JP3206799B2 - 合成樹脂製インテークマニホールドの製造方法 - Google Patents

合成樹脂製インテークマニホールドの製造方法

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JP3206799B2
JP3206799B2 JP17339996A JP17339996A JP3206799B2 JP 3206799 B2 JP3206799 B2 JP 3206799B2 JP 17339996 A JP17339996 A JP 17339996A JP 17339996 A JP17339996 A JP 17339996A JP 3206799 B2 JP3206799 B2 JP 3206799B2
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    • F05C2225/08Thermoplastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の合成
樹脂製インテークマニホールドの製造方法、特に、隣り
合う管の中心線どうしが平面視で所定の角度をなして分
岐する複数の出口管を備えた合成樹脂製インテークマニ
ホールドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の中空品を成形する方
法として、合成樹脂製の半割り体どうしを衝合させると
ともに、この衝合部の周縁に沿って形成された内部通路
内に溶融樹脂を充填することにより、上記半割り体どう
しを接合して中空成形品を得る方法は公知である。ま
た、半割り体どうしを接合する際に、上記内部通路への
溶融樹脂の充填を、半割り体を成形する成形型内で行え
るようにした方法が知られている。
【0003】例えば、特公平2−38377号公報に
は、基本的に、一方の金型に一組の半割り体を成形する
雄型成形部と雌型成形部とが設けられ、他方の金型にこ
れらの成形部に対向する雌型成形部と雄型成形部とが設
けられた一対の金型構造が開示されており、そして、か
かる金型を用いることによって、各半割り体を同時に成
形(射出成形)した後、一方の金型を他方に対してスラ
イドさせることにより、各雌型成形部に残された半割り
体どうしを衝合させ、この衝合部の周縁に溶融樹脂を射
出して両者を接合するようにした方法(所謂、ダイスラ
イド・インジェクション(DSI)法)が開示されてい
る。
【0004】また、例えば特公平7−4830号公報に
は、基本的に、互いに開閉可能に組み合わされる成形型
であって、一方の成形型が他方に対して所定角度回転可
能とされ、各成形型に、上記所定角度毎の回転方向に雄
/雌/雌の繰り返し順序で、少なくとも1つの雄型成形
部と2つの雌型成形部からなる成形部を設けた回転式射
出成形用の型構造が開示されており、かかる成形型を用
いることによって、回転(例えば正逆反転)動作毎に、
各半割り体の成形と、衝合された一対の半割り体どうし
の接合を行い、各回転動作毎に完成品が得られるように
した方法(所謂、ダイロータリ・インジェクション(D
RI)法)が開示されている。
【0005】ところで、周知のように、エンジンのシリ
ンダヘッドには、各気筒の燃焼室に吸気エアを供給する
ためにインテークマニホールドが接続されている。この
インテークマニホールドは、吸気系でもかなりの大型部
品であり、エンジン周りのより一層の軽量化のために、
従来の軽合金(例えばアルミニウム合金等)に替えて、
合成樹脂で形成することが考えられている。インテーク
マニホールドの場合、排気系に比べて温度条件が低い吸
気系であり、合成樹脂(特に繊維等で強化されたタイプ
の合成樹脂)の適用は十分に可能であるが、ある程度の
熱影響とエンジン等からの継続的な振動入力を受けるの
で、長期間にわたる使用に対する信頼性を確保するため
には、その成形に十分な注意を払う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記インテークマニホ
ールドは、通常、1本の入口管から複数の出口管を分岐
させて構成されており、これら出口管は、一般に、隣り
合う管の中心線どうしが平面視で所定の角度をなすよう
にして分岐させられる。この出口管の端末はエンジンの
シリンダヘッド側に接続されるので、各出口管どうしの
間隔を所期の値に維持し、その位置精度を確保すること
は重要である。また、各出口管は、入口管側を支点とし
た片持ち構造となるので、特に合成樹脂製とした場合に
は、その強度や剛性の確保にも配慮する必要がある。
【0007】なお、特に、合成樹脂製インテークマニホ
ールドの成形に、上述のような、一対の半割り体どうし
の衝合部の周縁に沿って形成された内部通路内に溶融樹
脂を充填して両者を接合する方法を採用した場合、両半
割り体を接合する溶融樹脂を衝合部の内部通路に充填す
る際に、その樹脂圧が高くなると、例えば、支えのない
中空側に半割り体が変形することなどにより、衝合部に
緩みが生じて内部通路内の溶融樹脂が周囲に洩れる場合
がある。かかる場合には、十分な接合強度を確保するこ
とが難しくなる。
【0008】この発明は、上記技術的課題を解消するた
めになされたもので、各出口管の強度や剛性を確保し、
また、出口管端末側の位置精度を維持することができる
合成樹脂製インテークマニホールドの製造方法を提供す
ることを、基本的な目的とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明(以下、第1の発明という)は、一対の合成
樹脂製の半割り体どうしを衝合させるとともに、この衝
合部の周縁に沿って形成された内部通路内に溶融樹脂を
充填し、上記半割り体どうしを接合することにより、隣
り合う管の中心線どうしが平面視で所定の角度をなして
分岐する複数の出口管を備えた合成樹脂製インテークマ
ニホールドを製造する製造方法であって、上記各半割り
体を成形する1次工程と両半割り体どうしを接合する2
次工程のいずれか一方の工程で、隣り合う出口管どうし
を連結する連結部材が一体成形されることを特徴とした
ものである。
【0013】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
2次工程が上記1次工程と同一の成形型内で行われるこ
とを特徴としたものである。
【0014】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第2の発明において、上記
各半割り体が、互いに開閉可能に組み合わされる成形型
であって、一方の成形型が他方に対して所定角度回転可
能とされ、各成形型に、上記所定角度毎の回転方向に雄
/雌/雌の繰り返し順序で、少なくとも1つの雄型成形
