JP4220699B2 - 車両周辺監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の死角領域の視界を補助し、他車両との衝突防止を防止する車両周辺監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車走行中の車線変更の場合、運転者は、ミラーなどによる確認と、目視による確認とを行い、他車両との衝突を防止している。
【0003】
しかし、自動車には、ミラーによる確認不可能な死角領域が存在するので完全な安全確認を行うことは困難である。
【0004】
このようなことから、従来より、死角領域を走行する車両の存在を警報で運転者に知らせることで安全確認を補助する車両周辺監視装置が提案されている。
【0005】
例えば、特開平8−241499号公報に掲載された車両周辺監視装置は、後側方の死角領域に複数のレーザービーム(パルスビーム)を照射して、その反射光を受信する。
【0006】
死角領域を走行する車両が存在すれば、その車両からの反射光も受信することになり、レーザービームの照射タイミングと受信タイミングとの差から自車両と他車両との距離を算出している。
【0007】
左右いずれかのターンシグナル(ウィンカー)がONとなっており、算出した距離が一定値以下である場合には、自車両の死角領域に車両が走行していると判断し、警報を鳴らして運転者に通知している。
【0008】
また、特開平10−166971号公報に掲載された車両周辺監視装置は、ターンシグナルレバーの操作が不要であり、センサで検出した周辺物体の車幅方向の移動量に基づいて自車両の車線変更を判定し、その判定結果から警報発信の判定をしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両周辺監視装置は以上のように、ターンシグナルレバーを操作している場合にのみ動作するが、運転者の性格や走行状況等、様々な状況によっては、ターンシグナルレバーを操作せずに(ウィンカーを作動させずに)、いきなり車線変更などの行為におよぶ可能性があるので、死角領域に車両が存在しても警報を鳴らさないという問題点があった。
【0010】
また、他車両が自車両に接近するだけで、自車両が車線変更していると判定する可能性があるという問題点があった。
【0011】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、ターンシグナルレバーの操作が無くても、正確に自車両の車線変更状態を検出することのできる車両周辺監視装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両周辺監視装置は、自車両の警報領域に存在する物体を検出して自車両との相対位置を算出する物体検出手段と、自車両の車両情報を検出する車両情報検出手段と、相対位置に基づいて、自車両の車幅方向に対する物体の位置変化量を算出する物***置変化量算出手段と、車両情報に基づいて、自車両の車幅方向の移動量を算出する自車両運動推定手段と、自車両の移動量と、物体の位置変化量と自車両の移動量との差とに基づいて、自車両の車線変更状態を判定する車線変更判定手段と、物体検出手段による検出結果および車線変更判定手段による判定結果に基づいて、自車両の運転者に対する警報内容を判定する警報出力判定手段と、警報出力判定手段の判定結果に対応した警報を出力する警報手段とを備えたものである。
【0013】
また、この発明に係る車両周辺監視装置の車線変更判定手段は、物体の位置変化量と自車両の移動量との差分絶対値が所定値よりも小さい場合に、自車両の車線変更状態を判定するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1および図2は、この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【0015】
図1および図2において、車両周辺監視装置は、自車両の左右にマイクロ波レーダ(左)11およびマイクロ波レーダ(右)12を有する物体検出手段1と、車速センサ21、ヨーレートセンサ22、ターンシグナルSW(左)23、およびターンシグナルSW(右)24を有し、車両情報を検出する車両情報検出手段2とを備えている。
【0016】
