JP3028107B2 - プリンタの連帳単票切換え装置 - Google Patents

プリンタの連帳単票切換え装置

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JP3028107B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts

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  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに関し、さらに
詳細には連帳用紙と単票用紙の両印字媒体を切換え使用
できるプリンタの連帳単票切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタとしては、例え
ば、プラテンに紙送り用のステップモータをタイミング
ベルト等により連結し、プラテンと連帳用紙送り用のピ
ンフィードトラクタとについては、プラテンギヤとピン
フィードトラクタギヤとの間にクラッチギヤを介設し、
このクラッチギヤのレバーの操作によりクラッチギヤが
前記プラテンギヤとピンフィードトラクタギヤの両方に
連結されているときにはプラテンの駆動によりピンフィ
ードトラクタを回転して連帳用紙がプラテンへ送られ、
前記クラッチレバーの操作によりクラッチギヤがピンフ
ィードトラクタギヤから離されたときにはプラテンの駆
動により単票用紙がプラテンへ送られる状態となるもの
が知られている。
【0003】この場合、前記のクラッチレバーの切換え
操作は手動によるものが一般的であるが、ステップモー
タのような駆動源を用い電気信号により切換えるものも
知られる。さらに、前記クラッチに電磁クラッチを用
い、やはり電気信号によりこの電磁クラッチを切換える
ようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラッ
チの切換え操作を手動により行うものでは連帳単票の切
換え操作に手間が掛かるし、一方クラッチレバーの切換
えに駆動源を用いるものにおいては、連帳用紙がジャム
を起こしたり、あるいはその他の故障が起きたりしてプ
ラテンのみ単独に手動回転させる必要が生じたとき、モ
ーターの停止によりクラッチレバーの回転がロック状態
となって、クラッチギヤをトラクタから離間させること
が困難であった。
【0005】このため、前記駆動源のほかに手動の切換
えレバーを設けることが容易に想起されるが、通常考え
られるような、クラッチギヤをモーターギヤに直結させ
る構成では、手動レバーの操作に伴い駆動源その他の各
種部材も同時に動かさなければならず、操作が重くなっ
たり、また、駆動源との関係を断つ機構を必要とするた
め構造が複雑になったりする。さらに、電磁クラッチを
用いるものでもクラッチに駆動源が連結されているので
手動の切換え操作が重く、また部品コストも高くなる等
の問題がある。
【0006】本発明は、クラッチギヤの切換えをモータ
等の駆動源と手動操作のいずれによっても可能にするも
ので、かつ手動操作が重くなったり、構造が複雑になっ
たりすることのないような構成とすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプリンタの連帳単票切換え装置は、給紙
駆動源と、連帳用紙又は単票用紙を支持するプラテン
と、連帳用紙を前記プラテンに送る連帳用紙送り手段
と、前記給紙駆動源による駆動力が前記連帳用紙送り手
段に伝達される連結状態と給紙駆動源による駆動力が連
帳用紙送り手段に伝達されない非連結状態とを切換える
クラッチ手段と、クラッチ切換え駆動源を介して前記ク
ラッチ手段を作動させ、クラッチ切換え駆動源による駆
動状態に基づき前記連結状態と非連結状態とを切換える
連帳単票自動切換え手段と、手動操作によって前記クラ
ッチ手段を作動させ、前記連結状態と非連結状態とを切
換えるクラッチ手動切換え手段とを備え、前記連結状態
と非連結状態との間でクラッチ手段を作動させる際に、
前記クラッチ手動切換え手段には、前記クラッチ切換え
駆動源の駆動負荷が発生しないことを特徴とする。
【0008】
【作用】連帳用紙の送り動作と単票用紙の送り動作との
