JP3440605B2 - チルト式ステアリング装置 - Google Patents

チルト式ステアリング装置

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JP3440605B2
JP3440605B2 JP03863195A JP3863195A JP3440605B2 JP 3440605 B2 JP3440605 B2 JP 3440605B2 JP 03863195 A JP03863195 A JP 03863195A JP 3863195 A JP3863195 A JP 3863195A JP 3440605 B2 JP3440605 B2 JP 3440605B2
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    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2410/00Constructional features of vehicle sub-units
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    • B60Y2410/125Bounded parts

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明に係るチルト式ステアリ
ング装置は、自動車を操舵する為のステアリングホイー
ルの高さ位置を調節するものである。 【0002】 【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢等に応じてステ
アリングホイールの高さを変えられる様に、チルト式ス
テアリング装置と呼ばれるステアリングホイールの高さ
調節装置が、例えば実開平5−22253号公報に記載
されている様に、従来から知られている。図14〜16
は、基本構造の一部がこの公報に記載されたものと類似
するものであって、且つ、従来から広く使用されている
チルト式ステアリング装置の1例を示している。 【0003】ステアリングシャフト1は、後端部(図1
4の右端部)に固定されたステアリングホイール(図示
せず)の操作により回転する。このステアリングシャフ
ト1は円筒状のステアリングコラム2に挿通され、この
ステアリングコラム2の内側に回転のみ自在に支持され
ている。このステアリングコラム2の前端部(図14〜
15の左端部)は図示しない横軸により、車体に対して
揺動自在に支持している。又、上記ステアリングコラム
2の中間部上端寄り部分を車体に、上下位置調節自在に
支持している。 【0004】この為の上下位置調節機構は、ダッシュボ
ードの下側等で車体に固定された固定ブラケット3と、
上記ステアリングコラム2の下面に溶接固定された昇降
ブラケット4とを含んで構成されている。このうちの固
定ブラケット3は、それぞれが上下方向に配置された左
右1対の固定板部5、5を有する。そして、これら両固
定板部5、5により上記ステアリングコラム2の中間部
上端寄り部分を幅方向左右両側から挟む状態で、車体に
固定される。尚、固定板部5、5の下端縁同士は、連結
板部13により連結している。又、これら各固定板部
5、5には、上記横軸を中心とする円弧状の長孔6、6
を、上下方向に亙って形成している。 【0005】一方、上記昇降ブラケット4は、十分な剛
性を有する金属板を略C字形に折り曲げ形成して成り、
上記ステアリングコラム2の中間部上端寄り部分の下面
で、上記1対の固定板部5、5に挟まれる部分に溶接固
定している。この昇降ブラケット4には、左右1対の円
孔7、7を、互いに同心に形成している。そして、これ
ら両円孔7、7と上記長孔6、6とに、1本のチルトボ
ルト8を挿通している。このチルトボルト8の一端部
(図16の右端部)に形成した頭部9は上記1対の長孔
6、6のうちの一方(図16の右方)の長孔6に、この
