JP3238066B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM等の高集
積半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路、特にDRAM
(ダイナミックランダムアクセスメモリ)等の半導体記
憶装置における高集積化に伴い、メモリーセルの面積は
ますます減少する傾向にある。このため、微細なパター
ンを加工する必要性から、リソグラフィー技術に対する
負担が増大し、通常の露光技術では、最小加工寸法(以
降Fとする)またはパターニング間の合わせ精度等に対
する要請を満足することが困難になっている。
【0003】このようなリソグラフィー技術に対する負
担を軽減する目的から、同一のメモリーセル面積を有
し、最小加工寸法を緩和することのできるセルレイアウ
トが提案されている。例えば、1つのトランジスタと1
つのキャパシタより構成されるDRAMのメモリーセル
では、最小加工寸法をFとした場合に、従来8×F2
面積を必要としていたが、これらのメモリーセルでは、
4×F2 乃至6×F2 の面積で達成できる。すなわち、
同一のセル面積をより大きい最小加工寸法Fを用いて加
工することが可能となるため、リソグラフィー技術に対
する負担が軽減される。
【0004】図32に、本発明者が先に発明した従来型
の6×F2 の面積を有するメモリーセルを示す。図32
の(a)は、このメモリーセルの平面図、図32の
(b)は図32の(a)のA−A´断面図である。
【0005】メモリーセルはセルトランジスタとセルキ
ャパシタより構成される。セルトランジスタは、半導体
基板2に形成されたソースまたはドレイン拡散層71
a、71bと、半導体基板2上にゲート絶縁膜16を介
して形成されたゲート電極17とを有し、ゲート電極1
7はワード線を構成する。また、セルキャパシタは、半
導体基板2に形成された開口部7の壁面に形成されたキ
ャパシタ絶縁膜8を介して開口部7の内部に埋め込まれ
た蓄積電極9と半導体基板2とにより構成される。ま
た、トランジスタのソースまたはドレイン拡散層71a
は、接続電極73を介してキャパシタの蓄積電極9と接
続され、トランジスタの他方の拡散層71bはビット線
接続孔23を介してビット線24に接続される。
【0006】ここに示したメモリーセルは、開口部7を
素子領域72に対してワード線に沿う方向にずらすこと
により、ゲート電極17を形成した後にゲート電極17
に自己整合的に拡散層71a、71bを形成した場合に
も、拡散層71aの面積が確保できるため、開口部7と
ゲート電極17を接近させることが可能となり、6×F
2 のセル面積を実現している。
【0007】しかし、このような構造では、拡散層71
aはワード線方向に対して素子領域72の半分の幅のみ
を有するように形成され、最小加工寸法の約半分となっ
てしまう。このため、拡散層71aの面積を確保するた
めに、素子領域72と開口部7のパターニングの合わせ
精度およびこれらの加工寸法精度を厳密に制御する必要
があった。例えば、この拡散層71aの面積がばらつい
たり、面積を確保することができない場合には、蓄積電
極9と拡散層71aの間の接触抵抗が増大したりばらつ
くことにより、メモリーセルの安定した動作を確保する
ことが困難となってしまう。
【0008】なお、上記した問題は、6×F2 の面積を
有するメモリーセルのみならず、8×F2 の面積を有す
るメモリーセル等、他の配置構成のメモリーセルにおい
ても存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の6
×F2 等のセル面積を有する半導体記憶装置およびその
製造方法では、蓄積電極が埋設される開口部とトランジ
スタが形成される素子領域との間のパターニングの合せ
精度および加工寸法精度が十分でない場合に、トランジ
スタの拡散層領域の面積を確保することが困難となり、
このトランジスタの拡散層領域と蓄積電極との接続抵抗
が増大して半導体記憶装置の安定した動作を妨げるとい
う問題があった。
【0010】本発明の目的は、パターニングの合せ精度
に影響されずに、トランジスタの拡散層領域の面積を確
保して、蓄積電極とトランジスタの拡散層領域の接続抵
抗を低減し、安定した動作を保証することができる簡単
な半導体記憶装置およびその製造方法を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明による半導体記憶装置は、半導
体基板中に形成された開口部の内部に構成されるキャパ
シタと前記半導体基板表面に形成されたトランジスタと
このトランジスタのソースまたはドレイン拡散層の一方
と接続されるビット線とを具備する半導体記憶装置にお
いて、前記開口部に隣接し前記開口部を取り囲むように
素子領域が形成され、前記開口部の上方を通過するよう
に前記トランジスタのゲート電極が構成され、このゲー
