JP3223845U - ファイル用補助シート - Google Patents
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Abstract
【課題】パンチ穴の開いた用紙を綴じて保管するファイルにおいて、ファイルの開閉や閲覧などの作業によって用紙の角がめくれることを防ぐための簡単で効果的なファイル用補助シートを提供する。【解決手段】補助シートは、長さが用紙の縦の長さに略等しく、幅が用紙の横方向の端とそれに近いパンチ穴の中心との距離の略2倍に等しく、シートの長手方向の中央部分に2つの穴2があり、2つの穴は用紙のパンチ穴と同じ間隔で配置され、シートは用紙に比較して折り曲げにくい材質または厚みからなる。【選択図】図1
Description
本考案は、パンチ穴の開いた用紙を閉じるためのファイルに補助的に使用する補助シートに関するものである。
パンチ穴の開いた複数枚の用紙を閉じるためのファイルには種々のものがあるが、ファイルの表表紙と裏表紙を構成する1枚の厚紙を2つに折り、折り目近傍に用紙のパンチ穴に対応する切り目があり、裏表紙の切り目に用紙を固定するためのファスナーを通して、さらにこのファスナーに用紙のパンチ穴を通してファスナーを折り曲げ用紙を固定する方式のファイルが多用されている。
この種のファイルは、構成要素に無駄がなく簡単でかつ安価な点が優れている。しかし、とくにA4用紙などの場合は用紙のパンチ穴から用紙の上端または下端までの距離が長いため、綴じる用紙の枚数が少し多くなると、ファイルを開閉したときやファイルを開いたまま作業をしているときに、用紙のパンチ穴がある側の上端および下端が折れたりめくれたりする欠点がある。用紙を固定するためのファスナーやバインダーに関する技術は報告されているが、用紙の上端又は下端が折れたりめくれたりするのを防ぐための工夫はこれまで報告されていない。
本考案は、とくにパンチ穴から用紙の上端又は下端までの距離が比較的長いサイズの用紙に多用されているファイルにおいて、ファイルの開閉によって用紙の角が折れたりめくれたりすることを防ぐための簡単で効果的なファイル用補助シートを提供しようとするものである。
パンチ穴の開いた用紙を閉じるためのファイルに補助的に使用するシートであって、前記シートの長さが前記用紙の縦の長さに略等しく、前記シートの幅が前記用紙の横方向の端とそれに近いパンチ穴の中心との距離の略2倍に等しく、前記シートの長手方向の中央部分に2つの穴があり、前記2つの穴は前記用紙のパンチ穴と同じ間隔で配置され、前記シートは前記用紙に比較して折り曲げにくい材質または厚みからなることを特徴とするファイル用補助シートを提供する。
長さが用紙の縦の長さにほぼ等しく、幅がパンチ穴と用紙の端までの距離の略2倍で、用紙より折れにくい材質または厚みを有し、長手方向の中央部分にパンチ穴のある本考案のファイル用補助シートをファイルされた用紙の一番上に載せてファスナーで固定すると、用紙のパンチ穴の上端及び下端の角の部分が折れ曲がりにくいファイル用補助シートで覆われるため、用紙の角が折れたりめくれたりすることを防ぐことができる。補助シートの取付け取外しは容易で、さらに、このシートは極めて簡単な構造で材料に厚紙などを用いれば自然環境にも優しくかつ安価に製造することができる。
図1〜図5を用いて、以下に本考案を実施するための実施例について説明する。
図1は、本考案によるファイル用補助シート1の平面図であり、(A)はその形状を示す図、(B)は各部の寸法を示す図である。ファイル用補助シート1は、厚さが0.4mmほどで細長い形状の厚紙でできており、中央部分に2つの穴2が開いている。
図1(B)には、A4サイズの用紙に使用される場合のファイル用補助シート1の各部の寸法を示してあり、長さはA4サイズの用紙の縦方向の長さ298mmに等しく、上端3および下端4からそれぞれ109mmの位置に2つの穴2があり、穴2の中心間隔は用紙のパンチ穴11の間隔に等しい80mmである。穴2の直径はパンチ穴11の直径と同じ6mmである。
ファイル用補助シート1の幅は25mmであり、穴2の中心位置は幅方向の両端からそれぞれ12.5mmである。通常のパンチで用紙にパンチ穴11を開けると、パンチ穴11の中心位置は用紙の端から12.5mmの位置にあり、図2の用紙の左端13とファイル用補助シート1の左端5を揃えて重ねた時に両者の穴の位置が一致するようにしてある。
図2は、本考案のファイル用補助シート1を用いずにファイルに用紙10を綴じた状態を示す図である。ファイルは、表表紙8と裏表紙7および中央部分にある紙の厚さを吸収するための背表紙9からなる1枚の厚紙でできており、裏表紙7に設けられた切り目にファスナー12を通し、そこに用紙10のパンチ穴11を通してファスナー12で綴じるようになっている。(A)は用紙の枚数が少ない場合あるいは用紙を閉じたばかりの状態を示している。この場合は用紙10の左上あるいは左下の角が折れ曲がったりめくれたりすることはほとんどない。
図2(B)は綴じる用紙10を継ぎ足して重ねてゆき厚くなった場合、とくにファイルの開け閉めを何度も行ってファイルの内容を閲覧、引用するなどファイルを活用した場合で、手や腕を触れた時、あるいはファイルをたたむときに次第に用紙の左上の部分14が折れてめくれた状態になることを示している。実際には左上とは限らず左下であったりあるいはその両方がめくれたりする。