長孔6の長さ方向(図16の上下方向)に亙る変位のみ
自在に(回転不能に)係合している。又、このチルトボ
ルト8の先端部で他方(図16の左方)の長孔6を通じ
て固定板部5の外側面から突出した部分には、チルトナ
ット10を螺合させている。 【0006】更に、このチルトナット10にはチルトレ
バー11の基端部を、固定ねじ12により結合固定し、
このチルトレバー11の操作により上記チルトナット1
0を回動自在としている。このチルトナット10の内端
面と上記頭部9の内側面との間隔は、このチルトナット
10の回動に基づき調節自在である。そして、これら内
端面と内側面との間隔を狭めた場合には、これらチルト
ナット10と頭部9とが、上記固定ブラケット3を構成
する1対の固定板部5、5の内側面を上記昇降ブラケッ
ト4の外側面に押し付ける。 【0007】上述の様に構成される本発明のチルト式ス
テアリング装置により、運転者の体格等に応じて、ステ
アリングホイールの高さ位置を調節する場合には、上記
チルトレバー11を操作する事により上記チルトナット
10を弛め、このチルトナット10と上記頭部9との間
隔を広げる。この状態で、上記1対の固定板部5、5の
内側面と上記昇降ブラケット4の外側面との間に生じる
摩擦力が小さくなる。そして、この状態のまま、固定ブ
ラケット3の長孔6、6に沿ってチルトボルト8を移動
させ、上記ステアリングコラム2の後端部を昇降させる
事により、上記ステアリングホイールを所望の高さ位置
に移動させる。この様にしてステアリングホイールの高
さ位置を所望位置に移動させた状態で、チルトレバー1
1により上記チルトナット10を締め付ける。この締め
付けの結果、上記頭部9とチルトナット10との間隔が
狭まり、上記1対の固定板部5、5の内側面が上記昇降
ブラケット4の外側面に強く押し付けられて、これら両
面間に生じる摩擦力が大きくなる。この結果、上記ステ
アリングコラム2の上部が、調節後の位置に固定され
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する従来のチルト式ステアリング装置は、次のの
様な点を改良する事が望まれている。 固定ブラケット3に対する、ステアリングコラム2
の支持剛性を向上させる。 上下位置調節機構の高さ寸法Hを小さくする。 このうちのは、走行時等にステアリングコラム2が振
動するのを防止したり、ステアリングホイールに水平方
向に亙る大きな荷重を加えた場合に、このステアリング
ホイールが変位する事を防止する(ステアリングホイー
ル支持の剛性感を向上させる)為に必要である。又、上
記は、ダッシュボード下面からの上下位置調節機構の
突出量を少なくし、運転者の膝等がこの上下位置調節機
構と干渉するのを防止する為に必要である。 【0009】上記の要求を満たす為には、ステアリン
グホイールの高さ位置を固定する際に、ステアリングコ
ラム2の下面に固定した昇降ブラケット4を抑え付ける
のではなく、上記ステアリングコラム2の側面を両側か
ら抑え付ける事が効果がある。ところが、この様にして
ステアリングコラム2を抑え付ける実用的な構造は、従
来は知られていなかった。実開昭55−121771号
公報には、それぞれが圧縮ばねとボールと窪みとを備え
たクリック機構をステアリングコラムの左右両側に設
け、このクリック機構によりステアリングコラムの左右
両側面を支持する構造が記載されている。ところが、こ
の公報に記載された構造は、極めて特殊で、しかもステ
アリングホイールの高さ位置を固定する際にもステアリ
ングコラムをしっかりと抑え付ける構造ではない。従っ
てこの公報に記載された構造では、実用的な構造でしか
も支持剛性を向上させると言った、本発明の目的を達成
する事はできない。 【0010】又、上記の要求を満たす為には、固定ブ
ラケット3の高さ寸法を小さくする事が考えられる。こ
の為に、この固定ブラケット3を構成する左右1対の固
定板部5、5の下端縁同士を連結する連結板部13を省
