JP5529460B2 - モッコ式荷役装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ばら積み貨物船などで運搬される穀物、鉱石や石炭、型銑等のばら積み貨物をモッコによって荷役する荷役装置に関する。
港湾などにおいて、ばら積み船に積載された穀物、鉱石や石炭、型銑などを荷役する荷役装置として、グラブバケットを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載のグラブバケット式の荷役装置は、クレーンより吊り下げられたグラブバケットの開閉によってばら積み貨物を積み上げたり、積み降ろしたり可能に構成されている。
ところで、前記グラブバケットは、その下部より貨物を排出するようにしているので、ばら積み貨物がグラブバケットより漏れ出すという問題があり、また、ばら積み貨物によってバケットの交換が必要であり、取扱いに手間がかかるという問題もある。
一方、モッコによる荷役は、布あるいは鋼製の網により方形に形成されたモッコの各頂点に設けられた吊下げロープをクレーンのフックに引っ掛けて吊り下げ、その吊り下げられたモッコにばら積み貨物を入れるようにしている。従って、ばら積み貨物がモッコに包み込まれて安定して荷役することができ、その上、軽量で取り扱い性がよい。
そのようなモッコの一例として、モッコの底面に設けた裏返し用ロープを引っ張りあげてそのモッコを裏返してばら積み貨物を一挙に積み降ろすようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−250985号公報 実開平5−75270号公報
モッコは、一挙にばら積み貨物を積み降ろしてしまうので、ばら積み貨物が山盛りとなり、これを油圧ショベルで均す作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は、前述のグラブバケットは、バケットの開口位置を調整し、貨物を分散して積み降ろすことで、積み降ろされた貨物が均されるため、油圧ショベルなどによって均す作業が簡略化できるという点に注目し、モッコのように簡易に取り扱うことが可能であると共に貨物を分散して積み降ろすことのできる荷役装置を提供することを目的としている。
本発明に係る荷役装置は、次のように構成されている。
1)クレーン本体の上部に配置したガーダ上にトロリを設けると共に前記クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、前記トロリに設けた4個のシーブ
を介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴としている。
2)前記トロリに設けた4個のシーブを伸縮装置で支持し、この伸縮装置を操作してモッコを旋回させ、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴としている。
3)クレーン本体の上部に配置したガーダ上に主トロリと補助トロリとを設けると共に前記クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、クレーン本体に設けた4個のシーブと、補助トロリに設けた4個のシーブと、主トロリに設けた4個のシーブとを介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、更に、前記クレーン本体に設けた4個のシーブと主トロリに設けた4個のシーブを伸縮装置でそれぞれ支持し、前記伸縮装置を操作してモッコを旋回させ、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴としている。
4)クレーン本体の上部に配置したガーダ上に主トロリと補助トロリとを設けると共に前記クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、クレーン本体に設けた4個のシーブと、補助トロリに設けた4個のシーブと、主トロリに設けた4個のシーブとを介して吊具にそれぞれ接続し、この吊具に設けた第3ワイヤドラムと第4ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、更に、前記クレーン本体に設けた2個のシーブと主トロリに設けた2個のシーブを伸縮装置でそれぞれ支持し、前記伸縮装置を操作してモッコを旋回させ、前記第3及び第4ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴としている。
5)前記それぞれ2本のワイヤロープは、リンクバーにより連結されていることを特徴としている。なお、第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムは、クレーン本体に搭載した機械室に設置するとよい。
第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、前記トロリに設けた4個のシーブを介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したので、モッコの何れか一方の排出縁より貨物を排出できるようになる。結果、ばら積み貨物をモッコより分散して積み降ろすので、その積み降ろした貨物を均す作業が簡略化あるいは省略され、荷役作業の効率が大幅に向上する。
また、前記トロリに設けた4個のシーブを伸縮装置で支持し、この伸縮装置を操作してモッコを旋回させ、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したので、より一層、ばら積み貨物を分散して積み降ろすことができ、積み降ろした貨物の均し作業が省略され、積み降ろし作業の効率が著しく向上する。
更に、ばら積み貨物の均し作業が省略されることにより、積み降ろし作業が本発明に係る荷役装置のみで行えるようになるので、積み降ろし作業の自動運転が可能となる。
本発明に係る荷役装置の概略構成図である。 本発明に係る荷役装置の要部の概略構成図である。 図2における荷役装置の要部の動作を示す図である。 図2における荷役装置の要部の動作を示す図である。 本発明に係る荷役装置の第2の態様を示す図である。 図5における荷役装置の要部の動作を示す図である。 図5における荷役装置の要部の動作を示す図である。 本発明に係る荷役装置の第3の態様の概略構成図である。 本発明に係る荷役装置の第3の態様の要部の概略構成図である。 図9における荷役装置の要部の動作を示す図である。 図9における荷役装置の要部の動作を示す図である。 本発明に係る荷役装置の第4の態様の要部の概略構成図である。 図12における荷役装置の要部の動作を示す図である。 図12における荷役装置の吊具の概略構成図である。
以下、本発明に係る荷役装置について説明する。
[実施例1]
図1に示すように、本発明に係る荷役装置1は、岸壁101に沿って走行するクレーン本体2と、この本体2に固設されたガーダGと、このガーダGより海側に延長したブームBとを有し、そのガーダGとブームBとを横行するトロリ3を備えている。更に、クレーン本体2に設けた機械室41より巻出されたワイヤロープWが、トロリ3を介してモッコmを吊り下げている。
前記機械室41は、ワイヤロープWを巻回する第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラム17とを備え、電動機と減速機とを介してそれぞれのワイヤドラム16,17が駆動されるようになっており、岸壁101に設けられた図示していない給電設備より電動機に電力が供給されるように構成されている。
前記トロリ3は、モッコmを上下させたりトロリ3を横行させたりするオペレーターの運転席を備えており、ばら積み船102の貨物100をクレーン本体2下の仮貯場105へ荷揚げしたり、この反対に、ばら積み船102へ貨物100を積み込んだりするように構成されている。
岸壁101の地上面よりガーダGまでは約30mの高さがあり、ガーダGとブームBとの全長は100m程度に形成されており、ブームBとばら積み船102の船倉102aとの距離は10m程度である。
モッコmは、鋼製または布製の網で、一辺が約6m程度の方形に形成されており、その各頂点にワイヤロープWが接続される接続部が設けられている。
より詳しくは、図2に示すように、モッコの一方の排出縁4aに2本のロープ11,12が、他方の排出縁4bに2本のロープ13,14がそれぞれ接続され、トロリ3に設けた4個のシーブ5a〜5dを介して、2本のロープ11,12が第1ワイヤドラム16に、他の2本のロープ13,14が第2ワイヤドラム17にそれぞれ巻回されている。
また2本のロープ11,12の間、他のロープ13,14の間にそれぞれリンクバー10a,10bが設けられ、モッコmの開口部30が所定の幅で開口し、更に、シーブ5a〜5dよりロープ11〜14が外れないように構成されている。
この実施例においては、前記トロリ3に、中間のシーブ5b,5cと両側のシーブ5a
,5dの4個のシーブが軸支されており、両側に設けられたシーブ5a,5dは、中央側のシーブ5b,5cより変位距離hを開けて配置されている。
この変位距離hを設けることで、ロープ12とロープ14との干渉を防止すると共に、一対のロープ11,12とロープ13,14とが略平行状となってバランスするようになっている。
このように構成された本発明に係る荷役装置1によるばら積み貨物100の荷役について説明する。
