JP6771468B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、制御ユニットを冗長系の構成とした電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来の電動パワーステアリング装置において、モータに2組のステータ巻線を備えると共に、制御ユニットにその2組のステータ巻線を独立に駆動できるインバータ回路を2組備え、両者を協働して制御し、一方の異常時には正常側でモータ駆動を継続する装置が知られている。また、例えば特開2011−78230号公報(特許文献1)には、制御ユニットのインバータ回路内のスイッチング素子のショート故障時に、その故障によるブレーキトルクを抑制するように正常側で出力を可変(増大)制御する電動パワーステアリング装置が記載されている。さらに、例えば特開2011−78221号公報(特許文献2)には、スイッチング素子がオープン故障した場合に、故障していない相は継続制御し、正常側は通常時と故障時の差分トルクを補正して制御する電動パワーステアリング装置が記載されている。
特開2011−78230号公報 特開2011−78221号公報
特許文献1および2に記載された従来の装置は、1つの故障に対して正常側でいかに制御を継続するかについて記載されたものであって、多数の部品からなる装置においては故障のモードは種々に渡り、装置の構成により対処できる方法も制限されることがあった。従って、故障モード、あるいは装置の構成の違いにより、いかに制御を継続することができるか、又はドライバーにとってどのような制御の継続が車両の運転を続けられるか、について考慮して装置の開発を行うことが必要である。つまり、故障の検出と制御の継続をバランスよく実現した装置の開発が望まれる。
この発明は、前記のような従来装置の問題点を解決するためになされたものであり、特に2重の故障モードと装置の構成に基づいて制御の継続を実施する電動パワーステアリング装置の提供を目的とするものである。
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、車両の操舵装置を回転させる電動モータと、前記電動モータを制御する制御ユニットを備え、前記電動モータは独立した2組の位相の異なるコイル巻線群を備えたステータを有し、前記制御ユニットは、制御量を演算して出力する制御部と前記コイル巻線群それぞれを独立に駆動する駆動回路とを有する電動パワーステアリング装置であって、
前記コイル巻線群は、前記コイル巻線群のうち一方のコイル巻線群を構成する巻線においていずれか1相が故障した場合に、他方のコイル巻線群を構成する巻線のいずれの1相が故障しても、両巻線群の出力トルクの和が零にならない位相差を有する巻線構成であり、
前記制御部は、前記電動パワーステアリング装置の複数の部位のそれぞれの故障を検出するように構成されると共に、
検出された前記故障について、発生した部位と故障内容とを、故障が発生した部位のみに作用するもの、または代替え可能な故障である第1故障モードと、故障が発生した部位のみならず他の部位にまでその故障が影響するか、または代替え不可能な故障である第2故障モードの2種類の故障モードに分類して記憶するメモリと、
1個目の故障を検出した場合には、前記第1故障モード及び前記第2故障モードに関わらず故障の発生した部位の制御を停止し、故障を検出していない正常組で制御を継続するか、または故障した組の故障していない一部と正常組とを合わせて制御を継続し、2個目以降の故障を検出した場合には、過去の故障モード、発生部位を含めて考慮し、前記第2故障モードに優先して前記第1故障モードの組または部位を選択する故障判断機能部と、を備えたものである。
この発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、モータ巻線組に対応して各部位を組分けし、故障発生毎に発生部位、発生組、故障モードを記憶し、1個目故障発生時は、正常側で制御を継続し、2個目以降の故障発生時は過去の記憶した故障内容も加味して制御を継続するようにしたので、制御の継続がより可能となり、ハンドルアシストを継続し車両の運転を可能となる。また、故障内容が記憶されているので故障原因、修理に役立つ効果がある。