略する事が考えられ、一部では実施されている。この様
な方法で、多少は上下位置調節機構の高さ寸法Hを小さ
くできるが、必ずしも十分な効果は得られない。ステア
リングコラム2の下面に固定した昇降ブラケット4の存
在に基づき、上記高さ寸法Hの短縮には限度がある。即
ち、上記固定板部5、5は、ステアリングホイールを最
も下降させた状態でも、上記昇降ブラケット4を両側か
ら挟持できるものでなければならない。この為、これら
各固定板部5、5の下端位置を或る程度低くしなければ
ならない。しかも、この下端位置はステアリングホイー
ルの位置を高くすべく、上記昇降ブラケット4を上昇さ
せた場合でもそのままであって、大柄な運転者がステア
リングホイールの位置を高くして運転した場合でも上記
下端位置が上昇する事はない。この為、大柄な運転者が
運転する際に、その膝が上記上下調節機構を覆ったカバ
ー(図示せず)に干渉し易くなる。又、上記連結板部1
3を省略する事による支持剛性の低下も、場合によって
は無視できない。 【0011】本発明のチルト式ステアリング装置は、こ
の様な事情に鑑みて発明したもので、実用的な構造でし
かも前記の要求を同時に満たす事ができる構造を提
供するものである。 【0012】 【課題を解決する為の手段】本発明のチルト式ステアリ
ング装置は、ステアリングコラムと、枢支部と、左右1
対の係止孔と、固定ブラケットと、長孔状部と、抑えブ
ラケットと、第一の係止ピンと、ねじ孔と、チルトボル
トと、第二の係止ピンと、チルトレバーとを備える。こ
のうち、先ず上記ステアリングコラムは、後端部にステ
アリングホイールを固定するステアリングシャフトを回
転自在に挿通する。又、上記枢支部は、このステアリン
グコラムの前端部を、横軸を中心とする揺動自在に枢支
する。又、上記左右1対の係止孔は、上記ステアリング
コラムの中間部両側面に、それぞれがこのステアリング
コラムの幅方向に亙って設けられている。又、上記固定
ブラケットは、それぞれが上下方向に配置された左右1
対の固定板部を有し、これら両固定板部により上記ステ
アリングコラムの中間部を幅方向左右両側から挟む状態
で、車体に固定される。又、上記長孔状部は、上記1対
の固定板部の一部で上記各係止孔に整合する部分に形成
されたもので、それぞれが上下方向に長い。又、上記抑
えブラケットは、それぞれが上下方向に配置された第
一、第二の抑え腕部と、これら両抑え腕部の下端部同士
を連結する連結腕部とにより、上方が開口したコ字形に
形成されている。又、上記第一の係止ピンは、上記第一
の抑え腕部の上端部内側面に突設され、上記1対の長孔
状部のうちの一方の長孔状部を通じて、上記1対の係止
孔のうちの一方の係止孔にその先端部を挿入されてい
る。又、上記ねじ孔は、上記第二の抑え腕部の上端部
に、この上端部を横方向に貫通する状態で設けられてい
る。又、上記チルトボルトは、このねじ孔に螺合してい
る。又、上記第二の係止ピンは、上記チルトボルトの内
端面中央部に突設され、上記1対の長孔状部のうちの他
方の長孔状部を通じて、上記1対の係止孔のうちの他方
の係止孔にその先端部を挿入されている。更に、上記チ
ルトレバーは、上記チルトボルトの外端部にその基端部
を固定している。 【0013】 【作用】上述の様に構成される本発明のチルト式ステア
リング装置により、運転者の体格等に応じて、ステアリ
ングホイールの高さ位置を調節する際の作用は、次の通
りである。先ず、運転者の体格等に応じて、ステアリン
グホイールの高さ位置を調節する場合には、チルトレバ
ーを所定方向に操作する事によりチルトボルトを弛め、
このチルトボルトの先端面と第一の抑え腕部の先端部内
側面との間隔を広げる。この状態で、1対の固定板部の
内側面とステアリングコラムの中間部両側面との間に生
じる摩擦力が小さくなる。 【0014】そこで、この状態のまま、各固定板部に形
成した長孔状部に沿って第一、第二の係止ピンを移動さ
せ、上記ステアリングコラムの後端部を昇降させる事に
