JP3154629U - 静電チャック - Google Patents

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謙悟 鳥居
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Abstract

【課題】ウエハーの温度ムラを抑制して均熱性を高めると共に、プラズマガスとの間でアーキングが発生するのを防止する。【解決手段】静電チャックは、ウエハーを吸着可能なセラミックス製のプレート12と、該プレートの片面に第1絶縁樹脂層18を介して接着された金属製の冷却板20と、プレート12、第1絶縁樹脂層18及び冷却板20を貫通する複数の貫通孔24と、貫通孔24のうち冷却板20を貫通する冷却板貫通部分に挿入され、外周面が冷却板貫通部分の内周面に第2絶縁樹脂層28を介して接着された絶縁管26と、を備えている。貫通孔24のうち第1絶縁樹脂層貫通部分の径φxは、プレート貫通部分の径φyと同じか大きく、且つ、冷却板貫通部分の径φzよりも小さくなるように形成され、絶縁管26のうちプレート側の端面とプレート12との間には第1絶縁樹脂層18が介在している。【選択図】図3

Description

本考案は、静電チャックに関する。
静電チャックはウエハーを吸着し、半導体製造プロセス中でウエハーの温度を制御するために用いられている。静電チャックは、静電吸着力を発生させる電極を埋設したセラミックス製のプレートを金属製の冷却板に接着した構成となっている。半導体プロセス中には、ウエハーの表面付近で発生するプラズマから熱がウエハーに伝導するが、この熱を効果的に抜くために静電チャックが機能する。すなわち、ウエハーの熱はプレート表面からプレートを通して冷却板に伝えられ、静電チャックはウエハーの温度を一定に保持する。静電チャックにはウエハーを吸着保持する面に貫通孔が設けてあり、貫通孔からガスが静電チャック表面に供給されたり、貫通孔にウエハーを押し上げるためのピンを挿入したりしている。
例えば、特許文献1に開示された静電チャックは、図8に示すように、セラミックス製のプレート101と金属製の冷却板103とをインジウム105を用いて接合して一体化したものであり、プレート101及び冷却板103を貫通する貫通孔107を有している。貫通孔107のうち冷却板を貫通する冷却板貫通部分107bは、プレート101を貫通するプレート貫通部分107aよりも内径が大きくなるように形成され、この冷却板貫通部分107bには絶縁管109が挿入されている。その結果、絶縁管109の内径とプレート貫通部分107aの内径とを同じ大きさにしている。ここで、絶縁管109を貫通孔107に挿入・固定する具体な手順として、絶縁管109の外周面に薄膜の原料を塗布し、この状態で絶縁管109を貫通孔107に挿入し、その後薄膜の原料を凝固させて薄膜111とする手法が開示されている。
特開2004−31665号公報(図6)
昨今、半導体製造プロセス工程では、ウエハーの温度コントロールもさることながら、ウエハーの温度分布がより均一に保たれる必要が出てきた。例えば、エッチング工程では、ウエハーに温度ムラが生じると、エッチング速度がウエハー全体で一定にならず、半導体回路におけるエッチング深さにバラツキが発生し、それによって、所望の回路を形成することができないという問題が発生する。特許文献1の静電チャックでは、プレート101の裏面と絶縁管109の上端面とが直接接触しているとはいえ、両面の間に存在する微視的な隙間によって真空中ではほぼ断熱状態となる。そのため、プレート101から絶縁管109に逃げる熱量が少なすぎて、プレート101のうち貫通孔107の周辺にホットスポット(他の部分に比べて温度の高いスポット)が発生し、ウエハーの温度ムラが生じる。このような温度ムラはプレートの厚みが5mm以下で薄いほど顕著に現れる。プレートの厚みを厚くすることは熱容量を大きくし、熱レスポンスが悪化するので採用しにくい。一方、貫通孔107の近辺に導電性のプラズマガスが存在すると、プラズマガスがプレート101の裏面と絶縁管109の上端面との間の微視的な隙間に入り込み、薄膜111に絶縁破壊を生じさせ、金属製の冷却板103との間で電気的導通を生じ、アーキングが発生する。
