伝わる為、半導体
素子の実装部分から遠い位置にある放熱フィン6qの冷
却効果は少なくなるが、本実施形態によればその放熱フ
ィン6qにもこの棒16により熱伝導が行われ冷却能力
の向上が可能である。
【0094】さらに多数枚の放熱フィン6qが先端側で
棒16により互いに機械的に拘束しあうことで、放熱フ
ィン群の剛性アップにつながり、車両走行時の振動条件
に対し、機械的破壊等がなく、振動による騒音の発生を
防止する働きもある。 (第16の実施の形態)(請求項に対応) 図16(a)に本発明の第16の実施形態の半導体冷却
器の縦断面図を示す。図16(b)に図16(a)のA
16部分の詳細断面図を示す。
【0095】本実施形態では、冷却器1rは半導体素子
2の取り付く受熱部3rとそれに多数枚の放熱フィン6
rが先端側が上になるよう角度をつけて設けられるが、
放熱フィン6rはその内部に空洞17をもっており、こ
の空洞17の部分に冷媒18が封入される。つまりこの
空洞17が冷媒18の流路となり、放熱フィン6rのそ
れぞれはヒートパイプ化されている。
【0096】本実施形態によれば、冷媒18の相変化に
より熱が根元側から先端側へとつたわるのでフィン効率
が向上し高性能の冷却器が可能である。放熱フィン6r
は先端を上方に傾け、第9の実施形態で述べた効果をも
つことはもちろん、放熱フィン6rの内、数枚のみを、
この実施形態のようにヒートパイプ化し、第15の実施
形態を適用し、先端側を棒で接続し、放熱フィン6r全
体の放熱性能向上につなげることも可能である。(この
時、先端側を接続する棒は第15の実施形態で述べた金
属製丸棒以外にも、もちろん丸棒形状のヒートパイプで
の構成も、もちろん可能である。) (第17の実施の形態)(請求項に対応) 図17に本発明の第17の実施形態の半導体冷却器の縦
断面図を示す。
【0097】本実施形態では、冷却器1sの受熱部3s
は半導体素子2の実装される部分では厚みが大きく、半
導体素子2から遠ざかるにつれて厚みがうすくなるよ
う、一様の厚みではない。もちろん、受熱部3sの半導
体素子2の取り付く側の面は平面であり、放熱フィン6
s側の面が平らでない構造で厚みをかえている。従って
フィン高さ同一の放熱フィン6sを多数枚つけると、放
熱フィン6s先端部分は車体側方側への突き出し度合い
が異なる。
【0098】本実施形態では、半導体素子2を取り付け
る受熱部3s部分の温度勾配を考慮し、放熱フィン6s
のフィン効率を高めるよう半導体素子2から遠ざかった
部位(半導体素子との温度勾配が大きく温度は低い)で
はべース部分の厚みを薄くしてその部分に取り付く放熱
フィン6sと半導体素子2の温度勾配を大きくすること
なく効率的に冷却できる。加えて、平形形状の半導体素
子を使う際は、冷却器に向かって押圧する為、冷却器に
は曲げ応力がかかるが、受熱部の厚みが半導体素子の押
圧される中央部分が厚いことからたわみも軽減され、半
導体素子の圧接力分布が一様になる利点ももつ。 (第18の実施の形態) 図18に本発明の第18の実施形態の半導体冷却器の縦
断面図を示す。
【0099】本実施形態では、冷却器1tの放熱フィン
6tのフィン高さに関し、多数枚の放熱フィン6tの長
さを互いに異ならせている。すなわち、半導体素子2の
取り付く部分(受熱部3t側)の中心部分が最も長く、
半導体素子2から離れた位置では短くしたもので、半導
体素子2からの位置により放熱フィン6tは冷却へ寄与
する度合いが異なるので、半導体素子2から遠い側に位
置する放熱フィン6tは長さを短くして小形化したもの
である。
【0100】冷却器全体として効率の良い構成が可能と
なるだけでなく、本実施形態でも、平形形状の半導体素
子を使う際は、冷却器に向かって押圧する為、冷却器に
は曲げ応力がかかるが、この曲げに対して放熱フィンは
梁の働きをすることになる。フィン高さが高いほど断面
係数の大きい梁となり、最も曲げ力のかかる半導体素子
中央部分で冷却器の剛性は高く、結果、たわみが軽減さ
れ、半導体素子の圧接力分布が一様になる利点ももつ。 (第19の実施の形態) 図19(a)に本発明の第19の実施形態の半導体冷却
器が電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状
態を示す正面図を示し、図19(b)に図19(a)の
左側面図を、図19(c)に図19(a)のB19−B
19線に沿う断面図を示す。
【0101】本実施形態では、冷却器1には保護カバ−
19が冷却器1を覆うように取り付けられ、保護カバ−
19には内外を通気可能とする多数の穴19aが設けら
れ、保護カバ−19の車体側方側となる面の内側には地
面に垂直で冷却器側に傾けた板状の導風板20が設けら
れている。導風板20は保護カバ−19の内側、車両進
行方向に対し中央付近に設けられ、中央部分が冷却器1
側に凸となる形状に曲がった板状のものである。
【0102】本実施形態は、導風板20を用いて、車両
走行時の走行風を効果的に冷却器1側に取り入れるよう
にしたものである。
【0103】本実施形態によれば、車両の走行方向が何
れの場合でも保護カバ−19に設けた導風板20の内側
