JP3353954B2 - 手書き入力表示方法および手書き入力表示装置 - Google Patents

手書き入力表示方法および手書き入力表示装置

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JP3353954B2
JP3353954B2 JP20091893A JP20091893A JP3353954B2 JP 3353954 B2 JP3353954 B2 JP 3353954B2 JP 20091893 A JP20091893 A JP 20091893A JP 20091893 A JP20091893 A JP 20091893A JP 3353954 B2 JP3353954 B2 JP 3353954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子手帳装置、
携帯用のコンピュータなどに用いて好適な手書き入力表
示方法および手書き入力表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば電子手帳装置などのよう
に、文字を手書き入力することができる装置が普及しつ
つある。このように文字を手書き入力することができる
装置は、通常のワードプロセッサなどとは異なり、キー
ボードではなく、ペンを用いてボード上に文字を書くこ
とにより、文字を入力することができるため、紙の上に
鉛筆などで文字を書く感覚で、手軽に文字を入力するこ
とができる。キーボードを用いる場合に較べて、キーの
位置などを記憶する必要がないため、初心者でも容易に
文字を入力することができる。
【0003】このように文字を手書き入力することがで
きる装置においては、文字を入力する入力枠を設けてあ
るものと、入力枠を設けておらず、任意の位置に文字を
入力することができるものがある。
【0004】入力枠を設けた装置においては、使用者
は、その入力枠の中に文字を1字ずつ手書き入力するこ
とになる。この入力枠は、通常、複数の領域に区分され
ており、使用者は各領域に1文字ずつ入力することにな
る。入力する位置が制限されるため、その分だけ、使用
者にとっては操作性が悪いことになるが、各文字を入力
する領域が区分されているため、入力された文字を1文
字ずつ切り出す必要がなく、各文字を比較的正確に認識
することが可能である。
【0005】これに対して、入力枠を設けていない装置
においては、入力ボード(タブレット)上の任意の位置
に、使用者が文字を手書き入力することになる。この場
合、手書き入力された文字は、所定のタイミングで文字
として認識されていた。
【0006】即ち、文字が入力されると、入力された文
字と文字の境界が決定される。そして、切り出されたそ
れぞれの文字を1字の文字として認識し、その認識結果
が表示される。
【0007】その結果、例えば図39(a)に示すよう
に、使用者が「明」という漢字を入力した場合、この
「日」と「月」の文字が、2つで1つの文字を構成する
ものとして切り出された場合においては、入力された文
字が「明」の漢字として認識されることになる。
【0008】しかしながら、図39(b)に示すよう
に、この「日」と「月」の文字の間隔が比較的開いてし
まうなどして、これらの文字がそれぞれ別個の文字とし
て切り出されたような場合においては、「日」と「月」
の文字がそれぞれ別個の文字として認識されることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、このよ
うに、「明」の文字として認識された結果、あるいは
「日」と「月」の文字として認識された結果が、使用者
の意図と異なる場合、入力を再度行わなければならず、
意図する文字を入力するのに時間がかかる課題があっ
た。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より迅速に所望の文字、図形などを入力す
ることができるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き入力表示
方法は、ユーザによる、入力部への筆跡の手書き入力を
制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理
により入力が制御された筆跡の記憶部への記憶を制御す
る筆跡記憶制御ステップと、筆跡記憶制御ステップの処
理により記憶が制御された筆跡をセグメンテーションに
区分して、文字認識を行い、認識結果を得る第1の認識
ステップと、筆跡記憶制御ステップの処理により記憶が
制御された筆跡と、第1の認識ステップの処理により得
られた認識結果のうちの第1の認識結果を表示させるよ
うに制御する第1の表示制御ステップと、入力制御ステ
ップの処理により新たに入力された筆跡が、セグメンテ
ーションの修正指示であるか否かを判定する第1の判定
ステップと、第1の判定ステップの処理により、セグメ
ンテーションの修正指示が入力されたと判定された場
合、第1の認識ステップの処理により得られた認識結果
に、修正指示により修正されたセグメンテーションに対
応する第2の認識結果が含まれているか否かを判定する
第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理によ
り、修正指示により修正されたセグメンテーションに対
応する第2の認識結果が含まれていると判定された場
合、第2の認識結果を表示させるように制御する第2の
表示制御ステップと、第2の判定ステップの処理によ
り、修正指示により修正されたセグメンテーションに対
応する第2の認識結果が含まれていないと判定された場
合、筆跡記憶制御ステップの処理により記憶されている
筆跡のうち、修正指示に基づいたセグメンテーションに
対応する部分に対して、新たに文字認識を行い、第3の
認識結果を得る第2の認識ステップと、第2の認識ステ
ップの処理により認識された第3の認識結果を表示させ
るように制御する第3の表示制御ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0012】このセグメンテーションの修正指示は、ジ
ェスチャにより行うようにすることができる。また、セ
グメンテーションの修正指示は、入力された筆跡の拡
大、縮小、削除、移動、または変形のいずれかの指示で
あるものとすることができる。また、本発明の手書き入
力表示装置は、筆跡の手書き入力を受ける入力手段と、
入力手段により入力された筆跡を記憶する筆跡記憶手段
と、筆跡記憶手段により記憶された筆跡をセグメンテー
ションに区分して、文字認識を行い、認識結果を得る認
識手段と、筆跡記憶手段により記憶された筆跡と、認識
手段により得られた認識結果のうちの第1の認識結果を
表示する表示手段と、入力手段により新たに入力された
筆跡が、セグメンテーションの修正指示であるか否かを
判定する第1の判定手段と、第1の判定手段により、セ
グメンテーションの修正指示が入力されたと判定された
場合、認識手段により得られた認識結果に、修正指示に
より修正されたセグメンテーションに対応する第2の認
識結果が含まれているか否かを判定する第2の判定手段
とを備え、第2の判定手段により、修正指示により修正
