JP3259675B2 - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JP3259675B2
JP3259675B2 JP00971898A JP971898A JP3259675B2 JP 3259675 B2 JP3259675 B2 JP 3259675B2 JP 00971898 A JP00971898 A JP 00971898A JP 971898 A JP971898 A JP 971898A JP 3259675 B2 JP3259675 B2 JP 3259675B2
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隆文 土方
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高齢者や
身体障害者等の乗員が着座するための車両用回転座席に
係り、詳しくはそのシートスライド装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用回転座席90のシ
ートスライド装置91としては図14ないし図16に示
す構成のものがある。この車両様回転座席90は運転席
と隣接する助手席に設けられ、そのフロア92上の所定
の位置にはシート受け台93が設けられ、このシート受
け台93の上には回転盤94が取付けられている。ま
た、この回転盤94の上には所定の長さの左右対をなす
スライド溝96を有するシートスライドレール95が所
定の間隔で平行に取付けられ、このシートスライドレー
ル95には図示はしないがスライド部材を介してベース
97がシートスライドレール95に沿って前後に移動可
能に取付けられている。
【0003】また、このベース97の左右の縁部の後部
側には対をなす四節リンクアーム98,99の下端部が
枢着され、この四節リンクアーム98,99の上端部に
は略く字形状の振出しアーム100 が枢着されるととも
に、この左右の振出しアーム100 の水平部101 間に補強
枠が取付けられて、同水平部101 に座席本体102 が取付
けられている。また、ベース97側と水平部101 の下面
側との間にはスイングロック機構103 およびストッパー
機構104 が係脱可能に介装されている。
【0004】また、座席本体102 は図14に示す状態で
フロント側に指向し、左右のシートスライドレール95
も前後方向に位置しており、この状態で図15に示すよ
うにこの左右のシートスライドレール95の下方位置で
あってシート受け台93の外側となるフロア92上の所
定の位置に断面略コ字形状のフックブラケット105 が4
か所配設され、このフックブラケット105 の上片105aに
は図16に示すようにクッション材106 が設けられてい
る。また、左右対をなすシートスライドレール95には
このフックブラケット105 と係脱する前部フック107 と
後部フック108が設けられている。また、例えば座席本
体102 あるいは振出しアーム100 側にはシートベルト10
9 のシートベルトアンカー110 が取付けられている。
【0005】このように設けられた車両様回転座席90
は回転盤94を介してシートスライドレール95をドア
開口部側に回転することにより座席本体102 がドア開口
部側に指向し、同時にフック107,108 がフックブラケッ
ト105 との係合から外れ、この状態でベース97を座席
前方へスライドさせると、スイングロック機構103 がス
トッパー機構104 との係合が解かれて水平部101 の下面
に設けられた爪が外れ、その後、図示はしないが四節リ
ンクアーム98,99のアクチュエータを作動すること
により座席本体102 は振出しアーム100 を介して室外に
降り出されるとともに、座席本体102 は路面より所定の
高さ位置にスイングダウンされ、乗員は例えば車椅子に
乗り換えることができる。また、座席本体102 を室内側
へ位置させるには上記と反対に操作することで元の位置
に復される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両様回転座席90のシートスライド装置91を構成する
シートスライドレール95は回転盤94の上部に取付け
られ、また、このシートスライドレール95には座席本
体102 がフロントに指向した際に、前後部のフック107,
108 がフロア92に配設されたフックブラケット105 と
係合してシートベルト109 からの衝撃荷重をフロア92
側に逃す構成とされていることから、座席本体102 の回
転時、その水平回転のバラツキにより前後部のフック10