本考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、ウエハーの温度ムラを抑制して均熱性を高めると共に、プラズマガスとの間でアーキングが発生するのを防止する静電チャックを提供することを主目的とする。
本考案の静電チャックは、
ウエハーを吸着可能なセラミックス製のプレートと、
該プレートの片面に第1絶縁樹脂層を介して接着された金属製の冷却板と、
前記プレート、前記第1絶縁樹脂層及び前記冷却板を貫通する複数の貫通孔と、
前記貫通孔のうち前記冷却板を貫通する冷却板貫通部分に挿入され、外周面が前記冷却板貫通部分の内周面に第2絶縁樹脂層を介して接着された絶縁管と、
を備え、
前記貫通孔のうち前記第1絶縁樹脂層を貫通する第1絶縁樹脂層貫通部分の径は、前記プレートを貫通するプレート貫通部分の径と同じか大きく、且つ、前記冷却板貫通部分の径よりも小さくなるように形成され、前記絶縁管のうちプレート側の端面と前記プレートとの間には前記第1絶縁樹脂層が介在しているものである。
本考案の静電チャックでは、貫通孔のうち第1絶縁樹脂層を貫通する第1絶縁樹脂層貫通部分の径は、プレートを貫通するプレート貫通部分の径と同じか大きく、且つ、冷却板貫通部分の径よりも小さくなるように形成されている。このため、絶縁管のうちプレート側の端面は、プレートに直接当接せず、熱伝導率の低い第1絶縁樹脂層に当接する。これにより、プレートから絶縁管に伝わる熱量が安定し、プレートの表面温度は貫通孔近傍とそれ以外の部分とで同じとなり、ウエハー上にホットスポットが発生しない。すなわち、絶縁管の熱伝導率と冷却板の熱伝導率との差異に関係なく、第1絶縁樹脂層の作用によってウエハーの温度ムラを抑制して均熱性を高めることができる。また、絶縁管のうちプレート側の端面とプレートとの間には第1絶縁樹脂層が介在しており微視的な隙間が生じないため、貫通孔と金属製の冷却板との間の絶縁距離を確実に保持でき、プラズマガスと冷却板との通電も生じず、アーキングが発生するのを防止できる。
本考案の静電チャックにおいて、前記第1絶縁樹脂層及び前記第2絶縁樹脂層は、互いに独立してシリコーン樹脂、変性ポリイミド樹脂及びこれらの積層体からなる群より選ばれた材料で形成されていることが好ましい。シリコーン樹脂は、耐熱性・耐蝕性が高く、電気絶縁性が高く、熱伝導率がセラミックスや金属に比較して非常に低いため、好ましい。変性ポリイミド樹脂は、耐熱性が高く、シリコーン樹脂に比べて硬いため絶縁樹脂層の表面の平面度が良好になり、ひいては静電チャックの平面度も良好になるため、好ましい。シリコーン樹脂と変性ポリイミド樹脂との積層体は、両方の樹脂の良いところを兼ね備えているため、好ましい。なお、第1絶縁樹脂層の熱伝導率は特に限定するものではないが、例えば0.2W/m・K以上が好ましい。この熱伝導率が小さすぎると、ウエハー温度を下げにくくなるためである。熱伝導率の上限は特に定める必要がないものの、樹脂であることからセラミックスや金属に比較して十分に小さい値である。また、第1絶縁樹脂層の厚みは特に限定するものではないが、0.1mm以上0.4mm以下が好ましい。この厚みが薄すぎると、プレートの熱膨張係数と冷却板の熱膨張係数との差を吸収できず両者が剥がれるおそれがあり、一方、厚すぎると、熱伝導が悪くなり、ウエハー温度を下げにくくなるからである。
本考案の静電チャックにおいて、前記プレートは酸化アルミニウム(アルミナ)又は窒化アルミニウムを主成分とし、前記冷却板はアルミニウム又はアルミニウム合金を主成分としていてもよい。プレートがアルミナを主成分としていると、1015Ω・cm以上の高い電気抵抗率の誘電体層になるため、いわゆるクーロン型の静電チャックとすることができる。一方、プレートが窒化アルミニウムを主成分としていると、108〜1013Ω・cmの抵抗率の誘電体層になるため、いわゆるジョンソンラーベック力の静電チャックとすることができる。また、熱伝導率が高いので均熱性のよい静電チャックが得られる。また、冷却板がアルミニウム又はその合金を主成分としていると、エッチングチャンバー内で金属のコンタミネーションが起きにくいし、良好な熱伝導体であるため優れた均熱性が得られる。
