JP3415136B1 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3415136B1
JP3415136B1 JP2002174924A JP2002174924A JP3415136B1 JP 3415136 B1 JP3415136 B1 JP 3415136B1 JP 2002174924 A JP2002174924 A JP 2002174924A JP 2002174924 A JP2002174924 A JP 2002174924A JP 3415136 B1 JP3415136 B1 JP 3415136B1
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terminal fitting
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利一 櫻井
幸弘 深津
伸也 藤田
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住友電装株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 端子金具に対する検知機能が確実に発揮され
るようにする。 【解決手段】 コネクタハウジング1にはその下面から
両側面にかけてリテーナ装着孔10が開口している。コ
ネクタハウジング1の側面にはリブ状の係止突起14が
形成され、リテーナ35の側板40には係止突起14を
嵌め入れる誘導溝42が形成され、リテーナ35の仮係
止位置から本係止位置への移動は誘導溝42と係止突起
14との嵌め合いを通じて斜め方向に案内される。これ
により、端子金具25が半挿入状態であったとしても、
斜め方向から進入してくるリテーナ35によって端子金
具25は正規位置へ自動的に矯正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コネクタハウジングの側面に
リテーナ装着孔を設け、ここからリテーナを押し込んで
端子金具に係止させる、いわゆるサイドリテーナタイプ
と呼ばれる形式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サイドリテーナのタイ
プでは、リテーナが端子金具の挿入方向とほぼ直交する
方向で係止するため、端子金具を確実に係止させるとい
う点で優れた方式と言える。しかし、この方式において
も次のような点では未だ改良すべき余地が残されてい
た。
【0004】すなわち、リテーナ装着孔とリテーナとの
間には端子金具の挿入方向を含めて、所定のクリアラン
スが設定されている。これはリテーナの押し込みを円滑
に行わせるためには不可避のものである。したがって、
こうしたクリアランスが原因で、リテーナの装着位置は
端子金具の挿入方向に関し前後にばらつきうる。また、
リテーナはリテーナ装着孔内部、つまりハウジングの内
部との間にも同様のクリアランスが保有されるため、リ
テーナ全体が傾いた姿勢で装着されることが許容されて
いる。
【0005】したがって、例えばリテーナが、リテーナ
装着孔に対し最も前側に組み付けられ、さらにリテーナ
全体が後傾気味に装着されてしまった場合には、端子金
具が正規深さまで挿入されているにも拘わらず、リテー
ナが端子金具と干渉してしまうことが懸念される。この
ような場合には、端子金具の挿入状態を半挿入であると
誤って検知してしまうことになる。
【0006】逆に、リテーナがリテーナ装着孔に対し最
も後側に組み付けられ、さらにリテーナ全体が前傾気味
に装着されてしまった場合には、端子金具が正規深さ位
置に至っていない半挿入状態であるにも拘わらず、リテ
ーナは端子金具と干渉することなく装着されてしまうこ
とが懸念される。このような場合には、端子金具の半挿
入状態を検知することができない事態を招く虞がある。
【0007】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、端子金具に対する検知機能を確実
に発揮させることができるコネクタを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、相手側コネクタハ
