JP2987219B2 - 車両用安全装置 - Google Patents

車両用安全装置

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JP2987219B2
JP2987219B2 JP3015128A JP1512891A JP2987219B2 JP 2987219 B2 JP2987219 B2 JP 2987219B2 JP 3015128 A JP3015128 A JP 3015128A JP 1512891 A JP1512891 A JP 1512891A JP 2987219 B2 JP2987219 B2 JP 2987219B2
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教博 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停車中の車両側方に存
在する移動物体を検出し、搭乗者にその存在を知らせる
と共に、ドアロックを行い移動物体と車両の衝突を防
ぐ、車両用安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置には、例えば特開昭
62−39903号公報に示されるような後方障害物と
車両との距離を送受波機を用いて測定する装置が提案さ
れている。
【0003】上記のように構成した装置において、送受
波機は超音波の送受信を行い、次いで、送受信機の信号
より後方障害物と車両との距離が演算され、その結果が
表示器より表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されており、車両後方の物体のみの存在を知る
ことはできるが、側方に存在する移動物体を搭乗者に知
らせることができず、例えばドアを急に開けることで発
生する衝突事故を防ぐことは困難であった。
【0005】この発明は上記の様な問題点を解決するた
めになされたもので、車両の側方に存在する移動物体の
検出を行い、その存在を検出したときはドアロックを行
うと共に、移動物体の存在を表示手段、警報手段を用い
て搭乗者に知らせることができる車両用安全装置を得る
ことを目的とするものである。
【0006】この発明に係る車両用安全装置は、車両が
停車状態か否かを検出する停車状態検出手段と、車両の
方またはを移動する物体と車両との距離を検出す
距離検出手段と、停車状態検出手段が停車状態と検出
した際、距離検出手段の検出結果に基づき、物体が車両
の左方または右方に存在するか否か判断する判断手段
と、判断手段に基づき、物体が存在する側の車両のドア
ロックを行うドアロック制御手段と、車両を示すマーク
を表示する車両マーク部とこの車両マーク部の左方及び
右方のそれぞれに所定の可視情報を表示する左方表示部
及び右方表示部とを設けた表示手段とを備え、判断手段
が車両の左方に物体が存在すると判断した際は、左方表
示部に所定の可視情報を表示するとともに、ドアロック
制御手段が車両の左側ドアをロックし、車両の右方に物
体が存在すると判断した際は、右方表示部に所定の可視
情報を表示するとともに、ドアロック制御手段が車両の
右側ドアをロックするようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における車両用安全装置は、停車時に
車両の両側に設置された検出手段により、車両側方に存
在する物体と車両との距離を検出する。これを一定間隔
毎に監視手段にて監視し、物体の位置と移動物体、静止
物体の監視を行う。この監視結果により予め決められた
エリア内に移動物体が在るときは、ドアロック制御手段
によりドアにロックを行い、表示手段、警報手段を用い
て搭乗者に注意を促すことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す車両用安全
装置のブロック図であり、図2に示す車両21の車速信
号を判断手段としての監視装置に出力する車両の移動状
態を検出する移動検出手段としての車速センサ11
車両21の左方および右方に設けられ、車両21の左方
および右方を移動する側方物体23と車両21との距離
を検出する距離検出手段としての送受波機12、13
、この送受波機12、13からの距離データより側方
物体23の状態を監視する監視装置14、移動物体が
図2のような危険エリア22内に存在するときにドアロ
ックを行うドアロック制御手段であるドアロックアクチ
ュエータ制御装置15、左右のドアロックアクチュエ