本考案の静電チャックにおいて、前記貫通孔は、前記ウエハーに向かって冷却ガスを供給するガス供給孔又は前記ウエハーを持ち上げるリフトピンを挿通するリフトピン孔としてもよい。ガス供給孔やリフトピン孔は、プレートに複数設ける必要があるため、均熱性を高めたりアーキングの発生を防止したりする意義が高い。
静電チャック10の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図2の絶縁管周辺の拡大図である。 他の実施形態の絶縁管周辺の拡大図である。 他の実施形態の絶縁管周辺の拡大図である。 静電チャック10の試験体の組立の様子を表す断面図である。 試験体のプレート12の平面図である。 従来の静電チャックの絶縁管周辺の拡大図である。
次に、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案のウエハー載置台の一例である静電チャック10の斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2の絶縁管26の周辺の拡大図である。
静電チャック10は、プレート12と、冷却板20と、複数の貫通孔24と、各貫通孔24に挿入・固定された絶縁管26(図2、図3参照)とを備えている。
プレート12は、図2に示すように、セラミックス製(例えばアルミナ製や窒化アルミニウム製)であり、静電電極14と抵抗発熱体16とを内蔵している。静電電極14は、円形の薄膜形状に形成されている。プレート12の略中央には座繰り孔30が設けられ、静電電極14にはこの座繰り孔30に面する位置に導電性の円盤34が固着されている。また、冷却板20には、この座繰り孔30と連通する通過孔32が形成されている。そして、通過孔32及び座繰り孔30を介して図示しない棒状端子が円盤34に電気的に接続されている。この棒状端子を介して静電電極14とプレート12の表面に載置されるウエハーWとの間に電圧を印加すると、プレート12の表面とウエハーWとの間に発生する静電気的な力によってウエハーWがプレート12に吸着される。抵抗発熱体16は、プレート12の全面にわたって配線されるように例えば一筆書きの要領でパターン形成され、電圧を印加すると発熱してウエハーWを加熱する。抵抗発熱体16には、冷却板20の裏面から抵抗発熱体16の一端及び他端にそれぞれ到達する棒状端子(図示せず)によって電圧を印加可能である。なお、プレート12のうち静電電極14より上側の部分を誘電体層12aと称し、静電電極14を含む下側の部分を基体12bと称するものとする。また、このプレート12をアルミナで形成した場合には、体積抵抗率が高いためクーロン型の静電チャックとして機能し、窒化アルミニウムで形成した場合には、アルミナよりも体積抵抗率が低いためジョンソン・ラーベック型の静電チャックとして機能する。
冷却板20は、プレート12の裏面にシリコーン樹脂からなる第1絶縁樹脂層18を介して接着されている。この冷却板20は、金属製(例えばアルミニウム製)であり、冷媒(例えば水)が通過可能な冷媒通路22を内蔵している。この冷媒通路22は、プレート12の全面にわたって冷媒が通過するように形成されている。なお、冷媒通路22には、冷媒の供給口と排出口(いずれも図示せず)が設けられている。
複数の貫通孔24は、プレート12、第1絶縁樹脂層18及び冷却板20を厚さ方向に貫通している。但し、静電電極14や抵抗発熱体16は貫通孔24の内周面に露出しないように設計されている。貫通孔24の種類としては、ガス供給孔24aと、このガス供給孔24aより径の大きいリフトピン孔24bとがある。ガス供給孔24aは、冷却板20の下方から冷却ガス(例えばHeガス)を供給するための孔であり、ガス供給孔24aに供給された冷却ガスは、プレート12の表面に載置されたウエハーWの裏面に吹き付けられてウエハーWを冷却する。リフトピン孔24bは、図示しないリフトピンを上下動可能に挿入するための孔であり、リフトピンを突き上げることによりプレート12の表面に載置されたウエハーWを持ち上げることが可能となっている。
