JP3234536B2 - 多目的クレーン - Google Patents

多目的クレーン

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JP3234536B2 JP14344297A JP14344297A JP3234536B2 JP 3234536 B2 JP3234536 B2 JP 3234536B2 JP 14344297 A JP14344297 A JP 14344297A JP 14344297 A JP14344297 A JP 14344297A JP 3234536 B2 JP3234536 B2 JP 3234536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多目的クレーンに
関する。さらに詳しくは、港湾等で使用される橋形クレ
ーンであって、コンテナ荷役にもバラ物荷役にも使用で
きる多目的クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】港湾等で船から陸揚げされる積荷はコン
テナの場合もあればバラ物の場合もあり、これに対応し
て橋形クレーンもコンテナ荷役用専用機あるいはバラ物
荷役用専用機が存在する。前者は主トロリーにスプレッ
ダを吊下げるタイプであり、後者は主トロリーからグラ
ブバケットを吊下げるタイプである。
【0003】ところで、大形港湾では上記の専用機を用
いるのが効率的であるが、中小港湾ではコンテナ荷役に
もバラ物荷役にも使える兼用機の方が使い勝手がよい。
かかる兼用タイプの多目的クレーンとして、実開昭63
−142382号公報に記載された従来例がある。
【0004】この従来例では、主トロリーの4カ所のシ
ーブとスプレッダ上面の4カ所のシーブに4本の巻上げ
ロープを巻き掛けてスプレッダを昇降させるようにして
おり、このロープをグラブバケット用の吊りビームにも
同様に4本掛けし、これらの巻上げロープとは別に、グ
ラブバケット開閉用の開閉ロープを別途設け、この開閉
ロープによってグラブバケットを開閉操作するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記従来
例では、グラブバケット開閉用のロープが余分に必要で
ある。これに対し、本発明は、余分なロープが必要な
く、トロリー方式の橋形クレーン本来備えている巻上ロ
ープのみで、コンテナ荷役用のスプレッダを吊下げ、ま
たバラ物荷役用のグラブバケットを吊下げかつバケット
を開閉することができる多目的クレーンを提供すること
を目的とする。また、本発明はスプレッダ荷役とグラブ
バケット荷役間の変換が容易に行える多目的クレーンを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の多目的クレー
ンは、海脚と陸脚からなるクレーン本体の陸側にガーダ
が取付けられ、海側にブームが取付けられ、前記ガーダ
およびブーム上を補トロリーおよび主トロリーが横行す
る橋形クレーンにおいて、機械室に設置された支持ロー
プ巻上ドラムおよび開閉ロープ巻上ドラムと、前記補ト
ロリーに回転自在に取付けられた4枚のガイドシーブ
と、前記主トロリーに、回転自在かつ取付位置を固定し
て取付けられた2枚の固定ガイドシーブおよび回転自在
かつ海陸方向に移動自在に取付けられた2枚の移動ガイ
ドシーブと、前記支持ロープ巻上ドラムから繰り出さ
れ、前記海脚に取付けられた2枚のガイドシーブ、およ
び補トロリー上の2枚のガイドシーブを経由して、主ト
ロリー上の前記2枚の固定シーブに巻き掛けられ、さら
に下方に導かれ各種の吊具に連結される2本の支持ロー
プと、前記開閉ロープ巻上ドラムから繰り出され、前記
海脚に取付けられた2枚のガイドシーブ、および補トロ
リー上の2枚のガイドシーブを経由して、主トロリー上
の前記2枚の移動シーブに巻き掛けられ、さらに下方に
導かれ各種の吊具に連結される2本の開閉ロープとから
なることを特徴とする。
【0007】請求項2の多目的クレーンは、前記2本の
支持ロープの先端に、主トロリーに対して元付けし、ま
たグラブバケットに元付けする連結金具が取付けられ、
前記2本の開閉ロープの先端に、主トロリーに対して元
