JP6276653B2 - 背もたれのフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、背もたれのフレームに関する。
特許文献1(図1参照)には、車両用シートの背もたれのフレームが開示されている。具体的には、1本の棒材が曲げ加工によって矩形枠状に形作られており、その棒材の一端がその棒材の他端から上に離れて、これら棒材の一端と他端が互いに対向する。その棒材の一端と他端の間の間隙はフレームの側部の下端寄りに形成されている。サイドブラケットが棒材の一端と他端の間の間隙を上下に跨がるようにしてフレームの側部に取り付けられ、そのブラケットが座部のフレームの後端に連結されている。反対側の側部においても別のブラケットによって背もたれのフレームの下端と座部のフレームが連結されている。このような構成によれば、棒材の一端と他端を溶接して無端状にすることを省略することできるので、背もたれのフレームの製造工程の削減を図ることができる。
特開2012−30633号公報
しかし、棒材の一端と他端の間の間隙は背もたれのフレームの上端から大きく離れているので、大きな荷重が背もたれの前から背もたれに掛かると、その間隙を中心としたモーメントが大きくなり、背もたれのフレームの変形量が大きくなってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、大きな荷重が背もたれのフレームに掛かってもそのフレームの変形量を抑えることである。
以上の課題を解決するため、背もたれのフレームが、前から見て枠状に棒材を曲げることによって得られた骨格部材と、前記骨格部材の側部に取り付けられるサイドフレームと、前記骨格部材の内側において左右に設けられたユーザー支持部材と、を備え、前記棒材の一端が前記棒材の他端から上に離れて前記棒材の他端に対向し、これら棒材の一端と他端との間の間隙が前記骨格部材の側部に形成され、前記サイドフレームが前記間隙を上下に跨がるようにして前記骨格部材の側部に取り付けられ、前記間隙が前記ユーザー支持部材よりも上に配置されている。
棒材の一端と他端との間の間隙がユーザー支持部材よりも上に配置されているため、その間隙が骨格部材の上端寄りに配置されていることになる。そのため、大きな荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合でも、その間隙を中心としたモーメントを小さくすることができる。よって、背もたれのフレームの変形量を抑えることができる。
また、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、その荷重がユーザー支持部材によって受けられる。そのため、フレームに掛かる荷重をユーザー支持部材によって軽減することができる。よって、背もたれのフレームの変形量を抑えることができる。
請求項1に係る発明によれば、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、棒材の一端と他端の間の間隙を中心としたモーメントを軽減することができ、骨格部材の変形量を抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、棒材の一端と他端の間の間隙が留め具によるエアバッグモジュールの固定箇所よりも上に配置されているので、骨格部材の側部がサイドフレームに当たる部分がその固定箇所の近くに配置されることになる。そのため、留め具によるエアバッグモジュールの固定箇所を骨格部材によって補強することができるとともに、その固定箇所におけるサイドフレームの剛性を確保することができる。
請求項3に係る発明によれば、棒材の一端と他端の間の間隙を上下に跨がるようにして設けられたサイドフレームがその間隙よりも上において骨格部材の側部を前後に挟むようにしてその骨格部材の側部を固定し、その固定箇所の上下方向の位置が骨格部材の側部と補強部材との連結部の上下方向の位置に揃っているので、サイドフレームと補強部材の連繋性が高まる。それゆえ、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、骨格部材の変形を抑制することができる。
請求項4に係る発明によれば、間隙の上下幅が補強部材の上下幅よりも狭く、サイドフレームがその間隙を上下に跨がる距離が短くなるので、サイドフレームによる骨格部材の補強がより有効的になる。よって、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、骨格部材の変形を抑制することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザー支持部材が上下方向を振幅方向とした波形状に曲げられたスプリングであるので、ユーザーが上体を背もたれに凭れかけると、ユーザー支持部材が後ろに押されて弾性的に伸びる。そのため、ユーザー支持部材によってユーザーを安定して支持することができる。そのユーザー支持部材の上下幅が間隙の上下幅よりも広いから、ユーザーの支持の安定性が向上する。
