JP3244254B2 - 二重係止コネクタ - Google Patents

二重係止コネクタ

Info

Publication number
JP3244254B2
JP3244254B2 JP03638896A JP3638896A JP3244254B2 JP 3244254 B2 JP3244254 B2 JP 3244254B2 JP 03638896 A JP03638896 A JP 03638896A JP 3638896 A JP3638896 A JP 3638896A JP 3244254 B2 JP3244254 B2 JP 3244254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
locking
connector housing
female
front holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03638896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09232023A (ja
Inventor
義徳 冨田
尚美 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP03638896A priority Critical patent/JP3244254B2/ja
Priority to EP97102918A priority patent/EP0791982B1/en
Priority to DE69703667T priority patent/DE69703667T2/de
Priority to ES97102918T priority patent/ES2153998T3/es
Priority to US08/805,051 priority patent/US6186813B1/en
Publication of JPH09232023A publication Critical patent/JPH09232023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3244254B2 publication Critical patent/JP3244254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グ内の係止ランスと、フロントホルダの係止アームとで
端子を二重に係止する二重係止コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重係止コネクタの一例を図14
乃至図16に示す。図示したのは、一対のコネクタハウ
ジングのうち雌コネクタハウジング102であって、そ
の端子収容室102cに収容された雌端子105が、端
子収容室102cの上部に位置する係止ランス102a
と、端子収容室102cの前方から取り付けられるフロ
ントホルダ103によって二重に係止されるように構成
されている。
【0003】上記二重係止構造をさらに詳述すると、図
14及び図15に示されるように、合成樹脂製の雌コネ
クタハウジング102の内部には、上下二段にわたって
複数の端子収容室102cが備えられ、各端子収容室1
02cの上方には、図面の左方に向かって略々水平方向
に延設された係止ランス102aが備えられている。こ
れによって、図16の右方から端子収容室102cに挿
入、案内された雌端子105は、その先端金具105a
の上面105bを前記係止ランス102aの下端部10
2a1と摺接しつつ端子収容室102c内を移動し、最
終的に先端金具105aの上面105bの後端部105
1が係止ランス102aの下端部102a2を通過した
ときに、係止ランス102aが元の位置に弾性復帰して
雌端子105の第1段階の係止がなされる。
【0004】フロントホルダ103は、雌コネクタハウ
ジング102と同様に、合成樹脂を成形したものであっ
て、図14及び図15に示すように、雌コネクタハウジ
ング102の端子収容室102cの前方から雌コネクタ
ハウジング102に装着される。フロントホルダ103
を、その挿入側端部103eから、雌コネクタハウジン
グ102の前方端部へ挿入すると、上方係止アーム10
3fに形成された仮係止突起103gが、まず雌コネク
タハウジング102の上部係止突起102dを乗り越え
て、フロントホルダ103が雌コネクタハウジング10
2に仮係止される。
【0005】この状態で、フロントホルダ103の係止
アーム103aの先端部103dを上方、すなわち図1
5の矢印Cで示す方向に持ち上げながら、さらにフロン
トホルダ103を雌コネクタハウジング102に挿入す
ると、係止アーム103aに突設された係止突起103
cが雌コネクタハウジング102に形成された下部係止
突起102bと係合して、フロントホルダ103が雌コ
ネクタハウジング102に固定される。これによって、
フロントホルダ103の前記係止アーム103aの基端