また、物体検出手段1と車両情報検出手段2との情報に基づいて、自車両の車線変更状態の判定と警報内容との判定を行うコントロールユニット3と、自車両の運転者に警報を伝える警報手段4とを備えている。
【0017】
また、コントロールユニット3は、警報領域(死角領域)に存在する自車両周辺の物体の位置変化量を算出する物***置変化量算出手段31と、自車両の移動量を算出する自車両運動推定手段32と、自車両が車線変更しているか否か(車線変更状態)を判定する車線変更判定手段33と、自車両の運転者に向けて警報を伝えるか否かを判定する警報出力判定手段34とを備えている。
【0018】
また、警報手段4は、警報ブザー41と、例えば左右のドアミラー(サイドミラー)付近に設置され、自車両の左右側で車両が走行していることを伝える左検出ランプ42および右検出ランプ43とを備えている。
【0019】
次に、図2から図7を参照しながら、この発明の実施の形態1による動作について説明する。
【0020】
図2はこの実施の形態1の構成を示すブロック図である。図7はこの実施の形態1による動作を説明する説明図である。
【0021】
図2および図7において、自車両の死角となりうる例えば後側方の領域を警報領域71として、左右のマイクロ波レーダ(左)、(右)11、12(図2参照)に設定する。
【0022】
なお、警報領域71は、例示したような後側方の死角領域を設定するに限らず、利用者が監視を必要とする領域を設定してもよい。
【0023】
警報領域71が設定されると、マイクロ波レーダ(左)11は左の警報領域71にマイクロ波を照射し、マイクロ波レーダ(右)12は、右の警報領域71にマイクロ波を照射する。
【0024】
警報領域71内で反射した反射波を受信したマイクロ波レーダ(左)、(右)11、12は、反射波を解析し、警報領域71を走行する車両(警報領域71に存在する物体)と自車両の位置から、自車両との相対位置をそれぞれ算出する。
【0025】
車速センサ21は、自車両の走行速度を検出する。また、ヨーレートセンサ22は、自車両のヨーレートを検出する。
【0026】
このような物体検出手段1と車両情報検出手段2とは、それぞれのタイミング(所定周期)で計測(検出)を行っている。
【0027】
図3および図4を参照しながら、コントロールユニット3の動作の説明をする。
【0028】
図3において、まず、コントロールユニット3の初期化を行う(ステップS301)。
【0029】
次に、データ入力処理において、物体検出手段1で検出された各物体の自車両との相対位置と、車速センサ21で検出された自車両の走行速度と、ヨーレートセンサ22で検出された自車両のヨーレートと、ターンシグナルSW(左)、(右)23、24の作動状態を示す信号とを入力する(ステップS302)。
【0030】
なお、ターンシグナルSW(左)、(右)23、24は、運転席に設置されたターンシグナルレバー(図示せず)の操作により、左右どちらかのスイッチ(SW)がONになったことを伝える信号を発信する。
【0031】
続いて、物***置変化量算出手段31の処理においては、物体検出手段1で算出された各物体(各車両)の自車両との相対位置を入力し、各物体の前回の相対位置と比較して、自車両の進行方向および車幅方向に対する位置変化量(自車両と物体との間の進行方向の距離変化量および車幅方向の距離変化量)をそれぞれ算出する。
【0032】
さらに、物体検出手段1の検出のタイミングに基づいて、自車両の進行方向および車幅方向に対する単位時間あたりの位置変化量をそれぞれ算出する(ステップS303)。
【0033】
自車両運動推定手段32の処理においては、自車両の走行速度およびヨーレートを入力し、自車両の車幅方向における単位時間あたりの移動量を算出する(ステップS304)。
【0034】
図4において、例えば自車両が右に車線変更する場合、微小時間dtにおける移動は、曲率半径Rの曲線に沿っていると仮定できるため、その車幅方向の移動量dXvは、(1)式で算出することができる。
【0035】
【0036】
なお、(1)式において、Rは曲率半径(m)、θは自車両のヨー角(rad)、Vsは、自車両の走行速度(m/s)、ωは自車両のヨーレート(rad/s)である。
【0037】
したがって、微小時間dtあたりの移動量を所定数分だけ加えて得た移動量を単位時間における自車両の移動量ΔXvとしている。
【0038】
