JP4307218B2 - ウェハ保持部材及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体の製造に使用するCVD、PVD、スパッタリング、SOD、SOG、等の成膜装置やエッチング装置において、半導体ウェハを保持するウェハ保持部材に関する。
半導体デバイスを製造する半導体ウェハ(以下、ウェハという)の処理工程であるCVD、PVD、スパッタリング、SOD、SOG等の成膜工程やエッチング工程では、被処理物であるウェハに均一な厚みで均質な膜を成膜することや、成膜した膜に均一な深さでエッチングを施すことが重要である。
このため、ウェハを保持するウェハ保持部材が使われている。ウェハ保持部材には発熱体電極を内蔵したり静電吸着電極を内蔵し、大きな吸着力や、ウェハを均一に加熱することが要求されてきた。
しかしながら近年、半導体デバイスの内部配線は従来のアルミニウム配線から銅配線へと移行が進み、銅配線ではウェハを高温に加熱する必要はなくなり、室温付近でウェハを吸着する静電吸着機能を備えたウェハ保持部材が必要となっている。
上記ウェハ保持部材の載置面に載せられたウェハは、CuやArなどのプラズマに曝されることから、温度が上昇する。この温度上昇を抑える為にウェハ保持部材には熱伝導率が150W/(m・K)以上と大きなアルミニウムとSiCとからなる複合材プレートがロウ材またはハンダなどで接合されている。そして記の複合材プレートに水冷または空冷を施してCuまたはArプラズマに曝されて加熱されたウェハから熱を取り除き冷却する方法が考案されている。
特許文献1には図3に示すように静電吸着用の電極20を埋設した板状セラミックス体24と、セラミックとアルミニウムとからなる複合材プレート23とを接合した静電チャックが提案されている。記の複合材プレート23に含まれるセラミックス成分としてSiCが提案され、更に該複合材プレート中のセラミックス成分の割合に応じて接合温度を150〜630℃の範囲で選択して一体に接合する方法が提案されている。
また、図4に示すように特許文献2には、基台34の上面に絶縁層36を形成し、その上に電極37が形成され、該電極を覆うように誘電体層38を形成してなる静電チャックにおいて、該基台34の表面に金属層35が形成され、基34は金属にセラミックス粉末を複合させた金属―セラミックス複合材料からなり、誘電体層38は1×10〜5×1013Ω・cmの体積固有抵抗値を有することを特徴とする静電チャックが提案されている。
また、特許文献3には金属部材とセラミックス部材を金属層を介して接合したウェハ保持部材が開示されている。
更に、特許文献4にはアルミニウムとSiCからなる複合部材の表面にメッキ層を設けて他の物体と接合方法が示されてる。
特開平10−32239号公報 特開2003―37158号公報 特開2003−80375号公報 特開2003―155575号公報
しかし、アルミニウムとSiCからなる2成分複合材プレートと板状セラミックス体を金属で接合する場合には、上記アルミニウムと金属接合層との濡れ性が好ましくなく、金属接合して記2成分複合材プレートと板状セラミックス体を一体化する事はできても、どうしても金属接合層とアルミニウムの濡れ性の悪さから接合界面に空洞が発生した。この空洞が発生するために特許文献1や特許文献2に提案されるような従来の製造方法では、CVD、PVD、スパッタリング、SOD、SOG、等の成膜装置やエッチング装置において要求される−40℃〜150℃の冷熱サイクルに対する信頼性が確保できなかった。
半導体デバイスの製造工程であるCVD工程、PVD工程、スパッタリング、SOD、SOG、等における成膜装置やエッチング装置のウェハ保持部材は、全て真空中での処理となるため、載置面19側は高真空中に晒され、複合材プレート23側は大気圧で使用される。
この際、ガス導入孔21を通って、Arなどの冷却ガスなどが導入されるため、接合材22には一般的に−40℃〜150℃の冷熱サイクルに曝されることから、接合材22の信頼性が要求される。
従来の発明である図3において、静電チャックとして使用する場合には、ガス導入孔21から何らかのガス種がSiウェハ裏面に導入されるために接合材22にHeリークレート1.3×10−10Pa・m/sec程度の真空気密性が要求されるが、アルミニウムとSiCの2成分複合材プレートを使用しているため、接合材に金属を用いた場合にはどうしても記アルミニウムと金属接合材の濡れ性が悪く、金属接合材と記アルミニウムの間に微細な空洞が発生するために、冷熱サイクルの信頼性を保つことができなかった。
