JP3403049B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

Info

Publication number
JP3403049B2
JP3403049B2 JP01355398A JP1355398A JP3403049B2 JP 3403049 B2 JP3403049 B2 JP 3403049B2 JP 01355398 A JP01355398 A JP 01355398A JP 1355398 A JP1355398 A JP 1355398A JP 3403049 B2 JP3403049 B2 JP 3403049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
elevator
call
control device
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01355398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11199147A (ja
Inventor
徹 田原
由美 高橋
健二 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP01355398A priority Critical patent/JP3403049B2/ja
Publication of JPH11199147A publication Critical patent/JPH11199147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3403049B2 publication Critical patent/JP3403049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗り場呼びに対し
複数台のエレベータのうち最適なエレベータを選択して
サービスを行うようにしたエレベータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台のエレベータを設置し複
数の階床に対してサービスする場合には、エレベータの
群管理制御と呼ばれる制御方式が採用される。この場合
のエレベータの制御装置は、各々のエレベータを個別に
制御する単体制御装置と、乗り場呼びに対して複数台の
エレベータのうち最適なエレベータを選択し割り当てる
群管理制御装置とが設けられる。
【0003】群管理制御装置は、各階床からの乗り場呼
びを登録するための乗り場呼び登録部と、乗り場呼び登
録部からの呼びに対して最適なエレベータを選択して割
り当てる割当制御部とから構成され、割当制御部で割り
当てられた割当信号は、該当のエレベータの単体制御装
置に出力される。そして、単体制御装置は、割当信号お
よび自号機の運転状態信号に基づき自号機のエレベータ
を制御するようになっている。
【0004】すなわち、エレベータの群管理制御方式で
は乗り場呼びが発生すると、群管理制御装置の割当制御
部は、複数台のエレベータのうちその乗り場呼びに対処
するのに最適なエレベータを選択し割り当てると共に、
他のエレベータにはその乗り場呼びに応答しないように
制御している。また、乗り場呼びに対して、最適なエレ
ベータを選択する際には、全階床の乗り場での待ち時間
の短縮や均等化をはかることを目標としている。
【0005】図11は、従来の群管理制御によるエレベ
ータの動作説明図である。いま、12階建ての建物に2
台のエレベータA、Bが設置されており、A号機は1階
に位置しB号機は4階に位置しているとする。そして、
A号機には10階のかご呼びA2があり、B号機には1
1階のUPの割り当て乗り場呼びB1および12階のか
ご呼びB2があるとする。この状態で、A号機が1階で
戸開しているときに9階のUP乗り場呼びA1が発生し
たとする。
【0006】まず、A号機に9階のUP乗り場呼びA1
を割り当てる場合を考える。A号機の9階までの予測到
着時間TAは13秒とし、11階までのB号機の予測到
着時間TBは10秒とする。この場合、11階の乗り場
呼びB1が登録されてから5秒経過しているとすると、
11階の乗り場呼びに対して応答できる予測到着時間
(予測到着時間+呼び継続時間)は15秒となる。従っ
て、乗り場呼びA1(9階)と乗り場呼びB1(11
階)との平均未応答時間は14秒となり、未応答時間の
標準偏差は1.4秒となる。
【0007】次に、B号機に9階のUP乗り場呼びA1
を割り当てる場合を考える。B号機の9階までの予測到
着時間TBは8秒とし、11階までのB号機の予測到着
時間TBは9階に一度停止することになるので、9階ま
での予測到着時間、9階での停止時間(6秒)、9階か
ら11階までの走行時間(4秒)の合計となり18秒と
なる。つまり、これに5秒を加算して予測応答時間は2
3秒となる。従って、9階の乗り場呼びA1、11階の