モッコmに貨物100を積み込む場合は、第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラムとを同時に駆動してそれぞれ2本のワイヤ11〜14を繰り出してばら積み船102の船倉102a内にモッコmを下降させて展開状態とし、油圧ショベルなどによってばら積み貨物100をモッコm上に載せる。
次に、モッコmより貨物100を積み降ろす場合は、第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラム17とを同時に駆動してワイヤロープ11〜14を巻き取ってモッコmを船倉102aより上昇させ、トロリ3を岸壁101上の仮貯場105へ移動し、そして、第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラム17とを同時に駆動してワイヤロープ11〜14を繰り出してモッコmを下降させ、所定の高さでモッコmを保持状態とし、その状態で、図3に示すように、第2ワイヤドラム17を駆動して2本のロープ13,14を繰り出してモッコmの排出縁4bを下降させ、ばら積み貨物100を仮貯場105上に排出する。
また、図4に示すように、前記保持状態において、第1ワイヤドラム16を駆動して2本のロープ11,12を繰り出してモッコmの排出縁4aを下降させ、ばら積み貨物100を仮貯場105上に排出する。このように、本実施例における荷役装置1は、モッコmのいずれか一方の排出縁4a(4b)よりばら積み貨物100を排出することにより、その貨物100を分散して積み降ろすことができるので、仮貯場105等に積み降ろされる貨物100を均すための作業が軽減される。
[実施例2]
本実施例における荷役装置1は、図5に示すように、モッコmを吊り下げるシーブ7を、トロリ3の横行方向に往復動可能に支持することで、モッコmを吊り下げているロープ11〜14に捻れ力を作用させ、モッコmを旋回させるように構成したことを特徴とするものである。
具体的には、図5に示すように、第1ワイヤドラム16に巻回された2本のロープ11,12は、トロリ3の伸縮装置20a,20d(油圧シリンダ等)に支持されたシーブ7a,7dを介してモッコmの排出縁4aの両側にそれぞれ接続され、第2ワイヤドラム17に巻回された2本のロープ13,14は、トロリの伸縮装置20b,20cに支持されたシーブ7b,7cを介してモッコmの排出縁4bの両側にそれぞれ接続されている。
このように構成された本発明に係る荷役装置1は、以下に示すようにシーブ7a,7b,7c,7dを個別に、又は対応するシーブで構成する組ごとに、往復動させ、モッコmを旋回させ、何れか一方の排出縁4a(4b)より貨物100を排出することができる。
即ち、図6に示すように、モッコmを、図中において海の方向を示す矢印に対して時計回りの角度αに旋回させる場合は、第2の伸縮装置20bを縮小してシーブ7bを海側へ移動させると共に、第4の伸縮装置20dを伸張してシーブ7dを陸側へ移動させることによって、捻れ力Fをモッコmに作用させる。その捻れ力Fによりモッコmが時計回りの
方向へ旋回する。
また、図7に示すように、モッコmを、海の方向を示す矢印に対して反時計回りの角度βに旋回させる場合は、第1の伸縮装置20aを縮小してシーブ7aを海側へ移動させると共に、第3の伸縮装置20cを伸張してシーブ7cを陸側へ移動させ、捻れ力Fをモッコmに作用させる。その捻れ力Fによりモッコmが反時計回りの方向へ旋回する。
ここで、モッコmの旋回は、海の方向を示す矢印に対してプラスマイナス45°程度回転することができる。更に、伸縮量の大きい伸縮装置20を使用すると、プラスマイナス60°以上回転するように構成することもできる。この回転量は、伸縮装置20の伸縮量との関係で、適宜変更することができる。
次に、伸縮装置20に関して説明する。4つの伸縮装置20は、それぞれの組(20aと20cの組、20bと20dの組)を形成しており、この組ごとに差動的に動作するように制御する。つまり、例えば伸縮装置20dが伸張すると、この伸張した量に対応した分だけ、伸縮装置20bが縮むように制御することが望ましい。この差動的な制御は、それぞれの伸縮装置20を個別に独立制御して実現してもよい。
又は、伸縮装置20を、例えば油圧シリンダ装置とした場合、同じ組の対応するシリンダ(20aと20c、又は20bと20d)のヘッド側同士を油圧配管で接続し、同様にロッド側同士を油圧配管で接続して、差動的に動作するように構成してもよい。つまり、2つのシリンダの油圧配管を接続することで、シリンダの一方が伸びれば、自動的に他方が縮むという、2つのシリンダが協働した状態、つまり差動的な制御を実現した状態にすることができる。