が雌コネクタハウジング102の係止ランス102a
の上面102a3に当接して係止ランス102aの上方
への移動を阻止するため、雌端子105の雌コネクタハ
ウジング102に対する2重の係止がなされる。
【0006】図15は、雌端子105が雌コネクタハウ
ジング102に二重係止された状態を示しているが、雌
コネクタハウジング102の下方の端子収容室102c
の前方端面102eには、左右及び下方に斜面102f
が形成されている。この斜面は上記係止ランス102a
を形成する必要上、全周に形成することはできないか
ら、左右及び下方に形成されているものである。これを
補うため及びスペースの有効利用のためにフロントホル
ダ103の係止アーム103aの前方端面103hにも
斜面103bが形成され、これらの斜面102f、10
3bが協働して雌端子105に係合する雄端子104の
挿入口106へのテーパー状案内部107を構成してい
る。
【0007】上記構成により、図15に示すように、図
示しない雄コネクタハウジングに収納された雄端子10
4を雌端子105と係合させる場合には、まず、雄端子
104の先端金具104aがテーパー状案内部107に
よって挿入口106に案内され、さらに、端子収容室1
02c側、すなわち矢印Dで示す方向に移動して雌端子
105の先端金具105aと係合する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の二
重係止コネクタにおいては、図16に示すように、雄端
子104の端子収容室102cへの挿入過程において、
雄端子104の先端金具104aの端部104bが上方
斜面103bに当接した場合に、係止アーム103aは
図面の上方、すなわち矢印E方向に弾性変形可能となっ
ている。そのため、先端金具104aは斜面103bに
よって案内されることなく、そのまま端子収容室102
c側に移動することとなり、先端金具104aの端部1
04bが雌端子105の先端金具105aの前方上部に
衝突し、移動不可能となり、雄端子104が雌端子10
5と係合接続できない場合がある。
【0009】そこで、本発明は、上記従来の二重係止コ
ネクタにおける問題点に鑑みてなされたものであって、
雄端子を挿入する挿入部のテーパー状案内部によって雄
端子を円滑に端子収容室に挿入できる二重係止コネクタ
を提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、挿入部に挿入される雄
端子が、矩形状テーパー状案内部のいずれの辺に当接し
た場合でも、テーパー状案内部によって雄端子を円滑に
端子収容室に挿入できる二重係止コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る二重係止コ
ネクタは、請求項1に記載のものにおいては、コネクタ
ハウジングと、該コネクタハウジングの内部に形成され
ていて、一方の挿入部から挿入された雌端子を収容し、
他方の挿入部から該雌端子と係合する雄端子が挿入され
るようになっている端子収容室と、該端子収容室の内壁
から延設されていて、前記雌端子が端子収容室に収容さ
れると該雌端子を弾性変形により係止する係止ランス
と、前記コネクタハウジングに前記端子収容室の雄端子
の挿入方向から装着され、該コネクタハウジングに固定
されることにより、前記係止ランスの弾性変形を阻止し
て前記雌端子を前記コネクタハウジングに二重係止する
ためのフロントホルダと、該フロントホルダに一体に形
成され、弾性変形することにより該フロントホルダを前
記コネクタハウジングに係止する係止アームと、前記雄
端子を前記端子収容室に案内するために、前記コネクタ
ハウジングに形成された案内斜面と前記係止アームに形
成されたガイド斜面とからなるテーパー状案内部を有す
る挿入部と、により構成された二重係止コネクタにおい
て、前記係止アームは、前記係止ランスの変形方向と同
一方向には弾性変形しないで該係止ランスの変形方向と
直交する方向に弾性変形するようにし、雄端子の挿入時
に該雄端子が前記ガイド斜面に当接しても係止アームが
弾性変形しないように構成したことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載のものにおいては、前記挿
入部が略々矩形状の開口断面を有し、前記テーパー状案
内部は該挿入部の周囲に略々矩形状に形成され、該テー
パー状案内部の各辺の少なくとも一部を前記コネクタハ
ウジングの案内斜面により構成したことを特徴とする。
【0013】そして、請求項1記載の発明によれば、フ
ロントホルダをコネクタハウジングに係止するための弾
性変形可能な係止アームが、前記端子収容室に収容され
た雌端子を弾性変形により係止するための係止ランスの
変形方向と同一方向には弾性変形せず、係止ランスの変
形方向と直交する方向に弾性変形するようにしたもので
あるから、雄端子の挿入時に該雄端子がガイド斜面に当
接しても係止アームが弾性変形することはなく、雄端子
を円滑に端子収容室に挿入することができ、また、前記