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点および効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の全体回路図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の故障メモリ図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の回転角に対する電流値を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の回転角に対する電流値を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のV相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のW相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の各相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU1相とU2相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU1相とU2相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU1相とU2相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU1相とU2相故障時の出力トルクを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のV1相とV2相故障時の電流値を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のU1相とU2相故障時の出力トルクを示す図である。
以下、この発明に係る電動パワーステアリング装置の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、電動パワーステアリング装置の全体回路図である。図1において、符号1は制御ユニットを示し、符号2は3相2組のモータを示し、車両の操舵装置を回転させるものである。制御ユニット1は、CPUを中核とする制御部3(以下、CPUと称する。)を搭載した制御回路部4と、出力部の主たる構成回路であるインバータ回路5a、5b、および電源用リレー6a、6bを備えて構成されている。車両に搭載されたバッテリ7から電源(+B、GND)が供給され、イグニッションスイッチ8により電源回路9を介して制御回路部4に電源が投入される。制御回路部4には、ハンドルの近傍に搭載された操舵トルクを検出するトルクセンサ、車両の走行速度を検出する速度センサ等の情報がセンサ10から入力される。なお、電源(+B、GND)の経路にはノイズフィルタ11が設置されている。
センサ10からの情報は、制御回路部4の入力回路12を介してCPU3に伝達される。CPU3はそれら情報からモータ2を回転させるための電圧指令値を演算し、駆動回路13へ出力する。駆動回路13はそれらの制御指令を受け、インバータ回路5a、5bの各スイッチング素子を駆動する駆動信号を出力する。
インバータ回路5aは、モータ2の3相の巻線(U1、V1、W1)のための上アーム用スイッチング素子14U、14V、14W、下アーム用スイッチング素子15U、15V、15Wと、モータ巻線との接続、遮断を実行するモータリレー用スイッチング素子16U、16V、16Wと、電流検出用のシャント抵抗17U、17V、17Wと、さらにはノイズ抑制用コンデンサ18U、18V、18Wを備えて構成されている。
また、インバータ回路5bもインバータ回路5aと同様に構成されている。即ち、インバータ回路5bは、モータ2の3相の巻線(U2、V2、W2)のための上アーム用スイッチング素子19U、19V、19W、下アーム用スイッチング素子20U、20V、20Wと、モータ巻線との接続、遮断を実行するモータリレー用スイッチング素子21U、21V、21Wと、電流検出用のシャント抵抗22U、22V、22Wと、さらにはノイズ抑制用コンデンサ23U、23V、23Wを備えて構成されている。
前記のように、3相2組のモータ2の各相の巻線に対して同一の回路構成を有し、それぞれのモータ2の各相の巻線に独立に電流供給が行えるようになっている。なお、図1では、下アーム用スイッチング素子15U、15V、15W、および20U、20V、20Wのそれぞれに電流検出用のシャント抵抗17U、17V、17W、および22U、22V、22Wが設置されているが、上アーム用スイッチング素子14U、14V、14Wの付近や母線に設置してもよい。
また、図1では示されていないが、シャント抵抗17U、17V、17W、および22U、22V、22Wの両端間の電位差、および例えばモータ巻線端子の電圧等も入力回路12に伝達されている。これらの情報もCPU3に入力され、演算した電流値に対応する検出値との差異を演算して、いわゆるフィードバック制御を行うことにより、所望のモータ電流を供給し、操舵力をアシストするように構成されている。なお、駆動回路13から電源用リレー6a、6bの駆動信号も出力されており、電源用リレー6a、6bを構成するスイッチング素子によりモータ2への電流供給を遮断することができる。同様に、CPU3はモータリレー用スイッチング素子16U、16V、16W、および21U、21V、21Wの制御も行い、各相をそれぞれ独立に遮断することもできる。