7,108 とフックブラケット105 に設けられたクッション
材106 が干渉して、クッション材106 の外れにより、回
転操作が悪化する問題を生じ、また、シートベルトによ
る衝撃荷重対策の構成部品が多くコスト高となる問題が
あった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な構成で座席本体の前後方向
のスライドを安定化することができ、かつベルト荷重対
策することのできるシートスライド装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、請求項1の発明は、車両の前後方向に
所定の間隔で並設されたアウタレールと、このアウタレ
ール間に対設してその対向面に相互に案内凹部を形成し
て、該案内凹部間に転動体を介装してシートをスライド
可能に支持するインナレールを設けるとともに、インナ
レール側には該インナレールをスライド案内するガード
レールを配設する構成としたことであり、また、前記イ
ンナレールの後端部の移動経路上に、該後端部を挿脱可
能に挿入するフック部材を配設する構成としたシートス
ライド装置である。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、インナレール
の内側にはアウタレールと並設してインナレールをスラ
イド可能にガードレールを設ける構成としたので、イン
ナレールの変形を抑止して転動体の外れを防止して直線
案内機構としての前後方向への移動を安定維持すること
ができる。また、車両の走行中において、急ブレーキ、
衝突等によりシートベルトに作用するベルト荷重による
インナレール浮き上がりを防止するとともにベルト荷重
をフック部材を介してフロア側へ逃すことができ直線案
内機構の損傷を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図1 に基づいて説明する。本実施形態に係る車両用回
転座席(以下、単に回転座席ともいう)1は、図1に示
すように運転席左側の助手席に設定した場合を例示す
る。従って、当該回転座席1の左側にドア開口部Dが設
けられており、回転座席1は左側(平面的に見て反時計
回り方向)にほぼ90°回転させることにより室外へ移
動可能となる。
【0011】さて、本実施形態に係る車両用回転座席1
は、座席本体2と、この座席本体2を車両幅方向(室内
と室外との間)に移動させるための昇降装置50と、座
席本体2および昇降装置50を回転支持するための回転
支持台10と、座席本体2と昇降装置50と回転支持台
10を車両前後方向に移動させるための前後方向支持台
30を備えている。座席本体2および昇降装置50の詳
細が図2および図3に示され、回転支持台10および前
後方向支持台30の詳細が図4に示されている。なお、
各図では、車両前方を矢印「前」で示し、ドア開口部側
を矢印「外」で示している。
【0012】先ず、図2に示すように座席本体2はシー
トクッション2aとシートバック2bを有し、シートク
ッション2aの前部には着座者が足を載せておくための
フットレスト2cが取付けられている。この座席本体2
については本発明の実施にあたり特に変更を要しない。
【0013】この座席本体2は昇降装置50に載置され
ている。昇降装置50は、図3に示すように左右一対の
四節リンク機構を主体とし、この四節リンク機構を伸縮
作動することにより座席本体2を室内から室外へ、ある
いはその逆に移動させる機能を有している。図中53は
この昇降装置50のベースであり、このベース53は底
縁53bとその両側部に相互に平行に立ち上がる側縁5
3a,53aからなる略コ字形をなし、両側縁53a,
53aに四節リンク機構を構成する第1および第2リン
クアーム51,52がそれぞれ支点51a,52aを介
して車両前後方向に回動可能に取付けられている。後ろ
側の第2リンクアーム52,52間には連結バー54,
55が掛け渡されているため、両第2リンクアーム5
2,52は一体で回動する。下側の連結バー54の両端
部がベース53の両側縁53a,53aに対して回転可
能に支持されており、従ってこの連結バー54の軸心が
第2リンクアーム52の回動支点52aとなっている。
【0014】第1リンクアーム51と第2リンクアーム
52の先端間は、左右それぞれ連結アーム56と振り出
しアーム57を介して連結されている。連結アーム56
と振り出しアーム57に対して両リンクアーム51,5
2はそれぞれ支点51b,52bを介して回動可能に連
結されている。ベース53の側縁53a、第1および第
2リンクアーム51,52および振り出しアーム57に
より一組の四節リンク機構が構成されている。
