JP3384002B2 - ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置 - Google Patents

ディスクテーブル及び記録及び/又は再生装置

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JP3384002B2 JP28521892A JP28521892A JP3384002B2 JP 3384002 B2 JP3384002 B2 JP 3384002B2 JP 28521892 A JP28521892 A JP 28521892A JP 28521892 A JP28521892 A JP 28521892A JP 3384002 B2 JP3384002 B2 JP 3384002B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の記録ディスクを記録媒体に用いるディスク記
録及び/又は再生装置に用いられるディスクテーブル及
びこのディスクテーブルを用いた記録及び/又は再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスク等の
如き記録ディスクを記録媒体に用いる記録及び/又は再
生装置は、記録ディスクを回転操作するディスク回転操
作機構と、このディスク回転機構によって回転される記
録ディスクの信号記録面に対向配置されるピックアップ
装置とを備え、ピックアップ装置によって回転操作され
る記録ディスクの信号記録面を走査することによって情
報信号の記録又は再生が行われる。
【0003】ディスク回転操作機構は、記録ディスクが
位置決めされて装着されるディスクテーブルを備える。
ディスクテーブルは、ディスク回転操作機構を構成する
モータの駆動軸に取り付けられ、モータにより回転操作
される。このディスクテーブルは、記録ディスクの中心
部に設けられた中心孔に嵌合する嵌合部材と、記録ディ
スクの中心孔の周囲を支持するテーブル部とを備える。
また、ディスクテーブルは、記録ディスクをテーブル部
に対して押圧支持する支持手段を有している。この支持
手段には、テーブル部に対向して配設され、テーブル部
と共働して、テーブル部上に載置された記録ディスクの
中心孔の周囲を挟持するチャッキングプレートが用いら
れる。
【0004】ディスクテーブルに設けられる嵌合部材
は、先端側に向かって縮径された略円錐台形状に形成さ
れている。この嵌合部材は、テーブル部に対し、駆動軸
の軸方向に移動可能に支持されている。また、嵌合部材
は、バネ等の付勢部材により、先端側方向に付勢されて
いる。
【0005】このディスクテーブルは、記録ディスクが
中心孔の内壁部を嵌合部材の外周面に当接させながらテ
ーブル部上に載置されると、嵌合部材の外周面が円錐状
となされており、嵌合部材が先端側方向に付勢されてい
ることにより、中心孔の内壁部が嵌合部材の外周面によ
り押圧されて、記録ディスクの回転中心との駆動軸の中
心を一致させるセンタリングが行われる。
【0006】ディスクテーブル上に装着された記録ディ
スクは、モータが回転駆動すると、ディスクテーブルと
一体となって回転操作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、嵌合部
材がテーブル部に対して移動可能に支持されたディスク
テーブルは、構成が複雑であり、組み立てが煩雑となっ
てしまう。また、このディスクテーブルは、嵌合部材と
テーブル部との間に、付勢部材を介在する必要があるた
め、テーブル部の薄型化を図ることが困難である。
【0008】このような問題点を解消するため、嵌合部
材をテーブル部に対して固定することにより、装置構成
の簡素化及び薄型化を図ったディスクテーブルが提案さ
れている。このようなディスクテーブルは、嵌合部材の
外径の寸法誤差及び記録ディスクの中心孔の内径の寸法
誤差を考慮して、嵌合部材を中心孔に対して小さめに形
成する必要が生じる。そのため、このディスクテーブル
は、記録ディスクがテーブル部に載置された状態におい
て、嵌合部材の外面部と中心孔の内壁部との間に微小な
空隙が形成されるおそれがある。
【0009】嵌合部材と記録ディスクの中心孔との間に
空隙が形成されると、記録ディスクの駆動軸に対するセ
ンタリングが良好に行えないばかりか、外部から振動や
衝撃が加えられたときに、記録ディスクがテーブル部に
対して移動してしまうおそれがある。
【0010】記録ディスクを記録媒体に用いる記録及び
/又は再生装置にあっては、記録ディスクの駆動軸に対
する偏心が大きいと、記録ディスクに情報信号の書き込
み又は読み出しを行うための光束が記録ディスクに追従
できなくなり、情報信号の書き込み又は読み出しが行え
なくなる。また、この種の記録及び/又は再生装置は、
記録ディスクのテーブル部に対する移動が生ずると、光
束のいわゆるトラックジャンプが生じて、記録ディスク
に対する情報信号の書き込み又は読み出しが中断されて
しまう。
【0011】本発明は、上述の実情に鑑みて提案される
ものであって、装置構成の簡素化、薄型化を図りなが
ら、記録媒体として用いられる記録ディスクの正確なセ
ンタリングを行うことができ、さらに、外部より加えら
れる振動や衝撃等の影響を抑制することができるディス
クテーブル及びこのディスクテーブルを用いる記録及び
/又は再生装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るディスクテーブル
は、先端側に記録ディスクの中心孔の内壁部が摺接され
て上記記録ディスクを中心側に導くディスク引き込み用
テーパ部が形成されるとともに基端側が円柱状に形成さ
れ、周囲に複数の切り欠き部が形成された嵌合部材と、
上記嵌合部材の基端側に該嵌合部材に一体的に配設さ
れ、上記記録ディスクの中心孔の周囲が載置されるテー
ブル部と、上記嵌合部材の先端側に設けられ、上記記録
ディスクの中央部に取り付けられた金属板を吸引するマ
グネットと、上記嵌合部材に形成される上記複数の切り
欠き部に設けられ、上記嵌合部材に対し放射方向に出没
可能に配設された複数のバネ部により上記記録ディスク
の中心孔の内壁部を押圧して上記記録ディスクの中心と
上記嵌合部材の中心とを一致させるセンタリング手段と