テーパー状案内部におけるフロントホルダ側の斜面の占
める割合を最小限に抑えることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、矩形状テー
パー状案内部の各辺の少なくとも一部を前記コネクタハ
ウジング側の案内斜面により構成したので、挿入部に挿
入される雄端子が、矩形状テーパー状案内部のいずれの
辺に当接した場合でも確実に案内され、雄端子は端子収
容室に挿入される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る二重係止コネ
クタの実施の形態の具体例を図面を参照しつつ説明す
る。図1乃至図3は、本発明に係る二重係止コネクタの
実施例を示す図である。本発明に係る二重係止コネクタ
1も、従来例として示した二重コネクタ101と同様、
雌コネクタハウジング2と、フロントホルダ3を有し、
さらに、相手方の雄コネクタハウジング(図示せず)と
の間をシールするためパッキン14が備えられる。そし
て、従来の二重係止コネクタと同様、雌コネクタハウジ
ング2の端子収容室2cに設けられた係止ランス2a
と、端子収容室2cの後部から取り付けられるフロント
ホルダ3によって、雌端子5が雌コネクタハウジング2
に二重に係止されるように構成されている。
【0016】図6乃至図9に雌コネクタハウジング2を
示す。雌コネクタハウジング2は、合成樹脂製であっ
て、筒状の外套部2bの内側に雌端子5を収容するため
の複数の端子収容室2cが備えられる。各端子収容室2
cは、雌端子5が挿入される挿入口2jと、この雌端子
5と係合する雄端子4を挿入するための挿入口2kを有
し、各端子収容室2c下部内壁から図面の左方に向かっ
て略々水平方向に係止ランス2aが延設され、係止ラン
ス2aの上端部2a1には雌端子5の先端金具5aと係
合する係止端部2a2が形成される。
【0017】各端子収容室2cの雄端子挿入口2kの周
囲には、雄端子4を端子収容室2cに案内するため、
斜面2hが形成されている。この案内斜面2hは、図
6及び図8より明らかなように、係止ランス2aを成形
する必要上、挿入口2kの周囲に全周にわたって形成す
ることができないから、後述するフロントホルダ3に形
成されたガイド斜面3fと組み合わされてテーパー状案
内部7(図1)を構成する。
【0018】また、図7に示すように、雌コネクタハウ
ジング2にはフロントホルダ3の仮係止突起3cと係合
するための仮係止突起2eが側壁に形成されている。さ
らに、図9に示すように中間の端子収容室2cには、側
壁の一部を切り欠いて係合部2fが形成され、後述する
フロントホルダ3の本係止突起3iと係合してフロント
ホルダ3を雌コネクタハウジング2に固定する。また、
雌コネクタハウジング2を相手方の図示しない雄コネク
タハウジングに係止するため、弾性係止アーム2dが設
けられ、パッキン14が挿入係止されるパッキン挿入口
2mが垂直壁2nに穿設されている。
【0019】次に、フロントホルダ3について図10乃
至図13を参照しつつ説明する。フロントホルダ3も、
雌コネクタハウジング2と同様合成樹脂を成形したもの
であって、フレーム3j内の空間が側壁3kによって仕
切られ、雌コネクタハウジング2と組み合わされた場合
に雌コネクタハウジング2の端子収容室2cに連通する
空間3gが形成されている。底部3mの前端部におい
て、この底部3mと一体に形成された本係止アーム3a
は、垂直に立設された平板形状を有していて、図13の
左方に弾性変形するようになっており、その上方には前
記雌コネクタハウジング2の係合部2fと係合する本係
止突起3iが突設されている。また、本係止アーム3a
の自由端には本係止アーム3aを図13の左方、すなわ
ち、矢印B方向に弾性変形させる際に使用される突起3
hが形成される。さらに、図10(B)に示すように、
本係止アーム3aの自由端には、ガイド斜面3fが形成
され、前述の雌コネクタハウジング2の案内斜面2hと
組み合わされてテーパー状案内部7を構成する。以上の
構成から、本係止アーム3aは係止ランス2aの変形方
向(縦方向)と同一方向には弾性変形せずに該係止ラン
スの変形方向と直交する方向(横方向)に弾性変形する
ようになっている。
【0020】図11に明示されるように、底部3mの上
方には、仮係止アーム3bが延設され、さらに仮係止ア
ーム3b上には仮係止突起3cが突設される。この仮係
止突起3cは、フロントホルダ3雌コネクタハウジン
グ2へ仮係止する際に機能する。また、本係止アーム3
aの下方延設部3dには端部3eが形成され、フロント
ホルダ3が雌コネクタハウジング2に本係止された際
に、雌端子5の雌コネクタハウジング2に対して二重係
止するように機能する。
【0021】パッキン14は、図2乃至図5に示される
ように、まず、パッキン挿入口2mを介して雌コネクタ
ハウジング2に装着された後、フロントホルダ3が雌コ
ネクタハウジング2に装着される。
【0022】次に、上記構成を有する二重係止コネクタ
1の作用を説明する。まず、雌コネクタハウジング2の
