JP3295151B2 - 通信会議装置 - Google Patents

通信会議装置

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JP3295151B2 JP34256192A JP34256192A JP3295151B2 JP 3295151 B2 JP3295151 B2 JP 3295151B2 JP 34256192 A JP34256192 A JP 34256192A JP 34256192 A JP34256192 A JP 34256192A JP 3295151 B2 JP3295151 B2 JP 3295151B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信会議装置に係り、
詳しくは、音声情報とともに描画データ等を送受信する
テレライティング通信機能を有する通信会議装置に適用
することができる他、音声、描画データ、静止画像、動
画像等を扱うテレビ会議システム及び複数の会議サービ
スを有する複合端末装置に応用することができ、特に、
不意に通信が中断した場合、中断直前の状態に自動的に
復旧してオペレータによる復旧操作の手間を省くことが
できる通信会議装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータとこれに接続された
装置間での復旧方式が提案されており、コンピュータに
接続された外部装置で電源断等の障害が発生すると、そ
の旨をコンピュータに通知し、障害から復旧した後、コ
ンピュータからセットアップに必要な情報を貰い、自動
復旧していた。
【0003】また、従来、障害復旧方式については例え
ば特開平3ー105429号公報で報告されたものがあ
り、ここでは、コンピュータに接続された外部装置に障
害が発生すると、その旨をコンピュータに通知し、障害
から復旧した後、コンピュータからセットアップに必要
な情報を貰い、正常状態に戻していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、従来では、コンピュータとこれに接続された
装置間での復旧方式が提案されているが、通信会議にお
ける復旧方式についてはまだ提案されておらず、このた
め、通信会議中に相手端末で電源断等の障害が発生し、
不意に通信が中断した場合は、オペレータが中断時の会
議内容を記憶しておき、中断直前の状態になるように復
旧操作する手間が必要になる等、通信会議の信頼性の点
で問題を残していた。
【0005】また、上記した特開平3−105429号
公報の障害復旧方式では、障害が復旧するまでコンピュ
ータを待ち状態とするが、ISDN等の公衆網を使用し
た場合には、障害による中断時、回線が切断されるた
め、コンピュータも一旦通信終了しなければならない
が、その復旧手順については報告されておらず、上記と
同様オペレータが中断直前の状態になるように復旧する
手間が必要になる等、システムの信頼性の点で問題を残
していた。
【0006】そこで本発明は、不意に通信が中断した場
合、再び相手端末と接した時中断直前の状態に自動的
に復旧することができ、オペレータによる復旧操作の手
間を省くことができ、通信会議の信頼性を向上させるこ
とができる通信会議装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
音声とグラフィックを用いた通信会議装置において、通
信会議中に相手端末で不意に通信が中断した場合、その
中断直前の状態を記憶する記憶手段と、相手端末あるい
は自端末から発呼して自端末と相手端末を接続し、前記
記憶手段に記憶したデータを相手端末に送信することに
より、相手端末を中断直前の状態に自動的に復旧する復
旧手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、音声とグラフィックを
用いた通信会議装置において、描画データをリアルタイ
ムに相手端末に送るテレライティング通信を実行中に相
手端末で不意に通信が中断した場合、描画データを自動
的に保存する保存手段と、相手端末あるいは自端末から
発呼して自端末と相手端末を接続し、前記保存手段に保
存した描画データを自動的に相手端末に送信して相手端
末を中断直前の状態に復旧する復旧手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、ISDN(Int
egrated ServicesDigital N
etwork)を用いた音声とグラフィックによる通信
会議装置において、通信会議中に自端末で不意に通信が
中断した後、自端末から発呼して相手端末と接続し、
