JP3015429B2 - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JP3015429B2 JP2236652A JP23665290A JP3015429B2 JP 3015429 B2 JP3015429 B2 JP 3015429B2 JP 2236652 A JP2236652 A JP 2236652A JP 23665290 A JP23665290 A JP 23665290A JP 3015429 B2 JP3015429 B2 JP 3015429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業状の利用分野〕 本発明は、画像伝送装置に関し、詳細には、パーソナ
ルコンピュータ等の図形入力装置で作成された図形デー
タを画像データとしてファクシミリ装置に送信すること
を可能とした画像伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
今日、パーソナルコンピュータ等の図形作成装置にお
いて図形データの作成が行われる一方で、通信システム
の発達とともに図形作成装置で作成した図形データを通
信したいという要望がある。
従来、コンピュータ等の図形作成装置で作成した図形
データを送信する装置としては、テレライティングやビ
デオテックス等がある。このテレライティングは、グラ
フィック・タブレットなどで記入した文字や図形をプロ
ッタやテレビ等の図形表示装置上に再現する遠隔描画通
信システムであり、ビデオテックスは、通常の電話機に
テレビ受像機をセットして端末からコンピュータを呼び
出し、コンピュータに蓄えられた画像データを要求する
通信システムである。これらテレライティッグやビデオ
テックス等は、コンピュータ等の図形入力装置で作成さ
れた図形データをそのまま送信する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の図形データを送信す
る装置にあっては、コンピュータ等の図形入力装置で作
成された図形データをそのまま送信していたため、この
ような従来の図形データを送信する装置を利用して図形
データをファクシミリ装置に送信しようとすると、コン
ピュータ等の図形入力装置で作成された図形データが、
通常のファクシミリ通信に利用される原稿サイズよりも
小さいサイズであるため、従来の方法では、図形データ
をそのまま送信することがでないという問題があった。
また、従来の方法でISDNを利用して送信すると、必ず情
報チャネルを専有するため、情報チャネルに空きがない
ときには、図形データの送信を行うことができないとい
う問題があった。
〔発明の目的〕
請求項1記載の発明は、 図形データを所定の原稿サイズの画像データとして送
信するに際し、該図形データの外側部分であって、該原
稿サイズの範囲内の部分を白データとして変換して送信
するとともに、該図形データ部分と白データ部分の領域
を認識するための領域情報を送信してくる通信装置から
の画像データを受信すると、受信した領域情報に基づい
て受信した画像データから白データ部分を削除して、図
形データ部分のみを取り出して出力することにより、受
信した画像データを記憶するメモリ容量を削減し、画像
データを記憶するメモリの有効利用を図るとともに、少
容量のメモリでも画像データの受信を行えるようにし
て、画像伝送装置のコストを低減させることを目的と
し、 請求項2記載の発明は、 請求項1記載の発明において、画像データをISDNのD
チャネルであるユーザ・ユーザ情報要素を用いて送信す
ることにより、ISDNのBチャネルである情報チャネルを
使用することなく画像データの送・受信が行えるように
し、ISDNの利用性を向上させるとともに、Bチャネルに
空きがないときでも画像データの送・受信が行えるよう
にして、画像データを速やかに送・受信できるようにす
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、 図形データを所定の原稿サイズの画像データとして送
信するに際し、該図形データの外側部分であって該原稿
サイズの範囲内の部分を白データとして変換して送信す
るとともに、該図形データ部分と白データ部分の領域を
認識するための領域情報を送信する通信装置からの画像