ウジングと嵌合可能なコネクタハウジングと、このコネ
クタハウジング同士の嵌合方向と直交する方向に複数段
配され、かつそれぞれは後方より挿通された端子金具を
収容するキャビティと、このキャビティ内に前記端子金
具が正規深さ位置まで挿入されているときに同端子金具
を弾性的に係止させるランスと、前記コネクタハウジン
グの外面から前記各段のキャビティへ連通するような深
さをもって開設されたリテーナ装着孔と、幅方向に一対
の側板を備え前記コネクタハウジングを幅方向から挟み
付けつつ前記リテーナ装着孔に対し斜め後方より押し込
まれ、かつ正規深さまで押し込まれたときには前記端子
金具に係止することで、前記ランスと共に前記端子金具
を二重に抜け止めするリテーナとを備えてなるコネクタ
であって、前記両側板と前記コネクタハウジングとの対
向面のいずれか一方には、前記端子金具の挿入方向に対
し斜めに延出する誘導溝が凹設され、他方にはこの誘導
溝に適合してかつ誘導溝の延出方向に沿ってのみ相対移
動可能に嵌め入れられる係止突起が設けられ、この係止
突起が前記誘導溝内を変位することによって、前記リテ
ーナの斜め方向への押し込み動作を誘導可能とすると共
に、前記端子金具が半挿入状態であるときには前記押し
込み動作に伴って前記端子金具を正規深さ位置まで押し
込み可能となっており、前記リテーナ装着孔は、前記コ
ネクタハウジングにおいてリテーナの押し込み方向と対
面する面からこれに隣接する一対の側面にかけての三方
向へ開口しかつ前記キャビティの内部を露出させる深さ
をもって切り欠き形成されるとともに、このリテーナ装
着孔のうち前記両側面における開口領域は、前記リテー
ナの両側板にて閉止されるようになっていることを特徴
とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、前記係止突起は前記誘導溝における対向
する溝縁に対し所定長さ範囲に亘って摺接可能なリブ状
に形成される一方、前記側板とコネクタハウジングとの
対向面には前記リテーナが前記端子金具を係止可能な位
置に装着されたときに、相互に係止し合うロック手段が
設けられていることを特徴とするものである。
【0010】請求項の発明は、請求項1または請求項
に記載のものにおいて、リテーナは前記コネクタハウ
ジングに対し、前記端子金具が前記キャビティに挿抜自
在な仮係止状態と、前記端子金具に係止して端子金具の
抜け止めを行う本係止状態との間を移動可能なコネクタ
であって、前記係止突起におけるリテーナの押し込み方
向後方には、押し込み規制突起が設けられ、前記リテー
ナが前記仮係止状態にあるときには、前記係止突起が前
記誘導溝の一端側に係止し、他端側には前記押し込み規
制突起が係止し、前記リテーナが本係止状態にあるとき
には前記係止突起が前記誘導溝の他端側に係止し、前記
押し込み規制突起は前記誘導溝から外れて前記リテーナ
の外部に位置することを特徴とするものである。
【0011】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、端子金具をキャビティに対して後方より
挿入すると、端子金具はランスによって係止される。そ
の後、リテーナを、両側板がコネクタハウジングの側面
を挟み付けるようにしてリテーナ装着孔へ押し込むので
あるが、このときには、係止突起は誘導溝に嵌め入れら
れて誘導溝の延出方向に沿ってのみ変位するため、リテ
ーナは回動等を生じることなく正規の姿勢を保持しつつ
押し込み動作がなされる。こうして、リテーナが安定し
た姿勢のままハウジングに対して装着されれば、リテー
ナは端子金具と係止し、上記したランスによる係止と併
せて端子金具を二重に抜け止めする。また、リテーナの
装着時において、端子金具が半挿入状態であったとして
も、リテーナは斜め後方からキャビティ内へ進入するこ
とから、その装着過程で自動的に端子金具を正規深さ位
置まで押し込むことができる。
【0012】このように、請求項1の発明では、リテー
ナがリテーナ装着孔内を前後に移動するため、リテーナ
の嵌合位置がばらついても従来のような半挿入検知機能
に支障を来すこともなく、しかも半挿入状態も自動的に
矯正することが可能であるため、端子金具の挿入のやり
直しも要しない。
