JP2001308577A - Pt板シールド構造 - Google Patents
Pt板シールド構造Info
- Publication number
- JP2001308577A JP2001308577A JP2000119127A JP2000119127A JP2001308577A JP 2001308577 A JP2001308577 A JP 2001308577A JP 2000119127 A JP2000119127 A JP 2000119127A JP 2000119127 A JP2000119127 A JP 2000119127A JP 2001308577 A JP2001308577 A JP 2001308577A
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- shield structure
- printed circuit
- printed board
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント基板の周縁に多数のスルーホールを
設けることなく、プリント基板の小口からの電磁波の漏
洩を防止することのできるPT板シールド構造を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 オンボードコンタクト1に水平方向の弾
性を持たせ、同オンボードコンタクトを前記シールドケ
ース3の内側面に付勢させると共に、同シールドケース
により前記プリント基板2の小口2aを覆うようにした
ので、プリント基板全周をシールドして何処からも電磁
波が漏れないようにすることができる。また、前記オン
ボードコンタクトを、L字状の剛性部3aと、同剛性部
の上端を外側に数回折曲して形成した弾性部3bとで構
成し、同弾性部に鉛直方向の切り込みを設けたので、同
弾性部がより適切に変形・復元され良好なコンタクトを
得て、シールドケースをプリント基板のアース電位に保
つことができ、確実にシールドすることができる。
設けることなく、プリント基板の小口からの電磁波の漏
洩を防止することのできるPT板シールド構造を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 オンボードコンタクト1に水平方向の弾
性を持たせ、同オンボードコンタクトを前記シールドケ
ース3の内側面に付勢させると共に、同シールドケース
により前記プリント基板2の小口2aを覆うようにした
ので、プリント基板全周をシールドして何処からも電磁
波が漏れないようにすることができる。また、前記オン
ボードコンタクトを、L字状の剛性部3aと、同剛性部
の上端を外側に数回折曲して形成した弾性部3bとで構
成し、同弾性部に鉛直方向の切り込みを設けたので、同
弾性部がより適切に変形・復元され良好なコンタクトを
得て、シールドケースをプリント基板のアース電位に保
つことができ、確実にシールドすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板から
発生する電磁波の漏洩を防止するPT板シールド構造に
関する。
発生する電磁波の漏洩を防止するPT板シールド構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板から発生する電磁波
の漏洩を防止するPT板シールド構造は、図4に示すよ
うに、弾性体でZ字状に形成し、垂直方向に弾性を持た
せたオンボードコンタクト1を、図5に示すように、プ
リント基板2周縁に実装し、同オンボードコンタクト1
上にシールドケース3を載置し、同シールドケース3の
開口部周縁に前記オンボードコンタクト1を付勢して接
触し、アース電位となるようにしていた。しかし、この
構成では、プリント基板2の上方はシールドされ、電磁
波の漏洩を防ぐことができるが、プリント基板2の小口
2aからの漏洩は防ぐことはできないという問題があっ
た。そこで、図示しないが、プリント基板2の周縁にア
ース電位に接続される多数のスルーホールを設け、プリ
ント基板2の小口2aからの漏洩を防止するようにして
いた。しかし、プリント基板2の周縁に多数のスルーホ
ールを設けるにはそれなりのスペースが必要となるばか
りか、コスト面で不利となるという問題があった。
の漏洩を防止するPT板シールド構造は、図4に示すよ
うに、弾性体でZ字状に形成し、垂直方向に弾性を持た
せたオンボードコンタクト1を、図5に示すように、プ
リント基板2周縁に実装し、同オンボードコンタクト1
上にシールドケース3を載置し、同シールドケース3の
開口部周縁に前記オンボードコンタクト1を付勢して接
触し、アース電位となるようにしていた。しかし、この
構成では、プリント基板2の上方はシールドされ、電磁
波の漏洩を防ぐことができるが、プリント基板2の小口
2aからの漏洩は防ぐことはできないという問題があっ
た。そこで、図示しないが、プリント基板2の周縁にア
ース電位に接続される多数のスルーホールを設け、プリ
ント基板2の小口2aからの漏洩を防止するようにして
いた。しかし、プリント基板2の周縁に多数のスルーホ
ールを設けるにはそれなりのスペースが必要となるばか
りか、コスト面で不利となるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、プリント基板の周縁に多数のスルーホー
ルを設けることなく、プリント基板の小口からの電磁波
の漏洩を防止することのできるPT板シールド構造を提
供することを目的としている。
題点を解決し、プリント基板の周縁に多数のスルーホー
ルを設けることなく、プリント基板の小口からの電磁波
の漏洩を防止することのできるPT板シールド構造を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、プリント基板周縁に弾性体でなるオンボー
ドコンタクトを実装し、同オンボードコンタクトにシー
ルドケースを接触させてシールドしてなるPT板シール
ド構造において、前記オンボードコンタクトに水平方向
の弾性を持たせ、同オンボードコンタクトを前記シール
ドケースの内側面に付勢させると共に、同シールドケー
