JP3106857U - 袋とじ本 - Google Patents

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JP2004004477U
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保弘 大倉
圭徳 堀
雅治 藤原
浩一 永瀬
栄治 光岡
Original Assignee
日宝綜合製本株式会社
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Abstract

袋とじ部分を何ページでも本文の任意の個所に挿入でき、袋とじを開くのは一枚の紙を切り開けばよい袋とじ本を提供する。
【解決手段】
本文に小口側が断裁されていない袋とじ部分が挿入された袋とじ本において、この袋とじ部分を、本文よりも幅寸法がやや小さい小口側が断裁された袋とじ本文を同じく幅寸法がやや小さい一枚の袋とじカバーで小口側を二つ折りにして包んだもので構成したことを特徴とする袋とじ本。
【選択図】 図1

Description

本考案は、袋とじ本に関するものである。
本の内容が青少年に悪影響を与えかねない成人誌等では、書店等での立ち読みを防止するために本全体をフィルムで覆ったり、バンドで括ったりしている。また、本文の小口側部分をシールで封印したりするものも見られる(特許文献1)。しかし、これらの作業には、材料費とともに、工作費もかかることから、本のコストを引き上げる。
一方、本全体ではないが、一度見てしまえば内容が知れて購買につながらないようなページを設けているものがある。また、購買した者だけが密かに見て楽しむページを設けているものもある。週刊誌等に多く見られるが、このような場合、当該ページを構成する折り丁の小口側を断裁しない、所謂、袋とじにしていることが多い。
しかし、このような袋とじは、折り丁がつながった部分は隠せても、分離された折り丁の表裏面に印刷されたものは隠せない。また、袋とじを開封するには、それぞれのページを一々切り開かなければならず、煩わしい操作を強いられる。さらに、袋とじにできるページは折り機で折ることができる最大で16枚の32ページまでで、それ以上の袋とじは実際問題無理である。
特開2002−187379公報
本考案が解決しようとする課題は、何ページでも袋とじにでき、しかも、その開封は、一枚の紙丁を切り開くのみで可能になるような袋とじ本を具現したものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載の、本文に小口側が断裁されていない袋とじ部分が挿入された袋とじ本において、この袋とじ部分を、本文よりも幅寸法がやや小さい小口側が断裁された袋とじ本文を同じく幅寸法がやや小さい一枚の袋とじカバーで小口側を二つ折りにして包んだもので構成したことを特徴とする袋とじ本を提供するとともに、これにおいて、請求項2及び3の、袋とじ部分が本文の適宜な個所に挿入されている構成、袋とじ部分が本文の全部である構成、さらに、請求項4の、袋とじカバーの小口側の正面又はややずらせた位置に切り取り線又はミシン目が形成されている構成を提供したものである。
以上の本考案によると、隠したい、すなわち、袋とじにしたいページは何ページでも可能であり、かつ、本文の任意の個所に挿入できるとともに、場合によっては、本文全部を袋とじにすることも可能である。したがって、成人誌のシールに代えるようなことも可能である。また、袋とじの開封は、袋とじカバー一枚を切り開くだけでよいから、操作が容易、迅速である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る袋とじ本を閉じた状態の側面図、図2は開いた状態の斜視図であるが、本自体は従来のものと変わらない。すなわち、本考案に係る本は、無線綴じ又は網代綴じのもので、所定枚数の本文1を一枚の表紙2でくるんだものである。なお、これらの本は、折り工程、丁合い工程、綴じ工程、断裁工程といった周知の工程によって製本される。
本考案に係る袋とじ本は、本文1の所定個所に所定枚数(ページ)で袋とじ部分3が形成されるものである。この袋とじ部分は、袋とじ本文4と袋とじカバー5とからなり、それぞれが通常の製本と同様にして製本される。すなわち、袋とじ本文4は、折り丁を丁合いし、完成したときに小口側となる側を断裁してそれぞれを分離したものにしておく。そして、この袋とじ本文4を一枚のペラの袋とじカバー5で完成本の小口側となる側で二つ折りにして包む。
図3は本文1の丁合いの状態を示す斜視図であるが、これが本文1を構成する一つの折り丁になり、他の折り丁6と重ねて(丁合いして)無線綴じ又は網代綴じでその背を表紙2に貼り付ける。なお、本文1と袋とじ部分3との丁合いは、機械丁合いでもよいし、手丁合いでもよい。そして、無線又は網代で綴じて小口、天及び地を三方断裁して完成本にする。
この断裁のときの小口側については、断裁ラインが袋とじカバー5にかかっては、袋とじ部分3が開封されるから、断裁ラインが袋とじカバー5にかからないように、袋とじカバー5(袋とじ本文4も同じ)の幅方向寸法は、他の折り丁6より所定寸法aだけ短いものにしておく。このようにして、本文1の所望の個所に必要な枚数だけの袋とじ部分3を形成できることになる。したがって、袋とじ部分3を本文1全部に形成することも可能であるし、本文1の複数個所に形成することも可能である。
袋とじ部分3の開封は、袋とじカバー5だけを切り開けばよいのであり、こうすると、袋とじ本文4はすべて分離されているから、これらについては開封は必要ではない。なお、開封を容易にするために、切り取り線を印刷したり、ミシン目7を形成したりすることも考えられる。さらに、これら切取り線やミシン目は小口の正面に形成してもよいが、わずか位置をずらせて形成すれば、その位置がわかり易い。
本考案に係る本の側面図である。 本考案に係る本の斜視図である。 本考案に係る本の丁合いを示す斜視図である。
符号の説明
1 本文
2 表紙
3 袋とじ部分
4 袋とじ本文
5 袋とじカバー
6 折り丁
7 ミシン目

Claims (4)

  1. 本文に小口側が断裁されていない袋とじ部分が挿入された袋とじ本において、この袋とじ部分を、本文よりも幅寸法がやや小さい小口側が断裁された袋とじ本文を同じく幅寸法がやや小さい一枚の袋とじカバーで小口側を二つ折りにして包んだもので構成したことを特徴とする袋とじ本。
  2. 袋とじ部分が本文の適宜な個所に挿入されている請求項1の袋とじ本。
  3. 袋とじ部分が本文の全部である請求項1の袋とじ本。
  4. 袋とじカバーの小口側の正面又はややずらせた位置に切り取り線又はミシン目が形成されている請求項1〜3いずれか1項の袋とじ本。
JP2004004477U 2004-07-28 2004-07-28 袋とじ本 Expired - Lifetime JP3106857U (ja)

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