【0013】また、リテーナをコネクタハウジングに装
着すると、リテーナの両側板がリテーナ装着孔の対向す
る両側面を閉じる。すなわち、リテーナの両側板がハウ
ジングの外壁面を兼ねる構成であるため、この外壁面を
残したままリテーナを装着する形式のものに比較してコ
ネクタハウジングを外壁の肉厚分だけ小さくすることが
できる。
【0014】<請求項の発明> 請求項の発明によれば、リテーナが押し込まれるとき
には、係止突起がリブ状に形成されて誘導溝の対向する
溝縁に所定長さ範囲をもって摺接し合うため、リテーナ
は回り止めされた状態で押し込まれるため、リテーナの
押し込み姿勢が安定したものとなる。そして、リテーナ
が端子金具を係止可能な位置に至ると、ロック手段が相
互に係止し合ってリテーナが当該位置にロックされる。
【0015】<請求項の発明> 請求項の発明によれば、リテーナが仮係止状態にある
ときには、係止突起と押し込み規制突起がそれぞれ誘導
溝の両端に係止するため、リテーナは係止突起による戻
り止めと併せて、押し込み規制突起によって不用意に本
係止位置に至ってしまう事態を回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0017】図において、1は合成樹脂材にて一体に形
成されたコネクタハウジングであり、上面中央部には片
持ち梁状をなすロックアーム2が撓み可能に設けられて
いる。このロックアーム2は図示しない相手側コネクタ
ハウジングと弾性的に係止して両コネクタハウジングを
嵌合状態にロックすることができる。
【0018】また、コネクタハウジング1の内部には幅
方向に複数室のキャビティ3が並列し、さらにこれらは
上下二段に設けられている。各キャビティ3はコネクタ
ハウジング1を前後方向に沿って貫通しており、端子金
具25を後方より挿通して内部に収容することができ
る。各キャビティ3の底面の前部には端子金具25に対
して一次係止するランス5が配されている。ランス5は
端子金具25の挿入方向前方へ片持ち状に延び、上下方
向に撓み可能に形成されている。また、ランス5は端子
金具25が同ランス5上を通過することに伴って下方へ
撓み変形し、通過後には復帰して端子金具25に形成さ
れた係止突部27をランス5の前端面と係止させ、これ
によって端子金具25の抜け止めを行う。さらに、ラン
ス5の上面中央部には突部挿通溝6が前後方向に沿って
凹み形成され、端子金具25の通過時におけるランス5
の下方への撓み量を少なくしている。すなわち、ランス
5とキャビティ3の底面との間隙の高さを減少させてコ
ネクタ全体の低背化が図られている。
【0019】ここで、端子金具25について説明する
と、端子金具25は所定の展開形状に打ち抜かれた金属
板を折り曲げて形成したものであり、前部側には相手側
端子金具(図示しない雄端子金具)と接続可能な本体部
26が配され、後部側には電線31との接続のためのバ
レル部30が配されている。本体部26はほぼ箱形形状
をなし、その内部へ雄端子金具のタブ部が進入可能とな
っている。また、本体部26の下面(ランス5と対向す
る面)における前端部寄りの中央位置には前記した係止
突部27が叩き出しによって突出形成されており、ラン
ス5と係止可能である。また、本体部26において係止
突部27が配されている面と同一の面の後端部中央には
後述するリテーナ35と係止可能な突部28が叩き出し
によって形成されている。さらに、この突部28の側方
に並列してスタビライザ29が起立形成されている。こ
のスタビライザ29は各キャビティ3の下面において片
側のコーナ部に沿って凹み形成された逃がし溝4を前進
可能であり、端子金具25が逆向きに挿入されたときに
はスタビライザ29と逃がし溝4とが不適合となること
によって、逆挿入の事態を防止している。
【0020】コネクタハウジング1において、ロックア
ーム2が設けられているのと反対側の面には、リテーナ
35を装着するためのリテーナ装着孔10が開設されて
いる。リテーナ装着孔10はリテーナ35の押し込み方
向に対面する面(図1等における下面)及びこれに直交
する面(図1等における手前側と紙面奥側の面、以下、
コネクタハウジング1の側面という)にかけての三面領
域にわたって形成され、したがってリテーナ装着孔10