ト電極とゲート絶縁膜を介して対向する前記素子領域表
面に前記開口部の両側に分離されるように前記トランジ
スタのチャネル領域が形成され、前記ビット線と接続さ
れている前記ソースまたはドレイン拡散層に対して前記
ゲート電極を介して反対側に形成されているソースまた
はドレイン拡散層と前記キャパシタの蓄積電極とを接続
する接続電極を具備することを特徴とする。
【0012】また、上記の半導体記憶装置において、前
記キャパシタの蓄積電極は前記開口部の内部に形成さ
れ、前記キャパシタのキャパシタ絶縁膜は前記開口部の
内壁面に形成されており、前記キャパシタの対向電極は
前記半導体基板により構成されることも可能である。
【0013】また、前述の半導体記憶装置において、前
記素子領域は、前記開口部の外側に前記開口部の端から
一定の幅を有するように形成されていることも可能であ
る。
【0014】さらに、前述の半導体記憶装置において、
前記素子領域は前記蓄積電極の表面より突出しており、
前記ゲート電極がこの突出した前記素子領域の表面を覆
うように形成されていることも可能である。
【0015】また、本発明の半導体記憶装置の製造方法
は、蓄積電極が埋設される開口部に対して自己整合的に
素子分離領域を形成することが特徴である。
【0016】すなわち、本発明による半導体記憶装置の
製造方法は、半導体基板に形成されたキャパシタとトラ
ンジスタとにより構成され、前記半導体基板に形成され
た溝に絶縁膜を埋め込み素子分離領域を形成する半導体
記憶装置の製造方法において、半導体基板上に積層され
た開口部を有する2層以上の絶縁層をマスクとして前記
半導体基板に開口部を形成する工程と、前記開口部にキ
ャパシタ絶縁膜を介して少なくとも最上層の前記絶縁層
の下面より高くまで蓄積電極を埋め込む工程と、最上層
の前記絶縁層を除去する工程と、突出した前記蓄積電極
の側壁にマスク材を形成する工程と、前記マスク材をマ
スクとして前記絶縁層をエッチングして前記半導体基板
の表面の一部を露出する工程と、露出された前記半導体
基板をエッチングして溝を形成する工程と、少なくとも
前記溝の内部に絶縁膜を埋め込む工程とを具備すること
を特徴とする。
【0017】このように、本発明の半導体記憶装置で
は、キャパシタが形成される開口部に隣接しこの開口部
を取り囲むように素子領域が形成されているため、開口
部の一部分に隣接するように素子領域が形成されている
従来に比べて、開口部に隣接している素子領域の面積を
安定して確保することができる。このため、この素子領
域と開口部に形成されるキャパシタの蓄積電極とを接続
電極を用いて接続する時に、この接続電極と素子領域と
の接触面積を確保することができる。このようにして、
蓄積電極と素子領域との接続抵抗を低減し、動作を安定
させることができる。
【0018】また、開口部の上方を通過するようにトラ
ンジスタのゲート電極が構成されているため、メモリー
セルを微細化することができる。ここで、開口部に隣接
しこの開口部を取り囲むように素子領域が形成されてい
るため、チャネル領域をゲート電極とゲート絶縁膜を介
して対向する素子領域の表面に、開口部の両側に分離さ
れるように形成することができる。このため、開口部の
上方をゲート電極が通過するように構成しても、チャネ
ル領域の面積を確保して、トランジスタを安定に動作さ
せることができる。
【0019】また、キャパシタの蓄積電極は開口部の内
部に形成され、キャパシタ絶縁膜は開口部の内壁面に形
成されており、キャパシタの対向電極は半導体基板によ
り構成される本発明による半導体記憶装置では、開口部
の内壁面に形成されているキャパシタ絶縁膜により蓄積
電極と半導体基板とが分離されているため、開口部に隣
接して形成されている素子領域と蓄積電極とを容易に分
離することができる。本発明の半導体記憶装置では、ゲ
ート電極が開口部の上方を通過し、トランジスタのソー
スおよびドレイン領域は開口部に隣接する素子領域に形
成されている。このため、蓄積電極を半導体基板中に形
成した場合には、この蓄積電極と隣接するセルのトラン
ジスタのソースおよびドレイン領域のうちビット線に接
続されている拡散層領域とを分離するために、例えば新
たな分離層等を設ける必要がある。これに対して、本発
明による半導体記憶装置では、キャパシタ絶縁膜により
蓄積電極と半導体基板とが分離されているため、新たな
分離層を設ける必要がない。このようにして、蓄積電極
とビット線に接続されるソースおよびドレイン領域とを
確実に分離することが可能となる。また、製造工程を簡
略化することができる。
【0020】さらに、素子領域が開口部の外側に開口部
の端から一定の幅を有するように形成されている本発明
による半導体記憶装置では、素子領域が開口部の周囲に
おいて一定の面積を確保することができるため、ゲート
電極が開口部の上方を通過し、チャネル領域が開口部の
両側に分離されるような本発明による構造においても、
トランジスタが十分なチャネル幅を有することにより、