データを受信する画像伝送装置であって、 受信した該領域情報に基づいて受信した画像データか
ら前記白データを削除して、図形データのみを取り出し
て出力することを特徴とし、 請求項2記載の発明は、 請求項1記載の発明において、画像伝送装置が、ISDN
のユーザ・ユーザ情報による画像データの送信が可能で
あって、受信端末がISDNのユーザ・ユーザ情報要素によ
る画像データの受信が可能なとき、上記画像データの送
信に際し、該画像データをISDNのユーザ・ユーザ情報要
素を用いて送信することを特徴としている。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第7図は本願各発明の画像伝送装置の一実施
例を示す図である。
第1図はその画像伝送装置1のブロック図であり、画
像伝送装置1は、システム制御部2、メモリ3、操作表
示部4、ISDN I/F5、LAPD制御部6、入力装置7、出力
装置8、符号化・復号化部9、CODEC10およびハンドセ
ット11等を備えている。上記ハンドセット11以外は、シ
ステムバス12に接続されており、各部の間で種々の情報
が交換される。
メモリ3は、画像伝送装置1の基本プログラムや本発
明の画像処理および送・受信処理プログラムを記憶する
とともに、画像伝送装置1の制御に必要な各種データ、
特に、本発明によるISDNのDチャネルで画像データを送
・受信するためのユーザ・ユーザ情報要素等を記憶し、
また、送信データや受信データ等を記憶する。
システム制御部2は、メモリ3内のプログラムに従っ
て画像伝送装置1の各部を制御し、画像伝送装置1とし
てのシーケンスを実行するとともに、本願各発明の画像
処理および送・受信処理を実行する。
操作表示部4は、テンキー等の各種操作キーを備える
とともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)
等を備え、キー装置により各種命令が入力されるととも
に、入力された内容や画像伝送装置1からオペレータに
伝達する各種情報をディスプレイに表示する。
ISDN I/F 5には、ISDN(Integrated Services Dig
ital Network:サービス総合ディジタル網)の終端装置N
Tが接続されており、画像伝送装置1は、この終端装置N
T(図示略)を介して、ISDNに接続されている。
LAPD(Link Access Procedure on the Dchannel)制
御部6は、ISDNの基本インタフェース機能の回線制御処
理を実行し、ユーザと網の間の情報をフレームとして伝
送誤りなどを克服して信頼度高く転送する。
入力装置7は、図外の図形入力装置、例えば、コンピ
ュータ等に接続され、図形入力装置で作成された図形デ
ータを取り込む。
出力装置8は、図外の図形入力装置、例えば、コンピ
ュータ等に接続され、受信した図形データを図形入力装
置に出力する。
符号化・復号化部9は、画像データを所定の符号化方
式、例えば、M2R方式等により符号化し、また、符号化
された画像データを元データに再生する。
CODEC10には、ハンドセット11が接続されており、ハ
ンドセット11は、オペレータによる音声通話を可能とす
る。すなわち、CODEC10は、ハンドセット11からの音声
信号をISDNで取り扱えるディジタル信号に変換し、ま
た、ISDNからのディジタル信号を音声信号に変換してハ
ンドセット11に出力する。
次に、作用を説明する。
本願各発明は、コンピュータ等の図形入力装置で作成
された図形データをファクシミリ通信可能としたところ
にその特徴がある。
以下、送信側及び受信側双方に第1図に示した画像伝
送装置1が設置されているものとして、説明する。
送信側の画像伝送装置1は、入力装置7を介してコン
ピュータ等の図形入力装置から図形データを受け取る
と、その図形データをメモリ3に蓄積する。その後、操
作表示部4のキー操作により送信操作が行なわれると、
以下の手順により図形データを画像データに変換して送
信処理する 送信側の画像伝送装置1は、入力装置7を介して、図
外の図形入力装置から図形データが入力されると、第2
図に示すように、図形データの入力を受け付け、入力さ
れた画像データのサイズをファクシミリ通信可能な所定
の原稿サイズ(例えば、A4サイズ)に修正するために、
入力された画像データの主操作方向に“0"を追加する
(ステップS2)。また、入力された画像データの副操作