CPU3は入力した各情報から、インバータ回路5a、5b、モータ2の巻線、さらには各回路などの故障を検出する故障判断機能部を有し、故障を検出した場合、その故障に応じて、例えば所定相のみの電流供給を遮断するために、モータリレー用スイッチング素子16U、16V、16W、あるいは21U、21V、21Wをオフする。または、電源を元から遮断するために電源用リレー6a、6bをオフすることも可能である。さらに故障を検出した場合、報知部、例えばLED24を点灯させるように、CPU3から出力回路25を介して信号を出力する。なお、電源用リレー6a、6bをインバータ回路5a、5bにそれぞれ包含させてもよい。
モータ2は、3相2組の巻線がスター結線されたブラシレスモータが用いられている。ブラシレスモータのためにロータの回転位置を検出する回転センサ26a、26bが搭載されている。この回転センサ26a、26bも冗長系を確保するために2組のセンサがそれぞれ搭載され、その回転情報は各々制御回路部4の入力回路12に伝達されている。なお、3相スター結線のブラシレスモータでなくても、デルタ結線であっても、2極2対のブラシ付きモータであってもよい。また巻線仕様についても、各組に位相差を設けたものであっても、位相差のない所謂多相(6相)巻線であってもよい。
以上のように制御ユニット1は、それぞれ独立に入力情報、演算値、検出値を使用してモータ2を制御できる構成となっている。図1においては、CPU3、および駆動回路13は単一部品として示しているが、インバータ回路5a、5bにそれぞれ対応して2個のCPU(CPU1、CPU2)、2個の駆動回路を有する構成であってもよい。また、電源回路9も各CPU3、駆動回路13毎に独立で2個有する構成であってもよい。
以上のように構成された装置において、故障モードについて詳細に検討する。まず、ノイズフィルタ11、電源回路9に故障が発生したことを検討する。故障モードとしては所定の電源が供給できないことが考えられる。所定の電源が供給できない場合はその他の部品が正常であっても、正常な制御ができる保証はないため、故障モードは他の部位に影響を及ぼすより重大な第2故障モードと判断する。なお、ノイズフィルタ11のコイルのオープン故障、又はコンデンサショート故障は所定の電源が供給できないことと同一であるが、コイルショート、又はコンデンサオープン故障の場合、所定の電源は供給可能であるので、このようなモードは第2故障モードと比べて比較的軽微な第1故障モードと判断する。
同様に駆動回路13、入力回路12等の周辺回路の故障を考える。オープン故障では所望の信号が伝達されないモードであり、ショート故障では、所定の電圧、電位レベルの固着しているモードが考えられる。どのモードであっても、その情報が制御継続に必須であれば、制御継続不能となるが、他の情報で代替えがきくのであれば制御継続可能となる。そのため故障の影響度によって、より低い第1故障モードから重大な第2故障モードに分類して記憶する。
同様に電源用リレー6a、6b、モータリレー用スイッチング素子16U、16V、16W、あるいは21U、21V、21Wについて考える。これらは複数の部品を含んでいるが、故障モードの影響度という視点で纏めると、オープンモードとショートモードに分類できる。つまり、オープンモードのほとんどの故障は、所定の信号が伝達されず、他の部位に影響を与る第2故障モードとなる。一方ショートモードのほとんどの故障とは、電流的には接続されている状況であり、このような故障は他の部位にも影響を及ぼすことが少ないので第1故障モードとなる。またインバータ回路5a、5bも同様なオープン故障、ショート故障に分類できる。ただし、スイッチング素子のみならず、コンデンサ、シャント抵抗が存在するため簡単にオープン故障、ショート故障でそれぞれを第1故障モードあるいは第2故障モードと分類はできない。
例えば、ノイズ抑制用コンデンサ18U、18V、18W、あるいは23U、23V、23Wがオープン故障の場合、モータ2の制御には影響しないので、第1故障モードとなる。上アーム用スイッチング素子14U、14V、14W、19U、19V、19W、あるいは下アーム用スイッチング素子15U、15V、15W、20U、20V、20Wの場合、ショート故障を発生させるとそれに直列接続されたもう1方のスイッチング素子がオン制御されて大電流が流れ、そのスイッチング素子のみならず周りの部品まで影響することが考えられる。そのため第2故障モードとなる。一方、オープン故障ではそのスイッチング素子をオンする間のモータ制御が希望どおり回転できないが、その他の部品がすべて正常であれば、残った部品でモータ2の回転を継続することも可能である。そのため第1故障モードに分類する。さらにショート故障には電源、グランドへの天絡、地絡も含まれ、このような故障の場合はどの部品であっても通常は第2故障モードとなる。今後はこれら2種類の故障モードについて考慮してゆく。