また、間隙の上下幅がユーザー支持部材の上下幅よりも狭いので、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、その間隙を中心としたモーメントを小さくすることができる。よって、背もたれのフレームの変形量を抑えることができる。
請求項6に係る発明によれば、骨格部材の側部のうち棒材の一端よりも上側の部分がサイドフレームに溶接され、骨格部材の側部のうち棒材の多端よりも下側の部分がサイドフレームに溶接されるので、棒材の一端と他端の間の間隙の近傍がサイドフレームに固定されることになる。よって、サイドフレームによる骨格部材の補強がより有効的になる。それゆえ、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、骨格部材の変形を抑制することができる。
サイドフレームのうち第一孔と第二孔との間の部分は棒材の両端間の間隙と上下方向の位置が揃っているので、第一孔と第二孔との間の部分が棒材の両端間の間隙を横から添え宛がっている。よって、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、棒材の両端間の間隙を中心とした骨格部材の変形を抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、棒材の一端が第一孔の下縁よりも下にはみ出ているので、第一孔が棒材の両端間の間隙に臨まない。そのため、第一孔と第二孔との間の部分が棒材の両端間の間隙を横から添え宛がう範囲が広くなる。よって、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、棒材の両端間の間隙を中心とした骨格部材の変形を抑制することができる。
請求項8に係る発明によれば、棒材の他端が第二孔の上縁よりも上にはみ出ているので、第二孔が棒材の両端間の間隙に臨まない。そのため、第一孔と第二孔との間の部分が棒材の両端間の間隙を横から添え宛がう範囲が広くなる。よって、荷重が背もたれの前から背もたれに掛かった場合、棒材の両端間の間隙を中心とした骨格部材の変形を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るシートの斜視図である。 同実施形態に係る背もたれのフレームの斜視図である。 III部の拡大図である。 III部を後ろ側から投影視した斜視図である。 V-V面の断面図である。 図2とは異なる向きから投影視したフレームの斜視図である。 変形例に係るV-V面の断面図である。 変形例に係るV-V面の断面図である。 変形例に係るV-V面の断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が以下の実施形態に付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、シート1の斜視図である。以下の説明では、シート1の後ろから前へ向かって見て「左」及び「右」を定める。つまり、シート1に着座した者の視点で「左」及び「右」を定める。
このシート1は乗物用シートであり、特に自動車の室内に設けられる車両用シートである。このシート1は座部3、背もたれ4及びヘッドレスト6を備える。
座部3がフロアの上に設けられている。座部3とフロアとの間には前後位置調整機構及び上下位置調整機構が設けられており、座部3の前後方向の位置が前後位置調整機構によって調整され、座部3の上下方向の位置が上下位置調整機構によって調整される。
背もたれ4の下端がリクライニング機構によって座部3の後部に連結され、背もたれ4が座部3の後部において立てられた状態に設けられている。リクライニング機構は背もたれ4の傾きを調整するものであり、リクライニング機構によって背もたれ4がその下端を中心にして前後に傾動する。
ヘッドレスト6は背もたれ6の上端に設けられている。
図2は、背もたれ4のフレーム10の斜視図である。図3は図2に示すIII部の拡大図である。図4は図2に示すIII部を後ろ側から投影視した斜視図である。
背もたれ4がフレーム10、パッド及び表皮等を有する。発泡成形されたパッドがフレーム10の前側からフレーム10を包み込むようにフレーム10に設けられ、更に表皮がこのパッドの表面に吊り込まれている。吊り込みとは、パッドの表面に覆い被さった表皮が張った状態でパッドの表面に沿っていることをいう。
