JP3431732B2 - ステアリングコラム用軸継手 - Google Patents
ステアリングコラム用軸継手Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0864—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to tangential loading of the hub, e.g. a split hub
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/78—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T403/32606—Pivoted
- Y10T403/32861—T-pivot, e.g., wrist pin, etc.
- Y10T403/32918—T-pivot, e.g., wrist pin, etc. fork and tongue
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はステアリングコラ
ム用軸継手、とりわけ自動車の操向装置におけるステア
リングギヤボックスと連結する中間シャフト部分におけ
る軸継手の構造に関する。
ム用軸継手、とりわけ自動車の操向装置におけるステア
リングギヤボックスと連結する中間シャフト部分におけ
る軸継手の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングコラムは、ステア
リングホイールを上端部に軸着したステアリングシャフ
トを車室内に固定する装置で、ステアリングシャフトを
軸中心で回転可能に支承するジャケットチューブに内装
されて車体に離脱可能に連結され、ステアリングシャフ
トの下端部には中間シャフトが自在継手を介して連結さ
れ、また、中間シャフトはステアリングギヤボックスに
自在継手を介して連結される。
リングホイールを上端部に軸着したステアリングシャフ
トを車室内に固定する装置で、ステアリングシャフトを
軸中心で回転可能に支承するジャケットチューブに内装
されて車体に離脱可能に連結され、ステアリングシャフ
トの下端部には中間シャフトが自在継手を介して連結さ
れ、また、中間シャフトはステアリングギヤボックスに
自在継手を介して連結される。
【0003】ところで、中間シャフトには、車輪から伝
達される路面の振動、機関振動やパワーステアリング装
置が発生する油圧振動等を減殺するために、ゴムなどの
弾性体を介在させた弾性軸継手(ラバーカップリング)
が知られている(特公平3−78490号及び特公平3
−78491号参照)。
達される路面の振動、機関振動やパワーステアリング装
置が発生する油圧振動等を減殺するために、ゴムなどの
弾性体を介在させた弾性軸継手(ラバーカップリング)
が知られている(特公平3−78490号及び特公平3
−78491号参照)。
【0004】この弾性軸継手は、図11,12に示すよ
うに、円板状の弾性体30の両面側にプレート31,3
2をクロスし、一方のプレート31に面して自在継手の
ヨーク33を、他方のプレート32に面してT字形の軸
継手34をそれぞれ当て、ヨーク33から弾性体30を
スペーサー38及びスペーサー38を貫通するカラー
(図示略)を介して貫通するボルト39及びナット40
で互いに連結するとともに、軸継手34から弾性体30
をスペーサー35とカラー35aとを介して貫通するボ
ルト36及びナット37で互いに連結し、ヨーク33と
軸継手間34に弾性体30を挟持した構造が採用されて
来た。ヨーク33はその孔41,41に軸支する十字軸
42で結合される他のヨーク43とともに自在継手を形
成し、この自在継手は中間シャフトと連結される。ま
た、軸継手34はステアリングギヤボックスと連結され
るものである。
うに、円板状の弾性体30の両面側にプレート31,3
2をクロスし、一方のプレート31に面して自在継手の
ヨーク33を、他方のプレート32に面してT字形の軸
継手34をそれぞれ当て、ヨーク33から弾性体30を
スペーサー38及びスペーサー38を貫通するカラー
(図示略)を介して貫通するボルト39及びナット40
で互いに連結するとともに、軸継手34から弾性体30
をスペーサー35とカラー35aとを介して貫通するボ