トランジスタの動作を安定させることができる。また、
素子領域が開口部の周囲において一定の面積を確保する
ことにより、蓄積電極と素子領域とを接続する接続電極
と素子領域との接触面積を確保することができる。この
ため、接続抵抗を低減して、メモリーセルを安定して動
作させることが可能となる。
【0021】また、素子領域は前記蓄積電極の表面より
突出しており、ゲート電極がこの突出した素子領域の表
面を覆うように形成されている本発明による半導体記憶
装置では、素子領域の上表面のみでなく突出している側
壁面もトランジスタのチャネル領域として用いることが
できるため、チャネル幅を増加させることができ、トラ
ンジスタの駆動能力を増大し、その動作を安定させるこ
とができる。
【0022】また、本発明による半導体記憶装置の製造
方法では、開口部の内部に埋め込まれ半導体基板表面よ
り突出した蓄積電極の側壁に自己整合的にマスク材を形
成し、このマスク材をマスクとして半導体基板に形成さ
れた溝に絶縁膜を埋め込むことにより素子分離領域を形
成するため、開口部に対して自己整合的に素子分離領域
を形成することができる。さらに、マスク材を除去する
ことによりこのマスク材の下方の半導体基板表面を素子
領域として使用できるため、トランジスタの拡散層領域
の面積を安定して確保することができる。このようにし
て、開口部と素子領域との間のパターニングの合せ精度
に影響されずに、トランジスタの拡散層領域の面積を確
保して、蓄積電極とトランジスタの拡散層領域との間の
接続抵抗を低減し、半導体記憶装置の安定した動作を保
証することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1の(a)は、本発明によるDRAMの
上面図、図1の(b)は鳥瞰図である。ビット線24に
接続する1つのビット線接続孔23に対して、左右にそ
れぞれ1つずつゲート電極17と蓄積電極を埋め込むた
めの開口部7とが形成され、さらに、この2つの開口部
を1対として、その周囲に素子分離用の溝12が形成さ
れる。本発明では、この素子分離用の溝12を、蓄積電
極用の開口部7に対して自己整合的に形成することが特
徴である。
【0025】以下、本発明の第1の実施の形態による半
導体装置の製造方法を図を用いて説明する。図2乃至図
13は、本発明による第1の実施の形態を説明する工程
断面図で、それぞれ、図中の(a)は図1の(a)のA
−A´断面図、図中の(b)は図1の(a)のB−B´
断面図を示す。
【0026】例えばP型シリコン基板1(図示せず)に
例えばNウェル2およびPウェル3を形成し、例えばシ
リコン酸化膜(SiO2 )4、シリコン窒化膜5、およ
びシリコン酸化膜6から構成されるトレンチマスク(開
口部をエッチングする時のマスク)を形成する。次に、
通常のリソグラフィー法およびRIE(反応性イオンエ
ッチング)等の異方性エッチング技術を用いてマスク材
6、5、4を加工し、さらに酸化膜6をマスクとして、
開口部7を形成する(図2)。
【0027】続けて、開口部7内に、例えばNO膜(シ
リコン酸化膜およびシリコン窒化膜)からなるキャパシ
タ絶縁膜8を堆積し、さらに、例えば多結晶シリコンを
開口部内の所望の深さまで埋め込み、蓄積電極9を形成
する。次に、開口部7の上部に露出しているキャパシタ
絶縁膜8を除去し、開口部7の側壁部分に例えば酸化膜
により側壁絶縁膜10を形成する(図3)。
【0028】さらに、例えば多結晶シリコンを、開口部
7の内部の蓄積電極9上に酸化膜6と等しい高さまで埋
め込み、蓄積電極9´を形成する(図4)。
【0029】次に、例えばNH4 F液またはRIEによ
り酸化膜6を除去した後に、突出した蓄積電極9´の側
壁に例えば多結晶シリコン膜によりマスク材11を形成
して、窒化膜5を露出する(図5)。マスク材11の形
成工程は、例えば多結晶シリコン膜を全面にCVD法に
より形成し、さらに異方性エッチング技術によって蓄積
電極9´の側壁に選択的に残置させることにより、行
う。このように、蓄積電極9´を突出させてその側壁に
マスク材11を形成するために、蓄積電極9´を開口部
7に埋め込む工程において、蓄積電極9´は酸化膜6の
下面より高くまで埋め込まれる必要がある。
【0030】この後、露出した窒化膜5および酸化膜4
を、例えば多結晶シリコン膜9´および11をマスクと
したRIE等の異方性エッチングにより除去し、基板3
を露出する(図6)。
【0031】次に、マスク材11の下に残存する窒化膜
5および酸化膜4をマスクとして、例えばRIE等の異
方性エッチングにより基板3に素子分離用の溝12を形
成する。この時、マスク材11および蓄積電極9´が多
結晶シリコン膜により形成されている場合には、基板3
のエッチングとともに、マスク材11および蓄積電極9
´の一部がエッチングされて、蓄積電極9´上に溝13
が形成される(図7)。このように、素子分離用の溝1
2が蓄積電極9´に対して自己整合的に形成されること
