JP3365937B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP3365937B2
JP3365937B2 JP25830297A JP25830297A JP3365937B2 JP 3365937 B2 JP3365937 B2 JP 3365937B2 JP 25830297 A JP25830297 A JP 25830297A JP 25830297 A JP25830297 A JP 25830297A JP 3365937 B2 JP3365937 B2 JP 3365937B2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部信号線を装置
側信号線に接続するために、装置に固定される端子台に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部信号線を装置側信号線に接続
するために、装置に固定される端子台として、図18に
示すものが知られている。図において、端子台本体1に
は、装置であるプリント配線板3の装置側信号線5を接
続するための接続端子7が、所定間隔を置いて複数配置
されている。
【0003】端子台本体1のプリント配線板3と反対側
には、端子列部材9が配置されている。この端子列部材
9は、着脱ビス11により、端子台本体1に着脱自在に
固定されている。端子列部材9には、第1の端子列9a
が形成され、この第1の端子列9aに隣接して、第1の
端子列9aより端子台本体1から離れた位置に、第2の
端子列9bが形成されている。
【0004】第1および第2の端子列9a,9bには、
ねじ止め端子13が、複数連設されている。これ等ねじ
止め端子13には、外部信号線15の先端に圧着されて
いる圧着端子17が接続されている。また、図19に示
すように、第1および第2の端子列9a,9bの各ねじ
止め端子13には、ばね板からなる嵌合端子19および
嵌合端子21が接続されている。
【0005】嵌合端子19,21の先端の嵌合部19
a,21aと、接続端子7とは、着脱自在に嵌合されて
いる。上述した端子台では、圧着端子17が、第1およ
び第2の端子列9a,9bのねじ止め端子13に接続さ
れ、外部信号線15とプリント配線板3の装置側信号線
5とが、相互に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の端子台では、例えば、図20に示すように、
第2の端子列9bのねじ止め端子13に、圧着端子17
が接続された状態で、第1の端子列9aのねじ止め端子
13に、圧着端子17を接続しようとした場合には、第
2の端子列9bのねじ止め端子13に接続している圧着
端子17が妨げとなるため、第1の端子列9bのねじ止
め端子13に、ドライバー等の締付工具の先端を当接す
ることができず、外部信号線15を接続できないという
問題があった。
【0007】このような場合には、第2の端子列9bに
接続されている圧着端子17を、一旦外した後に、第1
の端子列9aのねじ止め端子13に、圧着端子17を接
続しなければならず、外部信号線15の接続作業の作業
性が低下するという問題があった。本発明は、かかる従
来の問題点を解決するためになされたもので、外部信号
線を容易に接続できる端子台を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の端子台では、
装置側に固定され、装置側信号線を接続するために反装
置側方向に延在する長尺状の接続端子が配置される端子
台本体に、外部信号線を接続するためのねじ止め端子が
連設される端子列部材を前記接続端子の軸長方向に着脱
自在に配置し、前記ねじ止め端子に設けられた嵌合端子
と前記接続端子とを前記軸長方向に着脱自在に接続して
なる端子台において、前記端子列部材を、前記端子台本
体に着脱自在に固定される固定端子列部材と、前記端
子台本体に着脱自在に固定されるとともに、前記嵌合端
子が前記接続端子から外れた状態で、前記端子台本体に
対して前記接軸長方向の直交方向に摺動自在に固定さ
れ、前記固定端子列部材から離れる方向に移動した後に
その場で静止可能な摺動端子列部材とにより構成してな
ることを特徴とする。
【0009】請求項2の端子台は、請求項1記載の端子
