JP2992127B2 - 文字認識方法及び装置 - Google Patents

文字認識方法及び装置

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JP2992127B2
JP2992127B2 JP15004591A JP15004591A JP2992127B2 JP 2992127 B2 JP2992127 B2 JP 2992127B2 JP 15004591 A JP15004591 A JP 15004591A JP 15004591 A JP15004591 A JP 15004591A JP 2992127 B2 JP2992127 B2 JP 2992127B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書きにより文字を入力
し、その入力された文字を認識して対応する文字コード
を得る文字認識方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、タブレット等の座標入力装置
上で、手書きにより入力された文字を認識して表示する
手書き文字入力装置がある。このような文字入力装置で
は、手書きにより入力された文字を認識する際、予めそ
の認識候補文字の種類を指定しておき、手書きにより文
字が入力された時に、これら候補文字の中から複数の候
補文字を表示し、それら表示された候補文字の中から該
当する文字を選択して指定することにより、手書きによ
り入力された文字を認識するように構成されている。ま
た、手書き文字が入力される画面上の位置がどの領域に
属するかを判定し、その領域に対応して候補文字の種類
を特定し、それら特定された複数個の候補文字を表示し
て文字を認識できるようにした装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、以下に示すような問題がある。まず、前者の場
合では、認識候補文字の種類は、ある項目への入力時に
のみ有効であるため、例えば、入力する項目を変更し
て、異なる項目にデータを入力する場合には、その都
度、候補文字の種類を指定しなければならず、操作が面
倒である。
【0004】また、後者の場合には、領域の判定は、入
力されて文字認識された文字が表示される画面上の位置
に基づいて決定されるため、例えば文書のレイアウトを
変更すると、その変更の度に、その領域に対応した認識
候補文字の指定をやり直す必要がある。このため、例え
ば頻繁にレイアウトの変更を行って文書データを入力す
るような場合は、操作が極めて面倒であった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、罫線で表示された領域に入力された文字を認識して
その領域の項目タイトルとし、その項目タイトルが表示
された領域に入力された文字を、その項目タイトルに対
応した候補文字絞り込み情報に基づいて文字認識する文
字認識方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字認識方法は以下のような工程を備える。
即ち、罫線及び項目レイアウトを含むレイアウトを表示
部に表示しながら前記表示部に対応した座標系を有する
座標入力部に手書き入力された文字を認識する文字認識
装置における文字認識方法であって、罫線の位置情報に
基づいて罫線を表示し、文字が入力された位置情報と前
記罫線の位置情報とにより、当該入力された文字の属す
る領域を判定し、前記判定された領域に入力された文字
を認識して項目タイトルを得て当該領域に表示し、前記
項目タイトルが表示された領域に入力された文字の位置
情報と前記罫線の位置情報とにより、当該入力された文
字の属する領域の項目タイトルを検索し、前記検索され
た項目タイトルに対応付けて記憶されている候補文字絞
りこみ情報を選出し、前記選出された候補文字絞り込み
情報に基づいて前記領域に入力された文字を認識し、前
記文字の認識結果を表すパターンを前記領域に表示する
ことを特徴とする。
【0007】又上記目的を達成するために本発明の文字
認識装置は以下のような構成を備える。即ち、罫線及び
項目レイアウトを含むレイアウトを表示部に表示しなが
ら前記表示部に対応した座標系を有する座標入力部に手
書き入力された文字を認識する文字認識装置であって、
罫線の位置情報に基づいて罫線を表示する罫線表示手段
と、文字が手書き入力された位置情報と前記罫線の位置
情報とにより、当該入力された文字の属する領域を判定
する領域判定手段と、前記領域判定手段により判定され
た領域に入力された文字を認識して得た項目タイトルを
前記領域に表示するタイトル表示手段と、前記項目タイ