また、ウハを載置面に吸着し、真空チャンバーの中でCVD法、PVD法、スパッタリング法、SOD法、SOG法によりウハ上に所望の成膜や所望のエッチングを施した後にウハを載置面からすみやかに離脱し、次工程に進めることが必要である。静電吸着用の電極20に電圧を印加し、載置面20aに吸着して、成膜又はエッチング工程終了後にウハを離脱する為に電圧の印加を停止しても直ぐに載置面20aに蓄積された電荷が中和されずウハを吸着する力が残る、所謂残留吸着力の問題があった。残留吸着力が発現している間に、ウハを載置面から取り外そうとしても、ウハが離脱しない、離脱してもウハの位置がずれて狂いが生じる、或いは最悪の場合ウハを載置面から無理矢理離脱しようとしてウハを破壊すると言う問題があった。
更に、静電吸着用電極に給電端子を介して電圧を加え、静電吸着力を発現させてウハWを吸着し、真空チャンバー内にてウハWに成膜またはエッチングを施し、成膜又はエッチング工程終了後にウハWを離脱する為に給電端子への電圧の印加を停止するという工程を1万回程度繰り返すと残留吸着力が発現する虞があった。
本発明のウェハ保持部材は、板状セラミックス体の一方の主面をウェハの載置面とし、上記板状セラミックス体の他方の主面または内部に電極を備えたウェハ保持部と、SiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレートとを有し、上記ウェハ保持部の載置面と反対側の表面に金属層を備え、上記複合材プレートの表面に金属層を備え、これら二つの金属層の間に金属接合材を介して上記ウェハ保持部と上記複合材プレートが接合され、記複合材プレート側の金属層の厚みtmと記金属接合材の厚みtの比tm/tが0.01〜1であるとともに、上記板状セラミックス体を貫通する貫通孔と、上記載置面に上記貫通孔に連通した溝とを備え、該溝の深さが10〜500μmであることを特徴とする。
また、記複合材プレートの表面の金属層がアルミニウム、金、銀、銅、ニッケルから選ばれる一種または二種以上を主成分とすることを特徴とする。
また、記金属接合材がアルミニウムまたはインウムを主成分とするロウ材であることを特徴とする。
また、前記電極が静電吸着電極であることを特徴とする。
また、板状セラミックス体の一方の主面をウェハの載置面とし、上記板状セラミックス体の他方の主面または内部に電極を備え、上記板状セラミックス体の体積固有抵抗が10〜1011Ωcmであって、上記載置面とは反対側の面に導体層を備え、記導体層の面積が上記載置面の面積の100%以上であるとともに、上記板状セラミックス体を貫通する貫通孔と、上記載置面に上記貫通孔に連通した溝とを備え、該溝の深さが10〜500μmであることを特徴とする。
また、上記導体層の面積が上記載置面の面積の115%以上であることを特徴とする。
また、上記板状セラミックス体の厚みが15mm以下であることを特徴とする。
また、上記溝が上記板状セラミックス体の中心から周辺に放射状に延びる放射溝を備えたことを特徴とする。
また、上記放射溝の長さが上記板状セラミックス体の半径の1/3以上であることを特徴とする。
また、上記ウェハ保持部の載置面と反対側の表面と、上記複合部材の表面にそれぞれ金属層を形成し、記2つの金属層を挟むようにロウ材を設置して、加圧しながら加熱し、ウェハ保持部と記複合部材を接合することを特徴とする。
以上のように本発明によれば、5〜50%の気孔率を有する複合材をセラミックス製静電チャックに接合した場合でも−40〜150℃の冷熱サイクル試験に10000サイクル以上耐えうる信頼性が得られるウェハ保持部材を提供することができる。
また、残留吸着力が小さく、ウェハを速やかに取り外すことができ、繰り返しウェハを吸着してもウェハが常に速やかに離脱できるとともに、10万回以上のSiウハの吸着/離脱を繰り返しても残留吸着の発現しないウェハ保持部材を提供する。
図1は本発明のウェハ保持部材1の一例である静電チャックの概略の構造を示す。