ルト36及びナット37で互いに連結し、ヨーク33と
軸継手間34に弾性体30を挟持した構造が採用されて
来た。ヨーク33はその孔41,41に軸支する十字軸
42で結合される他のヨーク43とともに自在継手を形
成し、この自在継手は中間シャフトと連結される。ま
た、軸継手34はステアリングギヤボックスと連結され
るものである。
【0005】また、図13に示すように、ヨーク44と
ともに弾性体45を挟持するT字形の軸継手46に、ス
テアリングギヤボックスのギヤシャフト47に自在継手
48及び十字軸49を介して連結されたヨーク50に連
結したシャフト51を嵌合しボルト52で締結して連結
することもあった。
ともに弾性体45を挟持するT字形の軸継手46に、ス
テアリングギヤボックスのギヤシャフト47に自在継手
48及び十字軸49を介して連結されたヨーク50に連
結したシャフト51を嵌合しボルト52で締結して連結
することもあった。
【0006】この軸継手46は、図14,15に示すよ
うに、フランジ部60に透孔61を穿設し、これらの透
孔61,61間の中心に筒状の軸挿入部62を一体形成
してなり、軸挿入部62は軸方向の切欠部63を有して
その両側に半径方向へ突出した一対の締結部64,64
を一体形成し、締結部64にボルト挿通孔65,65を
それぞれ穿設し、それらの透孔65にボルトを挿通して
ナットでシャフト51を締結できるように構成されてい
る。
うに、フランジ部60に透孔61を穿設し、これらの透
孔61,61間の中心に筒状の軸挿入部62を一体形成
してなり、軸挿入部62は軸方向の切欠部63を有して
その両側に半径方向へ突出した一対の締結部64,64
を一体形成し、締結部64にボルト挿通孔65,65を
それぞれ穿設し、それらの透孔65にボルトを挿通して
ナットでシャフト51を締結できるように構成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステア
リングコラムは自動車の組立工程において、車体前部に
機関や車輪を有する操向装置を取り付け、車室内でステ
アリングコラムを車体に固定したのち、中間シャフト又
は弾性軸継手をステアリングギヤボックスと連結する作
業を要し、この連結作業は車室内から車体前部の暗い所
で行わなければならず、しかも、軸継手34,46が軸
方向へ挿入して連結するタイプであるから、軸継手34
またはシャフト51を軸方向へ伸縮させながら嵌合する
必要があるために調整に手数がかかり、組付け時間が長
くかかるので作業能率が低下していた。
リングコラムは自動車の組立工程において、車体前部に
機関や車輪を有する操向装置を取り付け、車室内でステ
アリングコラムを車体に固定したのち、中間シャフト又
は弾性軸継手をステアリングギヤボックスと連結する作
業を要し、この連結作業は車室内から車体前部の暗い所
で行わなければならず、しかも、軸継手34,46が軸
方向へ挿入して連結するタイプであるから、軸継手34
またはシャフト51を軸方向へ伸縮させながら嵌合する
必要があるために調整に手数がかかり、組付け時間が長
くかかるので作業能率が低下していた。
【0008】また、図11及び図13に示す軸継手は両
者共に、鍛造加工又は切削加工により製造するのが一般
的であり、したがって、製造に時間と労力を要してコス
ト高を招来し、かつ、切削加工によると切粉等のスクラ
ップを多く出す欠点があった。
者共に、鍛造加工又は切削加工により製造するのが一般
的であり、したがって、製造に時間と労力を要してコス
ト高を招来し、かつ、切削加工によると切粉等のスクラ
ップを多く出す欠点があった。
【0009】そこで、この発明はプレス加工にて軽便に
製造可能で、しかも、コスト低減が図れるステアリング
コラム用軸継手を提供する。
製造可能で、しかも、コスト低減が図れるステアリング
コラム用軸継手を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるステア
リングコラム用軸継手は、請求項1によれば、自動車の
ステアリングコラムとステアリングギヤボックスとを連
結する中間シャフトの軸継手であって、細長板状の継手
本体の左右に一体形成した一対の軸係合部構成片を同じ
方向に曲げて対向させ、この一対の軸係合部構成片の一
側部をそれぞれ内方に曲げて略U字状に形成し、この一
対の軸係合部構成片の一側部を結合して軸係合部が構成