トルが表示された領域に入力された文字の位置情報と前
記罫線の位置情報とにより、当該入力された文字の属す
る領域の項目タイトルを検索するタイトル検索手段と、
前記タイトル検索手段により検索されたタイトルに対応
付けて記憶されている候補文字絞り込み情報を選出する
候補文字絞り込み情報選出手段と、前記候補文字絞り込
み情報選出手段により選出された候補文字絞り込み情報
に基づいて、前記項目タイトルが付された領域に入力さ
れる文字を認識する文字認識手段と、前記文字の認識結
果を表すパターンを前記領域に表示するよう制御する表
示制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】以上の工程を備える文字認識方法によれば、手
書き文字が入力された位置情報と罫線の位置情報とによ
り、当該手書き入力された文字の属する領域を判定し、
その判定された領域に入力された文字を認識して項目タ
イトルを得てその領域に表示し、その項目タイトルが表
示された領域に入力された文字の位置情報と罫線の位置
情報とにより、その入力された文字の属する領域の項目
タイトルを検索し、その検索された項目タイトルに対応
付けて記憶されている候補文字絞りこみ情報を選出し、
その候補文字絞り込み情報に基づいて、その領域に入力
された文字を認識して、その認識結果を示すパターンを
その領域に表示する。また本発明の文字認識装置によれ
ば、領域判定手段により、文字が入力された位置情報と
罫線の位置情報とにより、当該入力された文字の属する
領域を判定し、その判定された領域に入力された文字を
認識して得た項目タイトルをその領域に表示し、その項
目タイトルが表示された領域に入力された文字の位置情
報と罫線の位置情報とにより、入力された文字の属する
領域の項目タイトルを検索し、その検索されたタイトル
に対応付けて記憶されている候補文字絞り込み情報を選
出し、その選出された候補文字絞り込み情報に基づい
て、その項目タイトルが付された領域に入力される文字
を認識し、その認識結果を表すパターンをその領域に表
示するように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。図1は、本発明を実施した手書
き文字入力装置の機能構成を示す機能ブロック図、図2
は本実施例の手書き文字入力装置のハードウェア構成を
示す概略ブロック図である。
【0010】図2において、21はディジタイザ等の座
標入力用タブレットで、この操作面上で文字が描かれる
ことにより、手書き文字が入力される。22は液晶等の
表示部で、タブレット21と一体型に設けられており、
タブレット21に入力された手書き文字の輪郭を表示し
たり、文字認識された文字をROM24のフォントデー
タに従ってパターン展開した文字イメージなどが表示さ
れる。23は装置全体を制御するためのCPUで、例え
ばマイクロプロセッサ等のCPUで構成されている。2
4はROMで、CPU23の制御プログラムや、文字コ
ードに対応して各種文字パターン(文字フォントデー
タ)などを記憶している。25はRAMで、CPU23
のワークエリアとして使用され、各種データを記憶する
とともに、文字認識された文字コード列、更には後述す
る各種バッファ、各種フラグやモード状態等を記憶して
いる。
【0011】図1において、21は図2のタブレットか
らなる座標入力部、22は液晶等の表示部である。4〜
10及び16、17のそれぞれは各種処理部を示し、こ
れらについては詳しく後述する。12は文字認識処理を
示し、手書きで入力された文字を認識している。この文
字認識処理12には、データ入力処理部5より入力され
た、文書データとして入力された文字を認識する処理
と、タイトル入力処理部6より入力された項目のタイト
ル文字を文字認識する処理とが含まれている。13〜1
5は各種バッファで、文字認識部12で認識された文字
コードを記憶するデータバッファ13及びタイトルバッ
ファ14、更には罫線入力処理部7により入力された罫
線データなどを記憶する罫線バッファ15などを備えて
いる。
【0012】以上の構成を備える手書き文字入力装置に
おける処理を、図3に示すような個人情報を入力して表
示する装置の場合を例にして説明する。図3は、個人情
報の表示例を示す図ある。
【0013】図3に示すように、1ページ分の個人情報
は、「石井 和雄」「(044)549−5111」及
び「211」などのデータ、更には「名前」「電話」
「〒」「血液型」「住所」などの項目タイトル、及び各
項目を区切る罫線部分とから成っている。図3から明ら
かなように、1つの項目には、1本の罫線、項目タイト
ル文字列、データ文字列が存在する。また図3におい
て、「テーブル」「データ」「タイトル」などと書かれ
た上部の枠領域301は、手書き入力モードの切替えス