板状セラミックス体7の一方の主面をウェハを載せる載置面7aとし、板状セラミックス体7の他方の主面または内部に電極10を備えたウェハ保持部2と、SiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレート4とを備え、ウェハ保持部2の載置面7aと反対側の表面に金属層8と、複合材プレート4の表面に金属層9を備え、記2つの金属層8,9と金属接合材3を介してウェハ保持部2と上記複合材プレート4が接合されている。
板状セラミックス体7はアルミナ等の酸化物セラミックスや窒化物、炭化物等のセラミックスからなることが好ましく、載置面7aには溝(不図示)が形成されウェハ保持部材1を貫通するガス導入孔6からアルゴンガス等が供給されウェハWと溝で形成された空間にガスが充填され、ウェハWと載置面7aの間の熱伝導を高め、ウェハWの熱を逃がすようになっている。
また、複合材プレート4は、金属とセラミックの複合材からなり、三次元編目構造の多孔質セラミック体を骨格とし、その気孔部に隙間なくアルミニウムーシリコン合金を充填した複合材料を使うことが好ましい。このような構造とすることで、板状セラミックス体7と複合部材プレート4の熱膨張係数を近づけることができる。
更に、上記の複合材プレート4の熱伝導率が約160W/(m・K)と大きな材料が得られ、プラズマ等の雰囲気からウェハWに伝わった熱を複合材プレート4を通して取り除くことが容易となり好ましい。
そして、複合材プレート4には冷却媒体を通す流路4aが備えられ、冷却媒体を介して、ウェハWの熱をウェハ保持部材1の外部に取り除くことができることからウェハWの温度を冷却媒体の温度でコントロールすることが容易となる。
そして、載置面7aの上にウェハWを載せ、吸着用電極10の間に数百Vの吸着電圧を給電端子5a、5bから印加して、吸着用電極10とウェハWの間に静電吸着力を発現させ、ウェハWを載置面7aに吸着することができる。また、複合材プレート4と対向電極(不図示)との間にRF電圧を印加するとウェハWの上方にプラズマを効率的に発生することができる。
本発明のウェハ保持部材1は、アルミニウムとSiCからなる2成分複合材ではなく、SiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレート4に1〜200μmの厚みの金属層9を形成していることが特徴で、複合材プレート4中のアルミニウムとシリコンの組み合わせから、複合材プレート4として製造した際にアルミニウム・シリコン系の共晶材料を形成していることから、金属層9との密着性が改善される。シリコン自体の金属層9との密着性が好ましい為に複合材プレート4では、金属層9との強固な密着性が得られる。
複合材プレート4に形成された金属層9はアルミニウムとSiCの2成分複合材に比べて、金属接合材3との濡れ性が大幅に改善され、SiCとアルミニウムとシリコンの複合材と金属接合材との間に空洞が発生する事がないことから−40℃〜150℃の冷熱サイクルに対する信頼性を確保する事ができる。
そして、同様の金属層8は板状セラミックス体1の裏面にも形成されていることが必要である。金属層8が板状セラミックス体7に形成されていない場合には、金属接合材3と板状セラミックス体7はアンカー効果によってのみ結合されるが、板状セラミックス体7に金属層8が形成されていると金属層8と金属接合材3との相互拡散により、単なるアンカー効果だけの密着に比べて強固な密着性が得られる。
金属層8、9は複合材プレート4と金属接合材3との濡れ性の改善及び板状セラミックス体7と金属接合材3の強固な密着性を得るためだけでなく、接合強度を均一化させる効果が大きい。金属接合材3を複合材プレート4や板状セラミックス体7と直接接合する場合は、必ず複合材プレート4側か板状セラミックス体7側のどちらか一方に接合強度の弱い部分が存在するため、接合強度の弱い部分は金属接合材による接合時にクラックを発生させやすくなる。このために、本発明の効果を得るためには、必ず金属化面は複合材プレート4と金属接合材3の間、及び板状セラミックス体7と金属接合材3の間の両方に形成する必要がある。
ここで、金属接合材3の厚みtと金属層9の厚みtmとの比tm/tは0.01〜1とする。上記比が0.01以下では、複合材プレート4を満遍なく金属層8で覆うことができない虞があり接合強度のバラツキが大きくなる虞がある。また、tm/tが1を超えると、金属層9と複合材プレート4や板状セラミックス体7あるいは金属接合材3との熱膨張係数の差から金属層8に微細なクラックが発生しやすくなり、やはり接合強度にバラツキが発生しやすくなるからである。