乗り場呼びB1の平均末応答時間は15.5秒となり、
未応答時間の標準偏差は10.6秒となる。
【0008】これらより、全階床の乗り場の待ち時間の
短縮及び均等化を考慮して、適切な号機を割り当てると
すると、全体の応答時間が小さく、かつ未応答時間の
らつきの度合いも小さいA号機を9階の乗り場呼びA1
に対して割り当てることになる。その結果、9階で待っ
ている乗客にとってはB号機が通過したように見える。
そのため、乗り場で待っている乗客を惑わせないように
するために群管理制御されるエレベータには、通常、乗
り場かご位置表示装置を設置しないようにしている。
【0009】もし、乗り場かご位置表示装置を設置する
場合は、全階床の乗り場の待ち時間の短縮や均等化より
も通過の防止を優先して、乗り場呼びに対しその階を通
過しそうなエレベータに応答させたり、乗り場呼びに応
答予定のエレベータのみ乗り場かご位置表示装置を点灯
させて、他のエレベータの動きが見えないようにしたり
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、群管理
制御装置の割当制御部による割り当て制御だけでは、完
全に通過をなくすことができない。すなわち、割当制御
部が乗り場呼びに対して通過しそうなエレベータを応答
させようとする場合、割当制御部から単体制御装置への
信号の遅れや処理の遅れがあるため、距離的にある程度
の余裕値が必要である。通過しようとしているエレベー
タがその乗り場呼びに対して、物理的に停止可能な範囲
を越えていないかどうか、また、確実に停止できるかど
うかを考慮して行うので、距離的にある程度の余裕値が
必要である。従って、その余裕値により位置的に問題が
ある場合には、必ずしも割当制御部は、通過しそうなエ
レベータにその乗り場呼びに応答させることはできな
い。
【0011】また、割当号機と非割当号機が併走してい
る場合は、2台の間で無駄な割り当て変更が頻繁に起こ
る可能性があり、この場合は非割当号機が割当号機より
も一定階床離れて先に到着しそうな時にだけ、割り当て
を変更し通過させないようにしたりすることが必要であ
る。従って2台のかご位置が近い場合は通過があり得
る。さらには、割当号機の位置が乗り場呼びの直前にあ
るような場合は、あえて割当変更をせず通過を許可する
場合もある。
【0012】また、乗り場かご位置表示装置を設置しな
かったり、乗り場呼びに応答する号機の乗り場かご位置
表示装置のみ点灯させたりすると、乗り場での待ち客は
エレベータ全体の動きが見えないため不安になり、乗り
場でエレベータの動きがわかるようにして欲しいという
要望は高まっている。
【0013】そこで、本発明の目的は、エレベータが乗
り場呼び登録階を通過することによる乗り場の待ち客へ
の不快感を与えないようにするエレベータの制御装置を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
エレベータの制御装置は、複数台のエレベータを設置し
複数の階床に対してサービスする場合の各階床からの乗
り場呼びを登録するための乗り場呼び登録部と、乗り場
呼び登録部からの呼びに対して最適なエレベータを選択
して割り当てる割当制御部と、割当制御部からの割当信
または自号機のかご呼びに基づき自号機のエレベータ
の制御中に自号機の運転方向側の次の到着予定階までの
間に一定階床以内の乗り場呼びを検出したらその乗り場
呼びに対して応答する単体制御装置とを備えたことを特
徴とする。
【0015】請求項1の発明に係わるエレベータの制御
装置では、割当制御部は、乗り場呼び登録部からの乗り
場呼びに対して最適なエレベータを選択して割り当て、
単体制御装置は、割当制御部からの割当信号または自号
機のかご呼びに基づき自号機のエレベータを制御する。
その制御中に、単体制御装置は、自号機の運転方向側
次の到着予定階までの間に一定階床以内の乗り場呼びを
検出したときは、その乗り場呼びに対してエレベータを
応答させる。
【0016】請求項2の発明に係わるエレベータの制御
装置は、複数台のエレベータを設置し複数の階床に対し
てサービスする場合の各階床からの乗り場呼びを登録す
るための乗り場呼び登録部と、乗り場呼び登録部からの
呼びに対して最適なエレベータを選択して割り当てる割
当制御部と、割当制御部からの割当信号または自号機の
かご呼びに基づき自号機のエレベータの制御中に自号機
の運転方向側の次の到着予定階までの間に自号機の運転
方向側の予測到着時間が一定時間以内の乗り場呼びを検
出したらその呼びに対して応答する単体制御装置とを備
えたことを特徴とする。
【0017】請求項2の発明に係わるエレベータの制御
装置では、割当制御部は、乗り場呼び登録部からの乗り
場呼びに対して最適なエレベータを選択して割り当て、
単体制御装置は、割当制御部からの割当信号または自号
機のかご呼びに基づき自号機のエレベータを制御する。
その制御中に、単体制御装置は、自号機の運転方向側
次の到着予定階までの間に自号機の運転方向側の予測到