CPU3の故障モードを考えると、1個の入力、又は出力ポートのみが故障した場合は他の部位に影響を与えない第1故障モードとなり、CPU3の内部のコア部、例えば演算部、メモリ部の故障のように1個の故障であってもその結果が制御量、記憶値に影響を及ぼす第2故障モードと分類することができる。CPU3が2個構成(CPU1、CPU2)であれば、さらに両者の保有値を交換して互いに比較検証することもできる。さらにCPU3では、故障検出毎に故障モードを分類するのみならず、複数の故障の発生事実も記憶する。また、この発生した故障を2組のコイル巻線のどちら側の組で発生したかも記憶する。つまり、故障発生した組と故障発生部位、故障モード、故障発生順番の4つに分割されることになる。これらの故障検出、分類、記憶はすべてCPU3の内部で達成できる。
次に、故障が発生した後の制御方法について説明する。
まず、1個目の故障を検出した場合の最も単純な方法として、その故障モードが第1、第2に係りなく、故障発生した組の制御を停止する。そして正常側の組のみで制御を継続する。次に2個目の故障を検出した場合は、その内容、発生組によって制御継続方法を変更する。つまり、1個目の故障と同一組で第1、第2故障モードが2回目に発生した場合は、正常側のみで制御を継続しているので、これを継続する。
2個目の故障が他の組で発生した場合、その故障モードと1個目の故障も含めて考慮する。組わせとして、次の4種類が考えられる。
(1)第1+第1故障モード
(2)第1+第2故障モード
(3)第2+第1故障モード
(4)第2+第2故障モード
前記(1)の故障モード場合はどちらも第1故障モードであり、どちらの組で制御継続してもよい。又は第1故障モードでもより正常時に近い制御継続ができる方を採用することもできる。さらに両方の組で制御できるもののみを継続して両者協同で制御継続も可能である。例えば、3相の内1相のスイッチング素子(14Uまたは15U)がオープン故障をした場合、一方の組のみで2相駆動を行うこともできるし、両組をそれぞれ2相ずつ駆動することもできる。さらにパワーステアリングアシスト力が多く必要の場合は両組を駆動し、アシスト力が少なくてよい場合は1組のみで駆動することも可能である。
次に、前記(2)、(3)の故障モード場合、発生順序が異なるが故障モードとしては同一である。従って一方の故障が第2故障モードであるため、この第2故障モード側の組の制御を中止し、もう1組の第1故障モードを駆動する。つまり第1故障モードを優先的に採用するものである。
前記(4)の故障モード場合、故障モードとしては重篤であるので、最悪は制御中止となる。また、両方が第2故障モードであっても、故障部位によって制御継続する上で優先順位をつけることができるのであれば、その優先順位に沿って制御継続を行う。例えば、上アーム用スイッチング素子14Uがショート故障である1組と、モータ巻線が天絡、又は地絡故障である2組とすると、モータ巻線の故障の方がモータ2を回転させる上では制御不可能であることが高い。そのため1組の方を採用し、上アーム用スイッチング素子14Uがショートしていることを踏まえて2相駆動することでモータ巻線に電流を供給しつづけることが可能である。つまりこのような故障の場合は、1組を採用して制御をできるかぎり継続する。
CPU3における故障発生時の記憶内容を図2に示す。図2はCPU3の内部にあるメモリの一部を模擬している、符号30から32は列を、符号33から37は行をそれぞれ示し、それらはアドレスAdd1からAdd4に相当する。符号33は説明のための表題の行であって、メモリには存在していない。アドレスAdd1の30列にはどの組かを記憶するための場所であり、アドレスAdd1の31列には故障発生部位を示し、例えば図1に示した部品名を記憶する。アドレスAdd1の32列は故障モードを記憶するためのメモリで、第1又は第2故障モ−ドのどちらかの故障モードが記憶される。同様にアドレスAdd2は2個目に発生した故障、アドレスAdd3は3個目、アドレスAdd4は4個目の故障となっている。
次に、図2の例に記載した内容で発生した故障の記憶とその対策について説明する。
