JP3288875B2 - シールドケースの取付構造 - Google Patents

シールドケースの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯形無線機等の小形電
子機器における電磁波のシールドに好適なシールドケー
スの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の携帯形電話機を示す。この
携帯形電話機は、上ケース1及び下ケース2よりなるプ
ラスチック筐体、無線回路部が構成された回路基板3、
この回路基板3に取り付けられるシールドケース4、電
話機の各種機能を構成する回路部が構成された回路基板
5、この回路基板5に取り付けられるラバースイッチ
7、スピーカ8等の電子部品、上ケース1側に取り付け
られる伸縮アンテナ9、筐体内にアンテナ9を収納した
ときにアンテナ9を電磁波から遮蔽するアンテナ収納部
10等より構成されており、下ケース2に回路基板3及
びシールドケース4をねじ12を用いて固定し、さら
に、シールドケース4の上部側に回路基板5を取り付け
て上ケース1で覆い、ねじ13を用いて上下のケース
1,2を固定することにより組み立てられている。
【0003】ところで、携帯電話機等の無線機において
は、電磁波障害を防止するべく無線回路部を外部から遮
蔽する必要がある。そのため、上記携帯形電話機におい
ても、図7に示すように、無線回路部を構成する回路基
板3の上側にはシールドケース4を取り付け、回路基板
3の下側には、この回路基板3の下側を覆う下ケース2
の内面に導電塗装無電解メッキ、蒸着等の手段により導
電層15を形成することにより無線回路部を外部から遮
蔽している。
【0004】しかしながら、下ケース(以下、プラスチ
ツク筐体という)2の内側に導電処理を施す方法は、導
電処理自体のコストが高いのみならずプラスチック筐体
2の生産の歩留りも悪くなるので全体としてのコストが
非常に高くなっていた。また、製品を廃棄する場合にプ
ラスチック筐体2から導電層15を分離できないのでプ
ラスチックのリサイクルを行えないという不具合もあっ
た。
【0005】一方、図8に示すように、板金を箱状に形
成したシールドケース17を用いて回路基板3の下側を
覆う構成とした場合には、シールドケース17を半田付
け或いはねじ止め等の方法で回路基板3に取り付ける必
要があるのでシールドケース17の取り付けに多くの工
数が必要になり、特にこの種の無線機では、無線回路を
構成する回路ブロック間の電波干渉を防止するべく、各
回路ブロックごとにシールドケース17を設けることが
必要になるのでシールドケース17の取り付けにはなお
さら多くの工数が必要になる。また、シールドケース1
7が取り付けられている回路基板3をプラスチック筐体
2に取り付けるためには、シールドケース17と筐体2
との間にクリアランスが必要となるので、筐体2が不必
要に大形化するという問題も生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、プラスチ
ック筐体の内面に導電処理を施す従来のシールド方法で
は、導電処理コストが高い、プラスチック筐体の生産の
歩留りが悪くなり、プラスチックのリサイクルを行えな
いという問題点があった。
【0007】一方、回路基板にシールドケースを取り付
けることによりなされる従来のシールド方法では、シー
ルドケースの取り付けに多くの工数がかかる、回路基板
が取り付けられるプラスチック筐体が大形化するという
問題点があった。
【0008】本発明は上記従来の欠点を解決するべくな
されたものであり、無線回路部をシールドケースで覆う
構成でありながらも、回路基板に対するシールドケース
の取り付けが容易であり、回路基板が取り付けられるプ
ラスチック筐体を必要最小限の大きさにすることがで
き、しかも、シールドされる回路部の配置に対応させた
複雑な形状のシールドケースを容易に製造できるシール
ドケースの取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ールドケースの取付構造は、プラスチックにて形成さ
れ、シールドケース嵌合用凹部を有し、シールドケース
嵌合用凹部を複数の部分に仕切るリブが設けられた電子
機器の筐体と、金属の薄板に絞り加工を施すことにより
形成され、前記リブが嵌め込まれるリブ嵌合用凹部が形
成され、前記シールドケース嵌合用凹部に嵌め込まれる
板金絞りシールドケースと、前記シールドケース嵌合用
凹部に嵌め込まれた前記板金絞りシードケースを前記筐
体に向けて押し付ける状態で前記筐体に取り付けられ所
定の回路部が前記板金絞りシールドケースで覆われる回
路基板とを具備する構成となっている。
【0010】請求項2の発明に係るシールドケースの取
付構造は、請求項1において、回路基板には前記板金絞
りシールドケースの部分であって前記リブ嵌合用凹部の
底壁となる部分を間にして前記リブの先端と対向する部
分に前記底壁となる部分に接触させられるアースパター
ンが設けられた構成となっている。
【0011】請求項3の発明に係るシールドケースの取
付構造は、請求項2において、リブ嵌合用凹部内であっ
て前記リブ嵌合用凹部の底壁となる部分とリブの先端と
の間には弾性体が設けられた構成となつている。
