JP3293687B2 - サーボモータの異常結線検出方法 - Google Patents

サーボモータの異常結線検出方法

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーボモータの異常結線
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーボモータの未結線の場合は、
電流が流れないので、過負荷等の異常として未結線を検
出していた。また、従来、モータの誤配線の場合、モー
タが異常トルクとなるので、モータを回わそうとすると
モータロックにより過負荷または暴走状態となり、異常
として誤配線を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、モータを回わしてからでないと未結線が分からず、
最悪モータが回わされる等の問題があった。また、どの
相が未結線しているか特定もできないし、他のセンサ
(エンコーダ、ポールセンサ)の異常の可能性もあっ
た。同様に、従来技術では、モータを回わしてからでな
いと誤配線が分からないのでモータが最悪暴走するとい
う問題があった。また、どの相が誤配線しているか特定
もできないし、他のセンサ(エンコーダ、ポールセン
サ)の異常の可能性もあった。本発明の目的は、どの相
が未結線になっているかを確実に検出でき、かつどの相
とどの相が誤配線になっているかを確実に検出できる、
サーボモータの異常結線検出方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の、サーボモータ
異常結線検出方法は、主回路を動作させ、サーボモー
タのある二相を閉回路にして該回路に電流が流れている
かどうかを確認する動作を全ての二相の組合せについて
行ない、全ての二相の組合せについて電流が流れている
ことが確認されればモータが全て結線済みであると判定
し、二相のいずれかの組合せについて電流が流れていな
いことが確認されれば、電流が流れていない二相の組合
せからどの相が未結線であるかを判定し、主回路を動作
させ、サーボモータのある二相を閉回路にして該回路に
電流を少なくとも1周期分流し、電流とそのときのサー
ボモータのトルクを比較し、両者の零の位置が一致する
かどうか調べ、一致しなければ該二相のうちいずれか一
相または二相とも誤配線と判定し、一致すればサーボモ
ータの次の二相について同様の動作を行なう。
【0005】
【作用】電流が流れていない所を未結線として検出する
ので、モータを回す以前に未結線が分かり、運転による
トラブルを防ぐことができる。また、電流とトルクが不
一致な所を誤配線として検出するので、モータを回す以
前に誤配線が分かり、マシン等に衝撃を与えずに済む。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例で、モータ未結線
検出部分を示す構成図、図2はモータ未結線検出動作の
フローチャートである。図1のサーボモータ制御装置
は、サイリスタ1と、メインコンデンサ2と、パワート
ランジスタ3U1,3U2,3V1,3V2,3W1,3W2と、C
PU4と、ベースドライブ回路5と、電流検出器6で構
成され、サーボモータ7を制御する。次に、モータ未結
線検出動作を図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、サーボモータ7に大きなトルクが出ないように、
主回路直流電圧にある低電圧をサイリスタ1にて充電す
る(ステップ11)。次に、パワートランジスタ3U1
V2,3V1と3U2を点弧させ、U相からV相へ、V相か
らU相へ電流が流れるようにして、電流検出器6にて電
流が実際に流れているかどうかを調べる(ステップ1
2)。同様に、V相からW相へ、W相からV相へ、U相
からW相へ、W相からU相へ電流が流れるようにして、
電流が実際に流れているかどうかを電流検出器6で調べ
る(ステップ13,14)。次に、CPU4はステップ
12〜14の結果を入力して判定し、全ての場合につい
て電流が流れていれば全ての相が結線されているので、
処理を終了し、いずれかの場合について電流が流れてい
なければ、未結線相をステップ12〜14の結果より以
下のように判別する(ステップ16)。
【0007】 (1)U相→V相,V相→W相に電流が流れていなけれ
ば、V相が未結線 (2)U相→V相,U相→W相に電流が流れていなけれ
ば、U相が未結線 (3)V相→W相,U相→W相に電流が流れていなけれ
ば、W相が未結線 (4)U相→V相,V相→W相,U相→W相に電流が流
れていなければ、いずれか2相または3相とも未結線 図3は本発明の一実施例で、モータ誤配線検出部分を示
す構成図、図4はモータ誤配線検出動作のフローチャー
ト、図5は電流とトルクの波形図である。図3ではCP
U4の代りに、モータ誤配線検出動作を行なうCPU8
が設けられ入る。次に、モータ誤配線検出動作を図4の
フローチャートを用いて説明する。
【0008】まず、サーボモータ7に大きなトルクが出
ないように、主回路直流電圧にある低電圧をサイリスタ
1にて充電する(ステップ21)。次に、パワートラン
ジスタ3U1と3V2,3V1と3U2を点弧させ、U相からV
相へ、V相からU相へ少なくとも1周期分電流を流し
て、電流検出器6で検出した電流と、その時のモータ7
のトルクを比較する(ステップ22)。このとき、U
相、V相が正しく結線されていれば、各相の電流波形は
図5(1)の実線に示したようになり(W相の電流
零)、電流の零点(U相の電流によるトルクとV相の電
流によるトルクが打ち消し合う点)はP1 となる。この
ときのモータ7のトルクの波形は図5(2)に示すよう
になり零点P2 (モータ停止点)は電流の零点はP1
一致する。もし、U相とW相が誤配線されていれば、電
流の零点はP1 点からずれるため、トルクの零点は図5
(3)に示すように、P3 点となる。このようにして、
電流の零点とトルクの零点を比較することにより、誤配
線かどうか検出できる。なお、図3(1)中の破線はV
相、W相の本来の電流波形である。同様に、U相からW
相、W相からU相へ1周期電流を流し、V相からW相、
W相からV相へ1周期電流を流して、他の相の誤配線を
検出する(ステップ23,24)。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、モータを
通常運転する前に電流を流してモータの未結線を検出す
るので、モータの未結線によるモータトルクがでない等
のトラブルを未然に防止することができ、また全ての相
に電流を流すのでどの相が未結線かを判別でき、さらに
モータを通常運転する前に電流を流して検出するので、
誤配線によるモータの暴走等を事前に防止することがで
き、また全ての相に電流を流すので、どの相とどの相が
誤配線しているかを判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、モータ未結線検出部分
示す構成図である。
【図2】未結線検出動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例で、モータ誤配線検出部分
示す構成図である。
【図4】誤配線検出動作を示すフローチャートである。
【図5】電流とトルクの波形図である。
【符号の説明】
1 サイリスタ 2 メインコンデンサ 3u1〜3W2 パワートランジスタ 4,8 CPU 5 ベースドライブ回路 6 電流検出器 7 モータ 11〜16,21〜24 ステップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路を動作させ、サーボモータのある
    二相を閉回路にして該回路に電流が流れているかどうか
    を確認する動作を全ての二相の組合せについて行ない、
    全ての二相の組合せについて電流が流れていることが確
    認されればモータが全て結線済みであると判定し、二相
    のいずれかの組合せについて電流が流れていないことが
    確認されれば、電流が流れていない二相の組合せからど
    の相が未結線であるかを判定し、また、主回路を動作させ、サーボモータのある二相を閉
    回路にして該回路に電流を少なくとも1周期分流し、電
    流とそのときのサーボモータのトルクを比較し、両者の
    零の位置が一致するかどうか調べ、一致しなければ該二
    相のうちいずれか一相または二相とも該誤配線と判定
    し、一致すればサーボモータの次の二相について同様の
    動作を行なう、サーボモータの異常結線検出方法。
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