されており、この軸係合部は連結すべきシャフトをスイ
ングさせて嵌合させると共に、該軸係合部に相対向する
孔を穿設し、該孔に締付ボルトを挿通してナットで連結
すべきシャフトを締結可能としたことを特徴とする。
リングコラム用軸継手は、請求項1によれば、自動車の
ステアリングコラムとステアリングギヤボックスとを連
結する中間シャフトの軸継手であって、細長板状の継手
本体の左右に一体形成した一対の軸係合部構成片を同じ
方向に曲げて対向させ、この一対の軸係合部構成片の一
側部をそれぞれ内方に曲げて略U字状に形成し、この一
対の軸係合部構成片の一側部を結合して軸係合部が構成
されており、この軸係合部は連結すべきシャフトをスイ
ングさせて嵌合させると共に、該軸係合部に相対向する
孔を穿設し、該孔に締付ボルトを挿通してナットで連結
すべきシャフトを締結可能としたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2によれば、前記締付ボルト
が偏心軸部を有し、該偏心軸部が前記軸係合部内で締付
ボルトの締付回転時に回転することにより連結すべきシ
ャフトが締め付けられるようにしたことを特徴とする。
が偏心軸部を有し、該偏心軸部が前記軸係合部内で締付
ボルトの締付回転時に回転することにより連結すべきシ
ャフトが締め付けられるようにしたことを特徴とする。
【0012】
【0013】上記構成により、軸継手は継手本体に溝形
の軸係合部が一体形成されてなるので、連結すべきシャ
フトの一端を他端を中心としてスイングさせて嵌合でき
るから、ステアリングシャフトと中間シャフトを連結す
る組付け作業性が向上する。
の軸係合部が一体形成されてなるので、連結すべきシャ
フトの一端を他端を中心としてスイングさせて嵌合でき
るから、ステアリングシャフトと中間シャフトを連結す
る組付け作業性が向上する。
【0014】また、軸継手は一枚の板金からプレス加工
するとともに、折り曲げて製造できるので、製造容易で
コスト安価である。
するとともに、折り曲げて製造できるので、製造容易で
コスト安価である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下この発明を弾性軸継手に適用
した実施例を説明する。図1〜4に示すように、弾性体
1の片面にヨーク2を、他面にプレート3と軸継手4を
重ねてそれぞれ同一軸心線上に配し、かつ、ヨーク2と
プレート3とはスペーサー5,5aを介し弾性体1から
それぞれ離間してカラー8に挿通するボルト6及びナッ
ト7にて締結して連結するとともに、弾性体1とプレー
ト3及び軸継手4とはスペーサー5bを介し弾性体1か
ら離間してカラー8aに挿通するボルト9及びナット1
0で締結し連結してある。プレート3の中心部にはピン
11が突設され、このピン11は弾性体1とヨーク2の
中心部をそれぞれ摺動可能に貫通している。ヨーク2に
は十字軸12を介してヨーク13に連結したシャフト1
4が揺動自在に連結されている。シャフト14はステア
リングギヤボックスのギヤシャフト(図示略)と連結さ
れる。
した実施例を説明する。図1〜4に示すように、弾性体
1の片面にヨーク2を、他面にプレート3と軸継手4を
重ねてそれぞれ同一軸心線上に配し、かつ、ヨーク2と
プレート3とはスペーサー5,5aを介し弾性体1から
それぞれ離間してカラー8に挿通するボルト6及びナッ
ト7にて締結して連結するとともに、弾性体1とプレー
ト3及び軸継手4とはスペーサー5bを介し弾性体1か
ら離間してカラー8aに挿通するボルト9及びナット1
0で締結し連結してある。プレート3の中心部にはピン
11が突設され、このピン11は弾性体1とヨーク2の
中心部をそれぞれ摺動可能に貫通している。ヨーク2に
は十字軸12を介してヨーク13に連結したシャフト1
4が揺動自在に連結されている。シャフト14はステア
リングギヤボックスのギヤシャフト(図示略)と連結さ
れる。
【0016】ここで軸継手4は、図4に示すように、両
端部にボルト挿通孔4cを穿設した細長板状の継手本体
4aに、断面略U字形の軸係合部4bを一体形成してな
り、軸係合部4bには相対向して大径の孔4dと小径の
孔4eが穿設されている。軸係合部4bにシャフト15
の一端部を、自在継手を有する他端部を中心として回転
(スイング)させて嵌合し、締付ボルト16とナット1
7にて締結する。シャフト15は軸係合部4bに嵌合す