が、本実施の形態の特徴である。
【0032】この後、素子分離用の溝12と蓄積電極9
´上の溝13に、例えばCMP(化学機械的研磨)法等
の研磨またはRIEを用いたエッチバック法等により、
例えば酸化膜等の絶縁膜14を埋め込む。さらに、窒化
膜5をエッチング除去し、例えばイオン注入法によりボ
ロン等の不純物を基板3に添加して、トランジスタのチ
ャネル領域15の不純物濃度を調整する(図8)。
【0033】次に、酸化膜4を除去した後に、例えば熱
酸化またはCVD(化学的気相成長)法により、酸化膜
(SiO2 )等のゲート絶縁膜16を基板3上に形成す
る(図9)。
【0034】続けて、ゲート絶縁膜上に例えば多結晶シ
リコン膜等のゲート電極材料17を堆積し、さらに例え
ば窒化膜等の絶縁膜18を堆積する(図10)。
【0035】次に、通常のリソグラフィー法およびRI
E等の異方性エッチング技術を用いて窒化膜18および
多結晶シリコン膜17を加工して、ゲート電極を形成す
る(図11)。ここで、必要であれば、例えばイオン注
入法を用いて例えばヒ素等の不純物を基板3に添加して
トランジスタのソースまたはドレイン拡散層25を形成
する。
【0036】さらに、ゲート電極17の側壁に、例えば
窒化膜等により側壁絶縁膜19を形成する(図12)。
ここで、例えばヒ素等をイオン注入することによりソー
スまたはドレイン拡散層25の形成を行うことも可能で
ある。
【0037】この後、側壁絶縁膜19をマスクに蓄積電
極9´上および基板3上の酸化膜16を例えばRIEに
よりエッチング除去して蓄積電極9´の一部と拡散層2
5の表面を露出する。さらに、例えばタングステン等の
選択成長法を用いて、露出している蓄積電極9´および
基板3上にタングステンを成長させて、蓄積電極9´と
拡散層25とを接続する接続電極20およびビット線接
続孔の埋め込み電極21を形成する(図13)。
【0038】次に、層間絶縁膜22を形成した後に、ビ
ット線接続孔23を開孔して埋め込み電極21の表面を
露出し、この埋め込み電極21に接続するように例えば
タングステン等のビット線電極材料を堆積し、通常のリ
ソグラフィー法およびRIE等の異方性エッチング技術
を用いてビット線24を形成する(図14)。
【0039】この後は、通常の集積回路の工程により層
間絶縁膜、配線等を形成して、DRAMが完成する。
【0040】このように、本実施の形態によれば、蓄積
電極9´を半導体基板3の表面より突出させてその側壁
に形成されたマスク材11をマスクとして基板3に素子
分離領域14を形成することにより、素子分離領域14
を開口部7に対して自己整合的に形成することができ
る。さらに、マスク材を除去することにより露出される
半導体基板表面を素子領域として使用して拡散層25を
形成することにより、拡散層25の面積を常に安定して
確保することができる。このため、拡散層25および蓄
積電極9´上に形成された接続電極20と拡散層25の
接触面積を確保し、この接触抵抗を低減することができ
る。このようにして、蓄積電極9´と拡散層25との間
の接触抵抗を安定して低減することができるため、DR
AMの安定動作を保証することができる。
【0041】次に、本発明による第2の実施の形態とし
て、特に蓄積電極9´上の酸化膜厚の減少を防止し、蓄
積電極9´とゲート電極17との短絡を防止するDRA
Mの製造方法について説明する。図15乃至図21は、
本発明の第2の実施の形態によるDRAMの製造方法を
示す工程断面図である。図中、(a)は図1の(a)の
A−A´断面図、(b)は図1の(a)のB−B´断面
図を示す。
【0042】基板3中に、素子分離用の溝12を形成す
るまでは、第1の実施の形態と同様に行う。図15は図
7と同様の図である。
【0043】この後、例えば熱酸化またはCVD法等に
より、溝12の内壁の酸化膜31および蓄積電極9´上
の酸化膜31´を形成する。さらに、酸化膜31および
31´上に例えば窒化膜等の保護膜33を形成する。こ
の保護膜33は,基板3上の酸化膜4を除去する時の、
蓄積電極9´上の酸化膜31´を保護するためのもので
あり、酸化膜4の除去方法に対して、適宜エッチング率
の小さい材料を選択する。例えば本実施例のように、酸
化膜4をNH4 Fにより除去する場合には、保護膜33
として窒化膜を用いることができる(図16)。
【0044】次に、例えば酸化膜等の絶縁膜34を堆積
し、例えばCMP法またはエッチバック法等により絶縁
膜34を溝12および13に埋め込む(図17)。
【0045】さらに、例えばエッチバック法を用いて、
絶縁膜34を所望の膜厚までエッチングする。次に、窒
化膜5および窒化膜33の露出した部分を、例えばCD
E(化学的ドライエッチング)により除去し、例えばイ
オン注入法によりボロン等の不純物を基板3に添加し
て、トランジスタのチャネル領域15の不純物濃度を調
整する(図18)。
【0046】この後、例えばNH4 Fを用いて基板3上
