JP3251210B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3251210B2
JP3251210B2 JP20943597A JP20943597A JP3251210B2 JP 3251210 B2 JP3251210 B2 JP 3251210B2 JP 20943597 A JP20943597 A JP 20943597A JP 20943597 A JP20943597 A JP 20943597A JP 3251210 B2 JP3251210 B2 JP 3251210B2
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克朗 瀧口
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九州日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特に、不良品もしくは不具合発生時の故障解
析を迅速に行なうことのできる半導体集積回路装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製品本来の機能を損なわずに、デ
バイスの基本特性を確認することのできる半導体集積回
路装置として、特開平2−58862号公報に開示され
ている半導体集積回路がある。
【0003】この半導体集積回路は、内部に製品として
の機能を有する集積回路と、基本トランジスタ(基本素
子)とを備え、数ピン〜数十ピンある端子の中で新しく
付加した第1の端子を含む第1〜第3の端子を外部端子
とし、集積回路と基本トランジスタとを切り換えるため
に、第2の端子に2つのトランスミッションゲートを構
成し、第3の端子に2つのトランスミッションゲートを
構成し、その制御を第1の端子で行なうものである。
【0004】この半導体集積回路では、第1の端子の電
圧レベルを変化させることにより、第2及び第3の端子
それぞれの2つのトランスミッションゲートのうちいず
れか一方をオン状態とすることでスイッチングを行い、
デバイスの基本特性が得られる単体素子の電気的特性を
測定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体集積回
路の問題点は、電気的特性を測定する基本素子にバイア
スが印加されないために、故障解析の際に、基本素子の
電気的特性に異常が検出されたとき、それが、製造工程
中に既に作り込まれていた異常なのか、製品本来の動作
によるものなのか判断ができず、充分なデータを取るこ
とができないという点である。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、集積回路本体の電気的特性を代表する基本素
子の電気的特性の、バイアス印加に起因する変動を測定
することのできる半導体集積回路装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な半導体集積回路装置を採用した。
すなわち、請求項1記載の半導体集積回路装置は、半導
体チップに、集積回路本体と、該集積回路本体の電気的
特性を代表する基本素子と、該基本素子の電気的特性を
外部から直接測定可能な複数の外部端子とを備えた半導
体集積回路装置で、前記基本素子と前記集積回路本体と
の間に、該集積回路本体から前記基本素子にバイアス電
圧が印加可能な複数のスイッチング素子を設けたもので
ある。
【0008】請求項2記載の半導体集積回路装置は、前
記集積回路本体に接続され前記スイッチング素子を外部
から直接操作する複数の外部端子を設けたものである。
【0009】請求項3記載の半導体集積回路装置は、前
記スイッチング素子をトランジスタにより構成したもの
である。
【0010】本発明の請求項1または3記載の半導体集
積回路装置では、集積回路本体の電気的特性を代表する
基本素子と前記集積回路本体との間に、該集積回路本体
から前記基本素子にバイアス電圧が印加可能な複数のス
イッチング素子を設けたことにより、これらのスイッチ
ング素子をオン/オフさせることで、前記基本素子にバ
イアス電圧をオン/オフする。
【0011】したがって、バイアス電圧が印加されるこ
とにより生じる基本素子の電気的特性の変動を、その前
後、またはバイアス電圧が印加されないままの基本素子
と比較することにより、正確に測定することが可能にな
る。また、スイッチング素子をオン/オフさせることに
より、電気的特性の測定時以外は、前記基本素子に前記
集積回路本体と同様のバイアス電圧を印加することが可
能になる。
【0012】請求項2記載の半導体集積回路装置では、
前記集積回路本体に、前記スイッチング素子を外部から
直接操作する複数の外部端子を設けたことにより、パッ
ケージ後においても、基本素子の電気的特性を測定する
ことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置の一実
施形態について図面に基づき説明する。図1は本発明の
一実施形態の半導体集積回路装置を示す概略構成図であ
り、図において、1は半導体チップ、2は集積回路の内
部素子(集積回路本体)、3は電気的特性測定用の基本
素子、4は集積回路の内部素子2から基本素子3にバイ
アス電圧を印加する複数のバイアス印加スイッチ(スイ
ッチング素子)、5は基本素子3の電気的特性を外部か
ら直接測定する複数の外部端子、6は集積回路の内部素
子2に接続され前記バイアス印加スイッチ4を外部から
直接操作を行なう複数の外部端子である。
【0014】この半導体集積回路装置では、集積回路本
体である集積回路の内部素子2に接続される外部端子6
からバイアス印加スイッチ4を閉じるための信号を入力
し、該バイアス印加スイッチ4を閉じると、集積回路の
内部素子2から基本素子3へバイアス電圧が印加され
る。このバイアス電圧は、故障解析のために必要と考え
られる電圧レベルに応じて自由に可変することができる
のが望ましい。