間で自動切換えを行う場合、連帳単票自動切換え手段に
おけるクラッチ切換え駆動源を介してクラッチ手段を作
動させ、給紙駆動源による駆動力が連帳用紙送り手段に
伝達される連結状態、又は、給紙駆動源による駆動力が
連帳用紙送り手段には伝達されない非連結状態に切換え
る。ここに、連帳単票自動切換え手段を介して連結状態
に切換えられた場合には、給紙駆動源の駆動に基づき連
帳用紙送り手段により連帳用紙がプラテンに送られると
ともに、プラテンにて支持される。また、連帳単票切換
え手段を介して非連結状態に切換えられた場合には、連
帳用紙送り手段を作動させることなく、単票用紙がプラ
テンに対して送られるとともに、プラテンにて支持され
る。
【0009】一方、手動操作によって連帳用紙の送り動
作と単票用紙の送り動作との間で手動切換えを行う場合
には、クラッチ手動切換え手段を介してクラッチ手段を
作動させ、給紙駆動源による駆動力が連帳用紙送り手段
に伝達される連結状態、又は、給紙駆動源による駆動力
が連帳用紙送り手段には伝達されない非連結状態に切換
える。ここに、クラッチ手動切換え手段を介して連結状
態に切換えられた場合には、給紙駆動源の駆動に基づき
連帳用紙送り手段により連帳用紙がプラテンに送られる
とともに、プラテンにて支持される。また、クラッチ手
動切換え手段を介して非連結状態に切換えられた場合に
は、連帳用紙送り手段を作動させることなく、単票用紙
がプラテンに対して送られるとともに、プラテンにて支
持される。また、非連結状態においては、給紙駆動源と
連帳用紙送り手段とは連結されていないことに基づき、
連帳用紙または単票用紙のジャム等の取除き作業やその
他の点検等を容易に行うことが可能となる。また、クラ
ッチ手動切換え手段の手動操作時にクラッチ切換え駆動
源の駆動負荷が発生して操作負荷がかかることを防止す
ることが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1に示されるように、このプリン
タ10は、相対向した一対のサイドフレーム(一方のサ
イドフレーム10aのみを示す)間に連帳用紙または単
票用紙の印字媒体を走行配置させるためのプラテン12
が回転自在に軸承される。該プラテン12は図示しない
方のサイドフレームに取付けられたモータM2よりギヤ
Gを介して回転駆動される。また、前記プラテン12面
にはペーパーベイルローラ14が配置されている。前記
ペーパーベイルローラ14は、シャフト14aに複数個
の紙押えローラ14bが回転自在に設けらえており、プ
ラテン12に対して印字媒体を押圧状態で走行させるも
のである。上記シャフト14aの両端は、ペーパーベイ
ルレバー(一方のペーパーベイルレバー16のみを示
す)によって、前記サイドフレームに突設された支軸1
8を介して揺動自在、かつプラテン12に対して離間接
近自在に支持される。そして、このペーパーベイルレバ
ー16の一端とサイドフレーム10aに突設された止め
ピン20との間にスプリングバネ22が張架され、該バ
ネの収縮力により常態では前記ペーパーベイルローラ1
4がプラテン12面に押圧付勢されている。
【0011】一方、前記サイドフレーム10aの外側面
には両サイドフレーム間に配送される連帳用紙用のピン
フィードトラクタ24のトラクタ軸26が軸承され、該
トラクタ軸26の突出端にはトラクタギヤ26aが固着
される。またこのトラクタギヤ26aにはギヤ28aが
係合する。そのギヤ28aと同軸にトラクタ駆動ギヤ2
8が固着され、そのトラクタ駆動ギヤ28は、前記プラ
テン12に同軸に設けられたプラテンギヤ30に近接し
て配置される。
【0012】また、前記サイドフレーム10aの外側面
には、前記ペーパーベイルローラ14をプラテン12か
ら離間接近させるためのペーパーベイル開閉カムギヤ3
2、連帳用紙と単票用紙の送りを切換える連帳単票切換
えカムギヤ34、および連帳単票切換え回転体36が支
軸38、40、42にそれぞれ回転自在に枢支される。
そして、前記ペーパーベイル開閉カムギヤ32と連帳単
票切換えカムギヤ34とは噛合されると共に、該連帳単
票切換えカムギヤ34は前記サイドフレーム10aに設
けられえた正逆転ステップモータMにモータ主軸ギヤG
M 、および従動ギヤGI を介して連繋される。
【0013】前記ペーパーベイル開閉カムギヤ32はギ