の酸化膜4を除去する。この時、前述のように、窒化膜
33により蓄積電極9´上の酸化膜31´はNH4 Fエ
ッチングから保護されて、残存する(図19)。
【0047】さらに、例えば熱酸化等によりゲート絶縁
膜16を形成し、この後は本発明の第1の実施の形態と
同様にしてゲート電極を形成し(図20)、さらに、層
間絶縁膜、ビット線24等を形成してDRAMが完成す
る(図21)。
【0048】このように、本実施の形態では、前述の第
1の実施の形態の特徴に加えて、さら素子分離用の溝1
2を形成した後に蓄積電極9´上に酸化膜31´と保護
膜33を形成し、ゲート絶縁膜16を形成する前に基板
3を露出する工程において、酸化膜31´がエッチング
されることを防止することが特徴である。このようにし
て、前述の第1の実施の形態に比べて本実施の形態で
は、蓄積電極9´とゲート電極17の間に厚い酸化膜3
1´を残存させることができるため、蓄積電極9´とゲ
ート電極17との間の短絡をより確実に防止することが
可能となる。
【0049】次に、本発明の第3の実施の形態として、
ビット線と蓄積電極の短絡を防止するDRAMの製造工
程について説明する。図22乃至図28は、本発明の第
3の実施の形態によるDRAMの工程を示し、図1の
(a)のA−A´断面の拡大図ある。
【0050】ゲート電極の加工までは本発明の第1の実
施の形態と同様に行う。図22は、図11の(a)と同
様の状態を示す。なお、ここまでの工程に本発明の第2
の実施の形態を適用しても構わない。また、ここで、必
要であれば、例えばイオン注入法を用いて例えばヒ素等
の不純物を基板3に添加してトランジスタのソースまた
はドレイン拡散層25を形成する。
【0051】この後、例えばCVD法を用いて、窒化膜
41および多結晶シリコン膜42を堆積する(図2
3)。
【0052】次に、通常のリソグラフィー法を用いて、
ビット線接続孔となる部分を覆うレジスト膜を形成し、
このレジスト膜をマスクとして、例えばRIE等の異方
性エッチング技術により多結晶シリコン膜42をエッチ
ングして窒化膜41を露出する(図24)。
【0053】この後、多結晶シリコン膜42とゲート電
極17および18の側壁部分に、例えばシリコン窒化膜
により側壁絶縁膜43を形成し、酸化膜16を露出す
る。ここで、例えばヒ素等をイオン注入することにより
ソースまたはドレイン拡散層25の形成を行うことも可
能である。さらに、この側壁絶縁膜43および多結晶シ
リコン膜42をマスクとして酸化膜16を除去して基板
3および蓄積電極9´を露出し、蓄積電極接続孔44´
を形成する(図25)。
【0054】続いて、例えばタングステン等の選択成長
法を用いて、露出している蓄積電極9´および基板3上
にタングステンを成長させて、蓄積電極9´と基板3と
を接続する接続電極44を形成する。さらに、例えば酸
化膜等の層間絶縁膜45を堆積し、CMP法またはエッ
チバック法等により層間絶縁膜45をエッチングして多
結晶シリコン膜42の表面を露出し、接続電極44上に
層間絶縁膜45を埋め込む(図26)。
【0055】次に、例えばCDEにより多結晶シリコン
膜42を除去する。さらに、側壁絶縁膜43およびゲー
ト電極17、18の側壁部分に、例えば窒化膜により側
壁絶縁膜46を形成してゲート絶縁膜16を露出する。
さらに露出したゲート絶縁膜16を、例えばRIEまた
はNH4 Fを用いたエッチング等により除去して、基板
3を露出し、ビット線接続孔47´を形成する(図2
7)。
【0056】この後、例えば選択成長法、またはCMP
等を用いた埋め込み技術により、例えば多結晶シリコン
膜をビット線接続孔47´に露出している基板3上に形
成し、ビット線埋め込み電極47を形成する。さらに、
例えばタングステン等のビット線電極材料を堆積し、通
常のリソグラフィー法およびRIE等の異方性エッチン
グ技術を用いてビット線24を形成する(図28)。
【0057】このように、本実施の形態によれば、蓄積
電極接続孔44´と蓄積電極接続電極44とビット線接
続孔47´とビット線埋め込み電極47とを形成するた
めに、1回のリソグラフィー工程(多結晶シリコン膜4
2のパターニング)のみを必要にする。このため、蓄積
電極接続電極44を形成した後に改めてリソグラフィー
法によりビット線接続孔47´のパターニングを行う第
1の実施の形態に比べて、パターニング間に合せ精度に
影響されずに、蓄積電極接続電極44とビット線24と
の短絡を防止することができる。
【0058】次に、第4の実施の形態として、最小加工
寸法をFとした場合に、8×F2 の面積を有するメモリ
ーセルに本発明を適用した場合について、図29および
図30を用いて、説明する。
【0059】図29は、8×F2 の面積を有するメモリ
ーセルのレイアウトパターンを示す上面図で、図29の
(a)はビット線2本ごとに同一のパターンが繰り返さ
れる1/2ピッチレイアウト、同図(b)は、ビット線
4本ごとに同一のパターンが繰り返される1/4ピッチ