台において、前記摺動端子列部材に、前記摺動端子列部
材を、ねじ部材により前記端子台本体に固定するための
長円穴を形成してなることを特徴とする。
【0010】請求項3の端子台は、請求項2記載の端子
台において、前記摺動端子列部材を、前記固定端子列部
材の三方を囲むコ字状に形成するとともに、前記摺動端
子列部材のコ字状突出部に、前記コ字状突出部の突出方
向に沿って、前記長円穴を形成してなることを特徴とす
る。請求項4の端子台は、請求項2記載の端子台におい
て、前記摺動端子列部材を、前記固定端子列部材の三方
を囲むコ字状に形成する第1の摺動端子列部材と、前記
第1の摺動端子列部材の三方を囲むコ字状に形成する第
2の摺動端子列部材とにより構成するとともに、前記第
1および第2の摺動端子列部材のコ字状突出部に、前記
コ字状突出部に沿って、前記長円穴を形成してなること
を特徴とする。
【0011】請求項5の端子台は、請求項4記載の端子
台において、前記第1および第2の摺動端子列部材を、
前記各コ字状突出部の突出方向が相互に向き合うように
配置してなることを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1の端子台では、端子台本
体に、着脱自在に固定される固定端子列部材と、摺動自
在に固定される摺動端子列部材とが配置され、摺動端子
列部材を摺動することにより、摺動端子列部材と固定端
子列部材との間に間隙が形成されるため、摺動端子列部
材および固定端子列部材のねじ止め端子への外部信号線
の接続時に、信号線が相互に妨げられることが防止され
る。
【0013】請求項2の端子台では、摺動端子列部材に
長円穴が形成され、ねじ部材を、長円穴に挿通し端子台
本体に固定することにより、摺動端子列部材が端子台本
体に摺動自在に固定される。請求項3の端子台では、摺
動端子列部材が、固定端子列部材の三方を囲むコ字状に
形成され、この摺動端子列部材のコ字状突出部の突出方
向に沿って、長円穴が形成され、摺動端子列部材が、所
定方向に沿って円滑に摺動自在にされる。
【0014】請求項4の端子台では、摺動端子列部材
が、第1および第2の摺動端子列部材とにより構成さ
れ、第1および第2の摺動端子列部材に、多数のねじ止
め端子が配置される。また、第1の摺動端子列部材が、
固定端子列部材の三方を囲むコ字状に形成され、第1の
摺動端子列部材のコ字状突出部の突出方向に沿って、長
円穴が形成される。
【0015】さらに、第2の摺動端子列部材が、第1の
摺動端子列部材の三方を囲むコ字状に形成され、第2の
摺動端子列部材のコ字状突出部の突出方向に沿って、長
円穴が形成される。そして、第1および第2の摺動端子
列部材が、所定方向に沿って円滑に摺動自在にされる。
【0016】請求項5の端子台では、第1および第2の
摺動端子列部材が、コ字状突出部の突出方向を、向き合
うようにして配置され、第1および第2の摺動端子列部
材が、固定端子列部材に対して、相互に反対側に向けて
摺動される。そして、第1および第2の摺動端子列部材
の摺動により、第1および第2の摺動端子列部材と固定
端子列部材との間に間隙が形成され、第1および第2の
摺動端子列部材および固定端子列部材のねじ止め端子へ
の外部信号線の接続時に、信号線が相互に妨げられるこ
とが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1および図2は、本発明の端
子台の第1の実施形態(請求項1ないし請求項3に対応
する)を示している。図において、例えば、ポリブチレ
ンテレフタレート等の絶縁性樹脂からなる端子台本体3
1には、装置であるプリント配線板33に形成される装
置側信号線35に接続するための接続端子37が、所定
間隔を置いて複数固定されている。
【0018】端子台本体31のプリント配線板33と反
対側には、端子台本体31と同じ材質からなり、長尺状
をした固定端子列部材39が配置されている。この固定
端子列部材39には、長尺方向に沿って、ねじ止め端子
41が複数連設されている。これ等ねじ止め端子41に
は、外部信号線43の先端に圧着されている圧着端子4
5が接続されている。
【0019】固定端子列部材39の長尺方向の両端に
は、取付穴39aが形成されている。そして、この取付
穴39aに着脱ビス47が挿通され、固定端子列部材3