付けし、またグラブバケットの開閉用操作ロープに連結
する連結金具が取付られていることを特徴とする。
【0008】請求項3の多目的クレーンは、前記2枚の
移動シーブを主トロリー上で海陸方向に移動させる移動
機構が、主トロリー上に設置された海陸方向に延びる走
行レールと、該走行レール上を走行し、前記移動シーブ
が回転自在に取付けられた台車と、該台車を走行させる
走行装置と、前記移動シーブが前記固定シーブと同列に
並ぶ同列位置と、該同列位置から海側または陸側へ移動
した移動位置のそれぞれにおいて、前記台車を主トロリ
ーに対し移動不能に拘束するロック機構とからなること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図10は本発明の一実施形態に係る
橋形クレーンの側面図である。同図において、Wは岸
壁、Sは船、CRは本実施形態のクレーン、RはクレーンC
Rの走行レールである。
【0010】クレーンCKは、陸脚2と海脚3からなる
クレーン本体1を有し、走行レールR上を走行する。海
脚3と陸脚2に固定し、かつ陸側に延設してガーダ5が
取付けられ、該ガーダ5の海脚3側にブーム4が海側に
向けて起伏自在に取付けられている。前記ブーム4およ
びガーダ5に沿って主トロリー6および補トロリー7が
横行するようになつている。また、主トロリー6からは
吊具の一種であるスプレッダ8が吊り下げられている。
なお、cはコンテナである。また、荷役の種類に応じて
前記スプレッダ8の代わりにグラブバケットや吊りビー
ムなどの吊具も吊り下げられる。
【0011】前記ガーダ5上には機械室9が設置され、
ブーム4を起伏させる起伏ドラム11、主トロリー6を
横行させる横行ドラム12、支持ロープ巻上ドラム13
および開閉ロープ巻上ドラム14からなる巻上ドラム1
5が設けられている。
【0012】つぎに、上記橋形クレーンCRにおけるロー
プの掛け廻し経路を説明する。図1は支持ロープR1と開
閉ロープR2からなる巻上ロープの巻き掛け経路説明図、
図2は横行ロープR3、R4の巻き掛け経路説明図である。
【0013】図1において、16は海脚3の上端に回転
自在に取付けた4枚のガイドシーブ、17は海脚3のガ
ーダ5との連結点近傍に回転自在に取付けた4枚のガイ
ドシーブである。また補トロリー7上には4枚のガイド
シーブ21が1列に取付けられている。さらに、主トロ
リー6上には、2枚の固定シーブ31と2枚の移動シー
ブ32が取付けられている。本実施形態において、2枚
の移動シーブ32が海陸方向に移動することが特徴であ
り、実線で示す固定シーブ31と同列の同列位置と細線
で示す海側に移動した移動位置との間で移動するように
なっている。なお、その移動機構は後に詳述する。
【0014】前記支持ロープ巻上ドラム13(以下、支
持ドラム13という)に一端を固定され若干量巻付けら
れた2本の支持ロープR1は、前記海脚3のガイドシーブ
16、17を経て補トロリー7上のガイドシーブ21に
巻き掛けて折り返され、さらに主トロリー6の固定シー
ブ31に巻き掛けられて下方に導かれ、後述する各種吊
具に連結されるようになっている。
【0015】また、前記開閉ロープ巻上ドラム14(以
下、開閉ドラム14という)に一端を固定され若干量巻
付けられた2本の開閉ロープR2は、前記海脚3のガイド
シーブ16、17を経て補トロリー7上のガイドシーブ
21に巻き掛けて折り返され、さらに主トロリー6上の
移動シーブ32に巻き掛けられて下方に導かれ、後述す
る各種吊具に連結されるようになっている。支持ドラム
13と開閉ドラム14とは、それぞれが同期回転および
単独回転可能になっている。例えば、それぞれのドラム
はクラッチを介して連結されている。また、電気制御に
より同期回転できるようにしてもよい。
【0016】図2において、横行ドラム12に一端を固
定され若干量巻付けられた2本の主横行ロープR3のうち
一方は、ブーム4先端側に延ばして前記ブーム4先端に
回転自在に取付けたガイドシーブ18に巻き掛け、そこ
から主トロリー6方向に延ばして主トロリー6上の2個
の水平ガイドシーブ22に巻き掛け、再度ブーム4先端
側に延ばしてガイドシーブ18に巻き掛けて折り返し、
再び横行ドラム12に他端を固定している。このように
して2本の主横行ロープR3が巻き掛けられており、横行