ヤ側面に自らリミットスイッチS2をオンオフさせるた
めのスイッチ作動部44と、さらに前記ペーパーベイル
レバー16をある回転範囲にわたって押圧する円形カム
部46とを有す。前記連帳単票切換えカムギヤ34は、
ギヤ側面に扇形カム部48を有する。
【0014】前記連帳単票切換え回転体36は、一側縁
に延設される可撓性のアーム板50の先端に、前記連帳
単票切換えカムギヤ34の扇形カム部48に係合可能な
短軸部52および、該短軸部52に連設される斜面部5
4を有する。また、該回転体36の他側縁にはトグルバ
ネTの一端が係留され、該トグルバネTの他端がサイド
フレーム10aに突設される止めピン56に係止される
ことにより、該回転体36はある範囲の位相角度の回転
によりトグルバネTのデットポイントを越えない範囲で
元の回転位置迄に戻るようになっている。なお、該回転
体36の周縁には、さらに該回転体36に近接して配置
される、リミットスイッチS1 をオンオフさせるための
スイッチ作動部58が設けられ、このリミットスイツチ
により連帳用紙と単票用紙との切換え状態が検知される
ようになつている。
【0015】かくして前記連帳単票切換えカムギヤ34
の支軸40にはクラッチレバー60の一端が枢着され、
該クラッチレバー60に延設される腕杆62の先端に軸
支されるクラッチギヤ64が前記プラテンギヤ30とト
ラクタ駆動ギヤ28の両方に噛合するように構成され
る。またクラッチレバー60の基端には長溝穴66が開
設され、該長溝穴66には前記連帳単票切換え回転体3
6より、延設される支板68に突設された切換えピン7
0が遊挿される。そして、該切換えピン70は図3に示
されるように前記サイドフレーム10aに設けられた貫
通穴72より若干突出している。なお、前記プラテンギ
ヤ30とクラッチギヤ64とはプラテン12の回転とピ
ンフィードトラクタ24による連帳用紙の送り速度とか
ほぼ同じになるようなギヤ比で構成されている。
【0016】また図3中、74はプリンタの本体フレー
ムを示し、この本体フレーム74により前記した各構成
部材はプリンタ本体内に覆い隠されている。
【0017】次にこの実施例のプリンタの作動状態を説
明する。 (A) 電源投入時 このプリンタの電源投入時にその電気信号に基づいてリ
ミットスイッチS2 のオンオフ状態が検知され、オン状
態であればステップモータMが図2に示す反時計方向に
回転して、リミットスイッチS2 がペーパーベイル開閉
カムギヤ32のスイッチ作動部44より外れたところで
停止し、逆にリミットスイッチS2 がオフ状態であれ
ば、ステップモータMが逆の時計方向に回転してスイッ
チ作動部44によりリミットスイッチS2 がオンされた
位置で停止し、さらに1ステップ分モータの回転が戻さ
れた、いずれにしても図2に示される位置で停止する。
この位置がステップモータMのホームポジションA(第
9図参照)となる。
【0018】(B) ペーパーベイルローラ開放 次にステップモータMが時計方向に回転し、これに従動
して回転される従動ギヤGI および連帳単票切換えカム
ギヤ34の駆動伝達により、ペーパーベイル開閉カムギ
ヤ32が図4中矢示方向に回転する。そのときステップ
モータMの回転位相がBの位置(第9図参照)で、円形
カム部46がペーパーベイルレバー16に当接し、さら
にステップモータMの回転に伴ってペーパベイルローラ
14が、プラテン12より離間され、位相C(第9図参
照)において最も開放された状態となる。そして、その
間は連帳単票切換えカムギヤ34と連帳単票切換え回転
体36とは何ら係脱関係が生じないため、クラッチギヤ
64がプラテンギヤ30とトラクタ駆動ギヤ28の両方
に噛合しておれば連帳用紙を送れる状態にあり、プラテ
ン12のモータ駆動によりトラクタ駆動ギヤ28が回転
して、連帳用紙がピンフィードトラクタ24の駆動によ
りプラテン12とペーパーベイルローラ14との間に送
り込まれるし、逆にクラッチギヤ64がトラクタ駆動ギ
ヤ28より離間している状態にあれば連帳用紙は送られ
ず、単票用紙がプラテン12とペーパーベイルレバー1
6との間に送り込まれることとなる。
【0019】かくして用紙がプラテン12とペーパーベ
イルローラ14間に通過された後、ステップモータMが
反時計方向に回転し、ホームポジションAに戻されるこ