1個目(初めて)の故障がアドレスAdd1の行に記憶され、1組の巻線に対応する側で、上アーム用スイッチング素子14Uが第1故障モードで故障を検出したことを記憶している。ここで故障が発生したため、1組側は制御を中止し、2組の正常側のみで制御を継続することになる。その後2個目の故障が発生し、アドレスAdd2にその内容が記憶される。この場合も1組で、下アーム用スイッチング素子15Uで第1故障モードが検出され、記憶されたことを示している。なお、これらの故障は修理されることなく順次発生したものであって、故障発生後修理される毎に、これらのデータはクリアされる。また、イグニッションスイッチ8のオン、オフには依存しない。つまり電源の有無に関係なくデータは修理されない限り保持される。
2個目の故障発生も1個目と同一組であったため、制御継続は同様に2組側で実施される。次に3個目の故障が発生し、アドレスAdd3の行にその内容が記憶される。ここでは2組側で、電源用リレー6bが第2故障モードで記憶されたことを示している。3個目では今まで正常側であった2組に、しかも第2故障モードが発生してしまったことになる。制御継続の視点で1組と2組を比較すると、1組は2個の部位に故障が発生しているが、第1故障モードであり、しかも同一相であるU相に発生していることがわかる。つまり残りのV相、W相に対応する部位は正常に残存している。一方2組は電源用リレー6bが故障し、しかもその故障はより重篤である第2故障モードである。そのため制御継続面から考えると、1組で制御継続した方がアシストを実行できる、つまりモータ2を回転させることがより可能である。そこで、3個目の故障発生後には1組側に制御を移し、U相以外の2相駆動でモータ駆動を継続する。
さらに4個目の故障は発生しアドレスAdd4の行に記憶される。この場合は2組、第2故障モードであり、両組とも第2故障モードが発生してしまったケースである。そのため制御継続はこれ以上不可能であり、制御中止となる。
以上のように故障した組、部位、故障モードを検出する毎に記憶して、2個目以降の故障が発生した場合、過去の故障モード、部位、組を考慮して制御の継続ができる方を判断して採用するように機能する。
故障発生に対してこれをドライバーに報知する必要があるが、報知部であるLED24を用いて報知することができる。この際、故障発生1個目から4個目はその報知方法を変更してドライバーに故障レベルを知らせることもできる。つまりアドレスAdd1ではLED24を点灯、アドレスAdd2からAdd4は異なるモードで点滅させるようにする。これによりドライバーは故障回数も把握できることになり、車両を修理工場へ移送する緊急度がわかるようになる。そのため1個目の制御継続、2個目又は1個目と異なる制御継続、さらには制御中止の3種類程度を用意するとよい。また、図2のメモリに故障内容が記憶されているので、修理工場ではどこが故障しているかを把握することができ、故障原因、修理に役立つ効果も有している。
CPU3による故障検出方法は、部位に依存し部位を駆動、非駆動とした場合の各々の電圧値、又は電流値をモニタすることにより判断する。また電源投入時、イグニッションオン時にのみチェックすることで判明する故障、および部位もあれば、制御中にモニタすることで判明するものもあり、この方法は従来装置と同様である。
以上の説明のように、実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置によれば、モータ巻線組に対応して各部位を組分けし、故障発生毎に発生部位、発生組、故障モードを記憶し、1個目故障発生時は、正常側で制御を継続し、2個目以降の故障発生時は過去の記憶した故障内容も加味して制御を継続するようにしたので、制御の継続がより可能となり、ハンドルアシストを継続し車両の運転を可能となる。また、故障内容が記憶されているので故障原因、修理に役立つ効果がある。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置について説明する。実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の構成については、実施の形態1と略同様であるので、図示説明は省略する。
制御ユニット1は、CPUを2個有し同一パッケージに内蔵した構成であってもよい。この場合、2個のCPU間で通信できるラインで接続し、各々相手方のCPUの状況、例えば異常発生の有無、分担率等を通信により授受することで、相手方の状況を把握して自己の制御に反映することができる。
単一のCPUであっても、ソフトウエアの構成を独立にし、その制御指令他の結果値も別々に格納することで、冗長系をなすことができる。また、駆動回路13のために出力ポートを異なるポートに分離することにより、一方のポートが異常になった場合であっても、他方のポートで出力を継続することができる。制御回路部4のCPU3を1本化して集約することで、実施の形態1と比較してその規模を縮小することができ、通信ラインを省くことによりノイズ他により通信エラーに対しても強化できる効果がある。
