JP3315314B2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents

低挿入力コネクタ

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低挿入力型のコネ
クタに関し、特に複数対のプラグ型コンタクトとソケッ
ト型コンタクトとの接続係止機構を有する低挿入力コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から低い挿入力でコネクタ嵌合が可
能な低挿入力コネクタに関しては、例えば、特開平2−
123681号公報等に開示されたものが知られてい
る。図7および図8に示すように従来の雌雄一対の低挿
入力コネクタ51は、複数対の雌・雄コンタクト4,5
の一方、例えば、ソケット型の雌コンタクト4を保持
し、かつ側壁にピン状のカム突起8を有する雄ハウジン
グ56と、カム突起8を係合して雌・雄コンタクト4,
5を接続方向に引き付けるカム溝10を有するスライダ
59を備えている。また、雌・雄コンタクト4,5の他
方、例えば、プラグ型の雄コンタクト5を保持し、かつ
スライダ59を長手方向に摺動可能に支持する雌ハウジ
ング61と、スライダ59を雌ハウジング61内で摺動
させる摺動機構62を備えている。
【0003】さらに詳しくは、雌ハウジング61は長手
方向の両端部分しかない底壁63の両側に側壁64が立
設され、この側壁64の天部は内側に折り曲げられて長
手フランジ65が形成されており、スライダ59が上方
へ逸脱するのを防止している。また、長手フランジ65
にはカム突起8を通すための切り欠き66が設けられて
いる。従って、底壁63には位置合わせ孔67があるだ
けで中央部は大きな抜け穴68が形成されている。ま
た、側壁64の後部底付近には摺動機構62のレバーア
ームを回動するためのセンタ孔69が設けられている。
【0004】上記スライダ59は、前端壁の両側に側壁
70が設けられていて平面的にはU字形状をしている。
そして、側壁70には適数のカム溝10が設けられてい
る。このカム溝10は、カム突起8を導入するための導
入溝23と、引き入れるための傾斜溝24と、係止する
ための係止溝25とからなっている。また、側壁70の
後部底付近にはセンタ孔69に嵌合するレバーセンタ7
4との干渉を避けるための逃げ溝71が設けられてい
る。さらに、後端部には後述のピボット突起が嵌入され
る天底方向に長い縦長穴72が設けられている。
【0005】上記摺動機構62は、側面から視て内側に
梯形状に曲がりかつ断面がチャンネル状のレバーアーム
73と、レバーアーム73の基部に設けられてセンタ孔
69に嵌合するレバーセンタ74と、レバーセンタ74
よりレバーアーム73の中央よりに設けられて縦長孔7
2に嵌入されるピボット突起75とからなっている。そ
して、レバーアーム73の先端にはラッチ機構76が設
けられている。さらに、ラッチ機構76は可撓性合成樹
脂等の可撓性材からなり、門形状の固定脚77と、この
固定脚77の脚部で脚部同士が一体的に連結された門形
状の自由脚78と、後述のカバー部材側面に設けられた
ピン状のラッチ突起88とからなっている。また、自由
脚78の前端面には脚方から角度アーム79、頂部80
およびラッチ突起88を捉えて係止するキャッチ面81
とが設けられている。
【0006】次に、雄コネクタ53は、天底の抜けた箱
形の雄ハウジング56の側面に適数のピン状のカム突起
8が設けられると共に、雄ハウジング56の天部をカバ
ーするカバー部材84がスペース壁83を介して設けら
れている。そして、カバー部材84には底板85と、チ
ャンネル断面のカバー体86とがあり、底板85にはソ
ケット形の雌コンタクトが底方向に向けて装着されてい
る。さらに、カバー体86の側壁87にはピン形のラッ
チ突起88が設けられており、雌コンタクト4に接続さ
れた電線は略直角に折り曲げられて電線開口端89から
導き出される。
【0007】また、プラグ形の雄コンタクト5は、雄コ
ンタクトハウジング40の中間板41に上方に向けて装
着され、中間板41の上には天底が抜けた箱形の包囲壁
42が設けられている。この包囲壁42の外巾寸法は、
スライダ59の内巾寸法より嵌合隙間だけ小さく設定さ
れている。そして、中間板41の長手方向端部には位置
合わせ孔43が設けられているから、雌ハウジング61
の抜け穴68の下方から包囲壁42を挿入して位置合わ
せ孔43,67で取り付ければ雌コネクタ52が組み立
てられる。なお、包囲壁42の高さは係止溝25の高さ
より低いからカム突起8の作動には干渉されない。
【0008】上記構成の低挿入力コネクタ51において
は、レバーアーム73を後方へ起こした状態の雌コネク
タ52に雄コネクタ53を被せて軽く押圧すると、カム
突起8は切り欠き66を通り導入溝23に入る。そし
て、レバーアーム73の先端を前方に押圧するとレバー
センタ74を中心にして前方へ回動され、ピボット突起
75も前方へ移動するからスライダ59は前方へ摺動さ
れる。
【0009】従って、カム突起8は、傾斜溝24により
底側に強く引き寄せられるから雌・雄コンタクト4,5
は確実に接続される。さらに、スライダ59が前方へ摺
動するとカム突起8は係止溝25に案内されるから雌・
雄コネクタ52,53は確実に係止される。この時、ラ
ッチ突起88が自由脚78の角度アーム79に当接され
るから自由脚78は後方に撓み、ラッチ突起88は頂部
80を乗り越えてキャッチ面81に捉えられる。よっ
て、レバーアーム73もラッチ機構76によって確実に
係止される。
【0010】上述したように、低挿入力コネクタ51
は、レバーセンタ74からレバーアーム73の先端まで
の距離がレバーセンタ74からピボット突起75までの
距離に比べて遥かに大きいから、レバーアーム73の先
端を小さな力で押圧しても雌・雄コネクタ52,53は
大きな力で挿入接続される。また、多数の雌・雄コンタ
クト4,5が同時に接続されるにも係わらず自動車等の
用途に使われる場合には、奥深い場所に配置されること
が多いのでレバーアーム73を軽く前方に倒すだけで強
力かつ確実に接続できるから作業性が良好である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の低挿入力コネクタ51においては、雌・雄コネ
クタ52,53の接続に際てレバーアーム73を前方に
倒すので、雄コネクタ53がレバーアーム73に覆われ
てしまう。従って、雄コネクタ53に装着された雌コン
タクトに接続された電線は折り曲げられて電線開口端8
9から取り出さなければならない。よって、電線の取り
回しが限定され、取り扱い性が悪いという問題がある。
また、スライダ59のカム溝10には係止溝25が設け
られているが、カム突起8が係止溝25に係止されただ
けでは、雌・雄コンタクト52,53を完全に係止する
ことはできない。即ち、上述の摺動機構62およびその
中のレバーアーム73は設計上ある程度大きくなるの
で、それに伴うレバーアーム73の重さも大きくなる。
従って、上下方向の振動に対してはレバーアーム73が
動いて雌・雄コネクタ2,3が外れてしまう心配がある
ので、ラッチ機構76を設ける必要があり、コスト高に
つながるという問題がある。
【0012】本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、狭い場所でも操作が容易で、電線の引き
回し等の取り扱い性が良く、かつ安価な低挿入力コネク
タを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1項
の低挿入力コネクタであって、複数対の雌・雄コンタク
トの一方を保持し、かつ側壁にカム突起を有する雄ハウ
ジングと、前記カム突起を係合して前記雌・雄コンタク
トを接続方向に引きつけるカム溝を有するスライダと、
前記雌・雄コンタクトの他方を保持し、かつ前記スライ
ダを長手方向に摺動可能に支持する雌ハウジングと、前
記スライダを前記雌ハウジング内で摺動させる摺動機構
とからなる雌雄一対の低挿入力コネクタにおいて、前記
摺動機構が、前記雌ハウジングの端壁に回動可能に支持
され、かつ長手方向に延伸された支軸と、この支軸の外
端に設けられた推進突起をボス部に有する操作レバー
と、前記スライダの端壁に立設されると共に、前記推進
突起に係合する螺状溝を内面に有する円弧壁とからなる
ことを特徴とする低挿入力コネクタによって解決するこ
とができる。
【0014】上記構成の低挿入力コネクタによると、支
軸が長手方向に設けられているので操作レバーの回転面
は雌ハウジングの端壁に平行でかつこの端壁の外にある
ので低挿入力コネクタの天・底面から接続される雌・雄
コンタクトからの電線の取り回しが自由になり、取り扱
い性の向上を図ることができる。
【0015】また上記課題は、請求項2項の低挿入力コ
ネクタであって、前記スライダの側壁に設けられたカム
溝が、前記カム突起を導入する導入溝と、前記雌・雄コ
ンタクトを接続方向に引きつける傾斜溝と、接続位置に
保持する係止溝とからなることを特徴とする請求項1記
載の低挿入力コネクタによって解決することができる。
上記構成の低挿入力コネクタによると、前記操作レバー
は小型で重量を小さくできると共に、カム溝の末端に係
止溝が設けられていると、操作レバーのラッチ機構を別
に設ける必要がなくなるから、製造コストが低減される
と共に、嵌合離脱時の作業性の向上を図ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
1乃至図6に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の
低挿入力コネクタの一実施の形態例を示す分解斜視図、
図2は図1における接続状態を示す組立斜視図、図3は
図1における雌コネクタ部分の組立斜視図、図4は図2
における側面作動説明図、図5は図4における接続完了
状態を示す側面作動説明図、図6は図2における後面作
動説明図である。図1乃至図3に示すように本実施の形
態例における雌雄一対の低挿入力コネクタ1は、複数対
のソケット型の雌コンタクト4を保持し、かつ側壁7に
ピン状のカム突起8を有する雄ハウジング6と、カム突
起8を係合して雌・雄コンタクト4,5を接続方向に引
きつけるカム溝10を有するスライダ9と、プラグ型の
雄コンタクト5を保持し、かつスライダ9を長手方向に
摺動可能に支持する雌ハウジング11と、スライダ9を
雌ハウジング11内で摺動させる摺動機構12とから構
成されている。
【0017】前記摺動機構12は、雌ハウジング11後
部の端壁13の支軸支持穴14に回動可能に支持され、
かつ長手方向に延伸された支軸15と、この支軸15の
外端に設けられた推進突起16をボス部17に有する操
作レバー18と、スライダ9後部の端壁19に立設され
ると共に、推進突起16に係合する螺状溝20を内面に
有する円弧壁21とから構成されている。
【0018】また、前記スライダ9は、両脇に側壁22
と後端に端壁19が設けられていて、側壁22には適数
のカム溝10が設けられている。このカム溝10は、カ
ム突起8を導入するための導入溝23と、引き入れるた
めの傾斜溝24と、係止するための係止溝25とからな
っている。また、端壁19には支軸15を貫通して回転
かつ長手方向に摺動自在に支持するための貫通穴26が
設けられている。
【0019】また、前記雌ハウジング11は、天板が抜
けた長い箱形をしていて、内部に雄コンタクト5が装着
され、接続電線は底壁から外方へ導かれるようになって
いる。そして、両側の上下外縁部には長手方向に連続し
てフランジ28,29が突出して設けられていて、スラ
イダ9の側壁22を案内して長手方向に摺動可能に支持
するようになっている。また、上縁部のフランジ28に
はカム突起8を通過させるための切り欠き30が設けら
れている。なお、プラグ型の雄コンタクト5は、すでに
雌コネクタ2の底壁から雄コネクタ3の嵌合方向に向け
て装着されており、図示されていない複数の接続電線が
底壁から所望方向に配索されている。
【0020】また、前記雄ハウジング6は、天板と底部
が抜けた長い箱形状で、側壁7の底部付近に適数のカム
突起8が設けられている。また、上部には端壁も含めて
フランジ31が周設されており、天板を兼ねて雌コンタ
クト4を装着保持するための装着板32が設けられてい
る。なお、ソケット型の雌コンタクト4が雄コネクタ3
の装着板32に雌コネクタ2の嵌合方向に向けて装着さ
れており、図示されていない複数の接続電線が雄ハウジ
ング6の天部から所望方向に配索されている。また、支
軸15は雌ハウジング11の支軸支持穴14に回転可能
に当接支持されているが、長手方向には摺動されないた
めにフランジ31の他に例えば図示されないスナップリ
ング等で保持される。
【0021】上述した本実施の形態例の低挿入力コネク
タ1においては、先ずスライダ9の貫通穴26に支軸1
5が挿通される。この時、推進突起16が円弧壁21内
面の螺状溝20に係合された状態で操作レバー18を回
動させながら支軸15を挿通させる。次に、図3に示す
ように雌コネクタ2にスライダ9が組み付けられる。即
ち、スライダ9の両側壁22,22が雌コネクタ2の両
フランジ28,29間に嵌挿されると共に、支軸15が
支軸支持穴14に支持され、スナップリング等で位置決
めされる。
【0022】次に、図4に示すように雄コネクタ3が雌
コネクタ2の図中上方から軽く押し込まれると、カム突
起8は切り欠き30をすり抜けてカム溝10の導入溝2
3内に収容されると共に、対応する図示されていない雌
・雄コンタクト4,5の先端同士が当接されて接続が開
始される。そして、図6に示すように操作レバー18が
本実施の形態例では時計回り方向へ回動されると、支軸
15および推進突起16は雌ハウジング11に対して回
動はするが長手方向には雌ハウジング11の端壁13に
阻止されて移動できない。従って、推進突起16が円弧
壁21の螺状溝20内を回動するとスライダ9が雌ハウ
ジング11のフランジ28,29間に案内されて雌ハウ
ジング11方向へ移動される。
【0023】すると、図5に示すようにカム突起8は傾
斜溝24に案内されて下方へ押圧されるから雄コネクタ
3は雌コネクタ2側の嵌合方向に引き込まれる。この嵌
合力は、操作レバー18のボス部17に推進突起16が
あるため操作レバー18の先端との半径比が大きいか
ら、小さい回動力で大きな嵌合力を得ることができる。
従って、雌・雄コネクタ2,3および雌・雄コンタクト
4,5は確実に嵌合接続される。
【0024】即ち、操作レバー18が図6に示した矢印
のように、例えば120°回動されると、図4及び図5
に示したように雌ハウジング11後端面と円弧壁21後
端面との距離が長さL1から長さL2に縮小されて、カ
ム突起8はカム溝10の係止溝25内に案内されるから
雌・雄コネクタ2,3は完全に嵌合接続されると共にロ
ックされる。よって、特別なラッチ機構を設けないでも
振動等で嵌合状態が弛むようなことはなく、雌・雄コネ
クタ2,3を解除するときは、操作レバー18を接続時
とは逆の方向に回動するだけでよいから嵌合離脱作業を
容易に行うことができる。
【0025】上述した本実施の形態例の低挿入力コネク
タ1は、雌・雄コネクタ2,3を挿入接続させるカム溝
10を有するスライダ9が、長手方向に延伸された支軸
15の外端に設けられた推進突起16をボス部17に有
する操作レバー18と、スライダ9の端壁に立設され、
推進突起16に係合する螺状溝20を内面に有する円弧
壁21とによって操作移動される。従って、支軸15が
長手方向に設けられていて、操作レバー18の回転面が
雌ハウジング11の端壁13の壁面に平行でかつ端壁1
3の支軸支持穴14に支持されているので、雌・雄コネ
クタ2,3に接続される電線の取り回しが自由になり、
取り扱い性の向上を図ることができる。また、操作レバ
ー18は小型で軽量であると共に、カム溝10の末端に
係止溝25が設けられていると、操作レバー18をロッ
クするラッチ機構を別に設ける必要がなくなるから、製
造コストが低減されると共に、嵌合離脱時の作業性の向
上を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の低挿入力コ
ネクタによれば、摺動機構が雌ハウジングの端壁に回動
可能に支持され、かつ長手方向に延伸された支軸と、こ
の支軸の外端に設けられた推進突起をボス部に有する操
作レバーと、スライダの端壁に立設されると共に、推進
突起に係合する螺状溝を内面に有する円弧壁とからなっ
ている。また、スライダの側壁に設けられたカム溝がカ
ム突起を導入する導入溝と、雌・雄コンタクトを接続方
向に引きつける傾斜溝と、接続位置に保持する係止溝と
からなっている。従って、支軸が長手方向に設けられて
いるので操作レバーの回転面は雌ハウジングの端壁に平
行でかつ端壁の外にあるのでコネクタの天・底面から接
続される電線の取り回しの自由度が増すことで、取り扱
い性の向上を図ることができる。また、操作レバーの小
型化及び軽量を図ることができると共に、カム溝の末端
に係止溝が設けられているので、操作レバーのラッチ機
構を別に設ける必要がないので、製造コストの低減を図
ることができると共に、嵌合離脱時の作業性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低挿入力コネクタの一実施の形態例を
示す分解斜視図である。
【図2】図1における接続状態を示す組立斜視図であ
る。
【図3】図1における雌コネクタとスライダとの組立斜
視図である。
【図4】図2における嵌合開始状態を示す作動説明図で
ある。
【図5】図2における嵌合終了状態を示す作動説明図で
ある。
【図6】図2における操作レバーの作動説明図である。
【図7】従来の低挿入力コネクタの一例を示す分解斜視
図である。
【図8】図7における雌・雄コンタクトの形状と配置を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 低挿入力コネクタ 2 雌コネクタ 3 雄コネクタ 4 雌コンタクト 5 雄コンタクト 6 雄ハウジング 7 側壁 8 カム突起 9 スライダ 10 カム溝 11 雌ハウジング 12 摺動機構 13 端壁 15 支軸 16 推進突起 17 ボス部 18 操作レバー 19 端壁 20 螺状溝 21 円弧壁 22 側壁 23 導入溝 24 傾斜溝 25 係止溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数対の雌・雄コンタクトの一方を保持
    し、かつ側壁にカム突起を有する雄ハウジングと、前記
    カム突起を係合して前記雌・雄コンタクトを接続方向に
    引きつけるカム溝を有するスライダと、前記雌・雄コン
    タクトの他方を保持し、かつ前記スライダを長手方向に
    摺動可能に支持する雌ハウジングと、前記スライダを前
    記雌ハウジング内で摺動させる摺動機構とからなる雌雄
    一対の低挿入力コネクタにおいて、 前記摺動機構が、前記雌ハウジングの端壁に回動可能に
    支持され、かつ長手方向に延伸された支軸と、この支軸
    の外端に設けられた推進突起をボス部に有する操作レバ
    ーと、前記スライダの端壁に立設されると共に、前記推
    進突起に係合する螺状溝を内面に有する円弧壁とからな
    ることを特徴とする低挿入力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記スライダの側壁に設けられたカム溝
    が、前記カム突起を導入する導入溝と、前記雌・雄コン
    タクトを接続方向に引きつける傾斜溝と、接続位置に保
    持する係止溝とからなることを特徴とする請求項1記載
    の低挿入力コネクタ。
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