JP3040461U - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

Info

Publication number
JP3040461U
JP3040461U JP1997000585U JP58597U JP3040461U JP 3040461 U JP3040461 U JP 3040461U JP 1997000585 U JP1997000585 U JP 1997000585U JP 58597 U JP58597 U JP 58597U JP 3040461 U JP3040461 U JP 3040461U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
wiring board
printed wiring
target pattern
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997000585U
Other languages
English (en)
Inventor
孝史 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP1997000585U priority Critical patent/JP3040461U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040461U publication Critical patent/JP3040461U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ターゲットパターンの微小導体の
機械的損傷を受けにくいプリント配線基板を提供する。 【解決手段】 ターゲットパターンの微小導体を有する
プリント配線基板において、ターゲットパターンの周辺
に保護パターンを設けた解決手段。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、位置決めの基準となるターゲットパターンに保護パターンを設けた プリント配線基板に関する。
【従来の技術】
従来技術の例について、図7〜図10を参照して説明する。 図7と図8とに示すように、プリント配線基板10のターゲットパターン30 は、プリント配線基板10に表面実装部品を実装する迄の各工程において、位置 決めの基準ポイントとなる。 従来のプリント配線基板10は、実装部品のピンリードとランド21との位置 決めをする基準としてターゲットパターン30がプリント配線基板10の対角線 上の角部に2ヶ所にそれぞれ1個設けてある。但し、図7は、プリント配線基板 10の角部の1ヶ所のみ示している。 また、ターゲットパターン30は、1辺が1〜2mmの4角形の微小導体で形 成されている。
【0002】 最近の表面実装部品の微小化と高密度化から、実装部品の位置決めが重要にな ってきている。 例えば、LSIのピンリード間のピッチは0.4mm以下のパッケージに封入 されているものもある。 そこで、プリント配線基板の回路パターンのランド21と表面実装装置との位 置関係の精度が問題となる。 即ち、表面実装部品をプリント配線基板へ実装する工程において、プリント配 線基板の回路パターンのランド21に正確にクリーム半田を印刷する必要がある 。 次に、そのランド21に印刷されたクリーム半田の上へ表面実装部品のピンを 正確に実装する必要がある。
【0003】 例えば、図10に示すクリーム半田を印刷する全自動クリーム印刷機50にお いて、プリント配線基板10をキャリア52で搬送して、図に示してはいないが 、クリーム半田を刷り込むためのメタルマスクとプリント配線基板10とを重ね 合わせするときの精度が必要となる。
【0004】 そのため、プリント配線基板10を搬送するキャリア52上に搭載して、2ヵ 所にあるターゲットパターンの微小導体をそれぞれCCDカメラで画像を取り込 んでモニタ51で表示すると同時に、その形状の4辺と周辺との白黒のコントラ ストでターゲットパターンの境界線を検出して、その中心点をそれぞれ演算によ りもとめる。 そして、全自動クリーム印刷機50は、得られた2つの中心位置を基準点とし て、プリント配線基板をキャリアに装着したときに発生する誤差の補正データと して使用することによりクリーム印刷の位置精度を得ている。
【0005】 同様に次の工程である、チップマウンタにおいても、全自動クリーム印刷機5 0でクリーム印刷されたプリント配線基板のランドに表面実装部品のピンが一致 するように位置決めのデータの補正をしている。
【0006】 このように、ターゲットパターンの微小導体の形状の境界線は、位置決めの要 素として特に重要な役割をはたしている。
【0007】 ところが、図9に示すように、ターゲットパターンは形状が小さい微小導体で 形成されているため、外部の物体60との衝突や擦れなどにより損傷しやすい。
【0008】
【考案解決しようとする課題】
上記説明のように、表面実装工程の自動化の為の位置補正に使用されるターゲ ットパターンの微小導体は、プリント配線基板の対角線上の両端角部に設けてあ り、しかも微小サイズなのでプリント配線基板の製造工程、梱包、運送、部品実 装の段階で機械的な外部からの損傷をうけやすい実用上の不便があった。 そこで、本考案は、こうした問題に鑑みなされたもので、その目的は、ターゲ ットパターンの微小導体が機械的損傷を受けにくくするために、ターゲットパタ ーンの保護パターンを設けたプリント配線基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
即ち、上記目的を達成するためになされた本考案の第1は、 位置決めの基準となるターゲットパターンを有するプリント配線基板において 、 前記ターゲットパターンの周辺に保護パターンを設けたことを特徴とするプリ ント配線基板を要旨としている。