方向に“0"データを追加し、これら主走査方向および副
走査方向に“0"データを追加した画像データをファクシ
ミリ通信用画像データとして符号化・復号化部9に転送
する。すなわち、ファクシミリ通信に使用される原稿サ
イズは、第3図で示すように、CCITT(国際電信電話諮
問委員会)の勧告により、その原稿のサイズと画素数が
解像度に応じて規定されており、ファクシミリ通信にお
いては、規定値を満足する 必要がある。なお、第3図
は、解像度が200dpi時のものを示している。ところが、
コンピュータ等の図形入力装置で作成される図形データ
の画像データは、一般に、ファクシミリ通信用に規定さ
れた原稿サイズよりも小さいサイズの図形が多く、その
ままでは、ファクシミリ通信することができない。そこ
で、ステップS2では、主走査方向のファクシミリ通信用
の画像データサイズの範囲内で、かつ、入力図形データ
の画像データサイズの外側の範囲の部分に対して、白デ
ータである“0"を付加してファクシミリ通信可能なサイ
ズに修正し、ステップS3で、副走査方向のファクシミリ
通信用の画像データサイズの範囲内で、かつ、入力図形
データの画像データサイズの外側の範囲の部分に対し
て、白データである“0"を付加してファクシミリ通信可
能なサイズに修正している。したがって、修正された画
像データは、ファクシミリ通信可能な画像データサイズ
となっており、この画像データを符号化・復号化部9に
転送し、符号化・復号化部9で所定の符号化方式、例え
ば、M2R方式により符号化して、メモリ3に蓄積する
(ステップS4)。この画像データ処理に際して、システ
ム制御部2は、後述するように、入力装置7を介して入
力された図形データの画像データの有効画素範囲(ファ
クシミリ通信用画像データ範囲内の図形データの画像デ
ータの画素範囲)を示す領域情報をメモリ3に記憶す
る。したがって、メモリ3には、図形データの送信用画
像データとして、ファクシミリ通信可能な画像データサ
イズの画像データが記憶されている。
画像データ処理が完了すると、発端末である画像伝送
装置1は、送信処理を開始する。
一般に、ISDN網を使用した伝送は、第4図に示すよう
に、発端末が、端末特性をそのユーザ・ユーザ情報要素
に含む呼設定メッセージSETUPをISDN網に送出して着端
末との呼設定を要求し、ISDN網は、指定された着端末に
その呼設定メッセージSETUPを送出して着呼を知らせ
る。また、ISDN網は、呼設定メッセージSETUPを受けと
ると、呼設定要求の受け付けを通知するための呼設定受
付メッセージCALL_PROCを発端末に送出する。
一方、着端末は、着信を検出すると、ISDN網に呼出メ
ッセージALERTを送出し、ISDN網は呼出メッセージALERT
を受け取ると、呼出メッセージALERTを発端末に送出し
て着端末の呼び出しを開始したことを通知する。
ここで、着端末は、オペレータがハンドセット11を取
り上げ、オフフックしたことを検出すると、着端末は、
呼出メッセージALERTの出力を停止して、そのユーザ・
ユーザ情報に端末特性を含む応答メッセージCONNをISDN
網に送出し、ISDN網は、その応答メッセージCONNを発端
末に送出して着端末が呼を受け付けたことを通知する。
ISDN網は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送出
して、着端末の応答を確認し、この時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のための情報チャンネルが確立す
る。これにより、発端末と着端末との相互間でのデータ
転送が可能となり、データ転送が終了すると、発端末が
切断メッセージDISCをISDN網に送出して情報チャンネル
の開放を要求する。ISDN網は、発端末から切断メッセー
ジDISCを受け取ると、切断メッセージDISCを着端末に送
出して情報チャンネルの復旧を通知する。切断メッセー
ジを受けた着端末が開放メッセージRELをISDN網に送出
してチャンネル切断完了を通知すると、ISDN網は、発端
末に開放メッセージRELと送出し、発端末は、チャネル
開放が完了すると、開放完了メッセージREL_COMPをISDN
網に送出してその旨通知する。発端末からの開放完了メ
ッセージREL_COMPを受け取ったISDN網は、開放完了メッ