部と2つの雌型成形部からなる成形部を設けた回転式射
出成形用の成形型で成形され、上記2次工程が、上記1
次工程と同一の成形型内で行われることを特徴としたも
のである。
【0015】また、更に、本願の請求項4に係る発明
(以下、第4の発明という)は、上記第1〜第3の発明の
いずれか一において、上記連結部材が、隣り合う出口管
の間において管端部の比較的近傍どうしを連結する棒状
もしくは板状のリブであり、該棒状もしくは板状リブ
は、上記1次工程で形成されることを特徴としたもので
ある。
【0016】また、更に、本願の請求項5に係る発明
(以下、第5の発明という)は、上記第1〜第4の発明の
いずれか一において、上記棒状もしくは板状のリブは、
上記2次工程終了後、成形品を型外に取り出し、所定の
冷却時間が経過した後に切断除去されることを特徴とし
たものである。
【0017】また、更に、本願の請求項6に係る発明
(以下、第6の発明という)は、上記第1〜第3の発明の
いずれか一において、上記連結部材が、隣り合う出口管
の間において分岐部を含む所定部分に平面的に広がる所
定厚さの平面状リブであり、該平面状リブは、上記2次
工程で形成されることを特徴としたものである。
【0018】また、更に、本願の請求項7に係る発明
(以下、第7の発明という)は、上記第6の発明におい
て、上記2次工程に対応する成形型には、隣り合う出口
管に対応する部分どうし間にフィルムゲートが設けられ
ており、2次工程において該フィルムゲートから溶融樹
脂を注入することにより、平面状リブの形成と内部通路
内への溶融樹脂の充填とが行われることを特徴としたも
のである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
エンジン吸気系のインテーク・マニホールドについて、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図10〜図1
6に、本実施の形態に係る成形品であるインテーク・マ
ニホールドWが示されている。該インテーク・マニホー
ルドWは、例えば、一つの入口管部Wiと複数(本実施
の形態では三つ)の出口管部Woとを備え、入口管部W
iと各出口管部Woの中心線どうしが側面視で所定の角
度(本実施の形態では略直角)をなすように設定されて
いる。
【0020】また、上記複数の出口管部Woは、隣り合
う管部の中心線どうしが平面視で一定角度(例えば略5
0°程度)をなすようにして、入口管部Wiから分岐し
ている。更に、両側の出口管部Woについては、より好
ましくは、分岐して所定長さだけ伸長した後、中央の出
口管部Woと平行になるように滑らかに曲折させられて
いる。そして、これら3本の出口管部Woの端末部どう
しの間隔は、このインテークマニホールドWが組み付け
られるエンジンのシリンダヘッド(不図示)の各気筒の
間隔に対応して設定されている。尚、、本成形品Wは、
後で詳しく説明するように、例えば所謂ダイロータリ・
インジェクション(DRI)法により、一つの成形型に
て上下の半割り体WU及びWLをそれぞれ成形する(1次
工程)とともに、その成形型内で両者WU及びWLを衝合
させて接合する(2次工程)ことにより、中空の管状体
として得られるものである。
【0021】本実施の形態では、図12から良く分かる
ように、上記成形品Wの型割線Lpは、入口管部Wiお
よび各出口管部Woの管端部を回避するように、つまり
型割線Lpが管端面に現れることがないように、かつ、
成形品Wの周囲に沿った閉ループを構成するように設定
されている。尚、半割り体WU,WLどうしの衝合面は、
上記型割線Lpに沿って形成されることになる。この型
割線Lpを管端部を回避した閉ループ状に形成すること
により、管端円筒部の真円度を高めることができる。こ
れにより、相手部品への組付状態におけるシール性を良
好に保つことができる。また、本実施の形態では、好ま
しくは、上記入口管部Wiおよび出口管部Woの各管端
部分は、いずれも、例えば上側半割り体(アッパハー
フ)WU側に一体的に成形されるようになっている。
【0022】そして、図14〜図16から良く分かるよ
うに、この閉ループに沿って(つまり衝合面の外周に沿
って)、好ましくは各半割り体WU,WLの壁部で形成さ
れた閉断面の溝状の内部通路WPが設けられており、こ
の内部通路WP内に、上下の半割り体WU,WLどうしを互
いに衝合させた後に両者を相互に接合するための樹脂
(二次樹脂)が充填されるようになっている。尚、本実
施の形態では、図16から良く分かるように、好ましく
は、上記成形品Wの三つの出口管部Woのうち中央のも
のについて、内部通路WPの最下部がごく限られた長さ
(例えば、最大でも10mm程度)にわたって開口して
おり、この開口部分での樹脂(二次樹脂)の充填度合い
を見ることにより、内部通路WP内における二次樹脂の
充填度合いを確かめることができるようになっている。
また、本実施の形態では、上記内部通路WPは、より好
ましくは、各半割り体WU,WLの壁部で閉断面状に形成
されているが、この代わりに、半割り体どうしを衝合さ
せた時点では内部通路の一部が開口しており、それを所
定の金型にセットすることにより、上記開口が金型の型
面で塞がれて閉断面を形成するようにしても良い。
【0023】本実施の形態に係るインテークマニホール
ドWでは、図10及び図11から良く分かるように、複
数(3本)の出口管部Wo間に、各出口管部Woどうし
を相互に連結する連結リブJが一体的に設けられてい
る。該連結リブJは、所定厚さの板状に形成され、各出
口管部Woの管端部の比較的近傍どうし、より好ましく
は、3本の出口管部Woの平行部分どうしを相互に連結
しており、平面視ではほぼ直線状に伸長している。これ
ら連結リブJは、上記各出口管部Woをシリンダヘッド
(不図示)に組み付ける際に、干渉するなどの支障が生
じることのないように、その配設位置が定められてい
る。尚、上記連結リブJを、板状ではなく棒状に形成し
ても良い。
【0024】このように、本実施の形態に係るインテー
クマニホールドWでは、隣り合う出口管部Woどうしを
相互に連結する連結リブJが一体成形されているので、
各出口管部Woはこの連結リブJによって補強され、成
形後の冷却による熱収縮に伴う変形の防止を図り、その
端末側での位置精度を確保することができる。また、隣
り合う出口管部Woどうしが連結されているので、入口
管部Wiを支点とした片持ち構造である各出口管部Wo
の剛性も高めることができ、ひいてはインテークマニホ
ールドW全体としての強度・剛性も向上させることがで
きるのである。
【0025】更に、上記合成樹脂製インテークマニホー
ルドWでは、特に、上記連結リブJは各出口管部Woの
管端部の比較的近傍どうしを連結しているので、より効