フレーム10は背もたれ4の骨格を成す骨格構造体である。このフレーム10は骨格部材20、サイドフレーム(サイドメンバー)40、アッパーメンバー(板状補強部材)60、サイド連結部材70、ユーザー支持部材80,85、支持具91,92及びエアバッグモジュール95等を備える。
骨格部材20は枠状に形作られている。具体的には、骨格部材20は、1本の金属製の棒材(特に鉄鋼製のパイプ)を枠状に曲げ加工して、その棒材の両端21,22をこれらの間に間隙23を置いて対向させることによって得られたものである。
サイド支柱24は骨格部材20の左部位である。このサイド支柱24が上下に延びる。このサイド支柱24の上端が折り曲げられ、アッパー梁25がサイド支柱24の上端から右へ続き、このアッパー梁25が左右に延びる。アッパー梁25が骨格部材20の上部位であり、サイド支柱24とアッパー梁25の間の曲げ部26が骨格部材20の左上角の部位である。アッパー梁25の右端が折り曲げられ、サイド上支柱27がアッパー梁25の右端から下へ続き、このサイド上支柱27が上下に延びる。サイド上支柱27が骨格部材20の右上部位であり、アッパー梁25とサイド上支柱27の間の曲げ部28が骨格部材20の右上角の部位である。サイド支柱24の下端が折り曲げられ、ロア梁29がサイド支柱24の下端から右へ続き、このロア梁29が左右に延びる。ロア梁29が骨格部材20の下部位であり、サイド支柱24とロア梁29の間の曲げ部30が骨格部材20の左下角の部位である。ロア梁29の右端が折り曲げられ、サイド下支柱31がロア梁29の右端から上へ続き、このサイド下支柱31が上下に延びる。サイド下支柱31が骨格部材20の右下部位であり、ロア梁29とサイド下支柱29の間の曲げ部32が骨格部材20の右下角の部位である。
サイド下支柱31の上端22がサイド上支柱27の下端21から下に離れて配置され、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22が上下に対向する。サイド下支柱31の上下長とサイド上支柱27の上下長の和は、サイド支柱24の上下長よりも短い。サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23は、曲げ部28から曲げ部32までの間の中間点よりも上に位置する。サイド下支柱31の上下長がサイド上支柱27の上下長よりも短い。
アッパー梁25には支持具91,92が溶接により取り付けられている。支持具91,92はヘッドレスト6を支持するためのものである。
アッパーメンバー60が金属製(特に鉄鋼製)の帯板である。アッパーメンバー60の前後厚がアッパーメンバー60の上下幅W1(図3参照)よりも短い。アッパーメンバー60は、サイド支柱24の上部とサイド上支柱27の上下中間部との間に架け渡されている。アッパーメンバー60の左端に溶接部61が形成され、この溶接部61によってアッパーメンバー60の左端がサイド支柱24に接合されている。アッパーメンバー60の右端に溶接部62が形成され、この溶接部62によってアッパーメンバー60の右端がサイド上支柱27に接合されている。この溶接部62の位置は、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の位置よりも上である。
図3に示すように、このアッパーメンバー60の上下幅W1は間隙23の幅W2よりも広い。このアッパーメンバー60がパッドの裏側に配置され、パッドがこのアッパーメンバー60によって支えられる。
図2に示すように、サイド連結部材70は、サイド支柱24の下端に溶接等によって取り付けられている。サイド連結部材70には回転軸71が設けられており、この回転軸71によってサイド連結部材70が座部3のフレームの左後端部に連結されている。サイド連結部材70と座部3のフレームはこの回転軸71を中心にして回転可能に設けられている。
サイドフレーム40は、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23を上下に跨がるようにして骨格部材20の右側部に取り付けられている。
このサイドフレーム40が側板41、後部フランジ42、前部フランジ43及び下部フランジ44等を有する。側板41は金属製(特に鉄鋼製)の板状の部材である。その側板41の後縁に沿って後部フランジ42が設けられており、その後部フランジ42が側板41の後縁から左内側に向けて延出する。側板41の前縁に沿って前部フランジ43が設けられており、その前部フランジ43が側板41の前縁から左内側に向けて延出する。側板41の下縁に沿って下部フランジ44が設けられており、その下部フランジ44が側板41の下縁から左内側に向けて延出する。側板41と後部フランジ42と前部フランジ43と下部フランジ44は一体成形されたものである。側板41の前後幅は下側よりも上側の方が狭く、後部フランジ42と前部フランジ43の間隔は下側よりも上側の方が狭い。