チャネルの呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報要素
に中断直前の状態に自動復旧することを依頼する情報を
含めて相手端末に送信して、自端末を中断直前の状態に
自動的に復旧する復旧手段を有することを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】まず、請求項1記載の発明の作用を説明する。
請求項1記載の発明では、通信会議中に相手端末で電源
断等の障害が発生し、不意に通信が中断した場合、その
中断直前の状態を記憶し、次いで、障害が復旧し、再び
通信会議が実行できるようになった時自端末あるいは相
手端末から発呼して再び相手端末と接続し、この時、記
憶しておいた中断直前の状態になるような通信手順を自
動的に実行して中断直前の状態に自動的に復旧すること
ができる。このため、通信会議中に相手端末で電源断等
の障害が発生し、不意に通信が中断した場合、その中断
直前の状態を記憶し、再び相手端末と接続した時、中断
直前の状態に自動的に復旧することができるので、オペ
レータが中断時の会議内容を記憶しておき、その状態に
なるように復旧操作する手間を省くことができ、通信会
議の信頼性を向上させることができる。
【0011】次に、請求項2記載の発明の作用を説明す
る。音声とグラフィックを用いた通信会議装置において
は、描画データをリアルタイムに相手端末に送るテレラ
イティング通信が実行され、このテレライティング通信
では、通常リアルタイム性を重視するため、送受信され
る描画データは、ディスプレイに表示するためのビデオ
RAMに記憶され、ハードディスク等の記憶装置に蓄積
するには、オペレータによる描画データ保存操作が必要
である。このため、この描画データ保存操作が行われる
前に電源断の障害が起こると、ビデオRAMの内容が消
去されるため、送受信された描画データは自端末には残
らなくなってしまう。そこで、請求項2記載の発明で
は、描画データをリアルタイムに相手端末に送るテレラ
イティング通信実行中に相手端末で電源断等の障害が発
生して不意に通信が中断した場合は、自端末のビデオR
AMに記憶された描画データをハードディスク等の記憶
装置に自動的に保存し、再び相手端末と接続した時、相
手端末で描画データが消去されたとみなし、この保存さ
れた描画データを自動的に相手端末に送信して描画デー
タを中断直前の状態に復旧することができる。このた
め、テレライティング通信実行中に相手端末で電源断等
の障害が発生して不意に通信が中断した場合、描画デー
タを自動的に保存することができるので、再び相手端末
と接続した時、その描画データを相手端末に送信して中
断直前の状態に復旧することができる。従って、従来の
ようなオペレータよる復旧操作の手間を省くことがで
き、通信会議の信頼性を向上させることができる。
【0012】次に請求項3記載の発明の作用を説明す
る。請求項3記載の発明では、ISDNを用いた通信会
議中に自端末で電源断等の障害が発生して不意に通信が
中断した場合、相手端末はその中断直前の状態を記憶
し、次いで、障害が復旧して再び通信会議が実行できる
ようになった時自端末から発呼して相手端末と接続し、
この時、相手端末に対して中断直前の状態に自動的に復
旧することを依頼し、この発呼を行う際に、Dチャネル
の呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報要素に、中断
直前の状態に自動復旧することを依頼する情報を含めて
送信して、中断復旧手順により中断直前の状態に自動的
に復旧することができる。なお、この依頼情報がない時
は、相手端末は中断直前の状態を破棄して会議を初めか
ら行うことができる。このため、ISDNを用いた通信
会議中に自端末で電源断等の障害が発生して不意に通信
が中断した場合、相手端末はその中断直前の状態を記憶
し、これにより、相手端末に対して中断直前の状態に自
動復旧することを依頼し、中断復旧手順により中断直前
の状態に自動的に復旧することができる他、この時、復
旧を行わずに会議を初めからやり直すことも選択するこ
とができる。従って、オペレータによる復旧操作の手間
を省くことができ、通信会議の信頼性を向上させること
ができる。
【0013】
【実施例】(実施例1)図1は本発明(請求項1,2)
の実施例1に則した通信会議装置のシステム構成を示す
ブロック図である。図示例は、音声通話とテレライティ
ング通信、及び文書画像の送受信を行うファクシミリ通
信が実行でき、また複数の会議アプリケーションを有す
る通信会議装置に適用する場合であり、これを例に採っ
て本実施例を説明する。図1において、1は通信会議装
置であり、この通信会議装置1はシステム制御部2、R