着時間が一定時間以内の乗り場呼びを検出したときは、
その乗り場呼びに対してエレベータを応答させる。
【0018】請求項3の発明に係わるエレベータの制御
装置は、請求項1または請求項2に記載のエレベータの
制御装置において、割当制御部は、割当号機以外のエレ
ベータが先に乗り場呼びに応答した場合は、その該当号
機の単体制御装置からの乗り場呼び消去指令に基づい
て、割当号機の割り当てをキャンセルするようにしたこ
とを特徴とする。
【0019】請求項3の発明に係わるエレベータの制御
装置では、請求項1または請求項2に記載のエレベータ
の制御装置の作用に加え、割当号機以外のエレベータが
先に乗り場呼びに応答した場合は、割当号機の割り当て
をキャンセルする。これにより、重複して応答すること
を防止する。
【0020】請求項4の発明に係わるエレベータの制御
装置は、請求項1または請求項2に記載のエレベータの
制御装置において、割当制御部は、複数台のエレベータ
が一定階床以内に位置するときは先頭走行中のエレベー
タの単体制御装置に対して、同一階に位置している場合
は停止中のエレベータに優先して走行中のエレベータの
単体制御装置に対して、自号機の運転方向側の乗り場呼
の入力を許可するようにしたことを特徴とする。
【0021】請求項4の発明に係わるエレベータの制御
装置では、請求項1または請求項2に記載のエレベータ
の制御装置の作用に加え、複数台のエレベータが一定階
床以内に位置するときは先頭走行中のエレベータの単体
制御装置に対して、同一階に位置している場合は停止中
のエレベータに優先して走行中のエレベータの単体制御
装置に対して、自号機の運転方向側の乗り場呼びの入力
を許可する。これにより、重複して応答することを防止
する。
【0022】請求項5の発明に係わるエレベータの制御
装置は、請求項1または請求項2に記載のエレベータの
制御装置において、割当制御部は、割当号機以外のかご
が乗り場呼び発生階に停止することを検出したときは、
その停止に要する時間もその号機の予測到着時間の要件
とすることを特徴とする。
【0023】請求項5の発明に係わるエレベータの制御
装置では、請求項1または請求項2に記載のエレベータ
の制御装置の作用に加え、割当号機以外のかごが乗り場
呼び発生階に停止することを検出したときは、その停止
に要する時間もその号機の予測到着時間の要件とする。
これにより、割当号機以外のエレベータの各停止階への
予測到着時間をより正確に算出する。
【0024】請求項6の発明に係わるエレベータの制御
装置は、請求項1または請求項2に記載のエレベータの
制御装置において、単体制御装置は、各階床での乗り場
呼びに対して入力する階と入力しない階とを選択できる
ようにしたことを特徴とする。
【0025】請求項6の発明に係わるエレベータの制御
装置では、請求項1または請求項2に記載のエレベータ
の制御装置の作用に加え、各階床での乗り場呼びに対し
て、単体制御装置に入力する階を指定したときは、その
階床に対する乗り場呼びに応答することになり、入力し
ない階の乗り場呼びには応答しない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わるエレベータの
制御装置の構成図である。
【0027】各々の階床には、乗り場呼び釦1a〜1n
が設置され、それぞれ乗り場呼び入出力制御部2a〜2
nを介して群管理制御装置3に入力される。群管理制御
装置3は、各階床からの乗り場呼びを登録するための乗
り場呼び登録部4と、乗り場呼び登録部4からの呼びに
対して最適なエレベータを選択して割り当てる割当制御
部5とから構成され、割当制御部5で割り当てられた割
当信号は、該当のエレベータの単体制御装置6a〜6m
に出力される。
【0028】単体制御装置6a〜6mは、各々のエレベ
ータかご7a〜7m毎に設けられ、それぞれエレベータ
かご7a〜7mを個別に制御する。また、各々のエレベ
ータかご7a〜7mには、かご呼び釦8a〜8mおよび
かご呼び入出力制御部9a〜9mが設けられている。単
体制御装置6a〜6mは、割当制御部5からの割当信号
および自号機のかご呼びに基づき自号機のエレベータを
制御すると共に、自号機の運転方向側に一定階床以内の
乗り場呼びを検出したときは、その乗り場呼びに対して
応答するようになっている。
【0029】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る単体制御装置6の動作を示すフローチャートであり、
自号機の運転方向側の一定階床以内の乗り場呼びに対し
て応答する場合を示している。まず、各々の単体制御装
置6a〜6mは、自号機のエレベータかご7a〜7mの
位置と運転方向を検出する(ステップ11)。そして、
エレベータかごの位置から次の到着予定階までの間に乗
り場呼びがあるか否かを検索する(ステップ12)。
【0030】ここで、ステップ12での処理内容を図3
を参照して説明する。図3は、単体制御装置6内の乗り
場呼びテーブルの構成を示したものである。図3(a)