は三方へ開口した形態となっている。また、リテーナ装
着孔10は図示上段に位置する各キャビティ3の内部を
露出させる深さをもって形成され、これにより上下の各
キャビティ3は前後に分断されることになる。さらに、
コネクタハウジング1の内部においてリテーナ装着孔1
0によって切り欠かれた部分では、前面側は各キャビテ
ィ3の開口縁が全て鉛直に切り立つように形成されてい
るが、後面側は各キャビティ3の開口縁が端子金具25
の挿入方向前方から後方にかけて下り勾配となるような
傾斜をもって形成されている。
【0021】さらに、コネクタハウジング1の両側面に
おいて、リテーナ装着孔10の側面開口部の上方及び後
方にかけての領域は段差面13となって前方の領域より
一段凹ませてある。この段差面13において、リテーナ
装着孔10の側面開口部のうち傾斜側にはその傾斜に沿
うようなリブ形状の係止突起14が形成されている。こ
の係止突起14の主たる役割としては、リテーナ35を
コネクタハウジング1に対し押し込んで装着する際に、
押し込み姿勢を安定させることにある。また、係止突起
14の外面はその長さ方向の中心線を境にして片側(リ
テーナ装着孔10寄りの側)は、全面に面取り15が施
されており、リテーナ35の誘導溝42に対する嵌め入
れ動作を円滑に行うことができるようにしている。さら
に、係止突起14の上下両端面はそれぞれ水平面16が
形成され、かつ上側の端面は水平面16に連続する鉛直
面17も形成されている。
【0022】また、係止突起14の下方の延長線上には
押し込み規制突起18が突出形成されている。この押し
込み規制突起18はリテーナ35が仮係止状態(図7及
び図8に示す状態)にあるとき、リテーナ35の誘導溝
42の下端に係止することで、リテーナ35が誤って本
係止位置にまで押し込まれてしまわないよう、押し込み
規制を行うものである。
【0023】段差面13において上記した係止突起14
の上方には、リテーナ35が本係止状態にあるときのが
たつきを抑えるためのがたつき規制部19が突設されて
いる。がたつき規制部19は前後方向に沿ってほぼ水平
に延びる形態となっており、その上縁は後部側がやや幅
狭となるように段差状に切り欠き形成されているが、こ
の切り欠かれた部分はリテーナ35を仮係止状態と本係
止状態との間で移動させる際に、両側板40を拡開させ
るための治具等の挿入用の切欠部20である。一方、が
たつき規制部19の下縁は全縁に亘ってテーパー面23
が施されている。また、がたつき規制部19の前方には
本発明のロック手段の一部を構成する引掛け片21が突
出形成されている。この引掛け片21は上縁ががたつき
規制部19の上縁と連続するように形成され、リテーナ
35が本係止状態になったときにリテーナ35の係止爪
45と係止してリテーナ35を本係止位置に保持するこ
とができる。但し、引掛け片21の正面は上方へ登り勾
配となるテーパー面22が形成され、係止爪45の乗り
上げ動作が円滑になされるようにしている。
【0024】次に、リテーナ35について説明すると、
リテーナ35はコネクタハウジング1と同様、合成樹脂
材にて形成され、リテーナ装着孔10へ適合して嵌合さ
れるリテーナ本体部36と、このリテーナ本体部36の
幅方向両端部に張り出し形成された一対の側板40とか
らなっている。
【0025】リテーナ本体部36はコネクタハウジング
1の各段におけるキャビティ3と同数個の窓枠37が形
成されている。各窓枠37は各コネクタハウジング1の
下段側のキャビティ3と整合可能に形成されるととも
に、各窓枠37の前面側の開口縁はリテーナ装着孔10
によって前後に分断された各キャビティ3の前面側の開
口縁と適合するように、鉛直に切り立つように形成され
ているが、各窓枠37の後面側の開口縁は分断されたキ
ャビティ3の後面側の開口縁の傾斜と適合するような傾
斜をもって形成されている。また、各窓枠37における
下面の後部側は一段下げて形成されるが、前部側及びリ
テーナ本体部36の上面部はリテーナ35が仮係止状態
にあるときには、対応する各キャビティ3の底面とほぼ
同じ高さとなるようにしてあり、端子金具25の挿抜を
可能にしている。しかし、リテーナ35が本係止位置に
移行したときには、各窓枠37の下面部前端面46A及
