JP3037737B2 - 二重床構造 - Google Patents

二重床構造

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JP3037737B2
JP3037737B2 JP2296416A JP29641690A JP3037737B2 JP 3037737 B2 JP3037737 B2 JP 3037737B2 JP 2296416 A JP2296416 A JP 2296416A JP 29641690 A JP29641690 A JP 29641690A JP 3037737 B2 JP3037737 B2 JP 3037737B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は二重床構造に関し、特に階下に伝達される床
衝撃音を低減し得る二重床構造に関する。
(従来の技術) 上記の二重床構造としては、コンクリ−ト床スラブ等
からなる床下地上に下面に高さ調節可能な支持脚体が取
り付けられた床パネル材が並置されてなるもの、床下地
上に木製や金属製の根太材が高さ調節可能な支持脚体を
介して配設され該根太材の上にパネル材が敷設されてな
るもの、或いは床下地上に木材ブロック等の支持部材が
支持脚体を介して配設され、該支持部材の上にパネル材
が敷設されてなるもの等が知られている。
このような二重床構造は、床下地上面の不陸を支持脚
体によって吸収できるため床下地を平滑化する手間が不
要であるという利点、及び床パネル材の下方に床下空間
が水平方向に連続しているため床下地上面での配管、配
線工事が容易であるという利点を有しているので、中高
層のビルやマンション等の床に広く採用されている。
しかるに、上記二重床構造においては、床仕上げ材を
介して床パネル材に衝撃力が加わった場合、床パネル材
の振動によって床下空間の空気が振動するので、階下に
床衝撃音が発生するという問題がある。
そこで、第8図に示すように、床下地a上に床パネル
材bが支持脚体cを介して敷設され、床パネル材bの上
に捨張り材dを介して床仕上げ材eが敷設されてなる二
重床構造において、床下地aの上にグラスウ−ルマット
やロックウ−ルマット等の吸音材fを配設し、該吸音材
fの表面で床衝撃音を吸音する構造のものが知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記のような吸音材は、一般にその表面に
形成された微細な空隙で床衝撃音を吸収するものである
から、周波数の高い高音域の音を良く吸音することがで
きるが、63〜500Hzの中音域〜低音域の床衝撃音は余り
吸音されないのが実状である。このため、従来の防音二
重床構造は、防音効果が高音域に偏ってしまい、低音域
〜中音域の床衝撃音を十分に低減させることができない
という問題があった。
上記に鑑み、本発明は、高音域のみならず低音域〜中
音域の床衝撃音をも効果的に吸音でき、階下に伝わる床
衝撃音を確実に低減させ得る床構造を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、請求項(1)及び(2)
の発明は、床下空間に拡がる床衝撃音を、吸音材の表面
による吸音と、吸音材に形成したレゾネ−タ−状の拡大
空間の吸音作用とによって吸音するものである。
具体的に請求項(1)の発明が講じた解決手段は、コ
ンクリ−ト床スラブ等からなる床下地上に床パネル材が
支持脚体を介して敷設されてなる二重床構造を対象と
し、上記床地上に、上側吸音マット材と下側吸音マット
材とからなる積層マットが載置されており、上記上側吸
音マット材には貫通孔が形成されていると共に、上記下
側吸音マット材には、上記貫通孔と連通し且つ上記貫通
孔よりも大きい断面積を持つ拡大貫通孔が形成されてお
り、上記下側吸音マット材の拡大貫通孔と上記床下地と
によって、床衝撃音を吸収する空間部が形成されている
構成とするものである。
具体的に請求項(2)の発明が講じた解決手段は、コ
ンクリ−ト床スラブ等からなる床下地上に床パネル材が
支持脚体を介して敷設されてなる二重床構造を対象と
し、上記床地上に、吸音性材料からなる吸音体が載置さ
れており、上記吸音体には、該吸音体の上面で開口する
上面開口部と、該上面開口部よりも大きい断面積を持ち
且つ下方が開放された下方拡大空間部とが形成されてお
り、上記吸音体の下方拡大空間部と上記床下地とによっ
て、床衝撃音を吸収する空間部が形成されている構成と
するものである。
(作用) 請求項(1)の発明の構成により、床下空間に発生し
た床衝撃音は、まず上側吸音マット材で吸音されるが、
上記上側吸音マット材で吸音しきれなかった低音域〜中