OM(Read Only Memory)3、RAM
(Random Access Memory)4、画
像メモリ5、通信制御部6、符号化・復号化部7、操作
部8、描画入力ユニット9、ディスプレイユニット10、
VRAM(Video RAM)11、スキャナ12、シス
テムバス13等を有している。ここで、システム制御部2
は、ROM3内のプログラムに従って通信会議装置1の
各部を制御し、ROM3は、通信会議装置1の制御プロ
グラム等を格納し、RAM4は、通信会議装置1の制御
に必要な各種データを記憶し、画像メモリ5は、ハード
ディスク等の記憶装置であり、スキャナ10にて読み取っ
た画像データを一時蓄積したり受信画像データを蓄積し
たりする。通信制御部6は、送受話器14、マイク15、ス
ピーカ16等が接続され、また音声信号のAD変換を行う
音声コーデック及びCCITT勧告H.221に準拠し
た各種メディアデータの多重・分離制御部等を含んでお
り、CCITT勧告H.242に準拠した通信及び会議
用の通信を制御、実行し、符号化・復号化部7は、描画
データの符号化・復号化を行うとともに、スキャナ12か
ら入力された画像データをファクシミリ通信で使用され
ているMH、MR、MMR等に符号化したり、受信画像
データを復号化したりする。操作部8は、テンキー等を
有し、オペレータが宛先の電話番号を入力したり、ディ
スプレイの表示内容の拡大・縮小や編集指示等を行い、
描画入力ユニット9は、タブレットとその制御部からな
り、専用のペン先が接触した部分を検出し、その位置情
報を取り込み、ディスプレイユニット10は、CRT又は
LCDと、これらを制御するディスプレイ制御部からな
り、このディスプレイ制御部は、表示内容の拡大・縮小
やマルチウィンドウ等の画面制御を行う。そして、VR
AM11は、ディスプレイに表示するデータを記憶し、テ
レライティング通信で送受信される描画データはここに
記憶され、スキャナ12は、CCD(Charge Co
upled Device)を用い、1ライン毎に原稿
を読み取って画像データとして出力する。なお、本実施
例の通信会議装置1は、ISDN回線に接続される。
【0014】次に、本実施例の通信会議装置1の会議ア
プリケーションには、両端末から自由に描画が行える黒
板モード、ファイルとして登録した文書を1ページ表示
したり複数のページを縮小し同時に表示させる文書表
示モードがあるとする。これらのモード時のディスプレ
イ表示例を各々図2、図3に示す。図2は黒板モード時
のディスプレイ表示を示す図あり、図3は文書表示モー
ド時のディスプレイ表示(縮小表示の場合)を示す図で
ある。
【0015】ここで、これらの会議アプリケーションを
実行する通信手順について説明する。まず、Dチャネル
を用いて呼が接続すると、勧告H.221を用いたイン
チャネル手順に入り、能力BAS(Bit rate
Allocation Signal)の交換を行う。
ここで、相手端末が通信会議ができることを確認し、オ
ペレータは通信会議スタートボタンを押す。これによ
り、BASコマンドを用いたモード切り換えシーケンス
に移る。このBASコマンドとして図4の通信会議用B
ASコマンドに示す如く、内容がセットされる。相手端
末は、これらのBASコマンドを受信すると、通信会議
初期状態となる。次いで、モード切り換えにより通信会
議が実行できる状態になると、ディスプレイに会議アプ
リケーションのメニューを表示し、オペレータにこれら
の選択を促す。そして、オペレータがここで黒板モード
を選択すると、図2に示すような黒板ウィンドウを表示
させ、以後この黒板ウィンドウ内は描画を行うことがで
きる。
【0016】次に、会議アプリケーションの開始及び終
了を制御するC&I(Command & Indic
ate)通信手順及び描画データの送受信を行うテレラ
イティング通信手順について説明する。これらの通信
は、レイヤ2〜レイヤ5まではOSI(Open Sy
stems Interconnection)の参照
モデルに準拠し、レイヤ5の上位層にC&I制御部又は
テレライティング制御部がある。なお、レイヤ2は、L
APB(Link Access Protocol−
Balanced)の代わりに、複数のサービスアクセ
スポイントで上位レイヤを多重することができるLAP
F(Link Access Protocol−Fr
ame relay)を用いる。このBチャネルにおけ
るプロトコル構成を図5に示す。
【0017】次に、C&I通信及びテレライティング通
信で送受信するデータは、勧告H.221のMLP(M
ulti Layer Protocol)を用いて、
音声データと多重される。そして、オペレータにより黒
板モードが選択されると、会議アプリケーション制御部