【0015】振り出しアーム57は略く字状に形成され
て前方へ延びており、図示するようにその先端部には相
互に内方へ張り出すフランジ部57aが形成され、また
その先端部間には補強バー58が掛け渡されている。両
フランジ部57a,57a間および補強バー58に座席
本体2が載置され、図示省略したボルトにより固定され
ている。
【0016】次に、上記下側の連結バー54のほぼ中央
には、L字形をなす2本の支持アーム59、59が固定
されており、両支持アーム59,59を介して四節リン
ク機構と車両フロア側との間に、当該昇降装置50の駆
動源としてのアクチュエータ60が取付けられている。
このアクチュエータ60は、図5に示すように電動モー
タ61とギヤボックス62とボールねじ63を主体とし
て構成されるもので、電動モータ61が起動するとギヤ
ボックス62により増幅されたトルクでねじ軸63aが
回転し、これによりこのねじ軸63aにねじ嵌合するブ
ロック体形状のナット63bがねじ軸63aの軸方向に
移動する構成となっている。
【0017】ねじ軸63aは、ギヤボックス62の出力
軸側に取り付けた筒体状のねじ軸ケース63cに回転可
能に支持されており、このねじ軸ケース63cは上記2
本の支持アーム59,59により回動支点59a,59
aを介して上下に回動可能に支持されている。一方、ナ
ット63bの両側面には板状のブラケット63d,63
dが取り付けられ、両ブラケット63d,63dの先端
は、支軸64を介してベース53の底縁53bの上面前
端付近に上下に回動可能に連結されている。このよう
に、本実施形態においてアクチュエータ60はそのねじ
軸63aを座席本体2の前側に位置させ、ギヤボックス
62を座席本体2の後側へ位置させる向きで組付けられ
ている。
【0018】このように組付けられたアクチュエータ6
0によれば、後述するように座席本体2をドア開口部側
に向けた状態で、電動モータ61を正転方向に起動する
と、ねじ軸63aが回転してナット63bが相対的にね
じ軸63aの先端側に移動する。しかしながら、ナット
63bは上下方向に回動するが前後方向(この段階では
車両幅方向)に移動できないので、ねじ軸63aひいて
は当該アクチュエータ60自体が座席本体2の後ろ側へ
移動する。この状態が図13に示されている。図示する
ようにアクチュエータ60(ナット63bを除く部分)
が後方へ移動すると、図3において支持アーム59,5
9および連結バー54が反時計回り方向に回転し、これ
により第2リンクアーム52が支点52aを中心にして
室外側(図示左方)へ回動する。
【0019】第2リンクアーム52が室外側へ回動する
ことにより、連結アーム56を介して第1リンクアーム
51が前方へ回動し、この四節リンク機構の動作により
振り出しアーム57が所定の軌跡に沿って室外に向けて
振り出される。こうして振り出しアーム57が振り出さ
れると、座席本体2が室内の着座高さから室外の低い位
置(図13中実線で示す位置から二点鎖線で示す位置)
に移動する。電動モータ61を逆転させると、振り出し
アーム57が上記所定の軌跡を逆方向に移動して、座席
本体2が室外の低い位置から室内の着座高さに戻され
る。
【0020】次に、上記昇降装置50のベース53の底
縁53bには、以下説明する回転支持台10の動作をロ
ックするための回転ロック機構70が設けられている。
この回転ロック機構70については後述する。また、同
じく底縁53bの下面には、円弧形状のピニオンギヤ6
とスライドロック自動解除プレート7が取付けられてい
る。ピニオンギヤ6は後述する中間ギヤ36を介してラ
ック38に噛み合っており、座席本体2の回転動作と前
後方向移動動作を連動させる機能を有している。スライ
ドロック自動解除プレート7は後述するスライドロック
機構80を自動的に解除する機能を有している。これら
についても後述する。
【0021】次に、回転支持台10について説明する。
図4に示すようにこの回転支持台10は、ベース12,
12の両端に相互に一定間隔で平行に2本のインナレー
ル11,11を取り付けて構成したもので、このインナ
レール11,11は後述する前後方向支持台30のアウ
タレール32,32に沿って前後方向にスライドされる
もので、両ベース12,12の上面には回転リング13
が取付けられている。この回転リング13は、図示は省
略したがその外輪13aと内輪13bとの間に多数の鋼
球を挟み込んで一方に対して他方がガタ付きなく滑らか
に回転する構成としたもので、外輪13aがベース1
2,12側に固定され、内輪13bが前記昇降装置50
の底縁53bの下面に固定されており、これにより昇降