【0012】請求項4の発明に係るシールドケースの取
付構造は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、板金絞
りシールドケースはプラスチックシートに金属箔が固着
されてなる金属の薄板を前記金属箔が内側面となるよう
にして絞り加工することにより形成されている。
【0013】請求項5の発明に係るシールドケースの取
付構造は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、金属の
薄板には多数本のスリットが形成されている。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明では、シールドケースは金
属の薄板に絞り加工を施すことにより形成されているの
で複雑な形状のものを容易に形成できる。また、この絞
り加工により形成された板金絞りシールドケースをプラ
スチック筐体に嵌め込みこの筐体に回路基板を取り付け
るだけで板金絞りシールドケースを回路基板の所定位置
に取り付けることができる。しかも、この板金絞りシー
ルドケースは筐体内面に密着するように回路基板により
押し付けられているので、このシールドケースと筐体と
の間に不要な隙間は生じなくなり、また、薄板で形成さ
れたシールドケース自体も筐体により補強される。リブ
嵌合用凹部には補強用のリブが嵌め込まれリブ嵌合用
凹部を回路基板を複数の回路ブロックに仕切る
【0015】請求項2に係る発明では、板金絞りシール
ドケースのリブ嵌合用凹部の底壁は回路基板のアースパ
ターンに接触させられているので、請求項1の作用に加
え、回路基板に形成されている複数の回路ブロックを一
つの板金絞りシールドケースを用いて各回路ブロックご
とにシールドすることができる。
【0016】請求項3に係る発明では、請求項2の作用
に加え、リブ嵌合用凹部の底壁とリブの先端との間に設
けられた弾性体により底壁をアースパターンに弾性的に
密着させることができる。
【0017】請求項4に係る発明では、プラスチックシ
ートに金属箔が固着されてなる金属板を絞る構成とした
ことにより、複雑な形状のシールドケースも容易に製造
でき、しかも、プラスチックシートで補強されているの
で金属箔の強度は高められる。
【0018】請求項5に係る発明では、金属板には多数
のスリットが形成されているのでその分絞りも容易に行
え、従って、複雑な形状の板金絞りシールドケースを容
易に製造できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して詳述する。図1及び図2は第1の実施例を示す図で
あり、図2は携帯形電話機の下ケースに回路基板を取り
付ける状態を示した分解斜視図、図1は下ケースに回路
基板を取り付けた後の図2のA−A線断面図である。
【0020】図1及び図2は図6に示す携帯形電話機の
うちの下ケース2に回路基板3を組み込む工程を示した
ものであり、図2に示すように、プラスチック筐体であ
るところの下ケース2の凹部2aに板金絞りシールドケ
ース50を嵌め込み、この板金絞りシールドケース50
上に回路基板3をのせ、さらに、回路基板3上にシール
ドケース4をのせた状態として、ねじ12を用いてシー
ルドケース4、回路基板3そして板金絞りシールドケー
ス50が下ケース2に固定される。そして、回路基板3
及びシールドケース4,50が組み込まれた図1に示す
下ケース2は、ねじ13により、図6に示すように、回
路基板5と共に上ケース1にねじ止めされる。
【0021】回路基板3は従来例と同様に無線回路部を
構成しており、図1に示すように、この基板3の表裏両
面にはその周縁部にアースパターン31が設けられると
共に無線回路部を構成する各回路ブロックを仕切るよう
にしてアースパターン32が設けられている。また、こ
の回路基板3にはねじ12が挿入される穴部3a及びね
じ13が挿入される穴部3bが形成されている。
【0022】シールドケース4はプラスチックに無電解
Ni メッキを施したもので形成されている。このシール
ドケース4は回路基板3の上面3c側の全体及び回路基
板5の下面側の一部を覆い得るように上下の2つの凹部
が中央部の仕切壁4aを底壁として形成されている。ま
た、シールドケース4の下側の凹部にはアースパターン
32に対応させて仕切壁4bが設けられており、下側凹
部を複数の部屋に仕切っている。また、シールドケース
4にはねじ12の挿入穴4d及びねじ13の挿入穴4e
が設けられており、回路基板3,5のアースパターンと
接触する部分には、アースパターンとの接触を確実にす
るべく多数の突起4fが形成されている。尚、シールド
ケース4をメッキを施したプラスチックで形成したのは
形状が複雑であること及び回路基板3,5を保持するた
めの所定の強度が必要であることによる。
【0023】下ケース2には、回路基板3の下面3dを
覆い得る大きさ、形状の凹部(シールドケース嵌合用凹
部)2aが形成されている。また、この下ケース2に
は、凹部2aを複数の部屋に仕切るためのリブ2bがア
ースパターン32に対応させて設けられている。また、
下ケース2には、ねじ12が捩じ込まれるねじ穴が形成
されたボス2dやねじ13を挿入するための穴部を有し
回路基板3の穴部3bに挿入されるボス2eが設けられ