セージREL_COMPを着端末に送出して、情報チャンネルの
開放が成立し、発端末と着端末との間に設定されていた
情報チャンネルが完全に開放される。
このような発端末とISDN網およびISDN網と着端末で交
換される各制御メッセージは、第5図に示すように、レ
イヤ3呼制御メッセージを規定するプロトコル仕様(フ
ォーマット、シーケンス等)を識別するためのプロトコ
ル識別子、そのメッセージはどの呼に関与するものであ
るかを識別するための呼番号、各々のメッセージの内容
を識別するためのメッセージ種別(メッセージタイプ)
およびメッセージ種別として、常に付加される必須情報
要素と必要に応じて付加される付加情報要素等の各情報
要素を持っており、特に、本発明に使用される呼設定メ
ッセージSETUPは、第6図に示すように、必須情報要素
として、伝達能力情報要素を、付加情報要素として、発
番号、発サブ番号およびユーザ・ユーザなどの各情報要
素を持っている。この伝達能力情報要素は、伝送する情
報の内容が音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ等のいずれであるのかを示す情報
転送能力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケ
ット交換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度
を表す情報転送速度、情報転送形態をあらわす情報およ
びユーザ情報のプロトコルを表す情報等からなる。ま
た、発番号情報要素は、発端末のISDNアドレス(番号)
を表し、発サブ番号情報要素は、発端末のISDNサブアド
レスを表す。さらに、ユーザ・ユーザ情報要素は、ユー
ザ間の情報の伝達に用いるためのものであり、このユー
ザ・ユーザ情報要素の内容は、ISDN網によって解釈され
ずにそのまま相手端末にトランスペアレントに伝達され
る。
このユーザ・ユーザ情報要素を用いて本各発明の画像
データの送・受信処理を行い、ユーザ・ユーザ情報要素
は、第7図に示すように、端末特性、有効画素識別子、
横軸有効画素(X)、縦軸有効画素(Y)、画像データ
識別子および画像データを有している。端末特性には、
自端末が本願各発明の画像データ処理機能および画像デ
ータ通信機能を有しているかどうかの情報が記入され、
有効画素識別子は、横軸有効画素(X)および縦軸有効
画素(Y)の識別に利用される。横軸有効画素(X)
は、本各発明の図形データを含んだ画像データのうち図
形データの主走査方向の画像データ部分のデータを示
し、縦軸有効画素(Y)は、本各発の図形データを含ん
だ画像データのうち図形データの副走査方向の画像デー
タ部分のデータを示している。したがって、横軸有効画
素(X)および縦軸有効画素(Y)は図形データ部分と
非データ部分の領域を認識するための領域情報を構成し
ている。画像データは、画像データ識別子により識別さ
れ、画像データを所定の符号化方式で符号化した画像デ
ータを送信するときに、当該画像データが記載される。
上述のように、画像伝送装置1は、ISDN制御手順を実
行して相手端末との間で通信を行うが、このとき、上述
制御メッセージのユーザ・ユーザ情報を利用して画像デ
ータの送信を行う。
すなわち、画像伝送装置1は、第8図に示すように、
第7図に示したユーザ・ユーザ情報要素を添え、伝達能
力を会話(スピーチ)とした呼設定メッセージSETUPをI
SDN網に送出し(ステップT1)、着端末からの呼出メッ
セージALERTを受信すると、該呼出メッセージALERTから
相手端末の端末特性を認識してメモリ3に記憶する(ス
テップT2)。該端末特性を記憶すると、画像伝送装置1
は、操作表示部4の送信キーが投入されたかどうかチェ
ックし(ステップT3)、送信キーが投入されると、メモ
リ3に記憶した端末特性をチェックして送信先(受信
側)が同様の機能を有した端末かどうか、すなわち、IS
DN通信による本発明の画像データ受信処理機能を有して
いるかどうか、チェックする(ステップT4)。相手端末
が同様の機能を有しているときには、上記ユーザ・ユー
ザ情報要素(UUI)による画像データ送信処理を行い
(ステップT5)、ユーザ・ユーザ情報要素による画像デ
ータ送信処理が完了すると、本フローを終了する。すな
わち、画像伝送装置1は、上記第2図に示したように、
図形データの画像データの外側で送信原稿サイズ内の部