9が、端子台本体31に着脱自在に固定されている。ま
た、固定端子列部材39の隣接した位置には、固定端子
列部材39の三方を囲むコ字状の形状をした摺動端子列
部材49が配置されている。
【0020】摺動端子列部材49には、固定端子列部材
39のねじ止め端子41の連設方向と同一方向に、ねじ
止め端子41が複数連設されている。これ等ねじ止め端
子41は、固定端子列部材39のねじ止め端子41よ
り、端子台本体31から離れた位置に、段差を有して配
置されている。摺動端子列部材49の両端のコ字状突出
部49aには、突出方向に沿って、長円穴49bが形成
されている。
【0021】この長円穴49bには、脱落防止用のワッ
シャー51を固定したねじ部材53が取り付けられてい
る。また、図3に示すように、固定端子列部材39のね
じ止め端子41には、ばね板からなる嵌合端子55が接
続され、摺動端子列部材49のねじ止め端子41には、
嵌合端子55のより長さの長い嵌合端子56が接続され
ている。
【0022】これ等嵌合端子55,56の先端の嵌合部
55a,56aは、接続端子37,37に対し、着脱が
可能になるように嵌合されている。さらに、図1に示し
たように、端子台本体31には、固定端子列部材39の
取付穴39aに対応する位置に、ねじ穴31aが形成さ
れ、摺動端子列部材49の長円穴49bに対応する位置
に、摺動固定穴31bが形成されている。
【0023】摺動固定穴31bには、ねじ部材53のワ
ッシャー51の径より大きい円柱形状の穴部31cが形
成され、この穴部31c内にねじ部材53のワッシャー
51が配置されている。摺動固定穴31bの表面は、ワ
ッシャー51が突出して、ねじ部材が脱落しないように
細径化され、摺動固定穴31bの穴部31cの底には、
ねじ部材53が螺合されるねじ穴31dが形成されてい
る。
【0024】ここで、図4に示すように、穴部31cの
深さDからワッシャー51の板厚を差し引いた有効深さ
DEは、端子台本体31内に挿入される嵌合端子56の
挿入長さLより大きくなるように形成されている。上述
した端子台では、図5に示すように、摺動端子列部材4
9のねじ止め端子41に接続されている圧着端子45
が、固定端子列部材39のねじ止め端子41に接続しよ
うとする圧着端子45の妨げとなる場合には、以下示す
ようにして、外部信号線43の圧着端子45の取り付け
が行われる。
【0025】すなわち、先ず、図6に示すように、摺動
端子列部材49と端子台本体31とを固定しているねじ
部材53が緩められる。次に、図7に示すように、摺動
端子列部材49が、上方に移動され、嵌合端子56の嵌
合部56aと接続端子37との嵌合が解除される。そし
て、プリント配線板33上の装置側信号線35と、外部
信号線43との接続が遮断される。
【0026】さらに、この状態で、図8および図9に示
すように、ねじ部材53の先端を穴部31cに位置させ
たまま、摺動端子列部材49が固定端子列部材39と反
対側に移動される。この移動により、摺動端子列部材4
9と固定端子列部材39との間に間隙が形成され、摺動
端子列部材49に接続されている圧着端子45が、固定
端子列部材39のねじ止め端子41から離れた位置に移
動される。
【0027】そして、摺動端子列部材49に接続されて
いる圧着端子45に妨げられることなく、外部信号線4
3の圧着端子45が、固定端子列部材39のねじ止め端
子41に接続される。また、固定端子列部材39のねじ
止め端子41に、外部信号線43の圧着端子45が接続
された後に、摺動端子列部材49が固定端子列部材39
側に移動される。
【0028】さらに、摺動端子列部材49が、端子台本
体31に向けて移動され、嵌合端子56の嵌合部56a
と接続端子37とが嵌合され、ねじ部材53が端子台本
体31に取り付けられ、元の状態にされる。以上のよう
に構成された端子台では、端子台本体31に、着脱自在
に固定される固定端子列部材39と、摺動自在に固定さ
れる摺動端子列部材49とを配置したので、外部信号線
43の接続時に、摺動端子列部材49を摺動することに
より、摺動端子列部材49と固定端子列部材39との間
に間隙を形成することができ、摺動端子列部材49に接
続される圧着端子45と、固定端子列部材39に接続さ
れる圧着端子45とを、相互に妨げることなく接続する
ことができる。