ータ16a、16b、及び警告を発する表示手段として
表示器17とブザー18とから構成される。
【0009】送受波機12,13は、超音波を一定間隔
のパルスにて送信し、物体の存在により反射し、戻って
くる超音波を受信し増幅、検波を行う。この時、超音波
を送信してから受信するまでの遅れ時間を測定し、物体
との距離を演算し、監視装置に演算結果(距離データ)
を送る。
【0010】図2は、本発明による安全装置がドアロッ
クを行う危険エリア22の一例である。図中Dは送受波
機から危険エリア端までの距離を表し、図中23は車両
後方から前方方向に進む側方移動物体を示す。また図中
Lは側方移動物体から右側用送受波機までの距離を表
す。
【0011】図3は、車両21と側方移動物体23a,
23b間の距離変化を示す図である。Ltは現在の移動
物体23aとの距離を表し、 t-1 は現在の位置から2
5mSEC 前の移動物体23bと車両21との距離を表
す。
【0012】図4は、本発明による移動物体判定に関す
るフローチャートの一例である。
【0013】図5は、本発明における車両を示すマーク
を表示する車両マーク部としての車両の絵51と、この
車両の絵51の左方及び右方のそれぞれに所定の可視情
報、例えば“左側注意!”、“右側注意!”を表示する
左方表示部52及び右方表示部53とを設けた表示手段
としての表示器17と、警報手段としてのブザー18の
一例であり、ダッシュボード等の車内の見やすい場所に
設置される。
【0014】次に図4のフローチャートを参照して右側
のドアロックを行うまでを監視装置の移動物体判別の動
作について説明する。
【0015】フローチャートでは、現在と一定時間前の
移動物体と送受波機の距離から、その位置と状態(移動
物体か、停止物体か)の判断を行い、この判断結果によ
りドアロック等を行わせる。以下、図4をステップ毎に
説明する。
【0016】この発明による安全装置は停車中に動作す
る。初めに車両の状態はまずステップ41にて判定され
る。この判定は車速センサ11から得られる車速により
行われ、例えば車速0Km/hならば停車と判定する。
【0017】次に、ステップ42から45にて、例えば
右側用の送受波機13から一定時間間隔、例えば25mS
EC間隔にて距離データの読み込みを行う。ステップ42
により停車直後の距離データを送受波機13から読み込
み、現在の位置データ格納用変数Lt に入力する。ステ
ップ43は、25mSEC間隔に距離データを送受波機13
から読み取るためのタイマであり、例えば監視装置内の
クロック等によりカウントされる。ステップ44では変
数Lt 更新の為に、変数Lt を25mSEC前の距離データ
格納用変数 t-1 にストアする。ステップ45にて再び
距離データを送受波機から読み取り、それを現在の距離
データとして変数Lt に入力する。
【0018】次に、ステップ46,47にて、物体の状
態を判別する。ステップ46では変数Lt から物体が図
2に示す様な危険エリア内に存在するか否かの判定を行
う。例えばLt ≦D(Dは危険エリアの半径)なら危険
エリア内とする。ステップ47では危険エリア内の物体
の状態(静止物体か、移動物体か)を図3に示す様に変
数Lt と変数 t-1 の比較により判定を行う。例えば、
Lt ≠L t-1 ならば移動物体とする。ここで物体が危険
エリア内に存在(Lt ≦D)する移動物体(Lt≠L
t-1 )ならば、次のステップ48に進む。
【0019】次に、ステップ48ではドアロックアクチ
ュエータ制御装置15を用い、右ドアロックアクチュエ
ータ16bを動作させ右側のドアロックを行うと共に、
例えば、図5の様な表示器17により“右側注意!”5
3を表示し、ブザー18にて搭乗者に注意を促す。
【0020】ステップ46,47にて物体が危険エリア
外、もしくは静止物体と判別された場合とステップ48
の処理後は、ステップ49にて再び車両が停車している
かどうかの判定を車速センサ11から得られる車速より
行う。停車中ならばステップ43を経て、ステップ4
4,45にて t-1 、Lt の更新を行い、ステップ4
6,47にて物体の状態の判定を行うといったステップ
43から49までの処理を停車中継続して行う。なお、
判定にて物体が危険エリア内に存在する移動物体なら
ば、ステップ48が実行される。
【0021】そして、ステップ49にて車両が停車して
いないと判断されたときは、ステップ41にて車両が停
車状態になるのを待つことになる。
【0022】車両左側のドアロックについても図4のフ
