JP3012622B1 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JP3012622B1 JP10326553A JP32655398A JP3012622B1 JP 3012622 B1 JP3012622 B1 JP 3012622B1 JP 10326553 A JP10326553 A JP 10326553A JP 32655398 A JP32655398 A JP 32655398A JP 3012622 B1 JP3012622 B1 JP 3012622B1
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Abstract

【要約】 【課題】プリント配線板と露光印刷用フィルムの合わせ
精度を向上したプリント配線板の製造方法を提供する。 【解決手段】プリント配線用銅張り基板にスルーホール
用ホール穴明けと同時に基板の板端に基準マーク2と主
尺3を穴明けで設ける工程と、前記基板に銅めっき後感
光性レジストを塗布し、該第1の感光性レジスト上に前
記基準マーク2と主尺3と相対する位置に該基準マーク
合わせ用基準線5および副尺6をそれぞれ設けた露光用
印刷フィルム4を前記基準マーク2に基準マーク合わせ
用基準線5が合うように配置する工程と、前記感光性レ
ジストを露光して現像後、エッチングし導電回路パター
ンを形成する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
製造方法及びそれに使用する露光印刷用フィルムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の製造工程においては、
スルーホールやビアホールと回路パターンとの位置関係
及びそれらとソルダーレジストパターンの位置関係の合
致性を確保することが重要な要素の一つとなっている。
この合致性が得られない場合、スルーホールと回路パタ
ーンの接続不良や、ソルダーレジストが半田付けの必要
なスルーホールの中に入ってしまったり、本来ソルダー
レジストで被覆されるべき回路パターンやスルホールが
露出する不具合が発生する。
【0003】図9は、本来半田付け回路パターン10に
接続されたスルーホール9上はソルダーレジスト11が
逃げて印刷されるべきであるが、ソルダーレジスト11
がずれて印刷されたたために露出すべきスルーホール9
とランド9aがソルダーレジスト11で覆われてしまっ
たプリント配線板の不良の例である。これは、ソルダー
レジストフィルムとパターンフィルムの合致性が、得ら
れないために生じた、プリント配線板の不良であり、プ
リント配線板のアッセッブリー工程で、半田付ができな
い状態となる。
【0004】図10は、ソルダーレジストフィルムとパ
ターンフィルムの合致性が得られ、ソルダーレジスト1
1が正常な合わせで形成されたプリント配線板の例であ
り、回路パターン10に接続されたスルーホール9は、
ランド9aの外周にソルダーレジスト11が逃げて印刷
されている。
【0005】この様に、スルーホールあるいはビアホー
ルと回路パターン及びソルダーレジストの相互間の合致
性は、プリント配線板の製作にあたって重要な要素であ
る。従来のプリント配線板の回路パターン形成は、まず
銅箔上にフォトレジストを被覆し、次いで回路パターン
模様が描かれた露光用マスクであるパターンフィルムを
そのフィルムに形成された基準マークをスルーホールあ
るいはビアホールに合わせて配置する。次いで、露光現
像して銅箔上にエッチングレジストを形成し、塩化第二
銅や塩化第二鉄水溶液等のエッチング液でエッチングし
て回路パターンが形成される。
【0006】プリント配線板のソルダーレジストの形成
は、回路パターン形成と同様に、まずフォトレジストを
プリント配線板に被覆し、次いでソルダーレジスト形成
用の露光用マスクであるソルダーレジストフィルムをそ
のフィルムに形成された基準マークを回路パターン形成
と同時に形成されたプリント配線板上のマークに合致す
るように配置し、露光現像すると所定のソルダーレジス
トパターンがプリント配線板上に形成される。
【0007】このように、従来のプリント配線板の回路
パターン形成およびソルダーレジスト形成のマスクフィ
ルムの合わせは、プリント配線板のスルーホールや該配
線板上に設けた基準マークに目視でマスクフィルムの基