より、上記ステアリングホイールを所望の高さ位置に移
動させる。この様にしてステアリングホイールの高さ位
置を所望位置に移動させた状態で、上記チルトレバーを
逆方向に操作する事により、上記チルトボルトの先端面
と第一の抑え腕部の先端部内側面との間隔を狭める。こ
の結果、上記1対の固定板部の内側面が上記ステアリン
グコラムの中間部両側面に強く押し付けられて、これら
両面間に生じる摩擦力が大きくなる。この結果、上記ス
テアリングコラムの上部並びにステアリングホイール
が、調節後の位置に固定される。 【0015】 【実施例】図1〜3は本発明の第一実施例を示してい
る。本実施例のチルト式ステアリング装置は、ステアリ
ングコラム2と、図示しない枢支部と、左右1対の係止
孔14、14と、固定ブラケット3aと、長孔状部であ
る長孔6、6と、抑えブラケット16と、第一の係止ピ
ン17と、ねじ孔18と、チルトボルト19と、第二の
係止ピン20と、チルトレバー11とを備える。 【0016】金属製で円筒状に造られたステアリングコ
ラム2の内側にはステアリングシャフト1を、回転のみ
自在に支持している。ステアリング装置の組立時に、こ
のステアリングシャフト1の後端部(図1の右端部)で
上記ステアリングコラム2の後端開口から突出した部分
には、ステアリングホイール(図示せず)を固定し、こ
のステアリングシャフト1を回転自在にする。又、上記
ステアリングコラム2の前端部(図1〜2に示した部分
よりも更に左に寄った部分の端部)と車体との間には枢
支部を設けてこの前端部を、図示しない横軸を中心とす
る揺動自在に枢支している。 【0017】又、上記ステアリングコラム2の中間部左
右両側には、互いに平行な1対の平坦部21、21を、
このステアリングコラム2を構成する金属板を塑性変形
する事により形成している。そして、これら両平坦部2
1、21の一部に、互いに同心である左右1対の係止孔
14、14を、それぞれ上記ステアリングコラム2の幅
方向に亙って設けている。これら両係止孔14、14
は、円孔である。 【0018】又、上記固定ブラケット3aは、左右1対
の固定片22、22と、これら両固定片22、22同士
を連結する連結片23とから構成される。尚、この連結
片23は図3にのみ示し、図1〜2には省略している。
上記各固定片22、22は、鋼板等、十分な剛性を有す
る金属板にプレス加工を施す事により、全体をL字形と
し、それぞれが上下方向に配置された固定板部5、5
と、それぞれが水平方向に配置された取付板部24、2
4とを有する。これら両固定片22、22は、それぞれ
の固定板部5、5同士を間隔をあけて対向させた状態で
配置し、上記連結片23の両端部を上記各取付板部2
4、24の上面に溶接する事で、図3に示す様に組み合
わされ、上記固定ブラケット3aを構成する。そして、
この様な固定ブラケット3aは、上記両固定板部5、5
により上記ステアリングコラム2の中間部で上記平坦部
21、21を形成した部分を幅方向左右両側から挟む状
態で、車体に固定される。又、上記1対の固定板部5、
5の一部には、前記枢支部を構成する横軸を中心とする
円弧形で、且つ上下方向に長い長孔6、6を形成してい
る。ステアリング装置の組立時にこれら両長孔6、6
は、上記各係止孔14、14に整合する。 【0019】又、前記抑えブラケット16は、やはり十
分な剛性を有する金属板にプレス加工を施す事により全
体形状を、上方が開口したコ字形に形成されている。即
ち、この抑えブラケット16は、それぞれが上下方向に
配置された第一、第二の抑え腕部25、26と、これら
両抑え腕部25、26の下端部同士を連結する連結腕部
27とから成る。そして、このうちの第一の抑え腕部2
5の上端部内側面に、前記第一の係止ピン17を突設し
ている。円杆状に形成された、この第一の係止ピン17
は、上記1対の長孔6、6のうちの一方(図3の右方)
の長孔6を通じて、前記1対の係止孔14、14のうち
