JP3421365B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3421365B2 JP22216692A JP22216692A JP3421365B2 JP 3421365 B2 JP3421365 B2 JP 3421365B2 JP 22216692 A JP22216692 A JP 22216692A JP 22216692 A JP22216692 A JP 22216692A JP 3421365 B2 JP3421365 B2 JP 3421365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、特
に多数の入力データの大小比較をハードウェアを用いて
高速に行うことのできる高機能半導体集積回路を提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理や自動制御の分野では、数値で
表現されたデータを比較して、その大小を判別すること
が非常に重要な役割を果している。
【0003】例えば、2つの数のうち大きな方をみつけ
ることや、複数の入力データの中から最大の値をもった
データを選び出すこと、あるいは複数のデータをその数
値の大きな順番に並びかえるいわゆるソーティング等々
である。
【0004】このような操作は、通常計算機を用いて行
うことができるが、数多くの演算を必要とするため、時
間がかかり実時間制御に用いることは非常に困難であっ
た。特にロボット等の制御に用いる場合には、ロボット
にとりつけて計算する必要があるため、小さなLSIチ
ップで実現することが要求される。
【0005】そこで、マイクロプロセッサを用いて、そ
のプログラミングで行おうとすると膨大な時間がかかっ
てしまい実用化はほとんど不可能である。そこでハード
ウェアで直接大小比較を行う回路をつくろうと研究・開
発が行われているが、回路実現のためには数多くの素子
を必要とし、且つ何段もの回路を通して演算を行うた
め、小型で高速演算可能なLSIはまだ実現されていな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、簡単な回路を用いて高速に複数のデータの大小比較
の演算を行うことのできる半導体装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
基板上に一導電型の半導体領域を有し、この領域内に設
けられた反対導電型のソース及びドレイン領域を有し、
前記ソース及びドレイン領域を隔てる領域上に絶縁膜を
介して儲けられた、電位的にフローティング状態にある
フローティングゲート電極を有し、絶縁膜を介して前記
フローティングゲート電極と容量結合する複数の入力ゲ
ート電極を有する、二個以上のニューロンMOSトラン
ジスタを備える半導体装置であって、 前記フローティン
グゲートにより共通に接続されたn型ニューロンMOS
FETとp型ニューロンMOSFETにより形成された
インバータ回路を二個以上含むインバータ回路群と、前
記インバータ回路の第1の入力ゲート電極に、前記イン
バータ回路群に属する全てのインバータ回路に対し共通
の第1の信号電圧を加える手段と、前記インバータ回路
の前記第一の入力ゲート電極以外の第2の入力ゲート電
極に、所定の第2の信号電圧を加える手段と、前記第1
の信号電圧の変化超過時間の結果として、前記インバー
タ回路群の少なくとも一個のインバータ回路において生
じる出力電圧の変化を検知する手段と、前記回路群に含
まれる各前記インバータ回路においてそれぞれ正帰還ル
ープを形成する手段とを備えることを特徴とする。本発
明の他の半導体装置は、基板上に一導電型の半導体領域
を有し、この領域内に設けられた反対導電型のソース及
びドレイン領域を有し、前記ソース及びドレイン領域を
隔てる領域上に絶縁膜を介して儲けられた、電位的にフ
ローティング状態にあるフローティングゲート電極を有
し、絶縁膜を介して前記フローティングゲート電極と容
量結合する複数の入力ゲート電極を有する、複数のニュ
ーロンMOSトランジスタを備える半導体装置であっ
て、前記フローティングゲートにより共通に接続された
n型ニューロンMOSFETとp型ニューロンMOSF
ETにより形成されたインバータ回路と、前記インバー
タ回路の第1の入力ゲート電極に、複数のインバータ回
路に共通 な第1の信号電圧(V , V )を加える手
段と、前記インバータ回路の前記第1の入力ゲート電極
以外の第2の入力ゲート電極に、所定の第2の信号電圧
を加える手段と、前記インバータ回路に正帰還ループを
形成する手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下に実施例をあげ本発明を詳細に説明する
が、本発明がこれら実施例に限定されるものではないこ
とはいうまでもない。
【0009】(実施例1)本発明の第1の実施例を、図
1(a)の回路図を用いて説明する。
【0010】図において101,102はそれぞれNチ
ャネルニューロンMOSトランジスタ及びPチャネル・
ニューロンMOSトランジスタである。ニューロンMO
Sトランジスタは、脳を構成する神経細胞であるニュー
ロンと同様の働きをするトランジスタであり、ニューロ
ンコンピュータを実現するために発明された全く新しい
概念のMOS型トランジスタである(発明者:柴田直、
大見忠弘、特開平3−6679号公報)。以下、このト
ランジスタをνMOSと略称する。
【0011】このνMOSは、非常に強力な機能を有す
るトランジスタであり、本発明は、このνMOSを基本
素子として用いたことろに大きな特徴がある。νMOS
の構造、及び機能については、別途図2を用いて説明す
る。
【0012】NチャネルνMOS(N−νMOSと略)
及びPチャネルνMOS(P−νMOSと略)は各々、
ドレインが互に接続されており、ニューロンMOSを用
いたCMOS構成のインバータ回路となっている。これ
をComplimentary νMOSインバータ、
又は略してC−νMOSインバータと呼ぶ。104はフ
ローティングゲートであり、二つのνMOS(101,
102)に共通のゲートとなっている。105,106