されたセグメンテーションに対応する第2の認識結果が
含まれていると判定された場合、表示手段は、第2の認
識結果を更に表示し、第2の判定手段により、修正指示
により修正されたセグメンテーションに対応する第2の
認識結果が含まれていないと判定された場合、認識手段
は、筆跡記憶手段により記憶されている筆跡のうち、修
正指示に基づいたセグメンテーションに対応する部分に
対して、新たに文字認識を行って、第3の認識結果を
得、表示手段は、認識手段により認識された第3の認識
結果を更に表示することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の手書き入力表示方法および手書き入力
表示装置においては、筆跡の手書き入力を受け、入力さ
れた筆跡が記憶され、記憶された筆跡がセグメンテーシ
ョンに区分されて、文字認識が行われ、認識結果が得ら
れ、記憶された筆跡と、得られた認識結果のうちの第1
の認識結果が表示され、新たに入力された筆跡が、セグ
メンテーションの修正指示であるか否かが判定され、セ
グメンテーションの修正指示が入力されたと判定された
場合、得られた認識結果に、修正指示により修正された
セグメンテーションに対応する第2の認識結果が含まれ
ているか否かが判定され、修正指示により修正されたセ
グメンテーションに対応する第2の認識結果が含まれて
いると判定された場合、第2の認識結果が表示され、修
正指示により修正されたセグメンテーションに対応する
第2の認識結果が含まれていないと判定された場合、記
憶されている筆跡のうち、修正指示に基づいたセグメン
テーションに対応する部分に対して、新たに文字認識が
行われて、第3の認識結果が得られ、第3の認識結果が
表示される。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の手書き入力表示方法を応用
した装置の一実施例の構成を示すブロック図である。C
PU1は、ROM2に記憶されているプログラムに従っ
て各部を制御し、文字入力表示動作を実行するようにな
されている。RAM3には、必要に応じて所定のデータ
などが記憶される。バックアップRAM4には、バッテ
リ5から常に所定の電力が供給されており、装置の電源
をオフした場合においても、記憶しておきたい情報を記
憶するようになされている。タイマ6は、水晶振動子7
を基準にして、バッテリ5で常時動作するようになされ
ている。
【0015】ディスプレイコントローラ11は、バスラ
イン8を介して入力されるデータをV−RAM12に展
開し、そこに展開された画像をディスプレイ部13に表
示させるようになされている。入力タブレット15は、
ペン16を操作することにより、入力された座標位置デ
ータをタブレットインタフェース14に出力し、タブレ
ットインタフェース14は、このデータをバスライン8
を介してCPU1あるいはディスプレイコントローラ1
1に出力するようになされている。
【0016】マイク18は、集音した音声信号を固体録
音処理回路17に出力し、記憶させるようになされてい
る。また、固体録音処理回路17が出力した音声信号
は、加算器20を介してスピーカ21に供給され、放音
されるようになされている。ダイアラー19は、CPU
1に制御され、所定のダイアル信号を加算器20を介し
てスピーカ21に出力するようになされている。
【0017】複数のキースイッチ群22は、装置の動作
を切り換えるとき操作され、その操作に対応する信号が
キーインタフェース23からバスライン8を介してCP
U1に出力されるようになされている。また、複数のキ
ースイッチ群24の所定のものを操作することにより電
源回路25をオンし、各部に電力を供給させるようにし
たり、固体録音処理回路17による録音、再生、停止、
音量調整などを実行することができるようになされてい
る。
【0018】さらに、ソケット26には、図示せぬIC
カードを挿入することができるようになされており、I
Cカードインタフェース27は、このICカードに対し
てデータを授受するようになされている。
【0019】ピンコネクタ29には、例えばモデムなど
を接続することができ、拡張用インタフェース28とこ
のモデムを介して信号を授受できるようになされてい
る。
【0020】尚、入力タブレット15は、透明な材質に
より構成され、ディスプレイ部13の上に形成されてい
る。その結果、ディスプレイ部13の表示が入力タブレ
ット15を介して見ることができるようになされてい
る。
【0021】次に、図1の実施例の動作について、図2
のフローチャートを参照して説明する。ペン16で入力
タブレット15上に所定の文字を手書き入力すると、そ
の筆跡データがタブレットインタフェース14を介して
RAM3に供給され、記憶される。このデータは、ディ
スプレイコントローラ11により読み出され、V−RA
M12に供給され、ビットマップデータとして展開され
る。さらに、V−RAM12に記憶されたデータは、デ
ィスプレイコントローラ11により読み出され、ディス
プレイ部13に供給され、表示される。このようにし
て、ディスプレイ部13にペン16の筆跡が表示され
る。
【0022】尚、この入力は、入力タブレット15上の
任意の位置に行われるものであり、所謂入力枠が設けら
れていない状態で行われる。そして、入力された筆跡の
データは、RAM3の手書き筆跡データベースDB1に
記憶される。
【0023】このように入力が行われると、CPU1
は、最初にステップS1において、文字認識処理を実行
する。このとき、CPU1は、手書き筆跡データベース
DB1から筆跡を読み出し、この筆跡を、文字認識の1
単位とされる文字セグメンテーションに区分する。そし
て、文字セグメンテーション毎に文字認識を行い、認識
した結果得られた認識結果が、RAM3の認識結果デー
タベースDB2に供給され、記憶される。
【0024】次にステップS2に進み、以上のようにし
て得られた認識結果のうち、第1番目の認識結果が認識
結果データベースDB2より読み出され、ディスプレイ
部13上に表示される。即ち、CPU1は、文字セグメ
ンテーション毎に予め記憶されている所定の文字との類
似度(スコア)を演算し、類似度の最も高いものから順
番に、認識結果にランク付けを行い、最も類似度の高い
認識結果を第1番目の認識結果として、ここに表示す
る。
【0025】次にステップS3に進み、使用者が新たに
入力する筆跡を受け取る。そしてステップS4におい
て、ステップS3で受け取った筆跡が、文字セグメンテ
ーションの修正を指示するものであるか否かを判定す
る。文字セグメンテーションの修正を指示するものでな
い場合、この図2における処理以外の処理が行われるこ
とになるので、このフローチャートに示す処理を終了さ
せる。入力が文字セグメンテーションの修正を指示する
ものである場合、ステップS4からステップS5に進
む。
【0026】この実施例の場合、図3乃至図10に示す
ように、文字セグメンテーションの修正は、文字セグメ
ンテーション内の筆跡範囲の拡大(図3)、文字セグメ
ンテーション内の筆跡範囲の縮小(図4)、文字セグメ
ンテーション内の筆跡の部分消去(図5)、文字セグメ
ンテーション内の筆跡の部分集合の位置の移動(図
6)、文字セグメンテーション内の筆跡の部分集合の大