端子収容室2cに雌端子5が挿入、固定される。すなわ
ち、端子挿入口2jから挿入された雌端子5は、先端
金具5aの下面5bを前記係止ランス2aの上端部2a
1と摺接しつつ端子収容室2c内を移動し、最終的に先
端金具5aの下面5bの係止孔の係合端部5b1が係止
ランス2aの係止端部2a2を通過したときに、係止ラ
ンス2aが元の位置に弾性復帰することにより、係止ラ
ンス2aによって雌端子5の第1段階の係止がなされ
る。
【0023】次に、フロントホルダ3が、雌コネクタハ
ウジング2の端子収容室2cの前方から雌コネクタハウ
ジング2に装着される。すなわち、フロントホルダ3
を、その挿入側端部3eから、雌コネクタハウジング2
の前方端部へ挿入すると、仮係止アーム3bに形成され
た仮係止突起3cが、まず雌コネクタハウジング2の仮
係止突起2eを乗り越えて、フロントホルダ3が雌コネ
クタハウジング2に仮係止される。
【0024】この状態で、図3に示すように、フロント
ホルダ3の本係止アーム3aの先端部3hを左方、すな
わち矢印A方向に付勢し、弾性変形させながら、さらに
フロントホルダ3を雌コネクタハウジング2に挿入する
と、本係止アーム3aに突設された本係止突起3iが雌
コネクタハウジング2の端子収容室2cの係合部2fを
乗り越えて、弾性復帰することによりハウジング2に固
定される。この状態が図4及び図5に示されており、フ
ロントホルダ3の下方延設部3dの端部3eが雌コネク
タハウジング2の係止ランス2aの下面2a3に当接し
て係止ランス2aの下方への弾性変形を妨げるため、雌
端子5の雌コネクタハウジング2に対する2重の係止が
なされる。
【0025】図4は、雌端子5が雌コネクタハウジング
2に二重係止された状態を示しているが、この状態で、
図示しない雄コネクタハウジングを雌コネクタハウジン
グ2に装着すると、該雄コネクタハウジングに収納され
た雄端子4がフロントホルダ3に形成された挿入口6を
貫通し、雌端子5と係合する。この場合、テーパー状案
内部7(図1)によって雄端子4の先端金具4aが挿入
口6に案内され、さらに、端子収容室2c側に挿入され
て雌端子5の先端金具5aと係合する。
【0026】ここで、従来の二重係止コネクタにおいて
は、雄端子104の先端金具104aの端部104bが
上方のテーパー状案内部103bに当接した場合に、図
16に示したように、係止アーム103aは図面の上
方、すなわち矢印E方向に移動可能となっているため、
先端金具104aはテーパー状案内部103bによって
案内されることなく、そのまま端子収容室102c側に
移動することとなり、先端金具104aの端部104b
が雌端子105の先端金具105aの前方上部に衝突
し、移動不可能となり、雄端子104が雌端子105と
係合できない場合があった。
【0027】しかし、本発明に係る二重係止コネクタに
おいては、雄端子4の先端金具4aの端部4bが上方の
案内斜面2hに当接した場合でも、図4に示すように、
案内斜面2hが形成されている端子収容室2cの上方壁
2iは、上方へ移動することはなく、先端金具4aは案
内斜面2hによって適切に案内されて端子収容室2c側
移動することができる。これにより、先端金具4aの
端部4bが雌端子5の先端金具5aの前方上部に衝突す
ることなく、雄端子4が雌端子5と接続できる。
【0028】一方、先端金具4aの端部4bが本係止ア
ーム3aのガイド斜面3fに当接した場合でも、本係止
アーム3aが縦方向に弾性変形することはないから該ガ
イド斜面3fによって確実に案内され、挿入口6に導か
れて、ガイド斜面3fの近傍に存在する移動しないハウ
ジング側の案内斜面2hとにより雄端子4の先端金具4
aが案内されて先端金具4aの端部4bは雌端子5の先
端の側方壁に衝突することなく、雄端子4が雌端子5と
接続できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の二重係止コネクタによ
れば、フロントホルダをコネクタハウジングに弾性変形
により係止する係止アームが、端子収容室に収容された
雌端子を係止する係止ランスの変形方向と同一方向には
弾性変形せず該係止ランスの変形方向と直交する方向に
弾性変形するようにしたから、雄端子の挿入時に該雄端
子がガイド斜面に当接しても係止アームが弾性変形する
ことはなく、雄端子を円滑に端子収容室に挿入すること
ができ、また、前記テーパー状案内部におけるフロント
ホルダ側の斜面の占める割合を最小限に抑えることがで
きる。
【0030】請求項2記載に記載の発明によれば、挿入
部に挿入される雄端子が、矩形状テーパー状案内部のい
ずれの辺に当接した場合でも確実に案内され、雄端子を
円滑に端子収容室に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二重係止コネクタの実施例を示す
正面図である。
【図2】図1の二重係止コネクタのI−I線断面図であ
る。
【図3】図1の二重係止コネクタのII−II線断面図
である。