スにより前記プリント基板の小口を覆うようにしたPT
板シールド構造としている。
決するため、プリント基板周縁に弾性体でなるオンボー
ドコンタクトを実装し、同オンボードコンタクトにシー
ルドケースを接触させてシールドしてなるPT板シール
ド構造において、前記オンボードコンタクトに水平方向
の弾性を持たせ、同オンボードコンタクトを前記シール
ドケースの内側面に付勢させると共に、同シールドケー
スにより前記プリント基板の小口を覆うようにしたPT
板シールド構造としている。
【0005】前記オンボードコンタクトを、L字状の剛
性部と、同剛性部の上端を外側に数回折曲して形成した
弾性部とで構成したPT板シールド構造としている。
性部と、同剛性部の上端を外側に数回折曲して形成した
弾性部とで構成したPT板シールド構造としている。
【0006】前記弾性部に鉛直方向の切り込みを設けた
PT板シールド構造としている。
PT板シールド構造としている。
【0007】前記シールドケースが、前記プリント基板
を載置する板状のベースと、一方を開口する箱状に形成
され、同開口部を前記ベース上に固着され、前記プリン
ト基板を収容するケース部とでなるPT板シールド構造
としている。
を載置する板状のベースと、一方を開口する箱状に形成
され、同開口部を前記ベース上に固着され、前記プリン
ト基板を収容するケース部とでなるPT板シールド構造
としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
るPT板シールド構造を詳細に説明する。図1は本発明
によるPT板シールド構造の一実施例を示す要部側断面
図、図2は同分解斜視図である。図1に示すように、板
状のベース3a上に、周縁に水平方向に弾性を持つオン
ボードコンタクト1を実装してアース電位としたプリン
ト基板2を載置し、その上から一方を開口する箱状のケ
ース部3bを被せ、前記オンボードコンタクト1を前記
シールドケース3のケース部3b内側面に付勢して接触
させ、同ケース部3bにより前記プリント基板2の小口
2aまでシールドするようにしている。また、図2に示
すように、前記ケース部3bは、ねじ4により前記ベー
ス3aに取付けられている。上記のように構成すること
により、前記ケース3により前記プリント基板2の上
面、下面及び、小口2aをもシールドされプリント基板
2の発生する電磁波が外部に漏れることがない。
るPT板シールド構造を詳細に説明する。図1は本発明
によるPT板シールド構造の一実施例を示す要部側断面
図、図2は同分解斜視図である。図1に示すように、板
状のベース3a上に、周縁に水平方向に弾性を持つオン
ボードコンタクト1を実装してアース電位としたプリン
ト基板2を載置し、その上から一方を開口する箱状のケ
ース部3bを被せ、前記オンボードコンタクト1を前記
シールドケース3のケース部3b内側面に付勢して接触
させ、同ケース部3bにより前記プリント基板2の小口
2aまでシールドするようにしている。また、図2に示
すように、前記ケース部3bは、ねじ4により前記ベー
ス3aに取付けられている。上記のように構成すること
により、前記ケース3により前記プリント基板2の上
面、下面及び、小口2aをもシールドされプリント基板
2の発生する電磁波が外部に漏れることがない。
【0009】図3は本発明によるPT板シールド構造の
他の実施例を示す部品図で、(a)は斜視図、(b)は
正立面図、(c)は要部側断面図である。図に示すよう
に、前記オンボードコンタクト1を、L字状の剛性部1
aと、同剛性部1aの上端を外側に数回折曲して形成
し、水平方向に弾性を持たせた弾性部1bとで構成する
ようにしている。そして、前記弾性部1bに鉛直方向の
切り込み1cを設けることにより、同弾性部1bがより
適切に変形・復元されるようにしている。
他の実施例を示す部品図で、(a)は斜視図、(b)は
正立面図、(c)は要部側断面図である。図に示すよう
に、前記オンボードコンタクト1を、L字状の剛性部1
aと、同剛性部1aの上端を外側に数回折曲して形成
し、水平方向に弾性を持たせた弾性部1bとで構成する
ようにしている。そして、前記弾性部1bに鉛直方向の
切り込み1cを設けることにより、同弾性部1bがより
適切に変形・復元されるようにしている。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるPT
板シールド構造によれば、オンボードコンタクトを、前
記シールドケースの内側面に接触させることができるの
で、シールドケースによりプリント基板の小口をも覆う
ことができ、従って、プリント基板全周をシールドして
何処からも電磁波が漏れないようにすることができる。
また、前記オンボードコンタクトを、L字状の剛性部
と、同剛性部の上端を外側に数回折曲して形成した弾性
部とで構成し、同弾性部に鉛直方向の切り込みを設けた
ので、同弾性部がより適切に変形・復元され良好なコン
タクトを得て、シールドケースをプリント基板のアース
電位に保つことができ、確実にシールドすることができ
る。
板シールド構造によれば、オンボードコンタクトを、前
記シールドケースの内側面に接触させることができるの
で、シールドケースによりプリント基板の小口をも覆う
ことができ、従って、プリント基板全周をシールドして
何処からも電磁波が漏れないようにすることができる。
また、前記オンボードコンタクトを、L字状の剛性部
と、同剛性部の上端を外側に数回折曲して形成した弾性
部とで構成し、同弾性部に鉛直方向の切り込みを設けた
ので、同弾性部がより適切に変形・復元され良好なコン
タクトを得て、シールドケースをプリント基板のアース
電位に保つことができ、確実にシールドすることができ
る。
【図1】本発明によるPT板シールド構造の一実施例を
示す要部側断面図である。
示す要部側断面図である。
【図2】本発明によるPT板シールド構造の一実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図3】本発明によるPT板シールド構造の他の実施例
を示す部品図で、(a)は斜視図、(b)は正立面図、
(c)は要部側断面図である。
を示す部品図で、(a)は斜視図、(b)は正立面図、
(c)は要部側断面図である。