果的に、その端末側での位置精度の確保および強度・剛
性の向上を達成することができる。
【0026】本実施の形態では、上記連結リブJは、よ
り好ましくは、インテークマニホールドWの上下の半割
り体WU及びWLをそれぞれ成形する1次工程で、各出口
管部Woが一体的に含まれる例えば上側半割り体(アッ
パハーフ)WUと一体成形されている。このように、上
記棒状もしくは板状の連結リブJは1次工程で形成され
るので、2次工程で上記内部通路WP内に溶融樹脂(2
次樹脂)が充填される際における樹脂圧の作用に対し
て、各出口管部Woを有効に補強することができる。
【0027】尚、上記連結リブJは、成形工程終了後、
成形品(インテークマニホールド)Wを型外に取り出し
て、材料樹脂が十分に固化するに要する所定の冷却期間
が経過した後に、切断除去されても良い。この場合に
は、製品使用時における出口管部Woに対する補強効果
は得られないが、連結リブが成形品の外観および使用に
何ら影響を及ぼすことはないので、連結リブの配設位置
に関して、その制約が大幅に緩和されることになる。
【0028】図17及び図18には、本発明の他の実施
の形態に係るインテークマニホールドW’が示されてい
る。尚、この図17及び図18の説明において、上記図
10〜図16で示されたインテークマニホールドWにお
けるものと同じものには同一の符号を付し、それ以上の
説明は省略する。このインテークマニホールドW’の場
合には、隣り合う出口管部Woどうしを相互に連結する
連結部材が、隣り合う出口管部Woの間において分岐部
を含む所定部分に平面的に広がる所定厚さの平面状リブ
Kとして設けられている。この平面状リブKの広がり範
囲(換言すれば、出口管部Woの端末側への張り出し
量)は、各出口管部Woをシリンダヘッド(不図示)に
組み付ける際に、干渉するなどの支障が生じることのな
い範囲で適宜定められている。
【0029】隣り合う出口管部Woどうしを相互に連結
する連結部材を上記のような平面状リブKとすることに
より、図10〜図16で示されたものの場合と基本的に
は同様の効果を奏することができる。また、この場合に
は、出口管部Woどうしをより広範に連結することがで
き、より効果的に、各出口管部Woの端末側での位置精
度の確保および強度・剛性の向上を達成することが可能
になる。
【0030】上記平面状リブKは、より好ましくは、上
記内部通路WP内に溶融樹脂(2次樹脂)が充填される
2次工程で形成される。この場合には、2次工程で上記
内部通路WP内に溶融樹脂を充填するための注入ゲート
を設けるに際して、成形型の上記平面状リブKに対応す
る部分にゲートを設定することが可能となり、2次樹脂
の注入ゲートに関して、その形状および位置等の設定の
自由度が高められる。
【0031】すなわち、この場合、後述するように、上
記2次工程に対応する成形型に、隣り合う出口管部Wo
に対応する部分どうしの間に所謂フィルムゲートが設け
られ、2次工程においてこのフィルムゲートから溶融樹
脂を注入することにより、平面状リブKの形成と内部通
路WP内への溶融樹脂の充填とが行われるようになって
いる。これにより、通常のゲートによる場合に比べて、
樹脂圧を分散させた状態で注入することができる。この
結果、上記内部通路WPからの2次樹脂の漏れが防止さ
れ、半割り体どうしの接合強度を向上させることが可能
となる。特に、上記フィルムゲートの樹脂注入部分(図
18における平面リブKの中間部分Kgに対応)の幅を
フィルムゲートの全体幅よりも狭く設定することによ
り、図18において一点鎖線の矢印で示すように、2次
樹脂の樹脂圧をより一層広範に分散させた状態で注入す
ることができるようになる。
【0032】次に、本実施の形態に係るインテーク・マ
ニホールドWの製造(成形)に用いられる成形型の構成
について説明する。尚、本実施の形態では、上記インテ
ークマニホールドWは、好ましくは、所謂ダイロータリ
・インジェクション(DRI)法により成形される。図
1〜図5は、上記インテーク・マニホールド成形用の成
形型の縦断面説明図である。図1,図2および図5から
良く分かるように、上記成形型は、成形機(例えば射出
成形機:不図示)に連結される固定型1と、該固定型1
に対して開閉動作を行う可動型2とで構成され、上記固
定型1には、以下に詳しく説明するように、その成形部
を含む所定部分を回動させる回動機構が設けられてい
る。尚、図1〜図5では、上記固定型1と可動型2は上
下に配置された状態で描かれているが、実際に成形機
(不図示)に取り付けられた状態での両型1,2の配置
構造としては、上下に限定されるものではなく、例えば
水平(左右)方向に対向配置して使用されても良い。
【0033】上記固定型1は、本体部10に固定された
ベース盤11と、該ベース盤11および本体部10の中
央部に固定されたスプールブッシュ12と、このスプー
ルブッシュ12と同軸に配置されたロータ13とを備え
ており、上記スプールブッシュ12に成形機の射出ヘッ
ド(不図示)が固定される。上記ロータ13は基本的に
は円盤状に形成され、その中央部分が円柱状に突出して
おり、上記スプールブッシュ12のスプール12aは、
この中央突出部13aの表面に開口している。
【0034】図5から良く分かるように、ロータ13の
外周部には、その近傍に配置された駆動ギヤ14と噛み
合う歯部13gが形成されている。上記駆動ギヤ14
は、例えば油圧モータ等の駆動源15に連結されてお
り、この駆動源15によって駆動ギヤ14が回転させら
れることにより、この回転方向および回転回数に応じ
て、ロータ13が所定の向きに所定角度(本実施の形態
では120度)だけ回動するようになっている。
【0035】一方、上記可動型2は、本体部30と平行
に配設されたベース盤31と、本体部30に固定された
型盤40とを備え、該型盤40に後述する成形部が設け
られている。尚、上記型盤40は、実際には、中央の円
柱部40dと該円柱部40dを取り囲む三つのブロック
体とで構成されている。上記本体部30及びベース盤3
1は、例えば油圧式の駆動手段(不図示)に連結されて
おり、所定のタイミングで固定型1に対して開閉動作を
行えるようになっている。尚、上記本体部30とベース
盤31の間には、スペーサブロック32a,32b(図
5参照)が介設されている。また、上記可動型2には、
型盤40に沿って可動型2の開閉方向と直交する方向に
スライドするスライド型33と、可動型2の開閉動作に
連動してスライド型33を駆動する棒状のスライドガイ
ド34とが設けられている。
【0036】上記スライド型33は、成形品Wの出口管
部Woに対応するもので、そのコア部33a(図2〜図
4参照)が成形品出口管部Woの管端部分における内周