きさの拡大(図7)、文字セグメンテーション内の筆跡
の部分集合の大きさの縮小(図8)、文字セグメンテー
ション内への新たな筆跡の追加(図9)、または、文字
セグメンテーション内の筆跡の部分集合の形状の変形
(図10)のいずれかとされる。
【0027】各処理の詳細は、図11乃至図29を参照
して後述するが、理解を容易にするために、ここで、文
字セグメンテーションの8種類の変更例について簡単に
説明する。
【0028】図3に示すように、文字セグメンテーショ
ン内の筆跡範囲の拡大は、例えば、平仮名で「いしい」
の文字が手書き入力され、本来1文字として認識される
べき「い」の第1画と第2画の入力が、それぞれ別個の
文字セグメンテーションとして区分されて文字認識され
ているような場合において、第1画と第2画を、同一の
文字セグメンテーション内に含めるように修正するもの
である。
【0029】文字セグメンテーション内の筆跡範囲の縮
小は、図4に示すように、例えば、「矢口 渡」の漢字
を入力し、本来2つの独立した文字として認識されるべ
き文字「矢」と「口」が、1つの文字セグメンテーショ
ン内の文字「知」として認識されているような場合に、
この文字「知」のうち、「矢」と「口」とをそれぞれ独
立した文字として認識させるために、文字セグメンテー
ションを2つに分割する修正を行うものである。
【0030】文字セグメンテーション内の筆跡の部分消
去は、図5に示すように、文字「大」を入力すべきとこ
ろ、文字「天」を入力してしまったような場合、文字
「天」の第1画を消去して、文字「大」に変更するとき
用いられる。
【0031】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集
合の位置の移動は、図6に示すように、例えば、文字
「工」を入力すべきところ、その第2画を第1画より上
方に突出するように入力してしまったため、文字「土」
と認識されてしまったような場合、第1画を上方に移動
して、第2画と接する位置まで移動させるようなときに
用いられる。
【0032】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集
合の大きさの拡大は、図7に示すように、例えば、平仮
名で「たい」と入力すべきところ、平仮名「い」の大き
さが、平仮名「た」に較べて小さくなってしまったため
に、この平仮名「い」が小文字の「ぃ」として認識され
てしまったような場合、この小文字の「ぃ」を、通常の
大きさの「い」に変更する場合に用いられる。
【0033】また、文字セグメンテーション内の筆跡の
部分集合の大きさの縮小は、図8に示すように、例え
ば、「2ヵ所」と入力すべきところ、中央の文字のカタ
カナ「ヵ」を大きく入力してしまったために、この文字
が通常の大きさの「カ」として認識されてしまったよう
な場合、これを小文字の「ヵ」に変更するようなとき用
いられる。
【0034】文字セグメンテーション内への新たな筆跡
の追加は、図9に示すように、本来文字「犬」を入力す
べきところ、誤って、「大」の文字を入力してしまった
ことに後から気が付いたような場合において、文字
「大」を含む文字セグメンテーションに点を付加して、
これを文字「犬」に変更するような場合に用いられるも
のである。
【0035】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集
合の形状の変形は、図10に示すように、本来カタカナ
の「ア」を入力すべきところ、入力がアルファベット文
字「T」と認識されてしまったようなとき、第1画の右
端部分を下側に折り曲げるように形状を変形し、認識結
果をカタカナの「ア」としたいときに用いられる。
【0036】図2に戻って、ステップS4において、入
力が文字セグメンテーションの修正を指示するものであ
ると判定されたとき、ステップS5に進み、そこにおい
て修正指示に合致する認識結果が存在するか否かを判定
する。即ち、このときCPU1は、修正された文字セグ
メンテーションに対応する認識結果が、認識結果データ
ベースDB2に記憶されているか否かを判定し、そのよ
うな認識結果が既に得られている場合、ステップS6に
進み、その認識結果を読み出し、ディスプレイ部13に
表示させる。
【0037】例えば、図4に示す実施例のように、漢字
「矢口」を入力したとき、その第1の認識結果として
は、「知」が得られたとしても、例えば第2の認識結果
として「矢口」が既に得られていれば、図4に示す文字
セグメンテーション内の筆跡の範囲の縮小を指示する
と、既に得られている第2候補の認識結果「矢口」が表
示されることになる。
【0038】一方、ステップS5において、修正指示に
合致する認識結果が存在しないと判定された場合、ステ
ップS7に進み、修正指示に合致する文字セグメンテー
ションを持つ手書き筆跡が生成される。即ち、このとき
CPU1は、文字セグメンテーションの区分を修正指示
に対応してやり直し、修正した文字セグメンテーション
に対応する筆跡を、手書き筆跡データベースDB1から
読み出し、その文字セグメンテーションに含まれる筆跡
とする。そして、これをRAM3の修正用手書き筆跡デ
ータベースDB3に供給し、記憶させる。このステップ
S7のより詳細な処理は、図11を参照して後述する。
【0039】次にステップS8に進み、修正用手書き筆
跡データベースDB3に記憶した文字セグメンテーショ
ンを文字認識する。そして、認識した結果得られた認識
結果を、RAM3の修正用認識結果データベースDB4
に供給し、記憶させる。
【0040】次にステップS9に進み、修正用認識結果
データベースDB4の内容で、認識結果デーベースD
B2の内容を書き替える。そして、このステップS9の
次にステップS2に戻り、それ以降の処理を繰り返し実
行する。
【0041】尚、この実施例においては、ステップS3
において、文字セグメンテーション修正の指示をジェス
チャ(手書き入力)として受け取るようにしたが、ディ
スプレイ部13上に表示されたアイコンから入力させた
り、キーボード、マウスなどから所定の入力をさせるよ
うにすることも可能である。
【0042】また、手書き筆跡データベースDB1と修
正用手書き筆跡データベースDB3を独立のものとして
構成しているが、ステップS7の修正後の手書き筆跡生
成時に、手書き筆跡データベースDB1を直接変更する
ようにすれば、修正用手書き筆跡データベースDB3は
省略することが可能である。この場合、ステップS8に
おける文字認識は、手書き筆跡データベースDB1を用
いて行われることになる。
【0043】また同様に、認識結果デーベースDB2
と修正用認識結果データベースDB4を1つにすること
も可能である。この場合、ステップS8における文字認
識の結果で、認識結果デーベースDB2が直接変更さ
れる。
【0044】ここで、データの構成について説明してお
くと、入力された筆跡は、各画毎に次のように表され
る。 第1画 s[1]={(x[1],y[1]),・・・,(x
[n],y[n])} 第2画 s[2]={(x[n+1],y[n+1]),
・・・} 第3画 s[3]={・・・} ・・・ 第k画 s[k]={・・・}
【0045】即ち、第i画の筆跡データs[i]は、 座標点列(x[a],y[a]),・・・,(x