を備え、上記センタリング手段を、上記嵌合部材に一体
的に形成したものである。
【0013】このディスクテーブルを構成する上記バネ
部は、上記テーブル部の中央側に設けられた規制部によ
り上記嵌合部材の内方側方向に弾性変位された状態に規
制されている。
【0014】また、本発明は、記録ディスクが装着さ
れ、スピンドルモータに取り付けられて回転駆動される
ディスクテーブルと、上記ディスクテーブルに装着され
て回転する上記記録ディスクに対し情報信号の記録及び
/又は再生を行う記録及び/又は再生手段を備えた記録
及び/又は再生装置において、上記ディスクテーブルを
備えるものである。
【0015】
【作用】本発明に係るディスクテーブルは、記録及び/
又は再生装置の記録媒体として用いられる記録ディスク
が、中心孔を嵌合部材に嵌合させ、テーブル部に支持さ
れる。このとき、記録ディスクは、回転中心をディスク
テーブルの回転中心に一致させたセンタリングが図られ
た状態で、嵌合部材に設けられたバネ部に押圧支持され
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0017】まず、本発明の具体的な説明に先立って、
本発明に先行するディスクテーブルを説明する。このデ
ィスクテーブルは、本発明に係るディスクテーブルが備
える構成の全部を備えるものであって、図1乃至図3に
示すように、このディスクテーブルが適用されるディス
ク記録及び/又は再生装置のスピンドルモータ5の駆動
軸1に嵌合支持されるテーブル部2を有している。テー
ブル部2は、合成樹脂材料等により略々円盤状に形成さ
れ、中心部の駆動軸1が嵌合する嵌合孔8が設けられて
いる。このテーブル部2は、上面側の外周側部分を、記
録及び/又は再生装置の記録媒体となる記録ディスク1
01が載置されるディスク載置部3としている。
【0018】テーブル部2の下面側には、嵌合孔8の周
囲部分を下方に向かって突出させて形成した支持部7が
設けられている。この支持部7は、嵌合孔8の軸方向の
長さをテーブル部2の厚みよりも長くして、駆動軸1に
よるテーブル部2の支持を確実にするためのものであ
る。
【0019】ディスクテーブルに装着される記録ディス
ク101は、図3及び図4に示すように、透明材料より
なる円盤状のディスク基板の一方の主面部に信号記録層
を被着させている。ディスク基板には、中心部に円形の
中心孔102が形成されている。この中心孔102は、
ディスク記録及び/又は再生装置において、記録ディス
ク101が保持される際の位置基準となるものである。
ディスク基板に設けた中心孔102の周囲部分は、段差
状に他方の主面部側に膨出形成されている。すなわち、
ディスク基板は、一方の主面部の中心孔102を囲む周
囲部分が円環状の凹部103となされ、他方の主面部の
中心孔102を囲む周囲部分が円環状の凸部となされて
いる。信号記録層は、金属材料や磁性材料等により形成
され、情報信号の記録が行われる。
【0020】ディスクテーブルが取り付けられ、このデ
ィスクテーブルを回転操作するスピンドルモータ5は、
図2に示すように、ディスク記録及び/又は再生装置の
シャーシ6の下面側に取り付けられ、駆動軸1を、透孔
を介してシャーシ6の上方側に突出させている。シャー
シ6には、ディスク載置部3上に載置された記録ディス
ク101の信号記録層に対して情報信号の書き込みを行
い、記録ディスク101に記録された情報信号の読み出
しを行う図示しない光学ピックアップ装置、あるいは、
磁気ヘッド装置等が、スピンドルモータ5に対し近接離
間する方向である上記データの径方向に移動可能に配設
されている。
【0021】そして、テーブル部2の上面側の中央部に
は、嵌合部材4が突設されている。嵌合部材4は、テー
ブル部2に一体的に略々円錐台状に形成されている。こ
の嵌合部材4は、記録ディスク101の中心孔102に
嵌合し得る外径を有し、図4に示すように、上方側、す
なわち、先端側部分が先端側に向かって縮径されたテー
パ状に形成されたディスク引込み用テーパ部4aとなさ
れている。ディスク引込み用テーパ部4aの外面は、嵌
合部材4の先端面に対し、滑らかな曲面状をもって連続
されている。また、嵌合部材4は、基端側、すなわち、
ディスク載置面部3の近傍となる側が、ストレートな円
柱部4bとなされている。この円柱部4bは、記録ディ
スク101の中心孔102の内径に略々等しい外径を有
している。
【0022】そして、嵌合部材4の先端面側の外周囲に
は、図3に示すように、円環状の溝部25が設けられて
いる。この溝部25は、嵌合部材4の中心に中心を一致
させて形成されている。また、嵌合部材4には、溝部2
5に連通して、複数の切り欠き部10が設けられてい
る。これら切り欠き部10は、溝部25より嵌合部材4
の外周側に亘って放射状に形成されている。これら各切
り欠き部10は、嵌合部材4の軸を中心として等角度間
隔に形成されている。
【0023】溝部25には、センタリング手段となるセ
ンタリングリング11が嵌合される。センタリングリン
グ11は、可撓性及び弾性を有する合成樹脂や金属等に
より形成されている。このセンタリングリング11に
は、外方側に向けて、センタリング部材となるセンタリ
ング片12が一体的に突設されている。これらセンタリ
ング片12は、爪状の突片であって、切り欠き部10に
対応する等角度間隔に位置して放射状をなして形成され
ている。これらセンタリング片12は、各切り欠き部1
0内に係合されている。これらセンタリング片12は、
それぞれ板バネ状に形成され、弾性変位が可能となされ
ている。
【0024】各センタリング片12は、センタリングリ
ング11が溝部25に嵌合された状態において、基端側
が嵌合部材4の先端面の近傍に位置され、先端側をディ
スク載置面部3に対して傾斜させ、ディスク載置面部3
側に向け、先端側部分のみを各切り欠き部10よりも外
方側、すなわち、嵌合部材4の外周方向に突出させてい
る。これらセンタリング片12の先端側部分は、嵌合部
材4の円柱部4bの外周側にディスク載置面部3に向け
て突出された状態となされている。すなわち、各センタ
リング片12は、嵌合部材4の基端側部分において、こ
の嵌合部材4の外方側に突出された状態となっている。
これらセンタリング片12の先端側部分は、センタリン