準マークを合わせて行っているが、最近のプリント配線
板の高密度化、高精度化に伴って、そのような目視によ
る合わせ作業が困難となりつつある。
【0008】プリント配線板のスルーホール、回路パタ
ーンおよびソルダーレジスト相互間の合致性を損なう、
もう一つの原因として次のような問題がある。即ち、プ
リント配線板は機械的加工時の応力あるいは、熱履歴に
よって伸縮(歪み)が発生し、その伸縮により、露光用
のマスクフィルムの合わせずれが助長される。このた
め、プリント配線板の機械的加工時の応力あるいは、熱
履歴による歪みに応じて、回路パターン及びソルダーレ
ジストパターン形成用の露光用マスクフィルムを補正す
る必要がある。
【0009】この目的のため、例えば図8に示すよう
に、プリント配線板1の対向する辺の板端中央部に設け
た基準穴8間の距離を測定することにより、プリント配
線板の歪み量を算出し、プリント配線板の歪みに応じて
作画用プリンタで補正した露光用マスクフィルムが作成
されている。この補正されたマスクフィルムを使用して
露光印刷し、回路パターンあるいはソルダーレジストパ
ターンが形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のプリント配線板
に設けた基準穴間距離の変化量に合わせて露光用フィル
ムを補正する手法では、オフラインでプリント配線板の
歪みを計測するために、歪みの変化に対応するには、継
続的に測定を実施しなければならず、その都度補正量を
算出して補正の要否と補正量を確認せねばならず、工数
増加の原因、プリント配線板製造コストの増加の原因に
なっていた。このため、実際作業では、プリント配線板
の歪みが大きくなり、露光用フィルムの合わせが出来な
くなるまでは、プリント配線板の歪みを計測することは
行っていないのが実状であった。
【0011】このオフラインでプリント配線板の歪みを
計測する方法を改善する方法として、プリント配線板製
作用フィルムの両端中央部と四端部に本尺と副尺より成
る合わせマークを設けた技術が特開昭60−24938
5号公報に開示されている。この技術では、例えばプリ
ント配線板の製作フィルムである回路パターンフィルム
の両端中央部と四端にノギスの本尺を十字形状にしたマ
ークを設け、ソルダーレジストパターンフィルムの両端
中央部と四端にノギスの副尺を十字形状にしたマークを
設け、両フィルム間のの合致性を調べるようにしてい
る。
【0012】この技術は、パターンフィルムとソルダー
レジストフィルムのフィルム相互の合致性の確認におい
ては効果がある。しかし、プリント配線板の製造におい
ては、スルーホールあるいはビアホールと回路パター
ン、ソルダーレジストパターン相互の合致性も要求さ
れ、さらに上述のように、プリント配線板が機械的加工
応力や熱履歴により伸縮、歪みを生じる状況において
は、回路パターンフィルムとソルダーレジストフィルム
の相互の合致性をを確認するだけの上記技術では、製造
上十分とはいえない。
【0013】プリント配線板においては、スルーホール
あるいはビアホールと、回路パターン、ソルダーレジス
トパターンの相互の合致性を確保するためには、最初に
形成されるスルーホールあるいはビアホールを基準とし
て、後工程の回路パターン及びソルダーレジストを形成
する必要があり、機械的加工時の応力や熱履歴による伸
縮や歪みに応じてフィルムを補正してフィルムをプリン
ト配線板に合致させる必要がある。
【0014】本発明の目的は、プリント配線板への回路
パターンフィルムとソルダーレジストフィルムの合わせ
を容易にし、それらのフィルムのプリント配線板への合
わせ時にプリント配線板の歪みと、回路パターンフィル
ムあるいは又はソルダーレジストフィルムの補正量の合
致性を確認できると共に、それらのフィルムの補正量を
測定できるプリント配線板の製造方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント配線板
の製造方法の第1の構成は、プリント配線用銅張り基板
にスルーホール用あるいはビアホール用のホールを穴明
けすると同時に直交配列した複数の第2の穴から構成さ
れた基準マークを穴明けで形成する工程と、前記基板に
銅めっき後感光性レジストを塗布し、該感光性レジスト
上に前記基準マークと相対する位置に該基準マーク合わ
せ用基準線を設けた露光用印刷フィルムを前記基準マー