[b],y[b]) で表される。
【0046】さらに、文字認識結果は、次のように表さ
れる。 第1位 r[1] ={〈s[a11],s[b11]:code[1][1]〉, 〈s[a12],s[b12]:code[1][2]〉, 〈s[a13],s[b13]:code[1][3]〉, ・・・・・, 〈s[a1q],s[b1q]:code[1][q]〉} 第2位 r[2] ={〈s[a21],s[b21]:code[1][1]〉, 〈s[a22],s[b22]:code[1][2]〉, 〈s[a23],s[b23]:code[1][3]〉, ・・・・・, 〈s[a2p],s[b2p]:code[1][p]〉}, ・・・・・
【0047】第j位の認識結果は、文字を構成するスト
ローク(1画分筆跡)の開始ストロークs[m]と終了
ストロークs[n]、およびそのストローク群に対する
認識結果の文字コードcode[][]の3要素を1単
位とし、文字セグメンテーションの個数分の単位を持
つ。例えば、図3の上から2番目に示す例であれば、 となる。
【0048】また、ステップS7における、修正指示に
合致する文字セグメンテーションを有する手書き筆跡を
生成する処理を、図3の上から2番目に示す例について
説明すると、次のようになる。即ち、第1画乃至第5画
の筆跡集合は、s[1],s[2],s[3],s
[4],s[5]で表される。これに対して、文字セグ
メンテーション結果G[i]は、次のように表される。 G[1]={s[1]} G[2]={s[2]} G[3]={s[3]} G[4]={s[4],s[5]}
【0049】この文字セグメンテーション結果G[i]
に対応する文字認識結果R[i]は、次のように表され
る。 R[1]={’し’} R[2]={’1’} R[3]={’し’} R[4]={’い’}
【0050】図3の上から3番目に示す処理の場合、G
[1]とG[2]を結合する処理であるため、筆跡範囲
拡大記号入力後の文字セグメンテーションG’[1]
は、次のようになる。 G’[1]={s[1],s[2]}
【0051】そして、拡大指示記号入力前と異なる筆跡
となるs[1],s[2]が修正用手書き筆跡データベ
ースDB3に格納される。
【0052】上述した修正指示に対応して生成される筆
跡データの例を挙げると、次のようになる。
【0053】 ・文字セグメンテーションにより区分された筆跡範囲の拡大 G[1]={s[1]} G[2]={s[2]} → G’[1]={s[1],s[2]} 修正指示入力前 修正指示入力後
【0054】 ・文字セグメンテーションにより区分された筆跡範囲の縮小 G[1]={s[1],s[2],s[3]} → G’[1]={s[1]}
【0055】 ・文字セグメンテーションされた筆跡への筆跡の追加 G[1]={s[1],s[2],s[3]} → G’[1]={s[1],s[2],s[3],s’}
【0056】 ・文字セグメンテーションされた筆跡の部分消去 G[1]={s[1],s[2],s[3]} G[2]={s[4],s[5]} → G’[1]={s[1]} G’[2]={s[4],s[5]}
【0057】・文字セグメンテーションされた筆跡の部
分集合の位置移動 ・文字セグメンテーションされた筆跡の部分集合の形状
変形 ・文字セグメンテーションされた筆跡の部分集合の大き
さ拡大 ・文字セグメンテーションされた筆跡の部分集合の大き
さ縮小 以上、4指示は共通で、次のようになる。 G[1]={s[1],s[2],s[3]} G[2]={s[4],s[5]} → G’[1]={s’[1],s’[2],s’[3]} G’[2]={s’[4],s’[5]} ここで、s’[i]は、s[i]の内部データ(点列座
標など)が変更された筆跡データである。
【0058】また、ステップS8においては、図3の実
施例の場合、修正後の文字セグメンテーションに対応す
る筆跡{s[1],s[2]}に対する認識結果R’
[1]が、R’[1]={’い’}となる。
【0059】さらに、ステップS9においては、図3の
実施例の場合、文字認識結果R[i]および文字セグメ
ンテーション結果G[i]が、次のようになっていた。 R[1]={’し’} R[1]={s[1]} R[2]={’1’} R[2]={s[2]} R[3]={’し’} R[3]={s[3]} R[4]={’い’} R[4]={s[4],s[5]}
【0060】これが、R’[1]={’い’},G’
[1]={s[1],s[2]}で置き換えられること
になる。つまり、次のようにする。 R[1],R[2]→R’[1] G[1],G[2]→G’[1] R[3]→R[2] G[3]→G[2] R[4]→R[3] G[3]→G[2]
【0061】次に、図2のステップS7における修正指
示に合致する文字セグメンテーションを持つ手書き筆跡
生成のより詳細な処理について、図11のフローチャー
トを参照して説明する。
【0062】最初にステップS21において、修正用手
書き筆跡データベースDB3に、図2のステップS8に
おける文字認識に必要な筆跡データが存在しない場合、
手書き筆跡データベースDB1からこれを読み出し、記
憶させる。即ち、ステップS8における文字認識は、修
正用手書き筆跡データベースDB3に記憶されているデ
ータベースをもとに実行されるため、必要な筆跡データ
は、すべてこの修正用手書き筆跡データベースDB3に
用意しておく必要があるのである。
【0063】次にステップS22乃至S29において、
図2のステップS3で受け取った筆跡データ(ジェスチ
ャ)が、上述した8種類の修正指示のいずれであるのか
を判定する。この8種類の修正指示のいずれでもないと
判定されたとき、ステップS30に進み、エラー処理が
実行される。
【0064】そして、ステップS22乃至S29におい
て、8種類の修正指示のいずれか1つであると判定され
たとき、それぞれ対応するステップS32乃至S39に
進み、各種類の修正指示に対応する処理が実行される。
【0065】即ち、修正指示が、ステップS22で筆跡
範囲拡大指示であると判定されたとき、ステップS32
において、筆跡範囲拡大処理が実行される。ステップS
23で筆跡範囲縮小指示であると判定されたとき、ステ
ップS33において、筆跡範囲縮小処理が実行される。
ステップS24で筆跡部分消去指示であると判定された
とき、ステップS34において、筆跡部分消去処理が実
行される。
【0066】ステップS25で筆跡の部分集合の位置移
動指示であると判定されたとき、ステップS35におい
て、部分筆跡位置移動処理が実行される。ステップS2
6で筆跡の部分集合のサイズ拡大指示であると判定され
たとき、ステップS36において、部分筆跡サイズ拡大
処理が実行される。ステップS27で筆跡の部分集合の
サイズ縮小指示であると判定されたとき、ステップS3
7において、部分筆跡サイズ縮小処理が実行される。
【0067】さらに、ステップS28で筆跡への筆跡追
加指示であると判定されたとき、ステップS38におい
て、筆跡への筆跡追加処理が実行される。また、ステッ
プS29で筆跡の形状変形指示であると判定されたと
き、ステップS39において、筆跡の形状変形処理が実
行される。
【0068】次にステップS32乃至S39の各処理の
詳細について、順次説明する。