なお、伸縮装置20は、差動的な制御を実現することができる構成であればよいため、油圧シリンダの他に、空圧シリンダ(エアシリンダ)、電動シリンダ等を利用することもできる。また、回転軸から左右に延伸した腕部に、シーブを設置して構成したシーソー型リンク機構を、伸縮装置20の代わりに使用してもよい。
この様に、旋回角度α,βは、伸縮装置20を差動的に動かして伸縮を調整することで、海の方向に対して、プラスマイナス45°程度の範囲で調整することができる。
そして、第1ワイヤドラム16或いは第2ワイヤドラム17よりロープ11,12或いはロープ13,14を繰り出すことにより、モッコmの開口部を下降させてばら積み貨物100を積み降ろすことができる。
本実施例における荷役装置1は、前述の構成によりモッコmを旋回させてばら積み貨物100をより細かく分散して積み降ろすことができるので、積み降ろされた貨物100を均すための作業が著しく軽減される。
また、ばら積み貨物100の均し作業を省略されることにより、積み降ろし作業が本発明に係る荷役装置1のみで行えるようになり、積み降ろし作業を自動化することも可能となる。
なお、上記実施例においては、角度αの方向へモッコmを旋回させるときは第2の伸縮装置20bを縮小すると共に第4の伸縮装置20dを伸張し、角度βの方向へモッコmを旋回させるときは第1の伸縮装置20aを縮小すると共に第3の伸縮装置20cを伸張しているものについて説明しているが、それぞれのロープ11〜14にかかる張力がバランスしてモッコmがよりスムーズに回転するように、主動させていなかった伸縮装置を駆動
させてもよい。
[実施例3]
本実施例における荷役装置1は、図8に示すように、本体2に設けた第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラム17とから繰り出されたロープ11〜14を、本体2に往復動可能に設けられたシーブ8と、補助トロリ3Bのシーブ6と、主トロリ3Aに往復動可能に設けられたシーブ9とを介して、モッコmに接続することによって、そのモッコの上下動と旋回とを可能としたものである。
図9に示すように、第1ワイヤドラム16に巻回されたロープ11,12と第2ワイヤドラム17に巻回されたロープ13,14とは、本体2のパイロン2aに設けられた主伸縮装置21に支持されたシーブ8a〜8dと、補助トロリ3Bに設けられたシーブ6と、主トロリ3Aに設けられた補助伸縮装置22に支持されたシーブ9a〜9dとを介し、吊り下げられたモッコmの排出縁4a,4bの両側にそれぞれ接続されている。
前記主伸縮装置21に支持されたシーブ8は、モッコmを旋回させていない初期状態において、第1ワイヤドラム16に巻回されるロープ11,12が架け回されるシーブ8a,8dを外側に配置し、第2ワイヤドラム17に巻回されるロープ13,14が架け回されるシーブ8b,8cを中央側に配置している。外側に配置されたシーブ8a,8dは、中央側に配置されたシーブ8b,8cより前後(海と陸側の方向)に距離hの間隔で設けられている。
また、主トロリ3Aに設けた補助伸縮装置22に支持されたシーブ9は、モッコmを旋回させていない初期状態において、第1ワイヤドラム16に巻回されるロープ11,12が架け回されるシーブ9a,9dを外側に配置し、第2ワイヤドラム17に巻回されるロープ13,14が架け回されるシーブ9b,9cを中央側に配置している。外側に配置されたシーブ9a,9dは、中央側に配置されたシーブ9b,9cより前後(海と陸側の方向)に距離hの間隔で設けられている。
補助トロリ3Bは、第1ワイヤドラム16に巻回されるロープ11,12が架け回されるシーブ6a,6dを外側に配置し、第2ワイヤドラム17に巻回されるロープ13,14が架け回されるシーブ6b,6cを中央側に配置している。これらのシーブ6a〜6cは、その回転軸が直線上となるように配置されている。
前記主伸縮装置21は、図示していない油圧回路により駆動される油圧シリンダなどの駆動手段により伸縮可能に構成され、補助伸縮装置22は、各ロープ11〜14にかかる張力のバランスを平衡するように受動的に駆動するように構成されている。
次に、上述のように構成された本発明に係る荷役装置1におけるモッコmの旋回について説明する。
図10に示すように、海の方向に対して角度αの方向にモッコmを旋回(時計回り)させる場合は、主伸縮装置21bを伸張すると共に主伸縮装置21dを縮小させ、第2ワイヤドラム17に巻回されたロープ13を緩めると共に第1ワイヤドラム16に巻回されたロープ12を緊張させる。ロープ13の緩みに伴って、このロープ13が架け回されている補助伸縮装置22bが縮小し、ロープ12の緊張に伴って、このロープ12が架け回されている補助伸縮装置22dが伸張し、ロープ13,12の張力がバランスされる。