クに前記基準マーク合わせ用基準線が合うように配置す
る工程と、前記露光印刷用フィルムを介して前記感光性
レジストを露光して現像し前記基板上にエッチングレジ
ストパターンを形成してエッチングし導電回路パターン
を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の上記第1の構成では、前記基準マ
ークを穴明けすると同時に前記基準マークの前記第2の
穴の一方の列から垂直方向の所定の距離の点を基準点と
し目盛線が前記第2の穴の前記一方の列に垂直な少なく
とも一つの本尺を前記基板の板端に穴明けで形成し、前
記露光印刷用フィルムの前記基板の前記本尺と相対する
位置に前記基準マーク合わせ用基準線に目盛線が垂直な
副尺を設け
【0017】本発明のプリント配線板の製造方法の第2
の構成は、プリント配線用銅張り基板に複数のプリント
配線板を編集するプリント配線板の製造方法において、
前記基板にスルーホール用あるいはビアホール用の第1
の穴を穴明けすると同時に前記基板の中央部から板端方
向に直交配列した複数の第2の穴から構成された基準マ
ークを穴明けで形成する工程と、前記基板に銅めっき後
感光性レジストを塗布し、該感光性レジスト上に前記基
準マークと相対する位置に直交した該基準マーク合わせ
用基準線を設けた露光用印刷フィルムを前記基準マーク
前記基準マーク合わせ用基準線が合うように配置する
工程と、前記露光印刷用フィルムを介して前記感光性レ
ジストを露光して現像し前記基板上にエッチングレジス
トパターンを形成してエッチングし導電回路パターンを
形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の上記第2の構成では、前記基準マ
ークを穴明けすると同時に前記基準マークの前記第2の
穴の一方の列から垂直方向の所定の距離の点を基準点と
し目盛線が前記第2の穴の前記一方の列に垂直な少なく
とも一つの本尺を前記基板の板端に穴明けで形成し、前
記露光印刷用フィルムの前記基板の前記本尺と相対する
位置に前記基準マーク合わせ用基準線に目盛線が垂直な
副尺を設け
【0019】本発明では、上記の構成により、プリント
配線用銅張り基板と露光用印刷フィルムの合わせが容易
にできるばかりでなく、上記主尺と副尺のずれの目視検
査により露光用印刷フィルムの補正量を求めることがで
き、プリント配線板の導電回路の形成が精度よくでき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1〜図5は、本発明の第1の実
施の形態のプリント配線板の製造方法を説明するため図
であり、図1はプリント配線板上に設けられた基準マー
クと本尺の概略図、図2は回路パターンまたはソルダー
レジストの露光印刷用フィルム上に設けられたフィルム
合わせ用基準線と副尺の概略図を示す。これら、基準マ
ーク、基準マーク合わせ用基準線、本尺及び副尺は、プ
リント配線板の外形加工工程又は部品実装後で切断除去
される部分等、製品とはならない製品エリア外に形成、
描画されている。
【0021】図3はプリント配線板に露光印刷用フィル
ムを合わせた状態を示す平面図と断面図であり、図4,
図5はプリント配線板の主尺と露光印刷用フィルムの副
尺の合わせ状態を示す拡大平面図である。
【0022】まず、図1に示すように、プリント配線板
1にNCドリリングやレーザ穴明け法によるスルーホー
ルあるいはビアホールのホール(表示してない)形成と
同時に直交して直線に2方向に延びるフィルムの合わ
せの基準マーク2をプリント配線板1の板端部に形成す
ると共に、これらの基準マーク2から所定の距離の点
(基準間隔Aという)を基準点とし基準マークに垂直な
本尺3をプリント配線板1の所定の位置に複数個形成す
る。図1では本尺3はプリント配線板1の板端部中央部
に2個設けられている。基準マーク2および本尺3は直
径50〜100μmの貫通穴または非貫通穴より構成さ
れる。
【0023】次に、プリント配線板1全面には通常のス
ルーホールめっき方法で銅めっき(表示してない)が厚
さ20〜30μm形成される。
【0024】この銅めっきを形成したプリント配線板1
に回路形成のための感光性エッチングレジストを、例え
ば電着法などで全面コーティング後、図2のような露光
用印刷フィルム4を配設して露光し、炭酸ナトリウム水
溶液等の現像液で現像してプリント配線板1にエッチン