音域の床衝撃音は、上側吸音マット材の貫通孔を介して
下側吸音マット材の拡大貫通孔に入り、下側吸音マット
材の拡大貫通孔の内部で反射を繰り返しながら低減され
る。
また、床衝撃力に伴う床下空間での空気圧力の上昇
は、上側吸音マット材の貫通孔からその下方の下側吸音
マット材の拡大貫通孔の内部で空気圧力が分散されて床
下地に作用する空気圧力が弱められるので、結果として
階下に伝達される床衝撃音が低減される。
請求孔(2)の発明の構成により、吸音体に上面開口
部の面積よりも大きい断面積を持つ下方拡大空間部が設
けられているため、上面開口部から下方拡大空間部の内
部に入った低音域〜中音域の床衝撃音は、該下方拡大空
間部の壁面と床下地との間で反射を繰り返しながら低減
する。
また、吸音体が吸音性材料よりなるため、床衝撃音は
吸音体の下方拡大空間部における周壁面によって効果的
に吸音されると共に、床衝撃力に伴う床下空間での空気
圧力は吸音体の上面開口部から下方拡大空間部の内部で
分散されて圧力が弱められるので床下地に空気圧力が作
用し難く、階下への床衝撃音の伝達が低減される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る二重床構造を示
し、該二重床構造は、コンクリ−ト床スラブ等からなる
床下地1の上に複数枚の床パネル材2が複数個の支持脚
体3を介して並置され、床パネル2の上面に捨張り材4
を介して床仕上げ材5が敷設されており、床下地1と床
パネル材2との間に床下空間6が形成されてなるもので
ある。
床仕上げ材5としては木質フロア材やカ−ペット材等
を適宜使用でき、また、捨張り材4としては合板等を適
宜使用できる。
床パネル材2としては、合板やパ−ティクルボ−ド等
の木質板、木質セメント板或いは金属製成形パネル等を
用いることができ、その上に敷設される捨張り材4、床
仕上げ材5及び床上荷重を支持できる程度の剛性を有し
ておれば適宜選択可能である。
支持脚体3は、床下地1の上面に載置される円錐台状
の弾性体3aと該弾性体3aに立設された高さ調節用の調節
ボルト3bとを有し、調節ボルト3bを回転することにより
レベル調節が可能である。
以上のような二重床構造において、本第1実施例の特
徴として、床下地1上における床パネル材2の中央部の
下方に、ロックウ−ルマット、グラスウ−ルマット或い
は発泡プラスチックマット等の吸音材からなる矩形状の
上側吸音マット材7aと、該上側吸音マット材7aの下面に
接着剤等によって一体に積層され上記同様の吸音材から
なる矩形状の下側吸音マット材7bとからなる積層マット
7が載置されている。
上側吸音マット材7aには、上下に貫通し円形断面を有
する貫通孔7cが3個ずつ設けられていると共に、下側吸
音マット材7bには、上下に貫通して上方で上記貫通孔7c
と連通しており、該貫通孔7cより大きい円形断面を有す
る拡大貫通孔7dが3個ずつ設けられている。
このようにして、貫通孔7cと拡大貫通孔7dとによっ
て、積層マット7の内部に上側よりも下側が拡大した下
方拡大空間が形成されており、該下方拡大空間によって
床下地との間にレゾネ−タ−状の拡大空間部が形成さ
れ、吸音材の表面で吸音しきれなかった床衝撃音は、小
面積の貫通孔7cから大面積の拡大貫通孔7dに移った後、
該拡大貫通孔7dの内部で反射と拡散をしながら吸音され
る。
また、貫通孔7cを通って拡大貫通孔7dに入った床衝撃
音は面積が大きい拡大貫通孔7dの周壁面によって吸音さ
れると共に、床仕上げ材5の上面に床衝撃力が加わった
際の床下空間6の空気圧力の上昇は上側吸音マット材の
貫通孔を経て容積が大きい拡大貫通孔7dの内部で分散さ
れるため、拡大貫通孔7d内部での空気圧力が弱められて
階下に伝達される床衝撃音は低減される。
以上のような観点から、貫通孔7c及び拡大貫通孔7dの
直径は各々以下のように設定することが好ましい。すな
わち、貫通孔7cの直径は1〜8cmが好ましい。その理由
は直径が1cmより小さいと低音域〜中音域の音を貫通孔7
cの内部に取り込み難いためであり、直径が8cmより大き
いと床衝撃音が貫通孔7cの下面開口部から下方に出てし
まいレゾネ−タ−形状に類似する吸音効果が十分に発揮
されないためである。また、拡大貫通孔7dの直径は10cm
以上が好ましい。その理由は直径が10cmより小さいと床
衝撃音の拡散が拡大貫通孔7dの内部で十分に行われない
ためである。さらに、床衝撃音の拡散効果が十分に発揮
されるために拡大貫通孔7dの直径は貫通孔7cの直径の2
倍以上であることが好ましい。
尚、積層マット7を構成する上側吸音マット材7a及び
下側吸音マット材7bの材質は同種であってもよいし、異