【0069】図12は、ステップS32の筆跡範囲拡大
処理の詳細を示している。最初にステップS51におい
て、筆跡範囲拡大指示記号51の外接四角形が求められ
る。次にステップS52に進み、ステップS51で求め
た外接四角形に全部または一部が含まれる筆跡の集合が
求められる。そしてステップS53において、修正用手
書き筆跡データベースDB3に、修正種別コードとし
て、範囲拡大コードと、ステップS52で求めた筆跡の
開始画番号と終了画番号を出力する。
【0070】即ち、図13に示すように、平仮名の
「い」の第1画と第2画がそれぞれ異なる文字セグメン
テーションとして区分されている場合、この2つの文字
セグメンテーションにかかるように、範囲拡大指示記号
51を入力すると、横方向を向いた略V字状の形状のこ
の記号の外接四角形が求められ(ステップS51)、そ
の外接四角形に全部または一部が含まれる文字セグメン
テーションの筆跡データが、1つの文字セグメンテーシ
ョンとしてまとめられる(ステップS52,S53)。
これが、ステップS8の処理で、平仮名の「い」として
認識される。
【0071】図14は、ステップS33の筆跡範囲縮小
処理の詳細を示している。最初にステップS61におい
て、筆跡範囲縮小指示記号52の外接四角形が求められ
る。そしてステップS62において、筆跡範囲縮小指示
記号52が存在する文字セグメンテーション内で、この
筆跡範囲縮小指示記号52より左側に存在する筆跡が求
められ、その筆跡の開始画番号と終了画番号が修正用手
書き筆跡データベースDB3に供給され、記憶される。
【0072】さらにステップS63に進み、筆跡範囲縮
小指示記号52が存在する文字セグメンテーション内
で、この筆跡範囲縮小指示記号52より右側に存在する
筆跡の開始画番号と終了画番号が修正用手書き筆跡デー
タベースDB3に供給され、記憶される。
【0073】例えば図15に示すように、1つの文字セ
グメンテーション内に漢字「語」が入力されている状態
において、これを1つの文字としてではなく、2つの文
字として認識させたい場合においては、この「語」を構
成する筆跡のうち、「言」の筆跡と「吾」の筆跡の間
に、略V字状の形状の筆跡範囲縮小指示記号52を入力
する。すると、この記号の外接四角形が求められ(ステ
ップS61)、この外接四角形より左側に位置する筆跡
(「言」)と、右側に位置する筆跡(「吾」)が、それ
ぞれ個別の文字セグメンテーションとされる(ステップ
S62,S63)。そこで、この修正後の文字セグメン
テーションを、図2のステップS8で処理すれば、
「言」と「吾」がそれぞれ2つの独立した文字として認
識される。
【0074】図16は、ステップS34の筆跡部分消去
処理の詳細を示している。最初にステップS71におい
て、筆跡部分消去記号53の外接四角形が求められる。
次にステップS72において、ステップS71で求めた
外接四角形に含まれる筆跡の集合が求められる。また、
ステップS73においては、現在表示されている文字セ
グメンテーションから、ステップS72で求めた筆跡を
除いた文字セグメンテーション情報(筆跡)が生成さ
れ、これが修正用手書き筆跡データとして、修正用手書
き筆跡データベースDB3に出力され、記憶される。さ
らにステップS74に進み、ステップS72で求めた筆
跡(筆跡部分消去記号53の外接四角形に含まれる筆
跡)が、修正用手書き筆跡データベースDB3から消去
される。
【0075】例えば図17に示すように、「天」の文字
が手書き入力されている状態において、「天」の第1画
に対して、略アルファベット文字「N」の形状の筆跡部
分消去記号53を入力すると、この筆跡部分消去記号5
3の外接四角形に含まれる第1画の筆跡が、消去対象の
筆跡として選択される(ステップS71,S72)。そ
して、この筆跡が修正用手書き筆跡データベースDB3
から消去され、残りの第2画乃至第4画の筆跡からなる
文字セグメンテーションが生成される(ステップS7
3,S74)。その結果、これをステップS8で文字認
識すると、「大」の文字としての認識結果が得られるこ
とになる。
【0076】図18は、ステップS35における部分筆
跡位置移動処理の詳細を示している。最初にステップS
81において、部分筆跡位置移動記号54のループ部の
外接四角形が求められる。即ち、この部分筆跡位置移動
記号54は、円形のループ部と直線状のテール部とによ
り構成され、そのうちのループ部の外接四角形が求めら
れる。次にステップS82において、この外接四角形に
含まれる筆跡の集合が求められる。
【0077】さらにステップS83においては、この部
分筆跡位置移動記号54のテール部の始点(X0,Y0
と終点(X1,Y1)が求められる。次にステップS84
に進み、ステップS82で求めた外接四角形に含まれる
筆跡の座標値に、(X1−X0,Y1−Y0)を加える。即
ち、この筆跡を、部分筆跡位置移動記号54のテール部
の方向に、その長さ分だけ移動したデータを生成する。
そして、変更した筆跡を含む文字セグメンテーションの
情報を修正用手書き筆跡データベースDB3に出力す
る。
【0078】例えば図19に示すように、いま「土」の
文字が入力されている状態において、この「土」の第1
画の一部がループ部に含まれるように、部分筆跡位置移
動記号54を入力すると、この部分筆跡位置移動記号5
4のループ部の外接四角形が求められ(ステップS8
1)、さらに、その外接四角形内の筆跡(第1画)が求
められる(ステップS82)。
【0079】そして、このテール部の始点と終点の座標
が求められ(ステップS83)、このテール部の方向
に、その長さの分だけ第1画の筆跡を移動した筆跡が生
成される(ステップS84)。その結果、このように、
第1画の位置が移動された筆跡の集合がステップS8で
文字認識されると、「工」の認識結果が得られる。
【0080】また、例えば図20に示すように、使用者
が「木」と「木」の2つの文字を手書き入力したとす
る。この2つの「木」の各画のうち、左側の「木」の文
字セグメンテーション1の第4画は、右側の「木」の文
字セグメンテーション2の第2画とは本来交差しないも
のである。しかしながら、使用者が、この第4画と第2
画を交差するように入力してしまったとすると、1つの
文字セグメンテーションのこの入力は、「林」として認
識される。
【0081】そこで、これを2つの文字セグメンテーシ
ョンに分離させるように、文字セグメンテーションを分
離させた場合、分離後の文字セグメンテーションに対応
する筆跡を新たに生成しないと(図2のステップS7に
おける処理を行わないと)、左側の「木」の文字セグメ
ンテーション1と、右側の「木」の文字セグメンテーシ
ョン2は、それぞれ独立に認識されたとき、左側の文字
セグメンテーション1は「木」として認識されるが、右
側の文字セグメンテーション2は、左側の「木」の第4
画が第2画と交差しているため、文字「本」として誤認
識される可能性が高い。
【0082】即ち、図2のステップS5において、修正
指示に合致する認識結果が存在しないと判定されたと
き、ステップS7に示すように、修正指示に合致する文
字セグメンテーションを持つ手書き筆跡を生成しない
と、この認識された文字「本」を本来の文字「木」と認
識させることは、再度入力を行わない限り困難になる。