【0029】また、摺動端子列部材49に長円穴49b
を形成し、ねじ部材53を、この長円穴49bを介して
端子台本体31に取り付けたので、簡易な構造で、摺動
端子列部材49を、端子台本体31に摺動自在に固定す
ることができる。そして、摺動端子列部材49を、固定
端子列部材39の三方を囲むコ字状に形成し、摺動端子
列部材49のコ字状突出部49aの突出方向に沿って、
長円穴49bを形成したので、摺動端子列部材49を、
所定方向に沿って円滑に摺動自在にすることができる。
【0030】図10および図11は、本発明の端子台の
第2の実施形態(請求項4および請求項5に対応する)
を示している。図において、端子台本体31の中央に
は、固定端子列部材39が配置されている。固定端子列
部材39の隣接した位置には、この固定端子列部材39
の三方を囲むコ字状の形状をした第1の摺動端子列部材
61が配置されている。
【0031】第1の摺動端子列部材61の両側のコ字状
突出部61aには、長円穴61bが形成され、この長円
穴61bには、ねじ部材53が取り付けられている。第
1の摺動端子列部材61の隣接した位置には、この第1
の摺動端子列部材61の三方を囲むコ字状の形状をした
第2の摺動端子列部材63が配置されている。第2の摺
動端子列部材63の両側のコ字状突出部63aには、長
円穴61bが形成され、この長円穴61bには、ねじ部
材53が取り付けられている。
【0032】また、端子台本体31には、第1および第
2の摺動端子列部材61,63のねじ部材53に対応す
る位置に、第1の実施形態と同一の摺動固定穴31bが
形成されている。端子台本体31には、固定端子列部材
39の取付穴39aに対応する位置に、第1の実施形態
と同一のねじ穴31aが形成されている。
【0033】上述した端子台では、図12に示すよう
に、第1の摺動端子列部材61が、固定端子列部材39
と反対側に移動され、固定端子列部材39に接続されて
いる圧着端子45に妨げられることなく、外部信号線4
3の圧着端子45が、第1の摺動端子列部材61のねじ
止め端子41に接続可能にされる。また、第2の摺動端
子列部材63が、固定端子列部材39と反対側に移動さ
れ、第2の摺動端子列部材63に接続されている圧着端
子45に妨げられることなく、外部信号線43の圧着端
子45が、固定端子列部材39のねじ止め端子41に接
続可能にされる。
【0034】この実施形態の端子台においても、第1の
実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施
形態では、第1の摺動端子列部材61を、固定端子列部
材39の三方を囲むコ字状に形成し、第1の摺動端子列
部材61のコ字状突出部61aの突出方向に沿って、長
円穴61bを形成し、第2の摺動端子列部材63を、第
1の摺動端子列部材61の三方を囲むコ字状に形成し、
第2の摺動端子列部材63のコ字状突出部63aの突出
方向に沿って、長円穴63bを形成したので、第1およ
び第2の摺動端子列部材61,63を、所定方向に沿っ
て円滑に摺動自在にすることができる。
【0035】また、固定端子列部材39の両側に、第1
および第2の摺動端子列部材61,63を配置したの
で、より多くの圧着端子45を、第1および第2の摺動
端子列部材61,63と、固定端子列部材39とに、容
易に配置することができる。そして、第1および第2の
摺動端子列部材61,63を、各コ字状突出部61a,
63aの突出方向を、相互に向き合うようにして配置し
たので、第1および第2の摺動端子列部材61,63
を、固定端子列部材39に対して、相互に反対側に向け
て摺動させることができ、外部信号線43の接続時に、
第1および第2の摺動端子列部材61,63に接続され
る外部信号線43と、固定端子列部材39に接続される
外部信号線43とを、相互に妨げることなく接続するこ
とができる。
【0036】なお、上述した第1の実施形態では、端子
台本体31および摺動端子列部材49を、ポリブチレン
テレフタレートにより形成した例について述べたが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例え
ば、フェノール樹脂により形成しても良い。また、上述
した第1および第2の実施形態では、端子台本体31を
プリント配線板33に取り付けた例について述べたが、