次に、主伸縮装置21に関して説明する。4つの主伸縮装置21は、実施例2で説明した伸縮装置20と同様に構成することができる。つまり、第1に能動的に制御を行い、第
2に組ごと(21aと21cの組、21bと21dの組)に差動的な制御を行うように構成することが望ましい。
次に補助伸縮装置22に関して説明する。この補助伸縮装置22には、油圧ポンプ等の動力を接続せず、受動的な制御を行うように構成している。つまり、補助伸縮装置22は、ロープの張力変化を動力として受動的に作動する。また、前述の伸縮装置20、21と同様に、組ごとに差動的に動作するように構成している。
ここで、受動的な制御を行う補助伸縮装置22は、組ごとに差動的に動作させない構成とすることもできる。つまり、例えば、各補助伸縮装置22に、バネや、密閉した空圧シリンダで構成して、外力による変位と、バネや空気による弾性力で動作するように構成してもよい。この補助伸縮装置22は、組ごとに接続等を行わない場合であっても、差動的に制御した主伸縮装置21の影響により動作するため、差動的に動作することができるからである。
この組となる伸縮装置が、協働的に、差動的に動作するため、モッコをスムーズに旋回することができる。
この様に、前記補助伸縮装置22b,22dの差動的な伸縮によってシーブ9b,9dが変位し、この変位により、ロープ13に海側への分力F、ロープ12に陸側への分力Fがそれぞれ作用し、モッコmの連結部m3が海側へ、連結部m2が陸側へそれぞれ引っ張られ、モッコmが角度αの方向へ45°程度旋回する。
図11に示すように、海の方向に対して角度βの方向にモッコmを旋回(反時計回り)させる場合は、主伸縮装置21aを伸張すると共に主伸縮装置21cを縮小させ、第1ワイヤドラム16に巻回されたロープ11を緩めると共に第2ワイヤドラム17に巻回されたロープ14を緊張させる。ロープ11の緩みに伴って、このロープ11が架け回されている補助伸縮装置22aが縮小し、ロープ14の緊張に伴って、このロープ14が架け回されている補助伸縮装置22cが伸張し、ロープ11,14の張力がバランスされる。
この様に、前記補助伸縮装置22a,22cの差動的な伸張によってシーブ9a,9cが変位し、この変位により、ロープ11に海側への分力F、ロープ14に陸側への分力Fがそれぞれ作用し、モッコmの連結部m1が海側へ、連結部m4が陸側へそれぞれ引っ張られ、モッコmが角度βの方向へ45°程度旋回する。
そして、モッコmのばら積み貨物100を積み降ろす場合には、図9〜図11に示すそれぞれの角度においても、第1ワイヤドラム16からロープ11,12を繰り出すか、第2ワイヤドラム17からロープ13,14を繰り出すことにより、モッコmの開口部30の一辺が下降して貨物100が積み降ろされる。
上述のように、本実施例における荷役装置1は、ワイヤロープW(11〜14)を、補助トロリ3Bを介して主トロリ3Aに架け回したことにより、ワイヤロープWとシーブ8,9との係合力が高まって円滑に巻出し・巻取りが行われる上に、ロープWがシーブ8,9から外れることが防止される。
従って、ワイヤロープWの高速な巻出し・巻取り、主トロリ3Aの高速横行が可能となり、荷役作業の効率が向上する。
また、主伸縮装置21を本体2側に設けたことにより、主伸縮装置21を駆動するための油圧回路などを容易に設置できるようになると共に、主トロリ3Aに複雑な油圧回路が
不要となる。よって、主トロリ3Aが軽量化されると共にメンテナンスが容易となる。
なお、本実施例においては補助伸縮装置22を受動的に駆動するものについて説明しているが、モッコmを旋回させるという技術的な観点より、主トロリ3Aの補助伸縮装置22に油圧回路などの駆動装置を設けてシーブ9を能動的に駆動することもでき、更に、主伸縮装置21を受動的にすることもできる。
[実施例4]
本実施例における荷役装置は、図12に示すように、第1ワイヤドラム16と第2ワイヤドラムとに巻回されたワイヤロープ11〜14を吊具33に接続すると共に、この吊具33にモッコmを吊り下げたことにより、その吊具33によってモッコmを旋回するようにしている。
吊具33は、図14に示すように、電動機Mに接続された減速機35を介して回転する第3ワイヤドラム36と第4ワイヤドラム37を備え、減速機35の回転軸38により両ドラム36,37が同時に同方向に回転するように構成されている。前記電動機Mは、吊具33内に設けた図示していないエンジン発電機により給電され、ドラム36,37の回転が図示していないブレーキ機構を有する制御装置によって制御される。