とにより、ペーパーベイルローラ14がスプリングバネ
22の付勢により用紙をプラテン12に押圧する状態
(図2の状態)に戻る。
【0020】(C) 連帳から単票への切換え 今、図5に示す連帳印字状態にあるとして、ステップモ
ータMをホームポジションAから反時計方向に回転させ
る。そうすると、ステップモータMの回転位相がD(第
9図参照)の位置において、連帳単票切換えカムギヤ3
2の扇形カム部48が連帳単票切換え回転体36の短軸
部52に当接して、該回転体36を図6に示すように時
計方向へ回動させ、ステップモータMの回転位相がE
(第9図参照)の付近においてトグルバネTがデッドポ
イントを越えるので、その時点でそのバネ力によりクラ
ッチレバー60を回動させる。これにより連帳から単票
へ印字状態が切換えられるが、この状態はマイクロスイ
ッチS1 により検出される。このクラッチレバー60の
回動によりクラッチギヤ64がトラクタ駆動ギヤ28よ
り離間し、プラテン12の回転がピンフィードトラクタ
24に伝達されなくなる。そこで、単票用紙をプラテン
12へ送ることができる。
【0021】なお、ステップモータMは回転位相Eの位
置で正回転に切り換わり、ホームポジションAまで戻っ
て停止するが、前記マイクロスイッチS1 による連帳か
ら単票への切換え状態の検知信号が発生しない場合はエ
ラー信号を発生し、その旨をディスプレイに表示する。
【0022】なお、この動作の間はペーパーベイル開閉
カムギヤ32とペーパーベイルレバー16とは何ら係脱
関係が生じないため、ペパーベイルローラ14はプラテ
ン12に押圧されたままの状態が保持される。
【0023】(D) 単票から連帳への切換え 今、図7に示すように単票印字状態にあるとして、ステ
ップモータMをホームポジションAより反時計方向に回
転させ、回転位相Eの位置で連帳単票切換えカムギヤ3
4の扇形カム部48が、連帳単票切換え回転体36の短
軸部52に当接してから更に回転を続けさせることによ
り、扇形カム部48が回転体36の斜面部54に乗り上
げそのためにアーム板50が撓んで扇形カム部48が短
軸部52を通過する。そして、図8に示されるように扇
形カム部48が短軸部52を通過した時点、すなわちス
テップモータMの回転位相がF(第9図参照)の位置
で、該モータは時計方向に反回転し、扇形カム部48で
短軸部52を押し下げ、トグルバネTのバネ力に抗して
連帳単票切換え回転体36を回動させる。そしてステッ
プモータMの回転位相Dの位置で扇形カム部48が短軸
部52に再び当たるが、モータが更に回転し続けること
により扇形カム部48が、回転体36の斜面部54に乗
り上げアーム板50の撓みによって短軸部52を通過
し、ホームポジションAまで戻ってきて停止する(図2
の状態)。この図2に示す状態にあっては、図より明ら
かなようにクラッチギヤ64がトラクタ駆動ギヤ28に
係合するので、ピンフィードトラクタ24に動力が伝達
される。そこで、連帳用紙をプラテン12に送ることが
できる。
【0024】なお、上記ホームポジションAから各位相
B,C,D,E,Fに至るステップモータのステップ数
は公知の制御用マイクロコンピュータの読み出し専用メ
モリ内に記憶されている。このマイクロコンピュータは
上記ステップモータM及び他のプリンタ全体を制御する
ものである。
【0025】(E) 手動による連帳単票の切換え操作 前述のようにステップモータMは連帳単票の切換え動作
の終了後は常にホームポジションAに戻っており、連帳
単票切換えカムギヤ34の扇形カム部48と連帳単票切
換え回転体36とは離間状態にある。したがって、図1
0に示されるように、プリンタ本体のカバー76を開
け、サイドフレーム10aから突出している連帳単票切
換え回転体36の切換えピン70を指先で操作すること
により、トグルバネTのバネ力に抗してクラッチレバー
60を回動させてやれば、クラッチギヤ64トラクタ
駆動ギヤ28より離間する。そのため、プラテン12の
みを手動により回転させてジャムを起こした用紙を取り
除いたり、その他点検等を気軽に実行できる。
【0026】このとき連帳単票切換え回転体36と扇形
カム部48とは何ら係脱関係が生じないため、手動操作
の際にロック状態のモータの負荷が掛かることはない。
【0027】なお、連帳単票切換え回転体36の位置