はUP乗り場呼びテーブルであり、図3(b)はDOW
N乗り場呼びテーブルをそれぞれ示している。群管理制
御装置3の乗り場呼び登録部4から入力された乗り場呼
び情報は、単体制御装置6のメモリ内のUP乗り場呼び
テーブルまたはDOWN乗り場呼びテーブルに記憶され
る。
【0031】いま、9階にUP方向の乗り場呼びがあ
り、エレベータかご7が12階に向けて6階をUP方向
で走行中であるとする。現在のかご位置6階と、運転方
向であるUP方向と、次の停止予定階である12階を検
知すると、単体制御装置6は運転方向がUP方向である
ため、図3(a)のUP乗り場呼びテーブルを参照し、
エレベータかご位置の6階から次の停止階である12階
までの乗り場呼びの有無を検出する。この場合、図3
(a)に示すように9階に乗り場呼びがあるので、その
9階の乗り場呼びが検出されることになる。
【0032】エレベータかご位置から次の到着予定階ま
での間に、乗り場呼びがあることを検出した場合には、
その乗り場呼びがエレベータかご位置から一定階床以内
か否かを判断し(ステップ13)、一定階床以内である
ときは、さらにその階が減速距離を考慮して停止可能で
あるか否かを判定する(ステップ14)。その階に停止
可能である場合には、その階に停止する旨を単体制御装
置6内のメモリ(停止予定階テーブル)に記録する(ス
テップ15)。最後に、次の停止予定階までの全ての乗
り場呼びについてステップ12からステップ15までの
処理を実施したか否かを判断し、まだ終わってなければ
ステップ12からの動作を繰り返す(ステップ16)。
【0033】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、自号機の運転方向の一定階床以内に乗り場呼びがあ
る時にのみ、エレベータかご7を停止させるようにする
ので、無駄運転を増やすことなく乗り場呼びの通過を防
ぐことができる。
【0034】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る単体制御装置6の動作を示すフローチャートである。
この第2の実施の形態は、図2に示した第1の実施の形
態に対し、自号機の運転方向側の一定階床以内の乗り場
呼びに対して応答することに代えて、自号機の運転方向
側の予測到着時間が一定時間以内の乗り場呼びに対して
応答するようにしたものである。
【0035】第1の実施の形態の場合と同様に、エレベ
ータかご7の位置と運転方向とを判断し(ステップ2
1)、エレベータかご位置から次の到着予定階までに乗
り場呼びがあるか否かを検索する(ステップ22)。乗
り場呼びがあることを検出した場合には、その乗り場呼
びまでのエレベータかご7の到着時間を計算する(ステ
ップ23)。到着時間を計算した結果、その乗り場呼び
まで一定時間以内であるか否か判断し(ステップ2
4)、その階が減速距離を考慮して停止可能であれば
(ステップ25)、その階に停止する旨を単体制御装置
6内のメモリ(停止予定階テーブル)に記録する(ステ
ップ26)。最後に、次の停止予定階までの全ての乗り
場呼びについてステップ22からステップ26までの処
理を実施したか否かを判断し、まだ終わってなければス
テップ22からの動作を繰り返す(ステップ27)。
【0036】この第2の実施の形態によれば、自分の運
転方向の一定時間以内に到着可能な乗り場呼びがある時
にのみ、エレベータかご7を停止させるようにするの
で、無駄な運転を増やすことなく、かつ単純に距離から
判断するよりも正確に乗り場呼びの通過を防ぐことがで
きる。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第3の実施の形態における単体制御
装置6の動作を示すフローチャートであり、図6は本発
明の第3の実施の形態における割当制御部5の動作を示
すフローチャートである。この第3の実施の形態は、割
当号機以外のエレベータが先に乗り場呼びに応答した場
合は、割当号機の割り当てをキャンセルするようにし、
割当号機が重複して乗り場呼びに応答することがないよ
うにしたものである。
【0038】単体制御装置は、図2のステップ15また
は図4のステップ26で記憶した途中階においても割当
号機以外のエレベータを停止制御することになる。すな
わち、図5において、単体制御装置6は、停止予定階で
エレベータを減速した場合(ステップ31)には、その
停止階とエレベータかごの運転方向を検知する(ステッ
プ32)。次に、停止階にエレベータかごの運転方向と
同方向の乗り場呼びがあるか否かを検出し(ステップ3
3)、乗り場呼びがあった場合は、その乗り場呼びを消
去するために群管理制御装置3に対し乗り場呼び消去指
令を出力する(ステップ34)。
【0039】群管理制御装置3は、図6に示すように、
単体制御装置6から乗り場呼び消去指令を入力したか否
かを判定し(ステップ35)、乗り場呼び消去指令を入
力したことを検出した場合には、その乗り場呼び消去指