グ片12の基端側部分の弾性変形によって、各切り欠き
部10に対して出没可能となされている。
【0025】なお、テーブル部2の上面部には、各セン
タリング片12の弾性変位が阻害されないようにするた
め、各センタリング片12の先端部を包絡した円環状の
溝部14が設けられている。
【0026】また、嵌合部材4の先端面には、図2及び
図3に示すように、マグネット取付凹部13が設けられ
ている。マグネット取付凹部13は、円形の凹部であっ
て、嵌合部材4の中心に中心を一致させて形成されてい
る。このマグネット取付凹部13には、記録ディスク1
01の支持手段となるマグネット9が嵌合するように取
り付けられている。マグネット9は、円形の釦形状に形
成されている。このマグネット9は、記録ディスク10
1の中央部に中心孔102を閉塞するように取り付けら
れた図示しない金属板を吸引するためのものである。
【0027】上述のように構成されたディスクテーブル
において、記録ディスク101を装着するには、図4に
示すように、装着する記録ディスク101の中心孔10
2を嵌合部材4に嵌合させる。このとき、嵌合部材4の
先端面とディスク引込み用テーパ部4aとが滑らかな曲
面状に連続されているため、記録ディスク101は、嵌
合部材4に対して偏心した状態となっていても、中心孔
102の内壁部をディスク引込み用テーパ部4aの外周
面に摺接させながら、嵌合部材4の中央側に導かれなが
ら、図4中矢印C方向の嵌合部材4の基端側方向に移動
される。
【0028】記録ディスク101が嵌合部材4の基端側
方向に移動されると、図5及び図6に示すように、中心
孔102の内壁部が上記各センタリング片12に当接す
る。この中心孔102の内壁部は、各センタリング片1
2を弾性変形させて各切り欠き部10内に没入させつ
つ、嵌合部材4の基端側方向に移動される。このとき、
各センタリング片12は、弾性復帰力によって、中心孔
102の内壁部を外方側に向かって押圧する。
【0029】記録ディスク101の中心孔102が嵌合
部材4の円柱部4bに嵌合され、図7に示すように、中
心孔102の外周側部分の周囲部がディスク載置面部3
上に載置されたときに、記録ディスク101は、中心孔
102の内壁部を各センタリング片12に押圧されてセ
ンタリングされ、嵌合部材4の軸に中心孔102の中心
を一致させた状態となる。
【0030】このとき、マグネット9は、記録ディスク
101に取り付けられた金属板を吸引して、記録ディス
ク101をディスク載置面部3上に支持する。
【0031】このように、記録ディスク101がテーブ
ル部2に対して位置決めされて装着され、スピンドルモ
ータ5が駆動されて駆動軸1を回転させると、記録ディ
スク101は、テーブル部2とともに回転操作される。
この記録ディスク101に対しては、光学ピックアップ
装置、あるいは、磁気ヘッド装置等により、信号記録層
に対し情報信号の書き込みが行われ、また、記録ディス
クに記録された情報信号の読み出しが行われる。
【0032】ところで、各センタリング片12は、記録
ディスク101がディスク載置面部3に当接する前に、
テーブル部2に対し正確にセンタリングされるために
は、これらセンタリング片12が記録ディスク101の
中心孔102の内壁部を十分な力によって押圧する必要
がある。中心孔102の内壁部が各センタリング片12
に当接したときには、一のセンタリング片12につい
て、図5に示すように、図5中矢印F方向のマグネット
9が金属板を吸引するディスク吸引力F、図5中矢印N
方向のセンタリング片12の中心孔102の内壁部に対
する垂直抗力N、及び、図5中矢印f方向の中心孔10
2の内壁部がセンタリング片12に加える押圧力fが生
じている。ここで、6個のセンタリング片12が設けら
れているとすると、 f=NSinθ=(F/6)・(Sinθ/Cosθ) ・・・(式1) が成立している必要がある。
【0033】この式1において、θは、センタリング片
12の外側面の記録ディスク101の主面部に対する傾
き角度である。そして、例えば、ディスク吸引力Fが3
50gfであり、傾き角度θが70°であるとすると、
押圧力fは、 f=(350/6)・Tan70°=160(gf) ・・・(式2) より、160gfとなる。すなわち、各センタリング片
12は、160gf以上の押圧力fで押圧されたとき
に、図5中矢印α方向のディスク載置面部3を含む平面
上におけるセンタリング片12の嵌合部材4よりの突出
量だけ弾性変位されるように、弾性力を設定すればよ
い。これらセンタリング片12は、記録ディスク101
がディスク載置面部3上に載置されたときには、ディス
ク載置面部3を含む平面上における嵌合部材4よりの突
出量に等しい変位量だけ弾性変位されるからである。
【0034】上述のように、160gf程度の押圧力f
で押圧されたときに、ディスク載置面部3を含む平面上
における嵌合部材4よりの突出量だけ弾性変位されるよ
うな弾性力を有するセンタリング片12は、合成樹脂材
料により形成することが可能である。
【0035】本発明においては、図8及び図9に示すよ
うに、各センタリング片12を嵌合部材4に一体的に形
成している。すなわち、本発明においては、嵌合部材4
は、この嵌合部材4とセンタリングリング11とを一体
として形成している。
【0036】ところで、センタリング部材となる複数の
センタリング片12は、上述したディスクテーブルのよ
うに、初期状態、すなわち、弾性変位されていない状態
にて配設されたものに限定されず、図10に示すよう
に、内方側、すなわち、嵌合部材4の中心軸側に弾性変
位された状態で配設するようにしたものでもよい。この
場合には、各センタリング片12は、それぞれ、内方側
に弾性変位された状態で、先端側を各切り欠き部10内
に進入させ、先端部を各切り欠き部10の内壁部に当接
させている。すなわち、このディスクテーブルは、各切
り欠き部10の内壁部は、各センタリング片12の初期
状態への復帰を規制する規制部となっている。
【0037】このディスクテーブルは、記録ディスク1
01が図10中矢印C方向に降下され、テーブル部2の
ディスク載置面部3上に記録ディスク101が載置され
ると、上記各センタリング片12は、図11に示すよう
に、この記録ディスク101の中心孔102の内壁部に