はそれぞれ入力ゲートであり、C1 ,C2 は各入力ゲー
トとフローティングゲート間の容量結合係数である。
【0013】107,108,109は通常のインバー
タ回路であり、110,111はNMOSトランジスタ
でありスイッチの働きをしている。
【0014】この回路には、Va,Vb2つの信号電圧が
入力されており、Vaは例えば回路の動作を決める参照
電圧であり、Vbは任意に時間変化する信号電圧であ
る。この回路は、あらかじめ、Vaによって指定された
ピーク値よりVbの値が大きくなるとVoutがVDD即ち
「1」に固定される回路である。
【0015】つまり、Vaが例えば温度を表す信号だと
すれば、温度が規定の値をオーバーするとVoutが1と
なり、アラームを出すシステム等に応用できる。
【0016】図1(a)の回路の動作を説明するため
に、まず最初にνMOSの構造と動作原理について説明
する。図2(a)は4入力のNチャネルνMOSトラン
ジスタ(N−νMOS)の断面構造の一例を示したもの
であり、201は例えばP型のシリコン基板、202,
203はN+ 拡散層で形成されたソース及びドレイン、
204はソース・ドレイン間のチャネル領域205上に
設けられたゲート絶縁膜(例えばSiO2 膜)206は
電気的に絶縁され電位的にフローティングの状態にある
フローティングゲート電極、207は例えばSiO2
の絶縁膜、208a,208b,208c,208dは
入力ゲートで電極である。図2(b)はνMOS動作を
解析するためにさらに簡略化した図面である。各入力ゲ
ート電極とフローティングゲート間の容量結合係数を図
の様にC1 ,C2 ,C3 ,C4 ,フローティングゲート
とシリコン基板間の容量結合係数をC0 とすると、フロ
ーティングゲートの電位ΦF は次式で与えられる。 ΦF =(1/CTOT )(C1 1 +C2 2 +C3 3 +C4 4 ) 但し、CTOT ≡C0 +C1 +C2 +C3 +C41 ,V2 ,V3 ,V4 はそれぞれ入力ゲート208
a,208b,208c,208dに印加されている電
圧であり、シリコン基板の電位は0V、すなわちアース
されているとした。
【0017】今、ソース202の電位を0Vとする。即
ちすべての電極の電位をソース基準として測定した値と
する。そうすれば、図2に示したνMOSは、フローテ
ィングゲート206を通常のゲート電極とみなせば通常
のNチャネルMOSトランジスタと同じであり、そのゲ
ート電位ΦF が閾値(VTH * )より大となるとソース2
02,ドレイン203間の領域205に電子のチャネル
(Nチャネル)が形成され、ソース・ドレイン間が電気
的に接続される。即ち、 (1/CTOT )(C1 1 +C2 2 +C3 3 +C4 4 )>VTH* の条件が満たされたときνMOSは導通(ON)するの
である。
【0018】以上はNチャネルνMOSトランジスタに
ついての説明であるが、図2(a)においてソース20
2,ドレイン203及び基板201をすべて反対導電型
にしたデバイスも存在する。即ち、基板はN型であり、
ソース・ドレインがP+ 拡散層で形成されたνMOSで
あり、これをPチャネルMOSトランジスタ(P−νM
OS)と呼ぶ。
【0019】次に図1(a)のC−νMOSインバータ
103の動作について説明する。
【0020】フローティングゲート104の電位をΦF
とすると、 となり、ΦF がフローティングゲートからみたインバー
タの反転電圧V1 *より大となったとき、即ち が満たされたとき、インバータ103はオンして、その
出力が反転する(但し、トランジスタ111はオン状態
にあり、Va=Va’であると仮定した)。今、説明を
簡単にするためC0 <<C1 +C2 の条件が満たされて
おり、C0が無視できると仮定する。 即ち CTOT =C1 +C2 と仮定する。C0 がC1 +C2 と同程度の値をとっても
以下の説明は全く同様になり立つことは言うまでもな
い。
【0021】図1(a)の回路では、例えばC1 =C2
と設計されている。
【0022】またV1 の値は例えば、VDD/2即ち、V
DDを5Vとして2.5Vに設定されている。これらの値
も、必要に応じて、その他の設定値に変更してもよいこ
とは言うまでもない。
【0023】以上の条件下では、C−νMOSインバー
タ103がオンする条件は、(2)式より Va+Vb≧5〔V〕 (3) となる。
【0024】今、例えば、Va=2Vが入力されてお
り、Vbは0Vであったと仮定する。(3)式は満たさ
れていないから、インバータ103はオフで、その出力
電圧Vcは5Vとなっている。
【0025】従ってVOUT =0Vであり、NMOS11
0のゲート電圧は0Vでスイッチはオフ、NMOS11
1のゲート電圧は5Vでスイッチはオンとなっている。
【0026】Vbが時間とともに変動しているとする
と、Vb≧3Vとなったときに(3)式が成り立ち、イ
ンバータ103がオンしてVcは5Vから0Vに向かっ
て変化をはじめる。
【0027】この変化は、インバータ107によって増
幅されVOUT は急速に0から1(5V)に立ち上る。
【0028】これにより、トランジスタ110のゲート
電圧は5Vとなりトランジスタはオンして導通する。即
ち、インバータ103に対しては出力VOUT が入力ゲー
ト105にフィードバック(帰還)されるのである。こ
れは、いうまでもなく正帰還であり、回路はVOUT =1
を記憶することになる。即ち、νMOSインバータ10
3のオンとともに正帰還ループが自動的に閉じられ、ν
MOSインバータを用いた、いわゆるフリップ・フロッ
プ回路が現出するのである。
【0029】以上の説明から明らかなように、図1
(a)に示した本発明の第一の実施例の回路は、Vb
設定値(3V)を越えたときにのみ出力VOUT が1に固
定される回路となっている。
【0030】このような簡単な構成で、ピーク値を検出
してアラームを出す回路が実現できる。例えば、VOUT
をランプやブザーのスイッチ制御に用いればよい。アラ
ームをリセットするにはVb=0に落としてやればよ
い。
【0031】以上は、νMOSインバータ103をたっ
た1つだけ用いた最も簡単な応用であるが、νMOSイ
ンバータを複数個用いることにより、さらに高度な応用