イッチを示している。尚、データモード、タイトルモー
ド、罫線モードにおけるデータ入力は、図1の座標入力
部21から入力される。
【0014】31はテーブル登録モードスイッチで、こ
のキー31が押下されることによりテーブル登録モード
がセットされる。この登録モード時には、座標入力部2
1で、ある項目を指示して、その項目における候補文字
を指定される。この登録処理に着いては、図5及び図6
を参照して詳しく説明する。32はデータモードスイッ
チで、このスイッチ32によりデータ入力モードが設定
されると、データ入力処理5が起動され、座標入力部2
1より入力される文字データが項目内のデータとして処
理される。又、33はタイトルモードスイッチで、この
スイッチ33によりタイトル入力モードが設定される
と、タイトル入力処理6が起動され、座標入力部21よ
り入力される文字データが項目内のタイトルとして処理
される。
【0015】更に、34は罫線モードスイッチで、この
スイッチ34により罫線入力モードが設定されると、罫
線入力処理7が起動され、座標入力部21より入力され
た座標値に基づいて罫線が形成され、罫線バッファ15
に記憶される。このようにして、データ入力処理5とタ
イトル入力処理6が起動されると、更に文字認識処理1
2を起動し、その手書き入力された文字に対応する文字
コードを得る。このようにして、手書きで入力されて認
識された文字コードや、罫線の座標値のそれぞれは、そ
の時のモードに従ってデータバッファ13、タイトルバ
ッファ14、罫線バッファ15のいずれかに蓄えられ
る。
【0016】35は消去モードスイッチで、このスイッ
チ35により消去モードが設定されると、既に入力され
ているデータ、タイトル、罫線のいずれかを、対応する
バッファより消去する。36は読み出しモードスイッチ
で、このスイッチ36により読み出しモードがセットさ
れると、記憶部2から1ページ分の個人情報を、それぞ
れ対応する各バッファに読み出す。即ち、データ部分は
データバッファ13に、タイトル部分はタイトルバッフ
ァ14に、罫線部分は罫線バッファ15にそれぞれ格納
される。37は保存モードスイッチで、この保存モード
では各バッファに記憶されているデータ、タイトル、罫
線等のデータを、1ページ分の個人情報として記憶部2
に保存する。尚、これらバッファ内の個人情報は、リア
ルタイムで表示部22に表示される。
【0017】図3に示した例では、「名前」「電話」
「〒」「血液型」「住所」の5項目を1ページ分の個人
情報として扱っている。このうち、タイトルが「電話」
の項目では、データとしては数字“0〜9”とカッコ
“()”とハイフン“−”だけが使用される。又、タイ
トルが「〒」の項目では、データとして数字とハイフン
だけが使用され、「血液型」の項目では、データとして
は英字「A」「B」「O」の3文字だけが使用されるも
のとする。そこで、文字認識の際、各項目に対応して使
用される可能性のある文字だけを認識候補とすれば、手
書きで入力された文字が正しく認識される確率が大幅に
向上する。
【0018】この実施例では、項目のタイトルと、認識
候補文字とを対応させることにより、最初に項目のタイ
トルと認識候補文字とを対応させる操作を行っておくだ
けで、例えそのレイアウトが変更されても、各項目とそ
の認識候補文字とが必ず対応するようになる。例えば、
図3のレイアウトを図4のように変更して、その表示位
置が変更されても、各項目は、そのタイトルにより特定
されるため、認識候補はそのままで新たに指定する必要
がない。
【0019】次に、各項目のタイトル及び認識候補文字
テーブルを登録する方法について説明する。テーブル登
録モード切り替えスイッチ31が押下されてテーブル登
録モードが設定され、ある項目を指示すると図5に示す
画面が表示部22に表示される。ここでは、英数、カ
ナ、記号、漢字の各文字種ごとに、その全部を認識候補
とするか、その一部のみを認識候補とするか、またはそ
の全部を認識候補から除外するかを選択する。
【0020】図5の例は、例えば、タイトルが「電話」
或いは「〒」の項目の認識候補文字を登録する場合で示
しており、これらの項目では、英数文字の一部(数字0
〜9のみ)と、記号の一部ハイフン“−”のみが入力さ
れる可能性があるため、英数と記号のそれぞれは一部の
みが指定され、カナ文字及び漢字は認識候補文字から除
外されている。
【0021】図6は、図5に示すように、英数文字の一
部を認識候補とするように指示された時に、表示部22
に表示された英数文字列の指定範囲を示し、ここでは、
“0〜9”の数字のみが指定されている。
【0022】こうして、テーブル登録操作が終了する
と、指示された項目のタイトルの文字列と、選択された