の面に沿って走行風が冷却器1側へ導かれ、走行風を風
下側(装置の後部側)の冷却器1にも充分供給できる。 (第20の実施の形態) 図20(a)に本発明の第20の実施形態の半導体冷却
器が電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状
態を示す正面図を示し、図20(b)に図20(a)の
B20−B20線に沿う断面図を示す。
【0104】本実施形態は、電力変換装置の車体側方側
に複数個の冷却器1が配置される場合で、装置の箱体7
の両端(進行方向に対し)に冷却器1を分けて取り付
け、それぞれに、内外を通気可能とする多数の穴19a
が設けられた保護カバ−19を取り付ける。保護カバ−
19の車体側方側となる面の内側には装置の両端に位置
する冷却器1の近くに、地面に垂直で冷却器1側に傾け
た板状の導風板20aが設げられる。その傾ける方向は
電力変換装置の両端側が車体中央側(放熱フィン部
側)、電力変換装置の中央側が車体側方側となるように
対称的な傾きとしている。(つまり、装置の端部に配置
された冷却器1を向く方向に傾いている。)車両走行
時、走行風の最も得にくい最後部(車両が何れの方向に
も走行することを考えると、当然、電力変換装置の両端
部分となる)の冷却器1に、導風板20aが向くこと
で、何れの方向に車両が走行する場合も、走行風が進行
方向最後部の冷却器にも供給される構成となり、走行風
を有効に利用した冷却が可能である。 (第21の実施の形態) 図21に本発明の第21の実施形態の電力変換装置の平
面図方向の断面図を示す。
【0105】本実施形態は、横に並んだ複数個の冷却器
の内中央の冷却器1uはその両端の隣り合う冷却器1よ
りも小さく(放熱フィンの高さが低く)、保護カバ−1
9の内側に設けられた導風板20の凸部にあわせ、中央
部分の冷却器1uの放熱フィン高さが他の部分よりも小
さくなるよう構成したものである。
【0106】走行方向に対し、最も走行風の得にくい最
後部にあたる冷却器1に、導風板20の向きがあってい
ることに加え、すぐ前に位置する冷却器が小さく(放熱
フィンの高さが低く)、走行風が入りやすくなっている
ことから、より最後部での走行風冷却が効率的となる。 (第22の実施の形態)(請求項10,11,12に対
応)
【0107】本実施形態は、第2の実施形態で説明した
構成と冷却器1bの放熱部4は同じ構成で、相違点は、
半導体素子は平形の半導体素子2aを用いており、半導
体素子2aと冷却器1bの受熱部3bとの間にはセラミ
ックス絶縁板10、導体11を介して押圧する構成とし
ている点(これも第7の実施形態で説明した構成)に加
え、半導体素子2の反対側の面にこれまで述べてきた冷
却器と比較すると小形の補助フィン21を取り付けた点
である。
【0108】平形形状の半導体素子を本発明の各実施形
態それぞれに適用する場合、冷却器の構成上、半導体素
子の一方の面を冷却器に押圧することになるので、片面
冷却となる。
【0109】構成上も簡易であり、多くの利点をもつ冷
却方式であるが、発生する熱に限度があるのは当然であ
る。特に鉄道車両駆動用の電力変換装置ではその発生損
失は一定では無く車両の走行により変わってくる。損失
の変化に応じて、各部位の温度も変化するが、熱時定数
によりその変化の応答は変わり、半導体素子の内部、及
びその近傍では瞬時的な熱負荷に対して温度上昇してし
まう。それを考慮して冷却器1bの所要性能が決まるこ
とになるが、瞬時的な温度上昇がおさえられれば、当
然、冷却器1bの許容最高温度をあげることができ、冷
却器の小形化につながる。
【0110】そこで、本実施形態に示す補助フィン21
を半導体素子のもう一方の面に取り付けることで、主冷
却を行う冷却器1bと比べて、小形の冷却器でも、熱時
定数が小さいことから、瞬時的な過負荷(ピーク損失)
に対しては、主冷却フィンと同等以上に冷却能力をもっ
ており、ピーク損失時の過渡的な素子温度上昇を抑制す
ることが可能となる。ひいては、主冷却フィンの所用熱
処理能力を軽減でき、冷却器の小形化、装置の小形化に
つながる。
【0111】又、補助フィン21のフィンの向きは装置
の箱体7内を循環する空気により冷却されるので、少な
くとも上下に空気が流れるよう垂直な向きにはフィン溝
22が設けられており、主冷却の為の冷却器1bとはフ
ィンの向きは異なる。又、補助フィン21は通常アルミ
ニウム又は銅製の熱伝導良好な金属をその材料とし、箱
体内部であることから、電気的絶縁することなく直接半
導体素子2aに押圧されるので、電極として使用でき
る。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば車両走行時の走行風を有
効に冷却器の冷却風として活用でき、装置の小形軽量化
につながるだけでなく、装置の構成が簡素化され、部品
種類、部品点数の少ない信頼性の向上した装置が実現で
きる。
【0113】又、冷媒を使わない冷却方式が採用できる
ので、冷媒封入のための特殊な製造技術が不要になり、
冷媒の漏れ管理等、メンテナンスの向上にもつながる。
さらに冷媒の凍結といった耐環境性を考慮することも無