【図4】図1の二重係止コネクタのコネクタハウジング
とフロントホルダの本係止状態を示す断面図であって、
図1におけるI−I線断面に相当する断面を示す図であ
る。
【図5】図1の二重係止コネクタのコネクタハウジング
とフロントホルダの本係止状態を示す断面図であって、
図1におけるII−II線断面に相当する断面を示す図
である。
【図6】図1の二重係止コネクタに使用する雌コネクタ
ハウジングを示す正面図である。
【図7】図6のIII−III線断面図である。
【図8】図6のIV−IV線断面図である。
【図9】図6のV−V線断面図である。
【図10】図10(A)は図1の二重係止コネクタに使
用するフロントホルダを示す正面図、図10(B)は本
係止アームに形成されるガイド斜面を示す要部の斜視図
である。
【図11】図10のVI−VI線断面図である。
【図12】図10のVII−VII線断面図である。
【図13】図10のVIII−VIII線断面図であ
る。
【図14】従来の二重係止コネクタを示す正面図であ
る。
【図15】図14のIX−IX線断面図である。
【図16】図15のX部の拡大図である。
【符号の説明】
1 二重係止コネクタ 2 雌コネクタハウジング 2a 係止ランス 2b 外套部 2c 端子収容室 2d 係止アーム 2e 仮係止突起 2f 係合部 2h ハウジング側の案内斜面 2i 上方壁 2j 雌端子挿入口 2k 雄端子挿入口 2m パッキン挿入口 2n 垂直壁 3 フロントホルダ 3a 本係止アーム 3b 仮係止アーム 3c 仮係止突起 3d 下方延設部 3e 端部 3f 係止アームのガイド斜面 3g 空間 3h 先端部 3i 本係止突起 3j フレーム 3k 側壁 3m 底部 4 雄端子 5 雌端子 6 挿入口 7 テーパー状案内部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、 該コネクタハウジングの内部に形成されていて、一方の
    挿入部から挿入された雌端子を収容し、他方の挿入部か
    ら該雌端子と係合する雄端子が挿入されるようになって
    いる端子収容室と、 該端子収容室の内壁から延設されていて、前記雌端子が
    端子収容室に収容されると該雌端子を弾性変形により係
    止する係止ランスと、 前記コネクタハウジングに前記端子収容室の雄端子の挿
    入方向から装着され、該コネクタハウジングに固定され
    ることにより、前記係止ランスの弾性変形を阻止して前
    記雌端子を前記コネクタハウジングに二重係止するため
    のフロントホルダと、 該フロントホルダに一体に形成され、弾性変形すること
    により該フロントホルダを前記コネクタハウジングに係
    止する係止アームと、 前記雄端子を前記端子収容室に案内するために、前記コ
    ネクタハウジングに形成された案内斜面と前記係止アー
    ムに形成されたガイド斜面とからなるテーパー状案内部
    を有する挿入部と、 により構成された二重係止コネクタにおいて、 前記係止アームは、前記係止ランスの変形方向と同一方
    向には弾性変形しないで該係止ランスの変形方向と直交
    する方向に弾性変形するようにし、雄端子の挿入時に該
    雄端子が前記ガイド斜面に当接しても係止アームが弾性
    変形しないように構成したことを特徴とする二重係止コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】前記挿入部は略々矩形状の開口断面を有
    し、前記テーパー状案内部は該挿入部の周囲に略々矩形
    状に形成され、該テーパー状案内部の各辺の少なくとも
    一部を前記コネクタハウジングの案内斜面により構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の二重係止コネクタ。
JP03638896A 1996-02-23 1996-02-23 二重係止コネクタ Expired - Fee Related JP3244254B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03638896A JP3244254B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 二重係止コネクタ
EP97102918A EP0791982B1 (en) 1996-02-23 1997-02-21 Connector with terminal retained in a double manner
DE69703667T DE69703667T2 (de) 1996-02-23 1997-02-21 Verbinder mit doppelter Kontakthalterung
ES97102918T ES2153998T3 (es) 1996-02-23 1997-02-21 Conector con un mecanismo de doble retencion de un contacto.