の一方の係止孔14にその先端部を挿入している。本実
施例の場合に上記第一の係止ピン17は、上記第一の抑
え腕部25の上端部に形成したねじ孔32にねじ33
を、この第一の抑え腕部25の外側面側(図3の右側)
から螺合し更に緊締する事で構成している。勿論、上記
ねじ33の先端部にはねじ山を形成せず、単なる円杆状
に形成している。 【0020】一方、上記第二の抑え腕部26の上端部に
は、通孔15を形成し、この通孔15の内側に嵌合した
ナット28を、この第二の抑え腕部26に対し溶接固定
している。そして、このナット28により、前記ねじ孔
18を構成している。このねじ孔18は、上記第一の係
止ピン17と同心で、上記第二の抑え腕部26の上端部
を横方向に貫通する。この様なねじ孔18には前記チル
トボルト19を螺合している。このチルトボルト19の
内端面(図3の右端面)中央部には、前記第二の係止ピ
ン20を突設している。そしてこの第二の係止ピン20
を、前記1対の長孔6、6のうちの他方(図3の左方)
の長孔6を通じて、前記1対の係止孔14、14のうち
の他方の係止孔14にその先端部を挿入している。 【0021】又、上記チルトボルト19の外端部(図3
の左端部)外周面に形成したテーパ部29には、前記チ
ルトレバー11の基端部に形成したテーパ筒部30を外
嵌している。そして、上記チルトボルト19の外端部に
螺着した固定ねじ12により上記チルトレバー11の基
端部を、上記チルトボルト19の外端部に固定してい
る。尚、上記チルトボルト19に対する上記チルトレバ
ー11の取り付け角度は調整自在である。 【0022】更に、図示の実施例では、上記第二の抑え
腕部26が対向する固定板部5の下端部外側面で、この
第二の抑え腕部26を前後(図1の左右)から挟持する
位置に、1対の係合突起31、31を形成している。こ
れら各係合突起31、31はそれぞれ、上記固定板部5
を構成する金属板の一部にプレス加工を施す事により造
られており、後述する図10に示す様に、固定板部5の
外側面から突出している。この様な係合突起31、31
は、上記第二の抑え腕部26の前後両側縁と係合し、こ
の第二の抑え腕部26の昇降は許容するが、上記チルト
ボルト19に加えられる回転力に拘らず、この第二の抑
え腕部26が回転する事を防止する。 【0023】上述の様に構成される本発明のチルト式ス
テアリング装置により、運転者の体格等に応じて、ステ
アリングホイールの高さ位置を調節する際の作用は、次
の通りである。先ず、運転者の体格等に応じて、ステア
リングホイールの高さ位置を調節する場合には、上記チ
ルトレバー11を所定方向(例えば図1の時計方向。但
し、この場合にはねじ孔18及びチルトボルト19外周
面の雄ねじは逆ねじとする。)に操作する事によりチル
トボルト19を弛め、このチルトボルト19の先端面3
4と第一の抑え腕部25の先端部内側面35との間隔を
広げる。この状態で、前記1対の固定板部5、5の内側
面とステアリングコラム2の中間部に形成した平坦部2
1、21の外側面との間に生じる摩擦力が小さくなる。 【0024】そこで、この様にチルトボルト19を弛め
た状態のまま上記ステアリングコラム2の後端部を昇降
させると、上記各固定板部5、5に形成した長孔6、6
に沿って第一、第二の係止ピン17、20が移動する。
例えば、上記ステアリングコラム2の後端部を上昇させ
れば、上記第一、第二の係止ピン17、20が上記各長
孔6、6の上端部に向けて移動し、同じく下降させれば
下端部に向けて移動する。この様にして上記ステアリン
グコラム2の後端部を昇降させる事により、前記ステア
リングシャフト1の後端部に固定したステアリングホイ
ールを所望の高さ位置に移動できる。 【0025】この様にしてステアリングホイールの高さ
位置を所望位置に移動させた状態で、上記チルトレバー
11を逆方向(例えば図1の反時計方向)に操作する事
により、上記チルトボルト19の先端面34と第一の抑
え腕部25の先端部内側面35との間隔を狭める。この