グレジストを形成する。次いで、塩化第二銅または塩化
第二鉄水溶液等のエッチング液でエッチングしてプリン
ト配線板1に所定の回路パターン(表示してない)を形
成する。
【0025】図2における露光印刷用フィルム4には、
図1のプリント配線板の基準マーク2および本尺3の相
対位置に基準マーク合わせ用基準線5(連続線)および
副尺6がそれぞれ設けられている。副尺6の目盛は連続
線でもプリント配線板の本尺の形状に合わせた円形等の
形状で描画してもよい。
【0026】図3では、上記のプリント配線板1と露光
印刷用フィルム4を合わせた状態を示すものであるが、
露光印刷用フィルム4とプリント配線板1の位置合わせ
はプリント配線板1上の基準マーク2に露光印刷用フィ
ルム4の基準マーク合わせ用基準線5を目視で合わせる
ことで容易に行うことができると同時に、プリント配線
板の本尺3(本尺目盛3a)と露光印刷用フィルム4の
副尺6(副尺目盛6a)の相対的ズレ量から露光印刷用
フィルム4の補正量の適否が目視で判定できる効果が得
られる。
【0027】図4,図5を参照してプリント配線板の本
尺目盛3aに対する露光印刷用フィルム4の副尺目盛6
aの間隔の設定方法と露光印刷用フィルム4の補正量を
求める方法を説明する。図4に示されるように、本尺目
盛3aは、プリント配線板の基準マーク2から所定の距
離(基準間隔A)の点を基準(図4の基準点7で示す)
として、プラス及びマイナスの向きに等間隔に目盛を形
成する。そして、露光印刷用フィルム4にはプリント配
線板と相対的な同じ位置のフィルム合わせの基準線5か
ら所定の距離(基準間隔B)を0点として、プラス及び
マイナスの向きに、本尺目盛3aの間隔よりフィルム補
正量1ポイントに相当する間隔分広く等間隔に副尺目盛
6aを描画する。例えば、基準間隔Aを500mm、フ
ィルム補正量1ポイントに相当する補正比率を0.01
%、本尺目盛3aの間隔を0.50mmとした場合、副
尺目盛6aの間隔は、 (本尺目盛の間隔)+(基準の間隔)×(フィルム1ポ
イント相当補正比率) 0.50mm + 500mm × 0.01% から、0.55mmに設定される。プリント配線板の基
準マーク2とフィルムのフィルム合わせ用基準線5を合
わせて、フィルムを合わせると、プリント配線板とフィ
ルムの補正が正しければ、本尺目盛3aの基準点7と副
尺目盛6aの0点が合致する。
【0028】プリント配線板1の歪みによりフィルムの
補正量が合致しなくなると、図5に示されるように、本
尺目盛3aの基準点7と副尺目盛6aの0点がずれるよ
うになる。このような場合には、本尺目盛3aと副尺目
盛6aが合致する副尺の最小値でフィルム補正量が測定
できる。図5の例では、補正量は+2ポイントを示して
おり、この補正ポイントでフィルムを補正すればよいこ
とがわかる。
【0029】本発明によると、オンライン上でプリント
配線板とフィルムの合致性を確認すると共に、合致して
いない場合、フィルムの補正量を読みとることができ
る。従って、フィルムを補正した上で露光印刷工事がで
き、より精度の高いフィルム合わせが可能となる。
【0030】プリント配線板とフィルムの合わせの良否
及び、フィルム補正の良否は、プリント配線板にフィル
ム合わせの基準線と副尺が印刷の記録として残るため、
後でフィルムの合わせが精度良く行われたかを確認する
ことも可能である。
【0031】上記では、回路パターン形成の場合のプリ
ント配線板と露光印刷用フィルムの合わせについて説明
したが、ソルダーレジスト形成の場合のプリント配線板
と露光印刷用フィルムの合わせについても、上記と同様
な方法で行うことができる。次に本発明の第2の実施の
形態のプリント配線板の製造方法について図6を参照し
て説明する。図6は、1枚の基板に4個のプリント配線
板1が編集された集合プリント配線板1aと露光印刷用
フィルム4の合わせ方法を説明するための図である。集
合プリント配線板1aの基準点を基板の中心に配置し、
集合プリント配線板の基準マーク2a及び基準マーク合
わせ用基準線5aを十字状に形成、描画している。ま
た、副尺3及び本尺6を基板の板端中央部の4箇所に配
置している。本実施の形態における基準マーク2a、基
準マーク合わせ用基準線5a、副尺3及び本尺6は上記
の第1の実施の形態と同様な方法で形成される。本構成
においては、上下及び左右それぞれ独立して補正量が確
認でき、より高精度にフィルムの合わせが可能である。