装置50ひいては座席本体2が回転支持台10の上面側
に回転可能に支持されている。図6から明らかなように
この回転リング13は、座席本体2の座面(シートクッ
ション2a)の室外側の端部に取付けられている。これ
により、座席本体2を室外側に約90°回転させると、
座面のヒップポイントHPが回転中心(回転リング1
3)の前側に移動する。
【0022】図4に示すように回転支持台10の後部と
右側部(室内側の側部)の2箇所には、昇降装置50側
に設けた回転ロック部材74のロックピン74cが係脱
するロックプレート71,72が取付けられている。両
ロックプレート71,72には、上記ロックピン74c
が嵌まり込み状に係合されるロック凹部71a,72a
が形成されている。昇降装置50に設けた回転ロック機
構70は、図7に示すように回転ロック解除レバー73
と回転ロック部材74を備えている。回転ロック解除レ
バー73は、左側の振り出しアーム57の先端部下面
に、ブラケット73bを介して上下に回動操作可能に設
けられている。図示は省略したがこの回転ロック解除レ
バー73は、引張りばね(捩りばねでもよい)によりそ
の先端部が上方へ移動する方向に付勢されている。
【0023】この回転ロック解除レバー73の後端73
a(下端)は、ブラケット76を介して昇降装置50の
ベース53の前左角部付近に取り付けた中間部材75の
一端に当接されている。この中間部材75は、支点75
aを介して水平方向に回動可能に支持されている。この
ため、回転ロック解除レバー73を付勢力に抗して押し
下げ操作すると、その後端73aが後方へ変位し、これ
により中間部材75の一端が押されて反時計回り方向に
回転する。
【0024】中間部材75の他端には操作ワイヤ77の
一端が連結されており、この操作ワイヤ77は保護チュ
ーブ78の内周側を経てベース53の後左角部付近に至
っている。ベース53の後左角部にはブラケット79を
介して回転ロック部材74が支軸74aを介して水平方
向に回動可能に取付けられている。支軸74aに対して
室内側にロックピン74cが取付けられ、室外側の端部
に引掛け部74dが設けられている。回転ロック部材7
4の室内側の端部とブラケット79との間には引張りば
ね74bが取付けられているため、この回転ロック部材
74はロックピン74cを引き寄せる方向すなわちロッ
クプレート71,72のロック凹部71a,72aに嵌
め込む方向(ロック方向)に付勢されている。
【0025】一方、操作ワイヤ77の他端は上記引掛け
部74dに引き掛けられている。このため、上記したよ
うに中間部材75が回転ロック解除レバー73の後端7
3aにより押されて回転すると、操作ワイヤ77が前方
へ引っ張られ、これにより回転ロック部材74が引張り
ばね74bに抗してアンロック方向(時計回り方向)に
回転し、これによりロックピン74cがロックプレート
71,72のロック凹部71a,72aから外れて回転
ロックが解除される。回転ロックが解除されると、昇降
装置50従って座席本体2が回転可能な状態になる。
【0026】回転ロック解除レバー73の回動操作を解
除すると、回転ロック部材74は引張りばね74bによ
りロック方向に戻され、これによりロックピン74cが
ロックプレート71,72と係合可能な位置に戻され
る。この状態で、座席本体2を着座位置あるいはドア開
口部側に向いた横向き位置に回転させると、このロック
ピン74cが一方の回転ロックプレート71(72)の
ロック凹部71a(72a)に嵌まり込み、これにより
座席本体2がその位置で回転不能にロックされる。な
お、座席本体2を車両正面を向いた着座位置に位置させ
ると、後部側の回転ロックプレート71にロック部材7
4がロックされ、座席本体2をドア開口部側を向いた横
向き位置に位置させると、室内側のロックプレート72
にロック部材74がロックされる。
【0027】次に、図4に示すように回転支持台10の
前側のベース12には、補助片81が前方へ張出し状に
取付けられており、この補助片81の上面にスライドロ
ック機構80が取付けられている。このスライドロック
機構80の詳細が図9に示されている。補助片81には
挿通孔81aが形成され、この挿通孔81aにはスリー
ブ82が嵌め込まれている。このスリーブ82の内周側
には保持体83の円柱体部83aが軸方向移動可能に挿
通されている。この保持体83のフランジ部83bと補
助片81との間には圧縮ばね84が介装されているた
め、保持体83は図示上方へ移動する方向すなわち円柱
体部83aをロック孔31aから抜き出す方向に付勢さ
れている。
【0028】保持体83の上端には鋼球85が回転可能
かつ脱落しないように保持されている。鋼球85は圧縮