部に対応している。また、成形品Wの入口管部Wiにつ
いては、上記可動型2の本体支持板35に固定されたコ
ア部材36a,36bの先端部分がそれぞれ対応してい
る。尚、上記スライド型33およびスライドガイド34
は、後述するように、可動型2内において、上半割り体
(アッパハーフ)WUを成形する箇所および衝合された
上下の半割り体WU,WLどうしを二次樹脂で接合する箇
所の2箇所について設けられている。
【0037】上記スライドガイド34の一端側にはテー
パ部34cが形成されており、このテーパ部34cが、
スライド型33のテーパ穴33cに係合している。一
方、スライドガイド34の他端側には、ガイド駆動板3
7を係合させる凹部34dが形成されており、上記ガイ
ド駆動板37は、いずれか一方のスライドガイド34に
係合するようになっている。上記ガイド駆動板37は、
その背面側がバックプレート38で支持されており、該
バックプレート38には、図5に示すように、ガイド駆
動板37のバックプレート38に沿ったスライド動作を
案内する一対のガイドレール38aが固定されている。
【0038】そして、ガイド駆動板37は、例えば油圧
シリンダ等の駆動手段49(図5参照)によってバック
プレート38に沿った方向に駆動されることにより、上
記ガイドレール38aに沿って移動し、スライドガイド
34との係合状態(つまり、左右いずれのスライドガイ
ド34と係合するか)が切り換えられる。このガイド駆
動板37とスライドガイド34との係合状態の切り換え
は、成形装置のコントローラ(不図示)からの制御信号
により、上記ロータ13の回動動作に対応して行われる
ようになっている。
【0039】上記バックプレート38の背面には、可動
型2の作動方向(開閉方向)と同一の方向に伸縮作動す
る、例えば油圧式の駆動シリンダ(不図示)のピストン
ロッド39が、ベース盤31を貫通して連結されてお
り、該ピストンロッド39の伸縮動作により、バックプ
レート38及びガイド駆動板37を介して、スライドガ
イド34を駆動(進退動)することができるようになっ
ている。また、可動型2の本体部30の内部には、エジ
ェクタプレート46a,46b,46cにそれぞれ取り付
けられたエジェクタピン47a,47b,47c及びエジ
ェクタリング48a,48bが設けられている。尚、エ
ジェクタリング48a,48bは、成形品Wあるいはア
ッパハーフWUの入口部Wiの管端部をエジェクトする
(突き上げる)もので、それぞれコア部材36a,36
bの外周を取り囲むようにして配置されている。
【0040】上記3枚のエジェクタプレート46(46
a,46b,46c)は、ガイド駆動板37が可動型2の
本体部30側に駆動(前進動)させられた際、該駆動板
37に突設された2本の突設ピン37aが、本体支持板
35の各穴部35hを貫通してエジェクタプレート46
(46a,46b,46c)の背面側を押圧することによ
り、3枚のうちの2枚が突き上げられるようになってい
る。3枚のうちのどの2枚のエジェクタプレート46
(46a,46b,46c)が突き上げられるかは、ガイ
ド駆動板37とスライドガイド34との係合状態によっ
て切り換えられることになる。
【0041】上記スライドガイド34は、可動型2が固
定型1に対して閉じられている状態(図1参照)では初
期位置にあり、スライド型33に対して駆動力を及ぼし
ておらず、該スライド型33は、成形ポシション(成形
品出口管部Woの管端部分における内周部に対応した位
置)に位置している。また、成形工程終了後、型開きの
時点(図2参照)でも、スライドガイド34は初期位置
で静止しており、スライド型33は成形ポシションに維
持される。
【0042】その後、図3に示すように、スライドガイ
ド34が可動型2の本体部30側に駆動(前進動)され
る。これにより、スライド型33のテーパ穴33cがス
ライドガイド34のテーパ部34cに沿うようにして、
スライド型33が外側にスライドさせられ、そのコア部
33aが、成形品Wの出口管部Woにおける管端部から
抜脱される。つまり、可動型2の開閉方向と異なる(直
交する)方向にスライドするスライド型33のコア部3
3aが完成品Wの管端部(出口管部Wo)から抜脱され
る。
【0043】そして、スライドガイド34が更に前進さ
せられると、図4に示すように、ガイド駆動板37の2
本の突設ピン37aが、本体支持板35の三つの穴部3
5hのうちの二つ(図4の例では、右側の二つ)をそれ
ぞれ貫通して、エジェクタプレート46a,46bを突
き上げることにより、エジェクタピン47a,47b及
びエジェクタリング48a,48bが作動させられるよ
うになっている。尚、固定型1側には、例えば油圧駆動
式のエジェクタピン27a,27b(図1,図2および図
5参照)が設けられており、図1〜図4に示した一連の
作動例では、成形工程終了後、型開きの時(図2参照)
にエジェクタピン27aが突き出されるようになってい
る。
【0044】図6は、上記固定型1のロータ13の型合
わせ面側を示す正面説明図である。この図に示すよう
に、該ロータ13には、三つの型盤ブロック20が、円
周等配状(つまり、互いに120度の角度をなして)中
央突出部13aの周囲に固定されており、これら型盤ブ
ロック20のそれぞれに成形部20A,20B又は20
Cが設けられている。上記成形部20Cは凸状に形成さ
れた雄型部であり、また、成形部20A,20BC共に
凹状に形成された雌型部である。すなわち、固定型1の
ロータ13は、1個の雄型成形部20Cと2個の雌型成
形部20A,20Bとを備えている。
【0045】尚、この固定型1のロータ13に設けられ
た各成形部20A,20B,20Cに繋がる樹脂通路は設
けられていない。しかしながら、ロータ13の中央突出
部13aの表面には、後述するように、可動型2側の成
形部に繋がる樹脂通路とスプールブッシュ12のスプー
ル12aとの接続状態を切り換えるために、長溝状の一
群(本実施の形態では、計5本)の切換スロット21
(21A,21B,21C)が設けられている。これら切
換スロット21は、1本の切換スロット21Cは成形部
20Cを、2本の平行な切換スロット21Bは成形部2
0Bを、また、2本の平行な切換スロット20Aは成形
部20Aを、それぞれ指向するように設けられている。
【0046】上記ロータ13の外周部には、前述のよう
に、駆動ギヤ14と噛み合う歯部13gが、少なくとも
120度の角度に対応する円弧長さ分だけ設けられてお
り、駆動ギヤ14の回転に伴って(つまり、この回転方
向および回転回数に応じて)、ロータ13が所定の向き
に120度だけ回動するようになっている。該駆動ギヤ
14の回転の制御(つまりロータ13の回転制御)は、
油圧モータ等の駆動源15(図5参照)を制御すること
によって行われる。本実施の形態では、上記ロータ13