ドラム12によって、2本の主横行ロープR3を同時に繰
り出したり巻き戻すことにより、主トロリー6がブーム
4およびガーダ5上を横行するようになっている。
【0017】また、横行ドラム12に対し、前記主横行
ロープR3巻付け方向と反対向きに補横行ロープR4が巻付
けられ、2本の補横行ロープR4はそれぞれガーダ5後端
方向に延ばして、前記ガーダ5後端に回転自在に取付け
たガイドシーブ19に巻き掛け、そこから補トロリー7
方向に延ばし、補トロリー7上のガイドシーブ23に巻
き掛けて反転させ、イコライザー24に連結している。
このイコライザー24はガーダ5後端部に連結されてい
る。
【0018】さらに、前記主トロリー6と補トロリー7
との間には引張ロープR5が連結されている。すなわち、
主トロリー6に一端を連結された引張ロープR5は、補ト
ロリー7方向に延ばされ、補トロリー上のガイドシーブ
25に巻き掛けて反転され、海脚3の適所に回転自在に
取付けられたガイドシーブ26に巻き掛けて再度反転
し、ガーダ5の適所に、その他端がバネを介して固定さ
れている。
【0019】上記のロープ巻き掛け構造により横行ドラ
ム12を一方向に回転させると主トロリー6が海側に移
動し(補トロリー7は同方向に1/2の距離だけ追随す
る)、横行ドラム12を反対方向に回転させると補トロ
リー7が陸側に移動して、主トロリー6も引張られて陸
側に移動する。このようにして、主トロリー6はブーム
4およびガーダ5に沿って自在に横行することができる
ようになっている。なお、補トロリー7は補横行ロープ
R4や引張ロープR5を反転させて巻き掛け、主トロリー6
の半分量だけ横行するようにしているのは、図1に示し
た支持ロープR1および開閉ロープR2の巻き掛け構造にお
いて、主トロリー6を横行させても、吊荷の高さが変位
しないようにしたものである。
【0020】つぎに、図3〜4に基づき移動シーブ32
の移動機構30を説明する。図3は移動シーブ32の移
動機構30の平面図、図4は同移動機構30の側面図で
ある。図3〜4において、33は台車であり、移動シー
ブ32を回転自在に軸支している。また台車32の4隅
には車輪34が軸着され、主トロリー6の上面に海陸方
向に向けて設置したレール35上を走行するようになっ
ている。
【0021】台車33の走行装置は任意の手段を採用で
きるが、本実施形態では、主トロリー6上において海側
にブラケットで軸支されたスプロケット37と陸側にブ
ラケットで軸支されたスプロケット38と、これらのス
プロケット37、38に巻き掛けられ両端がそれぞれ台
車33に連結されたチェーン39と、前記スプロケツト
37を回転させるモータ41とから構成されている。
【0022】したがって、モータ41を正逆転させるこ
とにより、台車33を陸側から海側へ、またその反対向
きに移動させることができる。図3において実線図示の
台車33が移動シーブ32を固定シーブ31より海側に
移動させた移動位置であり、点線図示の台車33が移動
シーブ32を固定シーブ31と同列に位置させた同列位
置を示している。
【0023】前記台車33と主トロリー6との間にはロ
ック機構が設けられている。すなわち、台車33にはロ
ックピン45を挿入するピン孔46が形成され、主トロ
リー6にも移動位置でのピン孔47と同列位置でのピン
孔48が形成されている。台車33を移動位置にしてピ
ン孔46、47にロックピン45を挿入すると、台車3
3は移動位置で固定され、台車33を同列位置にしてピ
ン孔46、48にロックピン45を挿入すると、台車3
3は同列位置で固定することができる。
【0024】つぎに、本実施形態に係る多目的クレーン
の使用方法を説明する。図5はグラブバケット荷役の説
明図、図6の(A)図と(B)図は連結金具の説明図、
図7は吊りビーム荷役の説明図、図8はスプレッダ荷役
の説明図、図9は連結金具の説明図である。
【0025】(1) グラブバケット荷役 グラブバケット荷役の要領を図5に基づき説明する。こ
の場合、2枚の固定シーブ31と2枚の移動シーブ32
は同列位置にあって、支持ロープR1も開閉ロープR2も1
列になって下方に導かれている。そして、支持ロープR1
は元付用の連結金具51を介してグラブバケット60の