は、C&I制御部に黒板モード開始要求を出し、これが
相手端末に送られ、確認信号を受信すると、描画のため
の入力が可能となり、以後、描画データはテレライティ
ング制御部を介して相手端末と送受信される。ここまで
の会議通信プロトコルシーケンス例を図6に示す。な
お、この図6の例では、セッションレイヤ以下のコネク
ション確立フェーズは省略している。
【0018】次に、描画入力ユニット9から入力された
描画データは、自端末のディスプレイに表示するためV
RAM11に蓄積するとともに、テレライティング通信に
より相手端末のVRAMに蓄積される。この描画データ
をハードディスク等の記憶装置に保存するには、オペレ
ータが描画データの登録操作を行い、描画データをファ
イルとして登録する。
【0019】今、テレライティング通信により描画デー
タを送受信している最中に、相手端末で突然停電となり
通信が中断した場合を考える。この場合、回線が切断
し、会議アプリケーション制御部に中断指示メッセージ
が来るが、このメッセージ内の理由コードから相手端末
における障害か否かを判断し、相手端末の障害と見なし
た場合、中断指示メッセージが来た直前の状態をRAM
4に記憶するとともに、VRAM11に蓄積された描画デ
ータをファイルとして画像メモリ5に蓄積する。次い
で、相手端末側で停電が復旧すると、相手端末は自端末
に発呼し、通信が再開される。この時、RAM4に記憶
された状態になるように通信手順が決められる。即ち、
勧告.242のモード切り換えシーケンスの後、通信会
議が実行できる状態になると、自端末より黒板モード開
始要求を出す。そして、相手端末より確認信号を受信す
ると、画像メモリ5に蓄積された描画データのファイル
を相手端末に送信し、テレライティング通信実行でき
る状態となる。この時、ディスプレイの表示も自動的に
復旧され、自端末においては、復旧動作時にオペレータ
の操作は何も必要としない。相手端末においても、オペ
レータは会議を再開するための発呼操作をするだけでよ
く、後は自動的に復旧動作が実行される。
【0020】このように、本実施例では、通信会議中に
相手端末で電源断等の障害が発生し、不意に通信が中断
した場合、その中断直前の状態を記憶し、次いで、障害
が復旧し、再び通信会議が実行できるようになった時自
端末あるいは相手端末から発呼して再び相手端末と接続
し、この時、記憶しておいた中断直前の状態になるよう
な通信手順を自動的に実行して中断直前の状態に自動的
に復旧することができる。このため、通信会議中に相手
端末で電源断等の障害が発生し、不意に通信が中断した
場合、その中断直前の状態を記憶し、再び相手端末と接
続した時、中断直前の状態に自動的に復旧することがで
きるので、オペレータが中断時の会議内容を記憶してお
き、その状態になるよう復旧操作する手間を省くことが
でき、通信会議の信頼性を向上させることができる。
【0021】また、本実施例では、テレライティング通
信実行中に相手端末で電源断等の障害が発生して不意に
通信が中断した場合は、自端末のビデオRAMに記憶さ
れた描画データをハードディスク等の記憶装置に自動的
に保存し、再び相手端末と接続した時、相手端末で描画
データが消去されたとみなし、この保存された描画デー
タを自動的に相手端末に送信して描画データを中断直前
の状態に復旧することができる。このため、テレライテ
ィング通信実行中に相手端末で電源断等の障害が発生し
て不意に通信が中断した場合、描画データを自動的に保
存することができるので、再び相手端末と接続した時、
その描画データを相手端末に送信して中断直前の状態に
復旧することができる。従って、従来のようなオペレー
タによる復旧操作の手間を省くことができ、通信会議の
信頼性を向上させることができる。
【0022】(実施例2)本実施例(請求項3)も図1
の通信会議装置に適用させる場合である。ここでは、通
信会議中に自端末で電源断等の障害が発生し、不意に通
信が中断した場合について説明する。この場合、相手端
末は上記実施例1と同様に、その中断直前の状態を記憶
する。次いで、電源が復旧すると、会議を再開するため
に相手端末に発呼する。この時、Dチャネルの呼設定メ
ッセージのユーザ・ユーザ情報要素に、中断直前の状態
に自動復旧することを依頼する情報を含めて送信し、上
記実施例1と同様の中断復旧手順により中断直前の状態
を自動的に復旧する。そして、中断時間が長い等の理由
により、中断時の状態を破棄し、会議を初めらかやり直
したい場合には、この依頼情報をセットせずに発呼す
る。この場合、相手端末は中断直前の状態を破棄し、会
議は初めから行われる。この時のDチャネルの呼設定メ
ッセージのユーザ・ユーザ情報要素のコーディング例を
図7に示す。
【0023】このように、本実施例では、ISDNを用