上記比tm/tを0.01〜1とすれば、直径300mmの板状セラミックス体7と、金属接合材3、複合材プレート4、給電端子5、ガス導入孔6と載置面7aを備え、板状セラミックス体7及び複合材プレート4の間の界面に形成された金属層8,9からなる静電チャックであっても、−40〜150℃の冷熱サイクル試験に1000サイクル以上耐えうる信頼性が得られる。
尚、特許文献3は比較的接合が容易なウェハ保持部と金属部材を接合した構成であり、上記金属部材と異なる複合材プレートを接合する点が全く異なるものである。
また、特許文献4の複合部材の組成はアルミウムとSiCを主成分とするのに対し本発明はこれにシリコンを含ませる点から大きく異なるとともに、金属層を複合部材プレート側とウェハ保持部側の両方に備えることで、相乗効果を際立たせて本発明に至るもので、全くその発明思想が異なるものである。
また、金属層9がアルミニウム、金、銀、銅、ニッケルから選ばれる一種または二種以上を主成分とすることが好ましい。その理由は、金属接合材3としてアルミニウムとシリコンからなるアルミロウを使用した場合には、アルミロウとの相溶性、濡れ性の良いアルミニウム、金、銀、銅、ニッケルから選ばれる一種または二種以上を主成分とした金属層9を選択すれば、非常に強固な密着性が得られる。そして、直径300mmの板状セラミックス体7と複合材プレート4、給電端子5、ガス導入孔6と載置面7からなるウェハ保持部材1において、板状セラミックス体7及び複合材プレート4の界面に形成された金属層8を形成すると、−40〜150℃の冷熱サイクル試験に10000サイクル以上耐えうることから信頼性のあるウェハ保持部材1が得られるからである。
また、金属接合材3はアルミニウムを主成分とするロウ材であることが好ましく、更にインウムを主成分とするロウ材においても同様の効果が得られ好ましい。
なお、金属接合材3と金属層8、9の材質の組み合わせとしては、異なる種類の金属材を用いることが好ましい。
また、給電端子5a、5bを介して電極10に電圧を加え、静電吸着力を発現させてウハを吸着し、真空チャンバー内にてウハに成膜またはエッチングを施し、成膜又はエッチング工程終了後にウハを離脱する為に給電端子5a、5bへの電圧の印加を停止し、載置面7aに蓄積された電荷を中和させウハを速やかに離脱するためには、板状セラミックス体の体積固有抵抗は10〜1011Ω・cmであることが好ましく、載置面7aとは反対側の面に導体層となる金属層8、9や接合層4、更に複合材プレート4を備え、これらの導体層の載置面7aへの投影面積が載置面7aの面積の100%以上であることが好ましく、更に115%以上であることがより好ましい。これは、載置面7aに電荷を蓄積してジョンソン−ラーベック力による静電吸着力を発現させるためには、10Ωcm以上であることが重要であるが、吸着後にすみやかにウェハを離脱させるためには、載置面7aに蓄積された電荷がやかに離散する必要があるため、体積固有抵抗が1011Ωcmをえて大きいと、この電荷の離散が起こらないため、残留吸着力が長時間残る虞があるからである。残留吸着力を抑える為には板状セラミックス体7の体積固有抵抗は1011Ωcm以下であることが重要である。
しかしながら、電極10に給電端子5a、5bを介して電圧を加え、静電吸着力を発現させてウハWを吸着し、真空チャンバー内にてウハWに成膜またはエッチングを施し、成膜又はエッチング工程終了後にウハWを離脱する為に給電端子5a、5bへの電圧の印加を停止するという工程を1万回程度繰り返すと残留吸着力が発現することがあった。ウハの吸着離脱を10万回繰り返しても瞬時に載置面7aに蓄積された電荷を離散させ、ウハWを離脱させるためには、載置面7aに蓄積された電荷の逃げ場所が必要であり、電荷の逃げ場所である記導体層の投影面積が載置面7aの面積の100%以上とすることにより、10万回以上ウハWの吸着/離脱を繰り返しても大きな残留吸着力の発現しないウハ保持部材1が得られる。これは、吸着面7aに蓄積された電荷は給電端子5a、5bへの電圧の印加を停止すると中和される方向に移動するが、板状セラミックス体7内が全て電気的に中和される前に次の給電端子5a、5bへの電圧印加されると移動切れない電荷が残留し易いが、載置面7aの面積の100%以上の投影面積を持つ導体層である金属層8,9、金属接合材3や複合材プレート4が電気的に接合されていることにより、電気的に非平衡な電荷は速やかに導体層に吸収されるからである。