レイアウトの場合について示している。
【0060】図30の(a)は図29の(a)のA−A
´断面図を、図30の(b)は同図のB−B´断面図を
示している。また、図29の(b)に示すレイアウトの
場合、A−A´断面およびB−B´断面については、同
様の断面形状を有するため、ここでは省略する。また、
図中、図14に示す各部分と同様のものについては、同
様の付号を用いて示している。
【0061】第1の実施の形態と同様に、この図に示す
レイアウトパターンでは、ビット線24に接続する1つ
のビット線接続孔23に対して、左右にそれぞれ1つず
つゲート電極17と蓄積電極を埋め込むための開口部7
とが形成され、さらに、この2つの開口部を1対とし
て、その周囲に素子分離用の溝12が形成される。
【0062】ここで、第1の実施の形態と同様に、この
素子分離用の溝12は、蓄積電極用の開口部7に対して
自己整合的に形成されている。すなわち、蓄積電極用の
開口部7の間の間隔が広い領域には、素子分離用の溝1
2が形成され、蓄積電極用の開口部7の間の間隔が狭い
領域には、素子分離用の溝12が形成されない。
【0063】また、図29および図30に示すメモリー
セルは、第1の実施の形態に示した製造方法と同様にし
て、形成することができる。
【0064】このように、本発明は、蓄積電極用の開口
部7の間の間隔を適宜設定することにより、どのような
セル面積を有するメモリーセルにおいても適用すること
ができる。
【0065】なお、本発明のメモリーセル構造では、ビ
ット線接続孔23が形成される領域において2つの開口
部7の間の距離が側壁マスク材11の膜厚の2倍よりも
広い場合には、この領域にトレンチ素子分離が形成され
て、ビット線24とトランジスタの接続不良が発生して
しまう。このため、ビット線接続孔23が形成される領
域では、2つの開口部7の間の距離を側壁マスク材11
の膜厚の2倍よりも小さくする必要があり、例えばこの
距離が最小加工寸法以下となる場合も生じる。
【0066】このように最小加工寸法以下の間隔を有す
る開口部のパターンをリソグラフィー法により形成する
方法を、図31を用いて説明する。図31は、開口部を
形成するためにリソグラフィー法において使用されるマ
スクのパターンを示している。
【0067】第1の方法は、図31の(a)に示すよう
に、ビット線接続孔23領域において、開口部のパター
ン51を突出させる方法である。このようなパターン5
1を有するマスクを用いて通常の露光を行うことによ
り、特にパターンの幅の狭い部分では露光量が十分でな
いために、レジスト膜に開口部は形成されず、2つの開
口部の間に最小加工寸法以下の間隔を形成することがで
きる。
【0068】第2の方法は、図31の(b)に示すよう
に、最小加工寸法以下の間隔を有する2つ開口部のパタ
ーン51を1組として形成し、この1組の開口部のパタ
ーン51にうちの一方のパターン50に位相シフターを
設ける方法である。この位相シフターは、位相シフター
を有するパターン50を通過した光の位相が、他方のパ
ターン51を通過した光の位相に対して180度反転す
るような薄膜により形成される。近接する2つの光の位
相を反転させることにより、2つの光の干渉に起因した
解像度の劣化を抑制し、最小加工寸法以下のパターンを
有するレジスト膜を形成することができる。
【0069】第3の方法は、図31の(c)に示すよう
に、2つの開口部のパターン51を延長して隣接させ、
2つの開口部の間の領域の中心に位相シフターの端が位
置するように、一方のパターン50に位相シフターを設
ける方法である。この方法においても、第2の方法と同
様に、2つの光の干渉に起因した解像度の劣化を抑制
し、最小加工寸法以下のパターンを有するレジスト膜を
形成することができる。
【0070】以上のようなマスクを使用することによ
り、最小加工寸法以下の間隔を有する開口部を形成する
ことができるため、この領域にトレンチ素子分離が形成
されることを防止し、ビット線接続孔を介するビット線
とトランジスタの接続不良を防止することができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明による半導体記憶
装置およびその製造方法によれば、蓄積電極の埋設され
る開口部と素子領域との間のパターニングの合せ精度に
影響されずに、トランジスタの拡散層領域の面積を確保
して、蓄積電極とトランジスタの拡散層領域との間の接
続抵抗を低減し、安定した動作を保証することが可能な
半導体記憶装置を簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の上面図および鳥瞰
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図6】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図8】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図9】本発明の第1の実施の形態による工程断面図。
