JP2781261B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP2781261B2
JP2781261B2 JP20301790A JP20301790A JP2781261B2 JP 2781261 B2 JP2781261 B2 JP 2781261B2 JP 20301790 A JP20301790 A JP 20301790A JP 20301790 A JP20301790 A JP 20301790A JP 2781261 B2 JP2781261 B2 JP 2781261B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、コンベアによって搬送中の商品にラベル
を貼付するラベル貼付装置にする。
「従来の技術」 最近、豚肉等が発泡スチロール等のトレイ内に収納さ
れ、ストレッチフィルムで包装された商品の計量および
値付を高速かつ大量に処理するフルオートタイプの自動
計量値付装置が開発されている。
この自動計量値付装置は、商品の搬送ラインの上流側
に計量コンベアを配置し、下流側上部にラベル貼付装置
を配置したものであり、計量コンベアにより商品を搬送
中に計量すると共に、その計量値に基づいて商品の値段
を算出し、その算出した値段や商品の品名、重量値等を
ラベルに印字し、この印字したラベルをエアによる吹き
付けにより、搬送中の商品に自動貼付するようにしたも
のである。
そして、この装置においては、搬送中の商品の通過を
検出するために、複数個(通常、4〜6個)の光反射型
の検出器を使用している。この光反射型の検出器は、第
17図に示すように、光を照射する発光素子と光を受光し
て電気信号に変換する受光素子との対からなるセンサ41
と反射板42とを商品が図中lからmへ搬送されるコンベ
ア43を挟んで対向して配置したものである。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の自動計量値付装置の検出器
においては、反射板42が水蒸気等によって曇ったり、ホ
コリや汚れ等によって反射板としての機能が低下した
り、あるいは、人や物がぶつかってその位置が変動した
場合には、センサ41が正常に動作しないという問題があ
った。
このことは、第18図に示すように、発光素子44と受光
素子45とをそれぞれ商品が図中lからmへ搬送されるコ
ンベア43を挟んで対向して配置した光透過型の検出器の
場合でも同様である。例えば、受光素子45の受光面が汚
れたり、水蒸気によって曇ったりした場合や発光素子44
あるいは受光素子45のいずれか一方が変位した場合に
は、検出器が正常に動作しない。
そして、検出器が正常に動作しないと、計量コンベア
において正しい計量が行われなかったり、商品の所定位
置にラベルが貼付できないという不都合がある。
それにもかかわらず、従来のこの種の装置において
は、検出器が正常に動作しているか否かを装置自体が検
知することができなかった。
また、自動計量値付装置のラベル貼付装置において
は、商品にラベルを貼付する際、第19図に示すように、
商品461〜463の前端を基準としてラベル47を貼付する場
合と、第20図に示すように、商品461〜463の後端を基準
としてラベル47を貼付する場合とがあり、どちらかを選
択できるようになっている。尚、第19図および第20図に
おいて、461〜463はそれぞれサイズの異なる商品であ
る。
このため、従来においては、上述したセンサとして商
品の前端(フロント)を検出した時にパルスを発生する
フロント検出モードと、商品の後端(リア)を検出した
時にパルス発生するリア検出モードとを備えたセンサを
用い、前端基準でラベル貼付を行う場合には、センサの
検出モードをフロント検出モードに設定し、後端基準で
ラベル貼付を行う場合には、センサの検出モードをリア
検出モードに設定するようにしている。
そして、このセンサのモード設定を作業者が忘れた場
合には、やはり、ラベル貼付のエラーが発生するが、こ
の場合にもセンサのモード設定が正しいか否かの確認を
装置自体が行うことができなかった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、セ
ンサが正常に動作しているか否かおよびセンサのモード
設定が正しいか否かをチェックを装置自体が行うことが
できるラベル貼付装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するための手段」 この発明は、コンベアによって搬送される商品にラベ
ルを貼付するラベル貼付装置において、前記コンベアに
よって搬送される商品を検出するセンサと、該センサか
ら前記商品の前端に応じた第1の検出信号と前記商品の
後端に応じた第2の検出信号とを切り換えて出力させる
切換手段と、前記商品の前端を基準に前記ラベルを貼付
するか後端を基準に前記ラベルを貼付するかのモードを
設定するモード設定手段と、前記センサから出力される
前記第1あるいは第2の検出信号および前記モード設定
手段によって設定されたモードに基づいて前記センサの
正常/異常および前記切換手段の設定の正誤を判断する
判断手段と、前記センサの異常あるいは前記切換手段の
設定の誤りが検出された場合には、その旨を報知する報
知手段とを具備することを特徴としている。
「作用」 この発明によれば、商品の前端を基準にラベルを貼付
する場合には、作業者は、まず、切換手段によってセン
サから第1の検出信号を出力するように切り換える。ま
た、作業者は、モード設定手段によって商品の前端を基
準にラベルを貼付するモードを設定する。
そして、判断手段は、センサから出力される第1ある
いは第2の検出信号およびモード設定手段よって設定さ
れたモードに基づいてセンサの正常/異常および切換手
段の設定の正誤を判断する。
そして、報知手段は、センサの異常あるいは切換手段
の設定の誤りが検出された場合には、その旨を報知す
る。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説
明する。第1図はこの発明の一実施例によるラベル貼付
装置を適用した計量値付装置の外観構成を示す概略平面
図、第2図は同電気的構成を示すブロック図である。
これらの図において、1は搬送装置であり、商品を搬
入する搬入コンベア2と、搬入コンベア2によって搬送
された商品を受け取り、計量する計量コンベア3と、計
量コンベア3によって搬送された商品を受け取り、この
商品にラベル貼付作業を行うと共に、商品を搬出する貼
付コンベア4とから構成されている。尚、搬入コンベア
2はモータ5によって駆動され、計量コンベア3はモー
タ6によって駆動され、貼付コンベア4はモータ7によ
って駆動される。
また、計量コンベア3の近傍にコンソール部8が、計
量コンベア3の下方に計量部9がそれぞれ設けられてお
り、コンソール部8は、計量部9による商品の計量結果
の表示および装置各部の制御等を行う。また、計量部9
は、商品の重量を検出して重量信号を出力するロードセ
ル10および重量信号をディジタルデータに変換するA/D
変換器11から構成されている。
さらに、貼付コンベア4の上方にラベル印字部13およ
びラベル貼付部14から構成されるラベル貼付装置12が設
けられている。このラベル貼付装置12は、コンソール部
8から転送された品名および計量結果等の印字データを
ラベル印字部13によってラベルに印字した後、このラベ
ルをラベル貼付部14において圧縮空気により下方に吹き
飛ばして貼付コンベア4の上面に載置された商品の所定
の位置に貼付する。
加えて、第2図のコンソール部8において、15はコン
ソール8内に設けられ、装置各部を制御するCPU(中央
処理装置)、16はCPU15において用いられる制御プログ
ラムが格納されたROMである。
17はRAMであり、第3図に示すように、各種のフラグ
やレジスタが確保されたフラグ・レジスタエリア18と、
商品番号に応じた品名、単価、風袋量および有効期間等
のデータが格納されたプリセットデータエリア(商品フ
ァイル)19(第4図参照)と、商品番号に応じた累計重
量および累計値段の集計データを格納するための集計デ
ータエリア(実績ファイル)20(第5図参照)とから構
成されている。
また、フラグ・レジスタエリア18には、貼付モードを
前端基準とする場合に「0」、後端基準とする場合に
「1」に設定する貼付モードフラグFが格納されてい
る。
また、第2図のコンソール部8において、21はコンソ
ール部8の前面に配置された操作部であり、作業者が操
作することにより、単価、品名およびコマーシャルメッ
セージ等が入力できる。22は商品の品名、単価等が表示
される表示部、23はCPU15が計量部9とデータの交換等
を行う計量部インターフェイスである。
24はモータ制御インターフェイスであり、CPU15がこ
のモータ制御インターフェイス24を介してモータ制御回
路25を制御することにより、搬入コンベア2、計量コン
ベア3および貼付コンベア4それぞれを駆動するモータ
5〜7が回転駆動される。
26はセンサインターフェイスであり、CPU15がこのセ
ンサインターフェイス26を介して後述するセンサ27〜30
の出力信号を入力する。
また、第1図および第2図において、センサ27は商品
が搬入コンベア2の計量コンベア3側の端部に到達した
ことを検出し、センサ28は計量コンベア3から商品の搬
出が開始されること検出する。そして、これらのセンサ
27および28は、商品の計量中に計量コンベア3に商品が
2個以上搬入されないように、商品の搬送を制御するた
めに設けられている。即ち、センサ28により計量コンベ
ア3からの商品の搬出開始が検出された場合、搬入コン
ベア2を駆動して商品を1個計量コンベア3へ搬入す
る。また、センサ28により計量コンベア3からの商品の
搬出開始が検出される前にセンサ27により商品が検出さ
れた場合には、搬入コンベア2を停止させる。
センサ29は計量コンベア3から貼付コンベア4へ商品
が搬出される直前を検出するセンサ、センサ30は商品に
ラベルを貼付するために商品を検出するセンサである。
尚、センサ27の搬入コンベア2を挟んで対向した位置
には反射板31が、センサ29の計量コンベア3を挟んで対
向した位置には反射板32が、センサ28および30の貼付コ
ンベア4を挟んで対向した位置には反射板33および34が
それぞれ設けられており、各反射板31〜34は、各センサ
27〜30から照射される光を反射して再び各センサ27〜30
へ入射させる。
次に、第6図にセンサ27の電気的構成のブロック図を
示す。この実施例において使用しているセンサ27は、2
つの出力端子K1とK2とを備えている。尚、他のセンサ28
〜30の構成もセンサ27の構成と同一であるので、その説
明を省略する。
第6図において、35は発光素子、36は受光素子であ
り、反射板31によって反射された光を受光して第7図
(a)に示すように反射光が有る場合に「0」、反射光
が無い場合、即ち、商品がセンサ27と反射板31との間を
横切っている状態である場合に「1」の電気信号SEに変
換する。尚、第7図(a)において、信号SEの立ち上が
りは商品の前端に対応し、信号SEの立ち下がりは商品の
後端に対応する。37はフロント検出モードあるいはリア
検出モードのモードの設定を行うモード設定スイッチで
ある。
また、38は信号発生回路であり、信号SEを入力し、モ
ード設定スイッチ37においてフロント検出モードが設定
されている場合には、第7図(b)に示すように、信号
SEを信号KF1としてそのまま出力端子K1から出力すると
共に、第7図(c)に示すように、信号KF1の立ち上が
りを検出したパルスを信号KF2として出力端子K2から出
力する。
一方、モード設定スイッチ37においてリア検出モード
が設定されている場合には、信号発生回路38は、第7図
(d)に示すように、信号SEを反転して信号KR1として
出力端子K1から出力すると共に、第7図(e)に示すよ
うに、信号KR1の立ち上がりを検出したパルスを信号KR2
として出力端子K2から出力する。
ここで、センサ27〜30は、上述したように同一の構成
であるので、すべてモード設定が可能であるが、この実
施例においては、センサ27〜29についてはフロント検出
モードに固定し、センサ30のみモードを切り換えるもの
とする。
このような構成において、ある部品にその商品に対応
したラベルを貼付する処理について説明する。
まず、貼付モードを設定する作業者およびコンソール
部8のCPU15の処理について第8図の処理図に基づいて
説明する。作業者は、ステップSA1の処理へ進み、ラベ
ル貼付モードを前端基準とするかあるいは後端基準とす
るのかを設定する。この設定はコンソール部8の操作部
21を操作することによって行う。
これにより、コンソール部8のCPU15は、RAM17のフラ
グ・レジスタエリア18の貼付モードフラグFを、作業者
が前端基準に設定した場合には「0」とし、作業者が後
端基準に設定した場合には「1」とする。
次に、CPU15は、前端基準の場合には、第9図(a)
に示すように、センサ30によって商品39を検出してから
その商品39にラベル40を貼付するまでの時間として時間
T1を選択し、後端基準の場合には、第9図(b)に示す
ように、センサ30によって商品39を検出してからその商
品39にラベル40を貼付するまでの時間として時間T2を選
択する。
尚、作業者は、このモードの設定に併せてセンサ30の
モード設定スイッチ37によりマニュアル操作で切り換え
る。即ち、前端基準の場合には、フロント検出モードに
切り換え、後端基準の場合には、リア検出モードに切り
換える。
次に、商品の計量および値付をする作業者およびCPU1
5の処理について第10図の処理図に基づいて説明する。
まず、作業者は、ステップSB1の処理へ進み、計量お
よび値付処理をしようとする商品の商品番号(品番)を
コンソール部8の操作部21より入力する。これにより、
CPU15は、ステップSB2の処理へ進む。
ステップSB2では、CPU15は、RAM17の商品ファイル19
からその品番のプリセットデータを呼び出し、フラグ・
レジスタエリア18の該当する各レジスタにその商品の単
価および品名等のデータを設定した後、ステップSB3へ
進む。
ステップSB3では、CPU15は、センサ27〜30の信号発生
回路38の出力端子K1から出力される信号、即ち、信号K
F1あるいは信号KR1をセンサインターフェイス26を介し
て読み取った後、ステップSB4へ進む。
ステップSB4では、CPU15は、信号KF1あるいは信号KR1
をチェックする。尚、この処理の詳細については後述す
る。そして、ステップSB5へ進む。
ステップSB5では、CPU15は、ステップSB4の処理にお
いてなされたチェックの結果に異常があったか否かを判
断する。この判断結果が「YES」の場合には、ステップS
B6へ進む。
ステップSB6では、CPU15は、異常があった旨を表示部
22に表示し、また警告音を発した後、一連の作業を終了
する。
一方、ステップSB5の判断結果が「NO」の場合、即
ち、異常がなかった場合には、ステップSB7へ進む。
ステップSB7では、作業者およびCPU15は、通常の計量
・値付処理を行う。
まず、作業者は、商品を搬入コンベア2に載置する。
これにより、商品は搬入コンベア2によって搬送され、
計量コンベア3に渡される。計量コンベア3は商品を受
け取り、計量コンベア3の下部に設けられた計量部9は
その重量を計量した後、その重量データをCPU15に転送
する。
次に、CPU15は、センサ29が商品を検出した時、即
ち、計量コンベア3上の商品が搬出直前まで搬送された
ことが検出されると、重量データおよび単価に基づいて
商品の値段を算出する。そして、CPU15は、重量データ
を表示部22に表示すると共に、ラベル貼付装置12に印字
指令および重量データを含む印字データを転送する。
次に、ラベル貼付装置12は、CPU15から転送された印
字指令および印字データを受け取り、ラベル印字部13に
よってラベル上にCPU15から転送された印字データに基
づいて商品の品名、重量、単価、値段等の印字を行う。
一方、商品は計量コンベア3から貼付コンベア4に渡
され、商品は貼付コンベア4によって搬送される。そし
て、貼付モードが前端基準に設定されている場合には、
第9図(a)に示すように、センサ30によって商品39が
検出されてから時間T1経過後、即ち、第7図(c)に示
すように、センサ30の出力端子K2から信号KF2が出力さ
れてから時間T1経過後、ラベル貼付部14が商品39に向か
ってエアを吹き付けてラベル40を貼付する。
また、貼付モードが後端基準に設定されている場合に
は、第9図(b)に示すように、センサ30によって商品
39が検出されてから時間T2経過後、即ち、第7図(e)
に示すように、センサ30の出力端子K2から信号KR2が出
力されてから時間T2経過後、ラベル貼付部14が商品39に
向かってエアを吹き付けてラベル40を貼付する。
以上説明した処理が商品の所定個数分繰り返される。
次に、上述したステップSB4におけるセンサ27〜30の
出力状態をチェックするCPU15の処理について第11図の
フローチャートに基づいて説明する。
まず、CPU15は、ステップSC1の処理へ進み、センサ27
の出力端子K1から出力される信号KF1が「0」であるか
否かを判断する。
ここで、この処理を行う理由を以下に示す。上述した
第10図のステップSB3においてセンサ27〜30の出力信号
を読み取った段階では、搬入コンベア2上に商品が載置
されていない。
従って、センサ27が正常に動作している場合には、セ
ンサ27の発光素子35から照射された光が反射板31によっ
て反射され、その反射光が受光素子36によって電気信号
SEに変換されるので、電気信号SEは「0」となる。
しかし、反射板31が水蒸気等によって曇ったり、ホコ
リや汚れ等によって反射板としての機能が低下したり、
あるいは、人や物がぶつかってその位置が変動した場合
には、受光素子36に光が入射されないので、電気信号SE
は「1」となってしまう。
そこで、センサ27の出力端子K1から出力される信号K
F1が「0」であるか否かを判断することにより、センサ
27が正常に動作しているか否かを判断することができ
る。他のセンサ28〜30についても同様である。
そして、ステップSC1の判断結果が「NO」の場合、即
ち、センサ27が正常に動作していない場合には、ステッ
プSC2へ進む。
ステップSC2では、センサ27が異常である旨のセンサ
異常フラグFS1をセットした後、ステップSC3へ進む。
一方、ステップSC1の判断結果が「YES」の場合、即
ち、センサ27が正常に動作している場合には、ステップ
SC3へ進む。
ステップSC3では、センサ29の出力端子K1から出力さ
れる信号KF1が「0」であるか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合、即ち、センサ29が正常に動作し
ていない場合には、ステップSC4へ進む。
ステップSC4では、センサ29が異常である旨のセンサ
異常フラグFS2をセットした後、ステップSC5へ進む。
一方、ステップSC3の判断結果が「YES」の場合、即
ち、センサ29が正常に動作している場合には、ステップ
SC5へ進む。
ステップSC5では、センサ28の出力端子K1から出力さ
れる信号KF1が「0」であるか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合、即ち、センサ28が正常に動作し
ていない場合には、ステップSC6へ進む。
ステップSC6では、センサ28が異常である旨のセンサ
異常フラグFS3をセットした後、ステップSC7へ進む。
一方、ステップSC5の判断結果が「YES」の場合、即
ち、センサ28が正常に動作している場合には、ステップ
SC7へ進む。
ステップSC7では、RAM17のフラグ・レジスタエリア18
の貼付モードフラグFが「0」であるか否か、即ち、前
端基準に設定されているか否かを判断する。この判断結
果が「YES」の場合には、ステップSC8へ進む。
ステップSC8では、センサ30の出力端子K1から出力さ
れる信号KF1が「0」であるか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合、即ち、センサ30が正常に動作し
ていない場合には、ステップSC9へ進む。尚、ステップS
C8の判断において、信号KF1が「1」の場合は、センサ3
0のモード設定が、貼付モードフラグFの設定内容と一
致していない場合か、あるいは、センサ30が正常に動作
していない場合である。
ステップSC9では、センサ30が異常である旨のセンサ
異常フラグFS4をセットした後、メインルーチンへ戻
る。
一方、ステップSC8の判断結果が「YES」の場合、即
ち、センサ30が正常に動作している場合には、メインル
ーチンへ戻る。
また、ステップSC7の判断結果が「NO」の場合、即
ち、RAM17のフラグ・レジスタエリア18の貼付モードフ
ラグFが「1」であり、後端基準に設定されている場合
には、ステップSC10へ進む。
ステップSC10では、センサ30の出力端子K1から出力さ
れる信号KR1が「1」であるか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合、即ち、センサ30が正常に動作し
ていない場合には、ステップSC11へ進む。尚、ステップ
SC10の判断において、信号KR1が「0」の場合は、セン
サ30のモード設定が、貼付モードフラグFの設定内容と
一致していない場合か、あるいは、センサ30が正常に動
作していない場合である。
ステップSC11では、センサ30が異常である旨のセンサ
異常フラグFS4をセットした後、メインルーチンへ戻
る。
一方、ステップSC10の判断結果が「YES」の場合、即
ち、センサ30が正常に動作している場合には、メインル
ーチンへ戻る。
以上説明したように、この発明は、作業者が操作部21
から計量および値付を行う商品の品番を入力し、その商
品のデータを呼び出す作業を行う場合、つまり、その商
品のラベル貼付作業の前段階の際には、コンベア上に商
品が存在していない点に注目し、品番を入力してその商
品のデータを呼び出す際に、センサ27〜30の出力状態を
チェックしている。
即ち、センサ27〜30の出力信号を読み取り、その出力
信号に基づいてセンサ27〜30の正常・異常(モード設定
の正誤判断を含む)を判断し、センサ27〜30から商品が
コンベア上にあるという信号が出力されている場合に
は、センサ27〜30が異常であるので、その場合には、そ
の旨を報知している。
これにより、センサ27〜30が正常に動作しているか否
かの確認およびセンサ30のモード設定が正しいか否かの
確認が装置自体によって行われるので、センサ27〜30の
異常による装置の誤動作を防止することができる。
尚、上述した一実施例においては、センサ27〜30とし
て2つの出力端子K1とK2とを備え、出力端子K2からは出
力端子K1から出力される信号の立ち上がりに同期したパ
ルス信号を発生するタイプのセンサを使用した場合であ
って、センサのチェックを行う場合には、出力端子K1
ら出力される信号を用い、計量値付装置の制御を行う場
合には、週力端子K2から出力される信号を用いている例
を示したが、この構成に限定されない。
例えば、出力端子K1のみを備え、フロント検出モード
の場合には、出力端子K1から信号KF1を出力し、リア検
出モードの場合には、出力端子K1から信号KR1を出力す
るタイプのセンサを用い、出力端子K1から出力される信
号を割込信号としてCPUに入力してその信号が「0」か
ら「1」に変化した時、所定の割込処理が実行されるよ
うに装置を構成することによっても上述した一実施例と
同様な処理を行うことが可能である。
要するに、フロント検出モードとリア検出モードとを
マニュアル操作によって切換可能なセンサであって、こ
のセンサの出力に基づいてラベル貼付制御を行うラベル
貼付装置であれば、センサの具体的な構成や出力信号の
種類には限定されない。
また、上述した一実施例においては、4個の光反射型
のセンサ27〜30を用いた例を示したが、センサの数およ
び検出原理については限定されない。検出原理として
は、例えば、超音波あるいは機械式等でもよい。
さらに、上述した一実施例においては、作業者が品番
とは別にラベルの貼付モード操作部21から入力する例を
示したが、第12図に示すように、RAM17の商品ファイル1
9に各商品番号毎にラベルの貼付モードをプリセットし
ておいてもよい。これにより、作業者の操作がより簡単
になる。
加えて、上述した一実施例においては、貼付コンベア
4上にラベル貼付装置12を1台だけ配置した例を示した
が、第13図に示すように、2台以上配置して使い分ける
ようにしてもよい。尚、これらのラベル貼付装置121
よび122の使い方としては、例えば、以下に示す使い方
がある。
ラベル貼付装置121 ラベル貼付装置122 縦貼り用 横貼り用 通常ラベル用 プロモーションラベル用 通常ラベル用 POPラベル用 ここで、プロモーションラベルとは、一般の計量ラベ
ル(値付ラベル)と同一の形状および印字フォーマット
であるが、印字データの色、ラベル用紙の色、または、
プリ印刷の内容が異なるものをいう。例えば、広告の品
等で特に顧客の注意を引き付けたい場合に、他のラベル
とは異なる色(例えば、赤色,黄色等)のラベル用紙に
印字したもの、あるいは、予め「広告品」とプリ印刷さ
れているラベル用紙に印字したものである。
また、POPラベルとは、商品広告用のラベルである。
ここで、上述した〜の使い方によって商品にラベ
ルを貼付した具体例を第13図〜第15図に示す。第14図
(a)がの使い方のラベル貼付装置121によって商品3
9にラベル401を横に貼付した例、第14図(b)がの使
い方のラベル貼付装置122によって商品39にラベル402
縦に貼付した例、第15図(a)がの使い方のラベル貼
付装置121によって商品39に通常ラベル401を貼付した
例、第15図(b)がの使い方のラベル貼付装置122
よって商品39にプロモーションラベル403を貼付した
例、第16図がの使い方のラベル貼付装置121および122
によってPOPラベル404と通常ラベル401とを1つの商品3
9に貼付した例である。
また、上述した一実施例においては、この発明を計量
値付装置に適用した例について説明したが、この発明を
計量部9を具備しない通常の値付け機に適用してもよ
い。
さらに、上述した一実施例においては、すべての制御
を単一のCPU15によって行う例を示したが、計量部9、
ラベル貼付装置12および各コンベア2〜4の制御部をそ
れぞれユニット化して各部にCPUを設け、各ユニット間
で信号を交信することにより、所定の動作を行うように
してもよい。
加えて、上述した一実施例においては、ラベルへの印
字をそのラベルを商品に貼付する直前に行う例を示した
が、予め印字されているラベルを商品に貼付するように
してもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、センサが正
常に動作しているか否かの確認が装置自体によって行わ
れるので、センサの異常による装置の誤動作を防止する
ことができる。
また、センサのモード設定が正しいか否かの確認が装
置自体によって行われるので、モード設定の誤りによる
装置の誤動作を防止することができる。
さらに、装置の使用上、コンベア上に商品がない状態
で行うことが要求される商品のデータ設定時にセンサの
チェック処理が自動的に行われるので、センサのチェッ
ク処理を行うために特別な操作等は必要とされない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるラベル貼付装置を適
用した計量値付装置の外観構成を示す概略正面図、第2
図は同電気的構成を示すブロック図、第3図はRAM17の
構成の一例を示す図、第4図はRAM17の商品ファイル19
の構成の一例を示す図、第5図はRAM17の実績ファイル2
0の構成の一例を示す図、第6図はセンサ27の電気的構
成を示すブロック図、第7図は第6図のセンサ27の各部
から出力される信号の波形の一例を示す図、第8図は貼
付モードを設定する作業者およびコンソール部8のCPU1
5の処理を表す処理図、第9図(a)および(b)はそ
れぞれラベル貼付装置12が商品39にラベル40を貼付する
動作を説明するための図、第10図は商品の計量および値
付をする作業者およびCPU15の処理を表す処理図、第11
図はセンサ27〜30の出力状態をチェックするCPU15の処
理を表すフローチャート、第12図はRAM17の商品ファイ
ル19の他の構成例を示す図、第13図はラベル貼付装置12
1および122を2台配置した構成を示す図、第14図〜第16
図はそれぞれ第13図のラベル貼付装置121および122によ
って商品39に各種のラベル401〜404を貼付した一例を示
す図、第17図および第18図はそれぞれ従来の自動計量値
付装置に配置された検出器の構成例を示す図、第19図は
様々なサイズの商品461〜463に前端基準でラベル47を貼
付した一例を示す図、第20図は様々なサイズの商品461
〜463に後端基準でラベル47を貼付した一例を示す図で
ある。 1……搬送装置、2……搬入コンベア、3……計量コン
ベア、4……貼付コンベア、5〜7……モータ、8……
コンソール部、9……計量部、10……ロードセル、11…
…A/D変換器、12……ラベル貼付装置、13……ラベル印
字部、14……ラベル貼付部、15……CPU、16……ROM、17
……RAM、18……フラグ・レジスタエリア、19……商品
ファイル、20……実績ファイル、21……操作部、22……
表示部、27〜30……センサ、31〜34……反射板、35……
発光素子、36……受光素子、37……モード設定スイッ
チ、38……信号発生回路、39……商品、40……ラベル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアによって搬送される商品にラベル
    を貼付するラベル貼付装置において、 前記コンベアによって搬送される商品を検出するセンサ
    と、 該センサから前記商品の前端に応じた第1の検出信号と
    前記商品の後端に応じた第2の検出信号とを切り換えて
    出力させる切換手段と、 前記商品の前端を基準に前記ラベルを貼付するか後端を
    基準に前記ラベルを貼付するかのモードを設定するモー
    ド設定手段と、 前記センサから出力される前記第1あるいは第2の検出
    信号および前記モード設定手段によって設定されたモー
    ドに基づいて前記センサの正常/異常および前記切換手
    段の設定の正誤を判断する判断手段と、 前記センサの異常あるいは前記切換手段の設定の誤りが
    検出された場合には、その旨を報知する報知手段と を具備することを特徴とするラベル貼付装置。
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