JP3327451B2 - 自動車用音響機器及びその制御方法 - Google Patents

自動車用音響機器及びその制御方法

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JP3327451B2 JP06961896A JP6961896A JP3327451B2 JP 3327451 B2 JP3327451 B2 JP 3327451B2 JP 06961896 A JP06961896 A JP 06961896A JP 6961896 A JP6961896 A JP 6961896A JP 3327451 B2 JP3327451 B2 JP 3327451B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用車に搭載する
音響機器及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌のキャビンの左側と右側とにスピー
カが取り付けられ、その左右バランスは左右バランス調
整つまみで行なう車輌用の音響機器は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商用車
の場合そのキャビンは横方向に長い箱型であるので、運
転席と助手席との間隔が大きく、したがって、ステレオ
装置のステレオ効果について下記のような問題がある。
すなわち、ドライバと助手との2名乗車の場合を考慮し
て、左右のバランスを崩すことがないように音量の左右
バランスを設定することが行われているが、ドライバの
み1名乗車の場合には、所望のステレオ効果が得られな
い。また、左右のバランス調整つまみの調整範囲では不
十分であり、極端に調整範囲を拡大すると、不自然なバ
ランスになったり、音が割れて聞き苦しくなるという問
題がある。
【0004】また、実開平2−62894号公報の技術
や実開昭62−39352号の技術が開示されている
が、前者は2・4スピーカのきり変えに関する技術であ
り、後者はステレオ装置本体とスピーカとの間を無線で
制御する技術であり、何れも本願の課題に関するもので
ない。
【0005】したがって、本発明は、助手席の乗員の有
無に拘らず、最適なステレオ効果を得ることができる自
動車用音響機器及びその制御方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、助手席
に人がいるか否かを検出し、助手席に人がいない場合に
は一方のスピーカ、センタースピーカの2つのスピーカ
から音を出力し、且つ、センタースピーカからはステレ
オ効果を得る際に他方のスピーカから出力されるべき音
が出力され、助手席に人がいる場合には一方のスピー
カ、センタースピーカ、他方のスピーカの3つのスピー
カから音を出力し、且つ、センタースピーカからは一方
のスピーカから出力されるべき音と他方のスピーカから
出力されるべき音とが出力されることを特徴とする自動
車用音響機器の制御方法を提供している。
【0007】また、本発明によれば、前記助手席に人が
いない場合に、該助手席に新たに人が乗ってきたなら
ば、他方のスピーカの出力を徐々にアップし、それに同
期して、他方のスピーカから出力されるべき音と一方の
スピーカから出力されるべき音の双方がセンタースピー
カから出力される自動車用音響機器の制御方法を提供し
ている。
【0008】さらに、本発明によれば、前記助手席に人
がいる場合に、該助手席から人が降りたならば、他方の
スピーカの出力を徐々に低下し、それに同期して、他方
のスピーカから出力されるべき音だけがセンタースピー
カから出力される自動車用音響機器の制御方法を提供し
ている。
【0009】また、本発明によれば、一方のスピーカ、
センタースピーカ、他方のスピーカの3つのスピーカ
と、助手席に人がいるか否かを検出する検出手段と、検
出手段の出力に応答して一方のスピーカ、センタースピ
ーカ、他方のスピーカからの出力を制御する制御手段と
を有し、前記制御手段は、助手席に人がいない旨が検出
された場合に一方のスピーカ、センタースピーカの2つ
のスピーカから音を出力し、且つ、センタースピーカか
らはステレオ効果を得る際に他方のスピーカから出力さ
れるべき音を出力し、一方、助手席に人がいる旨が検出
された場合に一方のスピーカ、センタースピーカ、他方
のスピーカの3つのスピーカから音を出力し、且つ、セ
ンタースピーカからは一方のスピーカから出力されるべ
き音と他方のスピーカから出力されるべき音を出力する
様に制御している。
【0010】また、本発明によれば、前記他方のスピー
カには、助手席に人がいない場合に該助手席に新たに人
が乗ってきた際に、当該他方のスピーカの出力を徐々に
アップするフェードイン機構が設けられている。
【0011】また、本発明によれば、前記他方のスピー
カには、前記助手席に人がいる場合に該助手席から人が
降りた際に、当該他方のスピーカの出力を徐々に低下す
るフェードアウト機構が設けられている。
【0012】そして、前記一方のスピーカ、センタース
ピーカ、他方のスピーカは3つ共に運転席の後部パネル
に設けられていることが好ましく、さらに、前記一方の
スピーカ、センタースピーカ、他方のスピーカは3つ共
に運転席の前方に設けられていてもよい。
【0013】また、右ハンドル車においては、一方のス
ピーカを右側スピーカ、他方のスピーカを左側のスピー
カとし、左ハンドル車においては他方のスピーカを右側
スピーカ、一方のスピーカを左側のスピーカとする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、右ハンド
ル車について本発明の実施の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態を示す全体
構成図を示し、本体1には矢印Aで進行方向を示す図示
しないキャブのバックパネルの左側の助手席8の後方に
スピーカ2(L)がフェードイン手段2aおよびフェー
ドアウト手段2bを介して電気回路で接続され、中央に
スピーカ3(C)と右側の運転席7の右後方とにスピー
カ4(R)とがそれぞれ電気回路で接続されている。な
お、スピーカは前後方向に出入りしないよう配置するこ
とが好ましい。
【0016】また、本体に設けられた制御装置5には助
手席の座面に設けられたシートセンサ6が電気回路で接
続され、その制御装置5はシートセンサ6からの信号に
より本体からスピーカに出力される左右のステレオ出力
を予め設けられたプログラムに従ってスピーカに切り換