結果、上記1対の固定板部5、5の内側面が上記平坦部
21、21の外側面に強く押し付けられて、これら両面
間に生じる摩擦力が大きくなる。この結果、上記ステア
リングコラム2の上部並びにステアリングホイールが、
調節後の位置に固定される。 【0026】この様にしてステアリングコラム2を固定
ブラケット3aに固定した状態では、上記固定板部5、
5がステアリングコラム2の中間部に形成した平坦部2
1、21を、左右両側から直接抑え付ける。この為、上
記ステアリングコラム2の支持剛性が向上し、悪路走行
時等にこのステアリングコラム2が振動したり、或はス
テアリングホイールに横方向に強い力が加えた場合にこ
のステアリングホイールが過度に変位する事がなくな
り、運転者に不快感や違和感を与える事がなくなる。 【0027】又、固定ブラケット3aの高さ寸法を小さ
くする事で、高さ調節機構の高さ寸法を小さくできて、
運転者の膝との干渉防止を図れる。図示の様に、抑えブ
ラケット16の下端部は固定ブラケット3aよりも下方
に突出するが、この抑えブラケット16はステアリング
ホイールの高さ調節に伴って昇降するので、上記高さ調
節機構のカバーの形状或は構造を工夫する(抑えブラケ
ット16に対応する部分を省略したり、或は抑えブラケ
ット16と共に昇降する様にする)事で、このカバーと
運転者の膝とが干渉するのを防止できる。即ち、上記抑
えブラケット16が下降するのは、小柄な運転者が運転
する等、ステアリングホイールの高さ位置を下降させる
場合が多い為、抑えブラケット16の下端位置が低くて
も上記干渉は発生しにくい。これに対して大柄な運転者
の場合には、ステアリングホイールを上昇させて上記抑
えブラケット16の下端位置が上昇するので、やはり上
記干渉は発生しにくい。 【0028】次に、図4〜5は本発明の第二実施例を示
している。本実施例も、基本的構成及び作用は上述した
第一実施例と同様であるから、同等部分には同一符号を
付して重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、上
記第一実施例との相違部分を中心に説明する。 【0029】ステアリングコラム2の中間部外周面に
は、第一実施例の様な平坦部21、21(図1〜3)は
形成せず、代わりに左右1対の係止片36、36を溶接
固定している。これら各係止片36、36には互いに同
心の係止孔14a、14aを設けて、第一、第二の係止
ピン17、20の先端部を挿入自在としている。 【0030】又、チルトボルト19aの外端面には係止
筒部37を形成している。円筒状に形成されたこの係止
筒部37の外周面にはセレーション溝を形成している。
一方、チルトレバー11の基端部には、この係止筒部3
7の外周面と係合自在なセレーション孔38を形成して
いる。チルト式ステアリング装置を組み立てる際には、
固定ブラケット3aにステアリングコラム2を固定した
状態でチルトレバー11が(図1に示す様な)適正位置
になる様にして、上記係止筒部37とセレーション孔3
8とを係合させた後、図4に示す様にこの係止筒部37
の先端部をかしめ広げて、上記チルトレバー11の抜け
止めを図る。 【0031】次に、図6〜10は本発明の第三実施例を
示している。本実施例も、基本的構成及び作用は前述し
た第一実施例或は上述した第二実施例と同様であるか
ら、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略
若しくは簡略にし、以下、前記第一実施例及び上記第二
実施例との相違部分を中心に説明する。 【0032】本実施例の場合には、ステアリングコラム
2の中間部に鋼板製のスリーブ43を溶接固定してい
る。そして、このスリーブ43の左右両側に形成した平
坦部21a、21aに、それぞれ通孔14、14を形成
している。又、抑えブラケット16aと第一の係止ピン
17とねじ孔18とを、金属の鋳造(ダイキャストを含
む)により一体に形成している。但し、実際には、ねじ