さらにCPU3において一方が異常時に制限電流を増加する具体例について説明する。実施の形態1では分担について説明したが、ここでは現実に制御している電流値について説明する。
正常時に3相を流れる電流は、電流実効値Irmsを用いて式(1)で与えられる。
Figure 0006771468
誘起電圧は式(2)で与えられる。
Figure 0006771468
モータトルクTm、3相電流Iu、Iv、Iwおよび3相誘起電圧eu、ev、ewの関係は、式(3)で与えられる。
Figure 0006771468
式(1)および式(2)を式(3)に代入すると、モータトルクTmは式(4)で与えられる。
Figure 0006771468
一方、U1相がオープン故障した場合には、U相には電流が流れないため、式(5)が成り立つ。
Figure 0006771468
このとき、モータトルクTmは式(6)で与えられる。
Figure 0006771468
つまり、モータトルクTmを出力するためには式(7)のようにV相電流を設定すればよい。
Figure 0006771468
例えば、ロータの表面に磁石を張り合わせた形状をもつ、回転界磁式の同期モータ(SPMモータ)のような突極性の無いモータでは、モータトルクTmはq軸電流Iqに対して式(8)のように表すことができる。
Figure 0006771468
また、式(1)のような3相電流が流れる場合のq軸電流Iqは式(9)で表される。
Figure 0006771468
式(9)を式(7)に代入することで、q軸電流Iqによってオープン故障時に必要となるV相電流は式(10)で与えられる。
Figure 0006771468
U相のオープン故障時に式(10)のようにV相電流を制御した場合には、V相電流IvおよびW相電流Iwは図3のようになる。図3は横軸にモータ2の回転角、縦軸を正常時の電流実効値=1とした場合の電流比率を表しているが、電流比率は出力トルク比率と見ることもできる。ここでは、3相のうち1相を停止していることから熱容量に対してマージンができたと考えて、故障時の電流実効値Irmsの最大値を正常時の3/2倍としている。正常時の各群の出力トルクを1として、図4のような出力トルクとなる。90deg付近と270deg付近では出力トルクが減少し、90degおよび270degでは0となる。なお、ここでは故障時の電流実効値Irmsの最大値を正常時の3/2倍としたが、許容できる熱容量に応じて最大値を設定してもよい。正常時と同等にした場合には図5のようになり、制限がかかって出力トルクが減少する範囲が大きくなる。つまり、故障時の電流実効値Irmsが大きいほど出力トルクを確保できる領域が広がる。
また、V相がオープン故障した場合には図6のようになり、30deg付近と210deg付近では出力トルクが減少し、30degおよび210degでは0となる。W相がオープン故障した場合には図7のようになり、150deg付近と330deg付近では出力トルクが減少し、150degおよび330degでは0となる。
本実施の形態2では、2群で30deg位相差があるモータ2において、それぞれの群で3相のうち1相がオープン故障した場合として、例えば、インバータ回路5aのU相の上アーム用スイッチング素子14Uおよびインバータ回路5bのU相の上アーム用スイッチング素子19Uがオープン故障したときについて説明する。
正常時に3相を流れる電流は、電流実効値Irmsを用いて式(11)で与えられる。
Figure 0006771468
U2相、V2相またはW2相がオープン故障した場合には、前述と同様の考え方により図8のような出力トルクとなる。つまり、それぞれの群にオープン故障した相が存在する場合には、最初にオープン故障した群で継続運転しても、後にオープン故障した群で継続運転しても1周期の中でトルクが0となる角度が2回発生する。
ところで、図4、図6および図7と、図8を見比べてわかるように、位相差30degの効果により、出力トルクが0となる角度が6相全てで異なる。本実施の形態2ではこの性質を利用して、両群でオープン故障した場合に故障相以外の計4相によって継続運転する。
U1相とU2相がオープン故障したときのそれぞれの群の出力トルクは図9のようになり、2群の出力トルクの和の最大値は図10となる。例えば、各群で図11のような出力トルクを確保すると、出力トルクの和は88degから122deg、268degから302degの区間では10%程度のトルク低下があるものの、それ以外の区間で1となる。群間に位相差のあるモータ2において各群で1相ずつオープン故障が発生した場合に各群の正常相を用いて継続運転をすることによって、正常群のみを継続運転することで出力トルク1を確保している片群故障時に対して、出力トルク低下を一部区間で10%程度に低減することができる。ここでは、2群のみでは出力トルクが不足した場合に1群でも出力トルクを稼ぐようにしたが、熱的に偏りが生じるため時間や角度などを条件として1群と2群の負荷バランスを調整してもよいことはいうまでも無い。