【0083】しかしながら、本実施例においては、図2
1に示すように、例えば左側の「木」を構成する第1画
乃至第4画をループ部に含め、そのテール部で左側に移
動するように、部分筆跡位置移動記号54を入力する
と、左側の「木」の第4画と、右側の「木」の第2画の
交差が解除されるため、文字セグメンテーション2にお
いても、文字「木」を認識することが容易となる。
【0084】図22は、図11のステップS36の部分
筆跡サイズ拡大処理の詳細を示している。最初にステッ
プS91において、方形ループ部と、この方形ループの
外側に突出するテール部とより構成される部分筆跡拡大
指示記号55の方形ループ部の外接四角形が求められ
る。そしてステップS92において、この外接四角形に
含まれる筆跡の集合が求められる。次にステップS93
に進み、部分筆跡拡大指示記号55のテール部の左下の
点(X0,Y0)と、右上の点(X1,Y1)の座標が求め
られる。
【0085】さらにステップS94に進み、ステップS
91で求められた方形ループ部の外接四角形の左下の頂
点(X2,Y2)と右上の頂点(X3,Y3)の座標値が求
められる。そしてステップS95に進み、ステップS9
2で求めた筆跡(部分筆跡拡大指示記号55の方形ルー
プ部の外接四角形に含まれる筆跡)の座標値が次式に従
って演算され、修正後の筆跡データとされる。
【0086】
【数1】
【0087】ここで、x’,y’は、修正後の筆跡のデ
ータであり、(x,y)は、修正前のデータである。
【0088】この演算式から判るように、この部分筆跡
拡大指示記号55のテール部の方向を45度に設定すれ
ば、もとの筆跡の垂直方向と水平方向の比は変化せずに
筆跡が拡大されるが、45度以外の方向に設定すると、
その比が変化して、拡大されることになる。
【0089】例えば図23に示すように、平仮名「ぃ」
が小文字として認識されている場合、部分筆跡拡大指示
記号55を、その方形ループ部で文字「ぃ」を囲むよう
に入力すると、この方形ループ部内に含まれる筆跡とし
て、「ぃ」が選択され(ステップS91,S92)、そ
して、この文字「ぃ」(小文字)が上記した式に従っ
て、座標変化される(ステップS94,S95)。従っ
て、これをステップS8で文字認識すると、「い」(大
文字)として認識される。
【0090】図24は、図11のステップS37の部分
筆跡サイズ縮小処理の詳細を示している。最初にステッ
プS101において、方形ループ部と、この方形ループ
部の内側に突出するテール部とにより構成される部分筆
跡縮小指示記号56の方形ループ部の外接四角形が求め
られる。次にステップS102において、この外接四角
形に含まれる筆跡の集合が求められる。そしてステップ
S103においては、この部分筆跡縮小指示記号56の
テール部の左下の点(X0,Y0)と、右上の点(X1
1)の座標が求められる。
【0091】さらにステップS104に進み、ステップ
S101で求めた外接四角形(方形ループ部の外接四角
形)の左下の頂点(X2,Y2)と右上の頂点(X3
3)の座標値が求められる。次にステップS105に
進み、ステップS102で求めた筆跡(外接四角形に含
まれる筆跡)の座標値が、次の式に従って、修正用筆跡
データとして変換される。尚、この式は、上述した数1
の式と同一であるが、座標値X2とX3、Y2とY3の大き
さが、数1の場合と異なるため、筆跡を縮小する演算と
なる。
【0092】
【数2】
【0093】例えば図25に示すように、「2カ所」の
文字のうち、カタカナの「カ」が大文字として認識され
ている場合、部分筆跡縮小指示記号56を、その方形ル
ープ部で文字「カ」を囲むように入力すると、この方形
ループ部に含まれる筆跡として「カ」が選択され(ステ
ップS101,S102)、その座標値が上記した式に
従って変換される(ステップS103,S104,S1
05)。従って、この変換されたデータをステップS8
で文字認識すると、「ヵ」が得られる。
【0094】図26は、図11のステップS38の筆跡
への筆跡追加処理の詳細を示している。最初にステップ
S111において、追加指示筆跡57が存在している文
字セグメンテーションが求められる。次にステップS1
12に進み、ステップS111で求めた文字セグメンテ
ーションに対応する修正用手書き筆跡データベースDB
3中の筆跡の最後に、追加指示筆跡が追加される。そし
てステップS113においては、ステップS112で筆
跡データを付加した文字セグメンテーションに対応する
開始画番号と終了画番号が、修正用手書き筆跡データベ
ースDB3に供給され、記憶される。
【0095】例えば図27に示すように、文字「大」が
入力され、認識されている状態において、この文字
「大」の第1画の右上に追加指示筆跡57を追加する
と、この筆跡が「大」を構成する3個の画に付加され
(ステップS111,S112)、合計4個の画により
構成される文字とされる。その結果、これがステップS
8で文字認識処理されると、「犬」が認識結果として得
られることになる。
【0096】図28は、図11のステップS39の筆跡
の形状変形処理の詳細を示している。最初にステップS
121において、入力された変形指示筆跡58と結合す
る筆跡が求められる。次にステップS122に進み、ス
テップS121で求めた筆跡に対応する修正用手書き筆
跡データベースDB3内の座標点列データに、入力され
た変形指示筆跡の座標点列データを結合させ、これを修
正用手書き筆跡データベースDB3に供給する。
【0097】例えば図29に示すように、アルファベッ
ト文字「T」が入力、表示された状態において、その第
1画の右端部に、右下に折曲がる変形指示筆跡58を付
加すると、結合追加する筆跡として、第1画が選択され
る(ステップS121)。そして、この第1画の点列デ
ータに、変形指示筆跡58の点列データが付加される
(ステップS122)。その結果、この付加されたデー
タをステップS8で文字認識処理すると、カタカナ
「ア」が得られる。
【0098】図30は、修正用手書き筆跡データベース
DB3のフォーマットの構成例を示している。同図に示
すように、最初に各画に対応するデータが順次配置され
ている。これらの各画のデータの先頭には、その画の画
番号が、その次には、その画を構成する座標点の数n
が、そしてその次には、その画を構成する各点の座標値
(x0,y0),(x1,y1),・・・,(xn-1
n-1)が順次配置される。そして、これらの各画デー
タの最後に、筆跡データ部終了記号が配置される。
【0099】この筆跡データ部終了記号の次には、修正
種別コードと、再認識すべき文字セグメンテーションの
数が配置される。修正種別コードは、上述した8種類の
修正処理のいずれであるかを識別するコードである。そ
して再認識すべき文字セグメンテーションの数の次に
は、再認識すべき文字セグメンテーションの開始画番号
と終了画番号が順次配置されている。そして、一番最後
に、ファイル終了記号が配置されている。
【0100】以上においては、文字を処理するようにし
たが、本発明は、図形を処理する場合にも適用すること
が可能である。図31乃至図38は、この場合の実施例
を表している。尚、この図31乃至図38は、上述した
8種類の文字の修正の場合における図3乃至図10の各
