JP3406530B2 - 車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造 - Google Patents

車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造

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    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロック機構の設
けられたヒンジ手段をシートの左右両側に配した車両用
ヒンジ付きシート、特に、連続した空間内の乗員スペー
スとラゲージスペースとを起立位置のシートバックで隔
離可能とする車両用ヒンジ付きシートのシートバック構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、乗員のための乗員スペース
(乗員室)と、荷物等の収容されるラゲージスペース
(荷物室)とを連続した空間内に持つ乗用車が、1ボッ
クスタイプ車、2ボックスタイプ車等として提供されて
いる。この種の乗用車においては、通常、ラゲージスペ
ースの前方に位置する乗員用シート、たとえばリヤシー
トのシートバックが、これらを隔離する隔離壁として利
用され、このシートバックを介して、ラゲージスペー
ス、乗員スペース間がそれぞれ分離規定されている。
【0003】このような乗用車のリヤシートは、たとえ
ば、ヒンジを回動中心としたシートバックの前倒し、あ
るいはこれに加えたシートクッションの跳ね上げ等の可
能な、いわゆるヒンジ付きシートとして形成され、シー
トバックの前倒し等によりラゲージスペースを拡張する
ことによって、本来のラゲージスペースでは収容不能な
長さ、あるいは量の荷物等を自動車室内に収容可能とし
ている。
【0004】ところで、ヒンジ付きシートとして、ロッ
ク機構の設けられたヒンジ手段をシートの左右両側に配
した構成が広く知られている。そして、このような、い
わゆる両側ロックタイプのヒンジ手段においては、左右
両側のロック機構間がコネクティングロッドによって連
結され、このコネクティングロッドの回動による一サイ
ドから他サイドへの操作力の伝達によって、左右両側の
ロック機構のロック解除動作が同期可能となっている。
【0005】なお、このコネクティングロッドは、シー
トバックの下端部に配置されることから、着座者の尻
部、あるいは腰部との接触を避けるべく、通常は、これ
らとの接触を逃れる方向、たとえば背部上方等に突出し
たクランク部を有する略クランク形状に形成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような両
側ロックタイプのヒンジ手段を備えたヒンジ付きシート
においては、コネクティングロッドが略クランク形状に
形成されているため、ロック解除方向への回動力を付与
する過大な外力、たとえば、前突時等の慣性力のもとで
シートバックの背後に激突する荷物等による衝撃がこの
コネクティングロッドのクランク軸に作用すると、これ
によるコネクティングロッドの回動のもとで、左右のロ
ック機構が着座者の意に反してロック解除される虞れが
ある。そこで、公知の構成においては、たとえば、この
コネクティングロッドをカバー部材や補強パイプ等によ
り被装、保護することでそのクランク軸を過大な外力か
ら隔離可能とする構成が知られている。
【0007】しかしながら、このようなカバー部材、補
強パイプ等には、荷物の激突等に抗するだけの剛性が要
求されるため、これらによるコネクティングロッドの被
装、保護をはかる構成においては、これらの肉厚化等に
起因する重量化、大型化、および高コスト化等を伴いや
すい。また、カバー部材や補強パイプ等でコネクティン
グロッドを確実に被装、保護するためには、それ自体、
およびその周辺の構成が複雑化しやすく、場合によって
は、クッション性の低下等により着座者の快適性を損な
う虞れも否定できない。
【0008】この発明は、外力の作用に起因するロック
機構のロック解除を、構成の複雑化、および高コスト化
等を招くことなく防止可能とした車両用ヒンジ付きシー
トのシートバック構造の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、シートバック背後からの荷重を
受ける荷重受部材が、コネクティングロッドのクランク
軸から背後に離反した位置で、シートバックの上下端部
間に架設、固定されるとともに、クランク軸方向への荷
重受部材の変形のもとでクランク軸の所定部分に係合可
能な係合片が、この荷重受部材の対応する中間位置に配
置、規定されている。そして、シートバック背後からの
外力に起因した、クランク軸方向への荷重受部材の変形