ばね84の付勢力によりスライドロック自動解除プレー
ト7(図8)またはピニオンギヤ6の下面に押し付けら
れている。スライドロック自動解除プレート7はピニオ
ンギヤ6の下面に取り付けている。このため、図9中
(イ)の相対位置で示すように鋼球85がスライドロッ
ク自動解除プレート7に押し付けられている状態すなわ
ち座席本体2が回転操作されることなく正面に向けられ
ている状態では、保持体83が圧縮ばね84に抗してス
ライドロック自動解除プレート7の板厚分だけ下方へ押
し下げられて、その下端部が前後方向支持台30(図
4)のベース31に形成したロック孔31aに差し込ま
れる。保持体83の円柱体部83aがロック孔31aに
差し込まれると、回転支持台10ひいては座席本体2が
前後方向支持台30に対して前後方向に移動不能にロッ
クされる。
【0029】一方、座席本体2をドア開口部側に回転操
作して、ピニオンギヤ6およびスライドロック自動解除
プレート7を回転リング13を中心にして反時計回り方
向に円弧移動させる過程において、図中(ロ)(ハ)の
相対位置で示すように鋼球85がスライドロック自動解
除プレート7から外れると、保持体83が圧縮ばね84
により同プレート7の板厚分だけ上方へ移動するので、
その下端部は上記ロック孔31aから抜き出され、これ
により座席本体2の前後方向のロックが自動解除され
る。なお、図9では、ピニオンギヤ6およびスライドロ
ック自動解除プレート7に対して複数箇所にスライドロ
ック機構80を配置した状態を示したが、座席本体2の
回転動作に関してスライドロック機構80が固定側であ
り、ピニオンギヤ6およびスライドロック自動解除プレ
ート7が回転側であるので、実際にはスライドロック機
構80に対してピニオンギヤ6およびスライドロック自
動解除プレート7が移動する。
【0030】次に、回転支持台10の2本のインナレー
ル11,11の外側面には、図10に示すようにV字状
の溝部11aが形成されている。一方、前後方向支持台
30のベース31の両側部には、アウタレール32,3
2が相互に一定間隔をおいて平行に配置されている。両
アウタレール32,32は、上記インナレール11,1
1の外側に沿って配置されており、そのインナレール1
1に対向する側面にも上記溝部11aと同様の溝部32
aが対向して形成されている。このように配置したイン
ナレール11とアウタレール32との間には、溝部11
a,32aに嵌め込む状態で多数の鋼球(転動体ともい
う)33〜33が挟み込まれており、これにより左右一
対の直線案内機構34,34が構成されるとともに、さ
らに、インナレール11,11の内側のベース31上の
所定の範囲には、同インナレール11,11をスライド
可能に、かつアウタレール32との外れを防止するため
の断面略L形状のガードレール37が敷設されている。
この両直線案内機構34,34に加えてガードレール3
7を設けることにより回転支持台10ひいては昇降装置
50および座席本体2が車両の前後方向に沿ってガタ付
きなく滑らかに移動可能となっている。図示は省略した
が前後方向支持台30のベース31は車両フロアにボル
トによって固定され、これにより当該回転座席1が車両
室内の所定位置(助手席位置)に設置されている。な
お、上記転動体を鋼球33で例示したが、これに限定す
るものではなく、例えば円柱体をなすローラであっても
よい。
【0031】また、この回転座席1が車両室内の所定位
置に定位置固定(ロック孔31aに円柱体部83aが差
し込まれた状態)された状態で、図11(a)(b)に示すよ
うにインナレール11,11の後端部側は所定の長さ後
方へ延出する延出部11b,11bが形成されており、
この延出部11b,11bの移動経路の車両フロア側に
は同延長部11b,11bを挿脱可能に挿入する略逆U
形状のフック部材39が配設されている。
【0032】次に、座席本体2の回転動作と前後方向の
移動動作を連動させるための手段について説明する。図
4および図8に示すように室内側のアウタレール32の
側面にはラック38が取付けられている。一方、室内側
のインナレール11の上面には支持プレート35を介し
て中間ギヤ36が回転可能に取付けられている。この中
間ギヤ36はラック38に噛み合わされており、この噛
合い状態が座席本体2の前後方向の全移動範囲で維持さ
れるようラック38の位置および長さが設定されてい
る。
【0033】これに対して、前記したピニオンギヤ6は
図6および図8に示すようにほぼ90°の範囲の円弧形
状を有し、その噛合い当初側(反時計回り方向の端部
側、以下同じ)の一定角度範囲(本実施形態では約26
°)には噛合い歯が形成されていない。このため、座席