本発明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例え
ば、図13および図14に示すように、端子台本体31
に取付穴31eを有する取付用突出部31fを形成し、
取付ビス65を用いて、端子台本体31を、筐体等の板
金67に取り付けても良く、この場合には、接続端子3
7は、図15,あるいは図16に示すように、はんだ付
け端子69,あるいはワイヤラッピング端子71により
形成される。
【0037】そして、上述した第1および第2の実施形
態では、直線状の接続端子37を用いて、ねじ止め端子
41の軸長方向を、プリント配線板33の直角方向に位
置させた例について述べたが、本発明はかかる実施形態
に限定されるものでなく、例えば、図17に示すよう
に、直角に折曲する接続端子73を用いて、ねじ止め端
子41の軸長方向を、プリント配線板33の平行方向に
位置させても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1の端子台では、端子台本体に着
脱自在に固定される端子列部材を、端子台本体に着脱自
在に固定される固定端子列部材と、端子台本体に摺動自
在に固定される摺動端子列部材とにより構成したので、
外部信号線の接続時に、摺動端子列部材を摺動すること
により、摺動端子列部材と固定端子列部材との間に間隙
を形成することができ、摺動端子列部材に接続される外
部信号線と、固定端子列部材に接続される外部信号線と
を、相互に妨げることなく接続することができる。
【0039】請求項2の端子台では、摺動端子列部材に
長円穴を形成し、ねじ部材を、この長円穴を介して端子
台本体に螺合したので、簡易な構造で、摺動端子列部材
を、端子台本体に摺動自在に固定することができる。請
求項3の端子台では、摺動端子列部材を、固定端子列部
材の三方を囲むコ字状に形成し、摺動端子列部材のコ字
状突出部の突出方向に沿って、長円穴を形成したので、
摺動端子列部材を、所定方向に沿って円滑に摺動自在に
することができる。
【0040】請求項4の端子台では、第1の摺動端子列
部材を、固定端子列部材の三方を囲むコ字状に形成し、
第1の摺動端子列部材のコ字状突出部の突出方向に沿っ
て、長円穴を形成し、第2の摺動端子列部材を、第1の
摺動端子列部材の三方を囲むコ字状に形成し、第2の摺
動端子列部材のコ字状突出部の突出方向に沿って、長円
穴を形成したので、第1および第2の摺動端子列部材
を、所定方向に沿って円滑に摺動自在にすることができ
る。
【0041】また、摺動端子列部材を、第1および第2
の摺動端子列部材とにより構成したので、摺動端子列部
材に、より多くのねじ止め端子を配置することができ
る。請求項5の端子台では、第1および第2の摺動端子
列部材を、各コ字状突出部の突出方向を相互に向き合う
ようにして配置したので、第1および第2の摺動端子列
部材を、固定端子列部材に対して、相互に反対側に向け
て摺動させることができ、外部信号線の接続時に、第1
および第2の摺動端子列部材に接続される外部信号線
と、固定端子列部材に接続される外部信号線とを、相互
に妨げることなく接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子台の第1の実施形態を示す分解斜
視図である。
【図2】本発明の端子台の第1の実施形態を示す斜視図
である。
【図3】図2のねじ止め端子と接続端子の嵌合状態を示
す断面図である。
【図4】図2のねじ部材の固定状態をしめす断面図であ
る。
【図5】ねじ止め端子に外部信号線を接続する状態を示
す上面図である。
【図6】摺動端子列部材を端子台本体に固定しているね
じ部材を緩めた状態を示す断面図である。
【図7】摺動端子列部材を上方に移動し、ねじ止め端子
と接続端子との嵌合を解除した状態を示す断面図であ
る。
【図8】摺動端子列部材を長円穴に沿って移動した状態
を示す断面図である。
【図9】図8の状態で、ねじ止め端子に外部信号線を接
続する状態を示す上面図である。
【図10】本発明の端子台の第2の実施形態を示す上面
図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】本発明の端子台の第2の実施形態において、
第1および第2の摺動端子列部材を摺動した状態を示す