令を出力している号機を識別検知する(ステップ3
6)。そして、乗り場呼び消去指令を出力した号機がそ
の乗り場呼びに対し割当制御部5内に記憶されている割
当号機であるか否かを判定し(ステップ37)、その結
果、異なった号機であると判断した場合、割当制御部5
は割当号機の割当をキャンセルし(ステップ38)、乗
り場呼び登録部4は乗り場呼びの消去を行う(ステップ
39)。
【0040】この第3の実施の形態によれば、乗り場呼
びの通過を防ぐとともに、割当号機が後から同じ階に応
答することによる無駄運転を防止することができる。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は、本発明の第4の実施の形態における割当制
御部5の動作を示すフローチャートである。この第4の
実施の形態は、複数台のエレベータが一定階床以内で併
走している場合は、1台のエレベータの単体制御装置6
にのみ乗り場呼びの入力を許可するようにし、複数台の
エレベータが重複して同一の乗り場呼びに応答すること
を防止するようにしたものである。
【0042】図7において、初期設定として比較元とな
るエレベータかごを表す変数C1をセットする(ステッ
プ71)。次に、変数C1によって表されるエレベータ
かごが、方向性を持っているかどうかをチェックする
(ステップ72)。チェックしたエレベータかごC1が
方向性を持っていれば、比較先となるエレベーかごを表
す変数C2をセットする(ステップ73)。
【0043】一方、ステップ72での判定で、チェック
したエレベータかごC1が方向性を持っていなければ、
C1=C1+1として比較元となるエレベータかごを更
新する(ステップ7F)。
【0044】次に、変数C2によって表されるエレベー
タかごが、方向性を持っているかどうかをチェックする
(ステップ74)。チェックしたエレベータかごC2
が、方向性を持っていなければ、C2=C2+1として
比較先となるエレベータかごを更新する(ステップ7
D)。
【0045】一方、ステップ74での判定で、チェック
したエレベータかごC2が方向性を持っていれば、変数
C1によって表されるエレベータかごC1と変数C2に
よって表されるエレベータかごC2とが同じ方向性を持
っているかどうかをチェックする(ステップ75)。両
方のエレベータかごの方向性が、同一方向で無ければ、
C2=C2+1として比較先となるエレベータかごを更
新する(ステップ7D)。両方のエレベータかごの方向
性が、同一方向であった場合は変数C1と変数C2によ
って表されるエレベータかごの位置の階床差が、予め定
めた定数nより小さい値であるかどうかをチェックする
(ステップ76)。
【0046】エレベータかごC1とエレベータかごC2
との階床差が、定数nより大きければ、C2=C2+1
として、比較先となるエレベータかごを更新する(ステ
ップ7D)。エレベータかごC1とエレベータかごC2
との階床差が、定数nより小さい値であれば、エレベー
タかごC1とエレベータかごC2とのかご位置が同一階
なのかチェックする(ステップ77)。
【0047】エレベータかごC1とエレベータかごC2
のかご位置が同一階であれば、エレベータかごC1とエ
レベータかごC2が停止中であるかどうかをチェックす
る(ステップ78)。エレベータかごC1と、エレベー
タかごC2のかご位置が同一階でなければ、先頭を走行
しているエレベータかごの単体制御装置6にのみ、乗り
場呼び登録情報を送る(ステップ79)。ここでの先頭
を走行しているエレベータかごとは、かごの方向性がU
P方向であるときは、上の階を走行中のエレベータかご
であり、DOWN方向の場合は下の階を走行中のエレベ
ータかごを指す。
【0048】そして、エレベータかごC1とエレベータ
かごC2が共に停止中(減速中も含む)である時は、先
に到着したエレベータかごにのみ、乗り場呼び登録情報
を送る(スブップ7A)。エレベータかごC1とエレベ
ータかごC2とのどちらか一方のエレベータかごが、停
止中(減速中含む)であるときは、走行中のエレベータ
かごにのみ、乗り場呼び登録情報を送る(ステップ7
B)。エレベータかごC1とエレベータかごC2とが共
に走行中であるときは、エレベータかごC1のみに乗り
場呼び登録情報を送る(ステップ7C)。
【0049】次に、C2=C2+1として比較先となる
エレベータかごを更新する(ステップ7D)。次に、C
2が(エレベータかご台数−1)より小さい値であるか
否かを判定し(ステップ7E)、そうであればステップ
74に戻る。C2が(エレベータかご台数−1)より大
きな値、または同じ値であったときは、C1=C1+1
として比較元となるエレベータかごを更新する(ステッ
プ7F)。そして、C1が(エレベータかご台数−1)
より小さい値であるか否かを判定し(ステップ7G)、
そうであればステップ72に戻り、C1が(エレベータ
かご台数−1)より大きな値、または同じ値であったと
きは処理を終了する。
【0050】このように、群管理制御装置3の割当制御