続いて、車線変更判定処理33においては、物***置変化量算出処理31で算出された警報領域71で検出された各物体の位置変化量と、自車両の移動量と、ターンシグナルSW(左)、(右)23、24からの信号とに基づいて、自車両が車線変更しているか否か(自車両の車線変更状態)を判定する(ステップS305)。
【0039】
警報出力判定処理34においては、物体検出手段1で算出された相対位置と、車線変更判定処理33の判定結果とに基づいて、警報を伝えるか否かを判定する(ステップS306)。
【0040】
そして、警報出力判定処理34からの判定結果に基づいて、警報手段4内の対応する警報装置を作動させる(ステップS307)。
【0041】
最後に、所定時間(例えば、50ms)が経過したか否かを確認し、経過していなければ経過するまで待機し、経過していればデータ入力処理(ステップS302)に戻る。このように、コントロールユニット3は、所定タイミング(所定時間周期)で処理を開始する(ステップS308)。
【0042】
次に、図5を参照しながら、車線変更判定手段33の処理動作について詳細に説明する。
【0043】
まず、ターンシグナルSW(右)24からの信号に基づいて、右ターンシグナルがONかどうかを確認する(ステップS501)。
【0044】
ステップS501において、右ターンシグナルがONである場合(すなわち、YES)、自車両は右車線変更中であると判定する(ステップS507)。
【0045】
ステップS501において、右ターンシグナルがOFFである場合(すなわち、NO)、ヨーレートセンサ22で検出されたヨーレートω(rad/s)と所定値ωth(rad/s)とを比較する(ステップS502)。
【0046】
ステップS502において、所定値ωthがヨーレートω以上の場合(すなわち、NO)、ステップS508に進み、左車線の確認をする。
【0047】
ステップS502において、ヨーレートωが所定値ωthよりも大きい場合(すなわち、YES)、内部で使用するカウンタi(マイクロ波レーダ(右)12で検出された右方に存在する物体数のカウンタ)に「0」を代入する(ステップS503)。
【0048】
続いて、自車両の車幅方向の移動量ΔXvと、マイクロ波レーダ(右)12で検出された自車両の右方に存在する各物体の位置の車幅方向の変化量ΔXr[i]との差分絶対値を算出し、所定値ΔXと比較する(ステップS504)。
【0049】
ステップS504において、差分絶対値が所定値ΔXよりも小さい場合(すなわち、YES)、自車両は右車線変更中であると判定する。
【0050】
ステップS504において、差分絶対値が所定値ΔX以上である場合(すなわち、NO)、カウンタiを「1」だけインクリメントし、次の物体との判定の準備を行う(ステップS505)。
【0051】
カウンタiと、マイクロ波レーダ(右)12で検出された右方に存在する物体数Nrとを比較し、すべての物体において比較を行ったか否かを確認する(ステップS506)。
【0052】
ステップS506において、カウンタiが物体数Nrよりも小さい場合(すなわち、YES)、判定を行っていない物体が存在すると見なして、ステップS504に戻る。
【0053】
ステップS506において、カウンタiが物体数以上である場合(すなわち、NO)、右方に存在するすべての物体において判定を行ったと見なして、ステップS508に進む。
【0054】
ステップS508からは、マイクロ波レーダ(左)11で検出された自車両の左方に存在する各物体とにおいて、左車線に変更しているか否かの判定を行う。
【0055】
まず、ターンシグナルSW(左)23からの信号に基づいて、左ターンシグナルがONかどうかを確認する(ステップS508)。
【0056】
ステップS508において左ターンシグナルがONである場合(すなわち、YES)、自車両は左車線変更中であると判定する(ステップS514)。
【0057】
ステップS508において、左ターンシグナルがOFFである場合(すなわち、NO)、ヨーレートセンサ22で検出されたヨーレートω(rad/s)と所定値−ωth(rad/s)とを比較する(ステップS509)。
【0058】
ステップS508において、ヨーレートωが所定値−ωth以上の場合(すなわち、NO)、車線変更なし(車線変更していない)と判定する(ステップS515)。
【0059】
ステップS508において、ヨーレートωが所定値−ωthよりも小さい場合(すなわち、YES)、内部で使用するカウンタi(マイクロ波レーダ(左)11で検出された左方に存在する物体数のカウンタ)に「0」を代入する(ステップS510)。
