JP3110170U - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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辻濱 康雄
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Abstract

【課題】渡り板を荷受台の基端と荷台の床面後端との隙間に自動的に配置させることができ、渡り板をかけ渡す煩雑な作業が不要になるとともに、荷台のスペースを有効に利用することができる荷受台昇降装置を提供する。
【解決手段】荷台1に上下2本の上方リンク42と下方リンク41を有するリンク機構4を介して荷受台5が昇降自在に設けられた荷受台昇降装置2において、荷受台5の基端には、上下に開閉移動可能な板材7が設けられ、板材7は、荷受台5が上昇位置に達した際には荷受台5の上面と略同一平面を形成して荷受台機能を発揮するか、もしくは荷台1と荷受台5との間での渡り板機能を発揮し、荷受台5が下降した際には上方リンク42の当接部43が下方から当接して荷受台5に対して起立する方向に傾斜した状態で配置されるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、リンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられた荷受台昇降装置に関し、具体的には、上昇時には荷受台の一部を構成する荷受台機能を発揮するか、もしくは荷受台の基端と荷台の床面後端との隙間を埋めるための渡り板機能を有する板材の構造に関するものである。
従来、例えば荷箱の後面が観音開き式の扉により開閉自在になされた車輌において、この荷箱の後面後方に荷受台昇降装置を設けた場合、荷受台昇降装置の荷受台は荷箱の後面に沿って起立させて格納しているのが一般的である。このため当該荷受台を格納した際に上記扉のロック装置との干渉を避けるために、荷受台と荷箱の後面との間には隙間を設けている。
従って、荷受台を荷箱の床面まで上昇させたときには、上記隙間に相当する分だけ荷受台の基端と荷箱の床面後端とが離れた状態になり、このままでは積み荷の移動に支障をきたすため、従来では荷受台の基端と荷箱の床面後端との間に渡り板(板材)を渡している。
具体的には、渡り板を荷箱の床面後端に前後方向に回動自在に設け、荷受台を上昇させた際に、渡り板を荷箱の後端から後方に回動させ荷受台の基端にかけ渡すことで、この渡り板を通じて積み荷を円滑に移動できるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−74983号公報
しかしながら、上記従来のように、積み荷の積み降ろし作業の際に渡り板をいちいち作業者がかけ渡すのは手間がかかり作業が煩雑になるという問題があった。また、渡り板を使用できるようにするためには、当該渡り板上に積み荷を置いたままにしない必要があり、この渡り板を設けた荷箱の後端部分が積み荷を載置できないデッドスペースになるという問題があった。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る考案の荷受台昇降装置は、荷台に上下2本の上方リンクと下方リンクを有するリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられた荷受台昇降装置において、前記荷受台の基端には、上下に開閉移動可能な板材が設けられ、該板材は、荷受台が上昇位置に達した際には荷受台の上面と略同一平面を形成して荷受台機能を発揮するか、もしくは荷台と荷受台との間での渡り板機能を発揮し、荷受台が下降した際には前記上方リンクの当接部が下方から当接して荷受台に対して起立する方向に傾斜した状態で配置されるように構成されたものである。
本考案によれば、荷受台が上昇位置に達した際には、板材に荷受台の上面と略同一平面を形成して荷受台機能を発揮するか、もしくは荷台と荷受台との間での渡り板機能を発揮させるとともに、荷受台が下降した際には板材を荷受台に対して起立した状態に配置させることで、この板材を荷受台の基端と荷台の床面後端との隙間に自動的に配置させることができ、従来のように作業者がいちいち渡り板をかけ渡す煩雑な作業が不要になるとともに、渡り板を荷台側に設けなくて済むので荷台のスペースを有効に利用することができる。