このことにより、ウハ保持部材1は10万回以上のウハの吸着/離脱を繰り返しても残留吸着力の発現を小さくすことができる。更に本発明者らは鋭意研究の結果、複合材プレート4である導体層の投影面積載置面7aの面積の115%以上とすることにより、20万回以上ウハの吸着/離脱を繰り返しても残留吸着の発現しないウハ保持部材1が得られることを見した。これは、115%以上では、吸着面7aに蓄積された電荷が板状セラミックス体7を通過して導体層である複合材プレート4に吸収されるだけでなく、板状セラミックス体7の表面を通って電荷が複合材プレート4に吸収される為だと考えられる。
また、載置面7aに残った残留電荷を効率よく下面の導体層に逃がすには、載置面7aから導体層までの距離が小さいことが好ましく、板状セラミックス体7の体積固有抵抗が上記範囲であることから板状セラミックス体7の厚みが15mm以下であることが好ましい。上記厚みが15mm以下であると載置面7aの残留電荷を3秒以下と短時間で速やかに導体層に移動させることができることから残留吸着力が短時間で消滅して好ましい。更に好ましくは11mm以下であり更に好ましくは8mm以下である。
更に、板状セラミックス体7を貫通する貫通孔6と、載置面7aに貫通孔6に連通した溝を備え、該溝の深さが10〜500μmであることが好ましい。溝の深さが10μmを下回ると、溝に導入されたアルゴンガス等により載置面7aとウェハとの間の熱伝導率が低下してウェハの冷却効率が低下し好ましくない。また、500μmをえると載置面7aの表面の残留電荷が表面を伝わって導体層に伝わり難くなる虞があるからである。更に好ましくは50〜300μmである。
また、図2に示すように載置面7aの表面の残留電荷は表面を伝わって導体層に伝わる場合には、載置面7aの中心部の残留電荷が逃げ難く、特に載置面7aの中心部に島状の凸部7cが形成されていると凸部の丁面の残留電荷が逃げ難いことから、載置面7aの中心部の残留電荷が速やかに載置面の外周部に伝わり易いように溝は板状セラミックス体7の中心部から周辺に放射状に延びる放射溝7bを備えることが好ましい。
更に、放射溝7bは板状セラミックス体7の半径の1/3以上あると載置面7aの中心部の残留電荷が載置面7aの周辺に伝わり易く残留吸着力が短時間で小さくなりウェハの離脱が容易となり好ましい。
また、複合材プレート4の中のAlとSiの重量比(Al/Si)は0.1〜6が好ましい。AlとSiの重量比が0.1未満では、Siが過多となり、複合材プレート4と金属接合層3との界面が脆くなりすぎるために、接合時にクラックを生じる虞がある。また、AlはSiC、Siとも基本的には濡れ性が悪く、偏在しやすいことから、AlはSiに比べて表面に析出し易く、AlとSiの重量比(Al/Si)が6をえると、複合材プレート4の金属層に接触する面においてAlの占有する面積が80%をえる虞があり、Alの占有する面積が80%をえるとAlの他の金属材料との濡れ性の低下が顕著に現れて、金属層8、9や金属接合材3に空洞、ボイドが発現し、記の真空気密性を悪化させるので、好ましくない。また、記重量比(Al/Si)が0.1を下回るとAlの占有する面積が5%未満となり、Alの専有面積が5%未満となると、板状セラミックス体7と複合材プレート4の間の熱伝達率が低下しすぎて、ウェハ保持部材1としての冷却機能が成立しなくなる虞があり好ましくない。
また、ウェハ保持部2と複合材プレート4とを金属接合材3で接合するには、互いの接合面に垂直な方向に平均圧力が10〜200kPaの押圧力を印加することが好ましい。
その理由は、ウェハ保持部2と複合材プレート4との金属接合は接合面に所望の荷重をかけるか、あるいはホットプレス法で加圧しながら、所望の温度、所望の圧力下にて接合するが、この際に金属接合材3の厚みのバラツキは中心値±30%以下が望ましく、金属接合材3の厚みのバラツキを中心値±30%以下を達成するためには、接合のために加える荷重は10〜200kPaの範囲であることが好ましいからである記荷重が10kPa未満では、金属接合材の厚みの均一性が充分に得られない為に直径が200mmをえる静電チャック100を接合する場合には、部分的な剥がれが発生し、Heリークレートが大きくなる。