孔18内周面のねじ山は鋳造後にタッピング加工により
形成する。抑えブラケット16aと第一の係止ピン17
とを一体にした事に伴って、長孔状部として、第一〜第
二実施例の長孔6、6(図1、3、4、5)に代えて切
り欠き39、39を、各固定板部5、5の下半部に形成
している。これら各切り欠き39、39は、図8に示す
様に上記各固定板部5、5の下端縁に開口している。こ
の様に、長孔状部を切り欠き39、39とした事で、上
記抑えブラケット16aと第一の係止ピン17とを一体
にしても、固定ブラケット3aに抑えブラケット16a
を組み付ける事が可能になる。但し、長孔状部を切り欠
き39、39とした事に伴い、そのままではチルトボル
ト19aを弛めた際にこの抑えブラケット16aが、ス
テアリングコラム2の上部ごと下方に落下する可能性が
生じる。そこで、図示の実施例の場合には、第二の抑え
腕部26の上端部側方にストッパ40(図9参照、図7
には省略)を突設し、このストッパ40と固定板部5に
形成した係合突起31との係合により、上記落下を防止
している。この様なストッパ40を形成した抑えブラケ
ット16aの組み付け時には、図9に鎖線で示す様に、
先ずストッパ40を1対の係合突起31、31の間を通
過させた後、抑えブラケット16a全体を同図で反時計
方向に回動させつつ上方に移動させる。 【0033】次に、図11〜12は本発明の第四実施例
を示している。本実施例も、基本的構成及び作用は前述
した第一実施例或は第二実施例と同様であるから、同等
部分には同一符号を付して重複する説明を省略若しくは
簡略にし、以下、前記第一〜第二実施例との相違部分を
中心に説明する。 【0034】本実施例の場合には、抑えブラケット16
をステアリングコラム2の中間部に溶接固定している。
この為に本実施例の場合には、上記抑えブラケット16
を構成する連結板部27から上方に立ち上がり板部41
を形成し、この立ち上がり板部41の上端縁と上記ステ
アリングコラム2の中間部下面とを溶接している。又、
第一の係止ピン17を構成するプラグ45は予め通孔4
4に挿入し、更に第一の抑え腕部25の上端部に溶接固
定している。この様にプラグ45を第一の抑え腕部25
に予め固定した事に伴って本実施例の場合も、長孔状部
として切り欠き39、39を採用し、固定ブラケット3
aに抑えブラケット16aを組み付け可能としている。
尚、上記ステアリングコラム2の上面に溶接固定した突
き上げ防止片46は、一時衝突の際にこのステアリング
コラム2が後方に変位するのを防止する。この突き上げ
防止片46に関しては従来から周知であり、本発明の要
旨とも関係ないので、詳しい図示並びに説明は省略す
る。 【0035】次に、図13は本発明の第五実施例を示し
ている。本実施例の場合には、ステアリングコラム2a
を、アルミニウム合金、マグネシウム合金等をダイキャ
スト成形する事により造っている。この為に本実施例の
場合には、1対の固定板部5、5の内側面と当接する平
坦部21、21形成部分を厚肉にし、ダイキャスト成形
時にこの平坦部21、21を形成する様にしている。更
に本実施例の場合には、上記ステアリングコラム2a
に、コンビネーションスイッチを支持する為の取付板4
2(図1、14)を一体に造る事が可能である。その他
の構成及び作用は、前述した第三実施例と同様であるか
ら、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略
する。 【0036】 【発明の効果】本発明のチルト式ステアリング装置は、
以上に述べた通り構成され作用する為、次のの効果
を得られる。 固定ブラケットによりステアリングコラムの中間部
を直接左右両側から抑え付ける為、固定ブラケットに対
するステアリングコラムの支持剛性が向上する。この
為、運転者等の乗員に不快感や違和感を与える事がな
い。 上下位置調節機構の高さ寸法を小さくできる。この
為、運転者の膝がこの上下位置調節機構に干渉しにくく