このサイドフレーム40がリクライニング機構99によって座部3のフレームの右後端部に連結されており、サイドフレーム40と座部3のフレームが回転軸71と同軸周りに回転可能に設けられている。このリクライニング機構99は、座部3のフレームに対するサイドフレーム40の回転をロックするとともに、そのロックを解除することによってサイドフレーム40を起こし上げる方向に付勢する。
側板41がサイド上支柱27及びサイド下支柱31の右外側に配置され、側板41の左内側の面がサイド上支柱27及びサイド下支柱31に右側面に当接する。後部フランジ42がサイド上支柱27及びサイド下支柱31の後ろ側に配置され、前部フランジ43がサイド上支柱27及びサイド下支柱31の前側に配置される。そして、サイド上支柱27及びサイド下支柱31は後部フランジ42と側板41との間に形成された入隅に沿って上下に延在する。サイド上支柱27は、後部フランジ42の前面及び前部フランジ43の後面に接触するとともに、後部フランジ42と前部フランジ43との間に挟まれている。サイド下支柱31は、後部フランジ42の前面に接触するが、前部フランジ43の後面から後ろに離れている。
間隙23の近傍において側板41が溶接によってサイド上支柱27及びサイド下支柱31に接合されている。図4及び図5を参照して、側板41とサイド上支柱27の接合部について以下に説明するとともに、側板41とサイド下支柱31の接合について以下に説明する。ここで、図5は図4に示すV−V面を前から見て示した断面図である。
側板41には、縦長の孔45,46が形成されている。孔45,46はこれらの間に間隔をおいて上下に並んでいる。孔45がサイド上支柱27によって塞がれるようにして、サイド上支柱27が側板41に当接する。孔45の縁に沿って溶接部47が形成され、溶接部47によってサイド上支柱27が側板41に接合されている。孔46がサイド下支柱31によって塞がれるようにして、サイド下支柱31が側板41に当接する。孔46の縁に沿って溶接部48が形成され、溶接部48によってサイド下支柱31が側板41に接合されている。
サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ており、サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ている。サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭く、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23が孔45と孔46との間の部分49によって側方から覆われている。
間隙23の近傍において後部フランジ42が溶接によってサイド上支柱27及びサイド下支柱31に接合されている。後部フランジ42とサイド上支柱27の接合部について以下に説明するとともに、後部フランジ42とサイド下支柱31の接合について以下に説明する。
後部フランジ42には、縦長の孔50,51が形成されている。孔50,51はこれらの間に間隔をおいて上下に並んでいる。孔50がサイド上支柱27によって塞がれるようにして、サイド上支柱27が後部フランジ42の前面に当接する。孔50の縁に沿って溶接部52が形成され、溶接部52によってサイド上支柱27が後部フランジ42に接合されている。孔51がサイド下支柱31によって塞がれるようにして、サイド下支柱31が後部フランジ42の前面に当接する。孔51の縁に沿って溶接部53が形成され、溶接部53によってサイド下支柱31が後部フランジ42に接合されている。
サイド上支柱27が孔50の下縁から下にはみ出ており、サイド下支柱31が孔51の上縁から上にはみ出ている。サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭く、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23が孔50と孔51との間の部分54によって後ろから覆われている。
続いて、図3及び図4を参照して、サイドフレーム40の上端部におけるサイドフレーム40とサイド上支柱27の接合について説明する。サイド上支柱27は、後部フランジ42の上部と前部フランジ43の上部によって前後に挟まれた状態で後部フランジ42及び前部フランジ43に溶接により接合されている。具体的には、後部フランジ42の縁の上部に溶接部55が形成され、この溶接部55によってサイド上支柱27と後部フランジ42が接合され、前部フランジ43の縁の上部に溶接部56が形成され、この溶接部56によってサイド上支柱27と前部フランジ43が接合されている。