よって押圧されて弾性変位するとともに、内壁部を押圧
する。このとき、各センタリング片12は、図11中矢
印Jで示すように、先端部を切り欠き部10の内壁部に
当接させていた位置より、中心孔102の内壁部に当接
された位置まで弾性変位される。
【0038】このときの各センタリング片12の変位は
初期状態よりの変位ではないため、これらセンタリング
片12は、これらセンタリング片12を板バネと見做し
た場合のバネ定数が小さいものであっても、記録ディス
ク101の中心孔102の内壁部に対して、自然状態よ
りの変位量に相当する十分な押圧力を発揮することがで
きる。したがって、これらセンタリング片12は、記録
ディスク101を良好にセンタリングすることができ
る。この場合には、各センタリング片12は、バネ定数
に誤差があっても、この誤差による中心孔102の内壁
部に対する押圧力の変動が少ないものとなされている。
さらに、この場合には、各センタリング片12は、記録
ディスク101が装着されない初期状態においては、各
切り欠き部10の内壁部により位置規制されるため、高
精度に位置決めされている。
【0039】また、本発明に係るディスクテーブルを構
成するセンタリング手段は、上述したような複数の板バ
ネ状のセンタリング片12に限定されず、図12に示す
ように、センタリングリング11の円環部に対してヒン
ジ部12aを介して連設された複数のセンタリング片1
2と、弾性部材12bとで構成するようにしたものでも
よい。
【0040】この例の各センタリング片12は、爪状の
突片であって、切り欠き部10に対応する等角度間隔に
位置して、センタリングリング11の円環部に対して放
射状に形成されている。これらセンタリング片12は、
各切り欠き部10内に嵌合されている。また、センタリ
ング片12は、上述したものと同様に、先端側部分のみ
を嵌合部材4の基端側部分において嵌合部材4の外方側
に突出させている。ヒンジ部12aは、各センタリング
片12の基端側部分に、これらセンタリング片12を肉
薄となすことにより形成されている。これらセンタリン
グ片12は、それぞれヒンジ部12aが可撓変位するこ
とによって、嵌合部材4に対する出没方向の変位が可能
となされている。弾性部材12bは、ブチルゴムやその
他の弾性を有する材料により略々円環状に形成され、各
センタリング片12とセンタリングリング11の円環部
との間に介在配設されている。すなわち、弾性部材12
bは、センタリングリング11の円環部の外周側に嵌合
されて各センタリング片12の内周側を支持している。
【0041】このディスクテーブルが、記録ディスク1
01が図12中矢印C方向に降下され、テーブル部2の
ディスク載置面部3上に載置されると、上記各センタリ
ング片12は、記録ディスク101の中心孔102の内
壁部によって押圧されて弾性部材12bを図13中矢印
K方向に押圧しながら変位させるとともに、内壁部を弾
性部材12bの弾発力によって押圧する。
【0042】このときの各センタリング片12の変位
は、弾性変位ではないため、これらセンタリング片12
は、変位を繰り返してもいわゆるクリープを生じ難く、
良好な耐久性を有している。そして、記録ディスク10
1の中心孔102の内壁部に対する押圧力は、弾性部材
12bの弾発力によって得られるため、弾性部材12b
の材料や形状等を適宜選定することにより十分なものと
することができる。したがって、各センタリング片12
は、記録ディスク101を良好にセンタリングすること
ができる。
【0043】本発明に係るディスクテーブルは、図14
乃至図16、図18及び図19に示すように、金属材料
よりなる板バネ材から形成されたセンタリングリング1
1を用いて構成してもよい。
【0044】このディスクテーブルも、ディスク記録及
び/又は再生装置のスピンドルモータ5の駆動軸1に嵌
合支持されるテーブル部2を有している。テーブル部2
は、合成樹脂材料等により略々円盤状に形成され、中心
部の駆動軸1が嵌合する嵌合孔8が設けられている。こ
のテーブル部2は、上面側の外周側部分を、記録及び/
又は再生装置の記録媒体となる記録ディスク101が載
置されるディスク載置部3としている。
【0045】なお、スピンドルモータ5は、図15に示
すように、外ケース35と、この外ケース35に支持さ
れて駆動軸1を回転可能に支持する軸受け部34と、駆
動軸1にマグネット支持部材33を介して取り付けられ
た円環状のマグネット32,32と、外ケース35内に
おいてマグネット32,32に対向して配設されたコイ
ル基板等を備えている。このスピンドルモータ5は、外
ケース35をシャーシ6の下面部に支持させ、駆動軸1
を、シャーシ6に設けられた透孔を介してシャーシ6の
上方側に突出させている。なお、このディスクテーブル
を構成するテーブル部2には、支持部7が設けられてい
ない。
【0046】そして、テーブル部2の上面側の中央部に
は、上述したディスクテーブルと同様に、嵌合部材4が
突設されている。この嵌合部材4は、略々円錐台形状に
形成され、テーブル部2に一体的に形成されており、記
録ディスク101の中心孔102に嵌合し得る外径を有
し、先端側部分がディスク引込み用テーパ部4aとなさ
れている。この嵌合部材4は、ディスク載置面部3の近
傍となる側の基端側部分がストレートな円柱部4bとな
されている。この円柱部4bは、中心孔102の内径に
略々等しい外径を有している。
【0047】嵌合部材4の先端面には、マグネット取付
凹部凹部13が設けられている。マグネット取付凹部1
3は、円形の凹部であって、嵌合部材4の中心に中心を
一致させて形成されている。このマグネット取付凹部1
3には、記録ディスク101の支持手段となるマグネッ
ト9が嵌合するように取り付けられている。マグネット
9は、円形の釦形状に形成されている。このマグネット
9は、記録ディスク101の中央部に中心孔102を閉
塞するように取り付けられた図示しない金属板を吸引す
るためのものである。なお、マグネット9の下面側、す
なわち、マグネット9と嵌合部材4との間には、高透磁
率材料よりなる磁気ヨークを配設してもよい。
【0048】嵌合部材4には、マグネット取付凹部13
に連通して、複数の切り欠き部10が設けられている。
これら切り欠き部10は、マグネット取付凹部13の外