が可能となる。これらについては第2の実施例以降で説
明する。
【0032】尚、Vaを参照信号電圧で一定値とし、Vb
をモニターする信号の入力としたが、これは逆にしても
全く同様に動作する。即ち、Vbを一定の参照信号と
し、Vaをモニター信号としてもよい。またVa、Vb
同時に時間的に変動する信号入力であってもよいことは
言うまでもない。また、スイッチ110,111として
NMOSトランジスタを用いたが、このスイッチの出力
電圧、例えばVa’の最大値は、VDD−VTH (VTH
NMOS111の閾電圧)であり、Vaがこの値より大
きいときは、第1の入力ゲート105への入力信号は、
DD−VTHの一定値となる。
【0033】Va’の値として、必ずVaと等しい値を得
るためには、トランジスタ111のかわりに例えば図1
(b)に示したようなCMOSスイッチを用いればよ
く、このときはインバータ108の出力がVDDである限
り、NMOS112、PMOS113のいずれか一方が
必ずオンしているので常にVa=Va’となる。
【0034】スイッチ110に関してもNMOSではな
く図1(b)のCMOSスイッチを用いた方がよいこと
は言うまでもない。
【0035】こられのスイッチトランジスタに関しては
図1(a)のようにNMOSのままで、例えばブートス
トラップ回路の手法を導入して、ゲート電圧を十分に高
くし、出力電圧が大きくなったときのトランジスタのカ
ットオフを防止してもよい。またインバータ108は必
ずしも必要ではない。このときはVOUT を直接、NMO
S110のゲート電極に接続し、その反転信号をNMO
S111のゲートに入力してやればよい。図1(a)の
回路のようにインバータ108を挿入し、このインバー
タに時間でτの遅れをもたせると、インバータ103の
出力が十分に安定した状態でフィードバックがかかるた
めノイズマージンが上昇するという効果がある。またト
ランジスタ111は省略してもよい。
【0036】この場合は、Vaを出力している回路のト
ランジスタよりもインバータ107のトランジスタの電
流駆動力を十分大きくしておけばよい。あるいはトラン
ジスタ111の代りに抵抗を挿入し、その抵抗値をイン
バータ107のNMOSやPMOSのON抵抗よりも十
分大きくしておけばよい。
【0037】また、図1(a)の回路では、Vbの入力
としてアナログ信号の場合についてのみ述べたが、これ
は例えばデジタル信号で与えてもよい。図1(C)は、
アナログ信号Vbにかわり、3bitのデジタル信号、
b1 ,Vb2 ,Vb3 (Vb3が最下位ビット)を加えた
場合の実施例であり、C−νMOSインバータ103の
部分のみとり出して書いてある。他の部分はすべて図1
(a)と同様である。図1(a)のC2 を3つのコンデ
ンサC2 ',C2 '',C2 '''に分割し、それぞれに各ビ
ット信号が入力されている。このときC2 ':C2 '':
2 '''=4:2:1とすると、(3)式に相当する式
は、 Va+1/7(4Vb1 +2Vb2 +Vb3 ) ≧5 (4) となり3ビットのバイナリ信号をD/A変換した値が入
力信号となる。
【0038】(実施例2)図3(a)は本発明の第2の
実施例を示す回路図であり、WINNER−TAKE−
ALL回路と呼ばれる。つまりV1 、V2 ・・・Vn
n個の入力信号に対し、それぞれ出力V01 ,V02 ・・
・V0nが対応しており、最大入力に対応する出力のみ
「1」となり、その他はすべて「0」となる回路であ
る。勝者のみが「1」となって生き残り、他のものはす
べて0となるのでこの名前がつけられている。これは、
ニューラルネットワークをはじめとし、様々な画像処理
で極めて重要な働きをする回路である。
【0039】図3(a)の回路は、図1(a)と同様の
回路ブロック301a,301b,・・・を複数個並べ
た回路であり、図には代表として2個のブロックのみ示
したが、必要に応じて任意の個数に増やしてよい。(n
個あるとする。)301のブロックにおいて、302は
C−νMOSインバータであり、303は入力端子であ
りV1 なる信号が入力されている。
【0040】304は制御記号入力端子であり、他のブ
ロックと共通の信号VR が入力されている。
【0041】305はνMOSインバータ302の出力
電圧を反転増幅するためのインバータであり、306a
は正帰還ループ開閉用のスイッチングトランジスタであ
る。
【0042】図1(a)の回路と異なるのは、インバー
タ108の代りに、多入力(n入力)NOR回路307
が用いられていることであり、このNOR回路にはV
01 ,V02 ・・・V0nとすべてのブロックの出力信号が
入力されている。NOR回路の出力VN は、各ブロック
に備えられたインバータ308で反転され、トランジス
タ306のオン、オフを制御するとともにVR 信号をカ
ットするためのトランジスタ309のゲートに入力され
ている。
【0043】本回路の動作は、図1(a)の回路動作と
基本は全く同じであり容易に理解することが出来る。
【0044】図1(a)と同様にνMOSインバータ3
02に於いてC1 =C2 であり、さらにフローティング
ゲートからみた反転電圧 VI=VDD/2=5
[V]、C1 +C2 =CTOT であると仮定するとνMO
Sインバータ302がオンするための条件は、(3)式
より V1 +VR ≧5[V]……………………………………(5) となる。(5)式の条件は他のすべてのブロックについ
ても同様であり、 Vi +VR ≧5[V](i=1,2,……,n)……(6) となる。
【0045】次にVR としては、例えば図3(b)のよ
うに、時間とともに0Vから5V(VDD)まで直線的に
上昇する信号入力を用いる。VR は、すべてのブロック
に共通に加えられているので、Vi の最も大きな値の入
力されているブロックで最初に(6)式が満たされる。
今、説明の都合上、V1 がV1 ,V2 ,……,Vn の中
で最大値をもっており、例えばV1 =3.2Vであった
とする。そうするとVR =1.8Vとなったときに
(5)式が成り立ち、νMOSインバータ302がオン
し、その出力電圧Vx1はVDD(5V)から0Vに向って
減少をはじめる。この変化はインバータ305によって