絶縁管26は、アルミナ又はムライトにより筒状に形成され、各貫通孔24のうち冷却板20を貫通する冷却板貫通部分に挿入されている。図3は、図2のうち、ガス供給孔24aに挿入された絶縁管26の周辺の拡大図である。以下には、ガス供給孔24aに挿入された絶縁管26について説明するが、リフトピン孔24bに挿入された絶縁管26についても同様である。絶縁管26は、外周面がガス供給孔24aの冷却板貫通部分の内周面にシリコーン樹脂からなる第2絶縁樹脂層28を介して接着されている。ガス供給孔24aのうち第1絶縁樹脂層18を貫通する第1絶縁樹脂層貫通部分の径φxは、プレート12を貫通するプレート貫通部分の径φyと同じで、且つ、冷却板貫通部分の径φzよりも小さくなるように形成されている。このため、冷却板貫通部分に挿入された絶縁管26の上端面(プレート側の端面)とプレート12との間には第1絶縁樹脂層18が微視的に隙間なく介在することになる。本実施形態では、絶縁管26の中空筒状空間の径φaがガス供給孔24aのプレート貫通部分及び第1絶縁樹脂層貫通部分と同軸且つ同径となるように形成されている。但し、製造上の誤差による軸のずれや径のずれは許容される。なお、絶縁管26の肉厚は十分な耐電圧を有するに十分な厚みを選定すればよく、例えば0.7mm〜2mmの範囲で選定すればよい。また、図3では、径φxと径φyとが同じ場合を例示したが、径φxを径φyより大きくなるように形成してもよい(例えば径φxを径φyより0.1〜0.2mm程度大きくなるように形成してもよい)。
次に、本実施形態の静電チャック10の使用例について説明する。この静電チャック10のプレート12の表面にウエハーWを載置し、静電電極14とウエハーWとの間に電圧を印加することによりウエハーWを静電気的な力によってプレート12に吸着する。この状態で、ウエハーWにプラズマCVD成膜を施したりプラズマエッチングを施したりする。この場合、抵抗発熱体16に電圧を印加して加熱したり、冷却板20の冷媒通路22に冷媒を循環したり、ガス供給孔24aへ冷却ガスを供給したりすることにより、ウエハーWの温度を一定に制御する。そして、ウエハーWの処理が終了したあと、静電電極14とウエハーWとの間の電圧をゼロにして静電気的な力を消失させ、リフトピン孔24bに挿入されているリフトピン(図示せず)を突き上げてウエハーWをプレート12の表面から上方へリフトピンにより持ち上げる。その後、リフトピンに持ち上げられたウエハーWは搬送装置(図示せず)によって別の場所へ搬送される。
以上詳述した本実施形態の静電チャック10によれば、絶縁管26の上端面は、プレート12に直接当接せず、熱伝導率の低い第1絶縁樹脂層18に当接している。これにより、プレート12から絶縁管26に伝わる熱量が安定し、プレート12の表面温度は貫通孔24の近傍とそれ以外の部分とで同じとなり、ウエハーWにホットスポットが発生しない。すなわち、絶縁管26の熱伝導率と冷却板20の熱伝導率との差異に関係なく、第1絶縁樹脂層18によってウエハーWの温度ムラを抑制して均熱性を高めることができる。また、絶縁管26の上端面とプレート12との間には第1絶縁樹脂層18が介在しており微視的な隙間が生じないため、プラズマガスと冷却板20との通電も生じず、アーキングが発生するのを防止できる。更に、第1及び第2絶縁樹脂層18,28は、シリコーン樹脂で形成されているため、耐熱性・耐蝕性が高く、電気絶縁性が高く、熱伝導率がセラミックスや金属に比較して非常に低いため、プラズマガスなどに晒されたとしても当初の性能が長期に亘って維持される。更にまた、冷却板20がアルミニウム製であるため、エッチングチャンバー内で金属のコンタミネーションが起きにくいし、良好な熱伝導体であるため優れた均熱性が得られる。
なお、本考案は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、絶縁管26の内径φaを第1絶縁樹脂貫通部分の径φxやプレート貫通部分の径φyと同じ大きさとしたが、貫通孔24がガス供給孔24aの場合には、図4に示すように絶縁管26の内径φaが第1絶縁樹脂貫通部分の径φxやプレート貫通部分の径φyより大きくなるように形成してもよい。こうすれば、製造上の誤差が生じたとしても、ガス供給孔24aのプレート貫通部分が塞がれてしまうおそれがなくなる。一方、貫通孔24がリフトピン孔24bの場合には、図5に示すように絶縁管26の内径φaがプレート貫通部分の径φyより大きくなるように形成してもよい。こうすれば、製造上の誤差が生じたとしても、リフトピンがプレート12を突き上げてしまうおそれがなくなる。
上述した実施形態では、プレート12に静電電極14の他に抵抗発熱体16を内蔵したが、この抵抗発熱体16を省略してもよいし、抵抗発熱体16に代えて又は加えて他の部材(例えばプラズマガスを発生させるためのプラズマ電極)を内蔵してもよい。また、冷却板20に冷媒通路22を内蔵したが、この冷媒通路22を省略してもよい。
上述した実施形態では、貫通孔24としてガス供給孔24aとリフトピン孔24bとを設けたが、いずれか一方のみ設けてもよいし、冷却ガスの供給やリフトピンの挿入以外の目的で貫通孔24を設けてもよい。
[実施例1]
ここでは、上述した実施形態の静電チャック10の試験体として、抵抗発熱体16を備えておらず、貫通孔24の数が3つのものを作製した。なお、3つの貫通孔24はいずれもガス供給孔24aとした。図6は、静電チャック10の試験体の組立の様子を表す断面図である。
はじめに、誘電体層12aを形成した。具体的には、セラミックス原料粉末として、粒子径が1μmで、純度99.5%のアルミナ粉末に、酸化マグネシウム0.04重量%となるように粒子径が1μmの酸化マグネシウムを混ぜた混合粉末を準備した。セラミック原料粉末にバインダーであるポリビニルアルコール(PVA)、水及び分散材を添加し、トロンメルを用いて16時間混合し、スラリーを得た。噴霧造粒法により造粒顆粒を作製した。具体的には、得られたスラリーをスプレードライヤーにより噴霧乾燥し、平均粒径80μmの造粒顆粒を作製した。得られた造粒顆粒をゴム型に入れて冷間等方圧加圧(CIP)の設備で1ton/cm2の圧力により加圧成形し、誘電体層12aとなる成形体を得た。誘電体層12aとなる成形体を大気焼成炉で焼成し、焼結体を得た。具体的には、アルミナサヤに入れて、500℃まで10℃/時間の昇温速度で温度を上昇させ、500℃で5時間保持した。500℃で保持し、成形体に含まれるバインダーを除去後、100℃から1650℃まで30℃/時間の昇温速度で温度を上昇させ、1650℃で4時間焼成し、焼結体を得た。この焼結体を研削加工し、直径300mm、厚さ6mmの円盤を作製し、誘電体層12aとした。表面は、研削加工により、表面粗さ(Ra)を0.8μmにした。
次に、静電電極14を形成した。具体的には、平均粒径0.3μmのタングステンカーバイド(WC)粉末に、テルピネオールと、平均粒径0.5μmのアルミナ40%を混合して印刷ペーストを作製した。誘電体層12aの片面にスクリーン印刷法により、直径290mm、厚さ10μmの静電電極14を貫通孔24の開く部分を除いて形成し、乾燥させた。さらに、この静電電極14のうち、後の工程で開ける座繰り孔30に対向する位置に、ニオブとアルミナの混合焼結体からなる直径2mm、厚さ0.7mmの円盤34をテルピネオールを薄く塗って接着した。
次に、基体12bを形成した。具体的には、静電電極14を形成した誘電体層12aを金型にセットした。そして、静電電極14上に、別途準備した平均粒径1μm、純度99.5%のアルミナ粉末の造粒顆粒を充填して20MPaで加圧し、プレス成形を行った。一体に成形された誘電体層12a、静電電極14、基体12bとなる成形体をカーボン製のサヤにセットし、窒素ガス雰囲気でホットプレス法により焼成した。具体的には、150kPaの窒素ガス雰囲気で、10MPaで一軸加圧しながら、最高温度1600℃まで300℃/時間の昇温速度で温度を上昇させ、この最高温度1600℃で2時間保持して、基体12bと、静電電極14と、誘電体層12aとからなる一体焼結体を作製した。