方側に、マグネット取付凹部13より嵌合部材4の基端
側部分及びテーブル部2の円盤状の部分に亘って放射状
に形成されている。これら各切り欠き部10は、嵌合部
材4の軸を中心として等角度間隔に形成されている。こ
の例においては、切り欠き部10は、120°間隔に3
箇所に設けられている。
【0049】テーブル部2の下面部には、センタリング
手段となるセンタリングリング11が、切り欠き部1
0,10,10内にセンタリング部材となるセンタリン
グ片12,12,12を対応させて臨ませて取り付けら
れている。このセンタリングリング11は、金属材料よ
りなる板状のバネ材に打ち抜き加工及びプレス加工を施
すことにより、一体的に折り曲げ形成されている。この
センタリングリング11は、図16に示すように、略々
円盤状の基台部26と、この基台部26の周囲より上方
に向かって立ち上がり形成された3本の支持突片29,
29,29と、これら支持突片29,29,29の先端
部より外方側に連設されたセンタリング片12,12,
12とを有している。
【0050】基台部26には、中央部に位置して、透孔
27が開設されている。この透孔27は、駆動軸1の外
径よりも十分に大きな内径を有している。
【0051】支持突片29,29,29は、基台部26
の周囲に、120°毎の等角度間隔に位置して垂設され
ている。これら支持突片29,29,29は、基台部2
6の周囲より外方側に向けて突設された舌片をプレス加
工により折り曲げて形成されたものである。これら支持
突片29,29,29には、これら支持突片29,2
9,29より基台部26に亘って、絞り部30,30,
30がそれぞれ形成されている。これら絞り部30,3
0,30は、センタリングリング11をなすバネ材の一
部が各支持突片29,29,29及び基台部26に亘る
突条の膨出部をなすように形成されたものである。これ
ら絞り部30,30,30は、各支持突片29,29,
29が基台部26に対して傾くことを防止する。
【0052】各支持突片29,29,29の先端部に
は、それぞれ、センタリング片12,12,12の基端
部が連設されている。これらセンタリング片12,1
2,12は、各支持突片29,29,29の外方側、す
なわち、基台部26より離間する側に位置し、各支持突
片29,29,29の先端部より下方側に向けて傾斜さ
れている。これらセンタリング片12,12,12の先
端側には、それぞれ一対の屈曲片31,31が形成され
ている。これら屈曲片31,31は、センタリング片1
2の両側に対をなして舌片状に突設され、基台部26の
中心側に向けて略々円弧状に屈曲されている。これらセ
ンタリング片12,12,12及び各センタリング片1
2,12,12の屈曲片31,31は、それぞれ支持突
片29,29,29より平板状に連設された部材がプレ
ス加工によって屈曲形成されたものである。
【0053】また、基台部26の周縁には、等角度間隔
で各支持突片29,29間に位置して、接着剤用切り欠
き部28が形成されている。これら接着剤用切り欠き部
28は、略々半円状の切り欠きである。
【0054】各センタリング片12,12,12は、基
台部26がテーブル部2の下面側に取り付けられること
によって、各切り欠き部10,10,10内に進入させ
られている。基台部26のテーブル部2への取り付け
は、基台部26の主面部をテーブル部2の下面側に当接
させた状態で、各接着剤用切り欠き部28内に紫外線硬
化樹脂等よりなる接着剤を塗布することにより行われ
る。このとき、支持突片29,29,29の先端側部分
は、マグネット9の外周側に位置し、マグネット9及び
嵌合部材4より離間されている。これらセンタリング片
12,12,12は、それぞれ弾性変位が可能となされ
ている。
【0055】各センタリング片12,12,12は、セ
ンタリングリング11がテーブル部2に取り付けられた
状態において、図18に示すように、基端側が嵌合部材
4の先端面の近傍に位置されるとともに、ディスク載置
面部3に対して傾斜して支持され、先端側部分を各切り
欠き部10よりも外方側、すなわち、嵌合部材4の外周
方向に突出させている。これらセンタリング片12,1
2,12の先端側部分は、センタリング片12,12,
12の基端側部分の弾性変形によって、嵌合部材4の外
周面に出没可能となされている。これらセンタリング片
12,12,12の先端部は、ディスク載置面部3より
も下方側に位置して、各切り欠き部10の内壁部に当接
している。このとき、各センタリング片12,12,1
2は、初期状態よりも基台部26側にやや弾性変位され
た状態となっている。
【0056】ところで、このように板バネ材から構成さ
れたセンタリングリング11を有するディスクテーブル
を製造するには、図17に示すように、位置決め治具5
0を用いる。この位置決め治具50は、ブロック状の本
体部に、凹状の位置決め孔51が設けられている。この
位置決め孔51の底部には、基準軸53が突設されてい
る。基準軸53は、スピンドルモータ5の駆動軸1と略
々等しい外径を有している。位置決め孔51の内壁部の
一部は、テーブル部2の切り欠き部10,10,10に
対応して、センタリング片当接壁52,52,52とな
されている。位置決め孔51の内壁部の各センタリング
片当接壁52,52,52以外の部分は、これらセンタ
リング片当接壁52,52,52よりも外方側に拡径さ
れた状態となっている。各センタリング片当接壁52,
52,52は、基準軸53に同軸となされた円筒面の一
部をなすように形成されている。図17中矢印Lで示す
これらセンタリング片当接壁52,52,52を包絡す
る円筒面の直径は、記録ディスク101の中心孔102
の内径よりも僅かに小さい程度、例えば、中心孔102
の内径が11.00mmの場合において10.98mm
乃至10.99mm程度となされている。
【0057】本発明に係るディスクテーブルの製造方法
においては、図17に示すように、まず、嵌合部材4に
穿設されたテーブル部2の嵌合孔8に、基準軸53を嵌
合させる。このとき、テーブル部2は、嵌合部材4を位
置決め孔51に嵌合させるように、嵌合部材4を位置決
め孔51に対向させた状態で、嵌合孔8に基準軸53を
嵌合される。このとき、各切り欠き部10,10,10