一方、金属接合材3に垂直な方向に加える圧力が200kPaを越えると、荷重が高すぎて、ウェハ保持部2の中心部と外周部の金属接合材3の厚みが不均一になりやすく、中心部の金属接合材3が薄くなり過ぎて、充分なアンカー効果が得られず、Heリークレートが大きくなり好ましくない。
次に本発明のウェハ保持部材1の製造方法を静電チャックを例に説明する。
静電チャックを構成する板状セラミックス体7としては、窒化アルミニウム質焼結体を用いることができる。窒化アルミニウム質焼結体の製造に当たっては、窒化アルミニウム粉末に重量換算で10質量%程度の第3a族酸化物を添加し、IPAとウレタンボールを用いてボールミルにより48時間混合し、得られた窒化アルミニウムのスラリーを200メッシュに通し、ウレタンボールやボールミル壁の屑を取り除いた後、防爆乾燥機にて120℃で24時間乾燥して、均質な窒化アルミニウム質混合粉末を得る。
該混合粉末にアクリル系のバインダーと溶媒を混合して窒化アルミニム質のスリップを作成し、ドクターブレード法にてテープ成形を行う。得られた窒化アルミニウムのテープを複数枚積層し、その上に静電吸着用の電極10としてタングステンをスクリーン印刷法で形成し、無地のテープに所望の密着液を塗り、テープを複数枚重ねてプレス成形を行う。
得られた成形体を非酸化性ガス気流中にて500℃で5時間程度の脱脂を行い、更に非酸化性雰囲気にて1900℃で5時間程度の焼成を行い、電極10を埋設した窒化アルミニウム質焼結体を得る。
こうして得られた窒化アルミニウム質焼結体に所望の形状、所望の絶縁層厚みが得られるように機械加工を施し、ウェハ保持部2とした後にメッキ、はんだメッキ、スパッタリング、メタライズなどの方法により、静電吸着部の載置面と反対側の面に金属層8を形成する。
複合材プレート4はセラミックス粒子に溶融した金属を含浸させ、含浸中はセラミックス粒子と溶融金属に熱だけを加え、圧力はかけない、含浸が終了した時点で、10〜100rpmの回転数の撹拌ブレードにより溶融金属が含浸されたセラミックス粒子を加熱しながら1〜10時間混合する。その後、鋳込み成型により所望の形状に成型し、複合材プレート4とする。
そして、SiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレート4のウェハ保持部2との接合面側にも金属層9を形成し、ウェハ保持部2と複合材プレート4を金属接合材3で接合する。この際、金属接合材3としては、アルミロウ、インディウムロウ(以後Inロウと略す)などの金属接合材3を選択すると良い。
そして、所望の荷重、温度加えながら非酸化性雰囲気中にて接合するか、あるいはホットプレス法で加圧しながら、所望の温度、所望の圧力下にて接合することによって、ウェ保持部材1を得ることができる。
AlN粉末に重量換算で10質量%の第3a族酸化物を添加し、IPAとウレタンボールを用いてボールミルにより48時間混合し、得られたAlNのスラリーを200メッシュに通し、ウレタンボールやボールミル壁の屑を取り除いた後、防爆乾燥機にて120℃で24時間乾燥して、均質なAlN質混合粉末を得る。得られたAlN質混合粉末にアクリル系のバインダーと溶媒を混合してAlN質のスリップを作成し、ドクターブレード法にてテープ成形を行った。
得られたAlNのテープを複数枚積層し、その上に電極としてWを印刷法で形成し、無地のテープに所望の密着液を塗り、テープを複数枚重ねてプレス成形を行った。
得られたAlNとW電極の混合成形体を非酸化性ガス気流中にて500℃で5時間程度の脱脂を行い、更に非酸化性雰囲気にて1900℃で5時間程度の焼成を行い、誘電体からなるAlN質焼結体を得た。
こうして得られたAlN質焼結体に所望の形状載置面と電極の絶縁膜所望の厚みが得られるように機械加工を施し、ウェハ保持部とした。更に所望のガス溝をウハの載置面にサンドブラストなどの方法で形成した。
そして、メッキ法によりウェハ保持部の載置面と反対側に主面に金属層を形成した。
記と同様に金属層を形成したSiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレートをアルミニウムロウ、インジウムロウなどの金属接合材を介して接合した。
また、接合は、1×10−6Pa程度の真空炉中で行い、アルミロウの場合は550〜600℃で、Inロウの場合は180〜200℃程度で98kPaの荷重をかけて接合した。