いた通信会議中に自端末で電源断等の障害が発生して不
意に通信が中断した場合、相手端末はその中断直前の状
態を記憶し、次いで、障害が復旧して再び通信会議が実
行できるようになった時自端末から発呼して相手端末と
接続し、この時、相手端末に対して中断直前の状態に自
動的に復旧することを依頼し、この発呼を行う際に、D
チャネルの呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報要素
に、中断直前の状態に自動復旧することを依頼する情報
を含めて送信して、中断復旧手順により中断直前の状態
に自動的に復旧することができる。なお、この依頼情報
がない時は、相手端末は中断直前の状態を破棄して会議
を初めから行うことができる。このため、ISDNを用
いた通信会議中に自端末で電源断等の障害が発生して不
意に通信が中断した場合、相手端末はその中断直前の状
態を記憶し、これにより相手端末に対して中断直前の状
態に自動復旧することを依頼し、中断復旧手順により中
断直前の状態に自動的に復旧することができる他、この
時、復旧を行わずに会議を初めからやり直すことも選択
することができる。従って、オペレータによる復旧操作
の手間を省くことができ、通信会議の信頼性を向上させ
ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、不意に通信が中断した
場合、再び相手端末と接続した時中断直前の状態に自動
的に復旧することができ、オペレータによる復旧操作の
手間を省くことができ、通信会議の信頼性を向上させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に則した通信会議装置のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に則した黒板モード時のディ
スプレイ表示を示す図である。
【図3】本発明の実施例1に則した文書表示モード時の
ディスプレイ表示を示す図である。
【図4】本発明の実施例1に則した通信会議用BASコ
マンドを示す図である。
【図5】本発明の実施例1に則したBチャネルにおける
プロトコル構成を示す図である。
【図6】本発明の実施例1に則した会議通信プロトコル
シーケンス例を示す図である。
【図7】本発明の実施例2に則したDチャネルの呼設定
メッセージのユーザ・ユーザ情報要素のコーディング例
を示す図である。
【符号の説明】
1 通信会議装置 2 システム制御部 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 6 通信制御部 7 符号化・復号化部 8 操作部 9 描画入力ユニット 10 ディスプレイユニット 11 VRAM 12 スキャナ 13 システムバス 14 送受話器 15 マイク 16 スピーカ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声とグラフィックを用いた通信会議装置
    において、通信会議中に相手端末で不意に通信が中断し
    た場合、その中断直前の状態を記憶する記憶手段と、
    手端末あるいは自端末から発呼して自端末と相手端末を
    接続し、前記記憶手段に記憶したデータを相手端末に送
    信することにより、相手端末を中断直前の状態に自動的
    に復旧する復旧手段とを有することを特徴とする通信会
    議装置。
  2. 【請求項2】音声とグラフィックを用いた通信会議装置
    において、描画データをリアルタイムに相手端末に送る
    テレライティング通信を実行中に相手端末で不意に通信
    が中断した場合、描画データを自動的に保存する保存手
    段と、相手端末あるいは自端末から発呼して自端末と相
    手端末を接続し、前記保存手段に保存した描画データを
    自動的に相手端末に送信して相手端末を中断直前の状態
    に復旧する復旧手段とを有することを特徴とする通信会
    議装置。
  3. 【請求項3】ISDN(Integrated Ser
    vices Digital Network)を用い
    た音声とグラフィックによる通信会議装置において、通
    信会議中に自端末で不意に通信が中断した後、自端末か
    ら発呼して相手端末と接続し、Dチャネルの呼設定メッ
    セージのユーザ・ユーザ情報要素に中断直前の状態に自
    動復旧することを依頼する情報を含めて相手端末に送信
    して、自端末を中断直前の状態に自動的に復旧する復旧
    手段を有することを特徴とする通信会議装置。
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