は、所定のタイミングで120度ずつ正方向と逆方向と
に交互に回動させられるように設定されている。例え
ば、図6の状態で駆動ギヤ14が回転すると、ロータ1
3は図6における反時計回り方向へ回動することにな
る。
【0047】一方、図7は、上記可動型2の型盤40の
型合わせ面側を示す正面説明図である。この図に示すよ
うに、該型盤40には、三つの成形部40A,40B,4
0Cが円周等配状(つまり、互いに120度の角度をな
して)に設けられている。上記成形部40Bは凸状に形
成された雄型部であり、また、成形部40A,40Cは
共に凹状に形成された雌型部である。すなわち、可動型
2は、1個の雄型成形部40Bと2個の雌型成形部40
A,40Cとを備えている。尚、上記図1〜図4は、こ
の図7におけるA−C線に沿った縦断面説明図、また、
図5は、図7におけるB−B線に沿った縦断面説明図で
ある。
【0048】この可動型2の型盤40には、各成形部4
0A,40B,40Cにそれぞれ直接に繋がる一次および
二次の樹脂通路41(41A,41B,41C),42
(42A,42C)と、型盤40の中央円柱部40dに
形成された枝分かれ状の分岐樹脂通路43の2種類の樹
脂通路が形成されている。雌型の成形部40A,40C
には、半割り体(WU,WL)成形用の一次樹脂を供給す
る一次樹脂通路41A,41Cと、衝合された半割り体
U,WLどうしを接合する接合用の二次樹脂を供給する
二次樹脂通路42A,42Cが接続されている。一方、
雄型の成形部40Bには、一次樹脂通路41Bのみが接
続されている。上記各一次樹脂通路41(41A,41
B,41C)は、各成形部40(40A,40B,40
C)における成形品入口部Wiに対応する部分の側面に
接続されている。また、各二次樹脂通路42(42A,
42C)は、各成形部40A,40Cの両側に対をなし
て設けられ、各成形部40A,40Cにおける成形品出
口部Woに対応する部分の側面にゲート部42gを設け
て接続されている。
【0049】上記分岐樹脂通路43は、可動型2が固定
型1に対して閉じられた際に、スプールブッシュ12の
スプール12aに対応するセンタ部分43dを基点とし
て分岐しており、雌型の成形部40A,40Cに接続さ
れた一次および二次の各樹脂通路41(41A,41
C),42(42A,42C)に対応して6本の分岐部が
設けられている。各分岐部は、その先端が、対応する樹
脂通路の一端に対して、その延長線上で所定距離を隔て
るように位置設定されている。
【0050】そして、可動型2が固定型1に対して閉じ
られた際には、固定型1のロータ13に設けられた切換
スロット21により、所定の樹脂通路が分岐部樹脂通路
43と(つまり、スプール12aと)接続され、この接
続状態はロータ13の回動によって切り換えられるよう
になっている。尚、雄型の成形部40Bに接続された一
次樹脂通路41Bは、分岐部樹脂通路43に(そのセン
タ部分43dに)直接に接続されている。したがって、
上記成形部40Bには、ロータ13の回動位置とは無関
係に、常時、一次樹脂が供給されることになる。
【0051】本実施の形態では、可動型2の成形部40
A,40Cに、前述の連結リブJを成形するための連結
リブ成形部44Jが設けられている。各連結リブ成形部
44Jは、隣り合う出口管部Woに対応する型部分にお
いて管端部の比較的近傍どうしをつなぐようにして設け
られ、好ましくは、上記スライド型33の端面に沿って
いる。
【0052】以上のように構成された成形型を用いて行
われるインテークマニホールドWの成形工程について説
明する。まず、初期状態として、固定型1が図6に示さ
れた状態で可動型2と組み合わされている場合、これら
両型1,2の成形部どうしの組み合わせは、以下のよう
になる。 ・ 可動型2の成形部40A(雌型)/固定型1の成形部20A(雌型) ・ 可動型2の成形部40B(雄型)/固定型1の成形部20B(雌型) ・ 可動型2の成形部40C(雌型)/固定型1の成形部20C(雄型)
【0053】このとき、固定型1のロータ13の切換ス
ロット21は、図8において破線で示す回転位置にあ
る。すなわち、一対の切換スロット21Aが、可動型2
の成形部40Aに対する各2次樹脂通路42Aと分岐樹
脂通路43とを連通させる一方、切換スロット21C
が、可動型2の成形部40Cに対する1次樹脂通路41
Cと分岐樹脂通路43とを連通させる。また、可動型2
の成形部40Bに対する1次樹脂通路41Bは、上記分
岐樹脂通路43と常時連通している。
【0054】したがって、この状態で可動型2を固定型
1に対して閉じ合わせ(図1および図5参照)、型締め
を行って成形機(不図示)から溶融樹脂を射出すると、
溶融樹脂は、スプール12aを介して、分岐樹脂通路4
3に連通した上記各樹脂通路42A,41C,41Bに供
給される。尚、本実施例では、材料樹脂として、例え
ば、ガラス強化繊維が配合されたナイロン樹脂を用い
た。その結果、固定型1と可動型2の各成形部が組み合
わされた成形キャビティでは、以下の成形体が成形され
ることになる。 ・ 成形部40A(雌型)/成形部20A(雌型):完成品W ・ 成形部40B(雄型)/成形部20B(雌型):ロアハーフWL ・ 成形部40C(雌型)/成形部20C(雄型):アッパハーフWU
【0055】尚、最初の射出工程の場合には、成形部4
0A(雌型)/成形部20A(雌型)で形成される成形
キャビティには、成形された半割り体(アッパハーフW
U及びロアハーフWL)は存在しないので、アッパハーフ
UとロアハーフWLとを衝合させたものと同一の外形形
状を有するダミーをセットした上で、溶融樹脂の射出が
行われる。また、ガイド駆動板37は、常に、完成品W
に対するスライド型33と係合するスライドガイド34
(図1〜図4の例では右側のスライドガイド34)の凹
部34dと係合するように設定されている。
【0056】この射出工程時、可動型2の成形部40C
に対する1次樹脂通路41Cに1次樹脂が充填される
(1次工程)が、本実施の形態では、上述のように、成
形部40Cの末端近傍に連結リブ成形部44Jが設けら
れており、この成形部44Jによって連結リブJがアッ
パハーフWUと一体的に成形される。一方、可動型2の
成形部40Aに対する各2次樹脂通路42Aには2次樹
脂が充填される(2次工程)が、本実施の形態では、上
述のように、1次工程(前サイクル)で各出口管部Wo
の管端部の比較的近傍どうしが連結リブJで連結されて
いるので、この2次工程で上記内部通路WP内に溶融樹
脂が充填される際における樹脂圧の作用に対して、各出
口管部Woを有効に補強することができる。
【0057】上記射出工程を終えると、可動型2を固定
型1から後退させて型開きを行う(図2参照)。このと
き、固定型1側のエジェクタピン27aが突き出され、
完成品Wは固定型1側に残ることはない。
【0058】次に、ピストンロッド39を前進させるこ
とにより、完成品Wに対するスライド型33と係合する
スライドガイド34を前進させ(図3参照)、完成品W
に対するスライド型33のコア部33aを完成品Wの出
口管部Woから抜脱する。このようにして、成形型(可
動型2)の開閉方向と異なる(直交する)方向にスライ
ドするスライド型33のコア部33aを完成品Wから抜
脱することができる。
【0059】そして、スライドガイド34を更に前進さ
せることにより、ガイド駆動板37の各突設ピン37a
で対応するエジェクタプレート46a,46bを突き上
げ、各エジェクタピン47a,47b及びエジェクタリ
ング48aを作動(突き上げ作動)させる。これによ
り、コア部材36aが完成品Wの入口管部Wiから抜脱
されるとともに、該完成品Wが可動型2から離型されて
型外に取り出すことができるようになっている(図4参
照)。このようにして、完成品Wの角度をなす二つの管
端部(入口管部Wiおよび出口管部Wo)について、そ
の内周部に対応するコア材(コア部材36aおよびスラ
イド型コア部33a)を支障なく抜脱し、完成品Wを取
り出すことができるのである。
【0060】一方、成形部40B(雄型)と成形部20
B(雌型)で形成されたキャビティで成形されたロアハ
ーフWLは固定型1の成形部20Bに残され、また、 成
形部40C(雌型)/成形部20C(雄型)で形成され
たキャビティで成形されたアッパハーフWUは可動型2
の成形部40Cに残されている。このときアッパハーフ
Uには、連結リブJが形成されている。そして、固定
型1のロータ13が、図6における矢印で示された方向
に120度だけ回動させられた後、可動型2が前進させ
られて固定型1に対して閉じ合わされ、型締めが行われ
る。尚、このとき、ガイド駆動板37は、バックプレー
ト37のガイドレール37aに沿ってスライドさせら
れ、図1〜図4における右側のスライドガイド34との
係合が解除されて、今度は左側のスライドガイド34の
凹部34dに係合するようになっている。
【0061】上記の回動状態の固定型1が可動型2と組
み合わされることにより、これら両型1,2の成形部ど
うしの組み合わせは、以下のようになる。 ・ 可動型2の成形部40A(雌型)/固定型1の成形部20C(雄型) ・ 可動型2の成形部40B(雄型)/固定型1の成形部20A(雌型) ・ 可動型2の成形部40C(雌型)/固定型1の成形部20B(雌型) このとき、上述のように、固定型1の成形部20Bには
ロアハーフWLが、可動型2の成形部40Cには連結リ
ブJ付きのアッパハーフWUが、それぞれ残されている
ので、上記ロータ13の回動により、アッパハーフWU
とロアハーフWとが、成形部40C(雌型)と成形部
20B(雌型)とで形成されるキャビティ内で衝合され
ることになる。
【0062】また、このとき、固定型1のロータ13の
切換スロット21は、図9において破線で示す回転位置
にある。すなわち、切換スロット21Cが、可動型2の
成形部40Aに対する1次樹脂通路41Aと分岐樹脂通
路43とを連通させる一方、一対の切換スロット21B
が、可動型2の成形部40Cに対する各2次樹脂通路4
2Cと分岐樹脂通路43とを連通させるる。尚、可動型
2の成形部40Bに対する1次樹脂通路41Bは、上記
分岐樹脂通路43と常時連通している。
【0063】したがって、この状態で可動型2を固定型
1に対して閉じ合わせ(図1および図5参照)、型締め
を行って成形機(不図示)から溶融樹脂を射出すると、
溶融樹脂は、スプール12aを介して、分岐樹脂通路4
3に連通した上記各樹脂通路41A,42C,41Bに
供給される。その結果、固定型1と可動型2の各成形部
が組み合わされた成形キャビティでは、以下の成形体が
成形されることになる。 ・ 成形部40A(雌型)/成形部20C(雄型):アッパハーフWU ・ 成形部40B(雄型)/成形部20A(雌型):ロアハーフWL ・ 成形部40C(雌型)/成形部20B(雌型):完成品W 尚、可動型2の成形部40B(雄型)では、ロータ13
の回動状態に拘わらず、常に、ロアハーフWLが成形さ
れることになる。
【0064】この後、型開きを行って完成品Wが取り出
される。尚、このロータ回動状態では、図1〜図4にお
ける左側のスライドガイド34が駆動され、また、エジ
ェクタプレート46a,46b,46cは、左側の2枚
(46b,46c)が駆動される。尚、このとき、固定
型1の成形部20AにはロアハーフWLが、可動型2の
成形部40Aには連結リブJ付きのアッパハーフW
Uが、それぞれ残されることになる。
【0065】そして、この状態でロータ13を120度
逆方向に回動させて型締めを行うことにより、初期状態
(図4参照)に戻り、同様の工程を繰り返すことによ
り、1個の完成品Wが得られる。すなわち、固定型1の
ロータ13の120度ごとの正転と反転とを繰り返しな
がら、その都度、型締め,射出および型開きを行うこと
により、上記ロータ13の1回動動作ごとに1個の成形
品Wを得ることができるのである。
【0066】こうして得られた成形品W(インテークマ
ニホールドW)には、上述の連結リブJが形成されてお
り、成形後の冷却による熱収縮に伴う変形が防止される
とともに、その端末側での位置精度を確保することがで
きる。また、隣り合う出口管部Woどうしが連結されて
いるので、その片持ち構造である各出口管部Woの剛性
も高まり、インテークマニホールドW全体としての強度
・剛性も向上する。上記各連結リブJは、成形品Wを型
外に取り出して所定の冷却期間が経過した後には切断除
去されても良い。この場合には、連結リブJが成形品W
の外観および使用に何ら影響を及ぼすことはない。
【0067】図18には、本発明の他の実施の形態に係
るインテークマニホールドW'(図17参照)の出口管
部Woが示されている。この他の実施の形態に係るイン
テークマニホールドW’の場合には、前述のように、隣
り合う出口管部Woどうしを相互に連結する連結部材
が、隣り合う出口管部Woの間において分岐部を含む所
定部分に平面的に広がる所定厚さの平面状リブKとして
設けられており、図10〜図16で示されたインテーク
マニホールドWの場合と基本的には同様の効果を奏する
ことができ、その上、出口管部Woどうしをより広範に
連結して、より効果的に、各出口管部Woの端末側での
位置精度の確保および強度・剛性の向上を達成すること
ができる。
【0068】上記平面状リブKは、より好ましくは、上
記内部通路WP内に溶融樹脂(2次樹脂)が充填される
2次工程で形成されるものであり、この2次工程で内部
通路WP内に溶融樹脂を充填するための注入ゲートを設
けるに際して、成形型の平面状リブKに対応する部分に
ゲートを設定することができ、2次樹脂の注入ゲートに
関して、その形状および位置等の設定の自由度が高めら
れる。すなわち、この場合、2次工程に対応する成形型
に、隣り合う出口管部Woに対応する部分どうしの間に
所謂フィルムゲートが設けられ、2次工程においてこの
フィルムゲートから溶融樹脂を注入することにより、平
面状リブKの形成と内部通路WP内への溶融樹脂の充填
とが行われるようになっている。
【0069】これにより、通常のゲートによる場合に比
べて、樹脂圧を分散させた状態で注入することができ
る。特に、より好ましくは、上記フィルムゲートの樹脂
注入部分(図18における平面リブKの中間部分Kgに
対応)の幅はフィルムゲートの全体幅よりも狭く設定さ
れており、図18において一点鎖線の矢印で示すよう
に、2次樹脂の樹脂圧をより一層広範に分散させた状態
で注入することができる。この結果、上記内部通路WP
からの2次樹脂の漏れが防止され、半割り体どうしの接
合強度を向上させることが可能となる。
【0070】尚、上記実施の態様は、所謂DRI法で成
形されるインテークマニホールドについてのものであっ
たが、本発明は、かかる場合に限定されるものではな
く、例えば、所謂DSI法あるいは他の一般的な成形法
で成形される場合においても、有効に適用することがで
きる。また、本発明は、以上の実施態様に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々
の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うま
でもない。
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【発明の効果】本願の第1の発明に係る合成樹脂製イン
テークマニホールドの製造方法によれば、1次工程で成
形された半割り体どうしを衝合させるとともに、この衝
合部の周縁に沿って形成された内部通路内に2次工程で
溶融樹脂を充填し、上記半割り体どうしを接合すること
により合成樹脂製インテークマニホールドを製造するに
際して、上記1次と2次のいずれか一方の工程で、隣り
合う出口管どうしを相互に連結する連結部材が一体成形
されるので、各出口管はこの連結部材によって補強さ
れ、成形後の冷却による熱収縮に伴う変形の防止を図
り、その端末側での位置精度を確保することができる。
また、隣り合う出口管どうしが連結されているので、入
口管を支点とした片持ち構造である各出口管の剛性も高
めることができ、ひいてはインテークマニホールド全体
としての強度・剛性も向上させることができる。この場
合、上記連結部材は、1次と2次のいずれの工程で成形
しても良い。
【0075】また、本願の第2の発明に係る合成樹脂製
インテークマニホールドの製造方法によれば、基本的に
は、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、例えば、ダイスライド・インジェクション
(DSI)法やダイロータリ・インジェクション(DR
I)法などを含め、上記2次工程が1次工程と同一の成
形型内で行われる製造方法において、隣り合う出口管ど
うしを相互に連結する連結部材を一体成形することがで
きる。
【0076】更に、本願の第3の発明に係る合成樹脂製
インテークマニホールドの製造方法によれば、基本的に
は、上記第2の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、上記各半割り体は上記回転式射出成形(ダイ
ロータリ・インジェクション(DRI))用の成形型で
成形され(1次工程)、上記内部通路内への溶融樹脂の
充填(2次工程)も同一の成形型内で行われる。すなわ
ち、合成樹脂製インテークマニホールドをDRI法で成
形するに際して、1次と2次のいずれか一方の工程で、
隣り合う出口管どうしを相互に連結する連結部材を一体
成形することができる。
【0077】また更に、本願の第4の発明に係る合成樹
脂製インテークマニホールドの製造方法によれば、基本
的には、上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様の効
果を奏することができる。特に、上記連結部材は各出口
管の管端部の比較的近傍どうしを連結するので、より効
果的に、上記位置精度の確保および強度・剛性の向上を
達成することができる。また特に、上記棒状もしくは板
状リブは1次工程で形成されるので、2次工程で上記内
部通路内に溶融樹脂が充填される際における樹脂圧の作
用に対して、各出口管を有効に補強することができる。
【0078】また更に、本願の第5の発明に係る合成樹
脂製インテークマニホールドの製造方法によれば、基本
的には、上記第1〜第4の発明のいずれか一と同様の効
果を奏することができる。特に、上記連結部材は、成形
品を型外に取り出して所定の冷却期間が経過した後には
切断除去されるので、成形品の外観および使用に何ら影
響を及ぼすことはない。したがって、連結部材の配設位
置に関して、その制約を大幅に緩和することができる。
【0079】また更に、本願の第6の発明に係る合成樹
脂製インテークマニホールドの製造方法によれば、基本
的には、上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様の効
果を奏することができる。特に、上記連結部材は各出口
管の分岐部を含む所定部分に広がる平面リブであるの
で、各出口管どうしをより広範に連結することができ、
より効果的に、上記位置精度の確保および強度・剛性の
向上を達成することが可能になる。また特に、上記平面
リブは2次工程で形成されるので、2次工程で上記内部
通路内に溶融樹脂を充填するための注入ゲートを設ける
に際して、成形型の平面リブに対応する部分にゲートを
設定することが可能となり、2次樹脂の注入ゲートに関
して、その形状および位置等の設定の自由度が高められ
る。
【0080】また更に、本願の第7の発明に係る合成樹
脂製インテークマニホールドの製造方法によれば、基本
的には、上記第6の発明と同様の効果を奏することがで
きる。特に、上記2次工程に対応する成形型には、隣り
合う出口管に対応する部分どうしの間にフィルムゲート
が設けられており、2次工程においては該フィルムゲー
トから溶融樹脂(2次樹脂)が注入される。したがっ
て、平面状リブの形成と内部通路内への溶融樹脂の充填
とを行う際には、通常のゲートによる場合に比べて、樹
脂圧を分散させた状態で注入することができる。この結
果、上記内部通路からの2次樹脂の漏れが防止され、半
割り体どうしの接合強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る成形型の型締め状
態を示す、図7におけるA−C線に沿った縦断面説明図
である。
【図2】 上記成形型の型開き状態を示す、図1と同様
の縦断面説明図である。
【図3】 上記成形型のスライド型駆動状態を示す、図
1と同様の縦断面説明図である。
【図4】 上記成形型のエジェクタ機構駆動状態を示
す、図1と同様の縦断面説明図である。
【図5】 上記成形型の型締め状態を示す、図7におけ
るB−B線に沿った縦断面説明図である。
【図6】 上記成形型の固定型のロータの正面説明図で
ある。
【図7】 上記成形型の可動型の正面説明図である。
【図8】 上記可動型の樹脂通路の切換状態を説明する
ための正面説明図である。
【図9】 上記可動型の樹脂通路の切換状態を説明する
ための正面説明図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係るインテークマニ
ホールドの平面説明図である。
【図11】 上記インテークマニホールドの正面説明図
である。
【図12】 上記インテークマニホールドの側面説明図
である。
【図13】 上記インテークマニホールドの図11にお
けるD−D線に沿った縦断面説明図である。
【図14】 上記インテークマニホールドの図10にお
けるE−E線に沿った縦断面説明図である。
【図15】 上記インテークマニホールドの図13にお
けるF部拡大説明図である。
【図16】 上記インテークマニホールドの図13にお
けるG部拡大説明図である。
【図17】 本発明の他の実施の形態に係るインテーク
マニホールドの平面説明図である。
【図18】 本発明の他の実施の形態に係るインテーク
マニホールドの出口管部を拡大して示す平面説明図であ
る。
【符号の説明】
1…固定型 2…可動型 13…ロータ 20A,20B,20C…固定型側の成形部 40A,40B,40C…可動型側の成形部 44J…連結リブ成形部 J,K…連結リブ W,W'…インテークマニホールド WL…下側半割り体 Wo…出口管部 WP…内部通路 WU…上側半割り体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 大文 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイ ハツ工業株式会社内 (72)発明者 中島 秀樹 広島県東広島市八本松町大字原175番地 の1 大協株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−67056(JP,A) 実開 昭62−40268(JP,U) 実開 平6−73368(JP,U) 実開 昭62−41867(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10 B29C 45/04 B29C 65/70 B29L 23:00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の合成樹脂製の半割り体どうしを衝
    合させるとともに、この衝合部の周縁に沿って形成され
    た内部通路内に溶融樹脂を充填し、上記半割り体どうし
    を接合することにより、隣り合う管の中心線どうしが平
    面視で所定の角度をなして分岐する複数の出口管を備え
    た合成樹脂製インテークマニホールドを製造する製造方
    法であって、 上記各半割り体を成形する1次工程と両半割り体どうし
    を接合する2次工程のいずれか一方の工程で、隣り合う
    出口管どうしを連結する連結部材が一体成形されること
    を特徴とする合成樹脂製インテークマニホールドの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 上記2次工程が、上記1次工程と同一の
    成形型内で行われることを特徴とする請求項1記載の合
    成樹脂製インテークマニホールドの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記各半割り体が、互いに開閉可能に組
    み合わされる成形型であって、一方の成形型が他方に対
    して所定角度回転可能とされ、各成形型に、上記所定角
    度毎の回転方向に雄/雌/雌の繰り返し順序で、少なく
    とも1つの雄型成形部と2つの雌型成形部からなる成形
    部を設けた回転式射出成形用の成形型で成形され、上記
    2次工程が、上記1次工程と同一の成形型内で行われる
    ことを特徴とする請求項2記載の合成樹脂製インテーク
    マニホールドの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記連結部材が、隣り合う出口管の間に
    おいて管端部の比較的近傍どうしを連結する棒状もしく
    は板状のリブであり、該棒状もしくは板状リブは、上記
    1次工程で形成されることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれか一に記載の合成樹脂製インテークマニホ
    ールドの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記棒状もしくは板状のリブは、上記2
    次工程終了後、成形品を型外に取り出し、所定の冷却時
    間が経過した後に切断除去されることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれか一に記載の合成樹脂製インテ
    ークマニホールドの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記連結部材が、隣り合う出口管の間に
    おいて分岐部を含む所定部分に平面的に広がる所定厚さ
    の平面状リブであり、該平面状リブは、上記2次工程で
    形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れか一に記載の合成樹脂製インテークマニホールドの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 上記2次工程に対応する成形型には、隣
    り合う出口管に対応する部分どうし間にフィルムゲート
    が設けられており、2次工程において該フィルムゲート
    から溶融樹脂を注入することにより、平面状リブの形成
    と内部通路内への溶融樹脂の充填とが行われることを特
    徴とする請求項6記載の合成樹脂製インテークマニホー
    ルドの製造方法。
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