認識候補文字とが対応付けられて、タイトル・認識候補
テーブル11に登録される。
【0023】次に、罫線モード切り換えスイッチ34が
押下されて、罫線モードが設定された時の、罫線の入力
方法について説明する。ここでは簡単のため、水平線方
向の罫線のみとする。モード切り替えスイッチ34によ
り罫線入力モードが設定されると、座標入力部21上に
ペンで罫線を書く。この罫線の書き始めにペンダウンし
た点のX座標及びY座標を罫線の始点のX座標、Y座標
(X0 ,Y0 )とし、ペンが座標入力部21の操作面よ
りアップされた(ペンアップ)点のX座標を罫線の終点
のX座標(X1 )とする。これにより、始点(X0 ,Y
0 )より終点(X1 ,Y0 )までの罫線が決定され、罫
線の始点のX座標及びY座標、終点のX座標が罫線バッ
ファ15に記憶される。
【0024】次に、各項目内に入力される個人データ及
び各項目のタイトルの入力の仕方について説明する。図
7は座標入力部21で座標位置が指定され、手書き文字
入力が行われる時の処理を示すフローチャートである。
【0025】まず、ステップS1において、表示部22
と一体に構成された座標入力部21上に文字が手書きさ
れると、座標入力部21より、その書かれた座標列が出
力される。次にステップS2に進み、項目判定処理17
によって、入力された座標列と、既に存在している罫線
との位置関係により、手書き入力された文字がどの項目
に属しているかを判定する。ここで、図3に示すよう
に、罫線は項目と1対1に対応しているため、画面上に
手書きで入力された各文字がどの項目に属するかを決定
することができる。
【0026】即ち、この項目を決定する処理では、Y座
標の小さい罫線(上側にある罫線)から順に検索してい
き、手書き入力された文字のY座標がその罫線のY座標
より小さく(罫線の上側にある)、かつ手書き入力され
た文字のX座標が、その罫線の左端と右端のX座標の間
にあるとき(罫線上に位置している)、その手書き入力
された文字は、その罫線に対応する項目に属するものと
する。このようにして、手書き入力された文字に対応す
る罫線の検索を行う。
【0027】こうして、手書き入力された文字に対応す
る罫線が決定されると、ステップS3において、タイト
ル検索処理16によって、その罫線に対応する項目のタ
イトルの文字列をタイトルバッファ14から検索する。
こうして、その項目のタイトルが決定されるとステップ
S4に進み、そのタイトルに対応する認識候補をタイト
ル・認識候補テーブル11より選び出す。これにより、
後述の文字認識処理における認識候補文字が決定される
ことになる。
【0028】次に、ステップS5に進み、座標入力部2
1より入力された座標値列に基づいて、これら認識候補
を用いて文字認識を行う。ステップS6において、各項
目内の個人データの入力モードであればステップS7へ
進み、認識された文字コードと、その文字の座標値とを
データバッファ13に記憶する。一方、ステップS6に
おいて、各項目のタイトル入力モードであればステップ
S8へ進み、タイトルバッファ14に、その認識された
タイトルの文字コードと、その座標値を記憶する。ここ
では、ある項目に属する文字の集合の内、個人データ入
力モードで入力された文字をY座標の小さい順に並べ、
さらに同一Y座標の文字はX座標の小さい順に並べたも
のをデータ文字列としており、タイトル入力モードで入
力された文字も、同様の方法で並べられたものをタイト
ル文字列としている。これにより、上から下、及び左か
ら右に書かれた順に、認識された文字が並んで記憶され
る。
【0029】この装置を用いると、項目の位置を決定す
る罫線と、その項目のタイトルのみのフォーマットを予
め作成して保存しておき、それをタイトル・認識候補テ
ーブル11に登録しておく。これにより、後で個人デー
タを入力するときには、フォーマットのみを読出して、
データ部分を手書きで入力するだけで、その項目に対応
する認識候補文字に基づいて文字認識を行うことができ
る。従って、同一のフォーマットで、多量のデータを入
力する定型業務に非常に有効である。
【0030】また、手書き文字が1文字ずつ入力される
毎に、その手書き入力された項目位置を判定して、その
項目のタイトルを検索して、その項目に対応する認識候
補を決定するという手順を実行している。このため、手
書き入力される表示画面のレイアウトを変更しても、そ
の項目のタイトルが変わらない限り、その手書き入力さ
れる項目の認識候補を再度指定し直す必要がない。従っ
て、文書のレイアウトの変更を頻繁に行うような非定型
業務にも非常に有効である。
【0031】なお、前述の実施例では、罫線は水平線で
あるとして説明したが、手書き入力された文字が、ある
罫線に対応していて、その罫線がある項目のタイトルと