本体2をその着座位置(車両前方に向いた位置、図6中
実線で示す位置)からドア開口部側(反時計回り方向)
へ回転させ始めた当初約26°の範囲はピニオンギヤ6
と中間ギヤ36は噛み合わず、従って座席本体2は回転
するのみで車両前方へは移動しない(非連動範囲)。
【0034】座席本体2をドア開口部側にさらに回転さ
せると、ピニオンギヤ6が中間ギヤ36に噛合うため、
座席本体2の回転操作に連動して中間ギヤ36が回転す
る。中間ギヤ36はラック38に噛み合っているので、
回転するとともに車両前方へ移動し、これにより回転支
持台10が車両前方へ移動し、ひいては座席本体2がド
ア開口部側へ回転しつつ車両前方へ移動する(連動範
囲)。
【0035】ここで、前記したスライドロック機構80
において、鋼球85がスライドロック解除プレート7か
ら外れてスライドロックが解除されるタイミング(図9
中、相対位置(ロ)となるタイミング)は、座席本体2
が回転操作されてピニオンギヤ6の歯が中間ギヤ36に
噛み合う直前に設定されている。すなわち、座席本体2
を着座位置からドア開口部側へ回転させ始めた当初約2
6°の範囲では、鋼球85がスライドロック自動解除プ
レート7に当接して保持体83の円柱体部83aがロッ
ク孔31aに差し込まれた状態(図9中、相対位置
(イ)の状態)に維持され、これにより座席本体2が前
後方向移動不能にロックされた状態に維持される。
【0036】座席本体2を約26°回転操作した時点
で、スライドロック自動解除プレート7から鋼球85が
外れる(図9中、相対位置(ロ)の状態)。すると、保
持体83が圧縮ばね84により上方へ変位して、その円
柱体部83aがロック孔31aから抜き出され(図9
中、相対位置(ハ)の状態)、これにより座席本体2が
前後方向へ移動可能な状態になる(スライドロックの自
動解除)。以後、座席本体2がドア開口部側に向いた横
向き位置に至るまで、鋼球85はピニオンギヤ6の下面
に押し当てられた状態に維持され、スライドロックの解
除状態が維持される。
【0037】逆に、座席本体2をドア開口部側に向いた
横向き位置から着座位置に向けて約64°回転操作する
間は、スライドロック機構80の保持体83が上方へ変
位した状態に維持されて、スライドロックが解除された
状態に保持されるので、座席本体2は着座位置に向けて
(時計回りに)回転しつつ、後方へ移動する。座席本体
2は横向き位置から約64°回転操作した時点で、車両
前後方向に関して後方位置に戻されるとともに、鋼球8
5がスライドロック自動解除プレート7に乗り上げて保
持体83が圧縮ばね84に抗して押し下げられ、これに
よりその円柱体部83aがロック孔31aに再び差し込
まれ、従って当該座席本体2が後方位置で前後方向移動
不能にロックされる(図9中、相対位置(ロ)の状
態)。その後、座席本体2は約26°回転動作のみし
て、車両前方を向いた着座位置に戻される。
【0038】このようにスライドロック機構80は、座
席本体2の回転動作と前後方向への移動動作とが連動さ
れるタイミングに合わせて自動的にロック・アンロック
されるようになっており、上記スライドロック自動解除
プレート7はこれを実現できる寸法および形状に設定さ
れ、またその取付け位置が設定されている。
【0039】前後方向支持台30の左右側部および後部
はカバー41、42、43により覆われて、異物の噛み
込みによる作動不良が防止され、またその見栄えの向上
が図られている。
【0040】次に、以上のように構成した回転座席1の
操作手順を図12に基づいて説明する。図では、座席本
体2の回転中心(回転リング13の回転中心)を基準に
して、車両前後方向移動範囲の後方位置を符号L0 で示
し、前方位置を符号L1 で示し、また、車両幅方向移動
範囲の室内側位置を符号W0 で示し、室外側位置を符号
W1 で示している。
【0041】さて、図12(A)は座席本体2が着座位
置に位置する状態を示し,この位置において、インナレ
ール11,11の延長部11b,11bはフロアに配設
されたフック部材39に挿通されている。この着座位置
において、操作者が回転ロック解除レバー73を押し下
げ操作して回転ロック機構70を解除した後、座席本体
2をドア開口部D側(図示反時計回り方向)へ回転操作
する。図12(B)は、同方向へ約26°回転させた状
態を示している。この間は、ピニオンギヤ6と中間ギヤ
36は噛み合わないので、座席本体2は回転動作のみす
る。この段階で、座席本体2は、そのシートクッション
2aがドア開口部Dの後部すなわちリヤピラーPに干渉
する手前の位置にまで至っているため、このままさらに
回転させたのではピラーPに干渉して座席本体2をドア