に伴う係合片とクランク軸の所定部分との係合によっ
て、ロック解除方向へのコネクティングロッドの回動を
規制可能としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】図1(A)、図2に示すように、この発明に
係る車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造10にお
いては、略クランク形状のコネクティングロッド12が、
シートバック14の内部で左右両側のヒンジ手段16L,16R
間に架設配置されている。
【0012】なお、この種のヒンジ付きシートは、たと
えば、乗用車等の自動車においては、乗員のための乗員
スペース(乗員室)と、荷物等の収容されるラゲージス
ペース(荷物室)とをそのシートバック14で隔離可能
に、ラゲージスペースの前方にリヤシートとして配置さ
れ、このシートバックが、ラゲージスペースと乗員スペ
ースとを隔離する隔離壁として機能可能となっている。
【0013】ヒンジ手段16L,16Rは、たとえば、ヒンジ
ピン18により回動自在に連結されたシートクッションサ
イドのベースプレート20と、シートバックサイドのアー
ムプレート22との組み合わせを備えてシートの左右両側
にそれぞれ配設され、左右のヒンジ手段毎に設けられた
適当な構造のロック機構(図示しない)により、アーム
プレートをベースプレートに対する少なくとも起立位置
に、つまりはシートバック14を起立の着座位置に保持可
能に構成されている。そして、操作レバー等(図示しな
い)による、左右いずれか一方のロック機構に対するロ
ック解除操作をその回動のもとで他方に伝達可能とする
コネクティングロッド12が、左右のヒンジ手段16L,16R
のロック機構間に架設、連結されている。
【0014】なお、この種の、いわゆる両側ロックタイ
プのヒンジ手段16L,16Rの基本構成は、両側ロックタイ
プのリクライニング装置に代表されるように公知であ
り、その構造自体はこの発明の趣旨でないため、ここで
の詳細な説明は省略する。
【0015】ところで、左右両側のロック機構間を連結
するコネクティングロッド12は、シートバック14の下端
部に配置されることから、着座者の尻部、あるいは腰部
との接触を避けるべく、通常、中間部12aを、これらと
の接触を逃れる方向、たとえば背部上方(図1(A)中の
右上方)等に部分的に突出させた略クランク形状に折曲
形成されている。そして、通常は、図1(A)に矢印で示
す図中反時計方向が、ロック解除時におけるコネクティ
ングロッド12の回動方向として設定され、この図中反時
計方向へのコネクティングロッドの回動のもとで、左右
のヒンジ手段16L,16Rのロック機構が同期してロック解
除される。
【0016】ここで、図1(A)、および図2に示すよう
に、この発明においては、シートバック14の背後からの
荷重を受ける荷重受部材24が、コネクティングロッドの
クランク軸(中間部)12aから背後に離反した位置で、
シートバックの上下端部間、たとえばシートバックフレ
ーム26の上端26a、下端26b間に架設、固定されるととも
に、クランク軸方向への荷重受部材の変形のもとでクラ
ンク軸の所定部分に係合可能な係合片28が、クランク軸
に対応するこの荷重受部材の中間位置に一体的に規定さ
れている。
【0017】この発明の実施の形態においては、荷重受
部材24が、左右方向に延びた略水平軸部をその下端に有
する正面略L形状の上半部のワイヤ24-1と、クランク軸
方向に折曲された折曲片24-2aをその上端に有する側面
略Г形状の下半部のプレート24-2との連結により形成さ
れた結合型架設体として具体化されている。そして、こ
の構成の荷重受部材24においては、ほぼ水平方向に伸び
たワイヤ下端が、プレート上端の折曲片24-2aの下面へ
の配置、固着のもとで係合片28とされている。
【0018】また、略く字形状のブラケット30が、コネ
クティングロッドのクランク軸12aに固着され、この実
施の形態においては、図1(A)の反時計方向が、コネク
ティングロッド12のロック解除時の回動方向として設定
されているため、このブラケットの上端面32が、荷重受
部材の係合片(ワイヤ下端)28と係合可能な平坦な係合
部として、クランク軸に部分的に配置、規定されてい
る。
【0019】図1(A)に示すように、このような構成に
おいて、シートバック14の背後からシート前方(図中右
方)への過大な荷重、たとえば、前突時等の慣性力のも
とで激突する荷物等による衝撃荷重が、シートバックの
背面に入力し、この衝撃荷重が荷重受部材24の剛性を越
えると、図1(B)に示すように、荷重受部材が変形して
その係合片28をクランク軸12a方向に突出させる。する
