JP3196476B2 - Cadシステム用表示ビュー変更装置 - Google Patents

Cadシステム用表示ビュー変更装置

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JP3196476B2
JP3196476B2 JP01354294A JP1354294A JP3196476B2 JP 3196476 B2 JP3196476 B2 JP 3196476B2 JP 01354294 A JP01354294 A JP 01354294A JP 1354294 A JP1354294 A JP 1354294A JP 3196476 B2 JP3196476 B2 JP 3196476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CAD(コンピュー
ター支援設計)システムの画面上におけるCADモデル
(CADシステムで作成した図形モデル)の表示ビュー
を変更する装置、すなわちCADシステムの画面上での
CADモデルの眺めあるいは見え方を変更する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCADシステム用表示ビュー変更
装置としては、例えば図5に示すものが知られ、この従
来の装置は、CADシステムに一体的に組み込まれてい
るもので、図5(a)に示すように、該システムの制御
用パートプログラムとして構成された主要表示ビュー切
替え手段を具えており、この主要表示ビュー切替え手段
は、CADシステムの画面1上に、例えば自動車の外形
を示すCADモデル2と一緒に、平面ビュー選択コマン
ド3aと、底面ビュー選択コマンド3bと、右側面ビュー選
択コマンド3cと、左側面ビュー選択コマンド3dと、正面
ビュー選択コマンド3eと、後面ビュー選択コマンド3fと
の六種類の主要表示ビュー選択コマンドを並べた主要表
示ビュー選択メニュー3を表示し、それらの主要表示ビ
ュー選択コマンド3a〜3fのうちの所望の主要表示ビュー
のコマンドをユーザーがピックする(マウスやキーボー
トの操作により、所望のコマンドの表示位置にカーソル
やポインタを移動させた後そのコマンドを選択したこと
をシステムに入力する)と、そのピック操作に基づき画
面上1におけるCADモデル2の表示ビューを上記所望
の主要表示ビューに切替える。
【0003】またこの従来の装置は、図5(a)に示す
ように、ユーザーの手動操作に基づき信号を出力し、該
システムの制御用パートプログラムを作動させて画面上
1におけるCADモデル2の表示ビューを漸次変更する
表示ビュー操作器4を具えており、この表示ビュー操作
器4は、画面横方向移動ダイヤル4aと、画面縦方向移動
ダイヤル4bと、画面垂直方向移動ダイヤル4cと、画面縦
軸周り回転ダイヤル4dと、画面横軸周り回転ダイヤル4e
と、画面内回転ダイヤル4fと、拡大・縮小ダイヤル4gと
の七つのダイヤルを有し、ユーザーがそれらのダイヤル
4a〜4gを適宜操作すると、その操作に基づき画面1上の
CADモデル2の表示ビューを、その操作前の表示ビュ
ーから漸次移動あるいは回転させあるいは拡大・縮小し
て、所望の表示ビューに変更する。
【0004】従って例えば、図5(a)に示す、そのC
ADモデル2を拡大して右後方の斜め上方から見た表示
ビューを、同図(j)に示す、そのCADモデル2を拡
大して左前方の斜め上方から見た表示ビューに変更させ
る際には、ユーザーは、先ず同図(b)に示すように、
表示ビュー切替えメニュー3中の平面ビュー3aをピック
して、同図(c)に示すように、画面1上にCADモデ
ル2の平面ビューを表示させ、次いで同図(d)に示す
ように、表示ビュー移動装置4の三つの回転移動ダイヤ
ル4d〜4fを適宜操作して、同図(e)に示すように、画
面1上にCADモデル2を左前方の斜め上方から見た表
示ビューを表示させ、次いで同図(f)に示すように、
表示ビュー移動装置4の三つの平行移動ダイヤル4a〜4c
を適宜操作して、同図(g)に示すように、CADモデ
ル2を画面1上の中央部まで移動させ、その後同図
(h)に示すように、表示ビュー移動装置4の拡大/縮
小ダイヤル4gを適宜操作して、同図(j)に示すよう
に、画面1上のCADモデル2を拡大して表示させる、
といった操作を行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CADシス
テムを用いて自動車の如き大きな製品を設計する場合に
は、その製品よりもずっと小さい画面上でその大きな製
品のCADモデルの作成や修正の操作を行うことになる
ので、CADモデルの細部の操作を行うために、そのC
ADモデルの複数の作業部位や複数の表示方向の表示ビ
ューの間の変更を頻繁に行わせる必要がある。しかしな
がら上記従来の表示ビュー変更装置では、例えば図5
(a)に示す表示ビューと図5(j)に示す表示ビュー
との間のような任意の表示ビュー間での変更を繰り返さ
せる場合に、ユーザーが、その変更の度に毎回上述した
ような煩雑な操作を繰り返す必要があり、それゆえ変更
のための操作に苦労するとともに変更に時間がかかると
いう問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来装
置の課題を有利に解決した装置を提供することを目的と
するものであり、この発明のCADシステム用表示ビュ
ー変更装置は、図1にその概念を示すように、CADシ
ステムの画面上におけるCADモデルの表示ビューを変
更する装置であって、前記画面上における前記CADモ
デルの表示ビューをユーザーの操作に基づき漸次変更す
る表示ビュー漸次変更手段11と、前記表示ビュー漸次変
更手段によって任意に設定された、前記CADモデルの
複数種類の表示ビューを、少なくともそれら複数種類の
表示ビューの表示状態をそれぞれ記録することによって
登録する表示ビュー登録手段12と、前記表示ビュー登録
手段によって登録された前記複数種類の表示ビューの各
々の表示状態を示す登録表示ビュー表示物を前記画面上
に表示する登録表示ビュー表示物表示手段13と、前記画
面上における前記CADモデルの表示ビューを、前記登
録表示ビュー表示物表示手段により前記画面上に表示さ
れた複数の前記登録表示ビュー表示物中からユーザーに
よって選択された登録表示ビュー表示物に対応する、前
記表示ビュー登録手段に登録された表示ビューの記録さ
れた表示状態に基づき、その選択された登録表示ビュー
表示物に対応する登録された表示ビューに切り替える表
示ビュー切替え手段14と、を具えることを特徴としてい
るものである。
【0007】なお、この発明に基づく前記登録表示ビュ
ー表示物には、前記画面上に前記CADモデルの主要表
示ビューと一緒に表示される、前記登録された表示ビュ
ーの範囲を示す枠の図形が含まれていても良い。
【0008】また、この発明に基づく前記登録表示ビュ
ー表示物には、前記画面上に前記CADモデルの主要表
示ビューと一緒に表示される、前記登録された表示ビュ
ーの表示方向を示す矢印の図形が含まれていても良い。
【0009】さらに、この発明に基づく前記登録表示ビ
ュー表示物には、前記登録された表示ビューの拡大・縮
小量を示す符号が含まれていても良い。
【0010】また、この発明に基づく前記登録表示ビュ
ー表示物には、前記画面上に前記CADモデルの主要表
示ビューと一緒に表示される、前記登録された表示ビュ
ーの縮小物が含まれていても良い。
【0011】そして、この発明に基づく前記登録表示ビ
ュー表示物には、前記画面上に前記CADモデルの主要
表示ビューと別途に表示される、前記登録された表示ビ
ューの縮小物が含まれていても良い。
【0012】
【作用】かかるこの発明の装置にあっては、あらかじめ
表示ビュー登録手段12が、ユーザーが表示ビュー漸次変
更手段11を操作して画面上におけるCADモデルの表示
ビューを漸次変更することにより任意に設定した、その
CADモデルの複数種類の表示ビューを、少なくともそ
れら複数種類の表示ビューの表示状態をそれぞれ記録す
ることによって登録し、その後、登録表示ビュー表示物
表示手段13が、表示ビュー登録手段12によって登録され
たそれら複数種類の表示ビューの各々の表示状態を示す
登録表示ビュー表示物を画面上に表示し、ユーザーがそ
れらの登録表示ビュー表示物中から所望の登録表示ビュ
ーに対応する登録表示ビュー表示物を選択すると、表示
ビュー切替え手段14が、そのユーザーによって選択され
た登録表示ビュー表示物に対応する、前記表示ビュー登
録手段によって登録された表示ビューの記録された表示
状態に基づき、その選択された登録表示ビュー表示物に
対応する登録された表示ビューに切り替える。
【0013】従ってこの発明の装置によれば、あらかじ
めユーザーが任意に設定して、表示ビュー登録手段12が
登録した、CADモデルの複数種類の表示ビューのいず
れかへは、それらに対応させて登録表示ビュー表示物表
示手段13が画面上に表示した登録表示ビュー表示物中か
らユーザーが選択するのみで、表示ビュー切替え手段14
が切り替えるので、任意の表示ビュー間の変更を簡単な
操作によって短時間で行うことができ、ひいては、大き
な製品の細部の設計作業をより容易にすることができ
る。またこの発明の装置によれば、登録した表示ビュー
間で変更を行うことができるので、任意の表示ビュー
を、変化させずに繰り返し再現することができる。
【0014】なお、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
登録された表示ビューの範囲を示す枠の図形を表示すれ
ば、登録された表示ビューの範囲が容易に判明するの
で、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際の便宜上
好ましい。
【0015】また、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
登録された表示ビューの表示方向を示す矢印の図形を表
示すれば、登録された表示ビューの表示方向が容易に判
明するので、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際
の便宜上好ましい。
【0016】そして、前記枠の図形と矢印の図形とを併
せて表示すれば、登録された表示ビューの範囲と表示方
向とが同時に容易に判明するので、ユーザーが所望の表
示ビューを選択する際の便宜上さらに好ましい。
【0017】また、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
枠の図形と矢印の図形との少なくとも一方と併せて、登
録された表示ビューの拡大・縮小量を示す符号を表示す
れば、登録された表示ビューの拡大・縮小量が容易に判
明するので、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際
の便宜上さらに好ましい。
【0018】さらに、前記登録表示ビュー表示物とし
て、画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、
前記枠の図形や矢印の図形や拡大・縮小量と併せて、登
録された表示ビューを縮小した物を表示すれば、登録さ
れた表示ビューの概要が容易に判明するので、ユーザー
が所望の表示ビューを選択する際の便宜上さらに好まし
い。
【0019】そして、前記登録表示ビュー表示物とし
て、画面上にCADモデルの主要表示ビューと別途に例
えば画面分割や画面の重ね合わせ等により、登録された
表示ビューを縮小した物をそれぞれ表示しても、登録さ
れた表示ビューの概要が容易に判明するので、ユーザー
が所望の表示ビューを選択する際の便宜上好ましい。
【0020】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図2は、この発明のCADシステム用表
示ビュー変更装置の一実施例が表示ビューの変更を行う
際の処理手順をユーザーの入力操作とともに示すフロー
チャートであり、この実施例の装置は、図形等に関する
演算処理を行う中央処理装置と、図形等に関する情報を
記録するROM,RAM等の内部記憶装置およびハード
ディスクドライブ装置等の外部記録装置と、図形等に関
する情報を画面上に表示するCRT等の画面表示装置
と、ユーザーが操作して図形やコマンド等に関する情報
を入力するキーボードやマウスやデジタイザー等の入力
装置と、図形等に関する情報を紙面上に描画等して出力
するプロッタやプリンタ等の出力装置とを具える通常の
CADシステムに、一体的に組み込まれている。
【0021】具体的にはこの実施例の装置は、図3
(a)に示すように、ユーザーの手動操作に基づき信号
を出力し、上記CADシステムの制御用パートプログラ
ムを作動させて画面上1におけるCADモデル2の表示
ビューを漸次変更する、表示ビュー漸次変更手段11とし
ての表示ビュー操作器4を、前記従来の装置と同様に具
えており、この表示ビュー操作器4は、画面横方向移動
ダイヤル4aと、画面縦方向移動ダイヤル4bと、画面垂直
方向移動ダイヤル4cと、画面縦軸周り回転ダイヤル4d
と、画面横軸周り回転ダイヤル4eと、画面内回転ダイヤ
ル4fと、拡大・縮小ダイヤル4gとの七つのダイヤルを有
し、ユーザーがそれらのダイヤル4a〜4gを適宜操作する
と、その操作に基づき画面1上のCADモデル2の表示
ビューを、その操作前の表示ビューから漸次移動あるい
は回転させあるいは拡大・縮小して、所望の表示ビュー
に変更する。
【0022】またこの実施例の装置は、前記従来の装置
のものと同様の主要表示ビュー切替え手段を具えるとと
もに、表示ビュー登録手段12と、登録表示ビュー表示物
表示手段13と、表示ビュー切替え手段14とをも具えてお
り、これらの手段は上記CADシステムの制御用パート
プログラムによってそれぞれ構成されているので、これ
らの手段については、以下の、この実施例の装置が表示
ビューの変更を行う際の処理手順の説明で併せて説明す
る。
【0023】すなわちこの実施例の装置は、表示ビュー
の変更を行うに際し、図2に示す処理を実行するが、こ
の処理を行わせる際には、それに先立って先ず該システ
ムのユーザーが、ステップ20で該装置に、平面ビュー
と、底面ビューと、右側面ビューと、左側面ビューと、
正面ビューと、後面ビューとの六種類の主要表示ビュー
のうちのどの主要表示ビューを、CADモデル2が存在
する座標系上でどの方向から見た眺めとするか等の初期
設定を指示するとともに、図4(a)に示すようにCA
Dモデル2を主要表示ビューで画面1上に表示する際の
表示範囲を規定するマスクMを、上記CADモデル2が
存在する座標系の座標軸X,Y,Z方向の各々について
指示する(具体的には各座標軸方向の最大値xmax,
max,max および最小値xmin,min,min を上記CA
Dシステムの図3(a)に示す如きキーボード6からキ
ー入力する)。
【0024】次いでここでは、この実施例の装置が図示
しないステップで、図3(a)に示すようにCADシス
テムの画面1上の隅部に、平面ビュー選択コマンド3a
と、底面ビュー選択コマンド3bと、右側面ビュー選択コ
マンド3cと、左側面ビュー選択コマンド3dと、正面ビュ
ー選択コマンド3eと、後面ビュー選択コマンド3fとの六
種類の主要表示ビュー選択コマンドを並べた主要表示ビ
ュー選択メニュー3と、表示ビュー登録コマンド5aと、
登録表示ビュー選択コマンド5bと、表示ビュー登録解除
コマンド5cとの三種類の表示ビュー登録関係コマンドを
並べた表示ビュー登録メニュー5とを表示して、その
後、操作待ちの状態となり、この操作待ちの状態では、
ユーザーは、続くステップ21,31,41または51のいずれ
かで所望のコマンドを前述したピック操作によって選択
することもでき、あるいは既にCADモデルの何等かの
表示ビューが表示されている場合に、そのCADモデル
を修正したり、上記表示ビュー操作器4を用いてその表
示ビューを漸次変更して任意の表示ビューを画面1上に
表示させたりする操作を行うこともできる。なお、上記
メニュー3,5の画面1上への表示は、ステップ20にお
ける指示より先でも構わない。
【0025】そしてユーザーが、例えばステップ21で、
上記主要表示ビュー選択コマンドのいずれか(Sn ) を
選択した場合には、この実施例の装置はステップ22で、
その選択された主要表示ビュー選択コマンドSn に対応
する主要表示ビューの表示状態量(表示範囲や表示方向
等)を先のマスクM等の指示から求めて、その表示状態
量に基づき画面1上に上記コマンドSn に対応する主要
表示ビューを表示し、既に画面1上に何等かの表示ビュ
ーの表示が有るときはその表示ビューを上記コマンドS
n に対応する主要表示ビューに変更し、このとき上記メ
ニュー3および5をその主要表示ビューと一緒に引き続
き表示しておいて、その後、操作待ちの状態に戻る。従
ってこのステップ22は、上記主要表示ビュー切替え手段
として機能する。
【0026】またユーザーが、例えば表示ビュー操作器
4のダイヤルの操作で画面1上の表示ビューを変更して
CADモデル2の任意の表示ビューを画面1上に表示さ
せた状態で、ステップ31で表示ビュー登録コマンド5aを
選択した場合には、この実施例の装置はステップ32で、
表示ビュー登録メニュー5中のそのコマンド5aをピック
操作で選択した時点における画面1上の表示ビューの表
示状態量(例えば回転中心、回転角、移動量、拡大・縮
小量等)を調べて、図4(b)に示すように表示ビュー
登録テーブルTに表示ビュー毎に記憶(記録)すること
により、上記任意の表示ビューを登録する。
【0027】この一方ユーザーが、CADモデル2の任
意の表示ビューを画面1上に表示させた状態で、ステッ
プ41で登録表示ビュー選択コマンド5bを選択した場合に
は、この実施例の装置は先ずステップ42で、上記ステッ
プ22でなされた表示ビューの登録があるか否かをチェッ
クし、登録がないNOの場合には操作待ちの状態に戻る
が、登録があるYESの場合にはステップ43で、登録さ
れている表示ビューの記憶している表示状態量に基づ
き、例えば図3(j)に示すように、登録されている表
示ビューの表示範囲を示す点線の枠とその表示ビューの
表示方向(CADモデルを眺めている方向)を示す矢印
とからなる、登録されている表示ビューの表示物(登録
表示ビュー表示物:Dn ;n=1,2・・・)を、登録
されている全ての表示ビューについて、現在表示中のC
ADモデル2の表示ビューに重ねて表示する。従って上
記ステップ42, 43は、上記登録表示ビュー表示物表示手
段13として機能する。なお、上記登録表示ビュー表示物
(Dn )を重ねて表示するCADモデル2の表示ビュー
は、全ての登録表示ビュー表示物(Dn )を判りやすく
表示するためには上記主要表示ビューのいずれかにする
ことが好ましい。
【0028】そしてユーザーが次のステップ44で、それ
らの登録表示ビュー表示物(Dn )のいずれか一つをピ
ック操作によって指示すると、この実施例の装置は続く
ステップ45で、そのピック指示された登録表示ビュー表
示物(Dn )に対応する表示ビューの表示状態量に基づ
き、画面1上の表示ビューをその対応する表示ビューに
変更し、次いでステップ46で、CADモデル2の操作の
妨げにならないように上記登録表示ビュー表示物
(Dn )の表示を画面1上から全て消去し、その後、操
作待ちの状態に戻る。従って上記ステップ45, 46は、上
記登録表示ビュー切替え手段14として機能する。なお、
ステップ46は、ステップ45より先に実行しても構わな
い。
【0029】さらにユーザーが、ステップ51で表示ビュ
ー登録解除コマンド5cを選択した場合には、この実施例
の装置は先ずステップ52で、上記ステップ22によってな
された表示ビューの登録があるか否かをチェックし、登
録がないNOの場合には操作待ちの状態に戻るが、登録
があるYESの場合にはステップ53で、登録されている
表示ビューの表示状態量に基づき、全ての上記登録表示
ビュー表示物(Dn )を現在表示中のCADモデル2の
表示ビューに重ねて表示する。そしてユーザーが次のス
テップ54で、それらの登録表示ビュー表示物(Dn )の
いずれか一つをピック操作によって指示すると、この実
施例の装置は続くステップ55で、そのピック指示された
登録表示ビュー表示物に対応する表示ビューの表示状態
量の記憶を削除し、次いでステップ56で、CADモデル
2の操作の妨げにならないように上記登録表示ビュー表
示物(Dn )の表示を画面1上から全て消去し、その
後、操作待ちの状態に戻る。
【0030】従って、例えば図3(a)に示す、CAD
モデル2を拡大して左前方の斜め上方から見た表示ビュ
ーと、同図(d)に示す、そのCADモデル2を拡大し
て右後方の斜め上方から見た表示ビューとの間で変更を
繰り返させる場合には、ユーザーは、先ず主要表示ビュ
ー選択コマンド3a〜3fのいずれかを選択して適当な主要
表示ビューを画面1上に表示させた後、上記操作待ちの
状態として表示ビュー操作器4を操作することにより、
同図(a)に示す表示ビューを画面1上に表示させ、次
いで同図(b)に示すように、登録メニュー5中の表示
ビュー登録コマンド5aを選択して、そのコマンド5aのピ
ック操作時点での表示ビューである同図(a)に示す表
示ビューを、その表示状態量を図4(b)に示すように
表示ビュー登録テーブルTに記憶させることによってこ
の実施例の装置に登録させる。
【0031】次にここでは、図3(c)に示すように、
適当な主要表示ビューをピックした後あるいは上記同図
(a)に示す表示ビューの状態から直ちに表示ビュー移
動装置4のダイヤルを適宜操作することにより、同図
(d)に示す表示ビューを画面1上に表示させ、次いで
同図(e)に示すように、上記同図(b)におけると同
様、表示ビュー登録コマンド5aを選択して、同図(d)
に示す表示ビューを、その表示状態量を図4(b)に示
すように表示ビュー登録テーブルTに記憶させることに
よってこの実施例の装置に登録させる。
【0032】このようにして図3(a)および同図
(d)に示す二つの任意の表示ビューを登録させた後
は、図3(f)に示すように、主要表示ビューの一つで
ある平面ビューをピックして、同図(g)に示すよう
に、CADモデル2の平面ビューを画面1上にメニュー
3,5と一緒に表示させ、次いで同図(h)に示すよう
に、登録表示ビュー選択コマンド5bを選択して、同図
(j)に示すように、同図(b)および同図(e)で登
録させた同図(a)および同図(d)に示す表示ビュー
の各々についての表示範囲を示す点線の枠と表示方向を
示す矢印とからなる登録表示ビュー表示物D1,D2 を、
画面1上の上記平面ビューに重ねて表示させ、その状態
で所要に応じ、同図(k)に示すように、登録表示ビュ
ー表示物D1 をピックし、あるいは登録表示ビュー表示
物D2 をピックすることにより、同図(a)に示す表示
ビューおよび同図(d)に示す表示ビューを選択的に画
面1上に表示させることができる。
【0033】従ってこの実施例の装置によれば、あらか
じめユーザーが任意に設定して該装置に登録させた、C
ADモデルの複数種類の表示ビューのいずれかへは、そ
れらに対応させて該装置が画面1上に表示した登録表示
ビュー表示物Dn 中からユーザーが選択するのみで該装
置が切り替えるので、任意の表示ビュー間の変更を簡単
な操作によって短時間で行うことができ、ひいては、大
きな製品の細部の設計作業をより容易にすることができ
る。またこの実施例の装置によれば、登録した表示ビュ
ー間で変更を行うことができるので、任意の表示ビュー
を、変化させずに繰り返し再現することができる。
【0034】しかもこの実施例の装置によれば、登録表
示ビュー表示物として表示範囲を示す枠の図形と表示方
向を示す矢印の図形とを併せて表示するので、ユーザー
が所望の表示ビューを選択する際、ユーザーに登録され
た表示ビューの範囲と表示方向とを同時に容易に判明さ
せることができる。
【0035】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、上記登
録表示ビュー表示物は、表示範囲を示す枠の図形と、表
示方向を示す矢印の図形とのいずれか一方だけとしても
良く、またそれら枠の図形と矢印の図形との一方または
両方に上記登録された表示ビューの拡大・縮小量を示す
×10等の符号を付け加えたものでも良い。
【0036】さらに、上記登録表示ビュー表示物は、例
えば画面1の下部等に配置されて画面1上にCADモデ
ル2の主要表示ビューと一緒に表示される、上記登録さ
れた表示ビューの縮小物(縮小画面)を含んでいても良
く、このようにすれば登録された表示ビューの概要が容
易に判明するのでより好ましい。またその登録された表
示ビューの縮小物を、画面1上に、例えば画面分割や画
面の重ね合わせ等によって、CADモデル2の主要表示
ビューと一緒でなしに別途に表示しても、登録された表
示ビューの概要が容易に判明するので好ましい。
【0037】そして、表示ビュー漸次変更手段11は、上
記実施例における表示ビュー操作器4の替わりに、ある
いはそれに加えて、画面1上に矢印等の操作用表示物を
表示して、その操作用表示物のピック操作に基づき表示
ビューを漸次変更するものでも良い。
【0038】
【発明の効果】かくしてこの発明のCADシステム用表
示ビュー変更装置によれば、任意の表示ビュー間の変更
を簡単な操作によって短時間で行うことができ、ひいて
は、大きな製品の細部の設計作業をより容易にすること
ができる。またこの発明の装置によれば、登録した表示
ビュー間で変更を行うことができるので、任意の表示ビ
ューを、変化させずに繰り返し再現することができる。
【0039】なお、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
登録された表示ビューの範囲を示す枠の図形を表示すれ
ば、登録された表示ビューの範囲が容易に判明するの
で、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際の便宜上
好ましい。
【0040】また、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
登録された表示ビューの表示方向を示す矢印の図形を表
示すれば、登録された表示ビューの表示方向が容易に判
明するので、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際
の便宜上好ましい。
【0041】そして、前記枠の図形と矢印の図形とを併
せて表示すれば、登録された表示ビューの範囲と表示方
向とが同時に容易に判明するので、ユーザーが所望の表
示ビューを選択する際の便宜上さらに好ましい。
【0042】また、前記登録表示ビュー表示物として、
画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、前記
枠の図形と矢印の図形との少なくとも一方と併せて、登
録された表示ビューの拡大・縮小量を示す符号を表示す
れば、登録された表示ビューの拡大・縮小量が容易に判
明するので、ユーザーが所望の表示ビューを選択する際
の便宜上さらに好ましい。
【0043】さらに、前記登録表示ビュー表示物とし
て、画面上にCADモデルの主要表示ビューと一緒に、
前記枠の図形や矢印の図形や拡大・縮小量と併せて、登
録された表示ビューを縮小した物を表示すれば、登録さ
れた表示ビューの概要が容易に判明するので、ユーザー