開口部Dに向けた横向き位置まで回転させることができ
ない。
【0042】しかしながら、約26°回転させた時点
で、スライドロック解除プレート7がスライドロック機
構80の鋼球85から外れて保持体83が上動し、これ
により円柱体部83aがロック孔31aから抜き出され
て前方へ移動可能な状態(スライドロックの自動解除状
態)になるとともに、ピニオンギヤ6が中間ギヤ36に
噛み合い始める。
【0043】このため、以後さらに座席本体2を回転さ
せると、この回転動作に連動して座席本体2は、ピニオ
ンギヤ6と中間ギヤ36との噛合い作用および中間ギヤ
36とラック38の噛合い作用により前方へ移動すると
ともに、インナレール11,11の延長部11b,11
bはフック部材39より離脱する。こうして座席本体2
は残り約64°回転しつつ前方へ移動し、これにより図
12(C)に示すようにドア開口部D側に向いた横向き
姿勢になるとともに、前方位置L1 に至る。このよう
に、座席本体2が回転しつつ前方へ移動することによ
り、その回転途中において着座者の足あるいはフットレ
ストがドア開口部Dの前端に干渉することが回避され
る。この点、従来、一旦座席本体を前方位置にまで移動
させた後、回転させると着座者の足等がドア開口部(ボ
ディ)の前端に干渉する問題があったが、本実施形態の
ように回転させつつ前方へ移動させることによりこのよ
うな問題を回避することができる。
【0044】こうして、座席本体2が横向き姿勢になっ
た時点で、ロックピン74cが回転支持台10の室内側
の回転ロックプレート72にロックされ、これにより座
席本体2が当該横向き姿勢で回転不能にロックされる。
座席本体2が回転不能にロックされるので、車両前後方
向の移動動作もロックされる。何故なら、ピニオンギヤ
6と中間ギヤ36および中間ギヤ36とラック38がそ
れぞれ噛合い状態にあるため、座席本体2の回転動作と
前後方向の移動動作が連動されているからである。
【0045】次に、昇降装置50の電動モーター61を
正転させて振り出しアーム57,57を室外側に振り出
し、これにより座席本体2を、図12(C)の室内側位
置W0 から図12(D)の室外側位置W1 にまで移動さ
せつつ、所定の高さにまで下降させる。座席本体2が室
外の所定高さにまで下降した後、電動モータ61が停止
して昇降装置50が停止し、この状態で着座者は席を離
れることができる。このように座席本体2はドア開口部
Dを経て車外に移動しつつ徐々に低い位置(例えば車椅
子と同じ程度の高さ)に変位するので、この室外側位置
W1 において着座者が例えば車椅子に直接乗り移る場合
であっても座席本体2との間を楽に移動することができ
る。しかも、本実施形態では、四節リンク機構の作用に
より座席本体2を車両幅方向に移動させる構成であるの
で、例えばスライド機構により移動させる構成に比し
て、幅方向に少ないスペースでより大きく昇降動させる
ことができる。このため、比較的室内床面が高いワンボ
ックスカーであっても十分に低い高さにまで座席本体2
を移動させることができる。
【0046】また、図12(D)に示すように、昇降装
置50の作動により座席本体2が車外に移動する過程に
おいて、開けたドアDrが例えば風により閉じ方向に力
を受けても、座席本体2のシートクッション2aにより
開き方向に保持されるため、乗降動作中にドアが支障に
なることがない。
【0047】以上のようにして、室外側位置W1 に移動
させた座席本体2を元の着座位置に戻すには、電動モー
ター61を逆転させて昇降装置50を逆方向に作動させ
ることにより、座席本体2を上昇させつつ図12(C)
に示す室内側位置W0 にまで戻す。この時点で、電動モ
ータ61が停止して昇降装置50は停止する。然る後、
回転ロック機構70を解除操作して手操作で座席本体2
を室内側に向けて回転させる。この段階においてもピニ
オンギヤ6と中間ギヤ36および中間ギヤ36とラック
38が噛合い状態に保持されているので、座席本体2は
前記とは逆に室内側に回転しつつ前方位置L1 から後方
位置L0 へ向けて移動する。
【0048】横向き姿勢から約64°室内側に回転させ
た段階で、座席本体2は後方位置L0 に戻されて図12
(B)に示す位置に至る。その後、座席本体2をさらに
約26°回転させることにより、図12(A)に示す着
座位置に戻すことができる。この26°の回転範囲で
は、ピニオンギヤ6と中間ギヤ36の噛合いが外れ、か
つ前記したようにスライドロック解除プレート7がスラ
イドロック機構80の鋼球85の上側に戻され、これに
よりスライドロック機構80がロック状態に復帰するの
で、座席本体2は回転動作のみし、前後方向には移動し