と、荷重受部材の係合片28がクランク軸の係合部32に係
合し、この係合片、係合部間の係合により、ロック解除
方向へのコネクティングロッド12の回動は規制、阻止さ
れる。
【0020】つまり、この発明の車両用ヒンジ付きシー
トのシートバック構造10によれば、過大な荷重がシート
バック14の背後からクランク軸12a方向に入力されて
も、この外力の入力に起因する荷重受部材24の変形、お
よびこの変形に伴う係合片28、係合部30間の係合のもと
で、ロック解除方向へのコネクティングロッド12の回動
を規制するため、外力に起因するロック機構のロック解
除は確実に防止できる。
【0021】そして、カバー部材、補強パイプ等のよう
な剛性の高い別部材を必要とせず、また、配設される荷
重受部材24にしても、変形の可能な程度の剛性であれば
足りるため、シートバック14の重量化、大型化、および
高コスト化等を招くことなく、乗員スペースと、ラゲー
ジスペースとを隔離する隔離壁としての機能性の高い、
かつ安全性の高いシートバックが容易に確保できる。
【0022】更に、コネクティングロッドのクランク軸
12aの背後に荷重受部材24を配設すれば足りるため、構
成の複雑化を招くことがなく、また、シートバック14の
クッション性に悪影響を与えることも全くない。
【0023】なお、荷重受部材24は、コネクティングロ
ッドのクランク軸12aの背後に離反した位置に配設され
るため、通常時においては、この荷重受部材の係合片28
に妨げられることなく、コネクティングロッド12の回
動、つまりはヒンジ手段16L,16Rのロック機構のロック
解除は得られる。つまり、ロック機構のロック解除動作
を円滑に確保しつつ、シートバック14の安全性が十分に
確保可能となる。
【0024】ここで、この発明の実施の形態において
は、上半部のワイヤ24-1と下半部のプレート24-2の組み
合わせとしてなる結合型架設体として、荷重受部材24を
具体化しているが、対応する中間位置に係合片28を一体
的に有していれば足りるため、これに限定されず、ワイ
ヤのみ、あるいはプレートのみとして、荷重受部材を形
成してもよい。
【0025】しかしながら、剛性の比較的低いワイヤ24
-1を上半部とするとともに、剛性の比較的高いプレート
24-2を下半部とし、その結合部分となるワイヤの下端を
係合片28とすれば、荷重受部材24の変形に伴うクランク
軸12a方向への先行突出部が、この結合部分にある係合
片に限定される。つまり、係合片28の突出の明確化、確
実化が容易にはかられるため、外力に起因するロック解
除防止の確実性が一層向上する。
【0026】また、この実施の形態においては、コネク
ティングロッドのクランク軸12aにブラケット30を設
け、このブラケットの上端面を、クランク軸における係
合部32として規定しているが、荷重受部材24の変形のも
とで突出した係合片28との係合が可能であれば足りるた
め、これに限定されず、たとえば、ブラケットを省略し
て、係合片をクランク軸の上面等に直接的に係合させる
構成としてもよい。なお、荷重受部材の係合片28をクラ
ンク軸12aに直接的に係合させる構成においては、クラ
ンク軸の対応部分の上面を平坦等の係合確実な形状とす
ることが好ましい。
【0027】更に、この実施の形態では、荷重受部材の
係合片28をワイヤ24-1の下端として、また、クランク軸
12aの係合部32をブラケット30の上端面のような平坦面
として、それぞれ具体化しているが、荷重受部材24の変
形による係合片の突出のもとで係合片、係合部が相互に
係合可能であれば足りるため、これらの組み合わせに限
定されず、たとえば、互いに噛合可能な外歯車状の一対
の歯部を係合片、係合部として荷重受部材、クランク軸
にそれぞれ設けてもよい。
【0028】また、この発明の実施の形態においては、
図1(A)での反時計方向が、コネクティングロッド12の
ロック解除時における回動方向として具体化されている
が、これとは逆に、時計方向をコネクティングロッドの
ロック解除方向とするロック機構のヒンジ手段16L,16R
を備えたヒンジ付きシートに対しても、この発明は適用
できる。この場合、コネクティングロッドのクランク軸
12aの回動先端は、その下面側となるため、クランク軸
の下面側で係合可能に、荷重受部材の係合片28、および
クランク軸の係合部32はそれぞれ設けられる。
【0029】なお、この発明の車両用ヒンジ付きシート
のシートバック構造は、1ボックスタイプ車、2ボック
スタイプ車等の乗用車のリヤシートに適するとはいえ、
これに限定されず、乗用車のフロントシート等のシート
バックに、この発明を応用してもよい。また、この発明
の実施の形態においては、ヒンジ付きシートとして、図
2のようなシングルシートを例示しているが、両側ロッ
