JP6276653B2 - 背もたれのフレーム - Google Patents
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Description
そこで、本発明が解決しようとする課題は、大きな荷重が背もたれのフレームに掛かってもそのフレームの変形量を抑えることである。
また、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、その荷重がユーザー支持部材によって受けられる。そのため、フレームに掛かる荷重をユーザー支持部材によって軽減することができる。よって、背もたれのフレームの変形量を抑えることができる。
また、間隙の上下幅がユーザー支持部材の上下幅よりも狭いので、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、その間隙を中心としたモーメントを小さくすることができる。よって、背もたれのフレームの変形量を抑えることができる。
サイドフレームのうち第一孔と第二孔との間の部分は棒材の両端間の間隙と上下方向の位置が揃っているので、第一孔と第二孔との間の部分が棒材の両端間の間隙を横から添え宛がっている。よって、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、棒材の両端間の間隙を中心とした骨格部材の変形を抑制することができる。
座部3がフロアの上に設けられている。座部3とフロアとの間には前後位置調整機構及び上下位置調整機構が設けられており、座部3の前後方向の位置が前後位置調整機構によって調整され、座部3の上下方向の位置が上下位置調整機構によって調整される。
ヘッドレスト6は背もたれ6の上端に設けられている。
背もたれ4がフレーム10、パッド及び表皮等を有する。発泡成形されたパッドがフレーム10の前側からフレーム10を包み込むようにフレーム10に設けられ、更に表皮がこのパッドの表面に吊り込まれている。吊り込みとは、パッドの表面に覆い被さった表皮が張った状態でパッドの表面に沿っていることをいう。
ユーザー支持部材80の上下方向の幅W5(図2参照)は間隙23の上下方向の幅W2(図3及び図5参照)よりも広い。
(1) サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23がユーザー支持部材80よりも上に配置されているため、その間隙23が骨格部材20の上端のアッパー梁25寄りに配置されていることになる。そのため、大きな荷重が背もたれ4の前から背もたれ4に掛かった場合でも、その間隙23を中心としたモーメントを小さくすることができる。よって、フレーム10及び骨格部材20の変形量を抑えることができる。
上述の実施の形態では、骨格部材20の枠形状が矩形状であった。それに対して、骨格部材20の枠形状は矩形状以外であってもよい。
図7は、変形例2に係るV-V面の断面図である。図7に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔45の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔46の上縁よりも下に配置されている。そして、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭い。従って、溶接部47,48の上下の範囲を広げることができ、溶接部47,48によるサイドフレーム40と骨格部材20の接合強度が向上する。
図8は、変形例3に係るV-V面の断面図である。図8に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔45の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3に等しい。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4に等しい。
図9は、変形例4に係るV-V面の断面図である。図9に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔46の上縁よりも下に配置されている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3に等しい。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4に等しい。
上述の説明のシート1の構造を左右反転させる。つまり、上述の説明のシート1に対して鏡像の関係にあるシートも本発明の実施の形態としてこの明細書によって開示したものである。
上述の実施の形態では、取付部81,86がサイドフレーム40に形成されていた。それに対して、取付部82,87がサイド支柱24に取り付けられるのと同様に、取付部81,86がサイド下支柱31に取り付けられてもよい。
10 フレーム
20 骨格部材
21 サイド上支柱の下端(棒材の一端)
22 サイド下支柱の上端(棒材の他端)
23 間隙
27 サイド上支柱(骨格部材の側部)
31 サイド下支柱(骨格部材の側部)
40 サイドフレーム
45,50 孔(第一孔)
46,51 孔(第二孔)
60 アッパーメンバー(補強部材)
80 ユーザー支持部材
95 エアバッグモジュール
Claims (8)
- 前から見て枠状に棒材を曲げることによって得られた骨格部材と、
前記骨格部材の側部に取り付けられるサイドフレームと、
前記骨格部材の内側において左右に設けられたユーザー支持部材と、を備え、
前記棒材の一端が前記棒材の他端から上に離れて前記棒材の他端に対向し、これら棒材の一端と他端との間の間隙が前記骨格部材の側部に形成され、前記サイドフレームが前記間隙を上下に跨がるようにして前記骨格部材の側部に取り付けられ、前記間隙が前記ユーザー支持部材よりも上に配置されている、
背もたれのフレーム。 - 留め具によって前記サイドフレームに固定されるエアバッグモジュールを更に備え、
前記間隙は前記留め具が前記エアバッグモジュールを前記サイドフレームに固定する固定箇所よりも上に配置されている、
請求項1に記載の背もたれのフレーム。 - 前記骨格部材の側部と反対側の側部との間に設けられた補強部材を更に備え、
前記骨格部材の側部が前記間隙よりも上において前記サイドフレームによって前後に挟まれるようにして前記サイドフレームに固定され、その固定箇所の上下方向の位置が前記骨格部材の側部と前記補強部材との連結部の上下方向の位置に揃っている、
請求項1又は2に記載の背もたれのフレーム。 - 前記間隙の上下幅が前記補強部材の上下幅よりも狭い、
請求項3に記載の背もたれのフレーム。 - 前記ユーザー支持部材は上下方向を振幅方向とした波形状に曲げられたスプリングであり、
前記間隙の上下幅が前記ユーザー支持部材の上下幅よりも狭い、
請求項1から4の何れか一項に記載の背もたれのフレーム。 - 前記サイドフレームに形成された第一孔と、
前記第一孔から下に離れて前記前記サイドフレームに形成された第二孔と、を更に備え、
前記骨格部材の側部のうち前記棒材の一端よりも上側の部分が前記第一孔を塞ぐようにして前記サイドフレームに接して、その第一孔に沿って前記骨格部材の側部と前記サイドフレームが溶接され、
前記骨格部材の側部のうち前記棒材の他端よりも下側の部分が前記第二孔を塞ぐようにして前記サイドフレームに接して、その第二孔に沿って前記骨格部材の側部と前記サイドフレームが溶接され、
前記サイドフレームのうち前記第一孔と前記第二孔との間の部分は前記間隙と上下方向の位置が揃っている、
請求項1から5の何れか一項に記載の背もたれのフレーム。 - 前記棒材の一端が前記第一孔の下縁よりも下にはみ出ている、
請求項6に記載の背もたれのフレーム。 - 前記棒材の他端が前記第二孔の上縁よりも上にはみ出ている、
請求項6又は7に記載の背もたれのフレーム。
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