【図4】従来のPT板シールド構造の要部部品を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】従来のPT板シールド構造を示す斜視図であ
る。
る。
1 オンボードコンタクト 1a L字状の剛性部 1b 弾性部 1c 切り込み 2 プリント基板 2a 小口 3 シールドケース 3a ベース 3b ケース部 4 ねじ
Claims (4)
- 【請求項1】 プリント基板周縁に弾性体でなるオンボ
ードコンタクトを実装し、同オンボードコンタクトにシ
ールドケースを接触させてシールドしてなるPT板シー
ルド構造において、 前記オンボードコンタクトに水平方向の弾性を持たせ、
同オンボードコンタクトを前記シールドケースの内側面
に付勢させると共に、同シールドケースにより前記プリ
ント基板の小口を覆うようにしたことを特徴とするPT
板シールド構造。 - 【請求項2】 前記オンボードコンタクトを、L字状の
剛性部と、同剛性部の上端を外側に数回折曲して形成し
た弾性部とで構成したことを特徴とする請求項1記載の
PT板シールド構造。 - 【請求項3】 前記弾性部に鉛直方向の切り込みを設け
たことを特徴とする請求項2記載のPT板シールド構
造。 - 【請求項4】 前記シールドケースが、前記プリント基
板を載置する板状のベースと、一方を開口する箱状に形
成され、同開口部を前記ベース上に固着され、前記プリ
ント基板を収容するケース部とでなることを特徴とする
請求項1記載のPT板シールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119127A JP2001308577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | Pt板シールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119127A JP2001308577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | Pt板シールド構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001308577A true JP2001308577A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18630162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000119127A Pending JP2001308577A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | Pt板シールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001308577A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009111076A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kyocera Corp | シールドケース及び無線端末装置 |
JP2012104741A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Kyoshin Kogyo Co Ltd | シールドケース固定具 |
JP2014139077A (ja) * | 2006-08-18 | 2014-07-31 | Delphi Technologies Inc | 自動車用途のための軽量オーディオシステム |
CN108601299A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-28 | 上海移远通信技术股份有限公司 | 屏蔽罩及包含其的屏蔽罩组件 |
GB2569558B (en) * | 2017-12-19 | 2022-04-06 | Harwin Plc | Element, system and method for retaining a component to a surface |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000119127A patent/JP2001308577A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014139077A (ja) * | 2006-08-18 | 2014-07-31 | Delphi Technologies Inc | 自動車用途のための軽量オーディオシステム |
JP2009111076A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kyocera Corp | シールドケース及び無線端末装置 |
JP2012104741A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Kyoshin Kogyo Co Ltd | シールドケース固定具 |
GB2569558B (en) * | 2017-12-19 | 2022-04-06 | Harwin Plc | Element, system and method for retaining a component to a surface |
CN108601299A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-28 | 上海移远通信技术股份有限公司 | 屏蔽罩及包含其的屏蔽罩组件 |
CN108601299B (zh) * | 2018-04-26 | 2020-08-21 | 上海移远通信技术股份有限公司 | 屏蔽罩及包含其的屏蔽罩组件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090616 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091020 |