く、冷媒の及ぼす地球環境ヘの影響も皆無である。加え
て材料の種類がへることで製品の廃棄の際も、問題にな
ることなくリサイクル可能な製品が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施形態の半導体冷
却器が電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された
状態を示す斜視図。(b)は図1(a)のA1−A1線
に沿う半導体冷却器の断面図。
【図2】(a)は第2の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図2(a)のA2−A2線に沿う半導
体冷却器の断面図。
【図3】(a)は第3の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図3(a)のA3−A3に沿う半導体
冷却器の断面図。
【図4】(a)は第4の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図4(a)の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図5】(a)は第5の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図5(a)の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図6】(a)は第6の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図6(a)の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図7】(a)は第7の実施形態の半導体冷却器の回路
図。(b)は図7(a)の回路を備えた半導体冷却器の
断面図。
【図8】(a)は第8の実施形態の半導体冷却器が電力
変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す
斜視図。(b)は図8(a)のA8−A8線に沿う半導
体冷却器の断面図。
【図9】第9の実施形態の半導体冷却器の断面図。
【図10】第10の実施形態の半導体冷却器が電力変換
装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を示す斜視
図。
【図11】第11の実施形態の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図12】第12の実施形態の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図13】第13の実施形態の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図14】第14の実施形態の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図15】第15の実施形態の半導体冷却器単体の斜視
図。
【図16】(a)は第16の実施形態の半導体冷却器の
断面図。(b)は図16(a)のA16で示す部位の詳
細な断面図。
【図17】第17の実施形態の半導体冷却器の断面図。
【図18】第18の実施形態の半導体冷却器の断面図。
【図19】(a)は第19の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す正面図。(b)は図19(a)の側面図。(c)は
図19(a)のB19−B19線に沿う断面図。
【図20】(a)は第20の実施形態の半導体冷却器が
電力変換装置に組み込まれ車体床下に艤装された状態を
示す正面図。(b)は図20(a)のB20−B20線
に沿う断面図。
【図21】第21の実施形態の電力変換装置の水平方向
の断面図。
【図22】第22の実施形態の半導体冷却器の断面図。
【図23】(a)は従来装置を示す斜視図。(b)は図
23(a)のA23−A23線に沿う断面図。(c)は
図23(a)の水平方向の断面図。
【符号の説明】
1,1a〜1u…冷却器 2,2a…半導体素子 3,3a〜3t…受熱部 4…放熱部 5…ヒートパイプ 6a〜6t…放熱フィン 7…箱体 8…車体 9…艤装限界 10…セラッミックス絶縁板 11…導体 12…絶縁板 13…穴 14…切り起こし 15…スリット 16…棒 17…空洞 18…冷媒 19…保護カバー 20…導風板 21…補助フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−225548(JP,A) 実開 昭57−53646(JP,U) 実開 昭56−126856(JP,U) 実開 昭55−122362(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 1/00 B60L 9/18 H02M 7/5387

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道車両の床下に設置される車両駆動用電