【0015】ここでは、まず、基本素子3のバイアス電
圧が印加されることにより生じる電気的特性の変動を測
定する。次いで、外部端子6からバイアス印加スイッチ
4を開くための信号を入力し、該バイアス印加スイッチ
4を開くと、集積回路の内部素子2から基本素子3へは
バイアス電圧が印加されなくなる。そこで、バイアス電
圧が印加されない状態の基本素子3の電気的特性を測定
する。
【0016】ここで、バイアス印加時の基本素子3の電
気的特性の変動を、バイアス電圧が印加されない状態の
基本素子3の電気的特性と比較することにより、基本素
子3の電気的特性を正確に測定することができる。
【0017】図2は本実施形態の半導体集積回路装置の
基本素子3を示す回路図であり、図において、11は電
気的特性測定用の基本素子3として用いられる3端子の
N型MOSトランジスタであり、ゲートが外部端子5a
へ、ドレインが外部端子5bへ、ソースが外部端子5c
へそれぞれ接続されている。
【0018】そして、前記ゲートと集積回路の内部素子
2との間にはバイアス印加スイッチ4であるトランジス
タ12が設けられており、このトランジスタ12のゲー
トは外部端子6aに接続されている。同様に、前記ドレ
インと内部素子2との間にもトランジスタ13が設けら
れており、このトランジスタ13のゲートは外部端子6
bに接続されている。同様に、前記ソースとアース15
との間にもトランジスタ14が設けられており、このト
ランジスタ14のゲートは外部端子6cに接続されてい
る。
【0019】このN型MOSトランジスタ11では、ト
ランジスタ12〜14の各々の外部端子6a〜6cから
トランジスタ12〜14をオン/オフさせるための信号
を入力し、これらの信号によりトランジスタ12〜14
それぞれをオン/オフさせ、バイアス印加スイッチ4と
しての動作を行なう。例えば、トランジスタ12をオン
状態にすると、このN型MOSトランジスタ11のゲー
トに内部素子2からのバイアス電圧が印加される。この
動作は、トランジスタ13、14においても同様であ
る。
【0020】本実施形態の半導体集積回路装置によれ
ば、電気的特性を測定するための基本素子3に、バイア
ス印加スイッチ4であるトランジスタ12〜14により
スイッチングを行なうことにより、前記基本素子3にバ
イアス電圧を印加することができ、バイアス電圧印加に
よる基本素子3の電気的特性の変動を測定することがで
きる。
【0021】なお、本実施形態の半導体集積回路装置で
は、基本素子3にN型MOSトランジスタ11を、バイ
アス印加スイッチ4にトランジスタ12〜14をそれぞ
れ用いたが、内部素子2から基本素子3にバイアス電圧
が印加可能なスイッチング素子を設けた構成であればよ
く、本実施形態のものに限定されないのはもちろんであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1ま
たあは3記載の半導体集積回路装置によれば、集積回路
本体の電気的特性を代表する基本素子と前記集積回路本
体との間に、該集積回路本体から前記基本素子にバイア
ス電圧が印加可能な複数のスイッチング素子を設けたの
で、これらのスイッチング素子をオン/オフさせること
で、前記基本素子にバイアス電圧をオン/オフさせるこ
とができる。
【0023】したがって、バイアス電圧が印加されるこ
とにより生じる基本素子の電気的特性の変動を、その前
後、またはバイアス電圧が印加されないままの基本素子
と比較することで、正確に測定することができる。ま
た、スイッチング素子をオン/オフさせることで、電気
的特性の測定時以外は、前記基本素子に前記集積回路本
体と同様のバイアス電圧を印加することができる。
【0024】請求項2記載の半導体集積回路装置によれ
ば、前記集積回路本体に接続され前記スイッチング素子
を外部から直接操作する複数の外部端子を設けたので、
パッケージ後においても、基本素子の電気的特性を測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の半導体集積回路装置を
示す概略構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態の半導体集積回路装置の
基本素子を示す回路図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 集積回路の内部素子(集積回路本体) 3 電気的特性測定用の基本素子 4 バイアス印加スイッチ(スイッチング素子) 5、5a、5b、5c 外部端子 6、6a、6b、6c 外部端子 11 N型MOSトランジスタ 12〜14 トランジスタ 15 アース
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 - 31/3193 H01L 21/822 H01L 27/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに、集積回路本体と、該集
    積回路本体の電気的特性を代表する基本素子と、該基本
    素子の電気的特性を外部から直接測定可能な複数の外部
    端子とを備えた半導体集積回路装置において、前記基本
    素子と前記集積回路本体との間に、該集積回路本体から
    前記基本素子にバイアス電圧が印加可能な複数のスイッ
    チング素子を設けたことを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 前記集積回路本体に接続され前記スイッ
    チング素子を外部から直接操作する複数の外部端子を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング素子はトランジスタに
    より構成されていることを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体集積回路装置。
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