溶接部55と溶接部56と溶接部62は、上下方向(サイド上支柱27及びサイド下支柱31の延在方向)の位置が揃っている。これら溶接部55,56,62の位置は、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の位置よりも上である。
図2に示すように、背もたれ4のフレーム10を正面から見ると、ユーザー支持部材80,85が骨格部材20の内側に架設されている。ユーザー支持部材80,85は、上下方向を振幅方向とした波形状に曲げられたスプリングである。つまり、ユーザー支持部材80,85は、正面から見て線材(ワイヤー)を上下に波打つように曲げることによって得られたものである。
ユーザー支持部材80の一端が取付部81に引っ掛かることによってその取付部81に取り付けられている。この取付部81は、側板41の左内面に突出するように形成されている。ユーザー支持部材80の他端が取付部82に引っ掛かることによってその取付部82に取り付けられている。この取付部81はサイド支柱24に溶接されている。このようにユーザー支持部材80は、取付部81から取付部82にかけて左右に架け渡されるように設けられている。
取付部81はサイドフレーム40の上端と下端の間の中間部に配置されている。取付部81と取付部82は、上下方向の(サイド上支柱27及びサイド下支柱31の延在方向)の位置が揃っている。また、取付部81及び取付部82の上下方向の位置は、間隙23の上下方向の位置よりも下である。
ユーザー支持部材80の上下方向の幅W5(図2参照)は間隙23の上下方向の幅W2(図3及び図5参照)よりも広い。
ユーザー支持部材85はユーザー支持部材85よりも下に配置されている。ユーザー支持部材85の一端が取付部86に引っ掛かることによってその取付部86に取り付けられている。この取付部86は、側板41の左内面に突出するように形成されている。ユーザー支持部材85の他端が取付部87に引っ掛かることによってその取付部87に取り付けられている。この取付部87はサイド支柱24に溶接されている。このようにユーザー支持部材85は、取付部86から取付部87にかけて左右に架け渡されるように設けられている。
ユーザー支持部材80,85がパッドの裏側に配置され、パッドがこのユーザー支持部材80,85によって支えられる。このシート1に座ったユーザーが上体を背もたれ4に凭れかけると、ユーザーの上体がユーザー支持部材80,85によって支持される。この際、パッドがユーザーの上体によって後ろに押され、ユーザー支持部材80,85もパッドによって後ろに押されて伸びるように変形する。
図1及び図2に示すように、側板41の右側面にはエアバッグモジュール95が取り付けられている。具体的には、図6に示すように、ボルト、ネジ、ビス等の留め具が側板41の固定箇所57を貫通するように設けられて、その留め具によってエアバッグモジュール95が側板41に締結される。この固定箇所57の位置は間隙23の位置よりも下である。
エアバッグモジュール95は少なくともインフレータ及びエアバッグを備え、必要に応じてリテーナ、リッド、衝撃センサー及びコントロール回路等がエアバッグモジュール95に組み込まれている。車両の衝撃が衝撃センサーによって検知されると、衝撃センサーからの信号がコントロール回路を経由してインフレータに入力され、その信号によりインフレータが点火され、インフレータから発生したガスによってエアバッグが瞬時に膨らむ。
本実施の形態によれば次のような作用効果が生じる。
(1) サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23がユーザー支持部材80よりも上に配置されているため、その間隙23が骨格部材20の上端のアッパー梁25寄りに配置されていることになる。そのため、大きな荷重が背もたれ4の前から背もたれ4に掛かった場合でも、その間隙23を中心としたモーメントを小さくすることができる。よって、フレーム10及び骨格部材20の変形量を抑えることができる。
(2) 背もたれ4の前から背もたれ4に掛かった荷重がユーザー支持部材80,85によって受けられる。そのため、骨格部材20の上部に掛かる荷重をユーザー支持部材80,85によって軽減することができる。よって、フレーム10及び骨格部材20の変形量を抑えることができる。
(3) 留め具によるエアバッグモジュール95の固定箇所57よりも上に間隙23が配置されているので、サイド下支柱31がサイドフレーム40に当たる部分がその固定箇所57の近くに配置されることになる。そのため、留め具によるエアバッグモジュール95の固定箇所57を骨格部材20によって補強することができるとともに、その固定箇所57におけるサイドフレーム40の剛性を確保することができる。