部5は、各エレベータかごの走行状態や停止状態、走行
方向、かご位置を監視し、同一運転方向でエレベータか
ごの階床差が一定範囲内であることを検出したときは、
登録されている乗り場呼びに対し停止させるべきエレベ
ータかごを選択する。そして、そのエレベータかごが、
どのエレベータかごであるかを乗り場呼び登録部4に送
る。乗り場呼び登録部4では乗り場呼び登録状態を、割
当制御部5から送られる停止させるエレベータかご情報
により、そのエレベータかごの単体制御装置6にのみ乗
り場呼びの登録情報を送る。これにより、複数エレベー
タかごが、同じ乗り場呼びに対し停止してしまう無駄な
運転を回避することができる。
【0051】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図8は、本発明の第5の実施の形態における割当制
御部5の動作を示すフローチャートである。この第5の
実施の形態は、割当号機以外のかごが乗り場呼び発生階
に停止することを検出したときは、割当制御部5はその
停止に要する時間もその号機の予測到着時間の要件とす
るようにしたものである。
【0052】図8において、初期設定としてエレベータ
かごの号機を示す変数C1および各エレベータかごの予
想到着時間を示す変数t(C1)をセットする(ステッ
プ81)。次に、エレベータかごC1の停止予定階に、
エレベータかごC1のかご呼びまたは乗り場呼びの割当
があるかどうかをチェックする(ステップ82)。
【0053】エレベータかごC1の停止予定階に、エレ
ベータかごC1のかご呼びまたは乗り場呼びの割当が無
ければ、エレベータかごC1の予想到着時間t(C1)
に停止予定階に停止までの走行時間、減速時間、戸開閉
時間、加速時間を加える(ステップ83)。
【0054】次に、エレベータかごC1の全ての停止予
定階に対し、ステップ82の処理を実施したか否かチェ
ックし(ステップ84)、未実施であればステップ82
へ戻る。全ての停止階についてステップ82の処理を実
施済みであれば、C1=C1+1として次のエレベータ
かごにC1を更新する(ステップ85)。次に、変数C
1と(エレベータかご台数−1)とを比較し(ステップ
86)、変数C1が小さければステップ82に戻り、変
数C1が大きいかまたは同じであった場合は処理を終了
する。
【0055】このように、群管理制御装置3の割当制御
部5は、乗り場呼びに対する割当情報とかご情報とを比
較して、割り当てられているエレベータかごとかご呼び
が登録されいるかご、これらかご以外のかごが乗り場呼
び登録階に停止すると予測した場合には、その停止に必
要なエレベータかごの減速時間、戸開時間、加速時間を
予測到着時間に反映させる。これにより、正しい予想到
着時間を得ることができる。
【0056】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図9は、本発明の第6の実施の形態における単体制
御装置6の動作を示すフローチャートである。この第6
の実施の形態は、各階床での乗り場呼びに対して入力す
る階と入力しない階とを選択できるようにしたものであ
る。
【0057】図9において、初期設定としてサービス階
を示す変数hをセットする(ステップ91)。この変数
hにはサービスする階床が順次セットされ、例えば1階
から11階のビルの各階床をサービスする場合には、1
〜11が順次セットされる。
【0058】次に、セットされた変数hに対応する階床
が乗り場呼び入力許可階かどうかチェックする(ステッ
プ92)。このチェックは、単体制御装置6のメモリに
予め設定された乗り場呼び入力許可階ブーブルFLR
(h)に基づいて行われる。図10は、乗り場呼び入力
許可テーブルの説明図であり、この乗り場呼び入力許可
テーブルは、単体制御装置6の書換可能な読み出し専用
のメモリに形成され、乗り場呼び入力許可階には「1」
がセットされ、許可しない階には「0」がセットされて
いる。
【0059】ステップ92の判定で、乗り場呼び入力許
可階であれば乗り場呼び入力を参照する(ステップ9
3)。つまり、その階床に乗り場呼びがある場合にはそ
の乗り場呼びを取り込み有効とする。一方、乗り場呼び
入力を許可しない階床であれば乗り場呼びの有無に拘わ
らず乗り場呼び入力を参照せず、その階床の乗り場呼び
は取り込まない。
【0060】次に、変数hをh=h+1とし次の階に変
数hを更新する(ステップ94)。そして、変数hがサ
ービス階床数と同じであるかどうかをチェックし、同じ
でなければステップ92に戻り、同じであれば処理を終
了する(ステップ95)。
【0061】このように、単体制御装置6では、乗り場
呼び登録部4から各単体制御装置6に送られる乗り場呼
び登録情報に対し、乗り場呼び入力許可テーブルに登録
していない階の乗り場呼び登録情報は参照しない様にし
ているので、その階床での乗り場呼びに対しては、割当
号機が応答することになる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、乗