【0060】
続いて、自車両の車幅方向の移動量ΔXvと、マイクロ波レーダ(左)11で検出された自車両の左方に存在する各物体の自車両の車幅方向に対する位置変化量ΔXl[i]との差分絶対値を算出し、所定値ΔXと比較する(ステップS511)。
【0061】
ステップS511において、差分絶対値が所定値ΔXよりも小さい場合(すなわち、YES)、自車両は左車線変更中であると判定する。
【0062】
ステップS512において、差分絶対値が所定値ΔX以上である場合(すなわち、NO)、カウンタiを「1」だけインクリメントし、次の物体との判定の準備を行う(ステップS512)。
【0063】
カウンタiと、マイクロ波レーダ(左)11で検出された左方に存在する物体数Nlとを比較し、すべての物体において比較を行ったか否かを確認する(ステップS513)。
【0064】
ステップS513において、カウンタiが物体数Nlよりも小さい場合(すなわち、YES)、判定を行っていない物体が存在すると見なして、ステップS511に戻る。
【0065】
ステップS513において、カウンタiが物体数以上である場合(すなわち、NO)、左方に存在するすべての物体において判定を行ったと見なして、車線変更なし(自車両は車線変更を行っていない)と判定する。
【0066】
以上のように、車線変更判定手段33は、左右のターンシグナルの作動状況、または、警報領域71で検出された物体および自車両の移動状況によって、自車両の車線変更状態を判定する。
【0067】
次に、図6を参照しながら、警報出力判定手段34の処理動作について詳細に説明する。
【0068】
図6において、まず、マイクロ波レーダ(右)12で検出された物体が存在したか否か(右の警報領域71に物体を検出したか否か)を確認する(ステップS601)。
【0069】
ステップS601において、物体を検出していない場合(すなわち、NO)、「右警報無し」と判定し、右方の警報は作動させない(ステップS602)。
【0070】
ステップS601において、物体を検出した場合(すなわち、YES)、車線変更判定手段33の判定結果が「右車線変更中」であるか確認する(ステップS603)。
【0071】
ステップS603において、右車線変更中であると判定された場合(すなわち、YES)、「右2次警報」と判定し、後述する警報装置を作動させる(ステップS604)。
【0072】
ステップS603において、右車線変更中であると判定されていない場合(すなわち、NO)、「右1次警報」と判定し、後述する警報装置を作動させる(ステップS605)。
【0073】
続いて、マイクロ波レーダ(左)11で検出された物体が存在するか否か(左警戒領域71に物体を検出したか否か)を確認する(ステップS606)。
【0074】
ステップS606において、物体を検出していない場合(すなわち、NO)、「左警報無し」と判定し、左方の警報は作動させない(ステップS607)。
【0075】
ステップS606において、物体を検出した場合(すなわち、YES)、車線変更判定手段33での判定結果が「左車線変更中」であるか確認する(ステップS608)。
【0076】
ステップS608において、左車線変更中であると判定された場合(すなわち、YES)、「左2次警報」と判定し、後述する警報装置を作動させる(ステップS609)。
【0077】
ステップS608において、左車線変更中であると判定されていない場合(すなわち、NO)、「左1次警報」と判定し、後述する警報装置を作動させる(ステップS610)。
【0078】
以上のように、警報出力判定手段34は、物体検出手段1の検出結果と、車線変更判定手段33の判定結果に基づいて、警報内容の判定を行う。
【0079】
前述(図3 ステップS307)のように、警報内容の判定が終了すると、コントロールユニット3は、警報内容に対応した信号を警報手段4に伝える。
【0080】
次に、図2を参照しながら、警報手段4の動作について説明する。
【0081】
警報手段4は、コントロールユニット3からの警報内容に基づいて、対応する警報装置を作動させる。
【0082】
まず、警報出力判定手段34において、「右警報無し」または「左警報無し」と判定された場合、警報装置は作動させない。
【0083】
「右1次警報」と判定された場合、右検出ランプ43を点灯させる。また、「左1次警報」と判定された場合、左検出ランプ42を点灯させる。