は、各センタリング片当接壁52,52,52に臨む状
態となる。
【0058】次に、センタリングリング11を、位置決
め治具50に装着されたテーブル部2上に載置する。こ
のとき、センタリングリング11は、基台部26をテー
ブル部2の下面部上に載置させ、各センタリング片1
2,12,12を各切り欠き部10,10,10内に進
入させる。すると、各センタリング片12,12,12
は、先端側部分を各センタリング片当接壁52,52,
52に対応させて当接させる。このとき、各センタリン
グ片12,12,12は、基台部26側に弾性変位され
た状態となっているので、各センタリング片当接壁5
2,52,52を弾発力により押圧する。したがって、
センタリングリング11は、各センタリング片12,1
2,12の弾発力によって、これらセンタリング片1
2,12,12の弾発力の釣り合う位置、すなわち、こ
れらセンタリング片12,12,12の弾発力が互いに
等しくなる位置に移動されて停止する。このとき、各支
持片部29,29,29とマグネット9及び嵌合部材4
とが離間されているため、センタリングリング11の各
センタリング片12,12,12の弾発力による移動が
阻害されることがない。
【0059】センタリングリング11は、各センタリン
グ片12,12,12の弾発力の釣り合う位置におい
て、接着剤32によって、テーブル部2の下面部に接着
されて、嵌合部材4に対して固定された状態で取り付け
られる。接着材32によるセンタリングリング11のテ
ーブル部2に対する接着は、流動体状の接着材32を各
接着剤用切り欠き部28,28,28内に滴下して、こ
れら接着材32をセンタリングリング11及びテーブル
部2の双方に接触した状態となし、その後、接着材32
を硬化させることにより行われる。接着剤32の硬化
は、紫外線の照射や、加熱によって行われる。
【0060】テーブル部2は、センタリングリング11
を伴って、位置決め治具50より取り外される。このよ
うにしてテーブル部2に取り付けられたセンタリングリ
ング11の各センタリング片12,12,12は、記録
ディスク101の中心孔102よりもやや小径で嵌合孔
8に対して同軸の円弧上まで変位されたときに、互いに
等しい外方側に向かう弾発力を発生する。
【0061】上述のように板バネ材から構成されたセン
タリングリング11を有するディスクテーブルにおい
て、ディスク載置面部3上に記録ディスク101を載置
させて装着するには、図18中矢印C方向に降下させて
中心孔102を嵌合部材4に勘合させる。
【0062】記録ディスク101が嵌合部材4の基端側
方向に移動されると、図19に示すように、記録ディス
ク101の中心孔102の内壁部が各センタリング片1
2,12,12に当接する。この中心孔102の内壁部
は、各センタリング片12,12,12を弾性変形させ
て各切り欠き部10,10,10内に没入させつつ、嵌
合部材4の基端側方向に移動される。このとき、各セン
タリング片12,12,12は、図19中矢印Jで示す
ように、先端部を切り欠き部10,10,10の内壁部
に当接させていた位置より、中心孔102の内壁部に当
接された位置まで、弾性変位される。また、これらセン
タリング片12,12,12は、弾性的復帰力によっ
て、中心孔102の内壁部を外方側方向に押圧する。
【0063】そして、図19に示すように、記録ディス
ク101の中心孔102が嵌合部材4の円柱部4bに嵌
合され、中心孔102を囲む周囲部がディスク載置面部
3上に載置されたときには、記録ディスク101は、中
心孔102の内壁部を各センタリング片12,12,1
2に押圧されることによってセンタリングされ、嵌合部
材4の軸中心に中心孔102の中心を一致させる。
【0064】このとき、マグネット9は、記録ディスク
101に取り付けられた金属板104を吸引して、記録
ディスク101をディスク載置面部3上に吸引支持す
る。
【0065】このようにして、記録ディスク101がテ
ーブル部2に対して位置決めされて装着され、スピンド
ルモータ5が駆動され駆動軸1が回転されると、記録デ
ィスク101は、テーブル部2とともに回転操作され
る。この記録ディスク101に対しては、光学ピックア
ップ装置、あるいは、磁気ヘッド装置等により、信号記
録層に対し情報信号の書き込みが行われ、また、記録デ
ィスクに記録された情報信号の読み出しが行われる。
【0066】ところで、各センタリング片12,12,
12が、記録ディスク101がディスク載置面部3上に
載置された後においても、良好にセンタリングするため
には、センタリング片12,12,12が記録ディスク
101の中心孔102の内壁部を十分に大きな力によっ
て押圧する必要がある。一方、これらセンタリング片1
2,12,12の中心孔102の内壁部を押圧する力が
過大であると、マグネット9が金属板104を吸引する
力によって、記録ディスク101をディスク載置面部3
に当接する位置まで移動させることができなくなる。し
たがって、各センタリング片12,12,12のバネ定
数kは、記録ディスク101の嵌合部材4に対する偏
心を十分に修正することができるバネ定数の最小値k
以上であって、マグネット9の金属板104に対する吸
引力によって記録ディスク101がディスク載置面部3
に当接する位置まで移動され得るバネ定数の最大値k
以下となされている。
【0067】ここで、各センタリング片12,12,1
2のバネ定数をkとする。各センタリング片12,1
2,12の変位量をΔxとし、これらセンタリング片1
2,12,12と記録ディスク101の中心孔102の
内壁部との間の摩擦係数をμとし、記録ディスク10
1とディスク載置面部3との間の摩擦係数をμとす
る。中心孔102の内壁部が各センタリング片12,1
2,12に当接したときには、一のセンタリング片12
について、図19に示すように、図19中矢印Fで示す
マグネット9が金属板を吸引するディスク吸引力F、及
び、図19中矢印kΔxで示すセンタリング片12の中
心孔102の内壁部に対する垂直抗力kΔxが加わって
いる。そして、各センタリング片12,12,12の中
心孔102の内壁部が当接された部分の傾き角度を、図
19中に矢印θで示すように、水平面よりの角度θで示
す。すると、3個のセンタリング片12,12,12が