増幅され、インバータ305の出力V01は急速に0Vか
ら5Vに立ち上る。
【0046】307はn入力のNOR回路であり、どれ
か1つでも入力が1となると出力が0に落ちる回路であ
る。つまり、301aのブロックの出力V01が1になっ
たのを検知してVN を0に下げる。この結果、NMOS
トランジスタ306a,306b,……等がオンし、す
べてのブロックのフィードバックループが閉じられるこ
とになる。この時、各ブロックでは、そのブロックが出
力している電圧(V01,V02,……V0n)をそのままフ
リップ・プロップに記憶する。
【0047】従ってV01のみ1となり、これ以外の出力
(V02,V03,……V0n)はすべて0となるのである。
つまり最大入力のセルのみ生きのこり、他はすべて0と
なる。
【0048】このようにして最大入力を極めて容易に検
出することができるのである。
【0049】従来、このようなWinner−Take
−All機能実現には、コンピュータを用いて行うのが
普通であった。即ち、各入力信号を、アナログからデジ
タルに変換した後、各データの比較をすべて行うことに
より最大値をみつけていた。n個のデータから最大値を
みつけるには、n回の比較操作が必要であり、データ数
の増加とともに非常に多くの演算処理を要し、多大な時
間を要していた。従って、マイクロコンピュータ等で高
速に処理することは不可能であり、ロボット等の制御の
ための実時間処理実現は非常に困難であった。
【0050】νMOSを用いた本発明では、図3(b)
のランプ電圧を1回掃引するだけで、回路が自動的に最
大値をみつけてくれる為、非常に高速に処理することが
可能となった。しかも、図3(a)に示したように、極
めて数少ない素子数で実現できるため、小さなチップ上
に集積可能となった。さらに、このWinner−Ta
ke−All回路以外にメモリやマイクロコンピュータ
さらにD/A,A/D変換器をすべて同一チップ上に集
積することも可能であり、ロボット等に組み込んで非常
に高度な情報処理を高速に行うことができ、その結果自
動制御技術、情報処理技術に限りない大きなインパクト
を与えている。数多くの応用の一例として、連想メモリ
チップがあり、これは、本発明の第4の実施例として後
に述べる。
【0051】尚、上記実施例では、VR として図3
(b)の様に直線的に増加するランプ電圧信号を用いた
が、これに限る必要はなく、時間とともにその電圧値が
増加する信号であればよい。例えば図3(c)のような
回路を用いれば図3(d)のようなVR の出力波形が得
られる。これは、抵抗Rを通してコンデンサーCを充電
する回路であり、その立上り時間はおおよそRCであ
る。
【0052】図3(d)より明らかなように、時間がR
Cを経過した後はVR の変化がゆるやかになっているた
め、V1 ,V2 ,…Vn の入力電圧がいずれも小さく、
わずかな差で大小比較を行う際には、このようなVR
用いる方が精度が上る。
【0053】図3(c)ではRとCを用いたが、例えば
Rを省略し、PMOS310のオン抵抗をNMOS31
1のオン抵抗に較べ十分大きくしてやってもよい。また
図3(e)に示したように、NMOS312を通してコ
ンデンサーCに充電するようにしてもよい。こうすれば
R がVDDに近づくに従いトランジスタ312がオフに
近づくため益々その抵抗値が大きくなり、VR の増加の
割合は極めてゆるやかなものとなり、さらに精度のよい
比較を行うことができる。このときVDD’−VTH>VDD
としておくとVRの最大値はVDDとなる。
【0054】また、VR としては、図3(f)に示した
ような階段状の信号を入力してもよい。こうすると最大
入力との差がΔVの範囲にあるすべてのブロックを同時
に1に固定することができる。つまり2つ以上の入力が
非常に接近している場合は、同時にそれらのブロックを
勝者(winner)と同定できるのである。これは、
ノイズ等による誤動作も防ぐという効果もある。ΔVの
値を任意に設定することにより、様々な最大値検索範囲
の幅を選ぶことができる。
【0055】同様の効果は、例えば図3(g)のような
回路を図3(a)に追加することでも得られる。
【0056】307は図3(a)のn−入力のNOR回
路であり、どれか1つの入力が1になると出力VN が0
に落ちる。しかし次段のインバータ313の入力電圧が
下がるのにはRf f の時定数程度の時間を要するた
め、その出力VM は0のままである。即ち、どれか1つ
のブロックが1を出力してからRf f の時間が経過し
てからVM が0から1に変化する。
【0057】このVM を306a,306bのNMOS
トランジスタのゲートに入力するとともに、一段インバ
ータを通してから、トランジスタ309のゲートに入力
してやれば、フィードバックループを閉じるとともに、
R をカットすることができる。
【0058】この場合、VR として例えば図3(b)の
ような信号を用いる場合には、Rff をTよりも十分
小さくとっておくとよい。そうすれば最大値に対しVDD
×(Rf f /T)程度の範囲にある入力のブロックを
1に固定することができる。また、VR としては、どの
ような波形を用いてもよい。例えば、図3(f)のよう
な階段状のものと組合わせてもよい。このときCf f
を各インバータが反転する時間より十分大きくとり且つ
f f <Δtとしておくと正確にΔVの巾で最大値を
とらえることができる。
【0059】図4(a)は、本発明のWinner−T
ake−All回路をCMOS,二層ポリシリコンプロ
セスにより、シリコン基板上に試作した集積回路の顕微
鏡写真である。その内容は、図3(a)と同等の回路で
ある。(但し、C1 :C2 =0.4:0.6に設定され
ている)この回路を用いた実験結果を図4(b)に示
す。VR として図3(b)のようなランプ電圧を加えた
結果であり、上の2つの図面は、VR の入力ゲート30
4の電位Vy1,Vy2であり、下の2つはV01,V02であ
る。VR =2.2Vとなったとき、入力2.5Vの入っ
ているブロック1では1が固定され、入力2.0Vのブ
ロック2では0が固定されているのが分る。
【0060】尚、その他のブロックは、入力は2V以下
に設定して実験を行った。尚Vy1の出力が最大値で3.