【0032】次に本発明の第3の実施の形態について図
7を参照して説明する。図7(a)はプリント配線板と
露光印刷用フィルムの合わせた状態の平面図で、図7
(b)は図7(a)の主尺と副尺の拡大平面図である。
図7においては、上記第1、第2の実施の形態における
主尺3および副尺6の目盛を、目盛線とは90゜方向
に、ある間隔でオフセットさせて配置している。目盛を
目盛線上に配置した場合、互いに重ならないように、あ
る間隔が必要となるが、目盛がオフセットして配置され
ているため、互いに重なる間隔に設定してもよく、捨て
板と呼ばれる製品とはならない部分の面積を少なく出来
る効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、プリ
ント配線板と露光印刷用フィルムの板端等の相対した位
置に直交した位置合わせマークを設けるとともに、プリ
ント配線板の板端の中央部等に本尺を設け、また露光印
刷用フィルムのプリント配線板に相対する位置に副尺を
設けることにより、プリント配線板と露光印刷用フィル
ムの板位置合わせが高精度にできると同時に、露光印刷
用フィルムのプリント配線板に対する補正量を目視によ
り容易に求めることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のプリント配線板の
製造方法におけるプリント配線板上に設けられた基準マ
ークと本尺の概略平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のプリント配線板の
製造方法における回路パターンまたはソルダーレジスト
の露光印刷用フィルム上に設けられたフィルム合わせ用
基準線と副尺の概略平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のプリント配線板の
製造方法におけるプリント配線板と露光印刷用フィルム
を合わ状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のプリント配線板の
製造方法におけるプリント配線板の主尺と露光印刷用フ
ィルムの副尺の合わせ状態を示す拡大平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のプリント配線板の
製造方法におけるプリント配線板の主尺と露光印刷用フ
ィルムの副尺の合わせ状態を示す拡大平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のプリント配線板の
製造方法における集合プリント配線板と露光印刷用フィ
ルムの合わせ方法を説明するための図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のプリント配線板の
製造方法を説明するための図で、(a)はプリント配線
板と露光印刷用フィルムの合わせた状態の平面図、
(b)は(a)の主尺と副尺の拡大平面図である。
【図8】従来技術におけるプリント配線板の歪み量を測
定する方法を説明するための平面図である。
【図9】従来技術におけるソルダーレジストフィルムと
パターンフィルムの合致性が、得られないために生じた
たプリント配線板の不良の平面図である。
【図10】従来技術におけるソルダーレジストフィルム
とパターンフィルムの合致性が、得られた場合のプリン
ト配線板の平面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線板 1a 集合プリント配線板 2,2a 基準マーク 3 本尺 3a 本尺目盛 4 露光印刷用フィルム 5,5a 基準マーク合わせ用基準線 6 副尺 6a 副尺目盛 7 基準点 8 基準穴 9 スルーホール 10 回路パターン 11 ソルダーレジスト

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線用銅張り基板にスルーホー
    ル用あるいはビアホール用の第1の穴を穴明けすると同
    時に前記基板の板端の所定箇所に直交配列した複数の第
    2の穴から構成された基準マークおよび前記第2の穴の
    一方の列から垂直方向の所定の距離の点を基準点とし目
    盛線が前記第2の穴の前記一方の列に垂直な少なくとも
    一つの本尺とを穴明けで形成する工程と、前記基板に銅