ている。
【0024】板金絞りシールドケース50は、金属の薄
板(例えば、0.1 mm程度の銅板にニッケルメッキを施し
た金属板)に絞り加工を施すことにより形成されてい
る。このシールドケース50は下ケース2の凹部2aに
嵌め込むことができる形状、大きさに形成されており、
かつ、下ケース2のリブ2bに嵌め込むことができる凹
部(リブ嵌合用凹部)50aやボス2dを嵌め込むこと
ができる凹部50bが形成されている。また、このシー
ルドケース50にはねじ12が挿入される穴部50d及
びボス2eが嵌め込まれる穴部50eが形成されてい
る。
【0025】上記のような構成となっているので、下ケ
ース2の凹部2aに板金絞りシールドケース50を嵌め
込み、このシールドケース50の開口部側周縁部50f
上に回路基板3を載置し、さらに回路基板3上にシール
ドケース4を載置してねじ12を下ケース2に捩じ込む
と、板金絞りシールドケース50は回路基板3の下面3
d側を覆うようにして回路基板3に取り付けられた状態
となる。この場合に、板金絞りシールドケース50の周
縁部50fや凹部50aの底壁50gはシールドケース
50を押圧する回路基板3によりアースパターン31,
32に密着した状態となるので、回路基板3の下面側は
シールドケース50により外部から確実にシールドさ
れ、また、シールドケース50のうちの凹部50aの側
壁となる部分50hが仕切壁の役割を果たすので、無線
回路部を構成する各回路ブロック間の電波干渉も防止さ
れる。また、シールドケース50の外壁面全体は下ケー
ス2の内壁面に回路基板3により押し付けられた状態と
なるので、シールドケース50と下ケース2との間に不
必要な隙間は生じなくなり、また、薄い板金で形成され
たシールドケース50の強度は下ケース2で保持された
ことにより増加する。
【0026】図3は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本例における板金絞りシールドケース50Aは、プ
ラスチックシート(本例では、厚さ約0.1 mmのポリエス
テルシート)51上に金属箔(本例では、銅箔にニッケ
ルメッキを施したもの)52を貼り付けたものを金属の
薄板として使用しており、この薄板を金属箔側が内側面
となるようにして絞り加工を施すことにより形成されて
いる。本例では、極薄の金属箔52を絞り加工するの
で、複雑な形状のシールドケースを容易に製造でき、ま
た、プラスチックシート51で補強されているので絞り
による金属箔の破損も生じ難い。その他の構成、作用、
効果は第1の実施例と同様である。
【0027】図4は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。本例は第2の実施例において、シールドケース50
Aの凹部50aの底壁50gと下ケース2のリブ2bの
先端との間にスポンジ等の弾性体61を挿入した場合を
示すものである。本例では、シールドケース50Aの弾
性が不十分な場合であっても、或いは回路基板3に反り
が生じているような場合であっても、弾性体61の弾性
力により凹部底壁50eをアースパターン32に確実に
密着させることができる。その他の構成、作用、効果は
第2の実施例と同様である。尚、本例では、リブ2bの
板厚は0.6 〜0.8 mmとなっている。
【0028】図5は本発明の第4の実施例を示すもので
あり、(a) は金属板の斜視図、(b)は(a) の円部Bの拡
大図、(c) は絞り加工を施した状態での金属板の部分拡
大斜視図である。本例は板金絞りシールドケースを製造
するための金属板として多数のスリット55aが形成さ
れた金属板55を用いる場合を示したものである。この
ように金属板55にシールド効果に影響を与えない程度
の大きさのスリツト55aを多数形成するならば、絞り
加工により金属板が伸長させられる部分は(c)に示すよ
うにスリット55aが開くことにより金属板自体の伸長
を緩和できるので、複雑な形状の絞り加工も無理なく行
える。
【0029】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、板金絞りシールドケース50として
は、凹部50aのないもの、すなわち仕切壁がないもの
でも良く、また、仕切壁を設ける場合であっても、仕切
壁の強度が十分であるならば、下ケース2側にリブ2b
を設けないでも良い。また、回路基板3の上面3c側は
プラスチックに金属メッキを施して形成されたシールド
ケース4で覆っているが、回路基板3の上面3c側も下
ケース2と同様のプラスチック筐体で単に覆われる構成
の場合には、上記実施例の如き構成とされた板金絞りシ
ールドケースで上面3c側を覆うこともできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るシ
ールドケースの取付構造では、シールドケースは金属の
薄板に絞り加工を施すことにより形成されているので複
雑な形状のものも容易に製造できる。また、この板金絞
りシールドケースをプラスチック筐体に嵌め込みこの筐
体に回路基板を取り付けるだけで板金絞りシールドケー
スを回路基板の所定位置に取り付けることができるので
板金絞りシールドケースの取り付けも容易に行える。ま
た、板金絞りシールドケースは筐体内壁面に密着するよ