一体焼結体のうちウエハーWを支持する面とその反対側の面とをダイアモンド砥石にて平面研削加工と円筒研削加工とを行い、直径300mmのプレート12の中途材を形成した。これによって、誘電体層12aの厚みは0.5mm、基体12bの厚みは1.5mm、プレート12の全体の厚みは2.0mmとなった。この中途材に穴あけ加工を行い貫通孔241aを形成した。貫通孔241aは、ガス供給孔24aのプレート貫通部分となる。また、埋め込まれた円盤34が露出するように座繰り孔加工を施して座繰り孔30を形成した。このようにして、プレート12を得た。実施例1では貫通孔241aの径φyは3.0mm、座繰り孔30の径は4.2mmとした。その後、Ti製の径4.0mmの円柱状の棒状端子(図示せず)の先端をプレート12の座繰り孔30に露出した円盤34にインジウムロウを挟んで設置した。この状態で200℃に加熱してインジウムロウを溶融し、棒状端子と円盤34とをロウ付けした。
続いて、アルミニウム製で内部に冷媒通路22を備えた直径300mm、厚さ43mmの円盤を用意し、これを冷却板20とした。この冷却板20には、内部の冷媒通路22に通じる冷媒の供給口及び排出口を形成する一方、プレート12の貫通孔241aに連なる貫通孔243a及びプレート12の座繰り孔30に連なる通過孔32を形成した。ここで、貫通孔243aの径φzは5.2mmとし、通過孔32の直径は7mmとした。
続いて、第1絶縁樹脂層18となる接合材17を用意した。実施例1では、接合材17は、ポリイミドフィルムの両面をシリコーン樹脂で覆って積層したシートとした。この接合材17の直径は300mm、全体厚みは0.15mm、熱伝導率は0.25W/mKであった。この接合材17は、プレート12の貫通孔241a及び座繰り孔30に相当する位置にそれぞれ直径3.2mmの貫通孔242a及び直径4.0mmの通過孔31を開けた。すなわち、実施例1では、接合材17に開けた貫通孔242aの径φxは、プレート12の貫通孔241aの径φyよりも0.2mm大きくした。この接合材17を、先に作成したプレート12に貫通孔241a等の位置合わせをして接着した。この際、接合材17の接着面とは反対側の面にはPET(ポリエチレンテレフタレート)製のシートが予め貼ってあり、接合材17をプレート12に良く圧着させた後にそのPET製のシートをはがした。次に、貫通孔243a内に位置あわせ用の冶具(図示しない)を挿入した冷却板20を用意し、接合材17を貼ったプレート12の貫通孔241aと冷却板20の貫通孔243aとの位置が合うように整合させたあと、接合材17が冷却板20に接するようにして接合した。次に、外径5.0mm、内径3.0mm、長さ43.0mmのアルミナ95%からなる絶縁管26を用意し、この絶縁管26の外周面に薄くシリコーン樹脂接着剤を塗布した。その絶縁管26を冷却板20の貫通孔243aに挿入し、絶縁管26の上端面が接合材17に密着するように押圧した。また、絶縁管26の外周面と貫通孔243aの内周面との間のシリコーン樹脂接着剤が固化することにより第2絶縁樹脂層28(図3〜図5参照)になった。一方、外径6.6mm、内径4.2mm、長さ43.0mmのアルミナ95%からなる絶縁管(図示せず)を用意し、これの表面に同様にシリコーン樹脂剤を塗布して通過孔32に挿入して絶縁管の先端が接合材17に密着するように押圧し、接着剤を固化した。以上により、静電チャック10の試験体を完成した。
[比較例1]
比較例1では、接合材17に開けた貫通孔242aの径φxを5.2mmとした以外は、実施例1と同様にして静電チャック10の試験体を作製した。これにより、絶縁管26の上端面がプレート12の裏面に直接当接する構造(図8と類似の構造)となった。
[評価]
