JP3133285B2 - 計量値付け装置 - Google Patents

計量値付け装置

Info

Publication number
JP3133285B2
JP3133285B2 JP09252537A JP25253797A JP3133285B2 JP 3133285 B2 JP3133285 B2 JP 3133285B2 JP 09252537 A JP09252537 A JP 09252537A JP 25253797 A JP25253797 A JP 25253797A JP 3133285 B2 JP3133285 B2 JP 3133285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
tray
weighing
product
price
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP09252537A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1194634A (ja
Inventor
聡 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17238761&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3133285(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP09252537A priority Critical patent/JP3133285B2/ja
Publication of JPH1194634A publication Critical patent/JPH1194634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133285B2 publication Critical patent/JP3133285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は計量装置、特に商
品の重量を計量し、その重量値とその商品の単位重量当
たりの価格データとから商品の値段を算出し、ラベル等
に印字する計量値付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計量値付け装置においては、商品
の風袋重量は単位重量当たりの価格データ、商品名等と
共に予め品番に対応して記憶されており、品番を入力す
るだけで自動的にデータが呼び出され、計測した重量か
ら品番入力によって呼び出した風袋重量を減算して商品
の正味重量を算定し、この正味重量によって値付けを行
うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、 風袋重量を記憶させる操作が面倒で、かつ間違いやす
く、間違えた場合には正確な値段を算出することができ
ない、 同一商品(品名、単位重量当たりの価格データが同
じ)でも風袋重量が異なると、品番を別々にしなければ
ならず、品番の入力が面倒である、 風袋重量を変更する場合には、風袋重量をキー入力し
なければならない、等の課題があった。
【0004】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、風袋重量は使用するトレイの大きさを検出して判
断され、計測した総重量から自動的に商品重量を算定し
て商品単価を掛けることにより自動的に値付けを行うこ
とができる計量値付け装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、トレイに収容された商品の重量を計量する計量手段
と、前記商品の単位重量当たりの価格データを設定する
設定手段と、前記商品を収容するトレイの大きさを検出
する検出手段と、前記検出したトレイの大きさからトレ
イの重量を決定するトレイ重量決定手段と、前記計量手
段の計量結果と前記トレイ重量決定手段によって決定さ
れたトレイ重量と前記商品の単位重量当たりの価格デー
タとに基づいて商品の値段を算出する値段算出手段とを
具備した計量値付け装置であって、前記計量値付け装置
は包装装置と組み合わせて使用され、前記トレイの大き
さを検出する手段は、包装装置の被包装物のサイズ検出
センサを兼用したことを特徴とする計量値付け装置を提
供する。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記計量値付け
装置が包装装置と組み合わされて使用され、前記商品の
値段算出手段は、前記計量手段の計量結果と、前記トレ
イ重量と、前記商品を包装したフィルムの重量と、前記
商品の単位重量当たりの価格データとに基づいて商品の
値段を算出することを特徴とする請求項1に記載の計量
値付け装置を提供する。
【0007】
【0008】請求項に記載の発明は、前記トレイ重量
決定手段が、トレイの大きさと重量との関係を記憶する
トレイ重量テーブルであることを特徴とする請求項1
たは2に記載の計量値付け装置を提供する。
【0009】請求項に記載の発明は、前記トレイ重量
決定手段が、トレイの大きさと重量との関係を記憶する
トレイ重量テーブルを複数種類備え、使用するトレイの
種別に応じて前記テーブルの一つを選択可能に構成され
ていることを特徴とする請求項1または2に記載の計量
値付け装置を提供する。
【0010】請求項に記載の発明は、前記トレイ重量
決定手段が、トレイ形状のパターン認識データにより重
量を補正することを特徴とする請求項1または2に記載
の計量値付け装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態による包装機と組み合わされた計量値付け装置の
構成を示すブロック図である。この図において、符号1
は包装機であり、搬入コンベア2から搬入される商品3
をストレッチフィルムによって包装し、包装後の該商品
3を搬出コンベア4に搬出する。前記搬入コンベア2
は、前記包装機1に商品3(被包装物)を搬入するコン
ベアであり、商品3の長さ(L)を検出するセンサs1
(s1aおよびs1bによって構成される)、商品3の
幅(W)を検出するセンサs2(s2aおよびs2bに
よって構成される)および商品3の高さ(H)を検出す
るセンサs3(s3aおよびs3bによって構成され
る)が配設されている。
【0012】上記センサs1、s2およびs3には、反
射型または通過型のセンサが使われる。反射型センサ
は、1つの筐体の中に発光器および受光器を備え、前記
発光器から発光された光が検知対象物で反射された光を
前記受光器で受光することによって前記検知対象物を検
知するセンサであり、通過型センサは発光器と受光器と
を離反した2点に置き、検知対象物が前記2点の間にあ
るとき、前記発光器から発光された光が前記検知対象物
で遮断され、受光器に到達しないことによって前記検知
対象物を検知するセンサである。
【0013】この実施形態の場合、長さ(L)の検出
は、2つの反射型センサs1aおよびs1bを互いに離
間する矢印M1および矢印M2の方向へ移動させて、前
記センサs1aおよびs1bの出力がONからOFFに
変化するまでの移動距離から求める。なお、各センサs
1、s2およびs3の具体的な構成が実施形態の方式に
限定されないのは勿論である。
【0014】幅(W)の検出は、s2aおよびs2bに
よって構成される一対の通過型センサs2の出力がOF
Fの期間の搬入コンベア2を駆動するステッピングモー
タの駆動カウント数から算定された駆動コンベア2の走
行距離によって測定する。また、高さ(H)の検出は、
搬送コンベア2上の高さ方向に高さを等分に違えて配設
された複数対の通過型センサs3(s3a、s3bによ
って構成される一対のセンサを異なる高さで複数個配設
する)の商品3通過時のOFF個数によって測定する。
なお、上記長さ(L)、幅(W)および高さ(H)のデ
ータの内、L、W、Hは後述する包装機1の制御に用い
られ、LおよびWは後述する風袋重量の測定に用いられ
る。
【0015】次に、搬出コンベア4は、包装機1により
包装後の商品3を後段の計量値付け装置に搬出するもの
で、計量値付け装置への搬入コンベアとしても機能する
ようになっている。計量コンベア5は、商品3の重量
(Wt)を搬送中に計量するコンベアである。ラベル印
字貼付部6は、商品3の重量(Wt)から風袋重量(W
f)を減算して商品3の正味重量(Wo)を算出し、こ
の重量(Wo)と商品3の単位重量当たりの価格データ
とから商品の値段を算出し、この算出した値段と商品
名、正味重量、有効日等とともにラベル7に印字し、商
品3が所定位置にきたとき、印字したラベル7を商品に
貼付する。貼付方法には、例えばエアジェットによる吹
き付けやラベル保持面の保持効果による圧接法などがあ
る。
【0016】貼付コンベア8は、商品3へのラベル7の
貼付が行われるコンベアであり、その上部(底貼りの場
合はその下部)にラベル印字貼付部が配設されている。
また、商品3が所定位置に到達したことを検出する商品
検出センサs4が配設されている。このセンサs4がO
FFになってから所定時間経過後にラベルを貼付する。
この所定時間を変更することにより、ラベル貼付位置を
変えることができる。
【0017】次に、図2を参照して上述の構成による計
量値付け装置の制御部の構成について説明する。この図
において、符号Aは計量値付け部を示し、符号Bは包装
機部を示す。前記計量値付け部Aはプログラムを実行し
制御を行うCPU(セントラルプロセッシングユニッ
ト)10を核として構成され、前記CPU10が実行す
る各種プログラムが記憶されているROM(リードオン
リメモリ)11、前記CPU10がプログラムを実行す
る際に使用するワークエリア、レジスタ、フラグおよび
処理実績データを記憶する実績ファイルが記憶されるR
AM(ランダムアクセスメモリ)12がバスを経由して
前記CPU10に接続されている。また、このRAM1
2には後述する商品ファイル−風袋重量変換テーブル等
もここに記憶され、これらはメモリ、バッファアンプ等
により記憶内容が保護されている。
【0018】さらに、前記CPU10には計量コンベア
5上にある商品を計量する計量部13、各種データの入
力、設定を行い、各種データやメッセージを表示する表
示操作部(コンソール)14、包装機部Bと交信を行う
ための通信用インターフェースINF15、計量コンベ
ア5および貼付コンベア8の制御を行う制御部16、ラ
ベルに商品名、値段、重量等を印字し、このラベルをラ
ベル発行口に吸引保持させるラベル印字部17、前記吸
引保持されているラベルをエアジェットの吹き付けや圧
着により商品に貼付するラベル貼付部18および前記貼
付コンベア8における商品検出センサs4による商品検
出部19が、バスを介して接続されている。
【0019】また、前記包装機部Bは制御を行うCPU
20を中心として構成され、前記計量値付け部Aとの交
信を行うための通信用インターフェースであるINF2
1は各種ステイタスデータの他、本実施形態では前記C
PU20側から前記CPU10側へセンサs1、センサ
s2によって検出した長さ(L)幅(W)データが送信
される。ROM22には前記CPU20が実行する各種
プログラムが記憶されている。RAM23は前記CPU
20がプログラムを実行する際に使用するワークエリ
ア、レジスタ、フラグが記憶されるメモリであり、商品
の長さ(L)、幅(W)および高さ(H)の各データに
基づいて制御機構部を制御する各種制御データ決定する
テーブルもここに記憶されている。(ここに使用される
メモリはROMでもよいが変更が可能なようにRAMを
使用しており、電源をOFFしてもデータが保護される
ように不揮発性RAMとすることが望ましい。)
【0020】表示操作部24は包装機部Bのコンソール
(表示操作部)であり、後述するトレイタイプ等の入力
を行う。包装機制御部25は商品の長さ(L)、幅
(W)および高さ(H)に基づいて各作動部を制御する
包装機構制御部であり、搬入コンベア2および搬出コン
ベア4の制御もここで行う。長さ検出部26はセンサs
1により商品の長さを検出し、幅検出部27はセンサs
2により商品の幅を検出し、高さ検出部28はセンサs
3により商品の高さを検出する。この3つの検出部によ
って商品サイズ検出部Cが構成される。
【0021】次に、この実施形態の動作の概要を図1,
図2および動作のフローチャートを参照して説明する。
図3は包装機部Bの動作のフローチャートである。この
図において、搬入コンベア2の所定位置に商品3を載置
することによって包装機部Bの処理ルーチンがスタート
する。以下ステップsp10(以下、sp10等と称す
る)から順を追って動作を説明する。
【0022】まず、sp10において、搬入コンベア2
によって商品3を包装機1に搬入するまでにセンサs
1、センサs2およびセンサs3によって前記商品3の
長さ(L)、幅(W)および高さ(H)の各サイズを検
出する。 sp11・・・検出したサイズのうちL、Wおよび商品
を載せたトレイの種別データを計量値付け部Aへ送付す
る。この実施形態では包装機の制御はトレイ種別によっ
て異なるためトレイ種別データ(標準トレイT1か軟弱
トレイT2)が予め表示操作部24により入力されてお
り、このデータを計量値付け部Aへ送付する。
【0023】sp12・・・検出した商品3のサイズ
L、WおよびHとトレイ種別Tに基づいて、包装機の制
御データを決定する。該制御データとしてはフィルムカ
ット長さ、フィルムのプリストレッチの量、商品3のエ
レベータヘッド上への搬入位置、折り込み板の作動タイ
ミングなどがある。 sp13・・・上述のsp12で決定された制御データ
に基づいて各作動部を制御し、包装動作を行う。 sp14・・・包装後の商品3を搬出コンベア4に搬出
する。
【0024】次に図4は、計量値付け部Aの動作を説明
するフローチャートである。この図を参照して計量値付
け部Aの動作について説明する。まず、sp20におい
て表示操作部14から風袋重量値として処理する商品の
商品番号(品番)を入力する。なお前記RAM12に
は、表1に示すようなフォーマットの商品ファイルが記
憶されている。
【表1】 品番を入力することにより前記商品ファイルから入力す
る品番に対応して記憶されている商品データが読み出さ
れRAM12の各レジスタに記憶される。例えば品番
「1234」を入力することにより、100グラム当た
り150円で、加工日から4日間有効な豚肉(コマ)の
データが記憶される。
【0025】sp21・・・計量コンベア5に搬入され
た商品3の重量(Wt・・・総重量)を計量する。 sp22・・・上記sp11によりCPU20から送付
されたL、WおよびHの各データに基づいてトレイ重量
(風袋重量)を決定する。この決定はRAM12記憶さ
れているトレイサイズ−風袋重量(Wf)変換テーブル
に基づいて行われる。この変換テーブルはトレイ種別
(標準トレイ・・・T1、軟弱トレイ・・・T2)毎に
設けられている。トレイ種別毎にあるトレイサイズ−風
袋重量(Wf)変換テーブルの例を表2に示す。
【表2】 なお、この実施形態では風袋重量は商品の入れ物である
トレイの他に包装されているフィルムも含まれるので、
このフィルム重量を加味した重量を風袋重量(Wf)と
して記憶してある。
【0026】sp23・・・商品の重量(W)、風袋重
量(Wf)と単位重量当たりの価格データ(UP)とか
ら、次の式(1)、(2)により商品の値段(P)を計
算する。 Wo = W − Wf ・・・・・・・・・・・・(1) P =( Wo / 100 )× UP ・・・・・(2) なお、値段(P)の小数点以下は切り捨てとし、単位重
量当たりの価格データ(UP)は100グラム当たりの
数値なので重量値を100で除してある。 sp24・・・値段、品名、正味重量(Wo)、有効年
月日等をラベルに印字して発行口に送る。 sp25・・・商品検出センサs4によって商品がある
ことを検出し、所定時間経過後ラベルを貼付する。
【0027】なお、上述の実施形態は、包装計量値付け
装置であるため、風袋重量はトレイ重量とフィルム重量
との和であり、データテーブルにフィルム重量を加味し
た数値を記憶している。勿論、計量包装値付け装置(包
装後の搬入コンベアに計量器が組み込まれている場合)
は風袋重量はトレイ重量であり、データテーブルにはト
レイ重量を記憶しなければならない。
【0028】次に、第2の実施形態として、上述の同一
トレイ番号でも風袋重量が異なってしまう場合の風袋重
量としてトレイ重量とフィルム重量とを区別した実施形
態について説明する。即ち、表3のようにトレイ重量
(Wf1)とフィルム重量(Wf2)との合計値を記憶
しておき、計量が包装後に行われる場合、トレイ重量
(Wf1)とフィルム重量(Wf2)との合計値を風袋
重量とする。計量が包装前に行われる場合、トレイ重量
(Wf1)を風袋重量とする。
【表3】
【0029】次に、第3の実施形態について説明する。
フィルム重量が商品の長さ(L)の値により若干相違が
あるものの、その相違はトレイ重量に対して無視できる
程度なので、RAMにフィルム重量(Wf’)を別に記
憶しておき、表4に示す変換テーブルには風袋重量とし
てトレイ重量(Wf)のみを記憶しておく。そして、計
量が包装後の場合、トレイ重量(Wf)とフィルム重量
(Wf’)との和を風袋重量とし、計量が包装前の場
合、トレイ重量(Wf)を風袋重量とする。ここで、計
量が包装後か包装前かは操作部から入力する。
【表4】
【0030】最後に、第4の実施形態について説明す
る。上述の第3の実施形態の変形として、表5に示すよ
うにフィルム重量(Wf’)をフィルムカット長さ毎に
記憶しておき、フィルム長さに応じてフィルム重量(W
f’)を変更するようにしても良く、このフィルム長さ
のデータは包装機側のCPU20から受信する。
【表5】 以上、本発明の一実施形態の動作を図面を参照して詳述
してきたが、本発明はこの実施形態に限られるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。
【0031】例えば、上述の実施形態では包装機と組み
合わせた例について説明したが、包装機では従来より、
商品のサイズ(L,W,H)を検出して包装制御データ
を商品のサイズに応じて自動的に認定するようにしてい
るので、その検出データをそのまま利用でき、都合が良
いためである。しかしながら、本発明はこの構成に限定
されるものではなく、計量値付け装置の搬送コンベアに
商品サイズ検出センサを設けたものでも同様の効果を得
ることができる。
【0032】また、上述の実施形態では風袋重量(トレ
イ重量)を長さ(L)および幅(W)データのみで限定
しており、高さ(H)データを用いていない。これは高
さデータの場合、実施形態のセンサでは商品の高さがト
レイの高さより高い場合、トレイの正確な高さを測定で
きないためと、通常、長さ(L)と幅(W)の値が同じ
で、高さ(H)のみが異なるトレイを使用しているユー
ザが殆どいないことを考慮したためであり、何らかの手
段によりトレイの高さを検出し、高さ(H)データを加
味してトレイ重量を認定する方式であっても同様の効果
を得ることが可能である。
【0033】また、上述したテーブルにトレイ重量を記
憶させる処理については説明しなかったが、このトレイ
重量の記憶は、例えば計量値付け装置を設定モードにし
て空のトレイを流し、その重量を検出した長さ(L)、
幅(W)および計量した重量をトレイ番号(入力する)
とともに記憶することによって行うことが可能である。
【0034】また、実施形態では、トレイのタイプとし
て「標準」、「軟弱」の2種について説明したが、本発
明はこの2種のみに限定されるものではない。
【0035】また、実施形態では長さ(L)、幅(W)
を検出してトレイ重量を検出しているが、長さ(L)、
幅(W)の検出方法は説明した実施形態に限定されるも
のではなく、最近は丸形や台形等の変形トレイが使用さ
れる場合があるので、TVカメラから得られたビデオ画
像をパターン認識する方法によることも可能である。ま
た、長さ(L)、幅(W)に基づいて決定されたトレイ
重量をトレイ形状のパターン認識データにより補正する
ようにしてもよい。
【0036】また、実施形態では商品ファイルには風袋
データを記憶していないが、従来の商品ファイルには風
袋データの記憶エリアがあるので、その商品ファイルを
利用する場合、商品ファイルに風袋データが記憶され
ていない(0グラムの場合)のみ、トレイサイズから決
定した風袋データを用いることが可能であり、商品フ
ァイルの風袋データエリアに、長さ(L)、幅(W)か
ら決定した最新の風袋データを常時記憶しておき、商品
ファイルの風袋データあるいは長さ(L)、幅(W)か
ら決定した風袋データのいずれを使用するか選択可能と
することも可能である。
【0037】また、実施形態では測定した長さ(L)、
幅(W)を計量して値付けする例であったが、サイズ検
出部と計量部との間に商品が複数個(図の場合は4個)
ある場合は、長さ(L)、幅(W)のデータを設定後F
IFO(ファーストインファーストアウト)で記憶して
おくことは当然なされるべきことである。
【0038】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、 1.風袋重量は使用するトレイの大きさを検出して自動
的に判断されるので、予め品番に対応して記憶しておく
必要がなく、また、誤った風袋重量による誤値段の問題
も生じない、 2.同一商品で風袋重量のみが異なる場合には、従来の
ように品番を異ならせる必要がない、 3.使用するトレイを変更する場合でもオペレータは風
袋重量の入力操作をする必要がない、 4.従来から設けられている被包装物のサイズ検出セン
サを兼用するので、検出手段を別個に設ける必要がな
い、 5.使用するトレイの種別が異なるユーザやトレイの種
別の変更に対して簡単に対応できる、という効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による包装機と組み合
わされた計量値付け装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の一実施形態による包装機と組み合
わされた計量値付け装置の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図3】 この発明の一実施形態の包装機部Bの動作を
説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の一実施形態の計量値付け部Aの動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 包装装置(包装機) 2 搬入コンベア 3 商品 4 搬出コンベア 5 計量コンベア 6 ラベル印字貼付部 7 ラベル 8 貼付コンベア 10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 計量部 14 表示操作部 15 INF 16 コンベア制御部 17 ラベル印字部 18 ラベル貼付部 19 商品検出部(s4) 20 CPU 21 INF 22 ROM 23 RAM 24 表示操作部 25 包装機制御部 26 長さ検出部(s1) 27 幅検出部(s2) 28 高さ検出部(s3) A 計量値付け部 B 包装機部 C 商品サイズ検出部 s1(s1a,s1b) センサ s2(s2a,s2b) センサ s3(s3a,s3b) センサ s4(s4a,s4b) センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/414 G01G 23/14,23/16 G01G 23/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイに収容された商品の重量を計量す
    る計量手段と、 前記商品の単位重量当たりの価格データを設定する設定
    手段と、 前記商品を収容するトレイの大きさを検出する検出手段
    と、 前記検出したトレイの大きさからトレイの重量を決定す
    るトレイ重量決定手段と、 前記計量手段の計量結果と前記トレイ重量決定手段によ
    って決定されたトレイ重量と前記商品の単位重量当たり
    の価格データとに基づいて商品の値段を算出する値段算
    出手段とを具備した計量値付け装置であって、 前記計量値付け装置は包装装置と組み合わせて使用さ
    れ、前記トレイの大きさを検出する手段は、包装装置の
    被包装物のサイズ検出センサを兼用したことを特徴とす
    計量値付け装置。
  2. 【請求項2】 前記計量値付け装置は包装装置と組み合
    わされて使用され、前記商品の値段算出手段は、前記計
    量手段の計量結果と、前記トレイ重量と、前記商品を包
    装したフィルムの重量と、前記商品の単位重量当たりの
    価格データとに基づいて商品の値段を算出することを特
    徴とする請求項1に記載の計量値付け装置。
  3. 【請求項3】 前記トレイ重量決定手段は、トレイの大
    きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付
    け装置。
  4. 【請求項4】 前記トレイ重量決定手段は、トレイの大
    きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルを複
    数種類備え、使用するトレイの種別に応じて前記テーブ
    ルの一つを選択可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の計量値付け装置。
  5. 【請求項5】 前記トレイ重量決定手段は、トレイ形状
    のパターン認識データにより重量を補正することを特徴
    とする請求項1または2に記載の計量値付け装置。
JP09252537A 1997-09-17 1997-09-17 計量値付け装置 Expired - Lifetime JP3133285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09252537A JP3133285B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 計量値付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09252537A JP3133285B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 計量値付け装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000289496A Division JP4071429B2 (ja) 1997-09-17 2000-09-22 計量値付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1194634A JPH1194634A (ja) 1999-04-09
JP3133285B2 true JP3133285B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=17238761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09252537A Expired - Lifetime JP3133285B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 計量値付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133285B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021138459A (ja) * 2019-11-27 2021-09-16 株式会社寺岡精工 包装装置、包装システム及びプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6157836B2 (ja) * 2012-11-05 2017-07-05 株式会社イシダ 計量装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021138459A (ja) * 2019-11-27 2021-09-16 株式会社寺岡精工 包装装置、包装システム及びプログラム
JP7297324B2 (ja) 2019-11-27 2023-06-26 株式会社寺岡精工 包装装置、包装システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1194634A (ja) 1999-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2388895C (en) A billing system and method for determining transportation charges for packages
EP0729121B1 (en) Check-out device
JP3573652B2 (ja) 袋詰め誤り検出システム
EP1514075A1 (en) Franking system and method
JP3133285B2 (ja) 計量値付け装置
JP3379434B2 (ja) ラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた計量値付装置
JP3488220B2 (ja) ラベル貼付装置、包装貼付装置、計量値付装置および計量包装値付装置
JP4071429B2 (ja) 計量値付け装置
JPH05112335A (ja) 商品充填包装方法及び装置
JP3201349B2 (ja) 計量値付け装置
JP3230480B2 (ja) 計量値付け装置
JP2842373B2 (ja) ラベル貼付装置
JP3228221B2 (ja) トレイ種別検出装置およびトレイ種別検出方法
JP6135165B2 (ja) ラベル貼付情報入力装置およびラベル貼付情報入力方法
JP2610410B2 (ja) 自動包装計量値付機
JPH11125556A (ja) 計量装置および商品処理装置
JP3486082B2 (ja) ラベル貼付装置および商品処理装置
JP2002071317A (ja) 商品処理装置
JP3724352B2 (ja) 値付装置
AU683057B2 (en) Non-contact volume measurement
JP2017057003A (ja) サイズ検知装置及び包装装置
JP3218261B2 (ja) 計量包装値付装置
JP2781261B2 (ja) ラベル貼付装置
JPH1111438A (ja) 自動包装機のトレイ認識装置
JP2756239B2 (ja) 自動包装計量値付機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071124

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term