うに回路基板によって押し付けられているので、板金絞
りシールドケースと筐体との間に不要な隙間は生じなく
なり、薄板で形成されたシールドケース自体は筐体によ
り補強される。しかも、板金絞りシールドケースをプラ
スチック筐体から分離することにより夫々の材料のリサ
イクルも可能である。また、リブ嵌合用凹部には補強用
のリブが嵌め込まれているのでリブ嵌合用凹部を回路基
板を複数の回路ブロックに仕切る所定の位置に確実に配
置できる。
【0031】請求項2に係る発明では、筐体のリブが嵌
め込まれるリブ嵌合用凹部が仕切壁となるので、請求項
1の効果に加え、回路基板に形成された複数の回路ブロ
ックを一つの板金絞りシールドケースでシールドできる
という効果を有する。
【0032】請求項3に係る発明では、請求項1の効果
に加え、リブ嵌合用凹部の底壁とリブの先端との間に設
けられた弾性体により底壁を回路基板のアースパターン
に弾性的に密着させることができるという効果を有す
る。
【0033】請求項4に係る発明では、プラスチックシ
ートに金属箔が固着されて形成された金属板を絞ってい
るので複雑な形状のシールドケースを容易に製造でき、
また、プラスチックシートが補強となっているので金属
箔の強度は高められる。
【0034】請求項5に係る発明では、金属板に多数の
スリットを形成したことにより絞りが容易になり、従っ
て、複雑な形状の板金絞りシールドケースを容易に製造
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る携帯形電話機の要
部分解斜視図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施例を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施例を示す図。
【図6】従来の携帯形電話機の分解斜視図。
【図7】従来のシールド構造の断面図。
【図8】別の従来のシールド構造の断面図。
【符号の説明】
2 プラスチツク筐体 2a シールドケース
嵌合用凹部 2b リブ 3 回路基板 32 アースパターン 50,50A 板金絞
りシールドケース 50a リブ嵌合用凹部 50g 底壁 51 プラスチックシート 52 金属箔 55 金属板 55a スリット 61 弾性体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−215500(JP,A) 特開 平8−130387(JP,A) 特開 昭57−91600(JP,A) 特開 平5−191077(JP,A) 特開 平8−102592(JP,A) 特開 平5−235576(JP,A) 実開 昭62−111789(JP,U) 実開 昭58−182494(JP,U) 実開 平3−36198(JP,U) 実開 平1−140897(JP,U) 実開 昭60−146726(JP,U) 実開 昭58−133989(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックにて形成され、シールドケ
    ース嵌合用凹部を有し、シールドケース嵌合用凹部を複
    数の部分に仕切るリブが設けられた電子機器の筐体と、 金属の薄板に絞り加工を施すことにより形成され、前記
    リブが嵌め込まれるリブ嵌合用凹部が形成され、前記シ
    ールドケース嵌合用凹部に嵌め込まれる板金絞りシール
    ドケースと、 前記シールドケース嵌合用凹部に嵌め込まれた前記板金
    絞りシードケースを前記筐体に向けて押し付ける状態で
    前記筐体に取り付けられ所定の回路部が前記板金絞りシ
    ールドケースで覆われる回路基板とを具備することを特
    徴とするシールドケースの取付構造。
  2. 【請求項2】 回路基板には前記板金絞りシールドケー
    スの部分であって前記リブ嵌合用凹部の底壁となる部分
    を間にして前記リブの先端と対向する部分に前記底壁と
    なる部分に接触させられるアースパターンが設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のシールドケース
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 リブ嵌合用凹部内であって前記リブ嵌合
    用凹部の底壁となる部分とリブの先端との間には弾性体
    が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシ
    ールドケースの取付構造。
  4. 【請求項4】 板金絞りシールドケースはプラスチック
    シートに金属箔が固着されてなる金属の薄板を前記金属
    箔が内側面となるようにして絞り加工することにより形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のシールドケースの取付構造。
  5. 【請求項5】 金属の薄板には多数本のスリットが形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のシールドケースの取付構造。
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