実施例にそれぞれ対応している。
【0101】図31の実施例においては、同図(a)に
示すように、3つの図形と、それらを結ぶ直線が入力さ
れており、これに対して、同図(b)に示すように、図
形セグメンテーションは6個に区分されている。そこ
で、同図(c)に示すように、筆跡範囲拡大指示記号5
1を、最初に2つの図形セグメンテーションを横切るよ
うに入力すると、同図(d)に示すように、これらの2
つの図形セグメンテーションが1つのセグメンテーショ
ンに変更され、それまで別個の図形セグメンテーション
内に配置されていた筆跡が、1つのセグメンテーション
内の筆跡として処理される。その結果、正しい認識結果
(この実施例の場合、四角形)が得られる。
【0102】図32の実施例においては、同図(a)に
示すように、図31における場合と同様に、3つの図形
と、これを連絡する線分が入力されており、これらが同
図(b)に示すように認識されている。この実施例にお
いては、最初の四角形と、次の水平方向の線分とが、1
つの図形セグメンテーション内の図形として認識されて
いる。そこで、同図(c)に示すように、筆跡範囲縮小
指示記号52を入力すると、同図(d)に示すように、
筆跡範囲縮小指示記号(ジェスチャ)52の左右に配置
されていた筆跡が、それぞれ別個の図形セグメンテーシ
ョンの図形として処理される。
【0103】図33においては、同図(a)に示すよう
に、3つの図形と、それらを結ぶ水平方向の線分が入力
されており、それらが同図(b)に示すように認識され
ている。これらの図形のうち、一番右側の図形は、左側
の円弧状の線分が二重に入力されているため、その一方
を消去すべく、同図(c)に示すように、筆跡部分消去
記号53を入力すると、この筆跡部分消去記号53に対
応する線分が、同図(d)に示すように消去される。
【0104】図34の実施例においては、同図(a)に
示すように、略四角形の図形と、その図形の略中央から
下の方向に向かって伸びる1本の直線とが入力されてい
る。そして、その図形は、同図(b)に示すように、四
角形と直線の組み合わされた図形として認識されてい
る。そこで同図(c)に示すように、部分筆跡位置移動
記号54を、そのループ部内に直線の一部が含まれるよ
うにし、なおかつ、テール部を上方に向けて所定の長さ
だけ入力すると、同図(d)に示すように、この直線が
四角形を略2つに分割する位置に移動される。
【0105】図35の実施例においては、同図(a)に
示すように、四角形と三角形の間に矢印が入力されてい
る。そして同図(b)に示すように、これらの図形のう
ち、三角形の図形が、小さい三角形として認識されてい
る。この状態において、同図(c)に示すように、この
三角形をその方形ループ内に含み、所定長のテール部を
外側に突出するように、部分筆跡拡大指示記号55を入
力すると、同図(d)に示すように、この三角形がより
大きい三角形に修正される。
【0106】図36の実施例においては、同図(a)に
示すように、円と四角形の間に矢印が入力されている。
そして同図(b)に示すように、円は四角形に対して大
きい形状として認識されている。そこで、同図(c)に
示すように、その方形ループ内に円を含み、テール部が
内側に突出するように、部分筆跡縮小指示記号56を入
力すると、同図(d)に示すように、この円が縮小され
る。
【0107】図37の実施例においては、同図(a)に
示すように、3つの図形と、これらを結ぶ線分が入力さ
れ、それらが同図(b)に示すように、6個の図形セグ
メンテーションとして認識されている。そこで同図
(c)に示すように、例えば最も左側の四角形の図形の
対角線を結ぶように、追加筆跡57を入力すると、同図
(d)に示すように、この四角形に対角線が追加された
形状が認識される。
【0108】図38の実施例においては、同図(a)に
示すように、円の左側部分の一部の線が欠落した図形が
入力され、これが同図(b)に示すように、円弧として
認識されている。そこで同図(c)に示すように、円の
欠落している部分を連絡するように、形状変形記号58
を入力すると、同図(d)に示すように、円弧ではな
く、円として図形が認識される。
【0109】以上、本発明を文字と図形を処理する場合
を例として説明したが、本発明は、この他、任意の形状
を処理する場合に適用することが可能である。
【0110】
【発明の効果】以上の如く本発明の手書き入力表示方法
および手書き入力表示装置によれば、意図する認識結果
が得られない場合、修正を指示し、修正指示に合致する
セグメンテーションを有する筆跡を生成するようにした
ので、正しい認識結果が得られなかった場合に、再入力
することなく、所望の認識結果を確実に得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手書き入力表示方法を応用した装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】文字セグメンテーション内の筆跡範囲の拡大を
説明する図である。
【図4】文字セグメンテーション内の筆跡範囲の縮小を
説明する図である。
【図5】文字セグメンテーション内の筆跡の部分消去を
説明する図である。
【図6】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集合の
位置移動を説明する図である。
【図7】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集合の
大きさ拡大を説明する図である。
【図8】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集合の
大きさ縮小を説明する図である。
【図9】文字セグメンテーション内の筆跡への筆跡追加
を説明する図である。
【図10】文字セグメンテーション内の筆跡の部分集合
の形状変形を説明する図である。
【図11】図2のステップS7のより詳細な処理を説明
するフローチャートである。
【図12】図11のステップS32のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図13】図12の処理を説明する図である。
【図14】図11のステップS33のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図15】図14の処理を説明する図である。
【図16】図11のステップS34のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図17】図16の処理を説明する図である。
【図18】図11のステップS35のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図19】図18の処理を説明する図である。
【図20】図11のステップS35の処理を説明する他
の図である。
【図21】図35の処理を説明するさらに他の図であ
る。
【図22】図11のステップS36のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図23】図22の処理を説明する図である。