る断面略U字形をして一端部には抜け止め用の突起部1
8が一体形成されている。
端部にボルト挿通孔4cを穿設した細長板状の継手本体
4aに、断面略U字形の軸係合部4bを一体形成してな
り、軸係合部4bには相対向して大径の孔4dと小径の
孔4eが穿設されている。軸係合部4bにシャフト15
の一端部を、自在継手を有する他端部を中心として回転
(スイング)させて嵌合し、締付ボルト16とナット1
7にて締結する。シャフト15は軸係合部4bに嵌合す
る断面略U字形をして一端部には抜け止め用の突起部1
8が一体形成されている。
【0017】この軸継手4は、図5に示すように、一枚
の板金をプレスで打ち抜き加工して形成される継手本体
4aの左右に翼状に形成される一対の軸係合部構成片1
9を折線20に沿って湾曲させるとともに、折線21に
沿って互いに対向するように曲げて略U字形の軸係合部
4bを形成したものである。軸係合部構成片19,19
にはそれぞれ孔4d,4eが穿設されている。継手本体
4aの略中央部にはヨーク2と継手本体4との間に生じ
るたおれ防止手段としてのピン11が貫通する孔22が
穿設される。
の板金をプレスで打ち抜き加工して形成される継手本体
4aの左右に翼状に形成される一対の軸係合部構成片1
9を折線20に沿って湾曲させるとともに、折線21に
沿って互いに対向するように曲げて略U字形の軸係合部
4bを形成したものである。軸係合部構成片19,19
にはそれぞれ孔4d,4eが穿設されている。継手本体
4aの略中央部にはヨーク2と継手本体4との間に生じ
るたおれ防止手段としてのピン11が貫通する孔22が
穿設される。
【0018】なお、軸係合部構成片19,19をそれぞ
れ折線20に沿って湾曲させた端部は、図6に示すよう
に互いに溶接23で結合するか、若しくは、図7に示す
ように、端部に張出部24をそれぞれ形成して対向さ
せ、かつ、その張出部24に孔25を穿設してこの孔2
5,25に適宜のボルトを挿通しナットで締結すること
としてもよい。
れ折線20に沿って湾曲させた端部は、図6に示すよう
に互いに溶接23で結合するか、若しくは、図7に示す
ように、端部に張出部24をそれぞれ形成して対向さ
せ、かつ、その張出部24に孔25を穿設してこの孔2
5,25に適宜のボルトを挿通しナットで締結すること
としてもよい。
【0019】図8,9に示すように、軸係合部4b内に
シャフト15の一端部を他端部を中心として回転させて
嵌合し、締付ボルト16で締結する。ここで、締付ボル
ト16は、図10に示すように、偏心軸部26を有し、
図8,9に示すように、この偏心軸部26の長さは軸係
合部4bの間隔寸法と略同一である。
シャフト15の一端部を他端部を中心として回転させて
嵌合し、締付ボルト16で締結する。ここで、締付ボル
ト16は、図10に示すように、偏心軸部26を有し、
図8,9に示すように、この偏心軸部26の長さは軸係
合部4bの間隔寸法と略同一である。
【0020】そこで、この軸継手4にシャフト15の一
端部を連結するときは、図4に示すように、軸係合部4
bの開口部の上側からシャフト15をスイングさせて軸
係合部4b内に嵌合する。すなわち、シャフト15の軸
方向でシャフト15を進退させることなく、シャフト1
5をスイングさせることにより、軸係合部4bに誘い込
むのである。シャフト15の他端部は自在継手で屈折可
能に連結されているため、その自在継手を中心としてス
イングさせることは自由にできる。
端部を連結するときは、図4に示すように、軸係合部4
bの開口部の上側からシャフト15をスイングさせて軸
係合部4b内に嵌合する。すなわち、シャフト15の軸
方向でシャフト15を進退させることなく、シャフト1
5をスイングさせることにより、軸係合部4bに誘い込
むのである。シャフト15の他端部は自在継手で屈折可
能に連結されているため、その自在継手を中心としてス
イングさせることは自由にできる。
【0021】そして、軸継手4にシャフト15が嵌合す
ると、締付ボルト16を大径の孔4dから小径の孔4e
に向けて挿通し、小径の孔4e側でナット17にて締結
する。この際締付ボルト16が孔4d,4eに支承され
て回転することにより、偏心軸部26がシャフト15の
面に圧接してシャフト15を溝底に向けて押圧する。し
たがってシャフト15は軸継手4と一体に連結される。