【0010】 また、上記目的を達成するためになされた本考案の第2は、 前記保護パターンをレジストで被覆した本考案の第1に記載のプリント配線基 板を要旨としている。
【0011】 さらに、上記目的を達成するためになされた本考案の第3は、 前記ターゲットパターンの裏面側に反射パターンを設けた本考案の第1または 2に記載のプリント配線基板を要旨としている。
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態は、下記の実施例において説明する。
【0012】
【実施例】
(実施例) 本考案の実施例について、図1〜図5と、図10とを参照して説明する。 本考案の構成は、図1と、図2とに示すように、ターゲットパターン30の周 囲に、保護パターン40を設けたプリント配線基板10の構成になっている。 この保護パターン40は、ターゲットパターン30を設けるときにパターンを 設計しておくことにより、プリント配線基板の導体をエッチングして回路パター ン20と、ターゲットパターン30とのパターンを形成する工程を経て同時に作 成できる。
【0013】 ターゲットパターン30と保護パターン40の大きさは、表面実装装置におけ る画像を取り込む条件関係で決定する。 また、この保護パターン40を設けたターゲットパターン30は、プリント配 線基板10の対角線上の2ヵ所に設ける。
【0014】 従って、図5に示すように、ターゲットパターン30の周囲に保護パターン4 0を設けることにより、物体60がプリント配線基板10に衝突して擦れる方向 に移動してきた場合に、保護パターン40が防壁の作用をするので、ターゲット パターン30の微小導体を保護する。
【0015】 次に、プリント配線基板10の基材の透明度が大きい場合、図10に示す全自 動クリーム印刷機などで、ターゲットパターン30の画像を取り込んでモニタ5 1に表示して位置合わせするときに、ターゲットパターン30の境界と周辺の明 るさとのコントラストが低くなり合わせにくくなることがある。
【0016】 そこで、図3に示すように、プリント配線基板10のターゲットパターン30 とは反対側に、外からの光の進入を遮断する反射パターン41を設けている。 その結果、ターゲットパターン30は、反対側からの光が遮断されて基材部が 暗くなるので、ターゲットパターン30の境界と周辺とのコントラストが大きく なり位置あわせがしやすくなる。
【0017】 また、プリント配線基板10が多層基板の場合は、中間層に反射パターン41 を設けてもよい。 また、ターゲットパターン30の反対側に電源やグランド等の導体パターンを 設ければ同様の効果がある。
【0018】 さらに、ターゲットパターン30は、モニタするときの周辺とのコントラスト を向上させるために、半田メッキや半田コータ(半田侵漬法)等により半田皮膜 31を設けることがある。 この場合は、図4に示すように、保護パターン40にレジスト42をコーティ ングしてマスクすれば、ターゲットパターン30に対する保護パターン40の外 部の物体60に対する保護効果はさらに増大する。
【0019】 (応用例) 実施例において、ターゲットパターン30の形状は四角形とし、保護パターン 40も四角形として説明したが、図6の(a)〜(h)に示すように各種形状の 組合せとして実施しても同様の効果が得られる。 即ち、図6の(a)は、保護パターンを2重にした例である。図6の(b)は 、保護パターンを円形状とした例である。図6の(c)は、保護パターンとター ゲットパターンとを円形状とした例である。図6の(d)は、保護パターンをベ タのパターンとした例である。図6の(e)は、保護パターンの一方を開放とし た例である。図6の(f)は、保護パターンとターゲットパターンとを長方形状 とした例である。図6の(g)は、保護パターンとターゲットパターンとを楕円 形状とした例である。 さらに、保護パターンとターゲットパターンとの形状の組合せはどのようにし ても同様に実施できる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。 即ち、ターゲットパターンに保護パターンを設けたプリント配線基板とするこ とで、保護パターンが防壁の働きをするので、ターゲットパターンの微小導体が 機械的損傷を受けにくくなる効果がある。また、保護パターンをレジストで被覆 することで防壁の働きが増大する。さらに、反射パターンを付加することで画像 取り込みのコントラストが向上する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の保護パターンをプリント配線基板のタ
ーゲットパターンの周辺に設けた外観図である。
【図2】本考案の保護パターンをプリント配線基板のタ
ーゲットパターンの周辺に設けた図1のA−A断面図で
ある。
【図3】本考案の保護パターンのプリント配線基板の反
対側に反射パターンを設けた断面図である。
【図4】本考案の保護パターンをレジストで被覆した断
面図である。
【図5】本考案の保護パターンに物体が衝突する場合の
図である。
【図6】ターゲットパターンの保護パターンの外観図例
である。
【図7】従来のプリント配線基板のターゲットパターン
の外観図である。
【図8】従来のプリント配線基板のターゲットパターン
の図7のB−B断面図である。
【図9】従来のターゲットパターンに物体が衝突する場
合の断面図である。
【図10】全自動クリーム印刷機の要部外観図である。
【符号の説明】
10 プリント配線基板 20 回路パターン 21 ランド 30 ターゲットパターン 31 半田皮膜 40 保護パターン 41 反射パターン 42 レジスト 50 全自動クリーム印刷機 51 モニタ 52 キャリア