(4) サイド上支柱27が間隙23よりも上においてサイドフレーム40によって前後に挟まれるようにしてそのサイドフレーム40に溶接部55,56によって固定され、その固定箇所の上下方向の位置がサイド上支柱27とアッパーメンバー60との連結部(溶接部62)の上下方向の位置に揃っているので、サイドフレーム40とアッパーメンバー60の連繋性が高まる。よって、サイドフレーム40及びアッパーメンバー60による骨格部材20の補強が有効的になり、骨格部材20の変形を抑制することができる。
(5) 間隙23の上下幅W2がアッパーメンバー60の上下幅W1よりも狭く、サイドフレーム40がその間隙23を上下に跨がる距離が短い。そのため、サイドフレーム40による骨格部材20の補強がより有効的になる。よって、骨格部材20の変形を抑制することができる。
(6) ユーザー支持部材80の上下幅W5が間隙23の上下幅W2よりも広いため、ユーザー支持部材80によるユーザーの支持の安定性が向上する。
(7) 間隙23の上下幅W2がユーザー支持部材80の上下幅W5よりも狭いので、前からの荷重によるモーメントを小さくすることができる。よって、骨格部材20の変形量を抑えることができる。
(8) 骨格部材20は間隙23の近傍において溶接部47,48,52,53によってサイドフレーム40に固定されている。よって、サイドフレーム40による骨格部材20の補強がより有効的になる。それゆえ、骨格部材20の変形を抑制することができる。
(9) 孔45と孔46との間の部分49は間隙23と上下方向の位置が揃っており、その部分49が間隙23を横から添え宛がっているので、骨格部材20の変形を抑制することができる。孔50と孔51との間の部分54についても同様である。
(10) サイド上支柱27が孔45,50の下縁よりも下にはみ出ており、孔45,50が間隙23に臨まない。同様に、孔46,51が間隙23に臨まない。そのため、孔45と孔46との間の部分49や孔50と孔51との間の部分54が間隙23を横から添え宛がう範囲が広くなる。よって、骨格部材20の変形を抑制することができる。
本発明を適用可能な実施形態は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例について説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述した実施形態と同様である。また、以下に説明する各変形例を可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
上述の実施の形態では、骨格部材20の枠形状が矩形状であった。それに対して、骨格部材20の枠形状は矩形状以外であってもよい。
〔変形例2〕
図7は、変形例2に係るV-V面の断面図である。図7に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔45の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔46の上縁よりも下に配置されている。そして、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭い。従って、溶接部47,48の上下の範囲を広げることができ、溶接部47,48によるサイドフレーム40と骨格部材20の接合強度が向上する。
サイド上支柱27が孔50の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔50の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔51の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔51の上縁よりも下に配置されている。そして、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭い。従って、溶接部52,53の上下の範囲を広げることができ、溶接部52,53によるサイドフレーム40と骨格部材20の接合強度が向上する。
〔変形例3〕
図8は、変形例3に係るV-V面の断面図である。図8に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔45の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3に等しい。
サイド上支柱27が孔50の下縁から下にはみ出ておらず、サイド上支柱27の下端21が孔50の下縁よりも上に配置されている。サイド下支柱31が孔51の上縁から上にはみ出ている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4に等しい。
〔変形例4〕