対応付けられれば、罫線はどんな形をしていても良いこ
とになる。また、これらの罫線は、例えば目に見える罫
線以外の仮想的な線であって、その仮想的な罫線で項目
が区切られていても良いことはもちろんである。
【0032】また、上記実施例では、各項目のタイトル
は文字列であったが、例えばアイコンでも指定されてい
ても良い。この場合は、アイコンに番号をつけ、番号と
認識候補を対応させるテーブルを設けると良い。
【0033】このように、罫線等により画面を領域に区
切り、各領域に対応する何らかの特定するためのシンボ
ル(特定情報)と、そのシンボルと認識候補を対応させ
るテーブルを設けておき、手書き入力された文字がどの
領域に属しているかを判定して、認識候補を設定できる
ので、文書のレイアウトを自由に変更或いは設定して手
書き文書を作成できる。
【0034】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発
明により規定された処理を実行するプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0035】以上説明したように本実施例によれば、手
書き入力された文字位置が画面上のどの領域に属するか
を判定し、その領域に対応する特定情報に基づいて、各
領域の認識候補文字を決定できるので、それらの項目に
対応して正しく文字認識される確率が高くなるという効
果がある。
【0036】また、このような認識候補の登録を、各項
目に対応して設定しておくだけで、例え手書き入力する
項目位置を変更するようなレイアウト変更を行っても、
これら認識候補の再設定を行うことなく効率よく文字認
識できる効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字が入力された領域に、その入力された文字を認識した
項目タイトルを付し、その項目タイトルに応じて認識候
補文字を絞り込むための候補文字絞り込み情報を選出
し、その絞り込み情報により、その後その領域に入力さ
れた文字を認識するので、効率良くかつ精度の高い文字
認識を実現できる。また本発明によれば、項目タイトル
を手書きにより入力できるので、項目タイトルの編集、
即ちその領域に入力される文字の認識候補文字を絞り込
むための候補情報の絞り込みが容易に行なえるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の手書き文字入力装置の機能構成を示
す機能ブロック図である。
【図2】本実施例の手書き文字入力装置の概略ハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の手書き文字入力装置に個人情報を表
示した画面の表示例を示す図である。
【図4】図3に示すレイアウト表示を変更した例を示す
図である。
【図5】本実施例の手書き文字入力装置において、認識
候補を文字種単位で選択するための画面表示例を示す図
である。
【図6】英数文字の一部を認識候補として選択するため
の画面の表示例を示す図である。
【図7】本実施例の手書き文字入力装置におけるデータ
やタイトルの手書き文字を入力する時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 記憶部 4 テーブル登録処理 5 データ入力処理 6 タイトル入力処理 7 罫線入力処理 8 消去処理 10 読出処理 10 保存処理 11 タイトル・認識候補テーブル 12 文字認識処理 13 データバッファ 14 タイトルバッファ 15 罫線バッファ 16 タイトル検索処理 17 項目判定処理 21 座標入力部 22 表示部(LCD) 23 CPU 24 ROM 25 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巽 栄作 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田中 淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 谷石 信之介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−55681(JP,A) 特開 平3−81817(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 罫線及び項目レイアウトを含むレイアウ
    トを表示部に表示しながら前記表示部に対応した座標系
    を有する座標入力部に手書き入力された文字を認識する
    文字認識装置における文字認識方法であって、罫線の位置情報に基づいて罫線を表示し、 文字が入力された位置情報前記罫線の位置情報とによ