US08/805,051 US6186813B1 (en) 1996-02-23 1997-02-24 Double retaining connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03638896A JP3244254B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 二重係止コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09232023A JPH09232023A (ja) 1997-09-05
JP3244254B2 true JP3244254B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=12468477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03638896A Expired - Fee Related JP3244254B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 二重係止コネクタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6186813B1 (ja)
EP (1) EP0791982B1 (ja)
JP (1) JP3244254B2 (ja)
DE (1) DE69703667T2 (ja)
ES (1) ES2153998T3 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10227334B4 (de) * 2001-06-22 2009-02-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Verbinder
JP3783854B2 (ja) * 2002-02-19 2006-06-07 住友電装株式会社 コネクタ
US6599150B1 (en) * 2002-03-22 2003-07-29 Tyco Electronics Corporation Electrical connector assembly
EP2826101B8 (en) * 2012-03-16 2019-01-16 Aptiv Technologies Limited Electrical connector
WO2019027683A1 (en) * 2017-08-01 2019-02-07 Delphi Technologies, Llc SEALED CONNECTOR ASSEMBLY
EP3496210B1 (de) * 2017-12-07 2023-03-01 Aptiv Technologies Limited Elektrischer steckverbinder
JP2020149764A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 住友電装株式会社 コネクタ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970000553B1 (ko) * 1987-02-03 1997-01-13 후르가와 덴끼 고오교오 가부시기가이샤 다수의 단자를 갖춘 전기 컨넥터 장치
JPH0528689Y2 (ja) * 1988-08-26 1993-07-23
JPH02165580A (ja) * 1988-12-19 1990-06-26 Yazaki Corp 電気コネクタ
JP3108132B2 (ja) * 1991-06-28 2000-11-13 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 防水型コネクタ
JP2901111B2 (ja) * 1992-06-22 1999-06-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
JP2596169Y2 (ja) * 1992-06-22 1999-06-07 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
JP2904380B2 (ja) * 1992-09-09 1999-06-14 矢崎総業株式会社 コネクタ
US5328382A (en) * 1993-04-13 1994-07-12 Molex Incorporated Electrical connector with external seal and internal terminal retaining means
US5362261A (en) * 1993-06-30 1994-11-08 The Whitaker Corporation Hybrid connector
JPH08222312A (ja) * 1995-02-17 1996-08-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2910609B2 (ja) * 1995-02-24 1999-06-23 住友電装株式会社 コネクタハウジングのロック機構

Also Published As

Publication number Publication date
EP0791982A3 (en) 1998-05-20
DE69703667D1 (de) 2001-01-18
US6186813B1 (en) 2001-02-13
EP0791982B1 (en) 2000-12-13
ES2153998T3 (es) 2001-03-16
JPH09232023A (ja) 1997-09-05
EP0791982A2 (en) 1997-08-27
DE69703667T2 (de) 2001-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3468351B2 (ja) コネクタ
EP1521335B1 (en) Connector system
CN109428225A (zh) 连接器
JPH09219255A (ja) 二重ロックコネクタ
JPH09320672A (ja) コネクタ
JP3244254B2 (ja) 二重係止コネクタ
US5755587A (en) Connector with engagement confirming mechanism
US5857876A (en) Connector terminal lock structure
JP3247344B2 (ja) コネクタのハウジング及びこれを用いたコネクタ
KR900001105B1 (ko) 콘넥터
US6475015B1 (en) Half-fitting prevention connector
JP3106282B2 (ja) コネクタ
JPH06251821A (ja) コネクタの端子係止解除構造
EP1059700B1 (en) Half-fitting prevention connector
US7001206B2 (en) Connector and a connector assembly
US7125292B2 (en) Connector with retainer having means for preventing inclination of the front part
JP3341820B2 (ja) 合体式コネクタ
CN100405664C (zh) 模块化插座及其连接结构
JP2655563B2 (ja) 電気コネクタ
JP2651397B2 (ja) 電気コネクタ
EP1376770B1 (en) A connector and a method of assembling it
JPH1050386A (ja) コネクタ
JP3702748B2 (ja) コネクタ
JP3466368B2 (ja) コネクタ
JP3415136B1 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees