JP3194740B2 - リーク電流測定可能な半導体集積回路 - Google Patents

リーク電流測定可能な半導体集積回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、リーク電流測定可能な半導体集積回路に関
し、 簡易な回路構成により容易に且つ効率的にリーク電流
を検出する事を目的とし、 直流パスの存在する回路と電源との間に、リーク電流
測定用電圧が該回路に印加された場合にカットオフされ
るスイッチング素子を設ける様に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、リーク電流測定可能な半導体集積回路に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、半導体集積回路に於いては、当該回路内のショ
ート、或いは断線等の不良箇所の存在により、予期しな
いリーク電流が流れてしまう事があり、当該回路が、当
初の設計通りに配線されていない場合も、発生する。
係る回路上の問題を早期に発見する為に、半導体集積
回路に於けるリーク電流の測定を行う事が必要になって
いる。
近年、半導体集積回路の微細化に伴い、半導体素子が
製造上のストレスに対して敏感となり、引いては素子の
破壊の原因となる為、該ストレスを検出する方法とし
て、微小リーク電流を検出する必要が高まってきてい
る。
その為、半導体集積回路の有らゆる直流パスに対し
て、精密に且つ短時間に効率良くリーク電流を測定する
事が必要となって来ている。
従来に於ける半導体集積回路に於いては、単に抵抗等
の素子のみを介して、電源間、或いは電源とパッドとの
間を接続するパスを形成していた。
然かしながら、抵抗のみを介在させたパスに於いては
直流パスとなってしまうので、本来その抵抗を流れる電
流が支配的となってしまうので、リーク電流を検出する
事が不可能であった。
又、従来に於ける、該リーク電流測定回路として、第
4図に示す様に、直流パスと電源との間にMOSトランジ
スタを設けた例が見られるが、係る例に於ける該MOSト
ランジスタは単に、該直流パスと電源間をオン−オフす
る為、別に論理回路を組み込んだ制御系Cを設け、バッ
ファB等を介して該MOSトランジスタを駆動させるもの
であるので、回路構成が複雑となり、半導体集積回路の
小型化には受け入れられないものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載さ
れたような技術構成を採用するものである。即ち、直流
パスの存在する回路と電源との間に、リーク電流測定用
電圧が該回路に印加された場合にカットオフされるスイ
ッチング素子を設けたリーク電流測定可能な半導体集積
回路である。
〔作用〕
本発明に於いては、上記の様な技術構成を採用してい
るので、該スイッチング素子は、何ら特別の論理回路を
設ける事なしに、単に、通常の回路動作を実行する為の
所定の電圧が印加される場合には、該スイッチング素子
は導通して該直流パスに所定の電流を供給する様に作動
し、リーク電流を測定する場合に当該リーク電流測定に
必要な所定の低電圧が印加されると非導通となり、該直
流パスには電流を流さない様に作動するので、その間に
リーク電流を測定する事が出来る。
〔実施例〕
以下に本発明に係るリーク電流測定可能な半導体集積
回路の具体例を図面を参照しながら、詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るリーク電流測定可能な半導体
集積回路の1具体例を示す回路図であり、直流パスの存
在する回路1と電源例えばVCC或いはVEEとの間に、リー
ク電流測定用電圧が該回路に印加された場合にカットオ
フされるスイッチング素子2を設けたものである。
本発明に於ける該直流パスが存在する回路1が接続さ
れる電源としては、高電位電源例えばVCC、と低電位電
源例えばGND或いはVEEが使用される。
該高電位電源はGNDで、該低電位電源が負電圧を構成
するものであっても良い。
又、該スイッチング素子としては、上記の機能を発揮
する素子であれば、特に特定されるものでは無いが、回
路的には、製造工程を勘案するとトランジスタである事
が好ましく、更にはMOSトランジスタが望ましい。
第1図の原理説明図を参照すると、本発明に於いて
は、上記した両電源間VCCとGNDとの間に設けられた直流
パスを含む回路1に於いて、該回路1と高電位電源VCC
との間にMOSトランジスタ2を直列に接続挿入したもの
である。
該MOSトランジスタのゲートは、該回路1が接続する
他の電源である低電位電源GNDと同レベルの電位に保持
されている。
処で、本発明に於いては、該直流パスの存在する回路
1が正常の動作を実行する場合には、該回路には所定の
電圧、本具体例ではVCCであり、例えば5Vの電圧が該回
路1に印加される。
この時、該MOSトランジスタは、ゲート−ソース間電
圧が5Vとなるので、係る電圧が該MOSトランジスタのし
きい値Vthより高ければ、当然該トランジスタは導通
し、当該電圧が該回路1に印加される。
一方、リーク電流を測定する場合には、通常低電圧で
測定するものであり、例えば0.1〜0.3Vが良く使用され
る。
そこで、該MOSトランジスタのしきい値Vthを該リーク
電流を測定する場合の電圧以上に設定しておけば、該MO
Sトランジスタは、通常の動作を実行する場合には、導
通して該回路に所定の高電圧を印加させ、又該リーク電
流を測定する場合には非導通となり、該回路1への電流
の供給を遮断する事が可能となる。
然かも本発明に於いては、係るトランジスタに特別の
論理回路を接続しなくとも、該トランジスタのゲート電
極を、通常の電源電圧印加時にON状態に、又該トランジ
タのしきい値以下の電源電圧印加時にOFF状態となる様
にバイアスする事により、通常動作時に該直流が流れる
パスについても内部回路を設定する事なくリーク電流を
測定する事が可能となる。
本発明に於いては、第1図のリーク電流測定可能な半
導体集積回路の該直流パスを含む回路1に接続される配
線の適宜の位置に所定の電流計を接続させることによっ
て、該スイッチング素子に特別な指示操作をしなくと
も、簡単にリーク電流を測定する事が出来る。つまり、
本発明に於いては、該トランジスタのしきい値を、リー
ク電流を測定する際の印加電圧より高くなる様に選択す
る事によって、簡単に且つ正確なリーク電流の測定を実
行する事が出来る。
従って、多数の回路に於けるリーク電流を高速に且つ
正確に然かも効率的に測定することが可能なリーク電流
測定可能な半導体集積回路を提供する事が出来るのであ
る。
本発明に於いてはトランジスタとして、バイポーラト
ランジスタも使用することが可能であるが、入力インピ
ーダンスの大きいMOSトランジスタを使用する事が、よ
り好ましい。
本具体例に置いては、n−チャネル型MOSトランジス
タを使用した例を示しているが、p−チャネル型MOSト
ランジスタを使用することが出来る事は勿論であり、そ
の場合には、使用される電源の関係を上記の例と反対の
関係にすることが必要となる。
更に、本具体例に於いては、該MOSトランジスタ2を
該回路1と高電位電源VCCとの間に配置した例を示して
いるが、該MOSトランジスタ2を該回路1と低電位電源G
NDとの間に配置したものであっても良い。
第2図は、本発明に係るリーク電流測定可能な回路を
使用した半導体集積回路の例を示したものである。
即ち、抵抗R1とR2とを抵抗分割した電圧を基準電圧と
して適宜のA/D変換回路4に接続されているオペアンプ
3の基準電圧入力端に入力する回路に於いて、従来は単
に該抵抗R1とR2とが設けられていたが、本発明に係るリ
ーク電流測定可能な回路10に於いては、該抵抗R1と高電
位電源VCCとの間にPチャネルMOSトランジスタQ1を配置
し且つ該抵抗R2と低電位電源GNDとの間にNチャネルMOS
トランジスタQ2を配置したものである。
更に該MOSトランジスタQ1とQ2は本発明の原理に従っ
て、そのしきい値Vthは該リーク電流を測定する場合の
電圧以上に設定されており、通常の動作を実行する場合
には、導通して該回路に所定の高電圧を印加させ、又該
リーク電流を測定する場合には非導通となる機能を有す
るものである。
従って、通常の電源電圧5V程度が印加される場合には
両MOSトランジスタQ1とQ2はONの状態となり、実動作に
は影響を及ぼさない。
一方、電源電圧がしきい値Vth0.4〜1.0V程度より下が
ると、両MOSトランジスタQ1とQ2はOFFの状態となり直流
パスは存在しなくなる。
従って、測定すべき回路のリーク電流を正確に計るこ
とが出来る。
又第3図は、本発明に係るリーク電流測定可能な回路
を使用した半導体集積回路の他の例を示すものである。
即ち、本具体例に於いては、入力回路が示されてお
り、パッド5から抵抗R3、R4、ダイオードD1、D2とで構
成された保護回路8を介して、バッファ6を有する内部
回路7と接続されている場合において、該保護回路8と
バッファ6との間にプルアップ抵抗R5が設けられている
場合を示すものである。
係る回路に於いて、本発明に係るリーク電流測定可能
な回路10を該抵抗R5と電源VCCとの間にMOSトランジスタ
Q3を配置させることにより形成したものである。
つまり、本具体例に置いては矢印Lの方向に流れるリ
ーク電流を測定するものであって、通常の電源電圧5V程
度が印加される場合にはMOSトランジスタQ3はONの状態
となり、実動作には影響を及ぼさない。
一方、電源電圧がしきい値Vth0.4〜1.0V程度より下が
ると、MOSトランジスタQ3はOFFの状態となり直流パスは
存在しなくなる。
従って、しきい値電圧に対して充分小さい印加電圧で
行うリーク電流の測定、例えばピン間リーク電流測定に
於いては、プルアップ付き入力回路に付いてもリーク電
流の測定が可能となる。
又、同様の考え方によれば、プルダウン入力回路に付
いても適用が可能である。
〔効果〕
以上、説明した様に、本発明によれば通常の電源電圧
印加時に直流パスの存在する回路に対して、特別の内部
回路、論理回路を含む制御回路を設ける事なく、簡単に
且つ容易にしかも、回路全体のサイズを大きくすること
なく高速且つ高能率にリーク電流を測定することが出来
る。
従って、半導体素子の欠陥を未然に検出して不良品を
排除しその性能向上に寄与する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリーク電流測定可能な回路の原理
説明図であり、又一具体例を示す回路図である。 第2図は本発明に係るリーク電流測定可能な回路を組み
込んだ半導体集積回路の例を示す図である。 第3図は本発明に係るリーク電流測定可能な回路を組み
込んだ半導体集積回路の他の例を示す図である。 第4図は従来におけるリーク電流測定回路の例を示す図
である。 1……直流パスを含む回路、 2……スイッチング素子、 3……オペアンプ、 4……A/D変換回路、 5……パッド、 6……バッファ、 7……内部回路、 8……保護回路、 10……リーク電流測定可能な回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流パスの存在する回路と電源との間にス
    イッチング素子が挿入されたリーク電流測定可能な半導
    体集積回路であって、 該スイッチング素子は、該電源から通常の回路動作を行
    わせるための電圧が供給されたとき導通状態となり、該
    回路のリーク電流を測定するための電圧が供給されたと
    き非導通状態となることを特徴とするリーク電流測定可
    能な半導体集積回路。
  2. 【請求項2】該スイッチング素子はトランジタで構成さ
    れている事を特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路。
  3. 【請求項3】該トランジスタはMOSトランジスタである
    事を特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
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