上面図である。
【図13】端子台本体を筐体等の板金に取り付けた例を
示す上面図である。
【図14】図13の断面図である。
【図15】接続端子にはんだ付け端子を用いた例を示す
正面図である。
【図16】接続端子にワイヤラッピング端子を用いた例
を示す正面図である。
【図17】直角に折曲する接続端子を用いて、ねじ止め
端子の軸長方向を、プリント配線板の平行方向に位置さ
せた例を示す側面図である。
【図18】従来の端子台を示す斜視図である。
【図19】図18のねじ止め端子と接続端子との嵌合状
態を示す断面図である。
【図20】従来の端子台において、ねじ止め端子に外部
信号線を接続する状態を示す上面図である。
【符号の説明】
31 端子台本体 33 プリント配線板(装置) 35 装置側信号線 37 接続端子 39 固定端子列部材 41 ねじ止め端子 43 外部信号線 49 摺動端子列部材 49a,61a,63a コ字状突出部 49b,61b,63b 長円穴 53 ねじ部材 61 第1の摺動端子列部材 63 第2の摺動端子列部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−25667(JP,U) 実開 昭63−91170(JP,U) 実開 昭64−5374(JP,U) 実開 昭59−84829(JP,U) 実開 平2−41376(JP,U) 登録実用新案3004438(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/22 - 9/28 H01R 4/38 - 4/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置側に固定され、装置側信号線を接続
    するために反装置側方向に延在する長尺状の接続端子が
    配置される端子台本体に、外部信号線を接続するための
    ねじ止め端子が連設される端子列部材を前記接続端子の
    軸長方向に着脱自在に配置し、前記ねじ止め端子に設け
    られた嵌合端子と前記接続端子とを前記軸長方向に着脱
    自在に接続してなる端子台において、 前記端子列部材を、 前記端子台本体に着脱自在に固定される固定端子列部材
    と、 前記端子台本体に着脱自在に固定されるとともに、前記
    嵌合端子が前記接続端子から外れた状態で、前記端子台
    本体に対して前記接軸長方向の直交方向に摺動自在に固
    定され、前記固定端子列部材から離れる方向に移動した
    後にその場で静止可能な摺動端子列部材とにより構成し
    てなることを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子台において、 前記摺動端子列部材に、前記摺動端子列部材を、ねじ部
    材により前記端子台本体に固定するための長円穴を形成
    してなることを特徴とする端子台。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の端子台において、 前記摺動端子列部材を、前記固定端子列部材の三方を囲
    むコ字状に形成するとともに、前記摺動端子列部材のコ
    字状突出部に、前記コ字状突出部の突出方向に沿って、
    前記長円穴を形成してなることを特徴とする端子台。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の端子台において、 前記摺動端子列部材を、前記固定端子列部材の三方を囲
    むコ字状に形成する第1の摺動端子列部材と、前記第1
    の摺動端子列部材の三方を囲むコ字状に形成する第2の
    摺動端子列部材とにより構成するとともに、前記第1お
    よび第2の摺動端子列部材のコ字状突出部に、前記コ字
    状突出部に沿って、前記長円穴を形成してなることを特
    徴とする端子台。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の端子台において、 前記第1および第2の摺動端子列部材を、前記各コ字状
    突出部の突出方向が相互に向き合うように配置してなる
    ことを特徴とする端子台。
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