JP3143121U - 冊子状印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要とするページの切り取り作業が容易に行い得て、かつ、切り取ったページのみを分冊子又はファイリングすることが可能な構造とした冊子状印刷物の提供。
【解決手段】 冊子状印刷物において、裏表紙をその自由端方向にほぼ同寸延長させ、その延長開始部より内側に折り返してなるフラップを形成するとともに、本文ページの綴じ込み部近傍及び裏表紙開始部にそれぞれ縦方向の切取線を形成する。また、本文ページの切取線側において対のファイリング用孔を形成するとともに、フラップの折返し部側において対向する略U字形の切り込みを入れることにより前記ファイリング用孔と対応する対のファイリング用舌片を形成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、必要に応じて切り離したページのみをもって、分冊子又はファイリングすることが可能な冊子状印刷物に関する。
従来の冊子類一般は、積層された本文ページの一方側縁部を、糸かがりや糊づけ等の方法で綴じ込み製本されていて、各本文ページが容易に離脱しないようされている。
このように、従来の冊子類は一部ページの切り離しを前提としない構造とされているため、ページを無理に切り取ろうとすると、綴じ込み部が解けてしまったり、切り取ろうとしたページが破けてしまったりして、結局、必要とするページが一部であっても、冊子全体を携帯するか、必要なページのコピーを行なわなければならない等の不都合があった。特に、全重量が重かったり嵩張ったりするような冊子の場合、携帯には全く不向きなものとなっている。
また、仮に、冊子の必要なページだけを何らかの手段で切り取ったりコピーしたりしても、或いは、後述の特許文献1のように切り取り手段を予め施してある冊子であったにしても、それを剥き出したままで持ち歩くのは体裁も使用勝手も悪いので、自作の表紙を付けたりファイリングしたりする必要が生じる。したがって、このような場合、表紙を作るには手間が掛かるし、ファイリングするためには市販のファイリング用具(バインダー)を別に用意しなければならない。しかも、市販のファイリング用具は、A5、A4、B5、B4等の定型サイズのものが一般で、これ以外のサイズからなる冊子については適合するものがないのが現状である。
特開2002−337479 実開平06−39460
本考案は、上記従来の不都合に鑑みなされたもので、その課題とするところは、必要とするページの切り取り作業が容易に行い得て、かつ、切り取ったページのみを分冊子又はファイリングすることができる構造とした冊子状印刷物を提供するにある。
上記課題を解決するため、請求項1の考案にあっては、表紙と積層された本文ページとからなる冊子状の印刷物において、裏表紙をその前小口方向(自由端方向)にほぼ同寸延長させ、その延長開始部より内側に折り返してなるフラップを形成するとともに、本文ページの綴じ込み部近傍及び裏表紙開始部(背表紙部との境目)にそれぞれ縦方向の切取線を形成してなることを特徴とする。
また、請求項2の考案にあっては、前記請求項1の考案の構成に加え、本文ページの切取線側において、少なくとも一対のファイリング用孔を形成し、また、フラップの折返し部側において、対向する略U字形の切り込みを入れることにより前記ファイリング用孔と対応する一対のファイリング用舌片を形成してなることを特徴とする。
請求項1の考案にあっては、必要な本文ページを切り取る際、ミシン孔等から成る切取線が設けられているため、本文ページの綴じ込み部が解けたり、本文ページが破れたりすることがないので、その切り取り作業を容易且つ確実に行ない得る。また、同様に、フラップが延設されている裏表紙も、裏表紙開始部(背表紙部との境目)に形成した切取線に沿って容易に切り取ることができる。そして、この切り取られた裏表紙ないしフラップを表紙カバーとして、前記切り取った本文ページを挟み込み適宜手段をもって綴じ込み固定すれば、必要とする本文ページのみからなる分冊子又はファイルとすることができ、携帯に便利で体裁も使い勝手も良い分冊子又はファイルを得ることができる。
請求項2の考案にあっては、本文ページの切取線側に予め一対のファイリング用孔が形成され、また、このファイリング用孔に対応するようファイリング用舌片がフラップの折返し部側に設けられているため、該ファイリング用舌片を根元から立ち上げ、これを先端部より前記ファイリング用孔に挿通させ、その突出部分を内側に折り曲げることによって切り取った本文ページのみのファイリングが可能となる。したがって、当該冊子サイズに適合したファイリング用具(バインダー)や自作の表紙カバーを別に用意する必要はない。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図示実施例に基づき説明する。
図1は本実施例形態による冊子の表紙を開いた状態での全体斜視図、図2は同冊子の裏表紙に延設されたフラップを開いた状態で裏表紙側から視た全体斜視図、図3は同冊子の冊子本体より裏表紙ないしフラップ部及び一部本文ページを切り離した状態を示す説明図、図4は切り離し本文ページのファイリング方法及びその手順を示す説明図である。
本実施例形態における冊子は、海外旅行時に利用されるガイドブックを想定したもので、全体が、A6判(横105mm×縦148mm)、積層巾(束)10mm弱のサイズからなる。冊子本体1は、積層された本文ページ2の側縁を糊づけすることにより綴じ込みを行い、これに、表表紙3a、背表紙3b、裏表紙3c及びフラップ3dを一体成形した表紙を被着させることによって製本されたものである。表紙を構成するシート素材は、本文ページ2のシート素材よりやや厚手で弾性力のあるシート素材が用いられている。