設けられている、最大値kについては、 F=μΔxSinθ+kΔxCosθ ・・・(式3)より、 k=F/{Δx(μSinθ+Cosθ)} ・・・(式4)となり、 k<kであるから、 k<F/{Δx(μSinθ+Cosθ)} ・・・(式5)である。
【0068】また、最小値kについては、記録ディス
ク101の嵌合部材4に対する偏心量をDとし、記録デ
ィスク101を中心に移動させようとする力を移動力C
とすると、 C=2k(Δx+DCos60・Sinθ)Sinθ・Cos60− k(Δx−DSinθ)Sinθ=(3/2)kDSinθ・・・(式6) また、記録ディスク101の移動に対する抵抗力Rは、 R=μ(3F−kΔxCosθ) ・・・(式7) 記録ディスク101が移動されるためには、移動力Cが
抵抗力Rよりも大でなければならない。したがって、 (3/2)kDSinθ>μ(3F−kΔxCosθ)より、 k=6μF/(3DSinθ+2μΔxCosθ) ・・・(式8)となり、 k<kであるから、 k>6μF/(3DSinθ+2μΔxCosθ) ・・・(式9)である。
【0069】このようにして定められる各センタリング
片12,12,12のバネ定数は、センタリング片1
2,12,12がバネ材より形成されているため、この
センタリング片12を合成樹脂材料より形成した場合の
バネ定数の略々5倍程度とすることができる。
【0070】このようにバネ材からなるセンタリングリ
ング11を用いたディスクテーブルは、各センタリング
片12,12,12は、記録ディスク101を良好にセ
ンタリングすることができる。また、各センタリング片
12,12,12は、先端部を切り欠き部10,10,
10の内壁部に当接させているため、バネ定数に誤差が
あっても、この誤差による記録ディスク101の中心孔
102の内壁部に対する押圧力の変動が少ないものとな
されている。さらに、各センタリング片12,12,1
2は、記録ディスク101が装着されない初期状態にお
いては、各切り欠き部10,10,10の内壁部により
位置規制されるため、高精度に位置決めされている。
【0071】また、各センタリング片12,12,12
は、金属材料より形成されているため、いわゆる耐クリ
ープ性が良好であり、高温環境下における耐久性も良好
である。さらに、これらセンタリング片12,12,1
2は、合成樹脂材料より形成する場合に比較して、正確
なバネ定数で形成することが容易である。
【0072】各センタリング片12,12,12は、各
屈曲片31,31を有し、記録ディスク101の中心孔
102の内壁部に当接する部分が基台部26側に略々円
弧状に屈曲されているため、中心孔102の内壁部に損
傷を与えることがなく、また、記録ディスク101のデ
ィスク載置面部3側への移動を円滑に行うことができ
る。
【0073】本発明に係るディスクテーブルを上述の如
きバネ材からなるセンタリングリング11を用いて構成
する場合においては、屈曲片31,31を設けることな
く、図20に示すように、各センタリング片12,1
2,12の先端側部分に、合成樹脂材料よりなる当接部
材34を被着形成してもよい。これら当接部材34は、
いわゆるアウトサート成型等の手段によって、各センタ
リング片12,12,12に被着形成することができ
る。これら当接部材34は、各センタリング片12,1
2,12の中心孔102の内壁部に当接される部分に設
けられ、記録ディスク101が装着されない初期状態に
おいては、嵌合部材4の基端側部分において嵌合部材4
の外方側に突出されている。
【0074】このディスクテーブルにおいても、各セン
タリング片12,12,12は、中心孔102の内壁部
に損傷を与えることなく、記録ディスク101のディス
ク載置面部3側への移動を円滑に行うことができる。
【0075】
【発明の効果】上述のように、本発明は、記録ディスク
の中心孔に、嵌合部材を先端側より嵌合させることによ
り、確実に記録ディスクのディスクテーブルに対するセ
ンタリングを行うことができる。
【0076】そして、嵌合部材の基端側部分を円柱状に
形成していることにより、記録ディスクをテーブル部上
に載置させたときに、衝撃や振動等が加えられても中心
孔の内壁部に嵌合部材の基端側部分を確実に当接させて
支持することができるので、記録ディスクのテーブル部
に対する移動を抑え、一層確実なセンタリングを図るこ
とができる。
【0077】また、各センタリング部材を、嵌合部材の
内方側に変位させた状態で初期状態への復帰がテーブル
部の中央側に設けられた規制部によって規制されて配設
されたものとすると、このセンタリング部材は、バネ定
数が小さいものであっても記録ディスクに対する十分な
押圧力を発揮するものとすることができ、バネ定数の誤
差による記録ディスクに対する押圧力の変動を小さくで
き、安定した記録ディスクのセンタリングを実行でき
る。
【0078】よって、本発明は、装置の簡素化、薄型化
を図りながら、記録ディスクを確実にセンタリングする
ことができ、さらに、外部から加えられる振動や衝撃等
の影響を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となるディスクテーブルを示す平
面図である。
【図2】上記ディスクテーブルの縦断面図である。
【図3】上記ディスクテーブルの分解斜視図である。
【図4】上記ディスクテーブルの要部構成を示す要部拡
大縦断面図である。
【図5】上記ディスクテーブルへ記録ディスクの装着が
開始された状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図6】上記ディスクテーブルへの記録ディスクの装着
の途中の状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図7】上記ディスクテーブルへの記録ディスクの装着
が完了した状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図8】本発明に係るディスクテーブルであって、嵌合
部材とセンタリング部材とを一体的に構成した例を示す
平面図である。
【図9】図8に示すディスクテーブルの縦断面図であ
る。
【図10】本発明に係るディスクテーブルの他の例を示
すものであって、ディスクテーブルに記録ディスクの装
