JP3097067U - 段差折りインデックス印刷物 - Google Patents
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Abstract
【課題】長尺用紙に印刷加工を施しさらにミシン加工またはスジ押し加工を施し段差を設けながら折り込むことで、段差によって設けられたズレた部分をインデックスとして利用することができる段差折りインデックス印刷物を提供する。
【解決手段】一枚の長尺用紙に印刷、ミシン又はスジ押し加工を施し段差に折り 込んでいくことで頁枚を設け、各頁枚につくられた段差によるズレた部分をインデックスとして利用することで印刷物の内容が表紙又は裏表紙から把握できるとともに段差折りを利用したインデンクスから必要頁を容易に開くことができるよう構成される。
【選択図】 図１
【解決手段】一枚の長尺用紙に印刷、ミシン又はスジ押し加工を施し段差に折り 込んでいくことで頁枚を設け、各頁枚につくられた段差によるズレた部分をインデックスとして利用することで印刷物の内容が表紙又は裏表紙から把握できるとともに段差折りを利用したインデンクスから必要頁を容易に開くことができるよう構成される。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、長尺用紙に印刷加工を施しさらにミシン加工またはスジ押し加工を施し段差を設けながら折り込むことでページ構成を持たせ、段差によって設けられたズレた部分をインデックスとして利用することができる段差折り印刷物に関するもである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、製本された印刷物においては製本の中に目次項目が設けられており、インデックスにより印刷物の表紙から印刷物の内容を容易に確認できる印刷物はなかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
（イ）電気製品などの使用説明書などにおいては、製本された中に目次項目が設けられており必要内容を容易に確認できる使用説明書はなかった。
（ロ）使用説明書などの表紙に目次内容が印刷されているものがあるが、表紙に印刷された目次から内容頁を容易に開くことができるのもはなかった。
（ハ）簡易的な小誌本や説明書等における印刷製本は、各頁枚に断裁をおこない製本しなければならない為に製造コストが高くなる欠点がみられた。
（二）簡易的な小誌本や説明書等における印刷製本は、各頁枚に断裁をおこない製本しなければならない為にステップラー針又は糊止めよる製本加工をおこなわれなければならない欠点がみられた。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
一枚の長尺用紙に印刷、ミシン又はスジ押し加工を施し段差に折り込んでいくことで頁枚を設け、各頁枚につくられた段差によるズレた部分をインデックスとして 利用することで印刷物の内容が表紙又は裏表紙から把握できるとともに段差折りを利用したインデンクスから必要頁を容易に開くことができるよう構成される。
【０００５】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について説明する。
本考案は図１に示すように第一工程として一枚の長尺用紙の表面又は両面に、印刷をおこなう。
第二工程に第一工程において印刷された長尺用紙の各頁枚に設定した位置に折りミシン又はスジ押し（２）を加工する。
各頁枚に設定した位置に折りミシンを使用する場合には、頁切れを防止するためにミシン目はページ端に係らないよう設ける。
第三工程に段差に折り込まれる各頁枚に設定した位置の折りミシン又はスジ押し（２）加工に従い図２、図３に示すように各頁が段差になるように折り込まれる。
図４は表面から折り込まれた状態で、ミシン又はスジ押し（２）に従って各頁が段差になるように折り込まれた間隔により見出し部（３）が設けられ、この見出し部（３）をインデックスとして利用する。
見出し部（３）は最低幅４ミリから構成される。
図５はインデックスより各ページを開いた状態の本発明の使用図である。
以上のような加工工程からなる段差折りインデックス印刷物を使用するときはミシン又はスジ押し（２）に従って各頁が段差になるように折り込まれた間隔により見出し部（３）が設けられていることで、図５に示すように折り込まれている印刷内容が表紙又は裏表紙からの確認ができインデックスから開きたい頁の内容をすぐに開くことができる。
以上のことから、使用説明書や広告、パンフレットに印刷活用することができる。
図６は応用実施例で、表紙又は裏表紙のいずれ、又は表裏双方の紙端位置の折り込み時に他のページに重ならない位置に、必要に応じた任意の個数のファイル穴を設けることでファイル保管をすることができる。
本考案は、以上の構成よりなる。
【０００６】
【考案の効果】
本考案において、一枚の長尺用紙を段差に折り込みインデックスと頁を設けることで頁枚数を必要としない小誌製本、使用説明書、パンフレット等においての印刷物の加工が容易になり製造コストが大幅に削減される。
また本考案の仕様により図５に示すように各頁枚の段差の折り込みによりインデックスが設けられ、表紙から内容の確認と必要内容頁の引き出しが容易にできる。図６の応用実施例で示すように、表紙又は裏表紙のいずれ、又は表裏双方の紙端位置に必要に応じた任意の個数のファイル穴を設けることで、ファイル保管をすることができる。
また本考案においては一枚の長尺用紙にて頁枚数を構成するため、従来の頁を綴じるための製本に用いていていたステップラー針を使用しないため環境保護につながる。
本考案は、以上のような効果を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の加工行程図である。
【図２】本考案の加工行程図である。
【図３】本考案の加工行程図である。
【図４】本考案実施の形態の図である。
【図５】本考案実施の使用の図である。
【図６】本考案の応用例の図である。
【符号の説明】
１ 長尺用紙印刷物
２ 折りミシン
３ 見出し部
４ ファイル穴
【考案の属する技術分野】
本考案は、長尺用紙に印刷加工を施しさらにミシン加工またはスジ押し加工を施し段差を設けながら折り込むことでページ構成を持たせ、段差によって設けられたズレた部分をインデックスとして利用することができる段差折り印刷物に関するもである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、製本された印刷物においては製本の中に目次項目が設けられており、インデックスにより印刷物の表紙から印刷物の内容を容易に確認できる印刷物はなかった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
これには次のような欠点があった。
（イ）電気製品などの使用説明書などにおいては、製本された中に目次項目が設けられており必要内容を容易に確認できる使用説明書はなかった。
（ロ）使用説明書などの表紙に目次内容が印刷されているものがあるが、表紙に印刷された目次から内容頁を容易に開くことができるのもはなかった。
（ハ）簡易的な小誌本や説明書等における印刷製本は、各頁枚に断裁をおこない製本しなければならない為に製造コストが高くなる欠点がみられた。
（二）簡易的な小誌本や説明書等における印刷製本は、各頁枚に断裁をおこない製本しなければならない為にステップラー針又は糊止めよる製本加工をおこなわれなければならない欠点がみられた。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
一枚の長尺用紙に印刷、ミシン又はスジ押し加工を施し段差に折り込んでいくことで頁枚を設け、各頁枚につくられた段差によるズレた部分をインデックスとして 利用することで印刷物の内容が表紙又は裏表紙から把握できるとともに段差折りを利用したインデンクスから必要頁を容易に開くことができるよう構成される。
【０００５】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について説明する。
本考案は図１に示すように第一工程として一枚の長尺用紙の表面又は両面に、印刷をおこなう。
第二工程に第一工程において印刷された長尺用紙の各頁枚に設定した位置に折りミシン又はスジ押し（２）を加工する。
各頁枚に設定した位置に折りミシンを使用する場合には、頁切れを防止するためにミシン目はページ端に係らないよう設ける。
第三工程に段差に折り込まれる各頁枚に設定した位置の折りミシン又はスジ押し（２）加工に従い図２、図３に示すように各頁が段差になるように折り込まれる。
図４は表面から折り込まれた状態で、ミシン又はスジ押し（２）に従って各頁が段差になるように折り込まれた間隔により見出し部（３）が設けられ、この見出し部（３）をインデックスとして利用する。
見出し部（３）は最低幅４ミリから構成される。
図５はインデックスより各ページを開いた状態の本発明の使用図である。
以上のような加工工程からなる段差折りインデックス印刷物を使用するときはミシン又はスジ押し（２）に従って各頁が段差になるように折り込まれた間隔により見出し部（３）が設けられていることで、図５に示すように折り込まれている印刷内容が表紙又は裏表紙からの確認ができインデックスから開きたい頁の内容をすぐに開くことができる。
以上のことから、使用説明書や広告、パンフレットに印刷活用することができる。
図６は応用実施例で、表紙又は裏表紙のいずれ、又は表裏双方の紙端位置の折り込み時に他のページに重ならない位置に、必要に応じた任意の個数のファイル穴を設けることでファイル保管をすることができる。
本考案は、以上の構成よりなる。
【０００６】
【考案の効果】
本考案において、一枚の長尺用紙を段差に折り込みインデックスと頁を設けることで頁枚数を必要としない小誌製本、使用説明書、パンフレット等においての印刷物の加工が容易になり製造コストが大幅に削減される。
また本考案の仕様により図５に示すように各頁枚の段差の折り込みによりインデックスが設けられ、表紙から内容の確認と必要内容頁の引き出しが容易にできる。図６の応用実施例で示すように、表紙又は裏表紙のいずれ、又は表裏双方の紙端位置に必要に応じた任意の個数のファイル穴を設けることで、ファイル保管をすることができる。
また本考案においては一枚の長尺用紙にて頁枚数を構成するため、従来の頁を綴じるための製本に用いていていたステップラー針を使用しないため環境保護につながる。
本考案は、以上のような効果を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の加工行程図である。
【図２】本考案の加工行程図である。
【図３】本考案の加工行程図である。
【図４】本考案実施の形態の図である。
【図５】本考案実施の使用の図である。
【図６】本考案の応用例の図である。
【符号の説明】
１ 長尺用紙印刷物
２ 折りミシン
３ 見出し部
４ ファイル穴
Claims (2)
- 表面あるいは両面に印刷加工を施した任意の長尺用紙をミシン加工あるいはスジ押し加工の折り返し部を設け、この折り返し部により山折り谷折りを交互に繰り返して各折り返しにより折り返し間に任意のページを構成し、３ページ目以降の奇数ページ折り返し部が折り返し時頁端からはみだすようになっており、そのはみ出し部にページインデックスが設けられている段差折りインデックス印刷物。
- 長尺用紙開放側変部付近の折り返し時に他のページと重ならない位置にファイル穴を設けたことを特徴とする請求項１記載の段差折りインデックス印刷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003002761U JP3097067U (ja) | 2003-04-09 | 2003-04-09 | 段差折りインデックス印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003002761U JP3097067U (ja) | 2003-04-09 | 2003-04-09 | 段差折りインデックス印刷物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3097067U true JP3097067U (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=43250906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003002761U Expired - Fee Related JP3097067U (ja) | 2003-04-09 | 2003-04-09 | 段差折りインデックス印刷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3097067U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008134608A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-06-12 | Belkin Internatl Inc | 説明書使用装置およびその上に説明を表示する方法 |
-
2003
- 2003-04-09 JP JP2003002761U patent/JP3097067U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008134608A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-06-12 | Belkin Internatl Inc | 説明書使用装置およびその上に説明を表示する方法 |
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Legal Events
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