【0084】
「右2次警報」と判定された場合、右検出ランプ43を点灯させ、さらに、警報ブザー41を鳴らす。また、「左2次警報」と判定された場合、左検出ランプ42を点灯させ、さらに、警報ブザー41を鳴らす。
【0085】
以上のように、自車両の移動量と警報領域71に存在する各物体の位置変化量とを比較して、自車両の車線変更状態を判定するので、ターンシグナルレバーの操作無しでも車線変更状態の判定を行うことができる。
【0086】
なお、図8のように、警報をON/OFFし、その境界で頻繁に警報のON/OFFが繰り返されることの無いようにヒステリシスを与えてもよい。
【0087】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、自車両の警報領域に存在する物体を検出して自車両との相対位置を算出する物体検出手段と、自車両の車両情報を検出する車両情報検出手段と、相対位置に基づいて、自車両の車幅方向に対する物体の位置変化量を算出する物***置変化量算出手段と、車両情報に基づいて、自車両の車幅方向の移動量を算出する自車両運動推定手段と、自車両の移動量と、物体の位置変化量と自車両の移動量との差とに基づいて、自車両の車線変更状態を判定する車線変更判定手段と、物体検出手段による検出結果および車線変更判定手段による判定結果に基づいて、自車両の運転者に対する警報内容を判定する警報出力判定手段と、警報出力判定手段の判定結果に対応した警報を出力する警報手段とを備えたので、ターンシグナルレバーの操作が無くても自車両の車線変更状態を判定し、運転者に的確な警報を伝えることのできる車両周辺監視装置が得られる効果がある。
【0088】
また、この発明によれば、車線変更判定手段は、物体の位置変化量と自車両の移動量との差分絶対値が所定値よりも小さい場合に、自車両の車線変更状態を判定するので、ターンシグナルレバーの操作が無くても正確に自車両の車線変更状態を判定することのできる車両周辺監視装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による動作を説明する説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態1による動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1による動作を説明する説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 物体検出手段、2 車両情報検出手段、3 コントロールユニット、4 警報手段、11 マイクロ波レーダ(左)、12 マイクロ波レーダ(右)、21 車速センサ、22 ヨーレートセンサ、23 ターンシグナルSW(左)、24 ターンシグナルSW(右)、31 物***置変化量算出手段、32 自車両運動推定手段、33 車線変更判定手段、34 警報出力判定手段、41 警報ブザー、42 左検出ランプ、43 右検出ランプ、71 警報領域。
Claims (2)
- 自車両の警報領域に存在する物体を検出して前記自車両との相対位置を算出する物体検出手段と、
前記自車両の車両情報を検出する車両情報検出手段と、
前記相対位置に基づいて、前記自車両の車幅方向に対する前記物体の位置変化量を算出する物***置変化量算出手段と、
前記車両情報に基づいて、前記自車両の車幅方向の移動量を算出する自車両運動推定手段と、
前記自車両の移動量と、前記物体の位置変化量と前記自車両の移動量との差とに基づいて、前記自車両の車線変更状態を判定する車線変更判定手段と、
前記物体検出手段による検出結果および前記車線変更判定手段による判定結果に基づいて、前記自車両の運転者に対する警報内容を判定する警報出力判定手段と、
前記警報出力判定手段の判定結果に対応した警報を出力する警報手段と
を備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。 - 前記車線変更判定手段は、
前記物体の位置変化量と前記自車両の移動量との差分絶対値が所定値よりも小さい場合に、前記自車両の車線変更状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の車両周辺監視装置。
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