    力変換装置に使われる冷却器を備えた半導体冷却装置に
    おいて、前記冷却器の放熱フィン部分は前記電力変換装
    置の車体側方側にあり、前記冷却器の1つの内面に複数
    個の半導体素子を取り付け、その取り付け面はその下方
    が車体中央側、上方が車体側方側となるよう垂直から傾
    けて設置されており、前記冷却器の反対側の外面は大気
    へ熱放散する為の複数の放熱フィンが上下方向に所定間
    隔を存して形成されており、各放熱フィンは平板状の同
    一外形の板フィンで、ほぼ水平または先端が上となるよ
    うに傾いた姿勢で上下に並んでいることを特徴とする鉄
    道車両用半導体冷却装置。
  2. 【請求項2】鉄道車両の床下に設置される車両駆動用電
    力変換装置に使われる冷却器を備えた半導体冷却装置に
    おいて、前記冷却器の放熱フィン部分は前記電力変換装
    置の車体側方側にあり、前記冷却器の1つの内面に複数
    個の半導体素子を取り付け、その反対側の外面は大気へ
    熱放散する為の複数の放熱フィンが所定間隔で形成され
    ており、各放熱フィンは平板状の同一外形の板フィン
    で、ほぼ水平または先端が上となるように傾いた姿勢で
    上下に並んでいることを特徴とする鉄道車両用半導体冷
    却装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記冷却器には
    インバータ回路あるいはコンバータ回路の一相分の半導
    体素子が取り付けられ、この冷却器を3個あるいは2個
    横に並べ、前記放熱フィン部分は相毎にまとまって、と
    なりの放熱フィン部分とは間隔があいていることを特徴
    とする鉄道車両用半導体冷却装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、インバータ回路
    あるいはコンバータ回路の上アーム側の半導体素子を一
    方の冷却器に取り付け、もう一方の冷却器には下アーム
    側の半導体素子を取り付け、これら冷却器を互いに近接
    して並べて配置したことを特徴とする鉄道車両用半導体
    冷却装置。
  5. 【請求項5】請求項において、前記下アーム側の半導
    体素子を取り付けた冷却器は、上アーム側の半導体素子
    を取り付けた冷却器よりも外形が小さく、前記電力変換
    装置の車体側方側に下アーム側の冷却器が下に位置し、
    上アーム側の冷却器が上に位置するよう上下に並べて配
    置したことを特徴とする鉄道車両用半導体冷却装置。
  6. 【請求項6】請求項において、前記2個の冷却器の一
    方は前記電力変換装置の車体側方側に、他方の冷却器は
    該装置の下方に、それぞれの半導体素子が装置内部で近
    接するよう前記冷却器を配置したことを特徴とする鉄道
    車両用半導体冷却装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は2において、前記放熱フィン
    は先端側の幅が根元側の幅よりも小さくなっていること
    を特徴とする鉄道車両用半導体冷却装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は2において、前記放熱フィン
    はその内部に冷媒の流路が形成されその流路に作動液が
    封入されたものであることを特徴とする鉄道車両用半導
    体冷却装置。
  9. 【請求項9】請求項1又は2において、前記半導体素子
    が取り付く前記冷却器のべース部分は厚みが一様でな
    く、半導体素子の取り付く面が平面でかつその反対側に
    位置する放熱フィン側の面が平らでなく、半導体素子の
    取り付いている部分の中心部分が最も厚みが大きく、半
    導体素子から離れた位置ではそれより厚みが小さくなる
    ように厚みを変化させたことを特徴とする鉄道車両用半
    導体冷却装置。
  10. 【請求項10】請求項1又は2において、前記半導体素
    子は対向する2面が電極面となる平形形状の素子で、片
    面を前記冷却器に押圧し、前記半導体素子のもう一方の
    面には主冷却器に比べて小形の補助放熱フィンを設けた
    ことを特徴とする鉄道車両用半導体冷却装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記補助放熱フィ
    ンはそのフィン間を空気が上下方向に流れるように前記
    主冷却器の放熱フィンと直交する向きとなるように設け
    たことを特徴とする鉄道車両用半導体冷却装置。
  12. 【請求項12】請求項10において、前記補助放熱フィ
    ンは半導体素子の一方の電極取り出し用として電気的に
    接続され、導体を兼用したことを特徴とする鉄道車両用
    半導体冷却装置。
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