ない。この座席本体2が室内側位置W0 に位置した状態
で、インナレール11,11の後部側の延長部11b,
11bはフロアに取付けたフック部材49に挿通され
る。
【0049】以上のように構成した本実施形態の車両用
回転座席1によれば、座席本体2は昇降装置50、回転
支持台10および前後方向支持台30に支持され、昇降
装置50と前後方向支持台30との間には、中間ギヤ3
6を介して相互に噛み合うピニオンギヤ6とラック38
が介装されているため、座席本体2の回転動作と前後方
向の移動動作が連動される構成となっている。とくに、
回転支台10の回転リング13を取付けたインナレール
11,11は前後方向支持台30のベース31に並設さ
れたアウタレール32の内側に複数の鋼球33を介装し
て前後方向に移動可能に設けられるとともに、このイン
ナレール11,11の後部に所定長さの延出部11b,
11bを形成して、同延長部11b,11bはフロア側
に配設したフック部材39に挿脱可能に挿入する構成と
したものである。したがって、座席本体2が車内側位置
W0 に位置した状態で、インナレール11,11の延長
部11b,11bはフック部材39に挿入されているこ
とから、例えば車両の走行中において、急ブレーキ、衝
突等によりシートベルトに作用するベルト荷重によるイ
ンナレール11,11の浮き上がりを防止するととも
に、フック部材39を介して荷重をフロア側へ逃すこと
ができて直線案内機構34の損傷を防止することができ
る。また、このインナレール11,11の内側にはベー
ス31上にアウタレール32と並設してインナレール1
1,11をスライド可能にガードレール37を設ける構
成としので、インナレール11,11の変形を抑止して
鋼球33の外れを防止して直線案内機構34の前後方向
への移動を安定維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転座席の室内における配置を示す車両の平面
図である。
【図2】座席本体の斜視図である。
【図3】昇降装置の斜視図である。
【図4】回転支持台および前後方向支持台の斜視図であ
る。
【図5】アクチュエータの斜視図である。
【図6】座席本体の回転動作と前後方向の移動動作を連
動するための機構を示す平面図である。
【図7】回転ロック機構の斜視図である。
【図8】座席本体の回転動作と前後方向の移動動作を連
動するための機構およびスライドロック機構を示す斜視
図である。
【図9】スライドロック機構の断面図であって、(イ)
はスライドロック状態、(ロ)は保持体が移動する状
態、(ハ)はスライドロック解除状態を示す。
【図10】前後方向支持台と回転支持台との直線案内機
構の断面図である。
【図11】(a) 前後方向支持台と回転支持台との後部側
の斜視図である。 (b) インナレールとフック部材との関係を示す図であ
る。
【図12】本実施形態の車両用回転座席の動作を示す平
面図であって、(A)は着座位置の座席本体、(B)は
約26°ドア開口部側に回転した座席本体、(C)は横
向き位置の座席本体、(D)は室外に振り出された座席
本体を示す。
【図13】昇降装置の動作状態を示す側面図である。本
図は、ギヤボックスを後ろ側に位置させてアクチュエー
タを配置した場合を示している。
【図14】従来の車両用回転座席の側面図である。
【図15】シート受け台回りの平面図である。
【図16】シートスライドレールとフックブラケットの
係合の説明図である。
【符号の説明】
10 回転支持台 11 インナレール 11b 延長部 30 前後方向支持台 32 アウタレール 33 鋼球(転動体) 34 直線案内機構 37 ガードレール 39 フック部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/24 A61G 3/00 B60N 2/12 B60N 2/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の前後方向に所定の間隔で並設さ
    れたアウタレールと、このアウタレール間に対設してそ
    の対向面に相互に案内凹部を形成して、該案内凹部間に
    転動体を介装してシートをスライド可能に支持するイン
    ナレールを設けるとともに、インナレール側には該イン
    ナレールをスライド案内するガードレールを配設し、前
    記インナレールの後端部の移動経路上には、該後端部を
    挿入するフック部材を配設する構成としたシートスライ
    ド装置。
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