びリテーナ本体部36の上面部の前端面46Bは、端子
金具25の突部28と係止可能となり、端子金具25を
ランス5と共に二重に抜け止めする。
【0026】但し、各窓枠37の下面及びリテーナ本体
部36の上面部には端子金具25のスタビライザ29の
通過を許容するスタビライザ通過溝39が凹み形成され
ているが、リテーナ35が本係止位置に移行したときに
は、各スタビライザ29とスタビライザ通過溝39とが
上下方向に位置ずれをするため、スタビライザ通過溝3
9の底面部前端面によってスタビライザ29の後端面と
係止可能となる。
【0027】リテーナ35の両側板40はコネクタハウ
ジング1の両側面間を跨いで挟むことができる間隔をも
って配され、かつ拡開変形可能である。また、両側板4
0はリテーナ35が本係止状態になったときにはリテー
ナ装着孔10の側面開口を塞ぐとともに、段差面13の
所定範囲と対面可能な大きさに形成されている。さら
に、両側板40は段差面13の深さとほぼ同じ厚みをも
って形成され、リテーナ35が本係止状態にあるときに
は、コネクタハウジング1の外側面とほぼ面一をなす。
かくして、リテーナ35の両側板40はコネクタハウジ
ング1における側面部の外壁を兼ねることとなる。
【0028】また、両側板40の後部外面には厚肉とな
った操作部41が縦向きに形成されており、その下端部
はリテーナ35の下面から突出するように形成されてい
る。さらに、側板40にはリテーナ本体部36の後方に
おいて誘導溝42が貫通して形成されている。誘導溝4
2はリテーナ35における各窓枠37の後面側の傾斜に
沿った勾配、つまりコネクタハウジング1の各キャビテ
ィ3の後面側の開口縁の傾斜と同一勾配をもって形成さ
れ、下端部は上記した操作部41にまで及んで形成され
ている。また、誘導溝42は係止突起14の短尺側の幅
寸法とほぼ同じ溝幅をもって形成され、その両端部は係
止突起14の両端部の形状に適合するように形成されて
いる。さらに、誘導溝42はその両端に係止突起14及
び押し込み規制突起18を共に係止可能であり、このよ
うにすることでリテーナ35を仮係止状態に保持してい
る。また、リテーナ35を仮係止状態から本係止状態へ
移行させる際には、押し込み規制突起18を誘導溝42
から退出させるべくここを乗り上げてゆくことになり、
この間に両側板40は拡開変形するが、押し込み規制突
起18に比較して係止突起14は突出量が大きく、側板
40の拡開変形によっても誘導溝42との係止状態が継
続するように十分な高さの係止代が設定されている。か
くして、係止突起14が誘導溝42の下端側に移動する
ことによってリテーナ35は本係止状態となる。
【0029】また、両側板40の内面において誘導溝4
2の上方には前記したがたつき規制部19を嵌め入れ可
能な規制凹部43が凹み形成され、その上下両縁にはテ
ーパー面44が形成されている。規制凹部43は長さ方
向に関しては、両側板40のほぼ中央部から後端にいた
るまでの範囲に亘り、また高さ方向に関しては誘導溝4
2の上端部から側板40の上端縁に至るまでの範囲に亘
ってほぼ長方形状に凹み形成されている。そして、リテ
ーナ35が仮係止状態にあるときには、がたつき規制部
19の上縁が規制凹部43の上縁とほぼ揃う高さ位置に
保持され、規制凹部43の下縁とは所定の隙間が保有さ
れるようになっている。また、リテーナ35が本係止状
態にあるときには、がたつき規制部19の下縁のテーパ
ー面23が規制凹部43の下縁のテーパー面44と適合
して当たり合い、上方へのがたつきを規制することがで
きるようになっている。
【0030】さらに、規制凹部43はさらに前方へ延長
されてその凹み領域が拡大されているが、上縁部につい
ては係止爪45(引掛け片21と共にロック手段を構成
する)が形成されるようにしている。この係止爪45
は、リテーナ35が仮係止状態にあるときにはコネクタ
ハウジング1側の引掛け片21とほぼ同じ高さ位置をも
って対面する関係にあるが、リテーナ35が本係止状態
へ移行したときには、引掛け片21のテーパー面22を
乗り越えて引掛け片21の上縁に係止し、もってリテー
ナ35を本係止状態で保持することができるようにして
いる。
【0031】なお、リテーナ35が仮係止状態にあると
きには、リテーナ35の前縁とリテーナ装着孔10の前
縁との間の所定の隙間47が保有され、コネクタハウジ
ング1の外部からはこの隙間47を通して端子金具25
の挿通状況(挿通の有無等)を確認することができる。
【0032】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果を具体的に説明する。リテーナ35は、ま
ず、コネクタハウジング1に対して仮係止位置で一体化
された状態でコネクタ同士の接続現場に搬入される。リ
テーナ35を仮係止状態で装着する際には、リテーナ3
5の両側板40を適宜拡開させながらコネクタハウジン
グ1の両段差面13を挟み付けるようにし、さらに誘導
溝42内に係止突起14と押し込み規制突起18を共に
嵌め入れる。係止突起14と押し込み規制突起18はそ
れぞれ誘導溝42の両端に係止するため、これによりリ
テーナ35は仮係止位置で位置決めされた状態となり、
不用意に本係止状態へ移行してしまうこともなくなる。
また、仮係止状態では、がたつき規制部19がリテーナ
35の規制凹部43内に対面して位置するが、このとき
にはがたつき規制部19の下縁と規制凹部43の下縁と
の間には所定の隙間が保有されている。
【0033】さらに、この仮係止状態では、リテーナ3
5の各窓枠37の下面及びリテーナ本体部36の上面は
共にコネクタハウジング1における上下の段の各キャビ
ティ3の底面とほぼ面一であるため、各キャビティ3に
対し後方から端子金具25を挿入すると、端子金具25
はリテーナ35を通過し、さらにはランス5を通過す
る。ランス5部分を通過するときには、係止突部27は
突部挿通溝6によって逃がされつつも、ランス5を必要
最小限に撓ませ、ランス5を通過した後は弾性復帰して
係止突部27を前端面に係止させる。こうして、全ての
キャビティ3に対して端子金具25の挿入を行う。この
仮係止状態のときにあっては、リテーナ35の前縁とリ
テーナ装着孔10との間には所定の隙間47が保有され
ているため、ここを通してキャビティ3内部を見ること
ができる。したがって、端子金具25の挿入忘れを防止
することができる。
【0034】その後、リテーナ35の操作部41を摘ん
で強く押し込み操作を行う。すると、誘導溝42の下端
部周辺が押し込み規制突起18を乗り上げるべく変形
し、誘導溝42から退出するとともに、リテーナ35は
係止突起14と誘導溝42との嵌め合いによる案内作用
を受け、斜め上方へと押し込まれる。この際において、
係止突起14は所定の長さをもって誘導溝42と摺接し
合うため、リテーナ35の押し込み姿勢は安定したもの
となり、リテーナ35が図7等における時計回り方向に
姿勢を崩すようなことはない。
【0035】そして、リテーナ35が本係止位置に至る
と、コネクタハウジング1の内部では、各窓枠37の下
面部前端面46A及びリテーナ本体部36の上面部の前
端面46Bは、対応する端子金具25の突部28と係止
可能となり、端子金具25をランス5と共に二重に抜け
止めする。一方、本係止状態では係止突起14は誘導溝
42の下端に係止するが、押し込み規制突起18は操作
部41の側方に外れて位置する。また、このときには係
止爪45が引掛け片21のテーパー面22を乗り越えて
引掛け片21の上縁に係止するため、リテーナ35は本
係止状態でロックされる。さらに、がたつき規制部19
の下縁が規制凹部43の下縁に係止するため、リテーナ
35の上方へのがたつきも併せて規制される。
【0036】なお、リテーナ35が本係止状態になる
と、リテーナ装着孔10の前面にリテーナ本体部36の
前面とがほぼ当たり合い、両者間がほぼ隙間なく閉止さ
れるため、ごみ等がキャビティ3内に進入するのを防止
することができる。
【0037】ところで、端子金具25の挿入深さが不足
してランス5に対し未係止の状態にあるような場合で
も、リテーナ35が斜めに進入する過程で端子金具25
の突部28をリテーナ35が押すため、半挿入状態にあ
った端子金具25を正規位置にまで自動的に矯正するこ
とができる。なお、端子金具25の挿入位置が上記した
半挿入の状態よりもさらに浅い場合には、リテーナ35
を押し込もうとしても、リテーナ35が端子金具25の
本体部26の下面と干渉してしまい、これ以上の押し込