が所望の表示ビューを選択する際の便宜上さらに好まし
い。
【0044】そして、前記登録表示ビュー表示物とし
て、画面上にCADモデルの主要表示ビューと別途に例
えば画面分割や画面の重ね合わせ等により、登録された
表示ビューを縮小した物をそれぞれ表示しても、登録さ
れた表示ビューの概要が容易に判明するので、ユーザー
が所望の表示ビューを選択する際の便宜上好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のCADシステム用表示ビュー変更装
置の概略構成を示す概念図である。
【図2】この発明のCADシステム用表示ビュー変更装
置の一実施例が実行する処理手順をユーザーの操作とと
もに示すフローチャートである。
【図3】上記実施例の装置に表示ビューを変更させる際
の手順を示す説明図である。
【図4】上記実施例の装置に指定するマスクおよび上記
実施例の装置が表示ビューを記憶するテーブルをそれぞ
れ示す説明図である。
【図5】従来の装置に表示ビューを変更させる際の手順
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画面 2 CADモデル 3 主要表示ビュー選択メニュー 4 表示ビュー操作器 5 表示ビュー登録メニュー 6 キーボード D1 ,D2 登録表示ビュー表示物

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CADシステムの画面上におけるCAD
    モデルの表示ビューを変更する装置であって、 前記画面上における前記CADモデルの表示ビューをユ
    ーザーの操作に基づき漸次変更する表示ビュー漸次変更
    手段(11)と、 前記表示ビュー漸次変更手段によって任意に設定され
    た、前記CADモデルの複数種類の表示ビューを、少な
    くともそれら複数種類の表示ビューの表示状態をそれぞ
    れ記録することによって登録する表示ビュー登録手段
    (12)と、 前記表示ビュー登録手段によって登録された前記複数種
    類の表示ビューの各々の表示状態を示す登録表示ビュー
    表示物(D1,2)を前記画面上に表示する登録表示ビュ
    ー表示物表示手段(13)と、 前記画面上における前記CADモデルの表示ビューを、
    前記登録表示ビュー表示物表示手段により前記画面上に
    表示された複数の前記登録表示ビュー表示物中からユー
    ザーによって選択された登録表示ビュー表示物に対応す
    る、前記表示ビュー登録手段に登録された表示ビューの
    記録された表示状態に基づき、その選択された登録表示
    ビュー表示物に対応する登録された表示ビューに切り替
    える表示ビュー切替え手段(14)と、 を具えることを特徴とする、CADシステム用表示ビュ
    ー変更装置。
  2. 【請求項2】 前記登録表示ビュー表示物(D1,2)に
    は、前記画面上に前記CADモデルの主要表示ビューと
    一緒に表示される、前記登録された表示ビューの範囲を
    示す枠の図形が含まれることを特徴とする、請求項1記
    載のCADシステム用表示ビュー変更装置。
  3. 【請求項3】 前記登録表示ビュー表示物(D1,2)に
    は、前記画面上に前記CADモデルの主要表示ビューと
    一緒に表示される、前記登録された表示ビューの表示方
    向を示す矢印の図形が含まれることを特徴とする、請求
    項1もしくは2記載のCADシステム用表示ビュー変更
    装置。
  4. 【請求項4】 前記登録表示ビュー表示物には、前記登
    録された表示ビューの拡大・縮小量を示す符号が含まれ
    ることを特徴とする、請求項2もしくは3記載のCAD
    システム用表示ビュー変更装置。
  5. 【請求項5】 前記登録表示ビュー表示物には、前記画
    面上に前記CADモデルの主要表示ビューと一緒に表示
    される、前記登録された表示ビューの縮小物が含まれる
    ことを特徴とする、請求項1からまでの何れか記載の
    CADシステム用表示ビュー変更装置。
  6. 【請求項6】 前記登録表示ビュー表示物には、前記画
    面上に前記CADモデルの主要表示ビューと別途に表示
    される、前記登録された表示ビューの縮小物が含まれる
    ことを特徴とする、請求項1もしくは4記載のCADシ
    ステム用表示ビュー変更装置。
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