り場の待ち客にエレベータの動きが見えるように構成さ
れた群管理制御のエレベータにおいて、各単体制御装置
でも乗り場呼びの状態を入力し、乗り場呼びに通過しそ
うなことを検出すると自号機をその乗り場呼びに対して
停止させるので、エレベータが乗り場呼び登録階を通過
することが防止できる。これにより、乗り場の待ち客へ
の不快感を与えないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるエレベータの制御
装置の構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における単
体制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における単
体制御装置内の乗り場呼びテーブルの説明図であり、図
3(a)はUP乗り場呼びテーブル、図3(b)はDO
WN乗り場呼びテーブルである。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態における単
体制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の第3の実施の形態における単
体制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本発明の第3の実施の形態における割
当制御部の動作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の第4の実施の形態における割
当制御部の動作を示すフローチャートである。
【図8】図8は、本発明の第5の実施の形態における割
当制御部の動作を示すフローチャートである。
【図9】図9は、本発明の第6の実施の形態における単
体制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】図10は、本発明の第6の実施の形態におけ
る単体制御装置内の乗り場呼び入力許可テーブルの説明
図である。
【図11】従来のエレベータの群管理制御の動作説明図
である。
【符号の説明】
1 乗り場呼び釦 2 乗り場入出力制御部 3 群管理制御装置 4 乗り場登録部 5 割当制御部 6 単体制御装置 7 エレベータかご 8 かご呼び釦
フロントページの続き (72)発明者 田島 健二 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 昭55−48173(JP,A) 特公 昭62−38270(JP,B2) 特許3251595(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 1/52

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のエレベータを設置し複数の階床
    に対してサービスする場合の各階床からの乗り場呼びを
    登録するための乗り場呼び登録部と、前記乗り場呼び登
    録部からの呼びに対して最適なエレベータを選択して割
    り当てる割当制御部と、前記割当制御部からの割当信号
    または自号機のかご呼びに基づき自号機のエレベータ
    制御中に自号機の運転方向側の次の到着予定階までの間
    一定階床以内の乗り場呼びを検出したらその乗り場呼
    びに対して応答する単体制御装置とを備えたことを特徴
    とするエレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】 複数台のエレベータを設置し複数の階床
    に対してサービスする場合の各階床からの乗り場呼びを
    登録するための乗り場呼び登録部と、前記乗り場呼び登
    録部からの呼びに対して最適なエレベータを選択して割
    り当てる割当制御部と、前記割当制御部からの割当信号
    または自号機のかご呼びに基づき自号機のエレベータ
    制御中に自号機の運転方向側の次の到着予定階までの間
    自号機の運転方向側の予測到着時間が一定時間以内の
    乗り場呼びを検出したらその呼びに対して応答する単体
    制御装置とを備えたことを特徴とするエレベータの制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
    ータの制御装置において、前記割当制御部は、割当号機
    以外のエレベータが先に乗り場呼びに応答した場合は、
    その該当号機の単体制御装置からの乗り場呼び消去指令
    に基づいて、割当号機の割り当てをキャンセルするよう
    にしたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
    ータの制御装置において、前記割当制御部は、複数台の
    エレベータが一定階床以内に位置するときは先頭走行中
    のエレベータの単体制御装置に対して、同一階に位置し
    ている場合は停止中のエレベータに優先して走行中のエ