上部フレームに連結されている。また、開閉ロープR2は
グラブバケット60の開閉ドラム61に巻き掛けられた
操作ロープ62に連結金具52を介して連結されてい
る。したがって、支持ロープR1および開閉ロープR2を支
持ドラム13および開閉ドラム14で繰り出し巻き取り
することによってグラブバケット60を昇降させ、開閉
ロープR2を開閉ドラム14で繰り出し巻き取りすること
によってグラブバケット60のバケットを開閉すること
ができる。
【0026】なお、上記連結金具51、52は元付けや
ロープ同士の連結ができればどのようなものを用いても
よいが、例えばつぎのような連結金具が好適である。図
6の(A)図は元付け用連結金具51の一例であって、
支持ロープR1の端末金具53をグラブバケット60側の
結合金具54にピン55で連結するものである。また、
図6の(B)図はロープ同士を連結する連結金具の一例
であって、開閉ロープR2の端末金具56と操作ロープ6
2の端末金具56をシャックル57を介して連結したも
のである。
【0027】(2) 吊ビーム荷役 前記グラブバケット荷役と同様に4本のロープR1、R2が
1列に並んでいる場合、図7に示す吊ビーム70による
荷役も可能である。この場合、4本ロープR1、R2の端末
を吊ビーム70の連結金具71に連結すればよい。この
吊りビーム70を用いた場合、そのフック72に種々の
荷物を吊上げて荷役することができる。
【0028】(3) スプレッダ荷役 スプレッダ荷役の要領を図8に基づき説明する。スプレ
ッダ80によりコンテナを吊上げる荷役の場合は、主ト
ロリー6上の移動シーブ32を固定シーブ31より海側
へ移動させた移動位置へ動かしロックするとともに、開
閉ロープR2を移動シーブ32の移動量だけ繰り出してお
く。これにより2本の支持ロープR1と2本の開閉ロープ
R2は、2本ずつ2列に配置され、主トロリー6から四隅
吊りが可能な状態で下方に導かれる。一方、スプレッダ
80の上面四隅には、転向シーブ81が軸支されてお
り、主トロリー6から導かれた4本のロープR1、R2は四
隅の転向シーブ81に巻き掛けられて再び上方に導か
れ、各ロープR1、R2の端末は主トロリー6の下面に連結
金具82を介して連結される。
【0029】上記の連結金具82は主トロリー6に元付
けできればどのようなものを用いてもよいが、例えば図
9に示す、ロープR1、R2の端末環83を主トロリー6側
の結合金具84にシャックル85で連結するものが好適
である。この4本吊りのスプレッダ80によると、傾き
が発生せず安定した荷役が可能である。
【0030】以上のように、本実施形態の多目的クレー
ンによると、グラブバケット荷役、吊ビーム荷役および
スプレッダ荷役が可能であり、しかもグラブバケットと
吊ビームを用いる1列4点吊りとスプレッダを用いる2
列4点吊りの変更を主トロリー6上の移動シーブ32を
移動させるだけで行えるので、荷役形態の変更が簡単に
行えるという利点がある。
【0031】つぎに、本発明の他の実施形態を説明す
る。前記実施形態では、同列位置はスプレッダ上面の陸
側にあり、移動位置は移動シーブを海側に動かすもので
あったが、同列位置をスプレッダ上面の海側におき、移
動シーブを陸側に動かして移動位置とするようにしても
よい。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、主トロリー上
の固定シーブと移動シーブを同列位置におき、2本の支
持ロープと2本の開閉ロープを1列に並べて吊下げた場
合は、2本の支持ロープおよび開閉ロープでグラブバケ
ットを支持昇降させ、他の2本の開閉ロープでグラブバ
ケットのバケットのバケットを開閉操作でき、グラブバ
ケット荷役が可能となり、主トロリー上の移動シーブを
固定シーブに対し海陸方向に移動させ2本の支持ロープ
と2本の開閉ロープを2列に並べて吊下げた場合は、ス
プレッダの4隅を吊り下げるスプレッダ荷役が可能とな
る。このように、本発明では1台のクレーンの巻上ロー
プでグラブバケットとスプレッダの両方を適宜使い分け
ることができ、しかも余分なロープを必要としないとい
う利点がある。
【0033】請求項2の発明によれば、各ロープの端末
の連結金具によって、グラブバケットや主トロリーに元