前記ドラム36(図14において右側のドラム)は、モッコmの連結部m1,m2にそれぞれ接続されるロープ51,52が巻回されており、ドラム37(左側のドラム)は、モッコmの連結部m3,m4にそれぞれ接続されるロープ53,54が巻回されている。更に、前記ロープ51,53が巻取られるときにロープ52,54が巻出され、ロープ51,53が巻出されるときにロープ52,54が巻取られるように構成されている。
海の方向に対して角度γで旋回させる場合は、図13に示すように、主伸縮装置23aを伸張すると共に主伸縮装置23bを縮小させ、第1ワイヤドラム16に巻回されたロープ11を緩めると共にロープ12を緊張させる。ロープ11の緩みに伴って、このロープ11が架け回されているシーブ26aを備えた補助伸縮装置24aが縮小し、ロープ12の緊張に伴って、このロープ12が架け回されているシープ26dを備えた補助伸縮装置24bが伸張し、ロープ11,12の張力がバランスされる。
前記補助伸縮装置24a,24bの伸縮によってシープ26a,26dが変位し、この変位によってロープ11に海側への分力、ロープ12に陸側への分力がそれぞれ作用し、吊具33が旋回し、モッコmが角度γの方向へ90°程度旋回する。
なお、主伸縮装置23は、前述した伸縮装置のように能動的に制御を行い、補助伸縮装置24は受動的に制御されるように構成することが望ましい。しかしながら、前述したように、補助伸縮装置24を能動的に制御するように構成することも可能であり、更に、主伸縮装置23を受動的に構成することも可能である。
モッコmのばら積み貨物100を積み降ろすときは、吊具33の電動機Mによりドラム36,37を回転させることにより、モッコmの開口部30の一辺が下降し、貨物100が積み降ろされる。
本実施例に係る荷役装置1は、海の方向に対してモッコmを約90°旋回させることができ、一度に旋回できる範囲をより広くすることができる。これにより、ばら積み貨物100を分散して積み降ろすことができる。
ここで、モッコmの旋回は、海の方向を示す矢印に対してプラスマイナス90°程度回
転することができる。更に、伸縮量の大きい伸縮装置23、24を使用すると、プラスマイナス120°以上回転するように構成することもできる。この回転量は、伸縮装置20の伸縮量との関係で、適宜変更することができる。
上述の第1〜4の実施例に示すように、本発明に係る荷役装置1は、ばら積み船102の船倉の形状や仮貯場105への積み降ろし等の各種条件に合わせて、海の方向に対してモッコmをプラスマイナス45°〜60°、又は60°〜90°程度旋回させたり、また、海の方向に対してモッコmをプラスマイナス90°〜120°、又は120°〜150°程度旋回させたりできるので、柔軟な運用が行える。ここで、モッコの旋回する角度は、上記の数値に限定されるものではなく、伸縮装置の伸縮量を変更することにより、適宜変更することが可能である。
また、モッコmの両側よりばら積み貨物100を積み降ろすことができ、更には、モッコmを旋回することができるので、貨物100を細かく分散させて積み降ろすことにより、油圧ショベルなどによって貨物100を均す作業を省略することができる。
結果、ばら積み貨物100の積み降ろし作業が荷役装置1のオペレーターのみで行えるようになり、荷役作業の効率が著しく向上すると共に半自動運転が可能となる。
なお、第1〜4の実施例においては、橋形式クレーンの荷役装置について説明したが、天井クレーン、ジブクレーン(つち型クレーン、引込みクレーンなどを含む)などにも適用することができる。また、荷役対象をばら積み貨物として説明したが、土砂やゴミなどを対象としてもよい。
また、上記実施例においては、ばら積み貨物100を積み降ろす際にロープ11,12或いはロープ13,14を巻出すものについて説明しているが、巻上げるようにしても同様にばら積み貨物100を積み降ろすことができる。
更に、支持ロープドラムと開閉ロープドラムとグラブバケットとを備えた既設の荷役装置において、そのグラブバケットを本発明に係る荷役装置のモッコに交換することで、前述の第1実施例のようにばら積み貨物を分散させて積み降ろすことができるようになる。
このように、既設の荷役装置に本発明を適用することができるので、安価に本発明の荷役装置を導入し、効率的な荷役作業を行うことができる。
1 荷役装置
2 クレーン本体
G ガーダ
B ブーム
3 トロリ
3A 主トロリ
3B 補助トロリ
m モッコ
m1,m2,m3,m4 連結部
4,4a,4b 排出縁
5,5a,5b,5c,5d シーブ
6,6a,6b,6c,6d シーブ
7,7a,7b,7c,7d シーブ(往復動)
8,8a,8b,8c,8d シーブ(往復動)
9,9a,9b,9c,9d シーブ(往復動)
10a,10b リンクバー
11,12,13,14 ワイヤロープ