みができない。これにより、作業者は端子金具25が正
規挿入深さからは遠い位置にあることを知ることができ
る。
【0038】さらに、メンテナンス等の際には端子金具
25を抜き取る必要が生じるが、その際にはまずリテー
ナ35を再び仮係止状態に戻さねばならない。この場
合、リテーナ35の側板40の裏面、つまり操作部41
と前記した切欠部20に対応する部分との間の隙間へ解
除治具を挿入し、両側板40を強制的に拡開させ、その
状態でリテーナ35を斜め下方へ後退させる。こうし
て、再度誘導溝42内に押し込み規制突起18を係止さ
せれば、リテーナ35を仮係止状態に復帰させることが
できる。その状態で、コネクタハウジング1の前方から
他の解除治具を用いてランス5を解除操作すれば、端子
金具25を抜き取ることができる。
【0039】以上のように、本実施形態によれば、リテ
ーナ35は仮係止位置から本係止位置へ移行する間に、
リテーナ装着孔10内を前後に移動することができる。
したがって、リテーナ35の嵌合位置のばらつきを吸収
してリテーナ装着孔10の前縁である一定位置にリテー
ナ35を導くことができる。加えて、リテーナ35が仮
係止位置から本係止位置へ移行する間、リテーナ35は
誘導溝42と係止突起14との嵌め合いによる案内作用
を受けるため、押し込み方向が安定したものとなり、リ
テーナ35の動作を円滑に行わせることができる。した
がって、本係止位置においてはリテーナ35と端子金具
25とは正規の位置関係をもって係止するため、従来と
は異なり、端子金具25の検知機能を確実に発揮させる
ことができ、かつ確実な係止状況を得ることができる。
【0040】また、本実施形態ではリテーナ装着孔10
がコネクタハウジング1の両側面方向へも開口するよう
にしているが、これら側面の開口部はリテーナ35が本
係止位置に至ったときに両側板40によって閉止される
ようにしている。つまり、本実施形態ではコネクタハウ
ジング1の側面部の外壁をリテーナ35の両側板40が
兼用しているため、リテーナ装着孔10を側方へ開放さ
せないままリテーナ35の側板40をコネクタハウジン
グ1の側面に重ねて装着する形式に比較してコネクタ全
体を幅方向に小さくして小型化に寄与する、という効果
も発揮される。
【0041】さらに、本実施形態では、キャビティ3が
上下二段に配されたコネクタにあって、各段毎に個別の
リテーナ35を設定するのでなく、一つのコネクタによ
って一括して係止させる構成であるから、部品点数も少
なくかつ作業工数も減らすことができる。
【0042】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本実施形態では、誘導溝42をリテーナ35側
に、係止突起14をコネクタハウジング1側にそれぞれ
配したが、逆の配置としてもよい。 (2)本実施形態では、リテーナ35に仮係止状態を設
定したが、この状態を設定せずに直接本係止状態へ移行
させる形式のものであってもよい。 (3)本実施形態では、引掛け片21と係止爪45とに
よってロック手段を構成し、これによってリテーナ35
を本係止状態に保持するようにしたが、これに代えて次
のようにすることもできる。すなわち、リテーナが本係
止状態にあるときに、押し込み規制突起をリテーナの外
面に当接するようにし、リテーナを係止突起と押し込み
規制突起とで挟持することでリテーナのロックを図るよ
うにすることも可能である。 (4)誘導溝42は必ずしも貫通した形態のものでなく
てもよく、溝内に底面を有する形態であってもよい。ま
た、本実施形態とは逆に、誘導溝をコネクタハウジング
側に配し、係止突起をリテーナ側に配することも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクタハウジングの正面図
【図2】同断面図
【図3】同背面図
【図4】同底面図
【図5】リテーナの側面図
【図6】リテーナの正断面図
【図7】リテーナが仮係止状態にあるときの正面図
【図8】同じく断面図
【図9】リテーナが本係止状態にあるときの正面図
【図10】同じく断面図
【図11】係止突起及び誘導溝のそれぞれの周辺部分を
示す斜視図