付けしたり、グラブバケットのバケット操作ロープに連
結する作業が容易に行えるので、荷役形態の変更が容易
に行える。
【0034】請求項3の発明によれば、走行装置で移動
台車を移動させるだけで主トロリー上の移動シーブを同
列位置と移動位置との間で変更できるので、グラブバケ
ットに適した1列4点吊りとスプレッダに適した2列4
点吊りとの変更が極めて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持ロープR1と開閉ロープR2の巻き掛け経路説
明図である。
【図2】横行ロープR3、R4の巻き掛け経路説明図であ
る。
【図3】移動シーブ32の移動機構30の平面図であ
る。
【図4】同移動機構30の側面図である。
【図5】グラブバケット荷役の説明図である。
【図6】連結金具51、52の説明図である。
【図7】吊ビーム荷役の説明図である。
【図8】スプレッダ荷役の説明図である。
【図9】連結金具82の説明図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る橋形クレーンの側
面図である。
【符号の説明】 1 クレーン本体 2 陸脚 3 海脚 4 ブーム 5 ガーダ 6 主トロリー 7 補トロリー 12 横行ドラム 13 支持ドラム 14 開閉ドラム 31 固定シーブ 32 移動シーブ 33 台車 35 レール 41 モータ 45 ロックピン 51 連結金具 52 連結金具 60 グラブバケット 70 吊ビーム 80 スプレッダ R1 支持ロープ R2 開閉ロープ R3、R4 横行ロープ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】海脚と陸脚からなるクレーン本体の陸側に
    ガーダが取付けられ、海側にブームが取付けられ、前記
    ガーダおよびブーム上を補トロリーおよび主トロリーが
    横行する橋形クレーンにおいて、 機械室に設置された支持ロープ巻上ドラムおよび開閉ロ
    ープ巻上ドラムと、 前記補トロリーに回転自在に取付けられた4枚のガイド
    シーブと、 前記主トロリーに、回転自在かつ取付位置を固定して取
    付けられた2枚の固定ガイドシーブおよび回転自在かつ
    海陸方向に移動自在に取付けられた2枚の移動ガイドシ
    ーブと、 前記支持ロープ巻上ドラムから繰り出され、前記海脚に
    取付けられた2枚のガイドシーブ、および補トロリー上
    の2枚のガイドシーブを経由して、主トロリー上の前記
    2枚の固定シーブに巻き掛けられ、さらに下方に導かれ
    各種の吊具に連結される2本の支持ロープと、 前記開閉ロープ巻上ドラムから繰り出され、前記海脚に
    取付けられた2枚のガイドシーブ、および補トロリー上
    の2枚のガイドシーブを経由して、主トロリー上の前記
    2枚の移動シーブに巻き掛けられ、さらに下方に導かれ
    各種の吊具に連結される2本の開閉ロープとからなるこ
    とを特徴とする多目的クレーン。
  2. 【請求項2】前記2本の支持ロープの先端に、主トロリ
    ーに対して元付けし、またグラブバケットに元付けする
    連結金具が取付けられ、前記2本の開閉ロープの先端
    に、主トロリーに対して元付けし、またグラブバケット
    の開閉用操作ロープに連結する連結金具が取付られてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多目的クレーン。
  3. 【請求項3】前記2枚の移動シーブを主トロリー上で海
    陸方向に移動させる移動機構が、主トロリー上に設置さ
    れた海陸方向に延びる走行レールと、該走行レール上を
    走行し、前記移動シーブが回転自在に取付けられた台車
    と、該台車を走行させる走行装置と、前記移動シーブが
    前記固定シーブと同列に並ぶ同列位置と、該同列位置か
    ら海側または陸側へ移動した移動位置のそれぞれにおい
    て、前記台車を主トロリーに対し移動不能に拘束するロ
    ック機構とからなることを特徴とする請求項1記載の多
    目的クレーン。
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