    レベータの単体制御装置に対して、自号機の運転方向側
    の乗り場呼びの入力を許可するようにしたことを特徴と
    するエレベータの制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
    ータの制御装置において、前記割当制御部は、割当号機
    以外のかごが乗り場呼び発生階に停止することを検出し
    たときは、その停止に要する時間もその号機の予測到着
    時間の要件とすることを特徴とするエレベータの制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のエレベ
    ータの制御装置において、前記単体制御装置は、各階床
    での乗り場呼びに対して入力する階と入力しない階とを
    選択できるようにしたことを特徴とするエレベータの制
    御装置。
JP01355398A 1998-01-09 1998-01-09 エレベータの制御装置 Expired - Fee Related JP3403049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01355398A JP3403049B2 (ja) 1998-01-09 1998-01-09 エレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01355398A JP3403049B2 (ja) 1998-01-09 1998-01-09 エレベータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11199147A JPH11199147A (ja) 1999-07-27
JP3403049B2 true JP3403049B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=11836368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01355398A Expired - Fee Related JP3403049B2 (ja) 1998-01-09 1998-01-09 エレベータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3403049B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11199147A (ja) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6619437B2 (en) Elevator group control apparatus
US5831226A (en) Group-controlled elevator system
US9079752B2 (en) Elevator group supervisory control system and method with park floor cancellation
JP5969074B1 (ja) エレベータの群管理制御装置
JPH04317966A (ja) 残り応答時間に基づくエレベータ運行方法
JPH11199144A (ja) エレベータかごの制御方法
JPH0517083A (ja) エレベーターの制御装置
JPH07157208A (ja) エレベータの運行制御装置と運行制御方法
JP3073650B2 (ja) ダブルデッキエレベーターの制御装置
JPH03172290A (ja) エレベータの群管理制御装置
JP3403049B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH05139634A (ja) エレベータの運転装置
JP3378368B2 (ja) ダブルデッキエレベータの運転制御装置
JPH0826605A (ja) エレベーター群管理システム
JPH08217342A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JP2505645B2 (ja) エレベ―タの制御装置
JPH0912239A (ja) エレベーターの群管理制御装置
JPH04125276A (ja) エレベーターの制御装置
JPH07257833A (ja) エレベーターの制御装置
JPH05330755A (ja) エレベータの運転装置
JP2001354365A (ja) エレベータの制御装置
JPH11139698A (ja) エレベーターの運転装置
JP2002362839A (ja) エレベータの運転装置
JP2763199B2 (ja) エレベータの群管理制御装置
JPH06199481A (ja) エレベーターの運転制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees