JP3302622B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JP3302622B2
JP3302622B2 JP18405997A JP18405997A JP3302622B2 JP 3302622 B2 JP3302622 B2 JP 3302622B2 JP 18405997 A JP18405997 A JP 18405997A JP 18405997 A JP18405997 A JP 18405997A JP 3302622 B2 JP3302622 B2 JP 3302622B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄のコネクタ同
士の嵌合をレバーを操作することで嵌合させるレバー嵌
合式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、特開平6−251826号公報
に記載されたフレーム結合式のコネクタ1を示す。この
コネクタ1は、電気接続箱等の接続箱本体2に設けた雌
コネクタ部3と、この雌コネクタ部3のフード部4内に
挿入嵌合される雄コネクタ5と、雄コネクタ5を雌コネ
クタ部3内に挿入・嵌合させるフレーム6とからなる。
フレーム6は、内部に雄コネクタ5が支軸5aを介して
回動自在に内包された本体7と、本体7の一側から突設
された回動足部8と、他側から突設された操作凸部9と
で形成されている。回動足部8の先端部には摺動軸10
が形成されている。この摺動軸10は、雌コネクタ部3
の周囲に設けられたフレーム支持部11のスライド溝1
2内に挿入・係止される。
【0003】そして、図9に示すように、摺動軸10を
スライド溝12内に係止し、操作凸部9を押圧して、フ
レーム6を摺動軸10を中心に矢印a方向へ回動させる
ことにより、雄コネクタ5が雌コネクタ部3内に挿入・
嵌合される。また、雄コネクタ5を雌コネクタ部3に嵌
合されている状態から抜去するには、操作凸部9を逆方
向へ押圧してフレーム6を矢印a方向と逆方向へ回動さ
せることにより雌コネクタ部3のフード部4内から雄コ
ネクタ5を抜き出すことができる。
【0004】この場合、摺動軸10が支点となり、操作
凸部9が力点となることで雄コネクタ5がフレーム6に
回動自在に支持された支持部分が作用点となり、小さな
力で雄コネクタ5を雌コネクタ部3に嵌合させることが
できる。従って、雄コネクタ5と雌コネクタ部3とを嵌
合させる際の操作力を低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タ1では、雄コネクタ5に対して本体7が支軸5aを介
して回動自在に支持されているため、雄コネクタ5を雌
コネクタ部3に最初に嵌め合わせる際に、フレーム6が
がたついて邪魔になり、嵌合動作における作業性が悪
い。また、フレーム6の摺動軸10をスライド溝12内
に挿入する際に、雄コネクタ5ががたついて作業の邪魔
になるという問題がある。
【0006】そこで、フレーム6の内壁と雄コネクタ5
の外壁に、仮止め突起とこの仮止め突起が挿入・係止す
る仮止め穴を設けて雄コネクタ5に対してフレーム6を
仮止めすることが考えられる。
【0007】しかしながら、仮止め突起を仮止め穴から
外す場合、フレームの内壁が外側に撓むため、支軸5a
からフレーム6が外れるおそれがある。これを防止する
ために、フレームの外側に外れ防止用のカバーを設ける
ことが考えられるが、この場合には、コネクタ全体が大
型化してしまう。
【0008】そこで、本発明は、大型化を防止しつつレ
バーをコネクタ本体に対して仮止め固定することができ
ると共に、仮止め状態を容易に解除することができて嵌
合動作における作業性を向上することができるレバー嵌
合式コネクタの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、コネクタ本体に回動自在に支持
されたレバー壁からなるレバー本体と、レバー壁の一側
に設けられてフード部へのコネクタ本体の嵌合時にフー
ド部に係止する突起部と、レバー壁の他側に設けられて
突起部のフード部への係止部分を支点としてレバー壁を
回動させることでコネクタ本体をフード部内に挿入・嵌
合させる操作部とでレバーを形成し、コネクタ本体に設
けたガイドリブと、このガイドリブに設けられてレバー
の突起部が挿入・案内されるガイド溝部と、このガイド
溝部の内壁に設けられて突起部が係合してレバー壁をコ
ネクタ本体に対して仮止め位置に仮止め固定する突起
と、フード部に設けられてコネクタ本体のフード部への
挿入時に突起部と突起との係合状態を解除する係合解除
部とを有することを特徴としている。
【0010】このレバー嵌合式コネクタでは、レバーを
コネクタ本体に組み付ける際に、レバー壁の突起部をガ
イド溝部に挿入し、ガイド溝部の突起と係合させる。こ
れにより、レバー壁がコネクタ本体に対して仮止め位置
に仮止め固定される。この状態で、コネクタ本体をレバ
ーと共にフード部内に挿入すると、この挿入時に係合解
除部が突起部と突起との係合状態を解除し、突起との係
合状態が解除された突起部がフード部に係止される。こ
の状態では、コネクタ本体へのレバー壁の仮止め状態が
解除されているのでレバー壁はコネクタ本体に対して回
動することができる。
【0011】そして、操作部を操作してレバーを回動さ
せると、突起部がフード部に係止した係止部分を支点と
してレバー壁が回動しコネクタ本体をフード部の奥方へ
挿入・嵌合させる。
【0012】従って、この発明のレバー嵌合式コネクタ
では、レバー壁の突起部をガイドリブのガイド溝部内で
突起と係合させることで仮止め固定することができるの
で、レバー壁の外れを防止するための外れ防止用のカバ
ーも不要なので大型化を防止しつつレバーをコネクタ本
体に対して仮止め固定することができる。また、レバー
壁をコネクタ本体に対して仮止め固定した状態で、コネ
クタ本体をフード部に挿入するだけで係合解除部がレバ
ー壁のコネクタ本体に対する仮止め固定状態を容易に解
除することができ、嵌合動作における作業性を向上する
ことができる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、ガイド溝部が、突起と係合した状態で突起部が
収容される係合溝と、この係合溝に連続して設けられ突
起との係合が解除した直後に突起部が収容される係合解
除溝と、この係合解除溝に連続して設けられて突起部を
案内・支持する案内溝とからなることを特徴としてい
る。
【0014】このレバー嵌合式コネクタでは、レバーを
コネクタ本体に組み付ける際に、レバー壁の突起部をガ
イド溝部の係合溝に挿入し、ガイド溝部の突起と係合さ
せて、レバー壁をコネクタ本体に対して仮止め位置に仮
止め固定する。この状態で、コネクタ本体をレバーと共
にフード部内に挿入すると、係合解除部が突起部と突起
との係合を解除し、突起部がガイド溝部の係合解除溝内
に収容される。これと共に、突起部がフード部に係止さ
れる。
【0015】次に、操作部を操作することでレバーを回
動させると、レバー壁は、突起部がフード部に係止した
係止部分を支点として回動しコネクタ本体をフード部の
奥方へ挿入・嵌合させる。このとき、レバー壁の突起部
は係合解除溝から案内溝内を案内される。
【0016】この場合、コネクタ本体に対してレバー壁
を仮止め位置に仮止め固定した状態で、コネクタ本体を
フード部内に挿入すれば、係合解除部が突起部と突起と
の係合状態を解除するので、レバー壁のコネクタ本体に
対する仮止め状態を容易に解除することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の発明であって、前記フード部に前記ガイドリブが
挿入・案内される案内支持溝が設けられ、前記係合解除
部が前記案内支持溝の内壁に設けたテーパ面であること
を特徴としている。
【0018】このレバー嵌合式コネクタでは、レバー壁
をコネクタ本体に対して仮止め固定した状態、すなわ
ち、レバー壁の突起部がガイド溝部内で突起と係合し、
係合溝に収容されている状態から、コネクタ本体をフー
ド部に挿入すると、ガイドリブが案内支持溝内に挿入さ
れる。ガイドリブが案内支持溝内に挿入されると、レバ
ー壁の突起部がテーパ面に当接し、係合溝から係合解除
溝へ移動する。これにより、突起部の突起への係合状態
が解除される。これと共に、係合解除溝へ移動した突起
部はフード部に係止する。この状態から操作部を操作し
てレバーを回動させると、突起部がフード部に係止した
係止部分を支点としてレバー壁が回動し、コネクタ本体
をフード部の奥方へ挿入・嵌合させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレバー嵌合式
コネクタの実施形態について図面を用いて説明する。図
1は、レバー嵌合式コネクタ(以下「コネクタ」とい
う)41を示す分解斜視図、図2はフード部42の一部
を拡大した斜視図、図3は、コネクタ本体44にレバー
46を外装した状態を示す斜視図である。
【0020】図1に示すように、本実施形態のコネクタ
41は、電気接続箱の上カバーのハウジング部21と一
体にフード部42が形成された雌コネクタ部43と、雌
コネクタ部43のフード部42内に挿入嵌合されるコネ
クタ本体44を有する雄コネクタ45と、この雄コネク
タ45のコネクタ本体44に外装されてコネクタ本体4
4を雌コネクタ部43のフード部42内に挿入・嵌合さ
せるレバー46とからなる。
【0021】雌コネクタ部43は、ハウジング部21内
にブスバーの端末部分が収容され、端末部分の雄端子部
はフード部42内に突設されている。フード部42の一
側には、両側に突出して形成されたリブガイド溝(案内
支持溝)47、47が形成されている。また、リブガイ
ド溝47、47を構成する外壁48の内側には、図2に
示すように、外側に凹んだ凹壁部70が設けられてい
る。この凹壁部70の上縁部には、係合解除部としての
テーパ面71、71がそれぞれ形成されている。さら
に、外壁48には、一対の切欠部49、49が形成され
ている。リブガイド溝47、47内には、後述するコネ
クタ本体44のリブ60、60が挿入され、切欠部4
9、49内には、後述するレバー壁67、67の突起部
65、65がそれぞれ挿入・係止される。
【0022】フード部42の他側には、両側に突出して
ガイド溝50、50が形成されている。これらのガイド
溝50、50内には、コネクタ本体44に突設されたガ
イドリブ63、63が挿入される。また、これらのガイ
ド溝50、50よりさらに端部側には、レバーロック部
51が設けられている。このレバーロック部51は、フ
ード部42の内側に向けて突設された一対のガイド壁5
2、52が設けられ、これらのガイド壁52、52間が
ロック片挿入空間53となっている。さらに、ガイド壁
52、52が突設されている外壁54には、切欠部54
aが形成されている。この切欠部54aには、ロック片
挿入空間53内に挿入されたレバー46のロック片69
が係止する。
【0023】さらに、フード部42の内壁55、55に
は、図6(b)に示すように、リブガイド溝47、47
側に、突起部係止用の肉盛り部56、56が設けられて
いる。このフード部42内には、雄コネクタ45のコネ
クタ本体44がレバー46の操作により挿入・嵌合さ
れ、コネクタ本体44内に収容された雌端子(不図示)
が雄端子部と導通接触する。
【0024】雄コネクタ45は、コネクタ本体44内に
複数の端子収容室が設けられ、この端子収容室内に雌端
子がそれぞれ収容されている。端子収容室の一側から
は、相手雄端子が挿入され、他側からは雌端子が端末に
接続された電線Wがそれぞれ引き出されている。
【0025】また、コネクタ本体44の両側壁57、5
7(但し、図1には片側のみ図示)の中央部分には、円
柱状のボス部58、58が突設され、このボス部58、
58に対して図6において右上位置には、ボス部58、
58より小型の仮止め突部59、59が突設されてい
る。ボス部58、58は、後述するレバー壁67、67
に設けた回転孔67a、67a内に挿入される。また、
仮止め突部59、59は、レバー壁67、67に設けた
仮止め穴67b、67b内に挿入・係止される。
【0026】さらに、コネクタ本体44の側壁57、5
7には、一側にリブ60、60が設けられている。これ
らのリブ60、60は、コネクタ本体44がフード部4
2内に挿入・嵌合されると、上記リブガイド溝47、4
7内にそれぞれ挿入される。また、リブ60、60に
は、コネクタ本体44のフード部42への嵌合方向に沿
って長孔(ガイド溝部)61、61がそれぞれ設けられ
ている。長孔61は、コネクタ本体44の嵌合面側の内
壁から突起72がそれぞれ突設され、この突起72の下
部側が係合溝73となっている。この係合溝73内にレ
バー壁67の突起部65が挿入されることで、突起部6
5と突起72とが係合し、突起部65が係合溝73内に
保持され、コネクタ本体44に対してレバー壁67が仮
止め位置に保持される。
【0027】また、係合溝73に連続してその隣には係
合解除溝74が形成されている。この係合解除溝74内
には、係合溝73から突起部65が移動することにより
突起部65と突起72との係合が解除される。さらに、
この係合解除溝74に連続して、案内溝75が形成され
ている。この案内溝75内には、突起部65が切欠部4
9への係止部分を支点として回動する際に案内支持され
る。
【0028】また、コネクタ本体44の両側壁57、5
7には、ボス部58、58の下部側であってコネクタ本
体44の嵌合面側にがたつき防止用の肉盛り部62、6
2がそれぞれ形成されている。これらの肉盛り部62、
62に、ガイドリブ63、63が突設されている。この
コネクタ本体44にレバー46が外装されている。
【0029】レバー46は、雄コネクタ45のコネクタ
本体44に回動自在に支持されたレバー本体64と、こ
のレバー本体64の一側に設けられてフード部42への
コネクタ本体44の嵌合時にフード部42に係止する突
起部65と、他側に設けられて突起部65のフード部4
2への係止部分を中心にレバー本体64を回動させるこ
とでコネクタ本体44をフード部42内に嵌合させる操
作部66とで形成されている。そして、本実施形態のレ
バー46は、図6(a)、(b)、(c)に示すよう
に、フード部42へのコネクタ本体44の嵌合状態でレ
バー本体64がフード部42の内側に位置している。
【0030】レバー本体64は、図1及び図3に示すよ
うに、コネクタ本体44の両側壁57、57に、該両側
壁57、57の壁面上で回転自在にそれぞれ支持された
薄板状の一対のレバー壁67、67とからなり、突起部
65、65がこのレバー壁67、67の一側にそれぞれ
設けられ、操作部66が一対のレバー壁67、67の他
側を連結して形成されている。レバー壁67、67の略
中心部には回転孔67a、67aが形成されている。こ
の回転孔67a、67a内にボス部58、58を挿入す
ることでレバー壁67、67がコネクタ本体44の側壁
57、57の壁面上で回転自在となっている。さらに、
レバー壁67、67は、操作部66、66側に仮止め穴
67b、67bが設けられている。この仮止め穴67
b、67bは、コネクタ本体44の側壁57、57から
突設された仮止め突部59、59が挿入・係止され、レ
バー本体64をコネクタ本体44に対して仮止め位置に
保持する。また、レバー壁67、67には、操作部66
側に本係止凹部68、68がそれぞれ形成されている。
また、レバー46がコネクタ本体44に外装された状態
では、レバー壁67、67は、がたつき防止用の肉盛り
部62、62上に位置し、突起部65、65は、コネク
タ本体44のリブ60、60に設けた長孔61、61内
にそれぞれ挿入されている。
【0031】さらに、レバー壁67、67間の操作部6
6側には、ロック片69が設けられている。このロック
片69は、レバー壁67、67の両側壁に可撓性の腕部
77、77を介して一体に形成されて、先端部にはフー
ド部42に設けた切欠部54aに係止される係止突起7
8が突設されている。
【0032】このレバー46は、図6(b)に示すよう
に、コネクタ本体44に外装されて仮止め状態では、レ
バー壁67、67ががたつき防止用の肉盛り部62、6
2上に位置し、突起部65、65は、突起部係止用の肉
盛り部56の上面に当接すると共に、長孔61、61内
に挿入されている。
【0033】次に上記コネクタ41において、雄コネク
タ45を雌コネクタ部43に嵌合する手順について説明
する図3及び図7(a)に示すように、雄コネクタ45
のコネクタ本体44にレバー46が外装され、仮止め位
置に仮止めされた状態で、図7(b)に示すようにコネ
クタ本体44をフード部42内に挿入する。コネクタ本
体44をフード部42内に挿入すると、リブガイド溝4
7、47内にリブ60、60が挿入され、突起部65、
65の先端部がテーパ面71、71に当接する。さら
に、コネクタ本体44をフード部42内に挿入すると、
突起部65、65がテーパ面71、71上を摺動するこ
とにより、係合溝73、73内から係合解除溝74、7
4内に移動し、突起72、72との係合状態が解除され
る。これと共に、突起部65、65の先端部がフード部
42の切欠部49、49内に挿入・係止される。この場
合、突起部65、65は、フード部42の内壁に設けた
突起部係止用の肉盛り部56、56に下端面が当接する
ことにより、フード部42への係止位置に位置決めされ
る。
【0034】この状態から、操作部66を押圧すること
によりレバー46を操作して、レバー壁67、67をボ
ス部58、58を中心にわずかに回動させると、突起部
65、65が切欠部49、49の内壁に当接する。さら
に、レバー46を操作すると、突起部65、65が切欠
部49、49に係止した係止部分を支点としてレバー壁
67、67が回動し、コネクタ本体44をフード部42
の奥方へ挿入・嵌合させる。コネクタ本体44がフード
部42内に完全に挿入・嵌合すると、ロック片69の係
止突起78が切欠部54aに係止する。これにより、コ
ネクタ本体44がフード部42内に完全に嵌合されて雄
コネクタ45が雌コネクタ部43に嵌合される。また、
ロック片69の係止突起78が切欠部54aに係止され
ることで、レバー46の不用意な回動が阻止される。
【0035】次に図7(c)に示すように、コネクタ本
体44がフード部42に完全に嵌合されている状態から
コネクタ本体44を抜き出すには、ロック片69を撓ま
せて係止突起78を切欠部54aから外した状態で操作
部66を操作し上記とは逆方向へレバー壁67、67を
回動させる。レバー壁67、67を回動させると、コネ
クタ本体44がフード部42内から抜き出て、仮止め位
置に位置する。この状態からコネクタ本体44をフード
部42の上方へ引き上げることで、コネクタ本体44を
フード部42内から抜き出すことができる。
【0036】本実施形態のコネクタ41では、レバー壁
67、67の突起部65、65をリブ60、60の長孔
61、61内で突起72と係合させることで仮止め固定
することができるので、レバー壁67、67の外れを防
止するための外れ防止用のカバーが不要になり、大型化
を防止しつつレバー46をコネクタ本体44に対して仮
止め固定することができる。また、レバー壁67、67
をコネクタ本体44に対して仮止め固定した状態で、コ
ネクタ本体44をフード部42に挿入するだけで係合解
除部であるテーパ面71、71に突起部65、6の先端
が当接するので、レバー壁67、67のコネクタ本体4
4に対する仮止め固定状態を容易に解除することができ
る。
【0037】また、本実施形態のコネクタ41では、レ
バー壁67、67の突起部65、65が長孔61、61
内で突起72、72と係合しレバー壁67、67が仮止
め位置に保持されるので、コネクタ本体44をフード部
42内に挿入する際にレバー壁67、67が邪魔になる
ことがなく、嵌合作業における作業性が向上する。
【0038】また、突起部65、65が、係合溝73、
73から係合解除溝74、74に移動する場合、レバー
壁67、67は内側に撓むことになるので、レバー壁6
7、67がコネクタ本体44の側壁57、57から外れ
ることがない。
【0039】また、本実施形態のコネクタ41では、レ
バー46のレバー壁67、67がコネクタ本体44の両
側壁57、57上で回動し、コネクタ本体44の両側壁
57、57とフード部42の内壁55、55との間に挟
み込まれているので、レバー壁67、67が外側に撓も
うとしてもフード部42の内壁55、55に規制される
ため、レバー壁67、67がボス部58、58から外れ
ることがなく、コネクタ本体44をフード部42内に確
実に挿入・嵌合させることができ、しかも、挿入・嵌合
させる際の操作力を低減することができる。
【0040】また、本実施形態のレバー嵌合式コネクタ
41では、レバー46の板状のレバー壁67、67がコ
ネクタ本体44の両側壁57、57とフード部42の内
壁55、55との間に挟み込まれ、コネクタ本体44の
両側壁57、57上で回動自在な構造となっているの
で、フード部42の外側に突出する部分が少なく、コネ
クタ全体として小型化を図ることができ、占有スペース
を小さくすることができる。
【0041】さらに、上記の効果に加えて、本実施形態
では、突起部65、65がリブ60、60の長孔61、
61内に挿入されているので、レバー壁67、67が仮
に撓んだとしても、切欠部49、49から突起部65、
65が外れることがなく、レバー46の回動によりコネ
クタ本体44をフード部42内に確実に挿入・嵌合する
ことができ、コネクタ本体44をフード部42から確実
に抜去することができる。
【0042】また、本実施形態では、フード部42の内
壁55、55にそれぞれ突起部係止用の肉盛り部56、
56を設けたことにより、レバー壁67、67の下端面
がこの肉盛り部56、56の上面に当接してレバー壁6
7、67の仮止め位置への位置決めを行うため、突起部
65、65を切欠部49、49内に容易に、かつ確実に
挿入・係止させることができ、レバー壁67、67をわ
ずかに回動させただけで突起部65、65を切欠部4
9、49の内壁に当接させて係止することができる。
【0043】さらに、本実施形態では、コネクタ本体4
4の側壁57、57にがたつき防止用の肉盛り部62を
設けたことにより、フード部42内にコネクタ本体44
を嵌合した際に、コネクタ本体44がフード部42内で
がたつくことがなくなくなる。この結果、フード部42
内に突設している端子とコネクタ本体44内の端子との
接触部分にストレスが加わることがない。
【0044】また、本実施形態では、レバー46にロッ
ク片69を設けて、このロック片69の係止突起78を
フード部42の外壁54に設けた切欠部54aに係止さ
せることにより、レバー46の不用意な回動を防止する
ことができる。
【0045】また、本実施形態では、コネクタ本体44
にリブ60、60、ガイドリブ63、63を設けて、フ
ード部42にリブガイド溝47、47、ガイド溝50、
50を設けたことによりコネクタ本体44をフード部4
2に対して正規な嵌合方向に案内することができ、スム
ーズな嵌合動作を行うことができる。
【0046】なお、上記各実施形態では、雌コネクタ部
43が電気接続箱16と一体に設けられている例を示し
たが、ワイヤーハーネスの端末に接続された雌コネクタ
であっても良い。
【0047】また、上記実施形態では、レバー壁67の
仮止め穴67aに仮止め突部59を挿入・係止して、こ
れによってもレバー壁67をコネクタ本体44に対して
仮止め位置に保持したが、突起部65を長孔61内で突
起72と係合させるだけでもレバー壁67をコネクタ本
体44に対して仮止め位置に保持することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
レバー壁の突起部をガイドリブのガイド溝部内で突起と
係合させることで仮止め固定することができるので、レ
バー壁の外れを防止するための外れ防止用のカバーが不
要になり、大型化を防止しつつレバーをコネクタ本体に
対して仮止め固定することができる。また、レバー壁を
コネクタ本体に対して仮止め固定した状態で、コネクタ
本体をフード部に挿入するだけで係合解除部がレバー壁
のコネクタ本体に対する仮止め固定状態を容易に解除す
ることができる。
【0049】請求項2の発明によれば、コネクタ本体に
対してレバー壁を仮止め位置に仮止め固定した状態で、
コネクタ本体をフード部内に挿入すれば、係合解除部が
突起部と突起との係合状態を解除するので、レバー壁の
コネクタ本体に対する仮止め状態を容易に解除すること
ができ、嵌合作業における作業性を向上することができ
る。
【0050】請求項3の発明によれば、レバー壁の突起
部がガイド溝部内で突起と係合し、係合溝に収容されて
いる状態から、コネクタ本体をフード部に挿入すると、
ガイドリブが案内支持溝内に挿入され、レバー壁の突起
部がテーパ面に当接し、突起部を係合溝から係合解除溝
へ移動するので、突起部の突起への係合状態を容易に解
除することができる。また、係合解除溝へ移動した突起
部はフード部に係止し、操作部を操作してレバーを回動
させると、突起部がフード部に係止した係止部分を支点
としてレバー壁が回動し、コネクタ本体をフード部の奥
方へ確実に挿入・嵌合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー嵌合式コネクタの実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】雌コネクタ部のフード部の一部を拡大した斜視
図である。
【図3】実施形態のレバー嵌合式コネクタの雄コネクタ
とこの雄コネクタに外装されたレバーを示す斜視図であ
る。
【図4】フード部に設けたリブガイド溝と、コネクタ本
体に設けたリブと、リブに設けた長孔に挿入された状態
の突起部との関係を示す斜視図である。
【図5】レバー壁の突起部と長孔との関係を示す正面図
である。
【図6】レバー嵌合式コネクタを示し、(a)は雌コネ
クタ部に雄コネクタを嵌合した状態を示す平面図、
(b)は内部を示す断面図、(c)は側面図である。
【図7】レバー嵌合式コネクタにおいて、雄コネクタを
雌コネクタ部に嵌合する手順を示し、(a)はコネクタ
本体に対してレバーを仮止め位置に仮止めした位置を断
面図、(b)はフード部にコネクタ本体を仮止め位置ま
で挿入した状態を示す断面図、(c)はフード部にコネ
クタ本体を完全に挿入・嵌合した状態を示す断面図であ
る。
【図8】従来のフレーム結合式コネクタを示す斜視図で
ある。
【図9】従来のフレーム結合式コネクタにおいて、雄コ
ネクタを雌コネクタに嵌合する方法を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
41 レバー嵌合式コネクタ 42 フード部 43 雌コネクタ部 44 コネクタ本体 45 雄コネクタ 46 レバー 60 リブ(ガイドリブ) 61 長孔(ガイド溝部) 64 レバー本体 65 突起部 66 操作部 67 レバー壁 71 テーパ面(係合解除部) 72 突起 73 係合溝 74 係合解除溝 75 案内溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子が収容されたハウジング部と一体に
    フード部を有する雌コネクタ部と、端子と接続される相
    手端子が収容されると共にフード部に嵌合して端子と相
    手端子とが接続されるコネクタ本体を有する雄コネクタ
    と、前記フード部内に前記コネクタ本体を挿入・嵌合さ
    せるレバーとを備えたレバー嵌合式コネクタであって、
    前記コネクタ本体に回動自在に支持されたレバー壁から
    なるレバー本体と、前記レバー壁の一側に設けられて前
    記フード部へのコネクタ本体の嵌合時にフード部に係止
    する突起部と、レバー壁の他側に設けられて前記突起部
    の前記フード部への係止部分を支点としてレバー壁を回
    動させることでコネクタ本体をフード部内に挿入・嵌合
    させる操作部とで前記レバーを形成し、前記コネクタ本
    体に設けたガイドリブと、このガイドリブに設けられて
    前記レバーの突起部が挿入・案内されるガイド溝部と、
    このガイド溝部の内壁に設けられて前記突起部が係合し
    て前記レバー壁をコネクタ本体に対して仮止め位置に仮
    止め固定する突起と、前記フード部に設けられて前記コ
    ネクタ本体の前記フード部への挿入時に前記突起部と前
    記突起との係合状態を解除する係合解除部とを有するこ
    とを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記ガイ
    ド溝部が、前記突起と係合した状態で前記突起部が収容
    される係合溝と、この係合溝に連続して設けられ前記突
    起との係合が解除した直後に前記突起部が収容される係
    合解除溝と、この係合解除溝に連続して設けられて前記
    突起部を案内・支持する案内溝とからなることを特徴と
    するレバー嵌合式コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、前記フード部に前記ガイドリブが挿入・案内される
    案内支持溝が設けられ、前記係合解除部が前記案内支持
    溝の内壁に設けたテーパ面であることを特徴とするレバ
    ー嵌合式コネクタ。
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