なって、やはり運転者に違和感を与える事がなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第一実施例を示す、要部側面図。 【図2】同平面図。 【図3】図1のX−X断面図。 【図4】本発明の第二実施例を示す、図3と同様の図。 【図5】図4の構造を分解した状態で示す図。 【図6】本発明の第三実施例を示す、図3と同様の図。 【図7】抑えブラケットを示しており、(A)が図6と
同方向から見た図、(B)は同じく上方から見た図。 【図8】切り欠きを図6の右方から見た図。 【図9】図6の左方から見た図。 【図10】固定ブラケットのみを取り出して示す、図9
のY−Y断面図。 【図11】本発明の第四実施例を示す、図3と同様の
図。 【図12】図11の構造を分解した状態で示す図。 【図13】本発明の第五実施例を示す、図3と同様の
図。 【図14】従来構造の1例を示す要部側面図。 【図15】同じく平面図。 【図16】図14のZ−Z断面図。 【符号の説明】 1 ステアリングシャフト 2、2a ステアリングコラム 3、3a 固定ブラケット 4 昇降ブラケット 5 固定板部 6 長孔 7 円孔 8 チルトボルト 9 頭部 10 チルトナット 11 チルトレバー 12 固定ねじ 13 連結板部 14、14a 係止孔 15 通孔 16、16a 抑えブラケット 17 第一の係止ピン 18 ねじ孔 19、19a チルトボルト 20 第二の係止ピン 21、21a 平坦部 22 固定片 23 連結片 24 取付板部 25 第一の抑え腕部 26 第二の抑え腕部 27 連結腕部 28 ナット 29 テーパ部 30 テーパ筒部 31 係合突起 32 ねじ孔 33 ねじ 34 先端面 35 先端部内側面 36 係止片 37 係止筒部 38 セレーション孔 39 切り欠き 40 ストッパ 41 立ち上がり板部 42 取付板 43 スリーブ 44 通孔 45 プラグ 46 突き上げ防止片

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 後端部にステアリングホイールを固定す
    るステアリングシャフトを回転自在に挿通するステアリ
    ングコラムと、 このステアリングコラムの前端部を、横軸を中心とする
    揺動自在に枢支する枢支部と、 上記ステアリングコラムの中間部両側面に、それぞれが
    このステアリングコラムの幅方向に亙って設けられた左
    右1対の係止孔と、 それぞれが上下方向に配置された左右1対の固定板部を
    有し、これら両固定板部により上記ステアリングコラム
    の中間部を幅方向左右両側から挟む状態で、車体に固定
    される固定ブラケットと、 上記1対の固定板部の一部で上記各係止孔に整合する部
    分に形成された、それぞれが上下方向に長い長孔状部
    と、 それぞれが上下方向に配置された第一、第二の抑え腕部
    とこれら両抑え腕部の下端部同士を連結する連結腕部と
    により上方が開口したコ字形に形成された抑えブラケッ
    トと、 上記第一の抑え腕部の上端部内側面に突設され、上記1
    対の長孔状部のうちの一方の長孔状部を通じて、上記1
    対の係止孔のうちの一方の係止孔にその先端部を挿入さ
    れた第一の係止ピンと、 上記第二の抑え腕部の上端部に、この上端部を横方向に
    貫通する状態で設けられたねじ孔と、 このねじ孔に螺合したチルトボルトと、 このチルトボルトの内端面中央部に突設され、上記1対
    の長孔状部のうちの他方の長孔状部を通じて、上記1対
    の係止孔のうちの他方の係止孔にその先端部を挿入され
    た第二の係止ピンと、 上記チルトボルトの外端部にその基端部を固定したチル
    トレバーとを備えたチルト式ステアリング装置。
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