熱的な偏りを抑制するために1群と2群で負荷を均等に配分した一例における出力トルクを図12に、V1相およびV2相の電流を図13に示す。1群と2群でほぼ50%ずつ出力トルクを確保して、オープン故障の影響によって片群の出力トルクが大きく低下する領域ではもう一群の電流を多めに流すことで図11と同様の出力トルクの和を得ることができる。なお、図11から図13では図3と同様に、故障時の電流実効値Irmsの最大値を正常時の3/2倍としたが、熱容量に余裕があれば正常時の√3倍にすることで図14のように全領域で出力トルク1を確保することが可能である。
以上のように、同程度の故障、特に第1故障モードがそれぞれの異なる箇所に発生した場合、故障モードに差異がないため、一方の組のみで制御を継続するのではなく、各組の故障箇所を制御停止し、その他の正常な箇所使用して継続駆動することにより、故障により適切に対処できる。また、故障発生時に駆動の制限電流値を増加させることにより、モータ電流供給を少しでも増加継続したので、操舵力アシストをできる限り確保することができ、操舵性を確保することにより安全性の高いパワーステアリング装置を提供できる。
なお、前記においてはこの発明の実施の形態1および2について説明したが、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

Claims (5)

  1. 車両の操舵装置を回転させる電動モータと、前記電動モータを制御する制御ユニットを備え、前記電動モータは独立した2組の位相の異なるコイル巻線群を備えたステータを有し、前記制御ユニットは、制御量を演算して出力する制御部と前記コイル巻線群それぞれを独立に駆動する駆動回路とを有する電動パワーステアリング装置であって、
    前記コイル巻線群は、前記コイル巻線群のうち一方のコイル巻線群を構成する巻線においていずれか1相が故障した場合に、他方のコイル巻線群を構成する巻線のいずれの1相が故障しても、両巻線群の出力トルクの和が零にならない位相差を有する巻線構成であり、
    前記制御部は、前記電動パワーステアリング装置の複数の部位のそれぞれの故障を検出するように構成されると共に、
    検出された前記故障について、発生した部位と故障内容とを、故障が発生した部位のみに作用するもの、または代替え可能な故障である第1故障モードと、故障が発生した部位のみならず他の部位にまでその故障が影響するか、または代替え不可能な故障である第2故障モードの2種類の故障モードに分類して記憶するメモリと、
    1個目の故障を検出した場合には、前記第1故障モード及び前記第2故障モードに関わらず故障の発生した部位の制御を停止し、故障を検出していない正常組で制御を継続するか、または故障した組の故障していない一部と正常組とを合わせて制御を継続し、2個目以降の故障を検出した場合には、過去の故障モード、発生部位を含めて考慮し、前記第2故障モードに優先して前記第1故障モードの組または部位を選択する故障判断機能部と、を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記故障判断機能部は、複数の故障が同一の前記第2故障モードの故障であり、かつ各組のそれぞれに故障が発生して発生部位にも差異がない場合、制御を中止することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記故障判断機能部は、複数の故障が同一の前記第1故障モードの故障を検出した場合、発生部位を考慮して正常時の制御により近くなる組を採用するか、または両組の一部をそれぞれ採用することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記故障判断機能部は、前記故障モードに応じて制御の継続を行う際、故障による一部の制御を停止し、継続する組の電流を正常時より増加して制御を継続することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記故障判断機能部は、1個目の故障発生時の制御の継続と、1個目の制御の継続と異なる2個目以降の故障発生時の制御の継続の少なくとも2種類以上の報知内容を持つ報知部を有することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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