実施例1及び比較例1の試験体につき、それぞれ以下の評価試験を行った。すなわち、試験体を真空チャンバー中に設置した。真空チャンバーには、外部よりHeガスを供給するガス配管及び静電電極14に電圧を印加するための電力線が接続されており、これらを試験体にマウント台を通して気密に接続した。真空チャンバー内の試験体の上方には加熱ランプを配置し、加熱ランプによって、試験体の表面を加熱した。真空チャンバーの上部には内部を観察するための覗き窓があり、ここを通して、チャンバー外に設置された赤外線放射温度計(IRカメラ)で試験体のプレート12の表面(ウエハー吸着面)の温度分布を観察した。冷却板20の冷媒通路22に20℃の冷媒を通じたのち、加熱ランプで試験体のプレート12の中心部が60℃となるように加熱し、真空チャンバー内の圧力を10Paに減じ、IRカメラでプレート12の温度分布を測定した。ガス供給孔24aの近傍(ガス供給孔24aを中心とした直径10mmの円内)の温度の最大値と最小値の差異をΔTとして数値化した。その結果を表1に示す。図7にプレート12に開口する3つの
ガス供給孔24a(ガス供給孔A,B,C)の位置を示す。表1から明らかなように、ガス供給孔24aの近傍の温度は、比較例1では3.7〜4.9℃であったが、実施例1では0.5℃以下となり、良好な均熱性を示した。なお、ガス供給孔A,B,Cの周辺以外の領域での温度差は、実施例1及び比較例1のいずれも0.5℃以下であった。
Figure 0003154629
次に、試験体のプレート12のウエハー吸着面を下側にして、水を染みこませた綿をガス供給孔24aに深さ5mmまで挿入し、この綿と冷却板20との間の導通を印加電圧2kVのメガテスター(抵抗測定器)で測定した。ここで導通があれば、試験体をプラズマ中に置いた時にもプラズマと冷却板20とがガス供給孔24aを通じて通電していることとなり、プラズマ中でアーキングが発生することがわかる。測定の結果、比較例1では導通があったが、実施例1では導通はなかった。このことから、ガス供給孔24aでの冷却板20とプラズマとの通電が防止され、ガス供給孔24aの周辺でのアーキングの発生を防止できることがわかった。
10 静電チャック、12 プレート、12a 誘電体層、12b 基体、14 静電電極、16 抵抗発熱体、17 接合材、18 第1絶縁樹脂層、20 冷却板、22 冷媒通路、24 貫通孔、24a ガス供給孔、24b リフトピン孔、26 絶縁管、28 第2絶縁樹脂層、30 座繰り孔、31 通過孔、32 通過孔、34 円盤、101 プレート、103 冷却板、105 インジウム、107 貫通孔、107a プレート貫通部分、107b 冷却板貫通部分、109 絶縁管、111 薄膜、241a 貫通孔、242a 貫通孔、243a 貫通孔。

Claims (4)

  1. ウエハーを吸着可能なセラミックス製のプレートと、
    該プレートの片面に第1絶縁樹脂層を介して接着された金属製の冷却板と、
    前記プレート、前記第1絶縁樹脂層及び前記冷却板を貫通する複数の貫通孔と、
    前記貫通孔のうち前記冷却板を貫通する冷却板貫通部分に挿入され、外周面が前記冷却板貫通部分の内周面に第2絶縁樹脂層を介して接着された絶縁管と、
    を備え、
    前記貫通孔のうち前記第1絶縁樹脂層を貫通する第1絶縁樹脂層貫通部分の径は、前記プレートを貫通するプレート貫通部分の径と同じか大きく、且つ、前記冷却板貫通部分の径よりも小さくなるように形成され、前記絶縁管のうちプレート側の端面と前記プレートとの間には前記第1絶縁樹脂層が介在している、
    静電チャック。
  2. 前記第1絶縁樹脂層及び前記第2絶縁樹脂層は、互いに独立してシリコーン樹脂、変性ポリイミド樹脂及びこれらの積層体からなる群より選ばれた材料で形成されている、
    請求項1に記載の静電チャック。
  3. 前記プレートは、酸化アルミニウム又は窒化アルミニウムを主成分とし、
    前記冷却板は、アルミニウム又はアルミニウム合金を主成分とする、
    請求項1又は2に記載の静電チャック。
  4. 前記貫通孔は、前記ウエハーに向かって冷却ガスを供給するガス供給孔又は前記ウエハーを持ち上げるリフトピンを挿通するリフトピン孔である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の静電チャック。
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