(手動操作の場合を含む)は、マイクロスイッチS1 に
よって検出されているので、現在の位置と一致する位置
への切換え信号がステップモータMへ支持された場合に
は、基本的にはモータMは動作しないように制御しても
差支えない。しかし、該回転体36が手動操作によって
トグルバネTのデットポイントに停止していることを考
えて、上記場合にもモータMを通常とおり動作させるこ
とが望ましい。
【0028】なお、上記したプリンタでは単一の駆動源
によりペーパベイルローラの操作と連帳単票の切換えを
行っているので、制御に用いるマイクロコンピュータの
I/Oポート数を削除でき、ワンチップマイクロコンピ
ュータを用いた場合にも効果的である。
【0029】なお、図10において、プリンタのカバー
76がプリンタ本体フレーム74の一側縁に係止できる
ようにした状態を示したが、これは図11に示されるよ
うにカバー76自体は屈曲状の係止アーム78を設け、
プリンタ本体には前記カバー76をプリンタ本体に覆せ
た状態で前記係止アーム78が収容されるスペース部8
0を形成したことによる。このようにすれば、用紙のジ
ャムを取除く作業その他保守点検に便利でる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように本
発明は、連帳単票の切換えをモータ等の駆動手段のほか
手動操作によって行うことができ、用紙がジャムした
り、その他の故障が生じたときの対処が容易となる。し
かも、手動操作は駆動手段とは切離して行われるので、
構造が複雑になったり、操作が重くなったりすることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるプリンタの要部を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す要部の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面矢示図である。
【図4】ペーパーベイルローラをプラテンから離間させ
る作動状態の説明図である。
【図5】連帳用紙に対して印字可能な状態を示す図であ
る。
【図6】連帳から単票への切換え動作の説明図である。
【図7】単票用紙に対して印字可能な状態を示す図であ
る。
【図8】単票から連帳への切換え動作説明図である。
【図9】ステップモータの回転位相とペーパーベイルロ
ーラや連帳単票切換え回転体の動きとの相関関係の説明
図である。
【図10】プリンタのカバーを開けて内部点検をしてい
る状態の説明図である。
【図11】カバーをプリンタ本体に係止させている状態
の断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 プラテン 14 ペーパーベイルローラ 24 ピンフィードトラクタ 28 トラクタ駆動ギヤ 30 プラテンギヤ 32 ペーパーベイル開閉カムギヤ 34 連帳単票切換えカムギヤ 36 連帳単票切換え回転体 60 クラッチレバー 64 クラッチギヤ 70 切換えピン M 駆動源 M2 給紙駆動源

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙駆動源と、 連帳用紙又は単票用紙を支持するプラテンと、 連帳用紙を前記プラテンに送る連帳用紙送り手段と、 前記給紙駆動源による駆動力が前記連帳用紙送り手段に
    伝達される連結状態と給紙駆動源による駆動力が連帳用
    紙送り手段に伝達されない非連結状態とを切換えるクラ
    ッチ手段と、 クラッチ切換え駆動源を介して前記クラッチ手段を作動
    させ、クラッチ切換え駆動源による駆動状態に基づき前
    記連結状態と非連結状態とを切換える連帳単票自動切換
    え手段と、 手動操作によって前記クラッチ手段を作動させ、前記連
    結状態と非連結状態とを切換えるクラッチ手動切換え手
    段とを備え 前記連結状態と非連結状態との間でクラッチ手段を作動
    させる際に、前記クラッチ手動切換え手段には、前記ク
    ラッチ切換え駆動源の駆動負荷が発生しないことを特徴
    とする プリンタの連帳単票切換え装置。
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