図3は、本考案のファイル用補助シート1を用いた場合の図である。ファイル用補助シート1の上端3、下端4、左端5は、それぞれ用紙10の左上端、左下端、左端13に一致しており、用紙のパンチ穴11とファイル用補助シート1の穴2の位置も一致している。用紙10の左上あるいは左下の部分は、0.4mm程度の折れ曲がることのない厚紙でできたファイル用補助シート1で覆われているので、折れ曲がったりめくれたりすることはない。
図4は、ファイル用補助シートの穴の中心の位置を左端5から12.5mm、右端6からそれより短い8.5mmとした場合のファイル用補助シートの図である。図5は、このファイル用補助シートを用いて用紙を綴じた場合の図である。用紙10の左端13からパンチ穴11の中心までの距離とファイル用補助シート1の左端5から穴2までの距離は等しいので、用紙の左端13とファイル用補助シートの左端5は一致する。一方、ファイル用補助シート1の穴2から右端6までの距離が短くなるので、ファイル用補助シートで用紙10が隠れる部分が少なくなり、ファイルされた用紙の見える部分を広くすることができる利点がある。
本考案のファイル用補助シートを用いてファイルに用紙をとじることによって角の折れ曲がりやめくれを防ぐことができ、安心してファイルを活用した効率的な事務作業が可能になる。形状がきわめて簡単で材料も紙なので安価に作成することができ、廃棄する場合も地球環境に優しい特徴がある。
1 ファイル用補助シート
2 ファイル用補助シートの穴
3 ファイル用補助シートの上端
4 ファイル用補助シートの下端
5 ファイル用補助シートの左端
6 ファイル用補助シートの右端
7 ファイルの裏表紙
8 ファイルの表表紙
9 ファイルの背表紙
10 ファイルされた用紙
11 用紙のパンチ穴
12 用紙固定用ファスナー
13 用紙の左端
14 用紙の角が折れた部分
2 ファイル用補助シートの穴
3 ファイル用補助シートの上端
4 ファイル用補助シートの下端
5 ファイル用補助シートの左端
6 ファイル用補助シートの右端
7 ファイルの裏表紙
8 ファイルの表表紙
9 ファイルの背表紙
10 ファイルされた用紙
11 用紙のパンチ穴
12 用紙固定用ファスナー
13 用紙の左端
14 用紙の角が折れた部分
Claims (3)
- パンチ穴の開いた用紙を閉じるためのファイルに補助的に使用するシートであって、前記シートの長さが前記用紙の縦の長さに略等しく、前記シートの幅が前記用紙のパンチ穴の中心とパンチ穴に最も近い前記用紙の端までの距離の略2倍に等しく、前記シートの長手方向の中央部分に2つの穴があり、前記2つの穴は前記用紙のパンチ穴と同じ間隔で配置され、前記シートは前記用紙に比較して折り曲げにくい材質または厚みからなることを特徴とするファイル用補助シート。
- 前記シートの材質が紙であり、前記シートの厚さが用紙の厚みより厚いことを特徴とする請求項1記載のファイル用補助シート。
- 前記シートの幅方向の一端から前記シートの2つの穴の中心までの距離が、前記用紙の横方向の一端から前記用紙のパンチ穴の中心までの距離に等しく、前記シートの幅方向の他端から前記シートの2つの穴の中心までの距離が前記用紙の横方向の一端から前記用紙のパンチ穴の中心までの距離以下であることを特徴とする請求項1記載のファイル用補助シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003210U JP3223845U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | ファイル用補助シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003210U JP3223845U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | ファイル用補助シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223845U true JP3223845U (ja) | 2019-11-07 |
Family
ID=68462200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003210U Expired - Fee Related JP3223845U (ja) | 2019-08-27 | 2019-08-27 | ファイル用補助シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223845U (ja) |
-
2019
- 2019-08-27 JP JP2019003210U patent/JP3223845U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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