種であってもよい。
また、上記実施例においては、床下地1の上に、貫通
孔7cと拡大貫通孔7dとのずれを防止するため、上側吸音
マット材7aと下側吸音マット材7bとが一体化された積層
マットを載置したが、これに代えて、両者を別体にして
床下地1の上に単に重ね合わせておいてもよい。
さらに、上記実施例に代えて、積層マット7の下面に
平坦な吸音マット或いは適宜の板状体やシ−ト状物を積
層し、拡大貫通孔7dの下部開口部を閉塞してもよい。
第3図及び第4図は上記積層マット7の変形例を示
し、該変形例においては、上側吸音マット材7aには円形
断面を有する一対の貫通孔7cが2か所に設けられ、下側
吸音マット材7bには一対の貫通孔7cに連通する正方形断
面の拡大貫通孔7dが2か所に設けられている。
第5図は本発明の第2実施例に係る二重床構造を示
し、該二重床構造は上記第1実施例と同様の床下地1、
床パネル材2、支持脚体3、捨張り材4及び床仕上げ材
5を備えている。
以上のような二重床構造において、本第2実施例の特
徴として、床下地1の上に、ロックウ−ル、グラスウ−
ル或いは発泡プラスチック等の吸音材を凹凸状のマット
に成形してなる吸音体8が配設されており、該吸音体8
には、上下に貫通する円形断面の貫通孔8aと該貫通孔8a
の下面開口部に連続して円錐台状に拡がる下方拡大空間
部8bが2か所に設けられている。
このようにして本第2実施例に係る二重床構造は、上
下に貫通した貫通孔8aの上面開口部の面積よりも大きい
下方拡大空間部8bを下面側に備えているため、下方拡大
空間部8bによって第1実施例と同様にレゾネ−タ−形状
に類似する吸音効果が得られ、吸音材表面で吸音しきれ
ないような低音域〜中音域の床衝撃音は下方拡大空間部
8bの内部空間と床下地との間で反射をしながら吸音され
る。
また、床仕上げ材5の上面に床衝撃力が加わった際の
床下空間6の空気圧力は、貫通孔8aを経て容積が大きい
円錐台状の下方拡大空間部8bの内部に分散されるため床
下地1に作用する空気圧力が弱められるので、空気圧力
の上昇が緩和されて階下に伝達される床衝撃音が低減さ
れる。
さらに、吸音体8を上記のような形状にすると、吸音
性材料を成形することによって吸音体8の高さ、貫通孔
8aの直径或いは下方拡大空間部8bの大きさを所望値に設
定できるため、吸収させる音の音域幅の調整が容易であ
る上に、下方拡大空間部8bを大きくしても吸音体8の立
上り部で強度保持ができ、取り扱いが容易である。
尚、上記第1及び第2実施例においては、所謂置床構
造の二重床であったが、本発明はこれらに限られず、根
太材を支持脚体等で支持して床面を形成した二重床、或
いは木質ブロックを支持脚体等で支持して床面を形成し
た二重床等であってもよい。
以下、本発明を評価するために行なった軽量床衝撃音
の遮音性能テストについて説明する。
まず、具体例及び比較例共に、厚さ:20mmで910mm×91
0mmの正方形の床パネル材2と、該床パネル材2の下面
に受具を介して取り付けられ高さ:50mmの弾性体3aと長
さ:200mmの調節ボルト3bとを有する支持脚体3とから構
成される床パネルを、厚さ:150mmのコンクリ−ト床スラ
ブの上に載置して平均高さ:175mmの床下空間6を形成
し、上記床パネル材2の上面に厚さ:9mmの捨張り材4を
介して厚さ:12mmの木質床板からなる床仕上げ材5を敷
設して所謂置床構造を形成した。
そして、具体例1としては、密度:約0.1g/cm3のロッ
クウ−ルよりなり、厚さ:25mm、平面形状:303mm×606mm
であって直径:5cmの貫通孔7cを3個有する上側吸音マッ
ト材7aと、密度:約0.1g/cm3のロックウ−ルよりなり、
厚さ:25mm、平面形状:303mm×606mmであって直径:15cm
の拡大貫通孔7dを3個有する下側吸音マット材7dとが、
点状に塗布された接着剤によって貫通孔7cと拡大貫通孔
7dとを各々の中心を一致させて積層された積層マット7
を上記床下地1の上に載置した。
また、具体例2としては、密度:約0.15g/cm3のロッ
クウ−ルよりなり、平均肉厚:20mm、全体の高さ:60mm、
平面形状:303mm×606mmであって直径:5cmの上面貫通孔8
aと下面側の直径:15cmの円錐台状の下方拡大空間部8bを
有する吸音体8を上記床下地1の上に載置した。
また、比較例1としては、具体例1の二重床構造で床
下空間に吸音マットを配置しないで形成した二重床を用
いた。
さらに、比較例2としては、具体例1の二重床構造に
おける吸音材に代えて、密度:約0.1g/cm3のロックウ−
ルよりなり、厚さ:25mm、平面形状:303mm×606mmであっ