分に白画像データを付加した送信超画像データを作成
し、ユーザ・ユーザ情報を組み込んで、送信する。この
とき該図形データ部分(有効画像データ部分)を示す有
効画像情報(縦軸有効画素と横軸有効画素の情報)と同
時に送信する。
ステップT3で送信キーが投入されていないとき、およ
びステップT4で相手先が同等の機能を有していないとき
には、ハンドセット11がオンフックされたかどうか、ま
た、応答メッセージCONNを受信したかどうかチェックし
(ステップT6、T7)、ハンドセット11がオンフックされ
ているときには、通信の終了と判断して、通信終了手順
を実行し、本フローを終了する(ステップT14)。ハン
ドセット11がオンフックされず、応答メッセージCONNを
受信すると、スピーチ(会話)処理を可能とする(ステ
ップT8)。その後、送信キーが投入されるか、ハンドセ
ット11がオンフックされるかをチェックし(ステップT
9、T10)、送信キーが投入されることなくハンドセット
11がオンフックされると、送信終了と判断して、通信終
了手順を実行し、本フローを終了する(ステップT1
4)。
ステップT9で、送信キーが投入されると、相手先が同
等の機能を有した端末かどうか、すなわち、ISDN通信に
よる本発明の画像データ受信機能を有した端末かどうか
メモリ3に記憶した端末特性情報をチェックし(ステッ
プT11)、相手端末が同様の機能を有しているときに
は、ステップT5と同様に、第2図に示した画像データ処
理を行って、ユーザ・ユーザ情報要素(UUI)による画
像データの送信処理を行う(ステップT12)。また、ス
テップT11で、相手端末が同等の機能、すなわち、ISDN
通信による本発明の画像データ受信機能、を有していな
いときには、ISDN通信による画像データの送信は行えな
いと判断し、別チャネルに発呼して、画像データの送信
処理を行う。すなわち、画像伝送装置1は、第2図に示
した画像データ処理を行い、グループ4(G4)による画
像データの送信処理を行い(ステップT13)、画像デー
タの送信処理が完了すると、本フローを終了する。
一方、受信側の端末は、当該受信側端末が、通常のフ
ァクシミリ装置であれば、通常のファクシミリ手順に従
って、図形データの画像データを受信し受信画像データ
を記録紙に記録出力することができる。また、受信側端
末が、本発明の画像伝送装置1であれば、ユーザ・ユー
ザ情報による画像データの受信を行うことができ、画像
データの伝送に、Bチャネルを占領することなく、Dチ
ャネルにより受信することができる。したがって、Bチ
ャネルが使用できないようなときにも、画像データの受
信を行うことができ、画像データを速やかに受信するこ
とができる。また、このとき、第7図に示した有効画素
情報が送信されてくるので、この有効画素情報に基づい
て、送信されてきた画像データから図形データ部分の画
像データのみを取り出すことができ、図形データのみを
取り出してメモリに記憶することができる。したがっ
て、受信側端末のメモリの容量を小さくすることがで
き、コストを低減することができるとともに、メモリを
有効に活用することができる。この受信画像データから
図形データ部分の画像データのみを取り出す処理は、第
2図に示した送信時の画像データ処理の逆の処理を行う
ことにより、容易に行うことができる。
このように、図形データの送信に際し、該図形データ
の外側部分であって所定の原稿サイズの範囲内の部分を
白データに変換し、図形データをファクシミリ送信可能
な所定サイズの画像データとして送信することができる
ので、コンピュータ等の図形作成装置で作成した図形デ
ータをファクシミリ装置に送信することができ、図形デ
ータの取扱上の利用性を向上させることができる。ま
た、図形データを所定の原稿サイズの画像データとして
送信するに際し、該図形データの外側部分であって該原
稿サイズの範囲内の部分を白データとして変換して送信
するとともに、該図形データ部分と白データ部分の領域
を認識するための領域情報を送信することができ、ま
た、このような領域情報を送信してくる送信装置からの
画像データを受信すると、受信した領域情報に基づいて
受信した画像データから白データ部分を削除して、図形
データ部分のみを取り出して出力することができるの
で、受信側端末においては、受信画像データを記憶する
メモリ容量を削減することができ、画像データを記憶す