え出力するよう構成されている。
【0017】なお、符号11はパワースイッチ、12は
音量調整、13は高音調整、14は低音調整、15はチ
ューニング、16a〜16nは選曲スイッチ1〜6、1
7はFM/AMの切り換えスイッチをそれぞれ示し、何
れも公知技術である。
【0018】以下、図2を参照して、作用について説明
する。
【0019】作動に際し、パワースイッチ11をONし
(ステップS1)、助手席のシートセンサ6からの信号
を入力する(ステップS2)。助手席に乗員があるか否
か判断する(ステップS3)。YESだったら、スピー
カ2(L)よりL側のステレオ出力(以下Lという)
を、スピーカ4(R)からR側のステレオ出力(以下R
という)を、センタスピーカ3(C)からはLとR側の
出力を出力する(ステップS4)。NOの場合は乗員が
ないので、4(R)のスピーカはRを出力し、3(C)
と2(L)のスピーカからはLを出力する(ステップS
8)。助手席のセンサの信号を入力し、乗員の有無を判
断する(ステップS5、6)。NOの場合は乗員が下車
したと判断し、スピーカ2(L)の出力をフェードアウ
ト手段を介してフェードアウトしてステップ8に進み、
YESだったら、ステップS4に戻る。さらに、助手席
のセンサより信号を入力し、乗員の有無を判断する(ス
テップS9、10)。YESだったら、スピーカ2
(L)をフェードインして次第に音量を大とし(ステッ
プS11)、NOの場合は、ステップS8に戻り制御を
終わる。
【0020】また、3カ所のスピーカは全て運転席の前
方であるダッシュボード側に設けてもよく、ベッドでの
仮眠に邪魔にならないことを除き、作用効果は同じであ
る。以上のように制御されているので、助手席の乗員が
乗り降りしてもドライバと助手席の乗員とはそれぞれス
テレオ効果を充分に享受することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、乗員の人数に拘らず最適なステレオ効果が得られ、
スピーカを前側に設ければ、ベッドでの仮眠を妨げるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す音響機器の構成
図。
【図2】図1の制御のフローチャート図。
【符号の説明】
1・・・オーディオ機器本体 2・・・左スピーカ 3・・・センタスピーカ 4・・・右スピーカ 5・・・制御装置 6・・・助手席シートセンサ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 助手席に人がいるか否かを検出し、助手
    席に人がいない場合には一方のスピーカ、センタースピ
    ーカの2つのスピーカから音を出力し、且つ、センター
    スピーカからはステレオ効果を得る際に他方のスピーカ
    から出力されるべき音が出力され、助手席に人がいる場
    合には一方のスピーカ、センタースピーカ、他方のスピ
    ーカの3つのスピーカから音を出力し、且つ、センター
    スピーカからは一方のスピーカから出力されるべき音と
    他方のスピーカから出力されるべき音とが出力されるこ
    とを特徴とする自動車用音響機器の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記助手席に人がいない場合に、該助手
    席に新たに人が乗ってきたならば、他方のスピーカの出
    力を徐々にアップし、それに同期して、他方のスピーカ
    から出力されるべき音と一方のスピーカから出力される
    べき音の双方がセンタースピーカから出力される請求項
    1の自動車用音響機器の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記助手席に人がいる場合に、該助手席
    から人が降りたならば、他方のスピーカの出力を徐々に
    低下し、それに同期して、他方のスピーカから出力され
    るべき音だけがセンタースピーカから出力される請求項
    1の自動車用音響機器の制御方法。
  4. 【請求項4】 一方のスピーカ、センタースピーカ、他
    方のスピーカの3つのスピーカと、助手席に人がいるか
    否かを検出する検出手段と、検出手段の出力に応答して
    一方のスピーカ、センタースピーカ、他方のスピーカか
    らの出力を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
    は、助手席に人がいない旨が検出された場合に一方のス
    ピーカ、センタースピーカの2つのスピーカから音を出
    力し、且つ、センタースピーカからはステレオ効果を得
    る際に他方のスピーカから出力されるべき音を出力し、
    一方、助手席に人がいる旨が検出された場合に一方のス
    ピーカ、センタースピーカ、他方のスピーカの3つのス
    ピーカから音を出力し、且つ、センタースピーカからは
    一方のスピーカから出力されるべき音と他方のスピーカ
    から出力されるべき音を出力する様に制御していること
    を特徴とする自動車用音響機器。
  5. 【請求項5】 前記他方のスピーカには、助手席に人が
    いない場合に該助手席に新たに人が乗ってきた際に、当
    該他方ののスピーカの出力を徐々にアップするフェード
    イン機構が設けられている請求項4の自動車用音響機
    器。
  6. 【請求項6】 前記他方のスピーカには、前記助手席に
    人がいる場合に該助手席から人が降りた際に、当該他方
    ののスピーカの出力を徐々に低下するフェードアウト機
    構が設けられている請求項4の自動車用音響機器。
  7. 【請求項7】 前記一方のスピーカ、センタースピー
    カ、他方のスピーカは3つ共に運転席の後部パネルに設
    けられている請求項4−6のいずれかの自動車用音響機
    器。
  8. 【請求項8】 前記一方のスピーカ、センタースピー
    カ、他方のスピーカは3つ共に運転席の前方に設けられ
    ている請求項4−6のいずれかの自動車用音響機器。
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CN114734942A (zh) * 2022-04-01 2022-07-12 深圳地平线机器人科技有限公司 调节车载音响音效的方法及装置

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