ローチャートを用いて右側と同様に行う。この時、側方
物体との距離データは左側用の送受波機12から得る。
左ドアのロックはドアロックアクチュエータ制御装置1
5が左ドアロックアクチュエータ16aを動作させ行
う。表示器17によるメッセージは“左側注意!”52
となる。
【0023】なお、上記実施例では、超音波を用いて距
離の測定を行ったが、マイクロ波、光等を用いて距離の
測定を行ってもよい。
【0024】又、表示器17を用いて、車両と移動物体
との距離を数値やグラフィックを用いて表してもよい。
表示器17の車両の絵51は乗用車、トラック等その車
種にあったものでもよい。イージケータ52,53の表
示は左右を分けなくとも“注意!”のように方向性のな
いものでもよい。
【0025】又、警報手段に、ブザー18を用いたが合
成音(音声合成等)を用いて警告するのもよい。
【0026】以上のように、この発明によれば、車両が
停車状態か否かを検出する停車状態検出手段と、車両の
方またはを移動する物体と車両との距離を検出す
距離検出手段と、停車状態検出手段が停車状態と検出
した際、距離検出手段の検出結果に基づき、物体が車両
の左方または右方に存在するか否か判断する判断手段
と、判断手段に基づき、物体が存在する側の車両のドア
ロックを行うドアロック制御手段と、車両を示すマーク
を表示する車両マーク部とこの車両マーク部の左方及び
右方のそれぞれに所定の可視情報を表示する左方表示部
及び右方表示部とを設けた表示手段とを備え、判断手段
が車両の左方に物体が存在すると判断した際は、左方表
示部に所定の可視情報を表示するとともに、ドアロック
制御手段が車両の左側ドアをロックし、車両の右方に物
体が存在すると判断した際は、右方表示部に所定の可視
情報を表示するとともに、ドアロック制御手段が車両の
右側ドアをロックするようにしたので、移動物体が存在
する側のドアロックを行うととも、移動物体が存在す
る側にのみ、所定の可視情報を表示手段に表示するの
で、搭乗者にその存在を知らせられ、ドアを不用意に開
けることにより発生する事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車両用安全装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明による安全装置がドアロックを行う危険
エリアの一例を示す説明図である。
【図3】車両と側方移動物体間の距離変化を示す説明図
である。
【図4】本発明による移動物体判定に関するフローチャ
ートの一例である。
【図5】本発明における表示手段及び警報手段の一例で
ある。
【符号の説明】
11 車速センサ 12 左側用送受波機 13 右側用送受波機 14 監視装置 15 ドアロックアクチュエータ 16a 左ドアロックアクチュエータ 16b 右ドアロックアクチュエータ 17 表示器 18 ブザー 21 車両 22 危険エリア 23 側方物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96 B60R 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が停車状態か否かを検出する停車状
    態検出手段、 上記 車両の左方またはを移動する物体と上記車両と
    の距離を検出する距離検出手段、上記停車状態検出手段が停車状態と検出した際、上記距
    離検出手段の検出結果に基づき、上記物体が上記車両の
    左方または右方に存在するか否か判断する判断手段、 上記判断手段に基づき、上記物体 が存在する側の上記車
    両のドアロックを行うドアロック制御手段、上記車両を示すマークを表示する車両マーク部と、この
    車両マーク部の左方及び右方のそれぞれに所定の可視情
    報を表示する左方表示部及び右方表示部とを設けた表示
    手段 を備え、上記判断手段が上記車両の左方に上記物体が存
    在すると判断した際は、上記左方表示部に上記所定の可
    視情報を表示するとともに、上記ドアロック制御手段が
    上記車両の左側ドアをロックし、上記車両の右方に上記
    物体が存在すると判断した際は、上記右方表示部に上記
    所定の可視情報を表示するとともに、上記ドアロック制
    御手段が上記車両の右側ドアをロックするようにした
    とを特徴とする車両用安全装置。
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