【符号の説明】 1…コネクタハウジング 3…キャビティ 5…ランス 10…リテーナ装着孔 18…押し込み規制突起 21…引掛け片(ロック手段) 25…端子金具 35…リテーナ 40…側板 42…誘導溝 45…係止爪(ロック手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−138783(JP,A) 特開2001−6789(JP,A) 特開 平6−151002(JP,A) 特開 平10−189114(JP,A) 特開 平8−45596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタハウジングと嵌合可能な
    コネクタハウジングと、 このコネクタハウジング同士の嵌合方向と直交する方向
    に複数段配され、かつそれぞれは後方より挿通された端
    子金具を収容するキャビティと、 このキャビティ内に前記端子金具が正規深さ位置まで挿
    入されているときに同端子金具を弾性的に係止させるラ
    ンスと、 前記コネクタハウジングの外面から前記各段のキャビテ
    ィへ連通するような深さをもって開設されたリテーナ装
    着孔と、 幅方向に一対の側板を備え前記コネクタハウジングを幅
    方向から挟み付けつつ前記リテーナ装着孔に対し斜め後
    方より押し込まれ、かつ正規深さまで押し込まれたとき
    には前記端子金具に係止することで、前記ランスと共に
    前記端子金具を二重に抜け止めするリテーナとを備えて
    なるコネクタであって、 前記両側板と前記コネクタハウジングとの対向面のいず
    れか一方には、前記端子金具の挿入方向に対し斜めに延
    出する誘導溝が凹設され、他方にはこの誘導溝に適合し
    てかつ誘導溝の延出方向に沿ってのみ相対移動可能に嵌
    め入れられる係止突起が設けられ、この係止突起が前記
    誘導溝内を変位することによって、前記リテーナの斜め
    方向への押し込み動作を誘導可能とすると共に、前記端
    子金具が半挿入状態であるときには前記押し込み動作に
    伴って前記端子金具を正規深さ位置まで押し込み可能と
    なっており、 前記リテーナ装着孔は、前記コネクタハウジングにおい
    てリテーナの押し込み方向と対面する面からこれに隣接
    する一対の側面にかけての三方向へ開口しかつ前記キャ
    ビティの内部を露出させる深さをもって切り欠き形成さ
    れるとともに、このリテーナ装着孔のうち前記両側面に
    おける開口領域は、前記リテーナの両側板にて閉止され
    るようになっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記係止突起は前記誘導溝における対向
    する溝縁に対し所定長さ範囲に亘って摺接可能なリブ状
    に形成される一方、前記側板とコネクタハウジングとの
    対向面には前記リテーナが前記端子金具を係止可能な位
    置に装着されたときに、相互に係止し合うロック手段が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 リテーナは前記コネクタハウジングに対
    し、前記端子金具が前記キャビティに挿抜自在な仮係止
    状態と、前記端子金具に係止して端子金具の抜け止めを
    行う本係止状態との間を移動可能なコネクタであって、 前記係止突起におけるリテーナの押し込み方向後方に
    は、押し込み規制突起が設けられ、前記リテーナが前記
    仮係止状態にあるときには、前記係止突起が前記誘導溝
    の一端側に係止し、他端側には前記押し込み規制突起が
    係止し、前記リテーナが本係止状態にあるときには前記
    係止突起が前記誘導溝の他端側に係止し、前記押し込み
    規制突起は前記誘導溝から外れて前記リテーナの外部に
    位置することを特徴とする請求項1又は2記載のコネク
    タ。
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CN114256669A (zh) * 2020-09-24 2022-03-29 住友电装株式会社 连接器

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