5Vにまでしか上っていないのは、NMOSトランジス
タ306aにより閾値分の電圧低下によるものであり、
例えば図1(b)のようなCMOSスイッチを用いれば
5Vの最大出力が得られる。以上のことから設計通りの
結果が得られていることが分かる。
【0061】尚、上記実施例では、各インバータにおい
てVR は常に1つのゲートにのみ加えているが、例えば
304の入力ゲートを2つもしくは3つに分割し、それ
ぞれに別の信号を加えてもよい。即ち1つには直流電圧
を加え、もう1つのゲートVR を加えてもよい。こうす
ることにより、より範囲を限定した最大値の検索をする
ことができる。
【0062】また例えば、304のゲートをC1 ’,C
1 ’’,C1 ’’’の3つに分割し、C1 ’:
1 ’’:C1 ’’’=4:2:1の比にしておくと、
それぞれのゲートに3ビットにコーディングされたバイ
ナリカウンター信号を入力することにより、実効的に階
段状の信号を加えることができる。
【0063】(実施例3)図5は、本発明の第3の実施
例を示す回路図である。これはV1 ,V2 …,Vn の入
力のうち、もっとも小さな入力を検索する回路である。
回路構成は図3(a)とほとんど同じであり、同一の箇
所には同じ番号が付してある。図3(b)と異るのは、
307のn入力NOR回路にかわり、n入力のNAND
回路507が用いられている点、及びインバータ308
がなくなり、かわりにインバータ508が入れられてい
る点である。そして、VR としては、VDDより時間とと
もに0Vに向って単調減少する信号が用いられることで
ある。
【0064】VR =VDDでは、すべてのブロックにおい
て(6)式(Vi≠0と仮定)が成り立っており、すべ
てのV0i(i=1〜n)は1となっている。
【0065】従ってVN =0であるが、VR が減少しは
じめると最も小さな入力の入っているブロックでインバ
ータが反転し、出力が1から0に落ち、VN は1にかわ
る。従って一番小さな入力をもつブロックのみ0が固定
され、他はすべて1が固定されることになる。この様に
して、もっとも小さな入力を検索することができる。
【0066】(実施例4)本発明の第4の実施例を図6
(a)に示す。この実施例は、連想メモリの回路図の主
要部分を示したものであり、非常に簡単な構成で、高速
アクセス可能な連想メモリチップが実現できるものであ
る。
【0067】図に於いて、601〜604は1または0
を記憶できる記憶素子である。これは例えば、スタティ
ックRAMのメモリセルと同様のフリップ・フロップを
用いればよい。あるいは、ダイナミックRAMのメモリ
セルでもよいし、EPROM,E2PROM等の不揮発
性メモリセルであってもよい。ここでは、原理説明のた
め、4セル分のみ示してあるが、これはもっと多くても
よいことは言うまでもない。
【0068】例えば、横に8ビット分のセルを並べてお
き、縦には必要なデータ数を並べておいてもよい。また
各フリップ・フロップにデータ書き込みを行うには、デ
ータライン605a,605bにデータをセットすると
ともに、セレクトトランジスタ606a,606b等を
オンしてデータをとりこめばよい。セレクトトランジス
タをオンするにはワード線607をHIGHにすればよ
い訳であるが、本図にはそのための回路が描かれていな
い。このようなデータの選択書き込みは、公知の技術で
あり、本発明の主旨とは直接関係しないため、説明を簡
単にするため省略した。
【0069】608,609は図1(a)と同様の回路
であり、610,611等の回路とともに、図3(a)
と同様のWinner−Take−All回路を構成し
ている。
【0070】次にこの回路の動作について説明する。ま
ず参照データA2 ,A1 を612b,612aのライン
より入力し、各メモリセルのデータとの比較が行われ
る。たとえば、A1 とメモリセル602のデータX1
の比較は、613のXOR回路で、両者の排他的論理和
をとることで行われる。その演算結果Y1 は、コンデン
サーCaを介してフローティングゲート614に伝えら
れる。
【0071】つまり、608のνMOSインバータのフ
ローティングゲート電位ΦF は、 ΦF =Ca 1 +Cb 2 +CR R ……(7) で与えられる。これは、609のνMOSインバータに
ついても同様である。従って、VR に図3(a)の様な
信号を加えると、Ca 1 +Cb 2 が最大値をもつイ
ンバータが最初に反転する。
【0072】例えば608が最大値をもっているとする
とV01が1になる。これをうけてOR回路610が1を
出力しVL=1となる。これによりMOSトランジスタ
615,616がオンして、各インバータのフィードバ
ックループが閉となり、その時の出力値が固定される。
即ちV01=1,V02=0が固定される。V01の電位は、
607のワード線を介して、606a,606b等のト
ランジスタのゲートに伝えられ、これらのトランジスタ
をオンするため、メモリセル602,601のデータX
1 ,X2 が出力線605a,605bに出力される。即
ちB1=X1,B2=X2 となるのである。
【0073】これが参照データ入力A1 ,A2 に最も近
いデータである。なぜなら613のXOR回路は、A1
とX1即ち、参照信号とメモリの内容が一致したときの
み1を出力する回路であり、参照信号との一致が多い
程、(7)式の値は大きく、これに対応するインバータ
が最初に反転するからである。
【0074】以上の様に極めて簡単な回路構成で連想メ
モリが構成できる。従来技術で連想メモリを構成しよう
とすると、各データを1つ1つ比較し、その差分を計算
するとともに、その差分の最小値をさがすという演算が
必要となり、非常に複雑な回路が要求されたばかりでな
く、演算に多大の時間を要していた。
【0075】本発明により、連想メモリが簡単にLSI
チップ上に高集積化できるようになったばかりか、高速
演算が可能となり、ロボット等の実時間制御が極めて容
易に行えるようになった。
【0076】尚、Ca ,Cb 等の容量の大きさは、たと
えばすべて等しくCa =Cb =……と設定してもよい。
そうすると、参照入力データA1 ,A2 ,……とメモリ
セル内のデータX1 ,X2 ,……の間で一致するビット
の数が最も多いデータがよみ出されることになり、いわ
ばデータ間のハミング距離の最も小さいデータがとり出
せることになる。
【0077】あるいは、Ca ,Cb 等の大きさをCa
b :CC ……=1:2:4:……のように、2のべき
乗の比にしてやると、それぞれ2進表現された数に対
し、最も差の小さな数をみつけ出す回路となる。あるい
は、任意の大きさの比にしてやり、それぞれのビットの
データに重要度に応じた重みを割りあててもよい。
【0078】以上は簡単のために、参照データとの距離
が最小のものが、ただ1つしかない場合の説明をした
が、2つ以上ある場合でも同様に簡単に読み出すことが