    り、当該入力された文字の属する領域を判定し、 前記判定された領域に入力された文字を認識して項目タ
    イトルを得て当該領域に表示し、 前記項目タイトルが表示された領域に入力された文字の
    位置情報と前記罫線の位置情報とにより、当該入力され
    た文字の属する領域の項目タイトルを検索し、 前記検索された項目タイトルに対応付けて記憶されてい
    る候補文字絞りこみ情報を選出し、 前記選出された候補文字絞り込み情報に基づいて前記領
    域に入力された文字を認識し、 前記文字の認識結果を表すパターンを前記領域に表示す
    ることを特徴とする文字認識方法。
  2. 【請求項2】 罫線入力モードにおいて前記罫線の位置
    情報を入力する工程を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載の文字認識方法。
  3. 【請求項3】 前記候補文字絞り込み情報は、認識候補
    文字の文字種を特定する情報であることを特徴とする請
    求項1に記載の文字認識方法。
  4. 【請求項4】 前記項目タイトルは、その領域に入力さ
    れるべき文字データの認識候補を特定する情報であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の文字認識方法。
  5. 【請求項5】 前記表示するパターンは、フォントデー
    タに従って展開した文字パターンとすることを特徴とす
    る請求項1に記載の文字認識方法。
  6. 【請求項6】 前記表示するパターンは、アイコンとす
    ることを特徴とする請求項1に記載の文字認識方法。
  7. 【請求項7】 前記候補文字絞り込み情報は、項目タイ
    トルに対応付けて入力した情報とすることを特徴とする
    請求項1に記載の文字認識方法。
  8. 【請求項8】 罫線及び項目レイアウトを含むレイアウ
    トを表示部に表示しながら前記表示部に対応した座標系
    を有する座標入力部に手書き入力された文字を認識する
    文字認識装置であって、 罫線の位置情報に基づいて罫線を表示する罫線表示手段
    と、 文字が手書き入力された位置情報前記罫線の位置情報
    とにより、当該入力された文字の属する領域を判定する
    領域判定手段と、 前記領域判定手段により判定された領域に入力された文
    字を認識して得た項目タイトルを前記領域に表示するタ
    イトル表示手段と、 前記項目タイトルが表示された領域に入力された文字の
    位置情報 と前記罫線の位置情報とにより、当該入力され
    た文字の属する領域の項目タイトルを検索するタイトル
    検索手段と、 前記タイトル検索手段により検索されたタイトルに対応
    付けて記憶されている候補文字絞り込み情報を選出する
    候補文字絞り込み情報選出手段と、 前記候補文字絞り込み情報選出手段により選出された候
    補文字絞り込み情報に基づいて、前記項目タイトルが付
    された領域に入力される文字を認識する文字認識手段
    と、 前記文字の認識結果を表すパターンを前記領域に表示す
    るよう制御する表示制御手段と、を有することを特徴と
    する文字認識装置。
  9. 【請求項9】 前記罫線の位置情報を入力する罫線入力
    手段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の文
    字認識装置。
  10. 【請求項10】 前記候補文字絞り込み情報は、認識候
    補文字の文字種を特定する情報であることを特徴とする
    請求項8に記載の文字認識装置。
  11. 【請求項11】 前記項目タイトルは、その領域に入力
    されるべき文字データの認識候補を特定する情報である
    ことを特徴とする請求項8に記載の文字認識装置。
  12. 【請求項12】 前記表示するパターンは、フォントデ
    ータに従って展開した文字パターンとすることを特徴と
    する請求項8に記載の文字認識装置。
  13. 【請求項13】 前記表示制御手段が表示するよう制御
    するパターンは、アイコンとすることを特徴とする請求
    項8に記載の文字認識装置。
  14. 【請求項14】 前記項目タイトルに対応付けて候補文
    字絞り込み情報を入力する候補文字絞り込み情報入力手
    段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の文字
    認識装置。
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