複合材プレートの表面の金属層の厚みは、ウェハ保持部材と複合材プレートの接合体を切断して接合部を1000倍のSEM写真を撮影して金属層及び金属接合材の厚みを求めその比を算出した。
尚、各厚みは中央と周辺を各2箇所測定しその平均値を求め金属層や金属接合材の厚みとした。
得られたウェハ保持部材をあらかじめ超音波検査して接合面にクラックや剥がれの発生していないことを確認した後に準備した−40℃気槽と150℃の雰囲気中に各1時間ずつ保持して1000サイクル後に再度超音波検査を実施してクラックの発生を確認した。表1にその結果を示す。
Figure 0004307218
本発明の金属接合材厚みtと複合材プレート側の金属層厚みtmの比tm/tが0.01〜1である試料No.1〜8は、−40℃〜150℃の冷熱サイクル1000サイクル後でもクラックの発生がなく優れた特性を示した。
それに対し、試料No.9,10は、上記比の値が0.008、1.010と範囲外であることから金属接合材にクラックが生じた。
また、板状セラミックス体側の金属層の厚みtcと金属接合材の厚みtの比tc/tが0.01〜1であるものは好ましい特性が得られた。
実施例1と同様に金属層の種類を変えてウェハ保持部材を作製し、−40℃〜150℃の冷熱サイクル10000サイクル後の結果を評価した。その結果を表2に示す。
Figure 0004307218
複合材プレート4の表面の金属層がアルミニウム、金、銀、銅、ニッケルから選ばれる1種または2種以上を主成分とする試料No.21〜28は、−40℃〜150℃の冷熱サイクルが10000サイクル後においてもクラックの発生がなく、更に優れた特性を示した。
実施例1と同様に複合材プレート4の面積を変えてウハ保持部材を作製し、電極に給電端子を介して1kVの電圧を印加し、25mm角のSiウハの吸着させた後、印加電圧を停止し3秒後に上記ウェハを機械的に引き剥がし、その残留吸着力を繰り返し測定して、残留吸着力を評価した。初回の残留吸着力から繰り返し残留吸着力を測定し連続した第十回目までの残留吸着力の平均値を初回の残留吸着力とした。そして、記10回の残留吸着力の平均値が2倍をえる吸着力を示す繰り返し回数を残留吸着力の発現点とした。その結果を表3に示す。
複合材プレート4の投影面積に対する載置面が100%以下では、残留吸着力の発現は吸着回数が10万回を下回ったSiウハの吸着/離脱で発生した。しかし、100%以上では、10万回以上で発生し、115%以上では、20万回以上で発生することから、載置面の面積に対する導体層の面積100%以上が好ましく、更に好ましくは115%以上であった。
実施例1と同様に載置面の大きさが300mmの静電チャックを作製した。該静電チャックの板状セラミックス体の厚みを5〜20mmの範囲で変化させて作製したものを用意した。
そして、貫通孔を板状セラミックス体の中心に設け、載置面に深さ5〜1mmで幅2mmの溝を作製した。中心から放射状に8本の溝と、中心から円環状に45mm間隔で3つの円環状の溝を作製した試料No.61〜65、No.69〜72と、放射状の8本の溝の長さを中心からの長さで載置面の半径の1/4、1/3、1/2とした試料No.66〜68とした。
また、比較用として板状セラミックス体の中心から渦巻き状の溝を35mm間隔で作製した試料No.73を用意した。
そして、残留吸着力測定は真空中で行い、1インチ角のSiウェハを吸着面に配置して、500Vを2分間印加した後、電圧を切り3秒後にSiウェハを引き上げ、その引き上げに要した力をロードセルで測定して、その値を吸着面の1インチ角の面積で除して単位面積当たりの残留吸着力とした。
また、載置面にウェハを載せ複合材プレートを水冷してウェハを吸着しウェハの温度を測定しながら、上面からランプ加熱して10分後のウェハの温度変化を測定した。
表4にその結果を記載した。
Figure 0004307218
板状セラミックス体の厚みが20mmの試料No.72は残留吸着力が3kPaとやや大きいことが分かった。
それに対し、本発明の板状セラミックス体の厚みが15mm以下の試料No.61〜71、73は残留吸着力が1.5kPa以下と小さく、優れた特性を示すことが分かった。
また、本発明の溝の深さが10〜500μmである試料No.61〜62、64〜69、71、72は残留吸着力が0.9kPa以下と小さく、温度変化も24℃以下と小さく好ましいことが分かった。