【図10】本発明の第1の実施の形態による工程断面
図。
【図11】本発明の第1の実施の形態による工程断面
図。
【図12】本発明の第1の実施の形態による工程断面
図。
【図13】本発明の第1の実施の形態による工程断面
図。
【図14】本発明の第1の実施の形態による工程断面
図。
【図15】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図16】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図17】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図18】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図19】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図20】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図21】本発明の第2の実施の形態による工程断面
図。
【図22】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図23】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図24】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図25】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図26】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図27】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図28】本発明の第3の実施の形態による工程断面
図。
【図29】本発明の第4の実施の形態による半導体装置
を示す上面図。
【図30】本発明の第4の実施の形態による半導体装置
を示す断面図。
【図31】本発明による半導体記憶装置の製造に使用さ
れるマスクパターンの平面図。
【図32】従来の半導体装置を示す図。
【符号の説明】
1…基板、 2…Nウェル、 3…Pウェル、 4、6、8、10、31、31´…酸化膜、 5、18、33、41…窒化膜、 7…開口部、 9、9´…蓄積電極、 11…側壁マスク材、 12、13…溝、 19、43、46…側壁絶縁膜、 14、34…絶縁膜、 15…チャネル領域、 16…ゲート絶縁膜、 17…ゲート電極、 20、44…接続電極、 21、47…埋め込み電極、 22、45…層間絶縁膜、 24…ビット線、 42…多結晶シリコン膜、 50…位相シフタを有する溝のパターン、 51…開口部のパターン

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板中に形成された開口部の内部
    に構成されるキャパシタと前記半導体基板表面に形成さ
    れたトランジスタとこのトランジスタのソースまたはド
    レイン拡散層の一方と接続されるビット線とを具備する
    半導体記憶装置において、前記開口部に隣接し前記開口
    部を取り囲むように素子領域が形成され、前記開口部の
    上方を通過するように前記トランジスタのゲート電極が
    構成され、このゲート電極とゲート絶縁膜を介して対向
    する前記素子領域表面に前記開口部の両側に分離される
    ように前記トランジスタのチャネル領域が形成され、前
    記ビット線と接続されている前記ソースまたはドレイン
    拡散層に対して前記ゲート電極を介して反対側に形成さ
    れているソースまたはドレイン拡散層と前記キャパシタ
    の蓄積電極とを接続する接続電極を具備することを特徴
    とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記キャパシタの蓄積電極は前記開口部
    の内部に形成され、前記キャパシタのキャパシタ絶縁膜
    は前記開口部の内壁面に形成されており、前記キャパシ
    タの対向電極は前記半導体基板により構成される請求項
    1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記素子領域は、前記開口部の外側に前
    記開口部の端から一定の幅を有するように形成されてい
    る請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記素子領域は前記蓄積電極の表面より
    突出しており、前記ゲート電極がこの突出した前記素子