着が開始された状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図11】図10に示したディスクテーブルへの記録デ
ィスクの装着が完了した状態を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【図12】本発明に係るディスクテーブルの更に他の例
であって、このディスクテーブルに記録ディスクの装着
が開始された状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図13】図12に示したディスクテーブルへの記録デ
ィスクの装着が完了した状態を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【図14】本発明に係るディスクテーブルを金属材料よ
りなる板バネ材からなるセンタリング部材を用いて構成
した例を示す平面図である。
【図15】図14に示したディスクテーブルを示す縦断
面図である。
【図16】図14に示したディスクテーブルを示す分解
斜視図である。
【図17】図14に示したディスクテーブルの製造工程
を示す斜視図である。
【図18】図14に示したディスクテーブルへの記録デ
ィスクの装着の途中の状態を示す要部拡大縦断面図であ
る。
【図19】図14に示したディスクテーブルへの記録デ
ィスクの装着が完了した状態を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【図20】本発明に係るディスクテーブルを金属材料よ
りなる板バネ材からなるセンタリング部材を用いて構成
した他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
2 テーブル部、 3 ディスク載置面部、 4 嵌合
部材、 4a ディスク引込み用テーパ部、 4b 円
柱状部分、 9 マグネット、 8 嵌合孔、10 切
り欠き部、 11 センタリングリング、 12 セン
タリング片、19 クランプ部材、 31 屈曲片、
50 位置決め治具、 51 位置決め孔、 52 セ
ンタリング片当接壁、 53 基準軸、 101 記録
ディスク、 102 中心孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−232642(JP,A) 特開 平4−232643(JP,A) 特開 平4−232680(JP,A) 特開 平2−227860(JP,A) 特開 昭58−177581(JP,A) 特開 平5−334778(JP,A) 実開 昭61−187051(JP,U) 実開 昭57−118584(JP,U) 実開 昭63−146356(JP,U) 日経エレクトロニクス,日本,日経B P社,1991年12月 9日,542,160〜 168 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/022 - 17/035

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側に記録ディスクの中心孔の内壁部
    が摺接されて上記記録ディスクを中心側に導くディスク
    引き込み用テーパ部が形成されるとともに基端側が円柱
    状に形成され、周囲に複数の切り欠き部が形成された嵌
    合部材と、 上記嵌合部材の基端側に該嵌合部材に一体的に配設さ
    れ、上記記録ディスクの中心孔の周囲が載置されるテー
    ブル部と、 上記嵌合部材の先端側に設けられ、上記記録ディスク
    中央部に取り付けられた金属板を吸引するマグネット
    と、 上記嵌合部材に形成される上記複数の切り欠き部に設け
    られ、上記嵌合部材に対し放射方向に出没可能に配設さ
    れた複数のバネ部により上記記録ディスクの中心孔の内
    壁部を押圧して上記記録ディスクの中心と上記嵌合部材
    の中心とを一致させるセンタリング手段とを備え、 上記センタリング手段は、上記嵌合部材に一体的に形成
    されることを特徴とするディスクテーブル。
  2. 【請求項2】 上記バネ部は、上記テーブル部の中央側
    に設けられた規制部により上記嵌合部材の内方側方向に
    弾性変位された状態に規制されていることを特徴とする
    請求項1記載のディスクテーブル。
  3. 【請求項3】 記録ディスクが装着され、スピンドルモ
    ータに取り付けられて回転駆動されるディスクテーブル
    と、上記ディスクテーブルに装着されて回転する上記
    録ディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行う
    記録及び/又は再生手段を備えた記録及び/又は再生装
    置において、 上記ディスクテーブルは、 先端側に記録ディスクの中心孔の内壁部が摺接されて上
    記録ディスクを中心側に導くディスク引き込み用テー
    パ部が形成されるとともに基端側が円柱状に形成され、
    周囲に複数の切り欠き部が形成された嵌合部材と、 上記嵌合部材の基端側に該嵌合部材に一体的に配設さ
    れ、上記記録ディスクの中心孔の周囲が載置されるテー
    ブル部と、 上記嵌合部材の先端側に設けられ、上記記録ディスク
    中央部に取り付けられた金属板を吸引するマグネット
    と、 上記嵌合部材に形成される上記複数の切り欠き部に設け
    られ、上記嵌合部材に対し放射方向に出没可能に配設さ
    れた複数のバネ部により上記記録ディスクの中心孔の内
    壁部を押圧して上記記録ディスクの中心と上記嵌合部材
    の中心とを一致させるセンタリング手段とを有し、 上記センタリング手段が上記嵌合部材に一体的に形成さ
    れることを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  4. 【請求項4】 上記バネ部は、上記テーブル部の中央側
    に設けられた規制部により上記嵌合部材の内方側方向に
    弾性変位された状態に規制されていることを特徴とする
    請求項3記載の記録及び/又は再生装置。
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