一方溝の深さが5μmの試料No.63は載置面の温度が50℃と上昇しウェハ保持部材として好ましくないことが判明した。
また、溝の深さが1000μmである試料No.70は残留吸着力が1.3kPaとやや大きいことが分かった。
また、更に好ましくは溝の深さは50〜300μmである試料No.61、62、65、67〜69は残留吸着力が0.3kPa以下と更に小さく、載置面の温度変化も17℃以下と小さく好ましいことが分かった。
また、放射溝の長さが載置面の半径の1/4と短い試料No.66は残留吸着力が0.9kPaとやや大きかった。
一方、放射溝が長い静電チャック試料No.61〜69で残留吸着力が0.9kPa以下と小さく好ましいことが分かった。更に、放射溝の長さが載置面の長さの1/3以上である試料No.61〜65、67〜72は残留吸着力が0.3kPa以下と更に好ましいことが分かった。
本発明のウェハ保持部材の断面図である。 本発明のウェハ保持部材の載置面の溝を示す図である。 従来のウェハ保持部材の断面図である。 従来のウェハ保持部材の断面図である。
符号の説明
1:ウェハ保持部材
2:ウェハ保持部
3:金属接合材
4:複合材プレート
4a:流路
5:給電端子
6:ガス導入孔
7:板状セラミックス体
7a:載置面
7b:溝
8:金属層
9:金属層
10:電極
21:スルーホール
22:接合材
23:複合材プレート
34:基台
35:電極
36:絶縁層
37:金属層

Claims (10)

  1. 板状セラミックス体の一方の主面をウェハの載置面とし、上記板状セラミックス体の他方の主面または内部に電極を備えたウェハ保持部と、SiCとアルミニウムとシリコンを含む複合材プレートとを有し、上記ウェハ保持部の載置面と反対側の表面に金属層を備え、上記複合材プレートの表面に金属層を備え、これら二つの金属層の間に金属接合材を介して上記ウェハ保持部と上記複合材プレートが接合され、記複合材プレート側の金属層の厚みtmと記金属接合材の厚みtの比tm/tが0.01〜1であるとともに、上記板状セラミックス体を貫通する貫通孔と、上記載置面に上記貫通孔に連通した溝とを備え、該溝の深さが10〜500μmであることを特徴とするウェハ保持部材。
  2. 記複合材プレートの表面の金属層がアルミニウム、金、銀、銅、ニッケルから選ばれる一種または二種以上を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載のウェハ保持部材。
  3. 記金属接合材がアルミニウムまたはインウムを主成分とするロウ材であることを特徴とする請求項1または2に記載のウェハ保持部材。
  4. 記電極が静電吸着電極であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載のウェハ保持部材。
  5. 板状セラミックス体の一方の主面をウェハの載置面とし、上記板状セラミックス体の他方の主面または内部に電極を備え、上記板状セラミックス体の体積固有抵抗が10〜1011Ω・cmであって、上記載置面とは反対側の面に導体層を備え、記導体層の面積が上記載置面の面積の100%以上であるとともに、上記板状セラミックス体を貫通する貫通孔と、上記載置面に上記貫通孔に連通した溝とを備え、該溝の深さが10〜500μmであることを特徴とするウェハ保持部材。
  6. 上記導体層の面積が上記載置面の面積の115%以上であることを特徴とする請求項5に記載のウェハ保持部材。
  7. 上記板状セラミックス体の厚みが15mm以下であることを特徴とする請求項〜6の何れかつに記載のウェハ持部材。
  8. 上記溝が上記板状セラミックス体の中心から周辺に放射状に延びる放射溝を備えたことを特徴とする請求項1〜の何れかつに記載のウェハ持部材。
  9. 上記放射溝の長さが上記板状セラミックス体の半径の1/3以上であることを特徴とする請求項1〜の何れかつに記載のウェハ持部材。
  10. 上記ウェハ保持部の載置面と反対側の表面と、上記複合部材の表面にそれぞれ金属層を形成し、記2つの金属層を挟むようにロウ材を設置して、加圧しながら加熱し、ウェハ保持部と記複合部材を接合することを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載のウェハ保持部材の製造方法。
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