できる。
【0079】この場合は、図6(a)の回路ではなく、
例えば最も近いデータのインバータで1が固定された
後、1の固定されている行のメモリセルのデータのみ順
次読み出す制御回路が必要である。これには例えば、同
時に反転が生じた場合には、それぞれのブロックに1を
書き込む余分のメモリセルを装備しておき、ここの信号
が1のときは順次読み出しを行う回路をとりつければよ
い。このような制御は従来技術で簡単に行える。
【0080】図6(a)の回路中、XOR回路は構成す
るのに通常数多くのトランジスタを必要とするが、νM
OSを用いれば4個で実現することができる(特願平3
−83152号)。従来のトランジスタで構成してもよ
いが、νMOSを応用することにより、さらに全体の構
成が簡略化される。
【0081】図6(a)の回路では、参照データA1
2とメモリセル602、、601に保護されているデ
ータX1,X2の間のXORをとった値y1,y2をνMO
Sインバータ608等の入力ゲートに入れているが、こ
のXOR回路613は例えばXNOR(排他的論理和の
否定)回路に変えても良い。このときは、参照データと
の一致の最も少ないデータが選び出されることになる。
即ち差が最大となるデータを読みだすことができる。
【0082】以上のように、様々な機能が簡単に実現で
きるのである。
【0083】また、Ca,Cb,Cc……等に1:2:
4:8……等の2のべき乗の大きさの比をもたせた場
合、入力データのビット数が大きくなるにしたがい大小
比較の精度が小さくなる。特に最下位ビットのみ異なる
2つの大小比較が難しくなる。これを解決するには、例
えば、図6(b)に示したように本発明の第5の実施例
を用いれば良い。
【0084】(実施例5)図6(b)は、例えば9ビッ
トのデータn個の保持されているメモリで、連想を行う
場合の回路構成の概略を示した図である。上から順に
(A8,A7,A6……,A0),(B8,B7,B6……,B
0),(C8,C7,C6……,C0),……(Z8,Z7
6……,Z0)というデータが保持されているとする。
【0085】620,621,622はデータの上位よ
り3ビット分づつのデータをそれぞれ保持している。6
23aはこの上位3ビット分のデータだけでA〜Z、n
個のデータの中の最大値を見つけるWinner−Ta
ke−All回路であり、信号VR1最大値にもつセルに
のみ1が固定される。624はそのための0から5Vま
でを掃引することにより1ビットのメモリセルを示して
おり、実際にはこれは、図6(a)と同様にνMOSイ
ンバータにフィードバックをかけることで1を固定す
る。
【0086】同様の大小比較を、同時に他の下位ビット
のデータについても、VR1を0から5Vまで掃引するこ
とにより行うと、それぞれの大小に応じて1又は0が各
々の場所に記憶される。625はこれらの記憶された各
々3ビットのデータについて比較を行うWinner−
Take−All回路でありVR2を掃引することにより
最大のデータに相当する出力線626を1に固定する。
これにより9ビットのデータn個中の最大データを見つ
け出せるのである。この出力線を例えば図6(a)のワ
ード線607に戻してやれば、参照データに最も近いデ
ータを読み出すことができる。
【0087】この実施例では3ビットを1組としたが、
これは精度の保てる範囲であれば、もっと増やしても良
い。また、Winner−Take−All回路はVR1
とVR22つの信号で駆動されるものを2段使ったが、こ
れももっと増やしても良いことはいうまでもない。mビ
ットを一組のデータとし、r段、Winner−Tak
e−All回路を組み合わせることにより、mrビット
のデータ比較を正確に行うことができる。
【0088】図7は、図6(a)の回路を、2層ポリシ
リコンのCMOSプロセスでシリコンチップ上に実現し
た例である。6個のフリップ・フロップを一列になら
べ、これを4段重ねたテスト回路であり、設計通りに動
作することが確かめられた。
【0089】(実施例6)図8は、本発明の第6の実施
例を示す回路図で、データを大きな順番に並べかえるソ
ーティング回路である。
【0090】例えば1つのバイナリ表現されたデータが
一列のフリップフロップ(ここでは例示のため2個だけ
を示した)801,802にたくわえられており、別の
データが下の一列のフリップフロップ803,804に
たくわえられている。
【0091】801,802のデータY1 ,Y2 は、そ
れぞれ入力ゲート801’,802’から容量結合によ
りνMOSインバータ806のフローティングゲート8
05に伝達されている。
【0092】νMOSインバータ806のフローティン
グゲート805には、もう1つの入力ゲート807より
信号VR が入力されている。このフローティングゲート
の電位ΦF は、(7)式と全く同じである。
【0093】808の回路は、本発明は第1の実施例
(図1の(C))と同様のものであり、ΦF がインバー
タの閾値を越えたときにインバータが反転し、そのとき
出力V01に1が固定される。
【0094】次にこの回路の動作について説明する。
【0095】809は例えば4ビットのバイナリカウン
タであり、(Z4 ,Z3 ,Z2 ,Z1 )=(0,0,
0,0,)から(1,1,1,1,)、即ち、0から1
5までカウントアップする回路である。
【0096】この出力をまず、D/Aコンバータ810
でアナログ信号に変換し、これをVR とする。こうすれ
ばVR の信号波形は、例えば図3(f)のような階段状
の信号となる。
【0097】今、Cb =2Ca 、CR =Ca +Cb と設
計したとする。またインバータ806,806’の反転
電圧をVDD/2(=2.5V)とすると、インバータ8
06,806’が反転する条件は {(1/3)・(5/2)・(2Y2 +Y1 )}+{(1/15)・(5/2) ・(8Z4 +4Z3 +2Z2 +Z1 )}≧5……(8) ここで、Y1 ,Y2 ,Z1 ……Z4 は0又1のバイナリ
信号である。
【0098】(8)式左辺の{}でくくられた第一項は
各メモリ例に記憶されているデータの大きさに相当し、
第二項はカウンタ出力である。従って、カウンタがカウ
ントアップして行ったとき最大データの記憶されている
列のインバータが最初に反転して、例えばV01が1に固
定される。一方、811はバイナリーカウンタ回路であ
る。最初、例えば(P4 ,P3 ,P2 ,P1 )=(0,
0,0,1 )にリセットされているとする。これらの値
は、4本のデータ線811a(図では簡単のため一本の
矢印で表示してある)によって各ブロックにそれぞれ配
置されている4ビットのメモリセル(812,81
2’)にパストランジスタ812b,812b’を通し
て入力されている。各列のV01,V02……が0のとき
は、インバータ812a,812a’でその出力が反転
されてトランジスタ812b,812b’のゲート電極
に入力されているため、これらのトランジスタはオンし
ているが、例えばV01が最初に1に固定されるとパスト
ランジスタ812bはオフとなり、001というカウン
ターの出力が4ビットのメモリ812に保存される。こ
の後はV01は1に固定されたままだから、812bトラ
ンジスタはずっとオフしつづけており、3のメモリ内部
のデータが変化することはない。つまりメモリ812に
は、3のブロックのデータが最大値、即ち一番(00
1)であることが記録されるのである。
【0099】トランジスタ812bがオフして、カウン
タ811のデータをとりこんだあと、カウンタを1つカ
ウントアップして、(P4 ,P3 ,P2 ,P1 )=
(0,0,1,0),に即ち2にする。
【0100】さらにカウンタ809のカウントアップを
すすめ、VR を大きくして行くと次々と大きい順にイン
バータが反転して順次その出力が0から1にかわってい
く。それと同時に各列に付随する4ビットのメモリセル
にその順位が記録されて行くことになる。つまりバイナ
リカウンタ809を0から15までカウントアップしお
わると、すべてのデータに順位番号がふれたことにな
る。あとは、カウンタ811をリセットし1から15ま
でもう一度カウントアップするとともに、各列に付随す
る順位番号のメモリ(812,812’)のデータとの
比較で行い丁度一致したときにワード線813,81
3’を1にするようにすれば、大きさの順番に各メモリ
のデータが、データ線814,814’によみ出せる。
ここで回路M815はマッチング回路でありバイナリカ
ウンタ811とメモリ812の内容が一致したときにの
み1を出力する論理回路である。
【0101】ここではバイナリカウンタ809,81
1、マッチング回路815やこれらの回路の制御方法に
ついては、詳しく述べなかったが、これらのすべて公知
の技術で実現できることは言うまでもない。
【0102】以上のようにνMOSのWinner−T
ake−All回路を用いると、従来多大な時間を要し
たデータのソーティングが極めて簡単に且つ高速に実行
できるようになり、自動制御の分解への応用に大きくイ
ンパクトを与えている。
【0103】(実施例7)図9に本発明の第7の実施例
である、9ビットの2進数の大小を即座に判定する回路
について、その回路図を示す。
【0104】A0 ,A1 ,……A8,B0 ,B1 ……B8
はそれぞれ9ビットの2進数でありA0 ,B0 が最も下
位のビットである。
【0105】通常このような9ビットのデータを、図1
(C)と同様のνMOSインバータにおいて、その入力
ゲート106''',106'',106'の数をふやし、こ
れらに直接入力してやると、ノイズ・マージンが小さく
なるという問題が生じる。これを解決する一例が本実施
例である。
【0106】901は図1(C)のインバータ103と
同じものであり、フィードバックループが設けられてお
り、ブロック902aはブロック902dとペアで、図
3(a)と同様のWinner−Take−All回路
を構成している。902a〜902hのブロックはすべ
て同じ回路なので図では詳細は省略してある。図3
(a)と異なるのは、n入力のNOR回路307に対
し、2入力のNOR903が用いられていること、及び
R1カット用トランジスタ904が各ブロック内に各々
設けられていることである。
【0107】また、902bと902e、902cと9
02f、902gと902hはそれぞれペアで同じWi
nner−Take−All回路を構成しているが、そ
の為の配線は902a,902dのペアと全く同様なの
で、これらも簡単の為、図では省略されている。
【0108】まず、信号VR1を増加するすることによ
り、各ペア中で大きい方の出力が1となり、小さい方の
出力が0なる。即ち下位より3ビットずつまとめて大小
を比較をし、それぞれ大小に応じてVA1,VA2,VA3
及びVB1,VB2,VB3にそれぞれ0または1がふり分け
られる。これらの出力を、もう一度ブロック902g,
902hのペアで大小比較をしてやれば、最終的な結果
がVA ,VB に出力信号として出てくる。VR2はそのた
めのVR1と同様のコントロール信号である。例えばB0
……B8 の方がA0 ……A8 より大きいときは、VB
1,VA =0となる。このように9ビットの2進数の比
較がWinner−Take−All回路を2段配置す
ることで極めて高速に実行できる。
【0109】ここでは各νMOSインバータ901への
入力は3ビットとしたがこれはもっと増やしてもよいこ
とは言うまでもない。例えば4ビット入力とするとこの
この実施例のように2段構成で42 =16ビットの比較
ができる。3段重ねれば64ビットのデータの比較がで
きる。
【0110】以上のようにロボット等の自動制御で非常
に重要とされる数値大小比較が極めて簡単に実行できる
のである。
【0111】2つのデータが完全に一致するときは、ノ
イズの影響でどちらかが大と判定される場合があるが、
これは例えば、全く同じ場合のみを、従来技術で検出
し、これと組合せてもよいことは言うまでもない。
【0112】以上、すべての実施例においてνMOSイ
ンバータはすべてCMOS構成としたが、これはNMO
S E/E、やE/Dインバータでもよいことは言うま
でもない。
【0113】また、すべてのνMOSインバータのフロ
ーティングゲートは常にフローティングの状態で動作さ
せる場合についてのみ説明したが、フローティングゲー
トにスイッチングトランジスタを接続し、このトランジ
スタのオン・オフによりフローティングゲートの電位を
適宜所定の値に固定してもよい。
【0114】これにより、νMOSインバータの閾値を
変化させたり、あるいは動作中にフローティングゲート
に注入された電荷をリフレッシュさせることができる。
【0115】
【発明の効果】本発明により、複数のデータの大小比較
を非常に高速に行うことが可能となった。
【0116】しかも、極めて小数の素子で実現できるた
め、LSI化が容易である。従って高速・実時間処理の
要求される自動制御の分野をはじめとし、広範な応用分
野を開拓することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施例を示す回路
図であり、図1(b)はCMOSスイッチを用いた変形
例であり、図1(c)は、アナログ信号Vbにかわり、
3bitのデジタル信号を用いた変形例である。
【図2】図2(a)は入力のNチャネルνMOSトラン
ジスタ(N−νMOS)の断面構造の一例を示したも
の、図2(b)はνMOS動作を解析するために簡略化
した図面である。
【図3】図3(a)は本発明の第2の実施例を示す回路
図であり、図3(b)は時間とともに0Vから5V(V
DD)まで直線的に上昇する信号入力を示すグラフであ図
3(c)は第2の実施例の変形例を示す回路図であり、
図3(d)はそれにより得られる出力波形図である。図
3(e)は第2の実施例の他の変形例を示す回路図、図
3(f)はVRとしての入力信号を示す図である。図3
(g)は他の変形例を示す図である。
【図4】図4(a)は、本発明のWinner−Tak
e−All回路をCMOS,二層ポリシリコンプロセス
により、シリコン基板上に試作した集積回路の顕微鏡写
真であり、図4(b)はその実験結果を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図6】図6(a)は本発明の第4の実施例を示す回路
図であり、図6(b)は本発明の第5の実施例を示す回
路図である。
【図7】図6(a)の回路を、2層ポリシリコンのCM
OSプロセスでシリコンチップ上に実現した例である。
【図8】本発明の第6の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の第7の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
101 NチャネルニューロンMOSトランジスタ、 102 PチャネルニューロンMOSトランジスタ、 104 フローティングゲート、 105,106 入力ゲート、 107,108,109 通常のインバータ回路、 110,111 NMOSトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 598158521 アイ・アンド・エフ株式会社 東京都文京区本郷4丁目1番4号 コス モス本郷ビル (72)発明者 柴田 直 宮城県仙台市太白区日本平5番2号 (72)発明者 大見 忠弘 宮城県仙台市青葉区米ヶ袋2の1の17の 301 (56)参考文献 特開 平3−6679(JP,A) Electronics Lette rs,英国,1991年 5月23日,Vo l.27,No.11,p.957−958 International Ele ctron Devices Meet ing,1991.Technical D igest,米国,1991年12月,p. 919−922 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8229 H01L 21/8242 - 21/8246 H01L 27/10 H01L 27/102 - 27/108 H01L 27/11 - 27/115

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に一導電型の半導体領域を有し、
    この領域内に設けられた反対導電型のソース及びドレイ
    ン領域を有し、前記ソース及びドレイン領域を隔てる領
    域上に絶縁膜を介して儲けられた、電位的にフローティ
    ング状態にあるフローティングゲート電極を有し、絶縁
    膜を介して前記フローティングゲート電極と容量結合す
    る複数の入力ゲート電極を有する、二個以上のニューロ
    ンMOSトランジスタを備える半導体装置であって、 前記フローティングゲートにより共通に接続されたn型
    ニューロンMOSFETとp型ニューロンMOSFET
    により形成されたインバータ回路を二個以上含むインバ
    ータ回路群と、 前記インバータ回路の第1の入力ゲート電極に、前記イ
    ンバータ回路群に属する全てのインバータ回路に対し共
    通の第1の信号電圧を加える手段と、 前記インバータ回路の前記第一の入力ゲート電極以外の
    第2の入力ゲート電極に、所定の第2の信号電圧を加え
    る手段と、 前記第1の信号電圧の変化超過時間の結果として、前記
    インバータ回路群の少なくとも一個のインバータ回路に
    おいて生じる出力電圧の変化を検知する手段と、 前記回路群に含まれる各前記インバータ回路においてそ
    れぞれ正帰還ループを形成する手段とを備えることを
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の入力ゲートを2つ以上有し、
    その各々に0もしくは1のバイナリ信号が入力されるよ
    う構成されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 マトリクス状に配置された、0もしくは
    1のバイナリ信号を記憶するメモリセルを有し、その列
    もしくは行に属する所定のメモリセルの出力に対し、所
    定の論理演算を行った結果を前記第2の入力ゲート入力
    するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の論理演算が、外部より入力さ
    れたデータとの排他的論理和を計算する演算であること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の論理演算が、外部より入力さ
    れたデータとの排他的論理和の否定を計算する演算であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルの各々に、メモリセル内
    のデータを外部に読み出すためのスイッチングトランジ
    スタが設けられ、前記第2の入力ゲートを有するインバ
    ータの出力データが所定の値をもったときにのみ、前記
    トランジスタがオンして、前記メモリセル内のデータが
    外部に読み出されるよう構成されたことを特徴とする請
    求項3乃至5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 基板上に一導電型の半導体領域を有し、
    この領域内に設けられた反対導電型のソース及びドレイ
    ン領域を有し、前記ソース及びドレイン領域を隔てる領
    域上に絶縁膜を介して儲けられた、電位的にフローティ
    ング状態にあるフローティングゲート電極を有し、絶縁
    膜を介して前記フローティングゲート電極と容量結合す
    る複数の入力ゲート電極を有する、複数のニューロンM
    OSトランジスタを備える半導体装置であって、 前記フローティングゲートにより共通に接続されたn型
    ニューロンMOSFETとp型ニューロンMOSFET
    により形成されたインバータ回路と、 前記インバータ回路の第1の入力ゲート電極に、複数の
    インバータ回路に共通な第1の信号電圧(V
    )を加える手段と、 前記インバータ回路の前記第1の入力ゲート電極以外の
    第2の入力ゲート電極に、所定の第2の信号電圧を加え
    る手段と、 前記インバータ回路に正帰還ループを形成する手段とを
    備えることを特徴とする半導体装置。
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