また、荷受台を地上に下降させた場合には、板材が起立する方向に傾斜した状態で配置されることで、この板材を台車の車輪などの移動を阻止するストッパとして利用することができ、新たにストッパを設ける必要がなく一枚の板材を機能的に使用することができる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本考案の荷受台昇降装置を示している。
図1において、1は、車輌の車枠11上に搭載された箱状の荷箱(荷台)で、この荷箱1の後面下方に荷受台昇降装置2が設けられている。
荷箱1の後面は、図示しないが観音開き式の扉により開閉自在になされている。
荷受台昇降装置2は、車枠11に固設された取付部材3にリンク機構4を介して荷受台5が昇降自在に設けられている。
リンク機構4は、下方リンク41と上方リンク42とで構成されている。下方リンク41は、その基端部が前記取付部材3の途中部に枢軸41aにより枢支されるとともに、先端部が荷受台5の基端部に設けられたブラケット51の下部に枢軸41bにより枢支されている。上方リンク42は、その基端部が前記取付部材3の上部に枢軸42aにより枢支されるとともに、先端部が上記ブラケット51の上部に枢軸42bにより枢支されている。
一方、取付部材3と上方リンク42の先端部寄りにはリフトシリンダ6が連結されている。リフトシリンダ6は、その伸縮動作により上方リンク42を上下に回動させるためのもので、この上方リンク42の回動に伴って下方リンク41も上下方向に回動し、これら上方リンク42及び下方リンク41の回動により荷受台5を水平状態を保持しながら昇降作動させることができる。
前記荷受台5は、上述したようにその基端部にブラケット51を介して上方リンク42及び下方リンク41の先端部が枢支されており、図1に示す水平状態から枢軸42bを中心にして上方に回動して起立できるようになされている。
また、荷受台5の先端部は楔状に形成されており、荷受台5が地上に達した際に図1の二点鎖線で示すように傾動することで、この先端が地上に段差なく接地するようになされている。
ここで、この荷受台5の基端には、板材7が設けられている。板材7は、荷受台5を上昇位置に配置させた際に、荷受台5の上面と略同一平面を形成して荷受台機能を発揮させるか、もしくは荷箱1の床面後端と荷受台5の基端との間に生じる隙間を埋める渡り板機能を発揮させるためのもので、渡り板機能を発揮するには上記隙間に対応する長さを有するように形成している。
具体的には、図2に示すように荷受台5の基端に板材7の一端部がヒンジ71により連結されており、荷受台5の上面と同一平面上に配置される水平位置から、当該荷受台5の上方斜めに起立可能に設けられている。
また、上方リンク42の先端部寄りは、図2に示すように当該上方リンク42が下方に回動した際に前記板材7の下面に当接してこの板材7を上方に回動させて起立させる当接部43になされている。
つまり、上方リンク42の回動動作と荷受台5の昇降動作の相対的な運動により、荷受台5が上昇位置にあるときには上記当接部43は板材7から下方に離間してこの板材7を水平位置に配置するとともに、荷受台5が地上に達した際には当接部43が板材7と当接して上方に回動させることにより、この板材7を荷受台5の上面に対して起立する方向に傾斜した状態となる起立位置に配置する。
また、荷受台5の上面先端部には、台車などの車輪の移動を阻止するストッパ52が起立自在に設けられている。
次に、このように構成された荷受台昇降装置の動作について説明する。
まず、荷受台5を水平に配置した状態でリフトシリンダ6を伸縮作動させることにより、上方リンク42と下方リンク41とが上下に回動し、このリンク機構の作用により、荷受台5が水平状態を保持して地上と荷箱1の床面との間で昇降作動する。
この際、荷受台5が荷箱1の床面と略同じ高さとなる上昇位置にあるときには、図1に一点鎖線で示すように上方リンク42の当接部43が板材7の下方に退避していることから、板材7が荷受台5の基端から前方に水平に張り出して配置されており、これにより荷受台5の基端と荷箱1の床面後端との間に生じる隙間を埋めている。従って、荷受台5と荷箱1床面との間では台車などを使って積み荷を円滑に移動させることができる。
また、荷受台5を上記上昇位置からリフトシリンダ6を縮退させて下降させると、荷受台5が地上付近に達した際に、上方リンク42が下向きに傾斜することから当接部43が板材7の下面に当接する。そして、さらに荷受台5が下降するに従って、当接部43により板材7をそのヒンジ71を中心にして上方に回動させ、荷受台5が地上に達した際には板材7は当接部43により斜めに起立した状態で配置される(図1実線参照)。
このように板材7を起立させて配置することで、この板材7が荷受台5上に載せた台車の車輪などの移動を阻止するストッパーとしての役目を果たすことになる。
そして、さらにリフトシリンダ6を縮退させると、荷受台5が徐々に傾動して当該荷受台5の先端が地上に接地する(図1二点鎖線参照)。従って、この先端を通じて地上と荷受台5との間で台車等を使って積み荷を円滑に移動させることができる。この際、板材7は上方に起立しており上述したストッパとしての役目を果たしている。
また、荷受台5を格納させる際には、荷受台5を上昇位置で枢軸42bを中心に上方に回動させて起立させることで、図3に示すようにこの荷受台5を荷箱1の後面に沿って配置し、図示しない固縛部材により安定的に固縛する。
この際、板材7は、荷受台5の起立動作に伴って当接部43に当接して荷受台5に対して屈折した状態で配置される。
このように板材7を荷受台5の基端に設けたことで、荷受台5が上昇位置に達して積み荷を荷受台5と荷箱1の床面との間で移動させる際には、荷受台5と略同一平面となって荷受台5の一部を構成し、また、後述するように渡り板機能を発揮する場合には板材7が荷受台5の基端と荷箱1の床面後端との間の隙間に自動的に配置され、積み荷を載せた台車等を円滑に移動させることができる。
また、荷受台5を地上に下降させた場合には、板材7が起立して台車の車輪などの移動を阻止するストッパとなり、安全性を高めることができ、新たにストッパを設ける必要がなく一枚の板材7を機能的に使用することができる。
図4乃至図6は、上述した板材7の各態様を示している。
図4に示す板材7は荷受台5の横幅と同じ横幅を有するものであり、これによって荷受台5が上昇位置に配置された場合には、荷受台5の基端と荷箱1の床面後端との間の隙間に自動的に水平に配置されて渡り板機能を発揮する。
これに対して図5及び図6に示す板材7は荷受台5の基端部の一部を切欠く形で設けたもので、図5の板材7は左右の上方リンク42間に亘って設けられてなり、図6の板材7は左右の上方リンク42と対応する2箇所に設けられてなり、各板材7は前述したように上方リンク42の当接部43が下方から当接することで荷受台5に対して起立する方向に傾斜した状態で配置される。従って、荷受台5が上昇位置に配置された場合には、荷受台5の一部を構成して荷受台機能を発揮する。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本考案の好適な実施態様を示すものであって、本考案はこれに限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能である。
例えば、本実施の形態では、荷受台5が所謂一枚もののタイプの荷受台昇降装置について述べたがこれに限らず、荷受台を折り畳んで荷台の下方に格納するタイプの格納式荷受台昇降装置にも本考案の板材構造を適用することができる。
本考案の荷受台昇降装置の全体構成を示す側面図である。 板材及び作動ローラの構成を示す拡大の側面図である。 荷受台を格納した状態を示す側面図である。 板材の一態様を示す斜視図である。 板材の他の態様を示す斜視図である。 板材のさらに他の態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 荷箱(荷台)
2 荷受台昇降装置
4 リンク機構
41 下方リンク
42 上方リンク
43 当接部
5 荷受台
7 板材

Claims (1)

  1. 荷台に上下2本の上方リンクと下方リンクを有するリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられた荷受台昇降装置において、
    前記荷受台の基端には、上下に開閉移動可能な板材が設けられ、該板材は、荷受台が上昇位置に達した際には荷受台の上面と略同一平面を形成して荷受台機能を発揮するか、もしくは荷台と荷受台との間での渡り板機能を発揮し、荷受台が下降した際には前記上方リンクの当接部が下方から当接して荷受台に対して起立する方向に傾斜した状態で配置されるように構成されたことを特徴とする荷受台昇降装置。
JP2005000447U 2005-02-02 2005-02-02 荷受台昇降装置 Expired - Lifetime JP3110170U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183909A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置

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