16 第1ワイヤドラム
17 第2ワイヤドラム
18 運転席
20,20a,20b,20c,20d 伸縮装置
21,21a,21b,21c,21d 第1の伸縮装置
22,22a,22b,22c,22d 第2の伸縮装置
23,23a,23b 第1の伸縮装置
24,24a,24b 第2の伸縮装置
25,26,27 シーブ
30 開口部
33 吊具
35 減速機
36 第3ワイヤドラム
37 第4ワイヤドラム
41 機械室
51,52,53,54 ワイヤロープ
α 時計回りの旋回角度
β 反時計回りの旋回角度
F 捻れ力
101 岸壁
102 ばら積み船
105 仮貯場

Claims (5)

  1. クレーン本体の上部に配置したガーダ上にトロリを設けると共に前記クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、
    前記トロリに設けた4個のシーブを介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、
    前記第1ワイヤドラムから捲き出された2本のワイヤロープをリンクバーで連結し、前記第2ワイヤドラムから捲き出された2本のワイヤロープを他のリンクバーで連結し、
    前記トロリに設けた4個のシーブを伸縮装置で支持し、この伸縮装置を操作して前記第1ワイヤドラムから捲き出された2本のワイヤロープに互いに接近させる方向の力を生じさせ、前記第2ワイヤドラムから捲き出された2本のワイヤロープに互いに接近させる方向の力を生じさせてモッコを旋回させ、前記ワイヤドラムを駆動して一方の前記排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴とする荷役装置。
  2. 前記ガーダ上に主トロリと補助トロリを設け、前記第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、
    クレーン本体に設けた4個のシーブと、前記補助トロリに設けた4個のシーブと、前記主トロリに設けた4個のシーブとを介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、
    更に、前記クレーン本体に設けた4個のシーブと前記主トロリに設けた4個のシーブを伸縮装置でそれぞれ支持し、
    前記伸縮装置を操作してモッコを旋回させる構成を有することを特徴とする請求項1に記載の荷役装置。
  3. 前記クレーン本体に設けた4個のシーブを主伸縮装置で支持し、前記主トロリに設けた4個のシーブを補助伸縮装置で支持し、前記主伸縮装置を能動的に駆動させ且つ前記補助伸縮装置を受動的に駆動させて前記モッコを旋回させる構成を有することを特徴とする請求項2に記載の荷役装置。
  4. クレーン本体の上部に配置したガーダ上に主トロリと補助トロリとを設けると共に前記
    クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、
    クレーン本体に設けた4個のシーブと、補助トロリに設けた4個のシーブと、主トロリに設けた4個のシーブとを介して吊具にそれぞれ接続し、この吊具に設けた第3ワイヤドラムと第4ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、更に、前記クレーン本体に設けた2個のシーブと主トロリに設けた2個のシーブを伸縮装置でそれぞれ支持し、
    前記伸縮装置を操作してモッコを旋回させ、前記第3及び第4ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴とする荷役装置。
  5. クレーン本体の上部に配置したガーダ上に主トロリと補助トロリとを設けると共に前記クレーン本体に第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとを設け、その第1ワイヤドラムと第2ワイヤドラムとから捲出されたそれぞれ2本のワイヤロープを、
    クレーン本体に設けた4個のシーブと、補助トロリに設けた4個のシーブと、主トロリに設けた4個のシーブとを介して方形のモッコの排出縁の両側にそれぞれ接続し、
    更に前記クレーン本体に設けた4個のシーブを主伸縮装置で支持し、前記主トロリに設けた4個のシーブを補助伸縮装置で支持し、前記主伸縮装置を能動的に駆動させ且つ前記補助伸縮装置を受動的に駆動させて前記モッコを旋回させ、前記ワイヤドラムを駆動して一方の排出縁を下げて、ばら積み貨物を排出するように構成したことを特徴とする荷役装置。
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