て貫通孔を設けることなく全体が平坦で均一な吸音マッ
トを配置した二重床を用いた。
具体例1,2及び比較例1,2に対するJIS−A−1418に基
づく軽量床衝撃音の遮音性能テストの結果は第7図に示
す通りである。同図に示すように、比較例1及び2の床
構造の遮音性能は125〜250Hz帯の床衝撃音が大きくてL
L−48であったが、具体例1の床構造では63〜500Hzの音
が低減されて遮音性能はLL−46であり、また具体例2
の床構造の遮音性能は250Hzの音が良く吸音されていて
LL−43であって、軽量床衝撃音に対して具体例のもの
は比較例のものに比べて床衝撃音が全体の音域に亘って
吸音されており、防音性能が優れていることが確認され
た。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明に係る二重
床構造によると、床下地上に、貫通孔を有する上側吸音
マット材が上記貫通孔に連通し該貫通孔より大きい断面
積の拡大貫通孔を有する下側吸音マット材を介して載置
され、上記貫通孔と拡大貫通孔とによって下方拡大空間
が形成されているため、床下空間に生じた床衝撃音は、
吸音材の表面で吸音されると共に、該表面で吸音しきれ
なかった低音域〜中音域の音が貫通孔の上面開口部から
下方拡大空間に入ってレゾネ−タ−状の拡大空間の内部
で反射を繰り返しながら低減させられ、床衝撃音は拡大
貫通孔の周壁面によって効果的に吸音され、床衝撃力に
伴う床下空間での空気圧力の上昇は拡大貫通孔の内部で
分散される。
また、請求項(2)の発明に係る二重床構造による
と、床下地上に吸音性材料からなり上面開口部の面積よ
りも大きい下方拡大空間部を有する吸音体が載置されて
いるため、上面開口部から下方拡大空間部の内部に入っ
た低音域〜中音域の床衝撃音はレゾネ−タ−状の拡大空
間の壁面で反射を繰り返しながら低減させられ、床衝撃
音は下方拡大空間部の下部周壁面によって効果的に吸音
され、床下空間での空気圧力の上昇は下方拡大空間部の
内部で分散される。
このため、請求項(1)及び(2)の発明によると、
高音域のみならず低音域〜中音域の床衝撃音をも効果的
に吸音できるので、階下に伝わる床衝撃音を確実に低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係る二重床構
造を示し、第1図は一部切截斜視図、第2図は一部切截
平面図、第3図及び第4図は上記二重床構造における積
層マットの変形例を示し、第3図は斜視図、第4図は断
面図、第5図及び第6図は本発明の第2実施例に係る二
重床構造を示し、第5図は断面図、第6図は吸音体の一
部切截斜視図、第7図は具体例及び比較例の軽量床衝撃
音に対する遮音性能テスト結果を示す図、第8図は従来
の二重床構造の断面図である。 1……床下地 2……床パネル材 3……支持脚体 4……捨張り材 5……床仕上げ材 6……床下空間 7……積層マット 7a……上側吸音マット材 7b……下側吸音マット材 7c……貫通孔 7d……拡大貫通孔 8……吸音体 8b……下方拡大空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/20 E04F 15/18 601

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリ−ト床スラブ等からなる床下地上
    に床パネル材が支持脚体を介して敷設されてなる二重床
    構造であって、 上記床下地上に、上側吸音マット材と下側吸音マット材
    とからなる積層マットが載置されており、 上記上側吸音マット材には貫通孔が形成されていると共
    に、上記下側吸音マット材には、上記貫通孔と連通し且
    つ上記貫通孔よりも大きい断面積を持つ拡大貫通孔が形
    成されており、 上記下側吸音マット材の拡大貫通孔と上記床下地とによ
    って、床衝撃音を吸収する空間部が形成されていること
    を特徴とする二重床構造。
  2. 【請求項2】コンクリ−ト床スラブ等からなる床下地上
    に床パネル材が支持脚体を介して敷設されてなる二重床
    構造であって、 上記床下地上に、吸音性材料からなる吸音体が載置され
    ており、 上記吸音体には、該吸音体の上面で開口する上面開口部
    と、該上面開口部よりも大きい断面積を持ち且つ下方が
    開放された下方拡大空間部とが形成されており、 上記吸音体の下方拡大空間部と上記床下地とによって、
    床衝撃音を吸収する空間部が形成されていることを特徴
    とする二重床構造。
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