図9は、変形例4に係るV-V面の断面図である。図9に示すように、サイド上支柱27が孔45の下縁から下にはみ出ている。サイド下支柱31が孔46の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔46の上縁よりも下に配置されている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔45と孔46との間の間隔W3に等しい。
サイド上支柱27が孔50の下縁から下にはみ出ている。サイド下支柱31が孔51の上縁から上にはみ出ておらず、サイド下支柱31の上端22が孔51の上縁よりも下に配置されている。
サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4よりも狭いか、又は広い。或いは、サイド上支柱27の下端21とサイド下支柱31の上端22との間の間隙23の間隔W2は孔50と孔51との間の間隔W4に等しい。
〔変形例5〕
上述の説明のシート1の構造を左右反転させる。つまり、上述の説明のシート1に対して鏡像の関係にあるシートも本発明の実施の形態としてこの明細書によって開示したものである。
〔変形例6〕
上述の実施の形態では、取付部81,86がサイドフレーム40に形成されていた。それに対して、取付部82,87がサイド支柱24に取り付けられるのと同様に、取付部81,86がサイド下支柱31に取り付けられてもよい。
4 背もたれ
10 フレーム
20 骨格部材
21 サイド上支柱の下端(棒材の一端)
22 サイド下支柱の上端(棒材の他端)
23 間隙
27 サイド上支柱(骨格部材の側部)
31 サイド下支柱(骨格部材の側部)
40 サイドフレーム
45,50 孔(第一孔)
46,51 孔(第二孔)
60 アッパーメンバー(補強部材)
80 ユーザー支持部材
95 エアバッグモジュール

Claims (8)

  1. 前から見て枠状に棒材を曲げることによって得られた骨格部材と、
    前記骨格部材の側部に取り付けられるサイドフレームと、
    前記骨格部材の内側において左右に設けられたユーザー支持部材と、を備え、
    前記棒材の一端が前記棒材の他端から上に離れて前記棒材の他端に対向し、これら棒材の一端と他端との間の間隙が前記骨格部材の側部に形成され、前記サイドフレームが前記間隙を上下に跨がるようにして前記骨格部材の側部に取り付けられ、前記間隙が前記ユーザー支持部材よりも上に配置されている、
    背もたれのフレーム。
  2. 留め具によって前記サイドフレームに固定されるエアバッグモジュールを更に備え、
    前記間隙は前記留め具が前記エアバッグモジュールを前記サイドフレームに固定する固定箇所よりも上に配置されている、
    請求項1に記載の背もたれのフレーム。
  3. 前記骨格部材の側部と反対側の側部との間に設けられた補強部材を更に備え、
    前記骨格部材の側部が前記間隙よりも上において前記サイドフレームによって前後に挟まれるようにして前記サイドフレームに固定され、その固定箇所の上下方向の位置が前記骨格部材の側部と前記補強部材との連結部の上下方向の位置に揃っている、
    請求項1又は2に記載の背もたれのフレーム。
  4. 前記間隙の上下幅が前記補強部材の上下幅よりも狭い、
    請求項3に記載の背もたれのフレーム。
  5. 前記ユーザー支持部材は上下方向を振幅方向とした波形状に曲げられたスプリングであり、
    前記間隙の上下幅が前記ユーザー支持部材の上下幅よりも狭い、
    請求項1から4の何れか一項に記載の背もたれのフレーム。
  6. 前記サイドフレームに形成された第一孔と、
    前記第一孔から下に離れて前記前記サイドフレームに形成された第二孔と、を更に備え、
    前記骨格部材の側部のうち前記棒材の一端よりも上側の部分が前記第一孔を塞ぐようにして前記サイドフレームに接して、その第一孔に沿って前記骨格部材の側部と前記サイドフレームが溶接され、
    前記骨格部材の側部のうち前記棒材の他端よりも下側の部分が前記第二孔を塞ぐようにして前記サイドフレームに接して、その第二孔に沿って前記骨格部材の側部と前記サイドフレームが溶接され、
    前記サイドフレームのうち前記第一孔と前記第二孔との間の部分は前記間隙と上下方向の位置が揃っている、
    請求項1から5の何れか一項に記載の背もたれのフレーム。
  7. 前記棒材の一端が前記第一孔の下縁よりも下にはみ出ている、
    請求項6に記載の背もたれのフレーム。
  8. 前記棒材の他端が前記第二孔の上縁よりも上にはみ出ている、
    請求項6又は7に記載の背もたれのフレーム。
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