    領域の表面を覆うように形成されている請求項1乃至3
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板に形成されたキャパシタとト
    ランジスタとにより構成され、前記半導体基板に形成さ
    れた溝に絶縁膜を埋め込み素子分離領域を形成する半導
    体記憶装置の製造方法において、半導体基板上に積層さ
    れた開口部を有する2層以上の絶縁層をマスクとして前
    記半導体基板に開口部を形成する工程と、前記開口部に
    キャパシタ絶縁膜を介して少なくとも最上層の前記絶縁
    層の下面より高くまで蓄積電極を埋め込む工程と、最上
    層の前記絶縁層を除去する工程と、突出した前記蓄積電
    極の側壁にマスク材を形成する工程と、前記マスク材を
    マスクとして前記絶縁層をエッチングして前記半導体基
    板の表面の一部を露出する工程と、露出された前記半導
    体基板をエッチングして溝を形成する工程と、少なくと
    も前記溝の内部に絶縁膜を埋め込む工程とを具備するこ
    とを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板に形成されたキャパシタとト
    ランジスタとにより構成され、前記半導体基板に形成さ
    れた溝に絶縁膜を埋め込み素子分離領域を形成する半導
    体記憶装置の製造方法において、半導体基板上に積層さ
    れた開口部を有する2層以上の絶縁層をマスクとして前
    記半導体基板に開口部を形成する工程と、前記開口部に
    キャパシタ絶縁膜を介して少なくとも最上層の前記絶縁
    層の下面より高くまで蓄積電極を埋め込む工程と、最上
    層の前記絶縁層を除去する工程と、突出した前記蓄積電
    極の側壁にマスク材を形成する工程と、前記マスク材を
    マスクとして前記絶縁層をエッチングして前記半導体基
    板の表面の一部を露出する工程と、露出された前記半導
    体基板をエッチングして溝を形成する工程と、前記マス
    ク材を除去する工程と、少なくとも前記溝の内部に第1
    の絶縁膜を埋め込み前記マスク材の下に残存していた前
    記絶縁層の表面を露出する工程と、露出された絶縁層を
    除去して前記半導体基板の表面を露出する工程と、露出
    した前記半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程
    と、このゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程
    と、このゲート電極を覆うように第2の絶縁膜を形成す
    る工程と、前記蓄積電極の表面の一部と前記蓄積電極に
    隣接する前記半導体基板表面の一部とを露出する工程
    と、露出された前記蓄積電極表面と前記半導体基板表面
    上に導電層を形成して前記蓄積電極と前記半導体基板と
    を接続する工程と、層間絶縁膜を形成する工程と、ビッ
    ト線接続孔領域の前記半導体基板の表面を露出する工程
    と、露出された前記半導体基板の表面に接続するビット
    線を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体
    記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記溝を形成し前記マスク材を除去する
    工程の後に、少なくとも前記蓄積電極上に第3の絶縁膜
    および保護膜を形成する工程を具備し、この保護膜は前
    記ゲート絶縁膜を形成する前に前記絶縁層を除去して前
    記半導体基板を露出する工程においてエッチングされな
    い材料で形成されている請求項6記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ゲート電極を覆うように第2の絶縁
    膜を形成する工程の後に、ビット線接続孔領域を覆う第
    2のマスク材を形成する工程と、この第2のマスク材を
    マスクとして絶縁膜をエッチングして前記半導体基板表
    面の一部および前記蓄積電極の表面の一部を露出する工
    程と、露出した前記半導体基板および前記蓄積電極上に
    導電層を形成して前記半導体基板と前記蓄積電極を接続
    する工程と、少なくとも前記導電層上に層間絶縁膜を形
    成し前記第2のマスク材の表面を露出する工程と、露出
    した前記第2のマスク材を除去する工程と、前記ビット
    接続孔領域の半導体基板の表面を露出する工程と、この
    露出された前記半導体基板の表面に接続するビット線を
    形成する工程とを具備する請求項6記載の半導体記憶装
    置の製造方法。
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