    めっき後感光性レジストを塗布する工程と、前記感光性
    レジスト上に前記基準マークと相対する位置に該基準マ
    ーク合わせ用基準線および前記基板の前記本尺と相対す
    る位置に前記基準マーク合わせ用基準線に目盛線が垂直
    な副尺を設けた露光用印刷フィルムを前記基準マークに
    前記基準マーク合わせ用基準線が合うように配置する工
    程と、前記露光印刷用フィルムを介して前記感光性レジ
    ストを露光して現像し前記基板上にエッチングレジスト
    パターンを形成してエッチングし、導電回路パターンを
    形成する工程とを含むことを特徴とするプリント配線板
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記露光印刷用フィルムの前記副尺の目
    盛の間隔が、前記基板の前記本尺の目盛の間隔より広い
    間隔であることを特徴とする請求項記載のプリント配
    線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記副尺の目盛の間隔が、前記基板の前
    記本尺の目盛の間隔に前記基準マークと前記本尺の基準
    点間の距離の所定の比率を加えた値である請求項また
    記載のプリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記尺および前記副尺の目盛が各々の
    目盛線に対して90°方向にオフセットされて配置され
    ている請求項または記載のいずれか一つのプリ
    ント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 プリント配線用銅張り基板に複数のプリ
    ント配線板を編集するプリント配線板の製造方法におい
    て、前記基板にスルーホール用あるいはビアホール用の
    第1の穴を穴明けすると同時に前記基板の中央部から板
    端方向に直交配列した複数の第2の穴から構成された
    準マークおよび前記第2の穴の一方の列から垂直方向の
    所定の距離の点を基準点とし目盛線が前記第2の穴の前
    記一方の列に垂直な少なくとも一つの本尺とを穴明けで
    形成する工程と、前記基板に銅めっき後感光性レジスト
    を塗布する工程と前記感光性レジスト上に前記基準マ
    ークの前記第2の穴の中心を結ぶ線と相対する位置に該
    基準マーク合わせ用基準線および前記基板の前記本尺と
    相対する位置に前記基準マーク合わせ用基準線に目盛線
    が垂直な副尺を設けた露光用印刷フィルムを前記基準マ
    ークの前記第2の穴の中心を結ぶ線に前記基準マーク合
    わせ用基準線が合うように配置する工程と、前記露光印
    刷用フィルムを介して前記感光性レジストを露光して現
    像し前記基板上にエッチングレジストパターンを形成し
    てエッチングし導電回路パターンを形成する工程とを含
    むことを特徴とするプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記露光印刷用フィルムの前記副尺の目
    盛の間隔が、前記基板の前記本尺の目盛の間隔より広い
    間隔であることを特徴とする請求項記載のプリント配
    線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記副尺の目盛の間隔が、前記基板の前
    記本尺の目盛の間隔に前記基準マークと前記本尺の基準
    点間の距離の所定の比率を加えた値である請求項また
    記載のプリント配線板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記尺および前記副尺の目盛が各々の
    目盛線に対して90°方向にオフセットされて配置され
    ている請求項6または7記載のいずれか一つのプリ
    ント配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記基板の前記尺と前記露光用印刷フ
    ィルムの前記副尺の目盛のずれ量から前記露光用印刷フ
    ィルムを補正することを特徴とする請求項または
    載のプリント配線板の製造方法。
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