るメモリを有効利用することができるとともに、少容量
のメモリでも画像データの受信を行うことができる。そ
の結果、画像伝送装置のコストを低減させることができ
る。さらに、画像データをISDNのDチャネルであるユー
ザ・ユーザ情報要素を用いて送信することができるの
で、ISDNのBチャネルである情報チャネルを利用せずに
画像データの送・受信を行うことができ、ISDNの利用性
を向上させることができるとともに、Bチャネルに空き
がないときでも画像データの送・受信が行うことができ
る。その結果、画像情報を速やかに送・受信できる。
〔効果〕
請求項1記載の発明によれば、 図形データを所定の原稿サイズの画像データとして送
信するに際し、該図形データの外側部分であって該原稿
サイズの範囲内の部分を白データとして変換して送信す
るとともに、該図形データ部分と白データ部分の領域を
認識するための領域情報を送信することができ、また、
このような画像データとともに領域情報を送信してくる
送信装置からの画像データを受信すると、受信した領域
情報に基づいて受信した画像データから白データ部分を
削除して、図形データ部分のみを取り出して出力するこ
とができるので、受信した画像データを記憶するメモリ
容量を削減することができ、画像データを記憶するメモ
リの有効利用を図ることができるとともに、少容量のメ
モリでも画像データの受信を行うことができる。その結
果、画像伝送装置のコストを低減させることができる。
請求項2記載の発明によれば、 画像データをISDNのDチャネルであるユーザ・ユーザ
情報要素を用いて送信することができるので、ISDNのB
チャネルである情報チャネルを利用せずに画像データの
送・受信が行うことができ、ISDNの利用性を向上させる
ことができるとともに、Bチャネルに空きがないときで
も画像データの送・受信を行うことができる。その結
果、画像データを速やかに送・受信することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は請求項1及び請求項2記載の発明の画
像伝送装置の一実施例を示す図であり、 第1図はその画像伝送装置のブロック図、 第2図はその図形データのファクシミリ画像データへの
画像データ処理を示すフローチャート、 第3図はCCITTで規定されているファクシミリ用画像デ
ータサイズの例を示す図、 第4図はそのISDN通信のシーケンス図、 第5図はそのISDN制御メッセージのフォーマット、 第6図はその呼設定メッセージSETUPのフォーマット、 第7図はそのユーザ・ユーザ情報要素のフォーマット、 第8図はその画像データ送信処理のフローチャートであ
る。 1……画像伝送装置、 2……システム制御部、 3……メモリ、 4……操作表示部、 5……ISDN I/F、 6……LAPD制御部、 7……入力装置、 8……出力装置、 9……符号化・復号化部、 10……CODEC、 11……ハンドセット、 12……システムバス。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/387 H04N 1/00 H04N 1/32 H04N 1/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形データを所定の原稿サイズの画像デー
    タとして送信するに際し、該図形データの外側部分であ
    って該原稿サイズの範囲内の部分を白データとして変換
    して送信するとともに、該図形データ部分と白データ部
    分の領域を認識するための領域情報を送信する通信装置
    からの画像データを受信する画像伝送装置であって、 受信した該領域情報に基づいて受信した画像データから
    前記白データを削除して、図形データのみを取り出して
    出力することを特徴とする画像伝送装置。
  2. 【請求項2】前記画像伝送装置が、ISDNのユーザ・ユー
    ザ情報による画像データの送信が可能であって、受信端
    末がISDNのユーザ・ユーザ情報要素による画像データの
    受信が可能なとき、上記画像データの送信に際し、該画
    像データをISDNのユーザ・ユーザ情報要素を用いて送信
    することを特徴とする請求項1記載の画像伝送装置。
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