クタイプのヒンジ手段16L,16Rを備えたシートであれば
足りるため、たとえばベンチシート等にも、この発明が
適用可能であることはいうまでもない。
【0030】更に、この実施の形態では、乗用車等に代
表される自動車用のヒンジ付きシートを具体化している
が、自動車等に限定されず、たとえば、電車、飛行機、
船舶等の他の車両用のヒンジ付きシートに、この発明を
応用してもよい。
【0031】上述した実施の形態は、この発明を説明す
るためのものであり、この発明を何等限定するものでな
く、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】上記のように、この発明に係る車両用ヒ
ンジ付きシートのシートバック構造によれば、過大な荷
重がシートバックの背後からクランク軸方向に入力され
ても、この外力の入力に起因する荷重受部材の変形、お
よびこの変形に伴う係合片、クランク軸間の係合のもと
で、ロック解除方向へのコネクティングロッドの回動を
規制するため、外力に起因するロック機構のロック解除
は確実に防止できる。
【0033】そして、剛性の高い別部材を必要とせず、
変形可能な荷重受部材をコネクティングロッドのクラン
ク軸の背後に設ければ足りるため、シートバックの重量
化、大型化、および高コスト化等を招くことなく、乗員
スペースとラゲージスペースとの隔離壁としての機能性
の高い、かつ安全性の高いシートバックが容易に確保で
きる。
【0034】更に、コネクティングロッドのクランク軸
の背後に荷重受部材を配設すれば足りるため、構成の複
雑化を招くことがなく、また、シートバックのクッショ
ン性に悪影響を与えることも全くない。
【0035】また、ワイヤを上半部とするとともに、プ
レートを下半部とし、その結合部分となるワイヤの下端
を係合片とすれば、荷重受部材の変形に伴うクランク軸
方向への先行突出部が、この結合部分にある係合片に限
定される。つまり、係合片の突出の明確化、確実化が容
易にはかられるため、外力に起因するロック解除防止の
確実性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回動規制前、回動規制後における、この発明に
係る車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造の各概
略側面図である。
【図2】車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造を
示す、両側ロックタイプのヒンジ手段の設けられたヒン
ジ付きシートの部分的な概略斜視図である。
【符号の説明】
10 車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造 12 コネクティングロッド 12a クランク軸 14 シートバック 16L,16R ヒンジ手段 24 荷重受部材 28 係合片 30 ブラケット 32 係合部(ブラケット上端面)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック機構の設けられたヒンジ手段をシ
    ートの左右両側に配し、左右一方でのロック解除動作を
    その回動のもとで他方に伝達する略クランク形状のコネ
    クティングロッドが、シートバック内で左右両側のヒン
    ジ手段間に架設配置された車両用ヒンジ付きシートにお
    いて、 シートバック背後からの荷重を受ける荷重受部材が、上
    記コネクティングロッドのクランク軸から背後に離反し
    た位置で、シートバックの上下端部間に架設、固定され
    るとともに、クランク軸方向への荷重受部材の変形のも
    とでクランク軸の所定部分に係合可能な係合片が、この
    荷重受部材の対応する中間位置に配置、規定され、 シートバック背後からの外力に起因した、クランク軸方
    向への荷重受部材の変形に伴う係合片とクランク軸の所
    定部分との係合によって、ロック解除方向へのコネクテ
    ィングロッドの回動を規制可能としたことを特徴とする
    車両用ヒンジ付きシートのシートバック構造。
  2. 【請求項2】 荷重受部材が、左右方向に延びた略水平
    軸部をその下端に有する正面略L形状の上半部のワイヤ
    と;クランク軸方向に折曲された折曲片をその上端に有
    する側面略Г形状の下半部のプレートと;の連結により
    形成された結合型架設体であり、ほぼ水平方向に伸びた
    ワイヤ下端が、プレート上端の折曲片下面への配置、固
    着のもとで係合片とされた請求項1記載の車両用ヒンジ
    付きシートのシートバック構造。
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