前記フラップ3dは、裏表紙3cをその自由端方向に延長して形成したもので、その延長寸法は、裏表紙3cのひら部分(綴じ込み部に糊付けされていない部分)より極僅か短寸となっている。また、裏表紙3cのひら部分の開始部には、点線状のミシン孔からなる切取線4が上下縦方向に穿設されている。そして又、このフラップ3dは、製本時に予め裏表紙3cとの境目(延長開始部)5から折り返され、裏表紙3cと本文ページ2との間(内側)に折り畳まれた状態とされている。なお、前記切取線4は、本実施例のようなミシン孔に限定されるものではなく、直線状に切込みを入れることにより断面薄肉状に形成したもの等であってもよい。
6は、本文ページ2の綴じ込み部7の近傍にあって、その上下縦方向に沿って形成した切取線で、点線状のミシン孔を穿設することにより形成されている。ただし、この切取線6は、本実施例のようなミシン孔に限定されるものではなく、直線状に切込みを入れることにより断面薄肉状に形成したもの等であってもよい。
8は、本文ページ2において、その切取線6の近傍に穿孔して形成した一対のファイル用孔である。また、9は、フラップ3dにおいて、その延長開始部(折返し部)5の近傍にあって、前記一対のファイル用孔8とそれぞれ対応する位置において、対向する略U字形の切り込みを入れることにより形成した一対のファイリング用舌片である。
なお、本考案において、裏表紙3cの表面に、表表紙3aに印刷表示されたのと同様のタイトルや図柄等を印刷表示した装丁にしておくと、切り取った裏表紙3cないしフラップ3dを表紙カバーとして、切り取ったページの分冊子を作ったりファイリングをしたりした際、裏表紙3cがその分冊子又はファイルカバーの表表紙となる(フラップ部が裏表紙となる)ので、どのような冊子から切り取ったものなのかが容易に判別でき、改めて、当該分冊子又はファイルのタイトル情報等を書き込む手間が省けて好都合である。
本実施例冊子の用法について説明すると、先ず、本文ページ2の中で必要とするページだけを切取線6に沿って切り取る。併せて、フラップ3dが延設されている裏表紙3cも、同様に切取線4に沿って切り取る。この際、それぞれの切取線4及び6には点線状のミシン孔が穿設されているので、綴じ込み部7が解けたり、本文ページ2が破れたりすることなく、容易且つきれいな切り取りを行うことができる。
次に、こうして切り取られた本文ページ2を、切り取られ二つ折りとされた裏表紙3cないしフラップ3dの間に、裏表紙3cが表表紙となるようにして挟み込み、これを折返し部5側でホッチキス止め等の適宜手段をもって綴じる。これによって、必要とする本文ページのみを綴った分冊子を得ることができる。
本文ページ2に穿孔形成されているファイル用孔8と、フラップ3dに切り込み形成されているファイリング用舌片9とを利用してファイリングをする場合について説明すると、この場合、切り取られた本文ページ2を切り離された裏表紙3cないしフラップ3dとの間に挟み込むまでの手順は前記の場合と同様であるが、続いて、ファイリング用舌片9をそれぞれ根元から立ち上げ(図4(a)参照)、これを舌片先端部より前記ファイリング用孔8に挿通させ(図4(b)(c)参照)、その突出部分を内側に折り曲げる(図4(c)(d)参照)。これにより、裏表紙3cないしフラップ3dをファイルカバー(簡易バインダー)とした切り取った本文ページのみからなるファイリングができ、必要に応じてファイリングする本文ページを差し替えることも可能である。
本実施例冊子のように、判が比較的小さかったり(A6判)、或いはファイル枚数が少ない場合などは、前記のように、ファイリング用舌片9をファイリング用孔8に挿通させ、その突出部分を内側に折り曲げることだけで十分ファイリング機能を果たし得るが、ファイリングをより確実にするためには、ファイリング用舌片9を立ち上げた際に、そのつけ根部分を両面から粘着テープ10で留め(図4(b)参照)、さらに、突出部分を内側に折り曲げた際に、その折り曲げ部分を粘着テープ11で被着する(図4(d)参照)等の方法で補強しておくのがよい。この場合に、少なくとも、折り曲げ部分を被着する粘着テープ11を再剥離再接着可能な粘着テープとしておくと、ファイリングする本文ページを差し替えるのに都合がよく、裏表紙3cないしフラップ3dからなるファイルカバーを幾度も活用できる。
以上のように、本考案によれば、必要な本文ページのみを切り離し、携帯に適した分冊子又はファイルを容易且つ安価に作成することができるので、旅行ガイド本、料理レシピ本、各種学習参考書等、広範な冊子状印刷物に適用できる。
本実施例形態に係る冊子状印刷物の表紙部を開いた状態での全体斜視図。 同冊子状印刷物の裏表紙に延設されたフラップを開いた状態での裏表紙側から視た全体斜視図。 同冊子状印刷物の冊子本体より裏表紙とフラップ及び本文ページの一部を切り離した状態を示す説明図。 切り離した本文ページのファイリング方法及びその手順を示す説明図
符号の説明
1:冊子本体
2:本文ページ
3a:表表紙
3b:背表紙
3c:裏表紙
3d:フラップ
4:切取線
5:延長開始部(折返し部)
6:切取線
7:綴じ込み部
8:ファイリング用孔
9:ファイリング用舌片

Claims (2)

  1. 表紙と積層された本文ページとからなる冊子状印刷物であって、裏表紙を前小口方向にほぼ同寸延長させ、その延長開始部より内側に折り返してなるフラップを形成するとともに、本文ページの綴じ込み部近傍及び裏表紙開始部にそれぞれ縦方向の切取線を形成してなることを特徴とする冊子状印刷物。
  2. 本文ページの切取線側において、少なくとも一対のファイリング用孔を形成し、また、フラップの折返し部側において、対向する略U字形の切り込みを入れることにより、前記ファイリング用孔と対応する一対のファイリング用舌片を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の冊子状印刷物。
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