なお、孔4d,4eは大径と小径に分けることなく同一
にし、かつ、締付ボルト16は偏心軸部26を有しない
通常のボルトとして、軸係合部4bを締め付けることに
より、連結すべきシャフト15が挟持されるようにして
もよい。そのため、シャフト15を軸継手4と連結する
組付け作業において、暗い車室内において行う連結作業
の能率が向上する。
ると、締付ボルト16を大径の孔4dから小径の孔4e
に向けて挿通し、小径の孔4e側でナット17にて締結
する。この際締付ボルト16が孔4d,4eに支承され
て回転することにより、偏心軸部26がシャフト15の
面に圧接してシャフト15を溝底に向けて押圧する。し
たがってシャフト15は軸継手4と一体に連結される。
なお、孔4d,4eは大径と小径に分けることなく同一
にし、かつ、締付ボルト16は偏心軸部26を有しない
通常のボルトとして、軸係合部4bを締め付けることに
より、連結すべきシャフト15が挟持されるようにして
もよい。そのため、シャフト15を軸継手4と連結する
組付け作業において、暗い車室内において行う連結作業
の能率が向上する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、従来鍛
造又は切削加工にて製造していた軸継手を、プレス加工
にて軽便に製造できるようにしたから、大幅な生産性向
上が図れ、したがってコストダウンをもたらすことがで
きる。
造又は切削加工にて製造していた軸継手を、プレス加工
にて軽便に製造できるようにしたから、大幅な生産性向
上が図れ、したがってコストダウンをもたらすことがで
きる。
【0023】また、連結すべきシャフトをスイングさせ
て嵌合させる軸係合部を形成したので、自動車に組み付
ける作業が簡便容易となり作業能率を向上させる。
て嵌合させる軸係合部を形成したので、自動車に組み付
ける作業が簡便容易となり作業能率を向上させる。
【図1】この発明の実施例を示す一部断面正面図
【図2】図1の一部断面側面図
【図3】図1,2の底面図
【図4】図1の要部分解斜視図
【図5】図4の要部展開図
【図6】図4の部分正面図
【図7】図4の一部変更例を示す斜視図
【図8】作用説明図
【図9】図8のY−Y断面図
【図10】図8の部品斜視図
【図11】従来例の斜視図
【図12】図11の一部断面正面図
【図13】他の従来例の正面図
【図14】図13の要部断面正面図
【図15】図14の平面図
1…弾性体
2…ヨーク
3…プレート
4…軸継手
4a…継手本体
4b…軸係合部
4c,4d,4e…孔
15…シャフト
16…締付ボルト
26…偏心軸部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平2−35222(JP,A)
特開 昭61−197821(JP,A)
特開 平9−210074(JP,A)
実開 平6−28352(JP,U)
実開 昭63−193121(JP,U)
実開 平6−80029(JP,U)
特公 平3−78490(JP,B2)
特公 平3−78491(JP,B2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16D 3/26
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車のステアリングコラムとステアリ
ングギヤボックスとを連結する中間シャフトの軸継手で
あって、細長板状の継手本体の左右に一体形成した一対
の軸係合部構成片を同じ方向に曲げて対向させ、この一
対の軸係合部構成片の一側部をそれぞれ内方に曲げて略
U字状に形成し、この一対の軸係合部構成片の一側部を
結合して軸係合部が構成されており、この軸係合部は連
結すべきシャフトをスイングさせて嵌合させると共に、
該軸係合部に相対向する孔を穿設し、該孔に締付ボルト
を挿通してナットで連結すべきシャフトを締結可能とし
たことを特徴とするステアリングコラム用軸継手。 - 【請求項2】 前記締付ボルトが偏心軸部を有し、該偏
心軸部が前記軸係合部内で締付ボルトの締付回転時に回
転することにより連結すべきシャフトが締め付けられる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載のステアリン
グコラム用軸継手。
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