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決めの基準となるターゲットパター
    ンを有するプリント配線基板において、 前記ターゲットパターンの周辺に保護パターンを設けた
    ことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 前記保護パターンをレジストで被覆した
    請求項1に記載のプリント配線基板。
  3. 【請求項3】 前記ターゲットパターンの裏面側に反射
    パターンを設けた請求項1または2に記載のプリント配
    線基板。
JP1997000585U 1997-02-12 1997-02-12 プリント配線基板 Expired - Lifetime JP3040461U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000585U JP3040461U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 プリント配線基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000585U JP3040461U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 プリント配線基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3040461U true JP3040461U (ja) 1997-08-19

Family

ID=43175036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997000585U Expired - Lifetime JP3040461U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 プリント配線基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040461U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021065490A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社フジクラ フレキシブルプリント配線板及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021065490A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社フジクラ フレキシブルプリント配線板及びその製造方法
JP2021057433A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社フジクラ フレキシブルプリント配線板及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6365841B1 (en) Printed circuit board with resist coating defining reference marks
JP3040461U (ja) プリント配線基板
JPH09162510A (ja) 印刷回路基板および検査方法
JPH0669615A (ja) プリント配線板
JPH11307890A (ja) プリント配線板
JPH03165591A (ja) 半田ディップマスク
JPH1027950A (ja) プリント配線板
JPH09223722A (ja) 位置認識マーク及びtabテープ及び半導体装置及びプリント基板
JPH04147660A (ja) 電子部品
JPH05335438A (ja) リードレスチップキャリア
JPH02122590A (ja) 部品の位置決め装置
JP2004014606A (ja) 回路基板のランド及びその形成法
JP2645516B2 (ja) アイマークを備えたプリント配線板及びその製造方法
JP3174536B2 (ja) ハンダ付け状態の確認方法
JPH1126895A (ja) 面実装部品
JPS59773Y2 (ja) プリント回路基板
JPH0249488A (ja) 印刷配線板及びその製造方法
JP2000277900A (ja) 半田コート複合回路基板の製造方法
JPH06334281A (ja) プリント配線板
JPH0611531Y2 (ja) 回路基板装置
JP4223649B2 (ja) プリント配線板
JPH02224184A (ja) 混成集積回路基板の位置検出方法
JPS63164291A (ja) フレキシブルプリント配線板
JPH0749825Y2 (ja) チップ部品の半田付構造
JP2006278597A (ja) 印刷配線基板