【図24】図11のステップS37のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図25】図24の処理を説明する図である。
【図26】図11のステップS38のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図27】図26の処理を説明する図である。
【図28】図11のステップS39のより詳細な処理を
説明するフローチャートである。
【図29】図28の処理を説明する図である。
【図30】修正用手書き筆跡デーベースのフォーマッ
トを説明する図である。
【図31】図形の筆跡範囲拡大処理を説明する図であ
る。
【図32】図形の筆跡範囲縮小処理を説明する図であ
る。
【図33】図形の筆跡部分消去処理を説明する図であ
る。
【図34】図形の部分筆跡位置移動処理を説明する図で
ある。
【図35】図形の部分筆跡サイズ拡大処理を説明する図
である。
【図36】図形の部分筆跡サイズ縮小処理を説明する図
である。
【図37】図形の筆跡への筆跡追加処理を説明する図で
ある。
【図38】図形の筆跡の形状変形処理を説明する図であ
る。
【図39】従来の文字入力方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 8 バスライン 11 ディスプレイコントローラ 12 V−RAM 13 ディスプレイ部 14 タブレットインタフェース 15 入力タブレット 16 ペン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−336688(JP,A) 特開 平1−237882(JP,A) 特開 平7−37039(JP,A) 特開 平5−182029(JP,A) 特開 平6−4207(JP,A) 特開 平6−242882(JP,A) 特開 昭59−2189(JP,A) 特開 昭60−75980(JP,A) 特開 昭63−78275(JP,A) 特開 昭61−107468(JP,A) II.携帯性も追求したペン入力用新 OS:PenPoint,NIKKEI BYTE,日本,1991年 4月,pp. 236−249 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/00 - 9/82 G06F 3/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによる手書き入力を受ける入力部
    と、 情報を記録する記憶部と、 情報を表示する表示部とを備えた手書き入力表示装置の
    手書き入力表示方法において、 前記ユーザによる、前記入力部への筆跡の手書き入力を
    制御する入力制御ステップと、 前記入力制御ステップの処理により入力が制御された前
    記筆跡の前記記憶部への記憶を制御する筆跡記憶制御ス
    テップと、 前記筆跡記憶制御ステップの処理により記憶が制御され
    た前記筆跡をセグメンテーションに区分して、文字認識
    を行い、認識結果を得る第1の認識ステップと、 前記筆跡記憶制御ステップの処理により記憶が制御され
    た前記筆跡と、前記第1の認識ステップの処理により得
    られた認識結果のうちの第1の認識結果を表示させるよ
    うに制御する第1の表示制御ステップと、 前記入力制御ステップの処理により新たに入力された筆
    跡が、前記セグメンテーションの修正指示であるか否か
    を判定する第1の判定ステップと、 前記第1の判定ステップの処理により、前記セグメンテ
    ーションの修正指示が入力されたと判定された場合、前
    記第1の認識ステップの処理により得られた認識結果
    に、前記修正指示により修正された前記セグメンテーシ
    ョンに対応する第2の認識結果が含まれているか否かを
    判定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により、前記修正指示に
    より修正された前記セグメンテーションに対応する第2
    の認識結果が含まれていると判定された場合、前記第2
    の認識結果を表示させるように制御する第2の表示制御
    ステップと、 前記第2の判定ステップの処理により、前記修正指示に
    より修正された前記セグメンテーションに対応する第2
    の認識結果が含まれていないと判定された場合、前記筆
    跡記憶制御ステップの処理により記憶されている前記筆
    跡のうち、前記修正指示に基づいた前記セグメンテーシ
    ョンに対応する部分に対して、新たに文字認識を行い、
    第3の認識結果を得る第2の認識ステップと、 前記第2の認識ステップの処理により認識された前記第
    3の認識結果を表示させるように制御する第3の表示制
    御ステップとを含む ことを特徴とする手書き入力表示方
    法。
  2. 【請求項2】 前記セグメンテーションの前記修正指示
    は、ジェスチャにより行われることを特徴とする請求項
    1に記載の手書き入力表示方法。
  3. 【請求項3】 前記セグメンテーションの前記修正指示
    は、入力された前記筆跡の拡大、縮小、削除、移動、ま
    たは変形のいずれかの指示であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の手書き入力表示方法。
  4. 【請求項4】 筆跡の手書き入力を受ける入力手段と、 前記入力手段により入力された前記筆跡を記憶する筆跡
    記憶手段と、 前記筆跡記憶手段により記憶された前記筆跡をセグメン
    テーションに区分して、文字認識を行い、認識結果を得
    る認識手段と、 前記筆跡記憶手段により記憶された前記筆跡と、前記認
    識手段により得られた認識結果のうちの第1の認識結果
    を表示する表示手段と、 前記入力手段により新たに入力された筆跡が、前記セグ
    メンテーションの修正指示であるか否かを判定する第1
    の判定手段と、 前記第1の判定手段により、前記セグメンテーションの
    修正指示が入力されたと判定された場合、前記認識手段
    により得られた前記認識結果に、前記修正指示により修
    正された前記セグメンテーションに対応する第2の認識
    結果が含まれているか否かを判定する第2の判定手段と
    を備え、 前記第2の判定手段により、前記修正指示により修正さ
    れた前記セグメンテーションに対応する第2の認識結果
    が含まれていると判定された場合、前記表示手段は、前
    記第2の認識結果を更に表示し、 前記第2の判定手段により、前記修正指示により修正さ
    れた前記セグメンテーションに対応する第2の認識結果
    が含まれていないと判定された場合、 前記認識手段は、前記筆跡記憶手段により記憶されてい
    る前記筆跡のうち、 前記修正指示に基づいた前記セグメンテーションに対応
    する部分に対して、新 たに文字認識を行って、第3の認
    識結果を得、 前記表示手段は、前記認識手段により認識された前記第
    3の認識結果を更に表示することを特徴とする手書き入
    力表示装置。
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